JP3101337B2 - 自動計測装置 - Google Patents

自動計測装置

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JP3101337B2
JP3101337B2 JP03059354A JP5935491A JP3101337B2 JP 3101337 B2 JP3101337 B2 JP 3101337B2 JP 03059354 A JP03059354 A JP 03059354A JP 5935491 A JP5935491 A JP 5935491A JP 3101337 B2 JP3101337 B2 JP 3101337B2
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憲二 田端
幸則 田村
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、接触計測子を接触させ
て計測を行なう上で障害となるタップ孔等が一定中心角
毎に存在する部分について、接触計測子を利用して計測
を行なうための自動計測装置に関する。
【0002】
【従来の技術及び解決しようとする課題】例えばスピン
ドルモータにおけるロータハブに半径方向幅の狭い環状
端面があり、その環状端面にタップ孔が一定中心角毎に
設けられているような場合に、接触計測子をその環状端
面に接触させてその環状端面の高さ等を計測しようとす
ると、タップ孔を避けて接触計測子をその環状端面に接
触させなければならず、計測を自動化する上での課題と
なっていた。
【0003】本発明は、従来技術に存した上記のような
問題点に鑑み行われたものであって、その目的とすると
ころは、被計測物においてタップ孔等の接触計測子によ
る計測の障害となる個所がある部分について、自動的に
そのような障害個所を外して接触計測子により計測を行
なうための自動計測装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の自動計測装置は、接触計測の障害となる障
害個所が被計測物の回転部における回転軸線を中心とす
る一定角度毎に存在する部分に接触計測子を接触させて
計測を行う計測装置において、障害個所の有無を検出す
る検出手段と、接触計測子を移動させて被計測物の所定
位置に接触させる移動手段と、前記被計測物をほぼ所定
回転角度だけ回転させる回転手段とを備えており、被計
測物の回転軸線位置を中心とした前記検出手段による検
出対象位置と前記接触計測子による被計測物に対する接
触位置との間の角度が前記一定角度の整数倍であり、検
出手段が障害個所を検出した場合前記回転手段が前記被
計測物を回転させ、検出手段が障害個所を検出しなかっ
た場合前記移動手段が接触計測子を移動させて被計測物
に接触させ、計測を行うものとしている。
【0005】
【作用】被計測物の回転軸線位置を中心とした場合の検
出手段による検出対象位置と接触計測子による被計測物
に対する接触位置との間の角度が、隣り合う障害個所の
間の中心角の整数倍であるから、検出手段が障害個所を
検出すると、その際の接触計測子の位置は障害個所に対
応し、検出手段が障害個所を検出しなければ、その際の
接触計測子の位置は障害個所に対応しない。
【0006】検出手段が障害個所を検出すると、回転手
段が被計測物をほぼ所定回転角度だけ回転させ、この回
転により接触計測子は障害個所から免れ得る。そして検
出手段が障害個所を検出しなければ、移動手段が接触計
測子を移動させて被計測物の所定位置に接触させ、計測
を行う。
【0007】
【実施例】本発明の実施例を、図面に基づいて説明す
る。図面は何れも本発明の実施例についてのものであっ
て、図1はブロック図、図2及び図3は要部断面図、図
4はカップ部材の底面図、図5及び図6はモータの平面
図、図7はソフトウエアを説明するフローチャートであ
る。
【0008】10はハードディスクドライブ用のブラシ
レススピンドルモータ(被計測物)、12は、モータ1
0の固定部、14はロータハブである。モータ10が作
動すると、ロータハブ14は固定部12に対し回転す
る。16は、固定部12における鍔状部、18は円形の
下方突部である。ロータハブ14の下部には張出し部2
0を有しており、図5及び図6に示されるように、ロー
タハブ14の上面、すなわち環状のタップ面22の同一
円周上に、60度中心角毎に6つのタップ穴24(障害
個所)が設けられている。このタップ穴24はハードデ
ィスク固定用のクランプ部材を取付けるためのものであ
る。
【0009】26は、上面部に円形凹部28を有するワ
ーク支持部材である。モータ10は、固定部12におけ
る下方突部18が円形凹部28に収容された状態で、鍔
状部16の周縁部下面がワーク支持部材26の上面にお
ける円形凹部28の周縁部に支持されており、駆動回路
30(回転手段)がモータ10に接続されている。この
駆動回路30は、駆動開始信号を入力することにより、
モータ10がほぼ所定回転角度だけ回転するパルス幅の
1パルスの駆動電流を発生する。
【0010】32は支持台、34はその支持台32に設
けられたガイド、36は、支持台32に固定された空圧
シリンダ(移動手段)である。空圧シリンダ36のロッ
ド38にはスライダ40が固定されており、スライダ4
0は、ロッド38の伸縮動に伴いガイド34に沿って上
下動する。また空圧シリンダ36は電磁弁42によって
制御されている。
【0011】ガイド34には水平状の支持板44が固定
されており、支持板44には、支持ボルト46及び圧縮
ばね48を介して角度微調整用のカップ部材50が支持
されている。カップ部材50の中心軸線はワーク支持部
材26の中心軸線すなわちそれに支持されるモータ10
の回転軸線とほぼ一致する。120度中心角毎に設けら
れた支持ボルト46の下端部はカップ部材50に固定さ
れ、支持ボルト46の上方軸部は、支持板44に設けら
れた貫通孔52に遊嵌されている。また圧縮ばね48
は、各支持ボルト46に外嵌されている。
【0012】カップ部材50は、120度中心角毎に合
計3本の支持脚54を有しており、各支持脚54の下端
部は、内周側が切り欠かれた当接部56に構成されてい
る。空圧シリンダ36により支持板44を下降させ、各
支持脚54の当接部の下面をワーク支持部材26の上面
に圧接させると、圧縮ばね48により圧接力を保持しつ
つ支持板44に対しカップ部材50が自在に傾斜し、計
測対象たるモータ10の回転軸線とカップ部材50の中
心軸線とがほとんど完全に平行となる。
【0013】58は第1測定プローブ、60は第2測定
プローブ、62はタップ穴検知用フォトセンサ(検出手
段)であって、何れの軸線もカップ部材50の中心軸線
に平行に固定されている。従って、カップ部材50の中
心軸線がモータ10の回転軸線と平行であれば、これら
の軸線も同時にモータ10の回転軸線と平行となる。第
1測定プローブ58と第2測定プローブ60は、同一半
径方向線上に位置し、それぞれの離心距離は、モータ1
0におけるタップ面22及び張出し部20の上面の離心
距離に対応する。第1測定プローブ58の位置とタップ
穴検知用フォトセンサ62の位置とのなす中心角は、1
20度である。タップ穴検知用フォトセンサ62の検出
対象位置は、図1乃至図3における軸線方向下方であ
る。第1測定プローブ58及び第2測定プローブ60の
先端部には、それぞれ第1測定子64及び第2測定子6
6が設けられている。また第1測定プローブ58及び第
2測定プローブ60は、測定機68に接続されている。
そして第1測定子64及び第2測定子66をそれぞれモ
ータ10のタップ面22及び張出し部20の上面に接触
させることにより、測定機68によって張出し部20の
上面からのタップ面22の高さを測定する。
【0014】70は、ワーク支持部材26の所定位置に
モータ10が支持されているか否かを検知するためのモ
ータ有無検知用フォトセンサである。72はAD変換器
である。測定機68による測定値はこのAD変換器72
に入力され、ディジタル信号に変換された後、データ処
理装置74に入力される。また測定終了後、AD変換器
72から測定終了信号がシーケンサ76(PCコントロ
ーラ)に入力される。このシーケンサ76には、タップ
穴検知用フォトセンサ62及びモータ有無検知用フォト
センサ70からの検知出力も入力され、これらの入力情
報に基づいて、駆動回路30に駆動開始信号を出力し、
また電磁弁42に制御信号を出力する。
【0015】次に、図7のフローチャートを参照しつつ
動作を説明する。図7中のP1 乃至P12は、フローチャ
ートの各ステップを示す。スタート前において、スライ
ダ40は上部位置にあり、支持板44及びカップ部材5
0は、図2に示されるようにワーク支持部材26の上方
に離隔している。この状態で、モータ10が、その回転
軸線がワーク支持部材26の中心軸線に一致するように
その所定位置に載置されると共に駆動回路30とモータ
10とが接続される。
【0016】スタート後、P2 において、モータ有無検
知用フォトセンサ70により、ワーク支持部材26の所
定位置にモータ10が載置されているか否かを検知す
る。モータ10を検知しなければ、一定タイミングをお
いてステップP2 が繰り返される。
【0017】モータ10を検知した場合は、P3 でシー
ケンサ76から電磁弁42に対し、スライダ40を下降
させてカップ部材50の当接部56をワーク支持部材2
6のやや上方に位置させるように空圧シリンダ36を制
御する信号を出力する。これによって図1に示されるよ
うな状態となり、タップ穴検知用フォトセンサ62によ
るタップ穴24の検知が可能となる。
【0018】その状態で、P4 においてタップ穴検知用
フォトセンサ62によりタップ穴24の有無を検知す
る。図5に示されるようにタップ穴検知用フォトセンサ
62の検出対象位置にタップ穴24があれば、第1測定
プローブ58の軸線方向下方にも同時にタップ穴24が
あり、その状態では第1測定子64による接触測定に不
適当である。その場合は、P5 でシーケンサ76から駆
動回路30へ駆動開始信号が出力され、モータ10は駆
動回路30が発生する1パルスの駆動電流に対応するほ
ぼ所定回転角度だけ回転する。この回転角度は、タップ
穴検知用フォトセンサ62の検出対象位置及び第1測定
子64による接触測定対象位置がタップ穴24を免れ得
るものに設定されている。
【0019】P6 で再びタップ穴検知用フォトセンサ6
2によりタップ穴24を検出すれば、P7 で更にシーケ
ンサ76から駆動回路30へ駆動開始信号が出力され、
モータ10をほぼ所定回転角度だけ回転させる。P8
更にタップ穴24を検出した場合には、回転不良のモー
タであると判断してモータ10を交換する。
【0020】P4 、P6 又はP8 において、例えば図6
に示されるようにタップ穴24を検出しなければ、P10
でシーケンサ76から電磁弁42に対し、スライダ40
を更に下降させてカップ部材50における各支持脚54
の当接部56の下面をワーク支持部材26の上面に圧接
させるように空圧シリンダ36を制御する信号を出力す
る。これによって図3に示されるように計測対象たるモ
ータ10の回転軸線とカップ部材50の中心軸線とがほ
とんど完全に平行になり、第1測定子64及び第2測定
子66がそれぞれモータ10のタップ面22及び張出し
部20の上面に接触して、張出し部20の上面からのタ
ップ面22の高さを正確に測定し得る状態となる。
【0021】その状態でP11において、測定機68によ
り高さを測定し、測定終了後、P12においてシーケンサ
76から電磁弁42に対し、スライダ40を上昇させて
カップ部材50を図2に示されるようにワーク支持部材
26の上方に離隔させるように空圧シリンダ36を制御
する信号を出力する。これによって別のモータ10への
交換が可能となる。モータ10の交換は、例えば別のモ
ータ10を支持した別のワーク支持部材26への交換に
よって、又は同一のワーク支持部材26を利用してモー
タ10のみを交換することにより行うことができる。
【0022】上記実施例は完成品のモータを計測対象と
しているが、例えば部品としてのロータハブ14のみを
計測するような場合は、回転テーブル等の回転支持手段
によりロータハブ14を同軸状に支持し、この回転支持
手段を、ステッピングモータ等を利用して所定回転角度
だけ回転させることによりロータハブ14をその所定角
度だけ回転させるようにして本発明を実施することがで
きる。
【0023】
【発明の効果】本発明の自動計測装置では、接触計測子
が障害個所に対応する位置にある場合には検出手段が障
害個所を検出し、それによって回転手段が被計測物を駆
動して接触計測子を障害個所から外す。接触計測子が障
害個所に対応する位置にない場合には検出手段が障害個
所を検出せず、そのまま移動手段が接触計測子を被計測
物に接触させて計測を行なう。それゆえ、接触計測子を
自動的に障害個所から外して適切に計測を行なうことが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ブロック図である。
【図2】要部断面図である。
【図3】要部断面図である。
【図4】カップ部材の底面図である。
【図5】モータの平面図である。
【図6】モータの平面図である。
【図7】フローチャートである。
【符合の説明】
10 モータ 14 ロータハブ 24 タップ穴 30 駆動回路 36 空圧シリンダ 40 スライダ 44 支持板 50 カップ部材 62 タップ穴検知用フォトセンサ 64 第1測定子 66 第2測定子
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01B 21/00 - 21/32 G01B 7/00 - 7/34

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】接触計測の障害となる障害個所が被計測物
    の回転軸線を中心とする一定角度毎に存在する部分に接
    触計測子を接触させて計測を行う計測装置において、 障害個所の有無を検出する検出手段と、 接触計測子を移動させて被計測物の所定位置に接触させ
    る移動手段と、 前記被計測物をほぼ所定回転角度だけ回転させる回転手
    段とを備えており、 被計測物の回転軸線位置を中心とした前記検出手段によ
    る検出対象位置と前記接触計測子による被計測物に対す
    る接触位置との間の角度が前記一定角度の整数倍であ
    り、 検出手段が障害個所を検出した場合前記回転手段が前記
    被計測物を回転させ、検出手段が障害個所を検出しなか
    った場合前記移動手段が接触計測子を移動させて被計測
    物に接触させ、計測を行うことを特徴とする自動計測装
    置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9887492B2 (en) 2014-03-17 2018-02-06 Ricoh Company, Ltd. Electrical connector with elastic member

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US9887492B2 (en) 2014-03-17 2018-02-06 Ricoh Company, Ltd. Electrical connector with elastic member

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