JP3101198B2 - サーマルヘッド - Google Patents

サーマルヘッド

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JP3101198B2
JP3101198B2 JP34265095A JP34265095A JP3101198B2 JP 3101198 B2 JP3101198 B2 JP 3101198B2 JP 34265095 A JP34265095 A JP 34265095A JP 34265095 A JP34265095 A JP 34265095A JP 3101198 B2 JP3101198 B2 JP 3101198B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、サーマルヘッドに
関する。
【0002】
【従来の技術】近年、サーマルプリンタで使用するサー
マルヘッドの構造としては、基板の一端側に傾斜面を形
成し、この傾斜面上に発熱抵抗素子を配設したものが知
られており、例えば、特開平3−227660号公報、
特開平2−202457号公報、特開平2−99342
号公報等に開示されている。
【0003】特開平3−227660号公報のサーマル
ヘッドは図5及び図6に示すように、セラミックスなど
で形成した絶縁性の基板1のほぼ全表面にグレーズ層2
を成膜し、このグレーズ層2をエッチングして傾斜面3
を形成し、この傾斜面3の上に多数の発熱抵抗素子4と
隣合う2つの発熱抵抗素子4を接続する折り返し電極5
とを配設する。グレーズ層2のエッチングしない平坦面
上には、共通電極6と個別電極7とを配設し、これらの
発熱抵抗素子4と電極5〜7とを被覆する位置に保護層
8を成膜する。
【0004】特開平2−202457号公報のサーマル
ヘッドは図7に示すように、セラミックスなどで形成し
た基板9の端部に傾斜面9aを形成し、この傾斜面9a
と基板9の平坦面9bとの表面にグレーズ層10を成膜
する。傾斜面9aに成膜したグレーズ層10の上に発熱
抵抗素子11と共通電極12とを配設し、平坦面9bに
成膜したグレーズ層10の上に個別電極13を配設す
る。
【0005】特開平2−99342号公報のサーマルヘ
ッドは図8に示すように、セラミックスなどで形成した
基板14の表面にグレーズ層15を成膜する。このグレ
ーズ層15の端部にフォトリソグラフィ法によるレジス
ト膜のパターニングとエッチングとを行なって“θ1”
の角度に傾斜させた傾斜面16を形成し、その後、この
基板14の端部を傾斜面16が含まれるようにダイヤモ
ンドブレードなどにより研削して“θ2”の角度に傾斜
させた電極用傾斜面17を形成する。傾斜面16の上に
発熱抵抗素子18を配設し、電極用傾斜面17の上に共
通電極19を配設し、グレーズ層15のエッチングしな
い平坦面上に個別電極20を配設する。発熱抵抗素子1
8と共通電極19と個別電極20とを被覆する位置に保
護層21を成膜する。
【0006】上記の各公報に開示されたサーマルヘッド
によれば、発熱抵抗素子4,11,18と記録用紙をバ
ックアップするプラテンなどとの押圧状態が向上し、印
字品質が向上する。特に、図8のサーマルヘッドでは、
発熱抵抗素子18が共通電極19や個別電極20よりも
突出した状態となるため、発熱抵抗素子18とプラテン
などとの押圧状態が最も良好である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図8のサーマ
ルヘッドでは、発熱抵抗素子18を設置する傾斜面16
の距離“S”は、グレーズ層15の厚さと傾斜面16の
傾斜角度とによって決まってしまい、熱応答性を向上さ
せてサーマルヘッドを高速で動作させるためにグレーズ
層15を薄くした場合には、傾斜面16の距離“S”が
短くなり、所望の解像度を有するサーマルヘッドを製造
することが不可能になる。例えば、グレーズ層15を2
0μm、傾斜面16の傾斜角度“θ1”を10゜とする
と、傾斜面16の距離“S”は約86μmとなり、30
0dpi(1画素長さが85μm)のサーマルヘッドを
製造するのに必要なぎりぎりのサイズとなる。従って、
上記寸法以上にグレーズ層15を薄くして熱応答性を向
上させることや、傾斜面16の傾斜角度を大きくして発
熱抵抗素子18の突出状態をさらに大きくすることはで
きない。
【0008】更に、図8のサーマルヘッドでは、傾斜面
16をエッチングにより形成し、かつ、電極用傾斜面1
7をダイヤモンドブレードなどで研削するため、製造方
法が複雑になっている。
【0009】図5及び図6のサーマルヘッドでは、傾斜
面3上に発熱抵抗素子4と折り返し電極5とを配設して
いるため、発熱抵抗素子4を折り返し電極5に対して突
出させるものではない。
【0010】基板1,9,14上に成膜するグレーズ層
2,10,15については、厚膜印刷法で成膜すること
が一般的である。しかし、この厚膜印刷法によれば、薄
く均一な厚さに成膜することが困難である。また、図7
に示したような平坦面9b、傾斜面9aに厚膜印刷法に
よりグレーズ層10を形成する場合、印刷したグレーズ
層10を高温で焼成する際に、グレーズ層10が凸状に
湾曲しやすく、特に、傾斜面9aにおいて湾曲しやす
い。このように湾曲したグレーズ層10の上に発熱抵抗
素子11を配設すると、発熱抵抗素子11が湾曲の頂点
に位置する場合は問題がないが、頂点よりずれた場合、
発熱抵抗素子11とプラテンなどの押圧状態が不良とな
ってしまう。更に、グレーズ層10が薄くなることに伴
い、基板9の平坦面9bと傾斜面9aとの境目部分にお
いて、グレーズ層10が表面張力により引っ張られて裂
け目ができる場合がある。このような裂け目ができる
と、電気的良導体の基板を用いた場合に、個別電極と共
通電極(基板自身)との間で短絡を引き起こす。
【0011】そこで本発明は、グレーズ層を薄膜工程で
成膜することにより、グレーズ層のより薄型化、傾斜面
での平坦化により、高速、高印字品質を可能とすること
ができ、しかも、発熱抵抗素子を共通電極や個別電極に
対して大きく突出させることにより、更に印字品質を向
上させることができるサーマルヘッドを提供する。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、基板平面に対
して斜めに交差する傾斜面を一端側に形成した電気的良
導体の基板と、この基板の前記傾斜面と前記基板平面と
に薄膜工程で成膜したグレーズ層と、前記傾斜面上の前
記グレーズ層を前記基板の一端側へ向けてテーパー形状
にエッチングしたテーパー部と、このテーパー部の先端
側において前記傾斜面を露出させた露出部と、前記傾斜
面上に成膜した前記グレーズ層の上に配設した発熱抵抗
素子と、前記基板平面上に成膜した前記グレーズ層の上
に配設して一端を前記発熱抵抗素子に接続した個別電極
と、一端を前記テーパー部の上で前記発熱抵抗素子に接
続するとともに他端を前記露出部に接続して前記発熱抵
抗素子よりも突出しないように配設した共通電極と、前
記個別電極と前記共通電極と前記発熱抵抗素子とを被覆
する保護層とを有する。グレーズ層を薄膜工程で成膜す
るためにこのグレーズ層を薄く成膜することができ、グ
レーズ層を厚膜印刷法で成膜する場合に比べてグレーズ
層の湾曲や裂け目の発生を防止できる。しかも、テーパ
ー部を形成してこのテーパー部の上で発熱抵抗素子と共
通電極とを接続するとともに個別電極を基板平面上に成
膜したグレーズ層の上に配設したため、傾斜面上のグレ
ーズ層を薄くしても共通電極や個別電極が発熱抵抗素子
より突出せず、発熱抵抗素子のプラテンなどに対する押
圧状態が向上する。共通電極は傾斜面の露出部に接続さ
れているため、基板を大型化したり共通電極を厚くした
りすることなく十分な電流容量を確保できる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の第一の実施の形態を図1
及び図2に基づいて説明する。SUS、Fe−Ni合
金、WC(タングステンカーバイト)を主成分としてC
o(コバルト)を添加したWC−Co超硬合金、Mo、
コバール等の金属材料や、導電性セラミックス材料等の
電気的良導体の材料で基板22を形成し、この基板22
の一端側に、基板平面23に対して斜めに交差する傾斜
面24を研磨などにより形成する。
【0014】基板22に傾斜面24を形成した後、前記
基板平面23と前記傾斜面24との上へ、スパッタリン
グ法、プラズマCVD法、熱CVD法、SOG(Spin o
n Glass)法等の薄膜工程によりSiOxなどの絶縁性材
料からなるグレーズ層25を10〜15μmの厚さに均
一に成膜する。
【0015】グレーズ層25を成膜した後、この基板2
2にフォトリソグラフィ法によりレジスト膜を形成する
とともに傾斜面24上のグレーズ層25をエッチングし
てテーパー部26を形成する。さらに、このエッチング
により、テーパー部26の先端側において前記傾斜面2
4を露出させて露出部27を形成する。テーパー部26
や露出部27を形成するために行うエッチング方法とし
ては、グレーズ層25をSiOxで形成した場合には、
フッ酸を主成分とするとするエッチング液を用いてウェ
ットエッチング、又は、CF4 +02 等のガスを用いた
ドライエッチングが適している。これらのエッチングは
等方エッチングとし、15μmの膜を等方的にエッチン
グすると、厚さ方向と同様に横方向にも略15μmエッ
チングされる。
【0016】グレーズ層25に対してテーパー部26を
形成した後、テーパー部26を含むグレーズ層25の上
にBaRuOx、Ta−SiO2 等をスパッタリングし
て発熱抵抗体層28を成膜し、この上にAlなどをスパ
ッタリングして電極層29を成膜する。これらの発熱抵
抗体層28と電極層29とを成膜した後、フォトリソグ
ラフィ法によるパターニングとエッチングとを行い、発
熱抵抗素子30、個別電極31、共通電極32等を形成
する。前記発熱抵抗素子30は、前記傾斜面24上に配
設し、前記個別電極31は前記基板平面23上に成膜し
た前記グレーズ層25の上に配設して一端を前記発熱抵
抗素子30に接続する。前記共通電極32は、少なくと
も前記テーパー部26を含む位置に前記発熱抵抗素子3
0より突出しないように配設し、一端側を前記発熱抵抗
素子30に接続するとともに他端側を前記露出部27に
接続する。
【0017】前記発熱抵抗素子30、個別電極31、共
通電極32等を形成した後、その上からSiOx、Si
Nx等からなる保護層33を成膜する。
【0018】このような構成において、このサーマルヘ
ッドでは、基板平面23と傾斜面24との上にグレーズ
層25を薄膜工程で成膜しているため、グレーズ層25
の厚さを10〜15μmと薄くすることができ、熱応答
性に優れた高速印字が可能なサーマルヘッドを得ること
ができる。しかも、このグレーズ層25を薄膜工程で成
膜することにより、厚膜印刷法で成膜した場合に発生す
ることがあるグレーズ層25の湾曲や裂け目等の発生を
防止することができ、このような湾曲や裂け目が原因と
なる印字不良を防止することができる。
【0019】サーマルヘッドの製造工程に関しては、基
板平面23と傾斜面24との上にグレーズ層25を成膜
し、このグレーズ層25をエッチングしてテーパー部2
6を形成し、グレーズ層25の上に発熱抵抗体層28と
電極層29とを成膜し、これらの発熱抵抗体層28と電
極層29とに対してフォトリソグラフィ法によるパター
ニングとエッチングとを行って発熱抵抗素子30と個別
電極31と共通電極32とを形成する。従って、図8に
示したサーマルヘッドにおいて説明したような研削など
を行う必要がなく、このサーマルヘッドの製造を容易に
行える。
【0020】しかも、傾斜面24上に成膜したグレーズ
層25にテーパー部26を形成し、このテーパー部26
の上で発熱抵抗素子30と共通電極32とを接続すると
ともに個別電極31を基板平面23上に成膜したグレー
ズ層25の上に配設したため、グレーズ層25を薄くし
ても発熱抵抗素子30を共通電極32や個別電極31よ
りも突出させることができ、図2に示すように、プラテ
ン34などに対する発熱抵抗素子30の押圧状態が向上
し、印字品質も向上する。
【0021】共通電極32はその他端を傾斜面24の露
出部27に接続しているため、基板22を共通電極32
の一部として使用することができる。従って、共通電極
32における傾斜面24の傾斜方向の長さ寸法を長くし
たり共通電極32の厚さを厚くしたりすることなく十分
な電流容量を確保することができ、基板22において共
通電極32を設置するための広いスペースを確保する必
要がなくなり、基板22の小型化を図ることができる。
【0022】図示しない熱時隔離用リボンを使用して印
刷を行う場合、発熱抵抗素子30の中心部からを熱時剥
離用リボンが剥離されるまでの距離としては数百μm以
下が望ましく、傾斜面24の傾斜方向に沿った長さを非
常に短くする必要がある。しかし、共通電極32を電気
的良導体の基板22と接続させることにより、傾斜面2
4の長さを非常に小さくしても共通電極32は十分な電
流容量を確保でき、熱時剥離用リボンを使用した場合に
おいても印字品質が向上する。
【0023】発熱抵抗素子30と共通電極32との接続
は、テーパー部26の位置で行っているため、グレーズ
層25におけるエッチングの終了点に段差的な凹部が形
成されていたとしても、その凹部による共通電極32の
断線が起こらず、発熱抵抗素子30と共通電極32との
電気的接続部の信頼性が高くなる。しかも、共通電極3
2と発熱抵抗素子30とをテーパー部26の上で接続す
ることにより、テーパー部26の上に位置してプラテン
34等に押圧されない発熱抵抗素子30の面積が小さく
なり、熱効率を向上させることができる。
【0024】つぎに、本発明の第二の実施の形態を図3
に基づいて説明する。前述した実施の形態と同一部分は
同一符号を付けて、異なる点についてのみ説明する(以
下、同様)。本実施の形態では、電気抵抗材料又は絶縁
材料で基板本体35を形成し、この基板本体35の表面
に電気的良導体膜36を成膜することにより、電気的良
導体の基板37を形成したものである。この基板37に
対して前述した実施の形態と同じように、グレーズ層2
5、テーパー部26、発熱抵抗素子30、個別電極3
1、共通電極32等を形成する。
【0025】基板本体35の材料としてはAl23
どのセラミックスを用い、電気的良導体膜36として
は、Al、Mo、Au等の比抵抗が低い金属が望まし
く、かつ、グレーズ層25をエッチングするエッチング
液に対する耐性を有することが重要である。電気的良導
体膜36は基板本体35の表面全体に成膜してもよく、
又は、少なくとも傾斜面24を含む特定の位置にのみ成
膜してもよい。電気的良導体膜36の幅や厚さについて
は、発熱抵抗素子30の抵抗値や数等により、印字時に
電圧ドロップを引き起こさない値、又は、印字品質に悪
影響を与えない値とする。
【0026】本実施の形態のサーマルヘッドにおいて
も、前述のサーマルヘッドと同じように、高速印字が可
能であるとともに印字品質が向上し、しかも、製造が容
易である。
【0027】つぎに、本発明の第三の実施の形態を図4
に基づいて説明する。本実施の形態では、電気的良導体
の基板22に2層のグレーズ層25a,25bを成膜し
たものである。2層のグレーズ層25a,25bを成膜
した後は、前述した実施の形態と同じように、テーパー
部26、発熱抵抗素子30、個別電極31、共通電極3
2等を配設する。
【0028】グレーズ層25a,25bの成膜は、基板
22は薄膜装置内に入れてこの基板22の表面に下側の
グレーズ層25aを成膜し、この基板22を薄膜装置か
ら一旦取り出してグレーズ層25aの表面をこすり洗い
する。その後、グレーズ層25aを成膜した基板22を
再度薄膜装置内に入れ、グレーズ層25aの上にグレー
ズ層25bを成膜する。
【0029】このように2層のグレーズ層25a,25
bを成膜することにより、グレーズ層25a,25bに
できたピンホールによる基板22と個別電極31との短
絡を防止することができる。
【0030】本実施の形態では2層のグレーズ層25
a,25bを成膜した場合を例に挙げて説明したが、3
層以上の成膜してもよく、成膜するグレーズ層の数を増
すことによりピンホールによる短絡をより一層確実に防
止できるようになる。
【0031】グレーズ層25a,25bの材質に関して
は、本実施の形態では異なるものを使用した場合を例に
挙げて説明したが、同じ材質であってもよい。但し、異
なる材質とした場合には、下層側のグレーズ層ほどエッ
チングされにくい材質とする。これにより、グレーズ層
がその境目でエッチング速度の違いによる段付き状態と
なっても、下層側のグレーズ層がより多くエッチングさ
れて上層側のグレーズ層がオーバーハング状態になると
いうことを防止し、上層側のグレーズ層がオーバーハン
グ状態となったためにこれらのグレーズ層の上に配設し
た共通電極32が断線することを防止する。
【0032】
【発明の効果】本発明によれば、グレーズ層を薄膜工程
で成膜することにより、グレーズ層のより薄型化、傾斜
面での平坦化により、高速、高印字品質を可能とするこ
とができ、しかも、発熱抵抗素子を共通電極や個別電極
に対して大きく突出させることにより、更に印字品質を
向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施の形態を示す縦断側面図で
ある。
【図2】サーマルヘッドをプラテンに押圧させた状態を
示す縦断側面図である。
【図3】本発明の第二の実施の形態を示す縦断側面図で
ある。
【図4】本発明の第三の実施の形態を示す縦断側面図で
ある。
【図5】第一の従来例を示す縦断側面図である。
【図6】電極と発熱抵抗素子との配置状態を示す平面図
である。
【図7】第二の従来例を示す斜視図である。
【図8】第三の従来例を示す縦断側面図である。
【符号の説明】
22,37 基板 23 基板平面 24 傾斜面 25,25a,25b グレーズ層 26 テーパー部 27 露出部 30 発熱抵抗素子 31 個別電極 32 共通電極 33 保護層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 土本 宏志 静岡県三島市南町6番78号 株式会社テ ック技術研究所内 (56)参考文献 特開 平5−162349(JP,A) 特開 平1−255565(JP,A) 実開 平3−39551(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41J 2/335

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板平面に対して斜めに交差する傾斜面
    を一端側に形成した電気的良導体の基板と、この基板の
    前記傾斜面と前記基板平面とに薄膜工程で成膜したグレ
    ーズ層と、前記傾斜面上の前記グレーズ層を前記基板の
    一端側へ向けてテーパー形状にエッチングしたテーパー
    部と、このテーパー部の先端側において前記傾斜面を露
    出させた露出部と、前記傾斜面上に成膜した前記グレー
    ズ層の上に配設した発熱抵抗素子と、前記基板平面上に
    成膜した前記グレーズ層の上に配設して一端を前記発熱
    抵抗素子に接続した個別電極と、一端を前記テーパー部
    の上で前記発熱抵抗素子に接続するとともに他端を前記
    露出部に接続して前記発熱抵抗素子よりも突出しないよ
    うに配設した共通電極と、前記個別電極と前記共通電極
    と前記発熱抵抗素子とを被覆する保護層とを有すること
    を特徴とするサーマルヘッド。
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