JP3101000U - 車椅子用昇降機及びこれに用いるスロープ部材 - Google Patents

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Abstract

【課題】 省スペース化を図りつつ、目的の方向から乗降可能な車椅子用昇降機及びこれに用いるスロープ部材10を提供する。
【解決手段】 車椅子を載置する水平な搭載面を備え、かつ所定の昇降手段によって昇降可能なテーブル2と、このテーブル2に隣接し、車椅子の接地面と前記搭載面とを連続させ、テーブル2に設けた所定の乗降口2bへ車椅子を案内するための傾斜面10bを有するスロープ部材10と、を含み、前記乗降口2bから搭載面へ進入した車椅子が方向転換することで前記テーブル2内に収納される車椅子用昇降機であって、前記スロープ部材10は前記傾斜面10bに連続する水平部分10aを有し、この水平部分10aが前記乗降口2bに接するときには前記搭載面と連なる水平面が形成され、この水平面上で車椅子が方向転換可能であることを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本考案は、車椅子が走行不可能な段差や階段が存在する場所に設置され、車椅子を段差間において昇降させるための車椅子用昇降機に関する。
車椅子用の昇降機は、車椅子を搭載し昇降させる装置であり、近年、福祉施設のみならず、駅の構内等種々の場所で用いられている。この昇降機は、一般的に車椅子を搭載する昇降可能なテーブルと、このテーブルを昇降させる昇降手段とを備えており、テーブルを昇降させることによって車椅子を移動させる。従って、車椅子用の昇降機は、それ自体の設置スペースのみならず、車椅子をテーブル上に乗り降りさせるためのスロープ部材の設置場所、及びこのスロープ部材に車椅子を誘導するためのスペースも必要となる。
このような状況では、昇降機の大型化を回避するために車椅子を搭載するテーブルの形状は、車椅子の形態に合わせて最小限の大きさに設計される。通常は、車椅子はその走行方向の長さがその幅よりも長く設計される結果、それに合わせてテーブルが長方形となる。従って、車椅子はテーブルの短辺側から乗降することでテーブル内に収納される。このとき、仮にテーブルの長辺側から乗降すると、車椅子はテーブルの長手方向に沿うように回転して方向転換しなければテーブル内に収納できない状況となるが、テーブル上での回転は困難である。
従って、通常は方向転換の必要がないように、テーブルの長手方向に沿うように短辺側から車椅子をテーブルの搭載面に進入させ、また搭載面から退出させている。
ところが、昇降機が、住宅の玄関等の出入り口、その他の充分なスペースが確保できない場所で使用されるときは、周囲の障害物によってテーブルへの進入方向が制限されることがある。すなわち、車椅子を短辺方向から進入ように誘導できない場合がある。このようなときはテーブル自体を大型化して(例えば、その形状を正方形とする)、車椅子の進入方向が制限されない大きさのものとする必要が生じる。しかしながら、テーブルを大きくすると昇降機が大型化するため、所期の目的である省スペース化に反し、昇降機自体の設置場所が制限される。
本考案は、このような事情に鑑みてなされたものであり、省スペース化を図りつつ、目的の方向から乗降可能な車椅子用昇降機及びそれに用いるスロープを提供することを技術的課題とする。
本考案は、車椅子を載置する水平な搭載面を備え、かつ所定の昇降手段によって昇降可能なテーブルと、このテーブルに隣接し、車椅子の接地面と前記搭載面とを連続させ、テーブルに設けた所定の乗降口へ車椅子を案内するための傾斜面を有するスロープ部材と、を含み、前記乗降口から搭載面へ進入した車椅子が方向転換することで前記テーブル内に収納される車椅子用昇降機であって、前記スロープ部材は前記傾斜面に連続する水平部分を有し、この水平部分が前記乗降口に接するときには前記搭載面と連なる水平面が形成され、この水平面上で車椅子が方向転換可能であることを特徴とする。
このような構成とすることにより、前記テーブルの搭載面において、車椅子が回転可能な水平面を形成することができ、車椅子を目的の方向から乗降させることが可能となる。
スロープの水平部分をテーブルに隣接することによって車椅子が方向転換可能な水平面を形成しており、車椅子が搭載できる大きさ以上にテーブルの形状を大きくする必要がないため、昇降機の省スペース化を図ることが可能となる。尚、前記水平部分の形状及び大きさは、目的の方向から車椅子を乗降させて、テーブル上に収納できるよう目的等に応じて設計することが望ましい。
また、本考案は、前記テーブルは、長辺と短辺の各辺を有する略矩形であって、前記乗降口が長辺側に設けられ、前記搭載面に進入した車椅子は、テーブルの長手方向に沿うように前記水平面上で方向転換することで車椅子の全体が前記スロープ部材からテーブルに乗り移り、テーブル内に収納されることを特徴としても良い。この車椅子用昇降機によれば、前述のような車椅子の形態に合わせた長方形のテーブルにおいて、長手方向から車椅子を乗り降りすることができ、目的の方向から車椅子を乗降させることが可能となる。
さらに、本考案に係る車椅子用昇降機は、前記テーブルの乗降口の端部には、車椅子止め用のガード板が回動可能に立設され、このガード板は、テーブルに前記スロープ部材が隣接するときにはスロープ部材側に回動し、前記水平部分に重合することを特徴とするを特徴としても良い。
車椅子用昇降機は、車椅子をテーブルに搭載し、テーブル上に車椅子を載置した状態で、テーブルを昇降させ車椅子を移動させる。その昇降手段は、多種多様であり、例えば、歯車を用いた機構の場合、昇降の際にテーブルが多少揺れてしまうことがあり、テーブルから車椅子が落下する危険性もある。そのため、安全性等の観点から、テーブル上に車椅子の落下を防止するためのガード板を設けることが望ましい。しかし、テーブル上に落下防止のためのガード板を立設して固定してしまうと、その部分から車椅子を乗り降りさせることが出来なくなる。一方、止め具を着脱可能とすると、ガード板を紛失してしまうことが考えられる。そのため、異なる方向から乗り降り可能とするため、前記テーブルの乗降口の端部に回動自在なガード板を立設することが望ましい。このようなガード板によれば、車椅子を乗降させる際の妨げとならず、種々の方向からの乗り入れを確保しつつ、安全性を確保することができる。
また、本考案は、前記テーブルの短辺側からも車椅子が前記搭載面に進入、または搭載面から退出が可能であることを特徴としても良い。前記テーブルの短辺側からも車椅子が搭載面に進入、または退出可能であることにより、短辺側、長辺側のいずれも乗降口とすることができ、好適である。
加えて、本考案は、前記車椅子用昇降機に使用され、この車椅子用昇降機のテーブルに隣接し、車椅子の接地面と前記搭載面とを連続させて前記テーブルに設けた所定の乗降口へ車椅子を案内するための傾斜面と、この傾斜面と連続する水平部分を有し、この水平部分が前記乗降口に接するときには前記搭載面と連なる水平面が形成され、この水平面上では車椅子の方向転換が可能となることを特徴とするスロープ部材である。このスロープ部材を用いることによっても、車椅子用昇降機の省スペース化を図りつつ、目的の方向から車椅子を乗降させることが可能となる。
以下、本考案の各構成要素について説明する。
(テーブル) 人が乗った車椅子等を載せて昇降するものであり、軽量であって強度を高くすることが望ましい。また、安全性の観点から表面を滑りにくくすることが望ましく、例えばマット等を敷くことができる。尚、本考案においてテーブルの昇降は、垂直方向のみならず、傾斜方向への昇降も含む概念である。
(昇降手段) 前記テーブルを昇降させることが出来れば良く種々の構成とすることが
できる。例えば、テーブルを移動させる部分にわたらせたラックと、このラックと噛み合うピニオンと、ピニオンを駆動させるモータと、を設け、前記テーブルとピニオンを一体化させる構成が挙げられる。この構成によれば、ラックとピニオンとの歯車機構によりテーブルを昇降させることができる。また、他の構成としては、テーブルの下部に配置されたシザーと、シザーと連結する巻き取り可能な連結部材と、この連結部材を巻き取るモーターと、設ける構成を例示できる。この構成によれば、連結部材を巻き取り、巻き戻しすることにより、シザーを可動させて、テーブルを昇降することができる。
(ガード板) テーブルに搭載した車椅子の落下を防止するために、テーブル上に設ける部材である。その形状等は、特に制限されないが、例えば、板状に形成し、その一端を開放した状態として、他端を乗降口となるテーブルの端部に固定し、テーブルの昇降の際に立てて、車椅子を乗降させる際に倒すような構成が挙げられる。
本考案は前記構成に基づいているが、前記構成は可能な限り組合せることが出来る。
以上のように本考案によれば、車椅子を搭載するテーブルと、このテーブルに連続するスロープの水平部分によって形成される水平面にて車椅子が方向転換することができるため、省スペース化を図りつつ、目的の方向から車椅子を乗降させることが可能となる。
本考案の実施の形態にかかる昇降機は、段差がある場所を人が車椅子に乗った状態で移動する際、段差を解消するために用いられる昇降機である。以下、本考案の実施の形態に係る昇降機を図に基づいて詳細に説明する。図1は、本実施の形態に係る昇降機の側面図であり、図2には、この昇降機の正面図、図3には、図1のA矢視図が示されている。
この昇降機は、基部フレーム1と、この基部フレーム1の上方に配置されたテーブル2と、基部フレーム1とテーブル2との間に配置された伸縮可能なシザー3,4を有している。また、基部フレーム1上には、テーブル2のガイド部材となるマスト5と、テーブル2を昇降させるための昇降手段6が設けられている。テーブル2上には巻き込み防止のカバー部材7が設けられており、テーブル2が下降すると前記マスト5と昇降手段6を格納する。このカバー部材7の上方には、逆A字形の手摺部材8が設けられている。さらに、テーブル2上には、車椅子の落下を防止するためのガード板9が回動自在に立設されている。前記基部フレーム1には、前記シザー3,4とマスト5と、昇降手段6が連結されている。
前記テーブル2は、一部に切り欠き部2aを備えた長方形の板状であり、長手の一辺が乗降口2bとなる。すなわち、本実施の形態の昇降機は、前記マスト5を正面に向いた状態で車椅子を進行、後退させ、テーブル2の搭載面で車椅子を回転させて、車椅子をテーブル2に収納して、昇降させる装置である。従って、車椅子が乗降する乗降口2b側には、テーブル2の搭載面に連続するようにスロープ部材10が設けられている。このスロープ部材10は、乗車面と降車面にそれぞれ設置されており、テーブルの搭載面と水平に連続する水平部分10aと、この水平部分と車椅子の接地面を連ならせる傾斜面10bと、を備えている。
本実施の形態に係るテーブル2は、その平面の形状が長方形であり、短辺の長さは車椅子の長さより短い。そのため、テーブル2の長辺を乗車口2bとして、車椅子がテーブル2上に乗り入れると、テーブル2上に車椅子を収納できず、車椅子の後部はテーブル2からはみ出してしまう。しかし、前記水平部分10aがテーブル2の搭載面と連続し水平面を形成するため、この水平面上で車椅子が方向転換することができる。尚、前記テーブル
2の形状、大きさ、及び搭載する車椅子の大きさによって、適宜に水平部分10aを設計することが要される。
次いで、本実施の形態に係る昇降機の昇降手段を詳細に説明する。本実施の形態に係る昇降機は、前記テーブル2を高さ方向にのみ移動させる装置である。前記シザー3,4は、板状であって第1シザー3と第2シザー4がX型に交差しており、基部フレーム1とテーブル2の両側にそれぞれ設けられ、その交差部分が連結軸30によって回転自在に結合されている。これらのシザー3,4の図1中左側の端部が基部フレーム1とテーブル2に回転自在に結合されている。一方、シザー3,4の右側の端部はテーブル2と基部フレーム1にコロ(図示せず)を介してスライド自在に取り付けられている。このシザー3,4が可動するよってテーブル2が上下に移動する。
前記シザー3,4を稼働させるための昇降手段として、シザー3,4がそれぞれ連結した巻き取り可能な連結部材としてのベルト部材61と、このベルト部材61の巻き取り及び巻き戻しをする巻取ローラ62と、この巻取ローラ62を駆動させる駆動手段としての電動モータ63が設けられている。
さらに、基部フレーム1にはテーブル昇降時のガイド部材となるマスト5が立設されている。テーブル2には切り欠き部2aが設けられており、この切り欠き部2aから前記マスト5が突出している。すなわち、前記マスト5にそってテーブル2は昇降するため、きわめて安定した昇降動作が行われる。
また、前記テーブル2の切り欠き部2aを囲むようにカバー部材7が立設されている。このカバー部材7は、テーブル昇降時に物、人の挟み込みを防止するために設けられている。前記マスト5は、このカバー部材7の内側に位置しており、前記テーブル2が降下すると、前記マスト5と昇降手段6はカバー部材7に格納される。
加えて、テーブル2上には、カバー部材7と対向する位置にガード板9が回動可能に立設されている。前記ガード板9は、テーブル2昇降時に車椅子の転落を防止するとともに、車椅子がテーブル2上を通過する際に車椅子が直進できるようガイドの役割をも果たしている。このガード板9は、前記スロープ部材10側に傾斜可能となっており、テーブル2が昇降する際には立設されているが、車椅子が通過する際には、スロープ部材10側に傾斜し、スロープ部材10の水平部分10aに重なる構成となっている。
次いで、前記シザー3,4の動作について詳細に説明する。前記マスト5の上方内側と、前記テーブル2の切り欠き部2aには、ベルト部材61を通すための滑車64,65が設けられている。ベルト部材61は、前記基部フレーム1に載置された巻取ローラ62から延伸し、前記マスト5の滑車64の上方を通り、前記テーブル2の滑車65の下方を通り、前記第1シザーの一端3aと連結している。
そして、ベルト部材61が巻き取り又は巻き戻しされることにより、第1シザー3の一端3aがテーブル2に沿ってスライドする。このとき、第1シザーの他端3bは基部フレーム1に回転自在に固定されているため、この一端3bを中心軸として他端3aが回転方向に移動し、シザー3の高さが変動する。また、第1シザー3と第2シザー4は、連結軸30によって回転自在に結合されているため、第1シザー3と同様に第2シザー4も相対回転し、固定されていない一端4aは基部フレーム1に沿ってスライドする。このようにしてシザー3,4の高さが変動し、テーブル2が昇降する。
次いで、このように構成された昇降機の使用方法を説明する。車椅子の搭乗者が下方から上方へ移動する場合の使用方法である。まず、テーブル2が最下端に位置するようにベ
ルト部材61を巻き戻し、テーブル2を最下端に配置する。そして、マストを正面にして(X方向)テーブル2の搭載面に車椅子を乗り入れる。このとき、テーブル2とスロープ部材10の水平部分10aによって形成された水平面に車椅子が搭載されている。その水平面において車椅子を90°回転させて、車椅子の正面をX方向と直交するY方向に向けて、テーブル2上に車椅子を収納する。テーブル2上に車椅子を収納した後、車椅子の転落を防ぐためテーブル上のガード板9を立設する。前記テーブル2を上昇させる場合には、車椅子の搭乗者が操作できるようにしたリモコン型のスイッチ12をONにし、電動モータ63を作動させる。電動モータ63から動力をうけ巻取ローラ62がベルト部材61を巻き取る。すると、シザー3,4が垂直方向に伸張し、テーブル2はマスト5に沿って上方に移動する。
このとき、テーブル2はマスト5に沿って上昇するため、円滑に昇降動作を行うことができる。また、テーブル2の昇降時、搭乗者は手摺部材8を適切な箇所で把持することができるため、例えば多少の揺れが生じても安全に昇降を行うことができる。そして、テーブル2が降車面に到達すると、予め降車面に設置されたスロープ部材10とテーブル2が連続しし、乗車面と同様に車椅子が方向転換可能な水平面が形成される。テーブル2を昇降させる際に立設したガード板9を、スロープ部材10側に倒し、スロープ部材10の水平部分10aへ重ね合わさせる。次いで、乗車時と逆方向に車椅子を90°回転させて、車椅子を乗降口2bから降車させる。
このように、本実施の形態によれば、テーブル2の形状を最小限にして省スペース化しつつ、目的の方向から車椅子を乗降させることが可能となる。また、本実施の形態では、乗降車方向を同一方向としたが、スロープ部材10を設置する方向及びスロープ部材10の形状を異ならせることで、種々の方向から乗降させることができる。
本考案の一実施例を示す車椅子用昇降機の側面図である。 図1に示す車椅子用昇降機の正面図である。 図1に示す車椅子用昇降機のA矢視図である。
符号の説明
1 基部フレーム
2 テーブル
2a 切り欠き部
3,4 シザー
30 連結軸
5 マスト
6 昇降手段
61 ベルト部材
62 巻取ローラ
63 電動モータ
64,65 滑車
7 カバー部材
8 手摺部材
9 ガード板
10 スロープ部材
12 スイッチ

Claims (6)

  1. 車椅子を載置する水平な搭載面を備え、かつ所定の昇降手段によって昇降可能なテーブルと、
    このテーブルに隣接し、車椅子の接地面と前記搭載面とを連続させ、テーブルに設けた所定の乗降口へ車椅子を案内するための傾斜面を有するスロープ部材と、
    を含み、
    前記乗降口から搭載面へ進入した車椅子が方向転換することで前記テーブル内に収納される車椅子用昇降機であって、
    前記スロープ部材は前記傾斜面に連続する水平部分を有し、この水平部分が前記乗降口に接するときには前記搭載面と連なる水平面が形成され、この水平面上で車椅子が方向転換可能であることを特徴とする車椅子用昇降機。
  2. 前記テーブルは、長辺と短辺の各辺を有する略矩形であって、前記乗降口が長辺側に設けられ、前記搭載面に進入した車椅子は、テーブルの長手方向に沿うように前記水平面上で方向転換することで車椅子の全体が前記スロープ部材からテーブルに乗り移り、テーブル内に収納されることを特徴とする請求項1に記載の車椅子用昇降機。
  3. 前記テーブルの乗降口の端部には、車椅子止め用のガード板が回動可能に立設され、このガード板は、テーブルに前記スロープ部材が隣接するときにはスロープ部材側に回動し、前記水平部分に重合することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の車椅子用昇降機。
  4. 前記テーブルの短辺側からも車椅子が前記搭載面に進入、または搭載面から退出が可能であることを特徴とする請求項2または請求項3に記載の車椅子用昇降機。
  5. 前記テーブルが垂直方向または傾斜方向に昇降することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の車椅子用昇降機。
  6. 請求項1から請求項5のいずれかに記載の車椅子用昇降機に使用され、この車椅子用昇降機のテーブルに隣接し、車椅子の接地面と前記搭載面とを連続させて前記テーブルに設けた所定の乗降口へ車椅子を案内するための傾斜面と、この傾斜面と連続する水平部分を有し、この水平部分が前記乗降口に接するときには前記搭載面と連なる水平面が形成され、この水平面上では車椅子の方向転換が可能となることを特徴とするスロープ部材。
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