JP3100854U - 積層プラスチックカード及びicカード - Google Patents

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Abstract

【課題】反りの発生を防止させる構成の耐熱性積層プラスチックカード及び当該積層プラスチック構成によるICカードを提供する。
【解決手段】カードの表面側及び裏面側にそれぞれの印刷面を有する積層プラスチック型のカードであって、前記カードの表面側印刷面を有する第1白色プラスチック層11と、前記第1白色プラスチックの表面側印字面の上に積層される第1透明プラスチック層12と、カードの裏面側印刷面を有する第2白色プラスチック層14と、前記第2白色プラスチックの裏面側印字面の上に積層される第2透明プラスチック層15と、前記第1白色プラスチック層と前記第2白色プラスチック層の間にサンドイッチされた第3透明プラスチック層13と、から構成される。
【選択図】図1

Description

 本考案は、複数のプラスチック層で構成されたプラスチックカード及びICカードに関し、特に高温環境下に放置されても変形しない耐熱性に優れた積層プラスチックカード及びICカードに関する。
 従来から、身分証明書、図書カード、診察カード、ポイントカード等として名刺サイズのIDカードが利用されている。また、テレフォンカード、クレジットカード、銀行カード又は鉄道等の公共輸送機関の利用者カードとして小容量のデータを磁気的に記録可能な磁気カードが広く使用されてきた。さらに、近年、カード自体に大容量のデータやプログラムを格納可能なICカードが広く利用されるに至っている。ICカードは、外部機器と電気的に直接的に接続される接触型ICカードと、電波を利用して無線接続可能な非接触型ICカードに分類される。
 このように広範に利用されている種々のカードの基材としては、その耐久性の良さから種々のプラスチックが広く用いられている。そして、当該カードの表面側及び裏面側にはそれぞれ文字や記号、写真、ホログラム等の図形が印刷される。
 このようなカードにおいては、通常、カードの基材となる白色プラスチックシート上に印刷を施した後に印刷面を透視可能に保護する透明プラスチックシートを熱融着させる。そして、表面側の印刷を施した第1白色プラスチックに透明プラスチックを熱融着させ、これとは別に裏面側の印刷を施した第2白色プラスチックに透明プラスチックを熱融着させ、これらを背中合わせに接着することにより1枚のカードを製造するようにしている。
 図9は、このような従来の積層プラスチックカードを示す。この従来の積層プラスチックカードは、図9に示すように、カードの表面側を構成する白色プラスチックシート及び透明プラスチックシートと、カードの裏面側を構成する白色プラスチックシート及び透明プラスチックシートが、背中合わせにそのまま接合された構成となっている。
 当該積層プラスチックカードの表面と裏面の両面側にカード所有者のIDコード等のデータを磁気的に記憶するための磁気テープが設けられた磁気カードの例を示すものである。そして、図9に示す磁気カードの例においては、カード表面側の透明プラスチックシート上面にも印刷が施されることにより、カード表面側の磁気テープは隠蔽されて目視できないようになっている。このような隠蔽印刷を施した磁気カードは、印刷が施された表面側の白色プラスチックシートと透明プラスチックシートと表面側磁気テープとを熱プレス工程により融着処理した中間製品の表面側に隠蔽印刷を行い、次に、印刷が施された裏面側の白色プラスチックシートと透明プラスチックシートと熱プレス工程により融着した後、所定サイズに打ち抜いて1枚のカードが製造される。
 上記したように、積層プラスチックにより磁気カードやICカード等の利用分野は極めて広範に及び、例えば高速道路の電子式通行料金徴収システム(ETC:Electronic Toll Collection
System)に使用するICカードは、自動車室内における真夏昼間時の高温環境下や真冬夜間時の低温環境下に放置されても熱収縮又は熱膨張が起こらず変形しない耐熱性及び耐寒性が求められている。
 このため、プラスチックカードに利用される耐熱性に優れたカードの材質として、ポリカーボネートと、1,4−シクロヘキサンジメタノール誘導共重合体ポリエステルとのブレンド物からなるプラスチックしーとが提案されている。(特許文献1参照。)。
 また、同様な組成を有するカード材質の一つとして、ポリカーボネートを主成分とするプラスチックシート「ディアフィックス」(商品名、三菱樹脂株式会社製)が供給されている。
特願平10−100356号公報
 しかしながら、このようなポリカーボネートを多く含む耐熱性プラスチック基材は、白色シートの場合と透明シートとでは、その熱収縮率が大きく相違するために、白色プラスチックシートと透明プラスチックシートとを熱融着した中間製品において反りが発生してしまい、表面側の上記隠蔽印刷工程に支障が生じてしまっていた。
 また、このように反りが生じた2つの中間製品であるカード表面側とカード裏面側を背中合わせに接着する熱融着工程における作業性を低下させていた。
 さらに、ICチップ等の薄型電子部品を白色プラスチックシートと透明プラスチックシート間に挟んで熱融着したICカードの場合、上記により生じた反りにより薄型電子部品に機械的ストレスを与え製品の歩留率を低下させる要因にもなっていた。
 本考案は、上記課題に鑑みてなされたものであり、耐熱性に優れた積層プラスチックシカードの製造段階において、反りの発生を防止させることにより透明プラスシート上の印刷を容易にし、またカード表面側とカード裏面側の2つの中間製品を背中合わせに接着する熱融着作業を容易にすると共に、ICチップ等の薄型電子部品を有するICカードの製品歩留率を向上させた構成の積層プラスチックカード及びこの積層プラスチック構成によるICカードを提供することを目的とする。
 上記課題を解決するために、本考案は、カードの表面側及び裏面側にそれぞれの印刷面を有する積層プラスチック型のカードであって、前記カードの表面側印刷面を有する第1白色プラスチック層と、前記第1白色プラスチックの表面側印字面の上に積層される第1透明プラスチック層と、カードの裏面側印刷面を有する第2白色プラスチック層と、前記第2白色プラスチックの裏面側印字面の上に積層される第2透明プラスチック層と、前記第1白色プラスチック層と前記第2白色プラスチック層の間にサンドイッチされた第3透明プラスチック層と、から構成された積層プラスチックカードを提供するものである。
 このように、本考案に係る積層プラスチックカードにおいては、第1白色プラスチック層は、第1透明プラスチック層と第2透明プラスチック層の間にサンドイッチされた対称の構成を有することから、その段階で白色プラスチックと透明プラスチックの熱収縮率の相違による反りが発生することを排除しているのである。
 ここで、前記第3透明プラスチック層は、前記第1透明プラスチック層及び前記第2透明プラスチック層と同一の材質により形成されていることにより、上記反りの発生をより完全に排除することができるのである。
 ところで、前記第1透明プラスチック層又は前記第2透明プラスチック層の所定位置には、磁気テープを付着させることにより本積層プラスチックカードを磁気カードとして使用することが可能である。
 なお、前記第1白色プラスチック及び前記第2白色プラスチックは、ポリカーボネート樹脂を主成分とした耐熱性に優れた本積層プラスチックカードである。
 本考案は、さらに、カードの表面側及び裏面側にそれぞれの印刷面を有する積層プラスチック型のICカードであって、前記ICカードの表面側印刷面を有する第1白色プラスチック層と、前記第1白色プラスチックの表面側印字面の上に積層される第1透明プラスチック層と、カードの裏面側印刷面を有する第2白色プラスチック層と、前記第2白色プラスチックの裏面側印字面の上に積層される第2透明プラスチック層と、前記第1白色プラスチック層と前記第2白色プラスチック層の間にサンドイッチされた第3透明プラスチック層と、から構成され、前記第1白色プラスチック層、前記第3透明プラスチック層及び前記第2白色プラスチック層には切削部が設けられ、当該切削部にはICチップが収納されたことを特徴とするICカードを提供するものである。
 ここで、前記ICカードの表面側には、前記ICチップに接続され外部装置と電気的に接触する接点手段が配設されたことを特徴とする。
 また、前記第1透明プラスチック層又は前記第2透明プラスチック層の所定位置には、磁気テープが付着されていることにより、磁気カードとしての利用も可能としている。
 本考案に係る積層プラスチックカードは、第1白色プラスチック層が、第1透明プラスチック層と第2透明プラスチック層の間にサンドイッチされた対称の構成を有することから、その段階で白色プラスチックと透明プラスチックの熱収縮率の相違による反りの発生を抑制し、これによって表面側の透明プラスシート上の印刷を容易にし、またカード表面側とカード裏面側の2つの中間製品を背中合わせに接着する熱融着作業を容易にすると共に、ICチップ等の薄型電子部品を有するICカードの製品歩留率を向上させることを実現したのである。
 以下、本考案に係る積層プラスチックカード及びこの積層プラスチックの構成によるICカードの実施の形態について、図面を参照しつつ詳細に説明する。
 図1は、本考案に係る積層プラスチックカード10の構成を示す断面図である。本積層プラスチックカード10の表面側(図1の上側)から、第1透明プラスチック層12、第1白色プラスチック層11、第3透明プラスチック層13、第2白色プラスチック層14及び第2透明プラスチック層12の5層のプラスチック層から構成されている。
 ここで、第1白色プラスチック層11の表面側(図1の上側)にはカードの表面印刷16が施されている。そして、第2白色プラスチック層14の裏面側(図1の下側側)にはカードの裏面印刷17が施されている。また、本積層プラスチックカード10を磁気カードとして使用する場合には、第1透明プラスチック層12上に第1磁気テープ19aが貼付されている。
 そして、この第1磁気テープ19aを隠蔽する場合は、第1透明プラスチック層12の表面に隠蔽印刷18を施すこととなる。本積層プラスチックカードの裏面側には、第2磁気テープ19bが貼付される。
 本積層プラスチックは、表面側中間部材(第1中間製品)として第1白色プラスチック層11が第1透明プラスチック層12と第3透明プラスチック層13とにサンドイッチされた状態で形成され、この第1中間製品に、第2透明プラスチック層12が裏面側に融着された第2白色プラスチック層14(第2中間製品)が熱融着されることにより、製造工程における中間製品としても更には最終製品としてもシート若しくはカードの反りの発生を防止しているのである。
 透明プラスチック12、13、15の素材としては、耐熱性に優れたポリカーボネート樹脂を主成分とするものを使用する。また、この透明プラスチック12、13、15の厚さは、0.05ミリメートルである。耐熱性に優れたポリカーボネート樹脂を主成分とする透明プラスチックの例としては、三菱樹脂株式会社製の「ディアフィックス」(商品面)である。同様に、白色プラスチック11、14の素材としては、耐熱性に優れたポリカーボネート樹脂を主成分とするものを使用する。また、この白色プラスチック11、14の厚さは、0.35又は0.36ミリメートルである。ここでは、この白色プラスチック11、14として、三菱樹脂株式会社製の「白色ディアフィックス」(商品面)を使用した。
 但し、本考案に係る積層プラスチックカードにおいては、透明プラスチック12、13、15及び白色プラスチック11、14の素材としてこれに限定されるものではなく、特許文献1に開示されている部材等、塩化ビニル樹脂(PVC)、非結晶ポリエステル樹脂(PET−G)、ポリカーボネート樹脂等熱融着が可能な樹脂シート(フィルム)であれば良い。
 図2は、図1に示した積層プラスチックカード10を磁気カードと使用した場合の例を示すものである。
 図2は、本考案に係る積層プラスチックカードを磁気カードとした場合の例を示すものである。ここで、図2(a)は本磁気カードの斜視図を、図2(b)はその表面図を、図2(c)はその裏面図をそれぞれ示す。
 図2(a)及び(b)に示す第1磁気テープ19aは、第1透明プラスチック層12の表面に隠蔽印刷18(図1に示す)を施すことにより外部から目視できないようにすることが可能である。そして、図2(c)に示すように本磁気カードの裏面側には、第2磁気テープ19bが目視可能な状態で貼付されている。
 図3は、本考案に係る積層プラスチックカードをICカードとした場合の例を示すものである。ここで、図3(a)は、本ICカードの斜視図を、図3(b)はその表面図を、図3(c)はその裏面図をそれぞれ示す。
 図3(a)及び(b)に示すように、ICカード10の表面側には、ICカード10が外部装置(ICカード読取/書込装置)と電気的に接触する接点手段(コネクタ)が装着されている。図3に示した接点手段(コネクタ)は、8つの接点素子により構成されている。接点素子には、供給電源端子、接地端子、クロック信号端子、リセット信号端子、データ入出力端子、プログラム供給端子等が含まれる。
 さらに、本ICカードは磁気カードとしても兼用される場合には、本ICカード10の表面側に第1磁気テープ19aが貼付される。そして、図2に示した磁気カードと同様、この第1磁気テープ19aは、第1透明プラスチック層12の表面に隠蔽印刷18(図1に示す)を施すことにより外部から目視できないようにすることが可能である。そして、図3(c)に示すように本ICカードの裏面側には、第2磁気テープ19bが目視可能な状態で貼付されている。
 図4は、図3で示したICカードの断面図を示す。図1に示す積層プラスチックカードが形成された後、カード内には切削部が形成され、当該切欠部にICチップ20が埋め込まれることとなる。そして、当該ICチップ20の上にはICチップの入出力端子を外部装置(ICカード読取/書込装置)に電気的に接続する接点手段(コネクタ)が装着されている。
 図5乃至8は、本考案に係る積層プラスチックシート及びICカードの製造方法を説明するためのフローチャートを示す。
 図5は、表面側プラスチック積層シート(第1中間製品)の製造工程を示すものである。
最初に、第1白色プラスチックシート上にカード表面側の印刷を行い(S11)、次に、第1透明プラスチック上に第1磁気テープ19aを貼付し(S12)、最後に、第1白色プラスチック、第1透明プラスチック及び第3透明プラスチックの熱融着を行う(S13)ことにより表面側プラスチック積層シート(第1中間製品)の製造を完了する(S14)。
 このように、本考案に係る積層プラスチックカード10においては、第1白色プラスチック層11は、第1透明プラスチック層12と第3透明プラスチック層13の間にサンドイッチされた対称の構成を有することから、その段階で白色プラスチックと透明プラスチックの熱収縮率の相違による反りが発生することを排除しているのである。
 ここで、前記第3透明プラスチック層は、前記第1透明プラスチック層及び前記第2透明プラスチック層と同一の材質により形成されていることにより、上記反りの発生をより完全に排除することができるのである。
 図6は、裏面側プラスチック積層シート(第2中間製品)の製造工程を示すものである。
最初に、第2白色プラスチックシート上にカード裏面側の印刷を行い(S15)、次に、第2透明プラスチック上の第2磁気テープ19bを貼付し(S16)、最後に、第2白色プラスチックと第2透明プラスチックとの熱融着を行う(17)ことにより裏面側プラスチック積層シート(第2中間製品)の製造を完了する(S18)。
 図7は、本積層プラスチックカード10を磁気カードに適用した場合の製造工程を示す。
表面側プラスチック積層シート(第1中間製品)の製造工程(S11乃至13)は、図5に示したとおりである。また、裏面側プラスチック積層シート(第2中間製品)の製造工程(S15乃至17)は、図6に示したとおりである。
 次に、このようにして製造された表面側プラスチック積層シート(第1中間製品)と、裏面側プラスチック積層シート(第2中間製品)は、熱プレス処理されることにより接合される(S18)。次に、このようにして接合された5層の積層プラスチックは、さらに熱処理される(S19)。この熱処理工程によって、5層の積層プラスチックがその後90℃以下の環境下に曝された時に生じる熱収縮を予め取り去ることを可能にしている。この熱処理は、60〜150℃の温度範囲で1時間程度行われるが、最適の温度範囲は略90℃である。
 そして、常温環境下での冷却処理(放熱)を少なくとも6時間以上行い(S20)、最後に、所定のカードサイズに抜き打つ(S21)ことにより、本積層プラスチックカード(磁気カード)の製造は終了する(S22)。
 図8は、本積層プラスチックカード10をICカード(接触型ICカード)に適用した場合の製造工程を示す。
 表面側プラスチック積層シート(第1中間製品)の製造工程(S11乃至13)は、図5に示したとおりである。また、裏面側プラスチック積層シート(第2中間製品)の製造工程(S15乃至17)は、図6に示したとおりである。
 また、その後のカードの抜き打ち工程までの種々の工程(S18、S19、S20及びS21)も、図7と同様である。
 本積層プラスチックカード10をICカード(接触型ICカード)に適用する場合、この後、図4に示すように、カードの所定箇所をミリングにより切削し(S23)、この切削部分にICチップを埋め込み(S24)、その上部に接点手段(コネクタ)の装着を行い(S25)、本ICカードの製造が終了する(S26)。
 以上、本考案の積層プラスチックカードを、磁気カード及び接触型ICカードに適用した例について詳細に説明したが、本考案は、この他の形態のIDカードにも適用可能であることは言うまでもない。
 本考案は、IDカード等の耐熱性に優れた積層プラスチックカード、磁気カード及びICカードに関するものであることから産業上の利用可能性を有する。
本考案に係る積層プラスチックカード10の構成を示す断面図である。 本考案に係る積層プラスチックカードを磁気カードとした場合の例を示す。 本考案に係る積層プラスチックカードをICカードとした場合の例を示す 図3で示したICカードの断面図を示す。 表面側プラスチック積層シート(第1中間製品)の製造工程を示す。 裏面側プラスチック積層シート(第2中間製品)の製造工程を示す 本積層プラスチックカード10を磁気カードに適用した場合の製造工程を示す。 本積層プラスチックカード10をICカード(接触型ICカード)に適用した場合の製造工程を示す。 従来の積層プラスチックカードの構成を示す。
符号の説明
   10 本考案に係る積層プラスチックカード(ICカード)
   11 第1白色プラスチック層
   12 第1透明プラスチック層
   13 第3透明プラスチック層
   14 第2白色プラスチック層
   15 第2透明プラスチック層
   16 表面側印刷
   17 裏面側印刷
   18 隠蔽印刷
   19a 第1磁気テープ
   19b 第2磁気テープ
   20 ICチップ
   21 接点手段(コネクタ)

Claims (9)

  1.  カードの表面側及び裏面側にそれぞれの印刷面を有する積層プラスチック型のカードであって、
     前記カードの表面側印刷面を有する第1白色プラスチック層と、
     前記第1白色プラスチックの表面側印字面の上に積層される第1透明プラスチック層と、
     カードの裏面側印刷面を有する第2白色プラスチック層と、
     前記第2白色プラスチックの裏面側印字面の上に積層される第2透明プラスチック層と、
     前記第1白色プラスチック層と前記第2白色プラスチック層の間にサンドイッチされた第3透明プラスチック層と、
     から構成されたことを特徴とする積層プラスチックカード。
  2.  前記第1透明プラスチック層又は前記第2透明プラスチック層の所定位置には、磁気テープが付着されていることを特徴とする請求項1に記載の積層プラスチックカード。
  3.  前記第3透明プラスチック層は、前記第1透明プラスチック層及び前記第2透明プラスチック層と同一の材質により形成されていることを特徴とする請求項1に記載の積層プラスチックカード。
  4.  前記第1白色プラスチック及び前記第2白色プラスチックは、ポリカーボネート樹脂を主成分とする請求項3に記載の積層プラスチックカード。
  5.  カードの表面側及び裏面側にそれぞれの印刷面を有する積層プラスチック型のICカードであって、
     前記ICカードの表面側印刷面を有する第1白色プラスチック層と、
     前記第1白色プラスチックの表面側印字面の上に積層される第1透明プラスチック層と、
     カードの裏面側印刷面を有する第2白色プラスチック層と、
     前記第2白色プラスチックの裏面側印字面の上に積層される第2透明プラスチック層と、
     前記第1白色プラスチック層と前記第2白色プラスチック層の間にサンドイッチされた第3透明プラスチック層と、から構成され、
     前記第1白色プラスチック層、前記第3透明プラスチック層及び前記第2白色プラスチック層には切削部が設けられ、当該切削部にはICチップが収納されたことを特徴とするICカード。
  6.  前記ICカードの表面側には、前記ICチップに接続され外部装置と電気的に接触する接点手段が配設されたことを特徴とする請求項5に記載のICカード。
  7.  前記第1透明プラスチック層又は前記第2透明プラスチック層の所定位置には、磁気テープが付着されていることを特徴とする請求項5に記載のICカード。
  8.  前記第3透明プラスチック層は、前記第1透明プラスチック層及び前記第2透明プラスチック層と同一の材質により形成されていることを特徴とする請求項5に記載のICカード。
  9.  前記第1白色プラスチック及び前記第2白色プラスチックは、ポリカーボネート樹脂を主成分とする請求項8に記載のICカード。
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