JP3100570B2 - 自動洗髪機 - Google Patents

自動洗髪機

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JP3100570B2
JP3100570B2 JP09358458A JP35845897A JP3100570B2 JP 3100570 B2 JP3100570 B2 JP 3100570B2 JP 09358458 A JP09358458 A JP 09358458A JP 35845897 A JP35845897 A JP 35845897A JP 3100570 B2 JP3100570 B2 JP 3100570B2
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勝 野呂
充 長縄
昭雄 西山
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Sanyo Electric Co Ltd
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Takara Belmont Corp
Sanyo Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、理髪店、美容院等
で使用される業務用の自動洗髪機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】上述の自動洗髪機では、水槽内に被洗髪
者の頭部が挿入されて、その髪に洗浄水がかけられて洗
髪が行なわれる。洗浄水は、水槽内に設けられた複数の
ノズルから噴射され、ノズルは、水槽内で変位可能に構
成されたノズルリンクに設けられ、頭部および髪に万遍
なく洗浄水がかけられるようにされている。
【0003】ノズルリンクは、例えば、頭部に沿って半
円状に湾曲する管を含み、管の両端部を結ぶ回転軸線を
有している。ノズルリンクは、モータの回転力をリンク
機構等で往復運動に変換することで駆動され、回転軸線
の回りを所定角度範囲で往復揺動変位する。また、この
ノズルリンクは、複数の位置で停止させるようにされて
いる。例えば、スタンバイ中には、水槽内に頭部を入れ
やすいように、ノズルリンクはほぼ水平位置に止められ
る。また、動作開始時には、配管内の冷たい水を排出す
るために、ノズルリンクは下方で止められる。また、洗
髪が開始されると、まず髪を十分に濡らすために、ノズ
ルリンクは上方で止められる。
【0004】ノズルリンクを3つの位置に停止させるた
めには、位置検知用のリードスイッチ等をリンク機構に
3個設ける必要がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、リンク
機構にリードスイッチを3個も配置することは、取付ス
ペース的に困難である。また、リードスイッチの数だ
け、制御部のマイクロコンピュータの入力ポートも必要
になり、構成が複雑化する。そこで、本発明の目的は、
上述した技術的課題を解決し、変位しつつ洗浄水を噴射
するノズルリンクの位置を検知するスイッチを少なくす
ることで、簡素な構成を実現できる自動洗髪機を提供す
ることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明の自動洗髪機は、水槽内で変位
しつつ洗浄水を噴射するノズルリンクと、ノズルリンク
を変位させる変位手段とを備えた自動洗髪機において、
ノズルリンクの第1および第2位置を検知する2つの位
置スイッチと、両位置スイッチの出力に基づき第1位置
と第2位置との間を変位するノズルリンクの変位時間を
検知する計時手段と、計時手段によって検知された変位
時間に基づいて第3位置へ到達させるための駆動時間を
定める設定手段とを備えたことを特徴とする。
【0007】この構成によれば、以下の作用を奏する。
すなわち、ノズルリンクを第1位置と第2位置との間を
変位させて、その変位時間を検知する。この変位時間か
ら駆動時間を定める。この駆動時間は、予め定める位
置、例えば、第1位置および第2位置の何れかを起点と
して、そこから第3位置へ至らせるための駆動時間とし
て定めることができる。従って、この駆動時間の経過後
に駆動を停止すれば、ノズルリンクを第3位置に変位さ
せて停止させることができる。このように、第3位置で
停止させるのに、第3位置に対応する位置スイッチを省
くことができる結果、制御のための構成を簡素化でき
る。
【0008】請求項2記載の発明の自動洗髪機は、請求
項1に記載の自動洗髪機において、設定手段は、変位時
間に基づいて交流電源周波数を判断し、この交流電源周
波数に応じて駆動時間を異ならせることを特徴とする。
この構成によれば、請求項1記載の発明の作用に加え
て、以下の作用を奏する。すなわち、交流電源周波数が
異なることに起因する変位速度の差を吸収して第3位置
に精度良く位置決めすることができる。その結果、交流
電源周波数によって駆動時間を切り換えるためのスイッ
チ等を設けずに済む結果、制御のための構成をより一層
簡素化できる。
【0009】請求項3記載の発明の自動洗髪機は、請求
項1または2に記載の自動洗髪機において、第3位置
は、洗髪開始時に髪を濡らすために停止させる位置であ
ることを特徴とする。この構成によれば、請求項1また
は2に記載の発明の作用に加えて、簡素な構成で、洗髪
開始時に髪を濡らして、髪の絡みを防止できる。また、
第3位置は、洗髪開始時の停止位置であるので、洗髪開
始後の制御の負担の増加を抑制することができる。
【0010】請求項4記載の発明の自動洗髪機は、請求
項1乃至3の何れかに記載の自動洗髪機において、ノズ
ルリンクは、被洗髪者の頭に沿って湾曲した水管と、こ
の水管に配設された複数個のノズルとを有し、水管の一
端を支点として上下に揺動することによって水槽内で変
位することを特徴とする。この構成によれば、請求項1
乃至3の何れかに記載の発明の作用に加えて、以下の作
用を奏する。すなわち、頭に沿って揺動するノズルリン
クを第1〜第3位置で停止させることができるので、き
め細かい洗髪運転ができる。しかも、このための位置ス
イッチを2つで済ませることができるので、一端を支点
として揺動することから3つ以上の位置スイッチの取り
付けが困難なノズルリンクであっても、位置スイッチを
容易に取り付けることができ、ノズルリンクの構造を簡
素化することができる。
【0011】請求項5記載の発明の自動洗髪機は、請求
項1乃至4の何れかに記載の自動洗髪機において、第1
位置、第2位置および第3位置は、この順に上下に配置
されていることを特徴とする。この構成によれば、請求
項1乃至4の何れかに記載の発明の作用に加えて、第3
位置は、第1および第2位置の上または下にあるので、
上下方向に変位させれば、駆動時間を定めて第3位置に
停止させることができ、ノズルリンクに無駄な変位をさ
せずに済む。
【0012】請求項6記載の発明の自動洗髪機は、水槽
内で変位しつつ洗浄水を噴射するノズルリンクと、ノズ
ルリンクを繰り返し往復変位させる往復駆動手段と、ノ
ズルリンクが所定位置になったことを検知する位置スイ
ッチと、所定位置と異なる予め定める位置でノズルリン
クを停止させるために、位置スイッチによる所定位置の
検知後、所定時間だけ往復駆動手段を駆動する制御手段
とを備えたことを特徴とする。
【0013】この構成によれば、以下の作用を奏する。
すなわち、ノズルリンクを、所定位置から所定時間だけ
駆動することによって、予め定める位置に至ってそこで
停止させておくことができる。このように、予め定める
位置を検知するための位置スイッチを設けずに済むの
で、制御のための構成を簡素化できる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態の自
動洗髪機を、添付図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施の形態にかかる自動洗髪機の上
部側面の一部断面図である。
【0015】この自動洗髪機1は、キャビネット11に
よってその外観形状が形成されている。キャビネット1
1の上面中央には、被洗髪者の頭部を挿入するための入
口12が形成されている。入口12の内方には、頭部お
よび髪が収容される水槽13が配置されている。入口1
2には、被洗髪者の顔面部周囲を覆うフード14が開閉
可能に取付けられている。このフード14を開いて、洗
髪のために被洗髪者の頭部を水槽13に収容する。洗髪
時には、フード14は閉じられ、被洗髪者は、仰向け状
態で入口12に頭部を挿入し、顔面をフード14から出
した状態で洗髪される。
【0016】また、キャビネット11の上面には、窪み
部が形成されており、ここには、シャンプー液が貯蔵さ
れたシャンプー容器21と、トリートメント液が貯蔵さ
れたトリートメント容器22とが取り外し可能に装着さ
れている。また、キャビネット11の上面には、操作パ
ネルが配置されており、ここには、操作信号をマイクロ
コンピュータ等を含む制御部17に入力するための種々
のキースイッチ16が配列されている(図4参照)。こ
れらのキースイッチ16から設定された各種設定信号に
応じて、水槽13内に温水が噴射されて洗髪動作が行な
われる。
【0017】水槽13内には、温水を噴射するための複
数のノズルが設けられている。ノズルには、上ノズルリ
ンク23および下ノズルリンク25に配置されて噴射す
る洗浄水の方向を変えることができるノズルと、水槽1
3の側壁に固定された固定ノズル27とがある。上ノズ
ルリンク23は、水槽13内上部に、ここに挿入された
被洗髪者の頭部のを取り囲むようにして略半円弧状に形
成されている。この上ノズルリンク23には複数の上ノ
ズル24が頭部方向に向けて配列されている。上ノズル
リンク23は、被洗髪者の頭部の斜め上方および斜め下
方の間で、角度範囲D1内で揺動自在に設けられてい
る。上ノズルリンク23の端部は、水槽13の側壁に回
動自在に支持されている下ノズルリンク25は、水槽1
3内で被洗髪者の頭部の下方に配置されて、棒状に形成
されており、角度範囲D2内でその軸回りに回動自在で
あるようにして、端部が水槽13の側壁に支持されてい
る。下ノズルリンク25の周面には複数の下ノズル26
が設けられており、頭部方向に向けて配列されている。
【0018】また、水槽13の側壁には固定ノズル27
が固定されている。次に、これらの各ノズルに温水を供
給するための水路および供給機構について説明する。図
2は、図1に示す自動洗髪機の水路図である。図外の給
水管から供給される水は水供給部40を経てミキシング
バルブ41へ与えられる。また、図外の給湯管から供給
される湯は、湯供給部42を経てミキシングバルブ41
に与えられる。ミキシングバルブ41では、与えられた
水と湯とが混合され、適当な温度の温水が作られる。ミ
キシングバルブ41で作られる温水の温度は、オペレー
タがノブ20を操作することによって調節可能にされて
いる。
【0019】ミキシングバルブ41で作られた温水は、
シャワーバルブ47が開かれると、逆止弁48および供
給ホース49を介してハンドシャワー18に導かれる。
その結果、ハンドシャワー18から温水を噴射すること
ができる。ミキシングバルブ41で作られる温水はま
た、給湯バルブ43が開かれると、供給管44を介して
貯湯タンク45へ供給される。供給管44には、ミキシ
ングバルブ41から供給される温水の温度を検出するた
めのサーミスタ46が備えられている。
【0020】貯湯タンク45の内部には、貯湯タンク4
5に溜められている温水の水量を検出するための下位水
量センサ50および上位水量センサ51が備えられてい
る。下位水量センサ50および上位水量センサ51の出
力はマイクロコンピュータにおける給湯バルブ43の開
閉制御に利用される。これにより、貯湯タンク45内に
常に適量の温水が満たされ得るようにされている。
【0021】なお、貯湯タンク45の下方位置には、貯
湯タンク45に溜められた温水の温度を検出するための
サーミスタ52が備えられている。貯湯タンク45の上
方位置には、上位水量センサ51で検出される水量以上
に温水が貯湯タンク45内に溜まった場合、その余分な
温水を貯湯タンク45の外部へ溢れ出させるための溢水
口53が形成されている。溢水口53の下方にはドレン
パン55が備えられている。溢水口53から溢れ出した
温水はドレンパン55で受け止められ、ドレンパン55
から機外に延びている排水管56を通って機外に排水さ
れる。
【0022】なお、ドレンパン55には、排水管56に
いったん排水された温水が逆流などして、ドレンパン5
5内に温水が満ちた異常状態を検出するための水位セン
サ54が備えられている。貯湯タンク45の下方には流
出管57が連結されている。流出管57の他端は、ポン
プ59の吸込口に接続されている。ポンプ59にはイン
バータ58が接続されており、ポンプ59はインバータ
58から交流電流が供給されることによって駆動され
る。ポンプ59が駆動されると、貯湯タンク45に溜め
られている温水は、流出管57を通ってポンプ59内に
吸込まれる。
【0023】流出管57の途中部からは、シャンプー供
給管71とトリートメント供給管72が分岐している。
シャンプー供給管71の先端には、シャンプー容器21
からシャンプー用ポンプ65を介して延びている管61
が接続されている。また、トリートメント供給管72の
先端には、トリートメント容器22からトリートメント
用ポンプ66を介して延びている管62が接続されてい
る。
【0024】シャンプー用ポンプ65とトリートメント
用ポンプ66は、管61,62をしごくことによってシ
ャンプー容器21やトリートメント容器22に貯蔵され
ているシャンプー液やトリートメント液をそれぞれ吸い
上げ、各管を介して送り出すためのものである。また、
シャンプー供給管71には弁68が、トリートメント供
給管72には弁69が、それぞれ介装されている。
【0025】この構成において、ポンプ59がインバー
タ58によって駆動される間に、シャンプー用ポンプ6
5が駆動されて、弁68が開けられると、シャンプー容
器21に貯蔵されているシャンプー液が管61およびシ
ャンプー供給管71を介して流出管57に供給される。
その結果、温水にシャンプー液が混入され、シャンプー
用温水が作られる。
【0026】同様に、ポンプ59が駆動される間に、ト
リートメント用ポンプ66が駆動されて、弁69が開け
られると、トリートメント容器22に貯蔵されているト
リートメント液が管62およびトリートメント供給管7
2を介して流出管57に供給される。その結果、温水に
トリートメント液が混入され、トリートメント用温水が
作られる。
【0027】ポンプ59内に吸い込まれた温水、シャン
プー用温水またはトリートメント用温水は、ポンプ59
の出口側から吐出される。ポンプ59の出口側には、温
水を4つの管に導く分岐管75が接続されている。分岐
管75の各分路先端には、上ノズルバルブ76,下ノズ
ルバルブ77,固定ノズルバルブ78および排水バルブ
79を介して、管80,81,82,83がそれぞれ接
続されている。
【0028】管80の先端は、上ノズルリンク23に接
続されている。管81の先端は下ノズルリンク25に接
続されている。管82の先方部は水槽13の側壁外方に
配置されており、管82の先方部には、上述の複数の固
定ノズル27が所定間隔で配列されている。管83の先
端は、水槽13の底面下方に連設された排水トラップ8
4、排水管85を介して排水管56に接続されている。
【0029】この構成によれば、インバータ58によっ
てポンプ59を駆動し、かつ上ノズルバルブ76,下ノ
ズルバルブ77または固定ノズルバルブ78を必要に応
じて選択的に開成させることにより、水槽13内の所望
のノズルから温水、シャンプー用温水またはトリートメ
ント用温水を噴射させ、被洗髪者の髪を自動的に洗髪す
ることができる。
【0030】また、上ノズルリンク23および下ノズル
リンク25は、洗髪時には、駆動機構28によってそれ
ぞれ揺動および回動される。その結果、上ノズル24お
よび下ノズル26から噴射される温水の噴射方向が変化
して、これにより、被洗髪者の髪を万遍なく、かつ良好
に洗髪できる。図3は、図1の自動洗髪機の駆動機構の
概略構成図である。
【0031】駆動機構28では、上ノズルリンク23お
よび下ノズルリンク25とが、一つのリンクモータRM
に駆動連結されている。すなわち、リンクモータRMの
回転軸31には、比較的短いアーム32が取り付けられ
ている。アーム32の先端には、リンク棒33の一端が
回動自在に連結され、リンク棒33の他端は下ノズルリ
ンク25のプーリ34に設けられた突軸35に回動自在
に支持されている。また、下ノズルリンク25のプーリ
34と、上ノズルリンク23のプーリ36とは無端状の
ベルト37を介して連結されている。ベルト37は、プ
ーリ34とプーリ36との間で交差しており、プーリ3
4とプーリ36とは互い逆方向に回動されるようになっ
ている。
【0032】リンクモータRMが回転すると、アーム3
2が回転し、その回転力はリンク棒33の上下運動に変
換される。リンク棒33の上下運動は、プーリ34を一
定角度D2範囲内で往復回動させ、これに伴って下ノズ
ルリンク25も角度範囲D2内で往復回動運動する。ま
た、下ノズルリンク25のプーリ34の上述の往復回動
運動は、ベルト37を介して、プーリ36に伝達される
結果、上ノズルリンク23も一定角度D1の範囲内で揺
動される。
【0033】この構成により、上ノズルリンク23およ
び下ノズルリンク25は、それぞれ以下のノズル位置の
間を往復回動運動し、上ノズルリンク23および下ノズ
ルリンク25は互いに連動しており、ともに同じノズル
位置に配置される。ノズル位置には、上位置、水平位置
および下位置の3つの位置が設定されている。上位置で
は、上ノズルリンク23は頭部の斜め上方にあって、上
ノズル24から斜め下方に向けて洗浄水が噴射される
(図1にA3で図示)。また、このときの下ノズル26
から噴射される洗浄水は、首筋に向かって噴射される。
下位置では、上ノズルリンク23は頭部の斜め下方にあ
って、上ノズル24から斜め上方に向けて洗浄水が噴射
される(図1にA1で図示)。また、下ノズル26から
噴射される洗浄水は、頭部の先に向かって噴射される。
水平位置は、上位置と下位置の略中間に位置し、上ノズ
ルリンク23は、円弧状の中央部が回動軸の高さ位置と
ほぼ同じ高さに位置する(図1にA2で図示)。
【0034】また、下位置を検知する第1リードスイッ
チ91と、水平位置を検知する第2リードスイッチ92
とが設けられている。第1リードスイッチ91および第
2リードスイッチ92は、例えば、プーリ34の端面に
固定された磁石38の磁気に感応して信号を出力するス
イッチである。第2リードスイッチ92は、水平位置を
とる状態でのプーリ34にある磁石38に対向して配置
されている。また、第1リードスイッチ91は、下位置
をとる状態でのプーリ34にある磁石に対向して配置さ
れている(図3にこの状態を図示)。
【0035】これらの両リードスイッチの信号出力に基
づいて、駆動機構28は制御部17によって制御され
る。図4は、図1の自動洗髪機の電気的構成の主要部の
ブロック図である。制御部17は、制御中枢としてのマ
イクロコンピュータ(CPU)、記憶手段としてのRA
M、ROM等を含んでいる。CPUは、ROM等に予め
記憶されたプログラムや、RAMに設定されたフラグの
内容等に基づいて各部を制御する。また、CPUは、計
時手段としてのタイマ17aを含み、このタイマ17a
によって経過時間を計時して、リンクモータRMの駆動
時間等を制御することができる。
【0036】また、マイクロコンピュータには、第2リ
ードスイッチ92および第1リードスイッチ91が接続
されている。また、マイクロコンピュータには、リンク
モータRMが接続されており、予め定められた運転態様
で、所定の回転方向、例えば、右回りに駆動することが
できる。また、マイクロコンピュータには、インバータ
58を介してポンプ59が接続されており、インバータ
58を介してポンプ59の周波数を変化させて、ポンプ
59から吐出される水圧を変化させることができる。
【0037】また、RAMには、電源として供給される
商用交流電源の周波数を設定するためのフラグFが設定
されている。このフラグFが「1」のとき周波数が50
Hzであることを示す。これは、商用交流電源の周波数
が地域によって異なる場合があり、周波数が異なるとモ
ータによってはその回転速度が異なるからである。次
に、本自動洗髪機1の動作を説明する。
【0038】先ず、本自動洗髪機1では、洗髪動作に先
立ち、以下の処理が行なわれる。すなわち、上述のよう
に貯湯タンク45内に温水が供給される。また、リンク
モータRMが駆動されて、上ノズルリンク23および下
ノズルリンク25が水平位置に変位され、第2リードス
イッチ92がオン状態となると、リンクモータRMの駆
動が停止される。給湯が完了すると、キースイッチ16
は入力操作待ちの状態となる。通常は、この状態で被洗
髪者の頭部が水槽13内に挿入される。そして、キース
イッチ16から洗髪開始信号が入力されると、以下の洗
髪運転が開始される。
【0039】洗髪運転の概略を予め説明する。まず、初
期排水行程が行なわれる。ここでは、流出管57、分岐
管75および管80,81,82,83内に溜まってい
る冷水を排水する。次に、弱洗浄行程が行なわれる。こ
こでは、温水によって被洗髪者の髪を濡らすとともに、
髪に付着している埃等を落とす。次に、シャンプー液が
混入された温水を被洗髪者へ吹き付ける本洗行程と、本
洗行程後に被洗髪者の髪からシャンプー液を落とすため
の第1すすぎ行程と、トリートメント液が混入された温
水を被洗髪者に吹き付けるトリートメント行程と、トリ
ートメント行程後に被洗髪者の髪からトリートメント液
を落とすための第2すすぎ行程とが順に行なわれて洗髪
は完了する。
【0040】本発明の特徴は、初期排水行程から弱洗浄
行程での、上ノズルリンク23の動作に示されているの
で、これらの行程を中心に説明する。初期排水行程で
は、上ノズルリンク23が水平位置から下位置に移され
る。そして、下位置で停止されて、所定時間の間、ポン
プ59が低い周波数で駆動され、各ノズルから洗浄水が
ゆっくりと流れ出る。これによって、頭にかからないよ
うに配管内の冷たい水が排出される。
【0041】次に、図5のフローチャートを参照しなが
ら、次の弱洗浄行程を説明する。この弱洗浄行程では、
リンクモータRMが予め定める方向、例えば、右回りに
駆動を再開される(ステップS1)。次に、ステップS
2では、ノズル位置が下位置か否かが、第1リードスイ
ッチ91の出力信号に基づいて判断される。この弱洗浄
行程の開始時には、ノズル位置は下位置にあるので(ス
テップS2でYES)、直ちに、タイマ17aによる計
時が開始される(ステップS3)。その後、リンクモー
タRMの駆動に伴い、各ノズルリンクは下位置から水平
位置に向かって変位を開始する。
【0042】ステップS4では、ノズル位置が水平位置
か否かが、第2リードスイッチ92の出力信号に基づい
て判断される。ノズル位置が水平位置になると(ステッ
プS4でYES)、次の交流電源周波数の判断処理が実
施される。ステップS5では、タイマ17aによる計時
結果が読み出され、この計時結果が判断される。すなわ
ち、計時結果が、予め定める所定時間範囲内、例えば、
1.55秒〜1.85秒であれば(ステップS5でYE
S)、交流電源周波数が50Hzであると判断でき、フ
ラグFが「1」とされる(ステップS6)。なお、計時
結果がこれよりも短ければ(ステップS5でNO)、フ
ラグFは「0」のままとされて、交流電源周波数が60
Hzであることが設定される。
【0043】ここで、上述の予め定める所定時間範囲
は、交流モータであるリンクモータRMを50Hzの交
流電源で駆動したときに、下位置から水平位置に至るま
でにかかる時間として設定され、装置毎の差等を考慮し
て範囲が設定されている。というのは、例えば、交流電
源周波数に応じて、交流モータの回転速度が異なると、
駆動時間が同じであっても、変位後の位置は異なるから
である。
【0044】この間も、リンクモータRMの駆動は継続
されている。ステップS7では、フラグFの内容に基づ
いて、交流電源周波数が判断されて、以下のように駆動
機構28が制御される。すなわち、交流電源周波数が5
0Hzの場合には(ステップS7でYES)、予め定め
る第1の駆動時間T1、例えば、3.6秒の間リンクモ
ータRMが駆動され、この駆動時間T1が経過すると、
リンクモータRMの駆動が停止される(ステップS
8)。また、交流電源周波数が60Hzの場合には(ス
テップS7でNO)、予め定める第2の駆動時間T2、
例えば、3.0秒の間リンクモータRMが駆動され、こ
の駆動時間T2が経過すると、リンクモータRMの駆動
が停止される(ステップS9)。ここでの駆動時間は、
ノズル位置が下位置(ステップS3)からの経過時間で
ある。また、第1の駆動時間T1は、リンクモータRM
を、50Hzの交流電源で駆動したときに、下位置から
上位置に至る時間として設定されている。また、第2の
駆動時間T2は、リンクモータRMを、60Hzの交流
電源で駆動したときに、下位置から上位置に至る時間と
して設定されている。これによって、交流電源周波数に
起因する上位置の位置決め誤差を防止することができ
る。
【0045】駆動時間の間駆動されることにより、ノズ
ル位置が上位置に到達したとみなされると、リンクモー
タRMの駆動が停止される。そして、この位置で、ポン
プ59が駆動されて髪に温水が噴射される。この位置で
の停止は、弱洗浄行程開始後の所定時間T3、例えば、
16秒間を経過するまで維持される。これによって、被
洗髪者の頭部および髪に、十分に温水が噴射されて、良
く濡らされるので、洗髪の後行程で、髪の絡みを防止す
ることができる。
【0046】16秒経過後は、リンクモータRMが再度
右回りに駆動される(ステップS10)。以後、弱洗浄
行程のための所定時間T4が経過するまで(ステップS
12でNO)、各ノズルリンクが上位置と下位置との間
を往復変位しつつ、各ノズルから温水が噴射され、同時
に貯湯タンク45内に温水が補充される補給湯処理が行
なわれる(ステップS11)。所定時間の経過後、上述
した本洗行程が開始される。
【0047】このように本実施の形態によれば、第1位
置としての下位置と第2位置としての水平位置との間で
変位させる変位時間に基づいて、下位置を起点としたと
きの駆動時間T1または駆動時間T2を定め、この駆動
時間だけ駆動機構28を駆動して制御することによっ
て、上ノズルリンク23を起点から変位させて第3位置
としての上位置で停止させることができる。このよう
に、上ノズルリンク23を上位置で停止させるのに、上
位置に対応する位置検出用スイッチを省くことができる
結果、制御のための構成を簡素化できる。
【0048】しかも、きめ細かい洗髪運転のための位置
スイッチを2つで済ませることができて容易に取り付け
ることができ、上ノズルリンク23の構造、特にその駆
動機構28を簡素化することができる。また、駆動時間
を切り換えるための交流電源周波数を設定するスイッチ
等を設けずに済むので、制御のための構成をより一層簡
素化できる。
【0049】また、位置検知用スイッチを設けていない
位置を、洗髪開始時に髪を濡らすために停止させる上位
置とすることで、洗髪開始後の制御の負担の増加を抑制
することができる。また、駆動時間を定めるための位置
である第1位置および第2位置として、第2位置を運転
開始までの停止位置である水平位置とし、第1位置を水
平位置からの変位後の最初の停止位置である下位置とす
ることによって、第1〜第3位置を順に上下に配置で
き、洗髪動作前の上ノズルリンク23の動作に従って、
駆動時間を定めて動作させることができ、上ノズルリン
ク23に無駄な変位をさせずに済む。
【0050】また、位置検知用スイッチ無しで停止させ
ておく上位置を、駆動機構28の往復変位の死点とする
ことによって、この死点近傍では変位速度が低下するこ
とから、駆動時間で上位置の停止を制御したとしても精
度良く位置決めすることができる。また、水平位置、下
位置および上位置の位置決めに、2つのリードセンサで
済むので、コストの低減を図ることができる。
【0051】なお、上述の実施の形態では、水平位置と
下位置とをリードスイッチで検知して、上位置を検知し
ないように構成していたが、これには限定されない。要
は、スイッチの設けられた第1位置と第2位置とで定め
られた駆動時間に基づいて第3位置に停止できるように
構成していればよい。また、スイッチのある所定位置か
らこの所定位置と異なる停止位置に停止するように駆動
時間だけ駆動して制御するように構成すればよい。
【0052】その他、本発明の要旨を変更しない範囲で
種々の設計変更を施すことが可能である。
【0053】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、以下の効
果を奏する。すなわち、第1位置と第2位置との間の変
位時間に基づいて第3位置への駆動時間を定めることに
よって、ノズルリンクを第3位置で停止させることがで
き、しかも、第3位置に対応する位置スイッチを省い
て、制御のための構成を簡素化できる。
【0054】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の発明の効果に加えて、以下の効果を奏する。すなわ
ち、設定手段が交流電源周波数に応じて異なる駆動時間
を設定することによって、交流電源周波数に起因する第
3位置の位置決め誤差を防止することができる。その結
果、交流電源周波数によって駆動時間を切り換えるため
のスイッチ等を設けずに済む結果、制御のための構成を
より一層簡素化できる。
【0055】請求項3記載の発明によれば、請求項1ま
たは2に記載の発明の効果に加えて、洗髪開始時に髪を
濡らすために停止させる位置を第3位置とすることによ
って、髪の絡みを防止しつつ、洗髪開始後の制御の負担
の増加を抑制することができる。請求項4記載の発明に
よれば、請求項1乃至3の何れかに記載の発明の効果に
加えて、以下の効果を奏する。すなわち、頭に沿って揺
動するノズルリンクを第1〜第3位置で停止させること
ができて、きめ細かい洗髪運転ができる。しかも、この
ための位置スイッチを2つで済ませることができて容易
に取り付けることができて、ノズルリンクの構造を簡素
化することができる。
【0056】請求項5記載の発明によれば、請求項1乃
至4の何れかに記載の発明の効果に加えて、第1〜第3
位置を順に上下に配置することによって、ノズルリンク
に無駄な変位をさせずに済む。請求項6記載の発明によ
れば、位置スイッチによる所定位置の検知後に、所定時
間だけ往復駆動手段を駆動することによって、予め定め
る位置で停止させることができ、このための位置スイッ
チを設けずに済むので、制御のための構成を簡素化でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の自動洗髪機の上部側面
断面図である。
【図2】図1の自動洗髪機の水路図である。
【図3】図1の自動洗髪機の駆動機構の概略構成図であ
る。
【図4】図1の自動洗髪機の制御部の電気的構成のブロ
ック図である。
【図5】図1の自動洗髪機の制御部の制御内容のフロー
チャートである。
【符号の説明】
1 自動洗髪機 13 水槽 17 制御部 23 上ノズルリンク(ノズルリンク) 28 駆動機構(変位手段、往復駆動手段) 91 第1リードスイッチ(位置スイッチ) 92 第2リードスイッチ(位置スイッチ) A1 下位置(第1位置) A2 水平位置(第2位置) A3 上位置(第3位置)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 結城 武成 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三洋電機株式会社内 (72)発明者 野呂 勝 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三洋電機株式会社内 (72)発明者 長縄 充 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三洋電機株式会社内 (72)発明者 西山 昭雄 大阪市中央区東心斎橋2丁目1番1号 タカラベルモント株式会社内 (56)参考文献 特許2940799(JP,B2) 特許2529064(JP,B2) 特許2520347(JP,B2) 特公 平7−75566(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A45D 19/08 G05D 3/10

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】水槽内で変位しつつ洗浄水を噴射するノズ
    ルリンクと、ノズルリンクを変位させる変位手段とを備
    えた自動洗髪機において、 ノズルリンクの第1および第2位置を検知する2つの位
    置スイッチと、 両位置スイッチの出力に基づき第1位置と第2位置との
    間を変位するノズルリンクの変位時間を検知する計時手
    段と、 計時手段によって検知された変位時間に基づいて第3位
    置へ到達させるための駆動時間を定める設定手段とを備
    えたことを特徴とする自動洗髪機。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の自動洗髪機において、 設定手段は、変位時間に基づいて交流電源周波数を判断
    し、この交流電源周波数に応じて駆動時間を異ならせる
    ことを特徴とする自動洗髪機。
  3. 【請求項3】請求項1または2に記載の自動洗髪機にお
    いて、 第3位置は、洗髪開始時に髪を濡らすために停止させる
    位置であることを特徴とする自動洗髪機。
  4. 【請求項4】請求項1乃至3の何れかに記載の自動洗髪
    機において、 ノズルリンクは、被洗髪者の頭に沿って湾曲した水管
    と、この水管に配設された複数個のノズルとを有し、水
    管の一端を支点として上下に揺動することによって水槽
    内で変位することを特徴とする自動洗髪機。
  5. 【請求項5】請求項1乃至4の何れかに記載の自動洗髪
    機において、 第1位置、第2位置および第3位置は、この順に上下に
    配置されていることを特徴とする自動洗髪機。
  6. 【請求項6】水槽内で変位しつつ洗浄水を噴射するノズ
    ルリンクと、 ノズルリンクを繰り返し往復変位させる往復駆動手段
    と、 ノズルリンクが所定位置になったことを検知する位置ス
    イッチと、 所定位置と異なる予め定める位置でノズルリンクを停止
    させるために、位置スイッチによる所定位置の検知後、
    所定時間だけ往復駆動手段を駆動する制御手段とを備え
    たことを特徴とする自動洗髪機。
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