JP3100362U - 鋼板用ラミネートフィルム - Google Patents
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Abstract
【課題】アルミ箔へのエンボス加工によって、意匠性に優れ、ヘアーライン調の外観の品質が安定し、引っかき滓が発生せずに生産性を向上させて安価に提供出来、鋼板への密着強度にも優れたものとなる。
【解決手段】ポリエステルフィルム1の上面にはコーティング層2を設け、下面には印刷コーティング層3を介して、または介することなく接着剤層4を設け、これをヘアーライン調にエンボス加工されたアルミ箔5の上面に接着し、アルミ箔の下面には接着剤層6を介してオレフィンフィルム・アドマー共重合押し出し複合フィルムによる熱可塑性フィルム層7を設ける。
【選択図】 図1
【解決手段】ポリエステルフィルム1の上面にはコーティング層2を設け、下面には印刷コーティング層3を介して、または介することなく接着剤層4を設け、これをヘアーライン調にエンボス加工されたアルミ箔5の上面に接着し、アルミ箔の下面には接着剤層6を介してオレフィンフィルム・アドマー共重合押し出し複合フィルムによる熱可塑性フィルム層7を設ける。
【選択図】 図1
Description
この考案は外観上、ヘアーライン調のステンレスと同等若しくは近似したステンレスの風合いを保有した鋼板用ラミネートフィルムに関する
。
。
従来より、ステンレスの風合いを持たせたラミネートフィルムは周知されており、これ等のラミネートフィルムは、各種家電製品、AV機器、建材用としてステンレスの風合いを有するものとして各部位に使用されている。在来の鋼板用ラミネートフィルムの主たる構成は、上面よりトップコート層、ヘアーライン加工されたポリエステルフィルム、蒸着層、接着剤層、塩化ビニルフィルムとなっているが、ポリエステルフィルムにヘアーライン加工を施した場合には、そのひっかいた滓によって、ゴミが付着したり、傷が生じた外観を呈し、またヘアーライン加工が止まった際には、ヘアーライン調が均一とならず、異質のヘアーライン柄が出現する欠陥を有するものであった。
然るにこの考案が茲に開発した鋼板用ラミネートフィルムにあっては、既述従来の欠陥に鑑みて鋭意研究の結果に開発されたものであって、アルミ箔へのエンボス加工によって、意匠性に優れた、またヘアーライン調の外観の品質が安定し、生産性を高めて安価に提供可能となし、密着強度にも優れた鋼板用ラミネートフィルムを提供することを目的とする。
上記した目的を有効に達成するがために本考案になる鋼板用ラミネートフィルムにあっては、ポリエステルフィルム1の上面にはコーティング層2を設け、下面には印刷コーティング層3を介して接着剤層4を設け、これをヘアーライン調にエンボス加工されたアルミ箔5の上面に接着し、アルミ箔5の下面には接着剤層6を介してオレフィンフィルム・アドマー共重合押し出し複合フィルムによる熱可塑性フィルム層7を設けた鋼板用ラミネートフィルムを特徴としており、またポリエステルフィルム1の上面にはコーティング層2を設け、下面には接着剤層4を設け、これをヘアーライン調にエンボス加工されたアルミ箔5の上面に接着し、アルミ箔5の下面には接着剤層6を介してオレフィンフィルム・アドマー共重合押し出し複合フィルムによる熱可塑性フィルム層7を設けた鋼板用ラミネートフィルムを特徴とするものである。
本考案によれば、アルミ箔へのヘアーライン調エンポス加工によって、意匠性に優れた、また、ヘアーライン調の外観の品質が安定し、引っかき滓が発生せず生産性を高め安価に提供可能となし、密着強度にも優れた鋼板用ラミネートフィルムが得られ、従来意匠性に富んだ鋼板を製造する二は、直接、鋼板に様々な加工を施さなければならなかったが、意匠性の選択肢が限られたり、生産性に乏しい為、コストが割高になる等のデメリットが有った。この考案では、高意匠性フィルムをロール物で製造供給し、鋼板との接着工程の生産効率を高める事により大幅なコストダウンが実現可能となったものである。
次いでこの考案になる鋼板用ラミネートフィルムに関する実施の一例について詳述する。
厚さ25〜75μのポリエステルフィルム1の上面に、2〜5μの耐薬品性、耐磨耗性、光沢、艶消し効果を有したコーティング層2を設ける。該ポリエステルフィルム1の下面に、1〜3μの印刷コーティング層3を設けて所望の意匠性を備えた鋼板用ラミネートフィルムとしても応用出来る。
斯かる構成のポリエステルフィルム1の下面に、厚さ9〜25μのヘアーライン調にエンボス加工されたアルミ箔5を形成するのであるが、その際、アルミ箔5のエンボスによる凹凸柄を3〜10μのニ液硬化型接着剤層4および6にてカバーリングし、安定性のある立体的な意匠性を確保することが出来る。
アルミ箔5の下面には、前記ニ液硬化型の接着剤層6を介して、厚さ50〜100μのオレフィンフィルム・アドマー共重合押し出し複合フィルムによる熱可塑性フィルム層7を設けて、これにより接着剤層8を介して、鋼板9に熱圧着した際には、鋼板9との接着強度の向上が図れ、また最外層にアドマーフィルム層を設けて、従来のPVCフィルムに見られた接着不良の問題を解消することが出来る。更には昨今の環境問題に配慮し、燃焼時にハロゲン等の有害物質が発生しないオレフィンフィルムを使用するものである。
1 ポリエステルフィルム
2 コーティング層
3 印刷コーティング層
4 接着剤層
5 アルミ箔
6 接着剤層
7 熱可塑性フィルム層
8 接着剤層
9 鋼板
2 コーティング層
3 印刷コーティング層
4 接着剤層
5 アルミ箔
6 接着剤層
7 熱可塑性フィルム層
8 接着剤層
9 鋼板
Claims (2)
- ポリエステルフィルム(1)の上面にはコーティング層(2)を設け,下面には印刷コーティング層(3)を介して接着剤層(4)を設け,これをヘアーライン調にエンボス加工されたアルミ箔(5)の上面に接着し,アルミ箔(5)の下面には接着剤層(6)を介してオレフィンフィルム・アドマー共重合押し出し複合フィルムによる熱可塑性フィルム層(7)を設けた鋼板用ラミネートフィルム。
- ポリエステルフィルム(1)の上面にはコーティング層(2)を設け,下面には接着剤層(4)を設け,これをヘアーライン調にエンボス加工されたアルミ箔(5)の上面に接着し,アルミ箔(5)の下面には接着剤層(6)を介してオレフィンフィルム・アドマー共重合押し出し複合フィルムによる熱可塑性フィルム層(7)を設けた鋼板用ラミネートフィルム。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003271115U JP3100362U (ja) | 2003-09-10 | 2003-09-10 | 鋼板用ラミネートフィルム |
JP2003428415A JP4406728B2 (ja) | 2003-09-10 | 2003-12-24 | 鋼板用ラミネートフィルム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003271115U JP3100362U (ja) | 2003-09-10 | 2003-09-10 | 鋼板用ラミネートフィルム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3100362U true JP3100362U (ja) | 2004-05-13 |
Family
ID=43254003
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003271115U Ceased JP3100362U (ja) | 2003-09-10 | 2003-09-10 | 鋼板用ラミネートフィルム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3100362U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010167600A (ja) * | 2009-01-20 | 2010-08-05 | Shozaburo Sumi | 金属調化粧シート及び化粧板 |
-
2003
- 2003-09-10 JP JP2003271115U patent/JP3100362U/ja not_active Ceased
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2010167600A (ja) * | 2009-01-20 | 2010-08-05 | Shozaburo Sumi | 金属調化粧シート及び化粧板 |
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