JP3099971U - バッテリーを利用した小型電動三輪車 - Google Patents
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Abstract
【課題】人間が起立した状態で乗ることができる、動力源としてバッテリーを使用することで、軽量且つ静かでエコロジーな小回りのきく小型電動三輪車を提供する。
【解決手段】車体の前部側にアクセルとブレーキを備えたハンドル部を有し、後部側には運転者の足を載せる搭乗部を有するとともに、以下の要件を備えたことを特徴とする。(イ)上記ハンドル部には搭乗する人間の大きさ合わせて高さを調節できる調節レバーが設けられていること。(ロ)上記ハンドル部にはアクセル回すことでバッテリーからの動力を前輪に伝送するモーターと車輪の回転速度を制御するブレーキシステムが設けられていること。(ハ)上記搭乗部には後輪軸の両側に1対の後輪が設けられ、また、充電用のコンセント差込み口と電源スイッチ、バッテリーの残量がライトの色で分かる操作部を有すると共にバッテリーが設けられていること。
【選択図】図1
【解決手段】車体の前部側にアクセルとブレーキを備えたハンドル部を有し、後部側には運転者の足を載せる搭乗部を有するとともに、以下の要件を備えたことを特徴とする。(イ)上記ハンドル部には搭乗する人間の大きさ合わせて高さを調節できる調節レバーが設けられていること。(ロ)上記ハンドル部にはアクセル回すことでバッテリーからの動力を前輪に伝送するモーターと車輪の回転速度を制御するブレーキシステムが設けられていること。(ハ)上記搭乗部には後輪軸の両側に1対の後輪が設けられ、また、充電用のコンセント差込み口と電源スイッチ、バッテリーの残量がライトの色で分かる操作部を有すると共にバッテリーが設けられていること。
【選択図】図1
Description
この考案は小型三輪車に関し、その動力源としてバッテリーを使用することで、人間が起立した状態で乗ることができる、軽量且つ静かでエコロジーな小回りのきく小型電動三輪車に関するものである。
従来、三輪車と言えば子供用の玩具や安定感のある年配者や主婦用の三輪自転車が想像される。また、他の近距離用の交通用具としては二輪自転車や電動機付自転車、オートバイなどが一般的である。
二輪や三輪式の自転車は基本的に人力が主であることから体力や持続力が求められるが、近年、電動自転車というバッテリー式のものが普及してきたことで、人力100パーセントの自転車と比べて一定量の体力削減に貢献している。他方、同じ二輪でもハンドルの付いた鉄製のボードに人が起立して乗り、片足で地面を蹴って進む用具や同じ様なボードにエンジンを付けることで両足を揃えたままで立って走る用具なども市販されているが実用的ではなく、使用者も一部の者に限定される。
20世紀後半、石油の埋蔵量の減少や環境汚染の深刻化により風力や水力、原子力などの様々な代替エネルギーの実用が研究されてきた。その中で最も安全且つクリーンで実用的なものとして注目を浴びたのは太陽光線を電気エネルギーへ転用する方法であった。この電気エネルギーを交通用具へ利用する先駆けとしては電気自動車があるが、未だ高額で、大型ゆえに世間一般に普及するに至ってはいない。
そこで老若男女を問わず操作も簡単に行えて安全で、軽量で持ち運びに容易であり、家庭でも簡単に充電出来ることでコストも低く、音も静かで、公害を引き起こさず自然に優しい、人力のかからない小型電動三輪車が求められていた。
本考案は近距離用の人力を使わない手軽な交通用具の普及を目指して開発工夫されたものであり、その目的とするところは、構造を簡単にすることでコストを削減し、電池を使用することで環境への負荷を無くし、全く人力に依存しない小型電動三輪車を提供することである。
前記課題を解決するため、本考案に係る小型電動三輪車は、車体の前部側にアクセルとブレーキを備えたハンドル部を有し、後部側には運転者の足を載せる搭乗部を有するとともに、以下の要件を備えたことを特徴とする。
(イ)上記ハンドル部には搭乗する人間の大きさ合わせて高さを調節できる調節レバーが設けられていること。
(ロ)上記ハンドル部にはアクセル回すことでバッテリーからの動力を前輪に伝送するモーターと車輪の回転速度を制御するブレーキシステムが設けられていること。
(ハ)上記搭乗部には後輪軸の両側に1対の後輪が設けられ、また、充電用のコンセント差込み口と電源スイッチ、バッテリーの残量がライトの色で分かる操作部を有すると共にバッテリーが設けられていること。
(イ)上記ハンドル部には搭乗する人間の大きさ合わせて高さを調節できる調節レバーが設けられていること。
(ロ)上記ハンドル部にはアクセル回すことでバッテリーからの動力を前輪に伝送するモーターと車輪の回転速度を制御するブレーキシステムが設けられていること。
(ハ)上記搭乗部には後輪軸の両側に1対の後輪が設けられ、また、充電用のコンセント差込み口と電源スイッチ、バッテリーの残量がライトの色で分かる操作部を有すると共にバッテリーが設けられていること。
次に図面を参照しながら本考案の小型電動三輪車の実施例を説明する。
図1は本考案の小型電動三輪車の斜視図であり、この小型電動三輪車は車体の前部側にモーター6と前輪9、ブレーキレバー1とアクセル2を備えたハンドル部3を有し、後部側には後輪10、11と運転者の足を載せる搭乗部8のほか、操作部5や2基のバッテリー19で構成されている。
図2には本考案の操作部5の拡大図が示されている。操作部5には小型電動三輪車を作動又は停止する際に使用する電源スイッチ12を有し、ONの状態にすると緑のライトが付くようになっている。電源スイッチ12の隣にはバッテリーライト13が備わっている。バッテリー19のエネルギーが充分あって走行出来る状態にある場合は赤いライトが付くようになっている。その他には充電用コンセント14を備え、バッテリーライト13が消えている場合やライトの色が薄い状態なら充電専用のアダプター(図示せず)を充電用コンセント14と家庭等のコンセントに接続して充電する。本考案の使用する2基のバッテリーl9の標準出力はそれぞれ12ボルト、3,5アンペアであり、1回の充電には約5時間から6時間かかる。当然、それ以上の高いパワーのバッテリーも使用可能であり、それにより持続力や充電に要する時間も異なってくる。
2基のバッテリー19はハンドル部3と搭乗部8を接続する接続部21近くに置かれ、通常はバッテリーカバー7に覆われて外側からは見えないようになっている。図3はバッテリー部分を正面から見た拡大断面図であるが、バッテリー19の上方には分離器20を備えている。分離器20はブレーキコードl6及びアクセルコード17並びにバッテリーコード18を束ねて収納しており、ブレーキコード16はブレーキ1と前輪9を結び、アクセルコード17はアクセル2とモーター6を、そしてバッテリーコード18はモーター6と2基のバッテリーを繋いで走行に必要な動力の要素を構成している。
図4はバッテリーカバー7を取り外した状態のハンドル部3と搭乗部8を結ぶ接続部21の拡大斜視図である。
接続部21にはハンドル部3と搭乗部8を結合する上下2本の支柱22を有しており、上方付近にには操作部5が設けられている。標準的な大人1人を搭乗させるには通常その重さに耐え得る太さの支柱を設置する必要があるので、本考案では半径2,5cm程の支柱22を2本設置しているが、当然それ以上の太さを有する支柱を備えても差し支えない。
接続部21にはハンドル部3と搭乗部8を結合する上下2本の支柱22を有しており、上方付近にには操作部5が設けられている。標準的な大人1人を搭乗させるには通常その重さに耐え得る太さの支柱を設置する必要があるので、本考案では半径2,5cm程の支柱22を2本設置しているが、当然それ以上の太さを有する支柱を備えても差し支えない。
次に本考案の小型電動三輪車による屋内外での使用方法について説明する。
まず最初に、接続部21に設置されている操作部5の電源スイッチ12をONにする。搭乗部8に人が起立した状態で乗り、ハンドル部3を両手で握る。高さの調節が必要な場合は調節レバー4によって搭乗者の身長に合わせて適宜調節する。次にアクセル2を下方に回すことによりバッテリーl9を駆動源としてモーター6が作動して前輪9が回転し、連動して後輪10、11も回転することにより前方へ進行する。停止する場合はブレーキレバー1を手前に引くことによって簡単に止まることが出来る。
本考案の小型電動三輪車は、老若男女を問わず操作も簡単に行えて安全で、軽量で持ち運びに容易であり、家庭でも簡単に充電出来ることでコストも低く、音も静かで、公害を引き起こさず自然に優しい、人力をかけずに使用することができる。以下、本考案の効果例を述べる。
(1)足の不自由な人や年配者等の近距離移動に際し、搭乗することによって足への負担を軽減することが出来る。
(2)広い工場内や敷地などで使用すれば歩行よりも早く快適に移動することができる。
(3)軽くて持ち運びに容易であり、コンセントがあればどこでも充電出来るので、何時でも何処でも使用することが出来る。
(4)最小面積(半径40〜50cm)でUターンすることが出来るので、小回りが利く。
(1)足の不自由な人や年配者等の近距離移動に際し、搭乗することによって足への負担を軽減することが出来る。
(2)広い工場内や敷地などで使用すれば歩行よりも早く快適に移動することができる。
(3)軽くて持ち運びに容易であり、コンセントがあればどこでも充電出来るので、何時でも何処でも使用することが出来る。
(4)最小面積(半径40〜50cm)でUターンすることが出来るので、小回りが利く。
1 ブレーキレバー
2 アクセル
3 ハンドル部
4 調節レバー
5 操作部(メインスイッチ)
6 モーター
7 バッテリーカバー
8 搭乗部
9 前輪
10、11 後輪
12 電源スイッチ
13 バッテリーライト
l4 充電用コンセント
15 保護キャップ
16 ブレーキコード
17 アクセルコード
18 バッテリーコード
19 バッテリー
20 分離器
21 接続部
22 支柱
2 アクセル
3 ハンドル部
4 調節レバー
5 操作部(メインスイッチ)
6 モーター
7 バッテリーカバー
8 搭乗部
9 前輪
10、11 後輪
12 電源スイッチ
13 バッテリーライト
l4 充電用コンセント
15 保護キャップ
16 ブレーキコード
17 アクセルコード
18 バッテリーコード
19 バッテリー
20 分離器
21 接続部
22 支柱
Claims (1)
- 車体の前部側にアクセルとブレーキを備えたハンドル部を有し、後部側には運転者の足を載せる搭乗部を有するとともに、以下の要件を備えたことを特徴とする小型電動三輪車。
(イ)上記ハンドル部には搭乗する人間の大きさ合わせて高さを調節できる調節レバーが設けられていること。
(ロ)上記ハンドル部にはアクセル回すことでバッテリーからの動力を前輪に伝送するモーターと車輪の回転速度を制御するブレーキシステムが設けられていること。
(ハ)上記搭乗部には後輪軸の両側に1対の後輪が設けられ、また、充電用のコンセント差込み口と電源スイッチ、バッテリーの残量がライトの色で分かる操作部を有すると共にバッテリーが設けられていること。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003271457U JP3099971U (ja) | 2003-08-20 | 2003-08-20 | バッテリーを利用した小型電動三輪車 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2003271457U JP3099971U (ja) | 2003-08-20 | 2003-08-20 | バッテリーを利用した小型電動三輪車 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3099971U true JP3099971U (ja) | 2004-04-22 |
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Family Applications (1)
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JP2003271457U Expired - Fee Related JP3099971U (ja) | 2003-08-20 | 2003-08-20 | バッテリーを利用した小型電動三輪車 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN112590996A (zh) * | 2019-10-01 | 2021-04-02 | 本田技研工业株式会社 | 跨骑型车辆、以及操作装置 |
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2003
- 2003-08-20 JP JP2003271457U patent/JP3099971U/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2021055650A (ja) * | 2019-10-01 | 2021-04-08 | 本田技研工業株式会社 | 鞍乗型車両、および操作装置 |
CN112590996B (zh) * | 2019-10-01 | 2022-06-28 | 本田技研工业株式会社 | 跨骑型车辆、以及操作装置 |
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