JP3099669B2 - ガス絶縁電気機器の光学式電圧測定装置 - Google Patents

ガス絶縁電気機器の光学式電圧測定装置

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JP3099669B2 JP07039409A JP3940995A JP3099669B2 JP 3099669 B2 JP3099669 B2 JP 3099669B2 JP 07039409 A JP07039409 A JP 07039409A JP 3940995 A JP3940995 A JP 3940995A JP 3099669 B2 JP3099669 B2 JP 3099669B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ガス絶縁開閉装置等の
ガス絶縁電気機器において、電気光学効果を利用して母
線の大地間電圧を測定する光学式電圧測定装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図9に電気光学効果を利用した光学式電
圧測定装置のうち、ニオブ酸リチウムなどの横型光変調
方式を利用した光学式電圧センサの構成の一例を示す。
【0003】光学式電圧センサは、光路41の順に偏光
子42、1/4波長板43、電気光学結晶44、検光子
45により構成されている。また偏光子42と検光子4
5における光の入出力部はコリメータレンズ47により
集光されている。電気光学結晶44の光路と平行になる
対向した二面には電極46が蒸着されている。
【0004】被測定電圧を電極46に印加すると、電気
光学結晶44は電気光学効果により印加された電圧に応
じて屈折率が変化する。この屈折率の変化はX方向、お
よびY方向によって異なった値を示す。
【0005】光路41に従い入射された光は偏光子42
により直線偏光にされた後、1/4波長板43により円
偏光となる。次にこの円偏光は電圧が印加された電気光
学結晶44を通過することにより位相変調され楕円偏光
となる。この楕円偏光は、検光子45により強度変換さ
れるため、電気光学結晶44に印加された電圧は光強度
として測定することができる。
【0006】光学式電圧センサにより測定できる電圧は
数百ボルト程度である。そのため、高電圧を光学式電圧
センサにより測定する場合は、被測定電圧を分圧し、こ
の分圧した電圧を光学式電圧センサにより測定した後、
既知の分圧比により被測定電圧を算出する方法が用いら
れる。
【0007】図8はこの光学式電圧センサを用いてガス
絶縁電気機器の母線11の大地間電圧を測定する従来の
光学式電圧測定装置を示す。
【0008】ガス絶縁電気機器の接地された円筒状の容
器10の内側に、母線11の先端面に対向させた円板状
の中間電極30が設置され、母線11の先端面と中間電
極30との間に、母線11と対向した部分に孔21を有
した接地電極20が配置されている。接地電極20は容
器10に固定され、容器10と同電位になっている。中
間電極30は絶縁物から成る支持台25により接地電極
20に固定されている。光学式電圧センサ40は容器1
0の内側に固定されている。光学式電圧センサ40の電
極46と中間電極30および接地電極20とはリード線
31、32によりに接続されている。また、信号処理装
置50は容器10の外部に配置し、密封端子12を介し
て送光用光ファイバ51および受光用光ファイバ52に
より光学式電圧センサ40と光学的に接続している。
【0009】母線11に電圧を印加すると母線11と接
地電極20との間に電界が発生する。接地電極20には
孔21が設けられているため、孔21の大きさ、母線1
1と接地電極20との距離、接地電極20と中間電極3
0との距離に応じた大きさの電圧が接地電極20と中間
電極30との間に生じる。この電圧は、リード線31、
32により光学式電圧センサ40に印加される。
【0010】この電圧は、母線11に課電された電圧
を、母線11と接地電極20との間の静電容量CS 、母
線11と中間電極30との間の静電容量CT および光学
式電圧センサが有する静電容量CK により分圧される
とにより得られる。
【0011】光学式電圧センサ40により測定できる電
圧は前述した通り数百ボルトであるため、中間電極30
と接地電極20との間に生じる電圧を数百ボルトになる
ように調整される。この調整は前述した静電容量CS お
よびCT を変化させるために支持台25の高さHを調整
し、接地電極20と中間電極30との間隔を変えること
により行われている。
【0012】光学式電圧センサ40に印加された電圧
は、前述した手段により光の強度に変換され、光ファイ
バ51、52により密封端子12を介して信号処理装置
50に送られている。
【0013】信号処理装置50では、光の強度をフォト
ダイオードにて電流信号に変換した後、抵抗を用いて電
圧信号に変換し、これに既知の分圧比を積算して母線1
1に印加された大地間電圧を表示、出力している。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来の光
学式電圧測定装置は、リード線31と32が形成する静
電容量が上述の母線11と接地電極20および中間電極
30の幾何学的配置で定まる分圧比に対して誤差を生じ
させるとともに、この誤差が製作上リード線31と32
が可とう的であることから、個々に一定しないという問
題がある。また接地電極20の有する孔21は母線11
側と光学式電圧センサ40側とを連通させているため、
光学式電圧センサ40側のみを取り外すなどの場合にお
いて、母線11を有するガス絶縁電気機器本体側に封入
された絶縁ガスを抜かなければならないなどの作業を要
し、メンテナンスが容易でないという問題がある。そこ
で本発明は、かかる問題を排除して、より高精度で電圧
測定でき、またメンテナンスが容易なガス絶縁電気機器
の光学式電圧測定装置を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明では、ガ
ス絶縁電気機器の容器に収容した母線と所定の間隔を隔
てて容器に取り付け、かつ母線と対向する部分の一部に
孔を設けた接地電極と、この接地電極の母線に対し背面
側に、当該接地電極の孔に面し、所定の間隔を隔てて配
置した中間電極と、この中間電極と前記接地電極とに接
続した光学式電圧センサと、ガス絶縁電気機器の容器の
外に配置し、前記光学式電圧センサと光学的に接続した
信号処理装置とを備えたガス絶縁電気機器の光学式電圧
測定装置において、光学式電圧センサを前記接地電極と
前記中間電極との間に配置し、その光学式電圧センサの
電気光学結晶の電極を前記接地電極と前記中間電極と
に、それぞれ直接当接して接続したことを特徴とする。
【0016】請求項2では、ガス絶縁電気機器の容器に
収容した母線と所定の間隔を隔てて容器に取り付け、か
つ母線と対向する部分の一部に孔を設けた接地電極と、
この接地電極の母線に対し背面側に、当該接地電極の孔
に面し、所定の間隔を隔てて配置した中間電極と、この
中間電極と前記接地電極とに接続した光学式電圧センサ
と、ガス絶縁電気機器の容器の外に配置し、前記光学式
電圧センサと光学的に接続した信号処理装置とを備えた
ガス絶縁電気機器の光学式電圧測定装置において、前記
中間電極の前記接地電極に対し背面側に、前記光学式電
圧センサを、その電気光学結晶の電極の一方を当接して
配置し、さらに電気光学結晶の電極の他の一方に当接す
るように、前記接地電極またはガス絶縁電気機器の容器
に取り付けた接地板を設けたことを特徴とする。
【0017】請求項3では、接地電極が母線の先端部に
対向して配置され、母線の先端部に対向した部分に孔を
設けたことを特徴とする。
【0018】請求項4では、ガス絶縁電気機器の容器の
一部が接地電極として共用され、かつこの接地電極に
線に対向した孔を設けたこと特徴とする。
【0019】請求項5では、接地電極を三相の母線の先
端部に対向して配置し、この接地電極の前記先端部と対
向した部分に孔を設け、かつ三相を区画する金属製のバ
リアを前記接地電極の母線側に設けたことを特徴とす
る。
【0020】請求項6では、接地電極に設けた孔を気密
封止する絶縁性の盲蓋を設けたことを特徴とする。
【0021】
【作用】上記請求項1、2、3、4または5に示す本発
明の構成によるガス絶縁電気機器の光学式電圧測定装置
においては、中間電極と接地電極との間に発生する電圧
を、リード線を必要とせず光学式電圧センサの電気光学
結晶に直接印加することになるので、リード線の静電容
量に影響されることなく、電圧を精度よく測定すること
ができる。
【0022】また、請求項6に示す本発明の構成にあっ
ては、母線を有するガス絶縁電気機器本体側に封入され
た絶縁ガスと光学式電圧センサ側に封入された絶縁ガス
とが盲蓋により区分されることになるので、光学式電圧
センサ部のみの取り付け、取り外し等において、ガス絶
縁電気機器全体の絶縁ガス抜き取り等の作業を必要とし
ない。
【0023】
【実施例】図1は本発明のガス絶縁電気機器の光学式電
圧測定装置の一例で、図1(A)に示すようにガス絶縁
電気機器の母線11はスペーサ12によって容器10に
支持されている。接地電極20は母線11の先端部に面
して、この先端部と所定の間隔を隔てて容器10に取り
付けられている。この取り付けは容器10に直接溶接す
るか、取り外し可能なように容器10内にフランジを取
り付け、これにボルト締めするかにより行うことができ
る。この接地電極20の母線11の先端部に対向する部
分に所要の大きさの孔21が設けられ、この孔21を中
心に絶縁物の支持台25を介して中間電極30が取り付
けられている。この取り付けは接着でもよいが、確実性
を期すため絶縁性のボルトで接地電極20に取り付けて
もよい。また支持台25、中間電極30は円板状が好ま
しい。
【0024】支持台25には、切り欠き部を有し、その
切り欠き部に光学式電圧センサ40が図1(B)に示す
ように埋め込まれている。前述した通り、光学式電圧セ
ンサ40はコリメータレンズ47、偏光子42、1/4
波長板43、電気光学結晶44、検光子45、コリメー
タレンズ47の順で構成されている。光学式電圧センサ
40の支持台25への埋め込みには、電気光学結晶44
の両面の電極46が、それぞれ接地電極20と中間電極
30とに当接するように配置されている。この両面の電
極46と接地電極20および中間電極30との当接には
支持台25の厚さを電気光学結晶44の厚さに合わせて
もよいが、接地電極20、中間電極30、電気光学結晶
44との間に導電性の高いバネを介して接触させるよう
にしてもよい。
【0025】光学式電圧センサ40の二つのコリメータ
レンズ47に、それぞれ光ファイバ51、52が接続さ
れ、それが図1(A)に示すように容器10に取り付け
られた密封端子12を介して信号処理装置50に接続さ
れている。カバー13は容器10にボルト締めされ、こ
のカバー13によって光学式電圧センサ40の部分は絶
縁ガス内に封止されている。
【0026】信号処理装置50から光ファイバ51へ送
られた光は、光学式電圧センサ40を通して、光ファイ
バ52から信号処理装置50へ戻される。前述した通
り、電圧が母線11に印加されると、その電界により中
間電極30と接地電極20との間に分圧された電圧が発
生し、この電圧が直接光学式電圧センサ40の電気光学
結晶44に印加され、光信号に変換される。これによっ
て信号処理装置50では受信した光信号から既知の分圧
比を用いて母線11に印加された大地間電圧を出力する
ことができる。
【0027】図2は本発明の他の実施例で、上述におけ
る中間電極30をカバー13に取り付けた絶縁物の支持
台26により固定したもので、光学式電圧センサ40は
上述の図1に示した場合と同じく、電気光学結晶44の
電極がそれぞれ中間電極30と接地電極20とに当接す
るように配置した場合のものである。
【0028】図3は本発明のさらに他の実施例で、図3
(A)において母線11、接地電極20は上述の場合と
同じ構成である。中間電極30は支持台25によって接
地電極20の母線11に対し背面側に孔21に面して取
り付けてある。この中間電極30の接地電極20に対し
て背面側に図3(B)に示すように光学式電圧センサ4
0が、その電気光学結晶44の両面の電極46の一方が
中間電極30に当接して配置されている。さらに電気光
学結晶44の他の一方の電極46に当接して中間電極3
0に接しない大きさの断面コ字形の接地板23が設けら
れている。この接地板23は断面コ字形の先端部分で接
地電極20に取り付けられている。
【0029】この光学式電圧センサ40を構成する電気
光学結晶44と中間電極30および接地板23とは、直
接接触させてもよいが、前述の実施例の場合と同じよう
に導電性の高い板バネを介して接触させてもよい。ま
た、本実施例では接地板23は断面コ字形で中間電極3
0を覆うようにして接地電極20に取り付けているが、
これを逆向きにして図示しないがカバー13に取り付け
てもよい。この場合において中間電極30を接地板23
側に絶縁物を介して取り付けてもよい。この構成におい
て母線11に電圧が印加されると、前述の場合と同じよ
うに接地電極20と中間電極30との間に分圧された電
圧が発生するが、接地板23と接地電極20とは同電位
であるため、光学式電圧センサ40に分圧された電圧が
印可されることになる。
【0030】したがって、前述の通り信号処理装置50
より光ファイバ51を介して送り出された光が光学式電
圧センサ40のコリメータレンズ47、偏光子42、1
/4波長板43、電気光学結晶44、検光子45、コリ
メータレンズ47を通過して電圧の光強度信号を得て光
ファイバ52を介して信号処理装置50に戻される。こ
れによって母線11の大地間電圧が測定できることは、
上述の場合と同様である。
【0031】図4は本発明のまた他の実施例で、容器1
0の一部を接地電極として共用するものである。容器1
0の接地電極部分には母線11に対向させて孔21を設
け、この孔21を中心として容器10の外側に上述の例
と同じように中間電極30、支持台25、光学式電圧セ
ンサ40が配置されている。容器10は一般に円筒状で
あるが、その曲率に比し光学式電圧センサ40が僅少で
あるため、上述の例と同じ方法で取り付けることができ
る。
【0032】カバー13は容器10の円筒状の部分にア
ダプタ(図示しない)を介して取り付けられ、光学式電
圧センサ40の部分を絶縁ガス内に封止している。また
カバー13に密封端子12が取り付けられ、信号処理装
置50と光学式電圧センサ40とは上述の例と同じよう
に光ファイバ51、52によって接続されている。母線
11に電圧が印加されると、中間電極30と容器10と
の間に分圧された電圧が発生し、これによって母線11
の大地電圧が測定できることは上述の場合と同様であ
る。
【0033】図5は図4に示した構成において、それを
三相母線に応用した例である。容器10には三相母線1
1a、11b、11cが収納される。前記三相母線11
a、11b、11cが近接して対応する前記容器10の
接地電極部分に、それぞれ孔21a、21b、21cが
設けられている。そのほかの構成については上述の図4
に示す場合と同一である。
【0034】この構成において、各相に対応して配置し
た光学式電圧センサ40a、40b、40cからは、他
相の電界とも合成された電界に基づく電圧が計測され
る。この計測値と母線11a、11b、11c、容器1
0、および中間電極30a、30b、30cとの幾何学
的配置により、予め電界計算で求められた比率から各相
の大地電圧を算出することができる。しかし本実施例で
は他相の電界の影響は無視できる程度に小さい。
【0035】図6に本発明のさらにまた他の実施例を示
す。図6は上述の図1に示した構成を三相母線に適用し
た場合の例である。同図に示すように接地電極20は主
板20aと、この主板20aに垂直に母線11a、11
b、11c側にそれぞれ母線11a、11b、11cを
幾何学的に区分するように取り付けたバリア20bとに
より構成され、かつ主板20aには母線11a、11
b、11cそれぞれの先端部に対応する部分に孔21
a、21b、21cが設けられている。その他は上述の
構成と同一である。即ちこの孔21a、21b、21c
の背面には、それぞれこの孔21a、21b、21cが
中心となるように配置された中間電極30a、30b、
30cと主板20aとの間に光学式電圧センサ40a、
40b、40cが設けられている。この構成において、
各相に対応して配置した光学式電圧センサ40a、40
b、40cからは他相の電界とも合成された電界に基づ
く電圧が計測されるが、この場合も上述の図5に示した
実施例の場合と同じくして、各相の大地間電圧を算定す
ることができる。
【0036】この本実施例において、バリア20bを取
り付けない場合においても他相の影響は実用上許容でき
る範囲のものである。
【0037】図7は母線11を含むガス絶縁電気機器本
体側の絶縁ガスを有する領域と光学式電圧センサ40を
含む絶縁ガスを有する領域とを区分させるようにした、
本発明のまた他の実施例である。同図は接地電極20に
設けた孔21を光学式電圧センサ40を有する側で絶縁
物製の盲蓋60により封止している。この封止には接地
電極20に貫通しないタップ孔を設け、盲蓋60を絶縁
物製のボルトで締め付けることによって行うことができ
る。
【0038】絶縁ガスの密封封止には一般のガスケット
構造や同図に示すようにオーリング61を用いてもよい
が、接地電極20は完全平面性が保たれない場合が多
く、完全封止の期待が小さいため、絶縁ガスの完全気密
構造として容器10とカバー13とのフランジ部におけ
る締め付け構造が必要である。この盲蓋60の構造によ
って通常の短時間の光学式電圧センサ40のメンテナン
ス作業においてガス絶縁電気器機器本体側の絶縁ガスを
抜かなくてもよいという有効な効果がある。
【0039】
【発明の効果】本発明によれば、リード線を必要とせず
光学式電圧センサに直接中間電極と接地電極に発生する
電圧が印加できるので、リード線より発生する不安定な
静電容量変化が無く、精度よく電圧を測定することがで
きる。また、ガス絶縁電気機器側と光学式電圧センサ側
との絶縁ガスの絶縁ガスの流路を封止することにより光
学式電圧センサ側の取付け、取外し等においてガス絶縁
電気機器の絶縁ガスの抜き出し作業を必要としないた
め、光学式電圧センサのメンテナンスが非常に容易とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のガス絶縁電気機器の光学式電圧測定装
置の一例を示す図で、(A)は取付部の断面図、(B)
は支持台部の図である。
【図2】本発明のガス絶縁電気機器の光学式電圧測定装
置の他の例を示す図である。
【図3】本発明のガス絶縁電気機器の光学式電圧測定装
置のさらに他の例を示す図で、(A)は取付部の断面
図、(B)は光学式電圧センサ取付部の拡大図である。
【図4】本発明のガス絶縁電気機器の光学式電圧測定装
置のさらに他の例を示す図である。
【図5】本発明のガス絶縁電気機器の光学式電圧測定装
置のさらに他の例を示す図である。
【図6】本発明のガス絶縁電気機器の光学式電圧測定装
置のさらに他の例を示す図である。
【図7】本発明のガス絶縁電気機器の光学式電圧測定装
置のさらに他の例を示す図である。
【図8】従来のガス絶縁電気機器の光学式電圧測定装置
の一例を示す図である。
【図9】光学式電圧センサの構成の一例を示す図であ
る。
【符号の説明】
10 容器 11 母線 13 カバー 20 接地電極 21 孔 23 接地板 30 中間電極 40 光学式電圧センサ 44 電気光学結晶 46 電極 50 信号処理装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−140182(JP,A) 特開 平7−159447(JP,A) 特開 平7−159448(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01R 15/24,15/06,29/12 H02B 13/06

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ガス絶縁電気機器の容器に収容した母線と
    所定の間隔を隔てて容器に取り付け、かつ母線と対向す
    る部分の一部に孔を設けた接地電極と、 この接地電極の母線に対し背面側に、当該接地電極の孔
    に面し、所定の間隔を隔てて配置した中間電極と、 この中間電極と前記接地電極とに接続した光学式電圧セ
    ンサと、 ガス絶縁電気機器の容器の外に配置し、前記光学式電圧
    センサと光学的に接続した信号処理装置とを備えたガス
    絶縁電気機器の光学式電圧測定装置において、 光学式電圧センサを前記接地電極と前記中間電極との間
    に配置し、その光学式電圧センサの電気光学結晶の電極
    を前記接地電極と前記中間電極とに、それぞれ直接当接
    して接続したことを特徴とするガス絶縁電気機器の光学
    式電圧測定装置。
  2. 【請求項2】ガス絶縁電気機器の容器に収容した母線と
    所定の間隔を隔てて容器に取り付け、かつ母線と対向す
    る部分の一部に孔を設けた接地電極と、 この接地電極の母線に対し背面側に、当該接地電極の孔
    に面し、所定の間隔を隔てて配置した中間電極と、 この中間電極と前記接地電極とに接続した光学式電圧セ
    ンサと、 ガス絶縁電気機器の容器の外に配置し、前記光学式電圧
    センサと光学的に接続した信号処理装置とを備えたガス
    絶縁電気機器の光学式電圧測定装置において、 前記中間電極の前記接地電極に対し背面側に、前記光学
    式電圧センサを、その電気光学結晶の電極の一方を当接
    して配置し、さらに電気光学結晶の電極の他の一方に当
    接するように前記接地電極またはガス絶縁電気機器の容
    器に取り付けた接地板を設けたことを特徴とするガス絶
    縁電気機器の光学式電圧測定装置。
  3. 【請求項3】請求項1または2において、接地電極が母
    線の先端部に対向して配置され、母線の先端部に対向し
    た部分に孔を設けたことを特徴とするガス絶縁電気機器
    の光学式電圧測定装置。
  4. 【請求項4】請求項1または2においてガス絶縁電気機
    器の容器の一部が接地電極として共用され、かつこの接
    地電極に母線に対向して孔を設けたこと特徴とするガ
    ス絶縁電気機器の光学式電圧測定装置。
  5. 【請求項5】請求項1または2において、接地電極を三
    相の母線の先端部に対向して配置し、この接地電極の前
    記先端部と対向した部分に孔を設け、かつ三相を区画す
    る金属製のバリアを前記接地電極の母線側に設けたこと
    を特徴とするガス絶縁電気機器の光学式電圧測定装置。
  6. 【請求項6】請求項1、2、3、4、または5におい
    て、接地電極に設けた孔を気密封止する絶縁性の盲蓋を
    設けたことを特徴とするガス絶縁電気機器の光学式電圧
    測定装置。
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