JP3099360B2 - 記録再生装置 - Google Patents
記録再生装置Info
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- JP3099360B2 JP3099360B2 JP29796690A JP29796690A JP3099360B2 JP 3099360 B2 JP3099360 B2 JP 3099360B2 JP 29796690 A JP29796690 A JP 29796690A JP 29796690 A JP29796690 A JP 29796690A JP 3099360 B2 JP3099360 B2 JP 3099360B2
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- Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
- Management Or Editing Of Information On Record Carriers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、映像信号を記録する記録再生装置に関し、
特に高能率符号化した映像信号を編集するのに適した記
録再生装置に関する。
特に高能率符号化した映像信号を編集するのに適した記
録再生装置に関する。
従来の技術 ビデオテープレコーダー(以下、単にVTRと記す)に
ディジタル記録したものに対して単にカットごとにつな
ぐだけでなく、映像信号をフェードアウト・フェードイ
ンしてつなぐなどすでに記録してある信号に対して演算
処理を伴う編集をしようとすると、記録に先だってあら
かじめ記録してある信号を再生しなくてはならない。即
ち、回転シリンダー上に記録ヘッドの他に先行再生ヘッ
ドを設けて、記録ヘッドがトレースするビデオトラック
に対し所定時間だけ先行したビデオトラックを再生し、
誤り検出・訂正処理等の再生処理、入力信号と前記再生
信号との演算処理、演算信号に対して誤り訂正符号化等
の記録処理を行なった後に記録信号に変換してもともと
記録してあった記録媒体上の位置に記録しなければなら
ない。この場合の先行再生量は上記全ての信号処理に要
する時間と一致する。
ディジタル記録したものに対して単にカットごとにつな
ぐだけでなく、映像信号をフェードアウト・フェードイ
ンしてつなぐなどすでに記録してある信号に対して演算
処理を伴う編集をしようとすると、記録に先だってあら
かじめ記録してある信号を再生しなくてはならない。即
ち、回転シリンダー上に記録ヘッドの他に先行再生ヘッ
ドを設けて、記録ヘッドがトレースするビデオトラック
に対し所定時間だけ先行したビデオトラックを再生し、
誤り検出・訂正処理等の再生処理、入力信号と前記再生
信号との演算処理、演算信号に対して誤り訂正符号化等
の記録処理を行なった後に記録信号に変換してもともと
記録してあった記録媒体上の位置に記録しなければなら
ない。この場合の先行再生量は上記全ての信号処理に要
する時間と一致する。
発明が解決しようとする課題 しかし、映像信号を高能率符号化してVTRにディジタ
ル記録したものに対してフェードアウト・フェードイン
などの既に記録してある信号に対して演算処理を伴う編
集をしようとすると、上記再生処理、演算処理、演算信
号の記録処理の他に、高能率符号化された再生信号を元
の映像信号に復合化する処理と演算された信号に対して
高能率符号化する処理が必要になる。
ル記録したものに対してフェードアウト・フェードイン
などの既に記録してある信号に対して演算処理を伴う編
集をしようとすると、上記再生処理、演算処理、演算信
号の記録処理の他に、高能率符号化された再生信号を元
の映像信号に復合化する処理と演算された信号に対して
高能率符号化する処理が必要になる。
このことは処理が複雑になりハード規模を増大させる
ばかりでなく、高能率符号化、及び復号化に要する処理
時間に相当する時間だけ先行再生量を更に大きくするこ
とが必要となる。この高能率符号化、及び復号化に要す
る処理時間は符号化アルゴリズムに依存し、例えば、1
フレームで完結する高能率符号化アルゴリズムであれば
最低でも1フレーム、数フレームに及ぶ符号化アルゴリ
ズムでは数フレームの処理時間が必要となり、それぞれ
に応じて先行再生量が必要となる。しかし、回転ヘッド
シリンダーを用いたヘリカルスキャン記録方式のVTRで
は先行再生量を大きくすればする程、記録ヘッドと先行
再生ヘッドとの取り付け高さの違いが大きくなり、1フ
レームあたりのトラック数の多いハイビジョン信号等の
広帯域信号を記録するVTRを考えた場合、ヘッド取り付
け高さ数mmの違いに対して1um以下の精度でそれぞれの
ヘッドを取り付けなくてはならないということが発生す
る。もし、ヘッド取り付けに誤差があると、先行再生ヘ
ッドは再生トラックにオントラックしているが、記録ヘ
ッドは記録トラックにオントラックしないということが
起こり、精度の良い編集ができないということになる。
ばかりでなく、高能率符号化、及び復号化に要する処理
時間に相当する時間だけ先行再生量を更に大きくするこ
とが必要となる。この高能率符号化、及び復号化に要す
る処理時間は符号化アルゴリズムに依存し、例えば、1
フレームで完結する高能率符号化アルゴリズムであれば
最低でも1フレーム、数フレームに及ぶ符号化アルゴリ
ズムでは数フレームの処理時間が必要となり、それぞれ
に応じて先行再生量が必要となる。しかし、回転ヘッド
シリンダーを用いたヘリカルスキャン記録方式のVTRで
は先行再生量を大きくすればする程、記録ヘッドと先行
再生ヘッドとの取り付け高さの違いが大きくなり、1フ
レームあたりのトラック数の多いハイビジョン信号等の
広帯域信号を記録するVTRを考えた場合、ヘッド取り付
け高さ数mmの違いに対して1um以下の精度でそれぞれの
ヘッドを取り付けなくてはならないということが発生す
る。もし、ヘッド取り付けに誤差があると、先行再生ヘ
ッドは再生トラックにオントラックしているが、記録ヘ
ッドは記録トラックにオントラックしないということが
起こり、精度の良い編集ができないということになる。
本発明はかかる点に鑑み、高能率符号化した映像信号
を演算処理を含む編集を行うのに適した記録再生装置を
提供することを目的とする。
を演算処理を含む編集を行うのに適した記録再生装置を
提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 本発明は、映像信号を高能率符号化して符号化データ
を得る手段と、前記符号化データの中から映像信号の基
本的構成を抽出した基本データと映像信号の微細情報を
抽出した追加データとに分離する手段と、前記基本デー
タと追加データとを記録媒体上の別々の領域に記録する
手段と、編集時に前記記録媒体上に記録された基本デー
タもしくは追加データを先行再生する手段と、前記先行
再生された基本データもしくは追加データに所定係数の
乗算や置き換えを少なくとも1つ含む演算を行って編集
する手段とを備え、前記編集したデータを記録媒体に記
録することを特徴とするものである。
を得る手段と、前記符号化データの中から映像信号の基
本的構成を抽出した基本データと映像信号の微細情報を
抽出した追加データとに分離する手段と、前記基本デー
タと追加データとを記録媒体上の別々の領域に記録する
手段と、編集時に前記記録媒体上に記録された基本デー
タもしくは追加データを先行再生する手段と、前記先行
再生された基本データもしくは追加データに所定係数の
乗算や置き換えを少なくとも1つ含む演算を行って編集
する手段とを備え、前記編集したデータを記録媒体に記
録することを特徴とするものである。
作用 本発明は前記した構成により、映像信号の基本的構成
を示す基本データと微細情報を示す追加データとを記録
媒体上に記録し、編集時に基本データや追加データに対
して所定の演算を行ない記録媒体上に書き込むので、高
能率符号化データを復号しなくても高能率符号化された
データのままで演算して編集できるため、先行再生量の
少ない簡単な構成で高能率符号化した映像信号のデータ
を演算処理をして編集できる記録再生装置を提供するこ
とができる。
を示す基本データと微細情報を示す追加データとを記録
媒体上に記録し、編集時に基本データや追加データに対
して所定の演算を行ない記録媒体上に書き込むので、高
能率符号化データを復号しなくても高能率符号化された
データのままで演算して編集できるため、先行再生量の
少ない簡単な構成で高能率符号化した映像信号のデータ
を演算処理をして編集できる記録再生装置を提供するこ
とができる。
実施例 第1図は本発明の実施例における記録再生装置の信号
処理ブロック図、第2図は本実施例における記録トラッ
クパターン図、第3図は記録信号のタイミングを示すタ
イミング図、第4図は編集時の各部のタイミングを示す
タイミング図、第5図は各ヘッドの取り付けを示し、そ
れぞれのヘッドが記録媒体上をトレースするヘッド軌跡
パターン図である。本実施例では第5図に示すように記
録ヘッド8は回転シリンダー上に180度相対向して取り
付け、先行再生ヘッド10は記録ヘッドに対し+45度の位
置で2スキャン先行したトラックを再生するような高さ
で取り付け、再生ヘッド11は記録ヘッドに対して−45度
の位置に記録直後のトラックを再生するような高さで取
り付けるものとし、フレーム周波数の5倍の回転数で前
記回転シリンダーを回転させてフレームごとに1トラッ
クは無記録状態としてディジタル記録する場合(即ち1
フレームの記録トラックは10本からなり、その内の9ト
ラックに映像信号を記録する)を例にとって説明する。
処理ブロック図、第2図は本実施例における記録トラッ
クパターン図、第3図は記録信号のタイミングを示すタ
イミング図、第4図は編集時の各部のタイミングを示す
タイミング図、第5図は各ヘッドの取り付けを示し、そ
れぞれのヘッドが記録媒体上をトレースするヘッド軌跡
パターン図である。本実施例では第5図に示すように記
録ヘッド8は回転シリンダー上に180度相対向して取り
付け、先行再生ヘッド10は記録ヘッドに対し+45度の位
置で2スキャン先行したトラックを再生するような高さ
で取り付け、再生ヘッド11は記録ヘッドに対して−45度
の位置に記録直後のトラックを再生するような高さで取
り付けるものとし、フレーム周波数の5倍の回転数で前
記回転シリンダーを回転させてフレームごとに1トラッ
クは無記録状態としてディジタル記録する場合(即ち1
フレームの記録トラックは10本からなり、その内の9ト
ラックに映像信号を記録する)を例にとって説明する。
また、映像信号の最小編集単位はフレーム単位、映像
信号の高能率符号化方式は1フレームでそのアルゴリズ
ムが完結し、映像信号の2次元画面上を所定のブロック
サイズに分割しこの符号化ブロック内のデータのダイナ
ミックレンジを求め、1フレーム全体で一定のデータ量
になるようにそれぞれのダイナミックレンジに応じて適
当な量子化ビット数を与えて前記符号化ブロック内の画
素に対して再量子化するダイナミックレンジ符号化とす
る。この場合与える量子化ビット数も追加データとして
VTRに記録する。また、説明の簡略化のためディジタル
記録のための誤り訂正符号の処理については省略し、信
号処理時間についても高能率符号化処理、及び編集時の
演算処理の処理時間だけを想定し、その他の処理に対す
る処理時間については説明の簡略化のため省略した。更
に記録する映像信号は輝度信号だけとし、編集時の演算
処理は基本データに対して行う場合について説明する。
信号の高能率符号化方式は1フレームでそのアルゴリズ
ムが完結し、映像信号の2次元画面上を所定のブロック
サイズに分割しこの符号化ブロック内のデータのダイナ
ミックレンジを求め、1フレーム全体で一定のデータ量
になるようにそれぞれのダイナミックレンジに応じて適
当な量子化ビット数を与えて前記符号化ブロック内の画
素に対して再量子化するダイナミックレンジ符号化とす
る。この場合与える量子化ビット数も追加データとして
VTRに記録する。また、説明の簡略化のためディジタル
記録のための誤り訂正符号の処理については省略し、信
号処理時間についても高能率符号化処理、及び編集時の
演算処理の処理時間だけを想定し、その他の処理に対す
る処理時間については説明の簡略化のため省略した。更
に記録する映像信号は輝度信号だけとし、編集時の演算
処理は基本データに対して行う場合について説明する。
第1図において1は映像信号が入力する入力端子、2
は前記映像信号をA/D変換するA/D変換器、3は前記ディ
ジタル信号に変換された映像信号を高能率符号化する符
号化回路、4は符号化されたデータから画像の基本的特
徴を示す基本データと微細情報を示す追加データとに分
離するデータ分離回路、5は前記分離された基本データ
に対し演算を行う入力データ演算回路、15は先行再生さ
れた基本データに対し演算を行う再生データ演算回路、
6は編集時に前記演算された入力基本データと再生基本
データとを切り換えるスイッチ、7は前記追加データと
前記スイッチ6から出力する基本データとを時分割して
多重する時分割多重回路、8は記録ヘッド、10は記録に
先立って記録媒体上からデータを再生する先行再生ヘッ
ド、11は再生ヘッド、9は記録媒体、12は再生信号から
画面の同一の符号化ブロック内の基本データと追加デー
タとの組合せに再生データを並び替えるデータ合成回
路、13は高能率符号化された再生データを復号する復号
化回路、14は再生信号から基本データを抜き取る基本デ
ータ抽出回路、16は前記復号された再生データをD/A変
換するD/A変換器、17は出力端子である。第2図におい
て18は追加データを記録するトラック、19は基本データ
を記録するトラック、20はフレーム単位のそれぞれの映
像信号を記録媒体上で分離する無記録状態のトラック、
21は基本データと追加データとを分離する所定長さにわ
たる無記録状態のトラックである。
は前記映像信号をA/D変換するA/D変換器、3は前記ディ
ジタル信号に変換された映像信号を高能率符号化する符
号化回路、4は符号化されたデータから画像の基本的特
徴を示す基本データと微細情報を示す追加データとに分
離するデータ分離回路、5は前記分離された基本データ
に対し演算を行う入力データ演算回路、15は先行再生さ
れた基本データに対し演算を行う再生データ演算回路、
6は編集時に前記演算された入力基本データと再生基本
データとを切り換えるスイッチ、7は前記追加データと
前記スイッチ6から出力する基本データとを時分割して
多重する時分割多重回路、8は記録ヘッド、10は記録に
先立って記録媒体上からデータを再生する先行再生ヘッ
ド、11は再生ヘッド、9は記録媒体、12は再生信号から
画面の同一の符号化ブロック内の基本データと追加デー
タとの組合せに再生データを並び替えるデータ合成回
路、13は高能率符号化された再生データを復号する復号
化回路、14は再生信号から基本データを抜き取る基本デ
ータ抽出回路、16は前記復号された再生データをD/A変
換するD/A変換器、17は出力端子である。第2図におい
て18は追加データを記録するトラック、19は基本データ
を記録するトラック、20はフレーム単位のそれぞれの映
像信号を記録媒体上で分離する無記録状態のトラック、
21は基本データと追加データとを分離する所定長さにわ
たる無記録状態のトラックである。
以上のように構成された本実施例の記録再生装置につ
いてその動作を説明する。入力端子1から入力した映像
信号はA/D変換されて符号化回路3に入力する。符号化
回路3では前記映像データを一時メモリーに格納し、順
次あらかじめ決められたシーケンスで前記メモリーから
読みだして高能率符号処理としてダイナミックレンジ符
号化を行い符号化データを出力する。符号化に際して
は、1フレーム内で所定のデータ量になるように各符号
化ブロックに割り当てるビット数を制御する。データ分
離回路4では、ブロックごとの最小値とダイナミックレ
ンジを基本データとし、画素ごとに再量子化した量子化
データと各符号化ブロックに割り当てられたビット数を
追加データとして分離し出力する。このうち基本データ
は入力データ演算回路5、スイッチ6を介して時分割多
重回路7に入力する。前記入力データ演算回路5は通常
記録時には、スルー状態となり、編集時に入力信号に演
算する時は所定の演算を行う。この演算については後に
説明する。時分割多重回路6では前記基本データと前記
追加データと無記録状態の信号とが時分割多重され、記
録ヘッド8を介して記録媒体上に記録される。第3図は
この記録信号の記録タイミングを示しており、24は記録
パターン上の基本データ記録トラック19に、25は追加デ
ータ記録トラック18に、23は無記録状態のトラック20
に、22は所定長さにわたる無記録状態のトラック21にそ
れぞれ対応している。したがって、記録パターン上では
1フレームの基本データと、1フレームの追加データと
は記録媒体上の完全に独立した領域に記録される。
いてその動作を説明する。入力端子1から入力した映像
信号はA/D変換されて符号化回路3に入力する。符号化
回路3では前記映像データを一時メモリーに格納し、順
次あらかじめ決められたシーケンスで前記メモリーから
読みだして高能率符号処理としてダイナミックレンジ符
号化を行い符号化データを出力する。符号化に際して
は、1フレーム内で所定のデータ量になるように各符号
化ブロックに割り当てるビット数を制御する。データ分
離回路4では、ブロックごとの最小値とダイナミックレ
ンジを基本データとし、画素ごとに再量子化した量子化
データと各符号化ブロックに割り当てられたビット数を
追加データとして分離し出力する。このうち基本データ
は入力データ演算回路5、スイッチ6を介して時分割多
重回路7に入力する。前記入力データ演算回路5は通常
記録時には、スルー状態となり、編集時に入力信号に演
算する時は所定の演算を行う。この演算については後に
説明する。時分割多重回路6では前記基本データと前記
追加データと無記録状態の信号とが時分割多重され、記
録ヘッド8を介して記録媒体上に記録される。第3図は
この記録信号の記録タイミングを示しており、24は記録
パターン上の基本データ記録トラック19に、25は追加デ
ータ記録トラック18に、23は無記録状態のトラック20
に、22は所定長さにわたる無記録状態のトラック21にそ
れぞれ対応している。したがって、記録パターン上では
1フレームの基本データと、1フレームの追加データと
は記録媒体上の完全に独立した領域に記録される。
次に再生処理について説明する。通常再生時は再生ヘ
ッド11を介して追加データと基本データとが時分割され
て再生されるものの中からデータ合成回路12で画面の同
一ブロックの情報を示す基本データと追加データとの組
合せに並び替え、復号化回路13で基本データと追加デー
タとから再生信号を復号する。この復号データはD/A変
換器16でアナログ信号に変換されて出力する。
ッド11を介して追加データと基本データとが時分割され
て再生されるものの中からデータ合成回路12で画面の同
一ブロックの情報を示す基本データと追加データとの組
合せに並び替え、復号化回路13で基本データと追加デー
タとから再生信号を復号する。この復号データはD/A変
換器16でアナログ信号に変換されて出力する。
次に、既に記録してある映像信号に対してフェードア
ウトを行い入力信号に対してフェードインして編集する
場合について説明する。まず先行再生ヘッド10から再生
されるデータの中から基本データ抽出回路14で基本デー
タを抽出する。第4図の29はこの再生基本データを示
し、記録タイミングに対し2スキャンと45度に相当する
位相だけ先行して再生される。再生データ演算回路15で
は、単純なフェードアウトをする場合、フレーム単位ご
との基本データのダイナミックレンジと最小値に編集点
に向けての時間の経過とともに1から0に減少する係数
の乗算した再生演算基本データ30をスイッチ回路6に出
力する。乗算係数を変化させる方法としては画面内のあ
る場所を起点とし垂直軸、水平軸の2次元平面内で時間
の経過とともに係数が順次1から0に減少する勾配を持
たせ、なおかつ時間方向にも勾配を持たせるなど種々の
効果を持ったフェードアウトが可能である。上記信号処
理は前記先行再生量の時間内に完結する。前記スイッチ
回路6にはこの再生演算基本データ30と共に、前記入力
データ演算回路5から入力信号の基本データに対し演算
した入力演算基本データ28も入力する。入力演算基本デ
ータ28は入力信号26を高能率符号化し、さらに基本デー
タに対し編集点から時間とともに0から1に増加する係
数を乗算したものである。前記スイッチ回路6は前記再
生演算基本データ30と前記入力演算基本データ28とを編
集点でスイッチして時分割多重回路7に出力する。時分
割多重回路7ではこのスイッチングされた基本データと
編集点以後の追加データ(例えば32、33に示す)が時分
割多重されて編集記録データ31として記録ヘッド8を介
して記録媒体上に記録される。また、ブロック図には示
していないが、基本データに対する処理を追加データに
対して処理する回路構成にして、追加データの編集によ
って所定符号化ブロックの追加データを0あるいはブロ
ック内の平均値に置き換える処理をすれば画面上の所定
位置をモザイク画に変更することが可能である。更に、
演算した基本データともともと記録してある追加データ
とから再生信号を復号化しなければならないが、追加デ
ータ内に符号化ブロックごとにあたえられる量子化ビッ
ト数も含まれているので復号化に問題は生じない。
ウトを行い入力信号に対してフェードインして編集する
場合について説明する。まず先行再生ヘッド10から再生
されるデータの中から基本データ抽出回路14で基本デー
タを抽出する。第4図の29はこの再生基本データを示
し、記録タイミングに対し2スキャンと45度に相当する
位相だけ先行して再生される。再生データ演算回路15で
は、単純なフェードアウトをする場合、フレーム単位ご
との基本データのダイナミックレンジと最小値に編集点
に向けての時間の経過とともに1から0に減少する係数
の乗算した再生演算基本データ30をスイッチ回路6に出
力する。乗算係数を変化させる方法としては画面内のあ
る場所を起点とし垂直軸、水平軸の2次元平面内で時間
の経過とともに係数が順次1から0に減少する勾配を持
たせ、なおかつ時間方向にも勾配を持たせるなど種々の
効果を持ったフェードアウトが可能である。上記信号処
理は前記先行再生量の時間内に完結する。前記スイッチ
回路6にはこの再生演算基本データ30と共に、前記入力
データ演算回路5から入力信号の基本データに対し演算
した入力演算基本データ28も入力する。入力演算基本デ
ータ28は入力信号26を高能率符号化し、さらに基本デー
タに対し編集点から時間とともに0から1に増加する係
数を乗算したものである。前記スイッチ回路6は前記再
生演算基本データ30と前記入力演算基本データ28とを編
集点でスイッチして時分割多重回路7に出力する。時分
割多重回路7ではこのスイッチングされた基本データと
編集点以後の追加データ(例えば32、33に示す)が時分
割多重されて編集記録データ31として記録ヘッド8を介
して記録媒体上に記録される。また、ブロック図には示
していないが、基本データに対する処理を追加データに
対して処理する回路構成にして、追加データの編集によ
って所定符号化ブロックの追加データを0あるいはブロ
ック内の平均値に置き換える処理をすれば画面上の所定
位置をモザイク画に変更することが可能である。更に、
演算した基本データともともと記録してある追加データ
とから再生信号を復号化しなければならないが、追加デ
ータ内に符号化ブロックごとにあたえられる量子化ビッ
ト数も含まれているので復号化に問題は生じない。
以上説明したように本実施例によれば、再生された高
能率符号化データの復号化処理を行わず、高能率符号化
されたデータのままで演算して編集するため、高能率符
号化された再生データの復号化処理、及び演算データの
高能率符号化処理は不要となり、高能率符号化した映像
信号を記録したものに対して演算処理を含む編集ができ
る記録再生装置が簡単な構成で実現できる。このような
効果は回転ヘッドシリンダーを用いたVTRに限らず、あ
らゆる記録再生装置で実現できる。
能率符号化データの復号化処理を行わず、高能率符号化
されたデータのままで演算して編集するため、高能率符
号化された再生データの復号化処理、及び演算データの
高能率符号化処理は不要となり、高能率符号化した映像
信号を記録したものに対して演算処理を含む編集ができ
る記録再生装置が簡単な構成で実現できる。このような
効果は回転ヘッドシリンダーを用いたVTRに限らず、あ
らゆる記録再生装置で実現できる。
また、基本データと追加データとを記録する領域は記
録媒体上の所定周期ごとの基本データと所定周期ごとの
追加データとを記録する領域の境界のうち前記記録媒体
上のトラック幅方向に隣接する部分はその境界のトラッ
クを無記録状態とし、トラック長さ方向に隣接する部分
はその境界のトラックの所定長さにわたり無記録状態と
して前記それぞれの信号を記録媒体上の完全に独立した
領域に記録することにより、トラック曲がりやテープ送
り精度を緩和しても編集性能は十分に確保されるため、
トラック幅が非常に狭いVTRであっても基本データのみ
の編集、あるいは追加データのみの編集ができる。
録媒体上の所定周期ごとの基本データと所定周期ごとの
追加データとを記録する領域の境界のうち前記記録媒体
上のトラック幅方向に隣接する部分はその境界のトラッ
クを無記録状態とし、トラック長さ方向に隣接する部分
はその境界のトラックの所定長さにわたり無記録状態と
して前記それぞれの信号を記録媒体上の完全に独立した
領域に記録することにより、トラック曲がりやテープ送
り精度を緩和しても編集性能は十分に確保されるため、
トラック幅が非常に狭いVTRであっても基本データのみ
の編集、あるいは追加データのみの編集ができる。
更に、編集時の演算は高能率符号化されたデータに対
して係数の乗算やデータの置き換えであるので、演算に
要する処理時間は高能率符号化・復号化の処理時間に比
較して非常に小さいので、高能率符号化アルゴリズムが
完結する周期にかかわらず先行再生量を小さくすること
ができ、先行再生ヘッドと記録ヘッドとの取り付け高さ
の違いは小さくなり精度良いヘッドアッセンブルが可能
となる。
して係数の乗算やデータの置き換えであるので、演算に
要する処理時間は高能率符号化・復号化の処理時間に比
較して非常に小さいので、高能率符号化アルゴリズムが
完結する周期にかかわらず先行再生量を小さくすること
ができ、先行再生ヘッドと記録ヘッドとの取り付け高さ
の違いは小さくなり精度良いヘッドアッセンブルが可能
となる。
なお、本実施例では編集のための記録媒体上に無記録
領域を設けたがビデオトラック幅が十分に広かったり、
ビデオトラックのリニアリティや編集時のテープ送り精
度が確保されれば第2図の無記録領域が無い記録パター
ンや第6図に示すような無記録領域を設けない記録パタ
ーンであっても本実施例の効果は十分に得られる。ま
た、本実施例では記録信号の演算を符号化後の基本デー
タに対して施したが、A/D変換後の信号に対して演算を
行っても良く、あるいはスイッチ回路6を入力データ演
算回路5と再生データ演算回路15の前に設けて基本デー
タ演算回路を時分割して用いても良い。また、既に記録
してあるデータに対してフェードアウトを行い入力信号
に対しフェードインする編集について説明したが、単に
カットごとにつないで既に記録してあるものに対してフ
ェードアウト・フェードイン処理することが1台のVTR
で可能である。また、本実施例では高能率符号化方式と
してダイナミックレンジ符号化を例に取って説明した
が、例えばDCT等の変換符号化であれば画面上のn*n
画素ごとにブロック化して得られるn*nのデータ行列
とn*nの変換行列との演算により周波数変換し、この
演算結果であるシーケンシーのDC成分および高周波成分
のゲインを示すデータを基本データとし、それ以外のシ
ーケンシーを追加データとすれば良い。ただし、演算し
た基本データともともと記録してある追加データからの
再生信号の復号化に際して、復号化した再生信号の振幅
が映像信号の黒レベルより下がらないように高周波成分
を示す追加データのゲインを制御すれば、自然なフェー
ドアウト・フェードインが実現できる。
領域を設けたがビデオトラック幅が十分に広かったり、
ビデオトラックのリニアリティや編集時のテープ送り精
度が確保されれば第2図の無記録領域が無い記録パター
ンや第6図に示すような無記録領域を設けない記録パタ
ーンであっても本実施例の効果は十分に得られる。ま
た、本実施例では記録信号の演算を符号化後の基本デー
タに対して施したが、A/D変換後の信号に対して演算を
行っても良く、あるいはスイッチ回路6を入力データ演
算回路5と再生データ演算回路15の前に設けて基本デー
タ演算回路を時分割して用いても良い。また、既に記録
してあるデータに対してフェードアウトを行い入力信号
に対しフェードインする編集について説明したが、単に
カットごとにつないで既に記録してあるものに対してフ
ェードアウト・フェードイン処理することが1台のVTR
で可能である。また、本実施例では高能率符号化方式と
してダイナミックレンジ符号化を例に取って説明した
が、例えばDCT等の変換符号化であれば画面上のn*n
画素ごとにブロック化して得られるn*nのデータ行列
とn*nの変換行列との演算により周波数変換し、この
演算結果であるシーケンシーのDC成分および高周波成分
のゲインを示すデータを基本データとし、それ以外のシ
ーケンシーを追加データとすれば良い。ただし、演算し
た基本データともともと記録してある追加データからの
再生信号の復号化に際して、復号化した再生信号の振幅
が映像信号の黒レベルより下がらないように高周波成分
を示す追加データのゲインを制御すれば、自然なフェー
ドアウト・フェードインが実現できる。
更に、本実施例ではディジタル記録のための誤り訂正
符号の処理については省略したが、本実施例の場合、1
本のビデオトラックに記録される基本データ、及び追加
データ内で誤り訂正符号化処理が完結するのとしてい
る。
符号の処理については省略したが、本実施例の場合、1
本のビデオトラックに記録される基本データ、及び追加
データ内で誤り訂正符号化処理が完結するのとしてい
る。
発明の効果 以上説明したように本発明によれば、映像信号の基本
的構成を示す基本データと微細情報を示す追加データと
を記録媒体上に記録し、編集時に基本データや追加デー
タに対して所定の演算を行ない記録媒体上に書き込むの
で、高能率符号化データを復号しなくても高効率符号化
されたデータのままで演算して編集できるため、簡単な
構成で高能率符号化した映像信号のデータに対して演算
処理を含む編集ができる記録再生装置を提供することが
でき、その効果は非常に大きい。
的構成を示す基本データと微細情報を示す追加データと
を記録媒体上に記録し、編集時に基本データや追加デー
タに対して所定の演算を行ない記録媒体上に書き込むの
で、高能率符号化データを復号しなくても高効率符号化
されたデータのままで演算して編集できるため、簡単な
構成で高能率符号化した映像信号のデータに対して演算
処理を含む編集ができる記録再生装置を提供することが
でき、その効果は非常に大きい。
第1図は本発明の一実施例における記録再生装置の信号
処理ブロック図、第2図は本実施例における記録トラッ
クパターン図、第3図は記録信号のタイミングを示すタ
イミング図、第4図は編集時の各部のタイミングを示す
タイミング図、第5図は各ヘッドがトレースするヘッド
軌跡パターン図、第6図は第2の記録トラックパターン
図である。 3……符号化回路、4……データ分離回路、5……入力
データ演算回路、15……再生データ演算回路。
処理ブロック図、第2図は本実施例における記録トラッ
クパターン図、第3図は記録信号のタイミングを示すタ
イミング図、第4図は編集時の各部のタイミングを示す
タイミング図、第5図は各ヘッドがトレースするヘッド
軌跡パターン図、第6図は第2の記録トラックパターン
図である。 3……符号化回路、4……データ分離回路、5……入力
データ演算回路、15……再生データ演算回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡本 博 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 実開 昭62−193384(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/262 - 5/28 H04N 5/76 - 5/956 H04N 7/24 - 7/68 G11B 27/032
Claims (5)
- 【請求項1】映像信号を高能率符号化して符号化データ
を得る手段と、前記符号化データの中から映像信号の基
本的構成を抽出した基本データと映像信号の微細情報を
抽出した追加データとに分離する手段と、前記基本デー
タと追加データとを記録媒体上の別々の領域に記録する
手段と、編集時に前記記録媒体上に記録された基本デー
タもしくは追加データを先行再生する手段と、前記先行
再生された基本データもしくは追加データに所定係数の
乗算や置き換えを少なくとも1つ含む演算を行って編集
する手段とを備え、前記編集したデータを記録媒体に記
録することを特徴とする記録再生装置。 - 【請求項2】映像信号を高能率符号化したデータから分
離される基本データもしくは追加データは、DCT等の変
換符号化の場合は基本データは画面上をm*n画素ごと
(m、nは自然数)に分離した符号化ブロック内の平均
値(DC成分)とし、追加データは前記符号化ブロック内
の交流成分(AC成分)とし、符号化ブロックごとにその
ダイナミックレンジに応じて再量子化を行うダイナミッ
クレンジ符号化の場合は基本データは符号化ブロック内
に含まれるデータの最小値もしくは最大値とし、追加デ
ータは前記符号化ブロック内の画素ごとに再量子化した
データとすることを特徴とする請求項1記載の記録再生
装置。 - 【請求項3】基本データに対する所定の演算は画面を構
成する水平軸と垂直軸と時間軸の3次元の基本データ群
に対し所定の位置を起点として時間の経過と共に0から
1、もしくは1から0に順次変化する係数を乗算するこ
とを特徴とする請求項2記載の記録再生装置。 - 【請求項4】追加データに対する所定の演算は画像の水
平軸、垂直軸の2次元画面上の所定の場所の追加データ
に対し所定の一定値に置き換えることを特徴とする請求
項2記載の記録再生装置。 - 【請求項5】所定周期ごとの基本データと所定周期ごと
の追加データそれぞれを回転ヘッドシリンダーを用いて
記録する記録媒体上の領域の境界のうち前記記録媒体上
のトラック幅方向に隣接する部分はその境界のN本(N
=1、2、……)のトラックを無記録状態とし、トラッ
ク長さ方向に隣接する部分はその境界のトラックの所定
長さにわたり無記録状態として前記それぞれの信号を記
録媒体上の完全に独立した領域に記録することを特徴と
する請求項1記載の記録再生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29796690A JP3099360B2 (ja) | 1990-11-01 | 1990-11-01 | 記録再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29796690A JP3099360B2 (ja) | 1990-11-01 | 1990-11-01 | 記録再生装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04170182A JPH04170182A (ja) | 1992-06-17 |
JP3099360B2 true JP3099360B2 (ja) | 2000-10-16 |
Family
ID=17853397
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29796690A Expired - Fee Related JP3099360B2 (ja) | 1990-11-01 | 1990-11-01 | 記録再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3099360B2 (ja) |
-
1990
- 1990-11-01 JP JP29796690A patent/JP3099360B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04170182A (ja) | 1992-06-17 |
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