JP3099027U - 並継ぎ型玉の柄あるいは並継ぎ型竿受けの柄部 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡易な構造でありながら一方部材を他方部材に収納可能であり、持ち運び時に嵩張らない並継ぎ型玉の柄あるいは並継ぎ型竿受けの柄部を提供すること。
【解決手段】上記課題を解決するために本考案に係る柄部は、少なくとも一端面が開放された筒状体10と、一方端付近が端縁から筒状体の内径を超える程度に膨張するテーパー形状部21を有し、続いて先細りするテーパー形状部22を有し、当該先細りするテーパー形状部に続く収納可能部が筒状体内に収納可能な径に成形した棒体とで構成した。
【選択図】 図2

Description

 本考案は魚釣りに使用する並継ぎ型の玉の柄あるいは並継ぎ型の竿受けの柄部に関し、より詳しくはコンパクトに収納可能な柄部に関する。
 図6は従来の柄部の一方部材の概略図であり、図7は従来の柄部の他方部材の概略図であり、図8は従来の並継ぎ型玉の柄と網を示す図であり、図9は従来の並継ぎ型竿受けに釣り竿を載置した状態を示す図である。
 玉の柄とは釣り針に掛かった魚を掬いあげるため等に用いる網3を先端に取り付ける柄部をいう。並継ぎ型玉の柄とは図6や図8に示すように2本の筒状体のうちの一方の筒状体1の一端付近を先細り形状にし、該先細り形状部1aを図7に示す他方の筒状体2に差し込むことで両者を嵌着し、一本の棒体とするものである(無論2本に限られるものではなく3本以上を同様の手法で繋ぎ合わせてもよい)。
 また、竿受けは万力部4、柄部5、竿掛頭6より成る。万力部4は桟橋や舟の縁等に固定するための部材であり、竿掛頭6は釣り竿7を載置し安定させるための部材である。
 並継ぎ型竿受けの柄部とは図6や図9に示すように2本の筒状体のうちの一方の筒状体1の一端付近を先細り形状にし、該先細り形状部1aを図7に示す他方の筒状体2に差し込むことで両者を嵌着し、一本の棒体とするものである(無論2本に限られるものではなく3本以上を同様の手法で繋ぎ合わせてもよい)。
 以上のような形態を有する並継ぎ型竿受けに関する改良例として、実開平6−17483号記載の考案がある。ここに実開平6−17483号記載の竿受けは中空軸の中に支柱が収納可能なものであり、使用時に支柱を伸長し蝶ボルトで固定するものである。
実開平6−17483号公報
 従来の並継ぎ型玉の柄や並継ぎ型竿受けの柄部は2本の(あるいはそれ以上の本数の)筒状体より成るものであり持ち運び時に嵩張るものである。
 また実開平6−17483号記載に係る考案は中空軸の中に支柱を収納可能なものであり、持ち運び時の嵩張りは少ないものの、緊締するための部材である蝶ボルトが必要となり部品点数が増えてしまうものである。
 そこで本考案は簡易な構造でありながら一方部材を他方部材に収納可能であり、持ち運び時に嵩張らない並継ぎ型玉の柄あるいは並継ぎ型竿受けの柄部を提供することを目的とする。
 上記課題を解決するために請求項1記載に係る柄部は、少なくとも一端面が開放された筒状体と、一方端付近が端縁から筒状体の内径を超える程度に膨張するテーパー形状部を有し、続いて先細りするテーパー形状部を有し、当該先細りするテーパー形状部に続く収納可能部が筒状体内に収納可能な径に成形した棒体とで構成した。
 また請求項2記載に係る柄部は、棒体の端部の膨張するテーパー形状部と同程度の長さに、且つ、同テーパー形状部より僅かに大きな径になる程度に、筒状体をその開放端面から内径が先細りするテーパー形状となるよう形成した。
 以下かように構成される本考案が如何に作用して課題を解決するかを図面を参照しながら述べる。
 図1は本考案に係る柄部を繋ぎ合わせた状態を示す概略図であり、図2は本考案に係る柄部を収納した状態を示す概略図であり、図3は本考案に係る柄部の一方部材の概略図であり、図4は本考案に係る柄部の他方部材の概略図であり、図5は請求項2記載の柄部を繋ぎ合わせようとする部分の概略拡大図である。
 本考案に係る柄部を構成する棒体20は図4に示す膨張するテーパー形状部21の径が、図3に示す筒状体10の内径すなわち空胴部の直径を超える程度に設けてある。故に図1に示すようにテーパー形状部21を筒状体10に嵌着することが可能となるのである。つまり玉の柄あるいは竿受けとしての使用に耐え得るものとなるのである。
 他方で棒体20は膨張するテーパー形状部21に続いて先細りするテーパー形状部22を有し、更に当該先細りするテーパー形状部22に続く収納可能部23が筒状体10内に収納可能な径に成形されている。つまりこの収納可能部23は図2に示すように筒状体10に収納することが可能となる。また先細りするテーパー形状部22は膨張するテーパー形状部21に連なるものであり、当該膨張するテーパー形状部21は筒状体10の内径より大きな径を有することから、先細りするテーパー形状部22の太い部位は筒状体10の内径より大径となる。即ちこの太い部位で棒体20が筒状体10に嵌着される。つまりはキャップの役目を果たすことになる。すなわち筒状体10内に棒体20を収納でき、しかも端部をキャップ状に嵌合できることから嵩張らずに持ち運びが可能となるのである。
 また請求項2記載の柄部は図5に示すようにその構成部材である筒状体10をその開放端面から内径が先細りするテーパー形状になるよう形成した。そしてこの先細りするテーパー形状部10aは棒体20の膨張するテーパー形状部21と同程度の長さに、且つ、該テーパー形状部21より僅かに大きな径になるよう形成されている。故に棒体20と筒状体10を繋ぎ合わせた際に、より緊密に嵌着することが可能となるのである。
 本考案は以上のように構成されていることから簡易な構造でありながら一方部材を他方部材に収納可能であり、持ち運び時に嵩張らない並継ぎ型玉の柄あるいは並継ぎ型竿受けの柄部を提供することが可能となるのである。
 以下好ましい考案の一実施形態につき述べる。
 本考案に係る柄部は筒状体10及び棒体20により構成される。
 筒状体10は図3に示すように中空の筒形状を有する棒状体である。
 請求項2記載の柄部における筒状体10は、図5に示すようにその空洞部が開放端面から先細りするテーパー形状に設けてある。且つ、該先細りするテーパー形状部10aは棒体20の膨張するテーパー形状部21と同程度の長さに、且つ、該テーパー形状部21より僅かに大きな径になるよう形成されている。
 筒状体10の素材としては竹、木材、金属、カーボン、グラスファイバーの樹脂成形品、樹脂等が利用可能ある。
 棒体20は一方端付近が端縁から筒状体10の内径を超える程度に膨張するテーパー形状部21を有し、続いて先細りするテーパー形状部22を有し、当該先細りするテーパー形状部22に続く収納可能部23が筒状体10内に収納可能な径に成形してある。尚、膨張するテーパー形状部21と先細りするテーパー形状部22の間に径の変化のない平行部を設けてもかまわない。
 棒体とは空胴部を有する筒形状及び空胴部を有しない棒形状を含む広義の概念である。すなわち図1や図4において棒体20は筒形状であるが、係る限定を受けるものではなく空胴部を有しない棒形状であってもかまわない。
 また棒体20の素材としては竹、木材、金属、カーボン、グラスファイバーの樹脂成形品、樹脂等が利用可能である。
本考案に係る柄部を繋ぎ合わせた状態を示す概略図。 本考案に係る柄部を収納した状態を示す概略図。 本考案に係る柄部の一方部材の概略図。 本考案に係る柄部の他方部材の概略図。 請求項2記載の柄部を繋ぎ合わせようとする部分の概略拡大図。 従来の柄部の一方部材の概略図。 従来の柄部の他方部材の概略図。 従来の並継ぎ型玉の柄と網を示す図。 従来の並継ぎ型竿受けに釣り竿を載置した状態を示す図。
符号の説明
10・・筒状体   20・・棒体
21・・膨張するテーパー形状部   22・・先細りするテーパー形状部
23・・収納可能部

Claims (2)

  1.  少なくとも一端面が開放された筒状体10と、
     一方端付近が端縁から筒状体10の内径を超える程度に膨張するテーパー形状部21を有し、続いて先細りするテーパー形状部22を有し、当該先細りするテーパー形状部22に続く収納可能部23が筒状体10内に収納可能な径に成形した棒体20と、
     から成る並継ぎ型玉の柄あるいは並継ぎ型竿受けの柄部
  2.  棒体20の端部の膨張するテーパー形状部21と同程度の長さに、且つ、該テーパー形状部21より僅かに大きな径になる程度に、筒状体10をその開放端面から内径が先細りするテーパー形状となるよう形成した請求項1記載の並継ぎ型玉の柄あるいは並継ぎ型竿受けの柄部。
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