JP3098696B2 - カメラ装置 - Google Patents

カメラ装置

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JP3098696B2
JP3098696B2 JP07295646A JP29564695A JP3098696B2 JP 3098696 B2 JP3098696 B2 JP 3098696B2 JP 07295646 A JP07295646 A JP 07295646A JP 29564695 A JP29564695 A JP 29564695A JP 3098696 B2 JP3098696 B2 JP 3098696B2
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謙 三浦
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Ikegami Tsushinki Co Ltd
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Ikegami Tsushinki Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カメラ装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】放送用映像収録シテムは、図4に示すよ
うに、複数のカメラヘッド401,402,403と、
カメラヘッド401,402,403を制御するカメラ
制御装置411,412,413とを有し、各カメラヘ
ッド401〜403は対応するカメラ制御装置411〜
413にカメラケーブルを介して接続されている。これ
らカメラケーブルを介して、カメラヘッド401〜40
3からカメラ制御装置411〜413に映像信号が伝送
され、カメラ制御装置411〜413からカメラヘッド
401〜403にカメラヘッドを制御するための制御信
号が伝送される。各カメラ制御装置411〜413から
の出力信号はスイッチャ421により選択され本線とし
て放送される。
【0003】各カメラヘッド401〜403には1名づ
つカメラマンが配置され、カメラ制御装置411〜41
3には1名または複数名のビデオ・エンジニアが配置さ
れるのが一般的である。映像収録前または収録中に、カ
メラマンとビデオ・エンジニアの間で双方向通話を可能
にするため、双方向の音声による回線(インタカム)
が、カメラケーブルを介して設けられている。従って、
カメラヘッドとカメラ制御装置の間が離れていても、カ
メラマンとビデオ・エンジニアの通信のために、通信回
線を別途設ける必要がないようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】収録前には、カメラマ
ンは撮影場面の準備等のためにカメラヘッドから離れた
り、ビデオ・エンジニアがカメラ制御装置から離れて作
業することが多く、ビデオ・エンジニアとカメラマンが
インタカムで連絡をとることができないことがあった。
このような場合は、双方が持ち場に戻らない限り、連絡
をとることができないので、連絡をとりたい者は相手が
持場に戻るまで自分の持ち場から離れることができなか
った。
【0005】本発明の目的は、上記のような問題点を解
決し、カメラヘッド側とカメラ制御装置側の間での連絡
を補助することができるカメラ装置を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】
1) 本発明に係るカメラ装置は、複数のカメラヘッド
と、該複数のカメラヘッドを制御する装置であって前記
複数のカメラヘッドとカメラケーブルを介して接続した
カメラ制御装置と、前記カメラケーブルの音声通信回線
を介して相互通話可能な相互通話手段とを有するカメラ
装置において、前記カメラヘッドは、音声再生を行うた
めの再生用スイッチと、該再生用スイッチがオンされた
とき音声再生を要求する再生要求信号を出力する再生要
求信号出力手段と、該再生要求信号出力手段からの再生
要求信号を可聴帯域の上の周波数に変換する周波数変換
手段と、該周波数変換手段の周波数変換により得られた
再生要求信号を前記インタカム音声回線上に送信する送
信手段を備え、前記カメラ制御装置は、音声を記録する
ための記録メディアと、該記録メディアに記録された音
声を再生するための再生手段と、音声を記録するための
記録用スイッチと、該記録用スイッチがオンされたとき
前記記録メディアに前記相互通話手段からの音声を記録
する記録制御手段と、前記インタカム音声回線上の信号
を受信する受信手段と、該受信手段により受信された信
号から前記再生要求信号を検出する検出手段と、該検出
手段により検出された再生要求信号に応答して前記再生
手段を駆動制御する再生制御手段と、該再生制御手段の
駆動制御により再生された音声信号を前記インタカム音
声回線上に伝送する伝送手段とを備えたことを特徴とす
る。
【0007】本発明では、カメラヘッドは、再生用スイ
ッチがオンされたとき、音声再生を要求する再生要求信
号を再生要求信号出力手段により出力し、出力された再
生要求信号を周波数変換手段により可聴帯域の上の周波
数に変換し、得られた再生要求信号を送信手段によりイ
ンタカム音声回線上に送信し、カメラ制御装置は、記録
用スイッチがオンされたとき、記録制御手段により、記
録メディアに、相互通話手段からの音声を記録し、受信
手段により受信された信号から、検出手段により再生要
求信号を検出し、検出された再生要求信号に応答して、
再生制御手段により再生手段を駆動制御し、再生された
音声信号を伝送手段によりインタカム音声回線上に伝送
する。
【0008】2) 上記1)において、カメラヘッド
は、音声記録を行うための記録用スイッチと、該記録用
スイッチがオンされたとき音声記録を要求する記録要求
信号を出力する記録要求信号出力手段とをさらに備え、
前記周波数変換手段が前記記録要求信号出力手段により
出力された記録要求信号を可聴帯域の上の周波数に変換
し、前記送信手段が前記周波数変換手段の周波数変換に
より得られた記録要求信号を前記インタカム音声回線上
に送信し、カメラ制御装置は、前記検出手段が前記受信
手段により受信された信号から記録要求信号を検出し、
前記記録制御手段が前記検出手段により検出された記録
要求信号に応答して記録メディアに音声を記録すること
を特徴とする。
【0009】3) 上記1)または2)において、カメ
ラ制御装置は、音声再生を行うための再生用スイッチを
さらに備え、再生制御手段は、前記再生用スイッチがオ
ンされたとき前記再生手段を駆動制御することを特徴と
する。
【0010】
【発明の実施の形態】
<第1の実施の形態>図1は本発明の第1の実施の形態
を示す。これは、カメラ制御装置側から音声の記録を可
能にし、カメラヘッド側から、記録された音声の再生を
可能にした例である。
【0011】図1において、1はカメラヘッド、2はカ
メラ制御装置であり、カメラヘッド1とカメラ制御装置
2はカメラケーブルを介して接続されている。
【0012】カメラ制御装置2を説明する。200はヘ
ッドセットであり、マイクロホンとヘッドホンにより構
成されており、インタカムにより通話をするためのもの
である。201は増幅器であり、ヘッドセット200の
マイクロホンからの音声信号を増幅するものである。2
02は変調器であり、増幅器201からの音声信号を変
調し、変調音声信号をカメラケーブルのインタカム用音
声回線上に送信するものである。203は復調器であ
り、カメラケーブルのインタカム用音声回線上の変調音
声信号を復調するものである。204は増幅器であり、
復調器203により復調して得られた音声信号を増幅
し、カメラケーブルのインタカム用音声回線を介してヘ
ッドセット200のヘッドホンに伝送するものである。
【0013】212は増幅器であり、ヘッドセット20
0のマイクロホンからの音声信号を増幅するものであ
る。213はADC(analog-to-digital converter) で
あり、増幅器212からのアナログ信号をディジタル信
号に変換するものである。214はメモリであり、AD
C213からのディジタル信号をストアするためのもの
である。215はDAC(digital-to-analog converte
r) であり、メモリ214からのディジタル信号をアナ
ログ信号に変換するものである。216は増幅器であ
り、DAC215からのアナログ信号を増幅するもので
ある。
【0014】218はコントローラであり、ADC21
3と、メモリ214と、DAC215を制御するもので
ある。219は検出部であり、復調器203により復調
された信号から再生要求信号を検出するものである。2
23は制御部であり、コントローラ218を制御し、音
声が記録されたときランプ224を点灯させ、CAM MSG
RDY 信号を出力するものである。220は発振器であ
り、制御部223からのCAM MSG RDY 信号を可聴帯域よ
り上の周波数に変換するものである。210は記録スイ
ッチであり、音声を記録する場合に押下される。222
はMPU(microprocessor unit) であり、カメラ制御装
置2の各部を制御するとともに、カメラヘッド1とプロ
セッサ間通信を行うものである。221はORゲートで
あり、MPU222からの再生要求信号と、検出部21
9からの信号とをOR演算するものである。
【0015】増幅器212と、ADC213と、DAC
215と、増幅器216と、コントローラ218とで構
成されるものは、沖電気製の録音用IC(MSM6588) で置
換することができる。
【0016】カメラヘッド1を説明する。100はヘッ
ドセットであり、マイクロホンとヘッドホンにより構成
されており、インタカムにより通話するためのものであ
る。101は増幅器であり、ヘッドセット100のマイ
クロホンからの音声信号を増幅するものである。102
は変調器であり、増幅器101からの音声信号を変調
し、変調音声信号をカメラケーブルのインタカム用音声
回線上に送信するものである。103は復調器であり、
カメラケーブルのインタカム用音声回線上の変調音声信
号を復調するものである。104は増幅器であり、復調
器103により復調して得られた音声信号のレベルを調
整し、カメラケーブルのインタカム用音声回線を介して
ヘッドセット100のヘッドホンに伝送するものであ
る。
【0017】119は検出部であり、復調器103の出
力信号からCAM MSG RDY 信号を検出するものである。1
22はMPUであり、カメラヘッド1の各部を制御する
とともに、カメラ制御装置2の間でプロセッサ間通信を
行うものである。121はORゲートであり、検出部1
19からの信号と、MPU122からの信号とをOR演
算するものである。110は再生スイッチであり、再生
する場合に押下される。130は制御部であり、ORゲ
ート121からのCAM MSG RDY 信号を点滅信号に変換し
てランプ124を点滅制御し、再生スイッチ110が押
下されたとき、再生要求信号を出力するものである。1
20は発振器であり、制御部130から再生要求信号を
可聴帯域より上の周波数に変換するものである。
【0018】図1に示すカメラヘッド1には、カメラ制
御装置2からカメラケーブルを介して、主電源 (AC 220
V) およびサブ電源(AC 27 V) が供給されており、カメ
ラヘッド1内で、DC 8 Vの電源が生成されている。カメ
ラヘッド1側でサブ電源が入れられた場合は、カメラヘ
ッド1を構成する図1に示す構成要素のうち、MPU1
22を除く構成要素が動作可能になる。カメラヘッド1
側で主電源が立ち上げられた場合は、MPU122が動
作可能になり、DC8V電源が休止状態になる。従っ
て、主電源が立ち上がると、サブ電源は休止状態とな
る。
【0019】サブ電源は、例えば、中継等で、カメラヘ
ッド1をカメラ制御装置2から離れた場所にもってい
き、カメラヘッド1とカメラ制御装置2をカメラケーブ
ルにより接続したが、カメラ制御装置2からカメラヘッ
ド1側に送出する前に、カメラケーブルが接続されたか
否か確認するために、音声回線のみ主電源とは無関係に
伝送して、安全の確認を行うのに使用されている。
【0020】(1) 双方向通話 カメラヘッド1とカメラ制御装置2とがカメラケーブル
により接続され、サブ電源が入れられると、カメラヘッ
ド1を構成する構成要素は、MPU122を除き、動作
可能になる。この状態で、カメラヘッド1側のヘッドセ
ット100のマイクロホンに、(カメラマンの)音声が
入力されると、そのマイクロホンからの音声信号は増幅
器101により増幅され、増幅された音声信号は、変調
器102により変調され、カメラケーブルのインタカム
用音声回線上に送信される。そして、カメラ制御装置2
の復調器203は、カメラケーブルのインタカム用音声
回線上の音声信号を復調し、復調された音声信号は増幅
器204によりレベルが調整され、ヘッドセット200
のヘッドホンに伝送される。
【0021】他方、カメラ制御装置2側のヘッドセット
200のマイクロホンに、(ビデオ・エンジニアの)音
声が入力されると、そのマイクロホンからの音声信号は
増幅器201により増幅され、増幅された音声信号は、
変調器202により変調され、カメラケーブルのインタ
カム用音声回線上に送信される。そして、カメラヘッド
1の復調器103は、カメラケーブルのインタカム用音
声回線上の音声信号を復調し、復調された音声信号は増
幅器104によりレベルが調整され、ヘッドセット10
0のヘッドホンに伝送される。
【0022】このようにして、カメラヘッド1のカメラ
マンと、カメラ制御装置2のビデオ・エンジニアとの間
で双方向通話を行うことができる。
【0023】(2) カメラ制御装置2側での音声記録 カメラ制御装置2の記録スイッチ210が(ビデオ・エ
ンジニアにより)押下されると、制御部223により、
スタート信号STがコントローラ218に入力され、ハ
イレベルの信号REC/PB#(#はその信号がローア
クティブであることを示す。)、すなわち、RECモー
ド信号がコントローラ218に入力される。スタート信
号STがコントローラ218に入力されると、コントロ
ーラ218からモニタ信号MONが制御部223に入力
され、他方、記録モード信号RECがコントローラ21
8に入力されると、ADC213がアクティブにされ
る。そして、モニタ信号MONを受信した制御部223
は、ランプ224を点滅させ記録中であることを知らせ
る。
【0024】記録スイッチ210を押下した状態で、カ
メラ制御装置2側のヘッドセット200のマイクロホン
に、(ビデオ・エンジニアの)音声が入力されると、そ
のマイクロホンからの音声信号は増幅器212により増
幅され、増幅された音声信号は、ADC213によりデ
ィジタル音声信号に変換され、メモリ214にストアさ
れ、(ビデオ・エンジニアの)音声(メッセージ)が記
録される。
【0025】そして、記録スイッチ210の押下が解除
されると、制御部223によりコントローラ218にス
トップ信号SPが入力されてADC213がインアクテ
ィブにされる。また、制御部223により、ランプ22
4が点灯状態にされ、メッセージが残されていることを
知らせる。
【0026】また、記録スイッチ210の押下が解除さ
れて、メッセージ記録が終了すると、制御部223から
CAM MSG RDY 信号が出力される。
【0027】その後の動作は、カメラヘッド1のサブ電
源が入っている場合と、カメラヘッド1の主電源が入っ
ている場合で異なる。
【0028】(a) サブ電源が入っている場合 制御部223からのCAM MSG RDY 信号は、発振器220
により可聴帯域より上の周波数に変換され、変調器20
2により他の信号と周波数多重された後、カメラケーブ
ルのインタカム用音声回線上に伝送される。
【0029】カメラケーブルのインタカム用音声回線上
に伝送された信号は、カメラヘッド1の復調器103に
より復調される。復調された信号から、検出部119に
よりCAM MSG RDY 信号が検出されると、検出されたCAM
MSG RDY 信号は制御部130によりMSG RDY 点滅信号に
変換され、ランプ124が点滅される。ランプ124の
点滅により、メッセージが残されていることを知らせ
る。
【0030】(b) 主電源が入っている場合 制御部223からのCAM MSG RDY 信号はカメラ制御装置
1のMPU222に入力され、MPU222によりプロ
セッサ間通信用回線上に送信される。プロセッサ間通信
用回線上のCAM MSG RDY 信号はカメラヘッド1のMPU
122により受信されると、受信されたCAM MSG RDY 信
号は制御部130に入力され、制御部130によりMSG
RDY 点滅信号に変換され、ランプ124が点滅される。
【0031】(3) カメラヘッド1側での音声再生 再生動作は、カメラヘッド1のサブ電源が入っている場
合と、カメラヘッド1の主電源が入っている場合で異な
る。
【0032】(a) カメラヘッド1のサブ電源が入ってい
る場合 カメラヘッド1のランプ124が点滅している状態で、
再生スイッチ110が(カメラマンにより)押下される
と、制御部130から再生要求信号が発振器120に入
力され、発振器120により可聴帯域より上の周波数に
変換され、変調器102により他の信号と周波数多重さ
れ、カメラケーブルのインターカム用音声回線上に送信
される。
【0033】カメラケーブルのインタカム用音声回線上
の信号が、カメラ制御装置2の復調器203により復調
され、検出部219により再生要求信号が検出される
と、検出された再生要求信号が制御部223のPB (HEA
D) 端子に入力される。すると、ローレベルの信号RE
C/PB#、すなわち、PBモード信号がコントローラ
218に出力される。また、制御部223からスタート
信号STがコントローラ218に出力され、DAC21
5がアクティブにされる。すると、メモリ214からデ
ィジタル音声信号(メッセージ)が読み出され、このデ
ィジタル音声信号はDAC215によりアナログ信号に
変換され、変調器202に入力される。変調器202に
より変調された音声信号は、カメラケーブルのインタカ
ム用音声回線上に送信される。
【0034】カメラケーブルのインタカム用音声回線上
の音声信号(メッセージ)は、カメラヘッド1の復調器
103により復調されると、増幅器104によりレベル
が調整され、ヘッドセット100のヘッドホンにより音
声に変換される。
【0035】また、制御部223のPB(HEAD)端子に再生
要求信号が入力されると、制御部223によりCAM MSG
RDY 出力が停止され、カメラヘッド1のランプ124が
消灯されるとともに、カメラ制御装置2のランプ224
が消灯される。
【0036】(b) カメラヘッド1の主電源が入っている
場合 この場合、可聴帯域より上の周波数の再生要求信号をカ
メラケーブルのインターカム音声回線上に送信すると、
ノイズにより測定器等に影響を与えるので、プロセッサ
間通信用回線を用いるようにした。よって、発振器22
0,320は動作しないようにするのが好ましい。
【0037】カメラヘッド1のランプ124が点滅して
いる状態で、再生スイッチ110が押下されると、制御
部130から再生要求信号がMPU122に入力され、
MPU122によりプロセッサ間通信用回線上に送信さ
れる。
【0038】プロセッサ間通信用回線上の再生要求信号
はカメラヘッド1のMPU122により受信されると、
受信された再生要求信号は制御部130のPB (HEAD) 端
子に入力される。それ以後の動作は上記(a) の場合と同
様であるので、説明は省略する。
【0039】<第2の実施の形態>図2は本発明の第2
の実施の形態を示す。これは、カメラヘッド側およびカ
メラ制御装置側において、メッセージの記録、再生を可
能にした例である。図2において、図1と同一部分は同
一符号を付して説明は省略する。
【0040】カメラ制御装置2を説明する。211は切
換スイッチであり、増幅器204からの音声信号または
ヘッドセット200のマイクロホンからの音声信号のい
ずれかを選択するためのものである。617は切換スイ
ッチであり、増幅器216からの信号を増幅器604ま
たは変調器202のいずれかに切り換えるものである。
604は増幅器であり、切換スイッチ617を介して得
られた信号を増幅するとともに、復調器203からの信
号を増幅し、ヘッドセット200のヘッドホンに入力す
るものである。619は検出部であり、復調器203に
より復調された信号から記録要求信号と再生要求信号を
検出するものである。622はMPUであり、カメラヘ
ッド1とプロセッサ間通信を行うものである。624は
ORゲートであり、検出部619からの記録要求信号と
MPU622からの信号をOR演算するものである。6
21はORゲートであり、検出部619からの再生要求
信号とMPU622からの信号をOR演算するものであ
る。623は制御部であり、切換スイッチ211,61
7と、コントローラ218を制御し、音声が記録された
ときランプ224を点灯させ、CAM MSG RDY 信号を出力
するものである。
【0041】カメラヘッド1を説明する。310は記録
スイッチであり、メッセージを記録するために用いられ
る。330は制御部であり、再生スイッチ110が押下
されたときは、再生要求信号を出力し、記録スイッチ3
10が押下されたときは、記録要求信号を出力するもの
である。320は発振器であり、制御部330からの記
録要求信号および再生要求信号を可聴帯域より上の周波
数に変換し、変調器102に出力するものである。32
2はMPUであり、カメラ制御装置2とプロセッサ間通
信を行うものである。321はORゲートであり、検出
器119からのCAM MSG RDY 信号とMPU322からの
信号をOR演算し、結果を制御部330に出力するもの
である。
【0042】本実施の形態は第1の実施の形態と比較す
ると、カメラヘッド1側でも音声記録ができるようにし
た点が相違する。次に、カメラヘッド1側での音声記録
を説明する。
【0043】(1) カメラヘッド1側での音声記録 音声記録動作はサブ電源が入っている場合と、主電源が
入っている場合とで異なる。
【0044】(a) サブ電源が入っている場合 カメラヘッド1の記録スイッチ310が押下されている
間、制御部330により、記録要求信号が出力され、記
録要求信号が発振器320により可聴帯域より上の周波
数に変換され、変調器102により変調され、カメラケ
ーブルのインタカム用音声回線上に送信される。
【0045】カメラケーブルのインタカム用音声回線上
の記録要求信号は、カメラ制御装置2の復調器203に
より復調され、検出器619により検出され、ORゲー
ト624を介してREC(HEAD) 端子に入力される。する
と、制御部623より、スタート信号STと、ハイレベ
ルの信号REC/PB#、すなわち、記録モード信号R
ECがコントローラ218に入力される。スタート信号
STがコントローラ218に入力されると、コントロー
ラ218からモニタ信号MONが制御部623に入力さ
れ、他方、ハイレベルの信号REC/PB#、すなわ
ち、記録モード信号RECがコントローラ218に入力
されると、切換スイッチ211が増幅器604側に切換
られ、ADC213がアクティブにされる。そして、モ
ニタ信号MONを受信した制御部623は、ランプ22
4を点滅させ記録中であることを知らせる。
【0046】記録スイッチ310を押下した状態で、カ
メラヘッド1側のヘッドセット100のマイクロホン
に、(カメラマンの)音声が入力されると、そのマイク
ロホンからの音声信号は増幅器101により増幅され、
変調器102により変調され、カメラケーブルのインタ
カム用音声回線上に送信される。
【0047】カメラケーブルのインタカム用音声回線上
の音声信号は、カメラ制御装置2の復調器203により
復調され、増幅器604により増幅され、スイッチ21
1を介して増幅器212に入力される。増幅器212に
よりレベルが調整された後、ADC213によりディジ
タル音声信号に変換され、メモリ214にストアされ、
カメラマンの音声(メッセージ)が記録される。
【0048】そして、記録スイッチ310の押下が解除
されると、記録要求信号がなくなるので、制御部623
により切換スイッチ211が増幅器201側に切り換え
られ、制御部623によりコントローラ218にストッ
プ信号SPが入力され、ADC213がインアクティブ
にされる。
【0049】さらに、記録要求信号がなくなるため、制
御部623よりランプ224が点灯され、メッセージが
残されていることを知らせる。一方、制御部623から
CAMMSG RDY 信号が出力され、CAM MSG RDY 信号は発振
器220により可聴帯域より上の周波数に変換され、変
調器202により他の信号と周波数多重された後、カメ
ラケーブルのインタカム用音声回線上に送信される。
【0050】カメラケーブルのインタカム用音声回線上
の信号が、カメラヘッド1の復調器103により復調さ
れ、検出部119によりCAM MSG RDY 信号が検出される
と、制御部330により、点滅していたランプ124を
点灯状態にし、メッセージを記録したことを知らせる。
【0051】(b) 主電源が入っている場合 カメラヘッド1の記録スイッチ310が押下されると、
制御部330により、ランプ124が点滅され、記録中
であることを知らせる。また、制御部330により記録
要求信号が出力され、制御部330からの記録要求信号
はカメラ制御装置1のMPU322に入力され、MPU
322によりプロセッサ間通信用回線上に送信される。
【0052】プロセッサ間通信用回線上の記録要求信号
は、カメラヘッド1のMPU622により受信される
と、受信された記録要求信号は制御部623のREC(HEA
D) 端子に入力される。その後の記録動作は第1の実施
の形態での記録動作と本質的に同様であるので説明は省
略する。
【0053】本実施の形態と第1の実施の形態との比較
でいえば、カメラ制御装置2側で再生することができる
点が相違する。
【0054】(2) カメラ制御装置2側での音声再生 カメラ制御装置2のランプ224が点滅している状態
で、再生スイッチ610が押下されると、制御部623
により、切換スイッチ211がヘッドセット100のマ
イクロホン側に切り換えられ、制御部623からローレ
ベルの信号REC/PB#、すなわち、再生モード信号
がコントローラ218に入力され、同時に、スタート信
号STがコントローラ218に入力される。同時に、切
換スイッチ617が増幅器604側に切換られ、DAC
215がアクティブにされる。すると、メモリ214か
らディジタル音声信号(メッセージ)が読み出され、こ
のディジタル音声信号はDAC215によりアナログ音
声信号に変換され、切換スイッチ617を介して増幅器
604に入力され、増幅器604によりレベルが調整さ
れた後、ヘッドセット200のヘッドホンに入力され、
音声信号に変換される。
【0055】また、再生スイッチ610が押下される
と、制御部623によりカメラ制御装置2のランプ22
4が消灯されるとともに、カメラヘッド1のランプ12
4が消灯される。
【0056】<第3の実施の形態>本発明の第3の実施
の形態を図3に示す。本実施の形態は第2の実施の形態
との比較でいえば、第2の実施の形態の制御部623に
代えて、外部マイクロコンピュータ制御部723を採用
した点が相違する。すなわち、本実施の形態では、カメ
ラヘッド側から記録要求信号および再生要求信号が入力
された場合、外部マイクロコンピュータ制御部723か
らREC(HEAD) およびPB(HEAD)をコントローラ618に入
力し、カメラ制御装置側から記録要求信号および再生要
求信号が入力された場合、外部マイクロコンピュータ制
御部723からREC(SYSTEM) およびPB(SYSTEM)をコント
ローラ618に入力するようにした。また、外部マイク
ロコンピュータ制御部723からREC(HEAD) およびPB(H
EAD)がコントローラ618に入力されると、記録および
再生動作が開始され、外部マイクロコンピュータ制御部
723からREC(SYSTEM) およびPB(SYSTEM)がコントロー
ラ618に入力されると、記録および再生動作が開始さ
れる。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
上記のように構成したので、カメラヘッドとカメラ制御
装置の間の連絡を補助することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示すブロック図で
ある。
【図2】本発明の第2の実施の形態を示すブロック図で
ある。
【図3】本発明の第3の実施の形態を示すブロック図で
ある。
【図4】カメラ装置の構成例を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 カメラヘッド 2 カメラ制御装置 100,200 ヘッドセット 101,104,201,204 212,216 増
幅器 102,202 変調器 103,203 復調器 110 再生スイッチ 119,219 検出部 120,220 発振器 121,221 ORゲート 122,222 MPU 124,224 ランプ 130,223 制御部 210 記録スイッチ 213 ADC 215 DAC
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/222 - 5/257 H04N 5/91

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のカメラヘッドと、該複数のカメラ
    ヘッドを制御する装置であって前記複数のカメラヘッド
    とカメラケーブルを介して接続したカメラ制御装置と、
    前記カメラケーブルの音声通信回線を介して相互通話可
    能な相互通話手段とを有するカメラ装置において、 前記カメラヘッドは、 音声再生を行うための再生用スイッチと、 該再生用スイッチがオンされたとき音声再生を要求する
    再生要求信号を出力する再生要求信号出力手段と、 該再生要求信号出力手段からの再生要求信号を可聴帯域
    の上の周波数に変換する周波数変換手段と、 該周波数変換手段の周波数変換により得られた再生要求
    信号を前記インタカム音声回線上に送信する送信手段を
    備え、 前記カメラ制御装置は、 音声を記録するための記録メディアと、 該記録メディアに記録された音声を再生するための再生
    手段と、 音声を記録するための記録用スイッチと、 該記録用スイッチがオンされたとき前記記録メディアに
    前記相互通話手段からの音声を記録する記録制御手段
    と、 前記インタカム音声回線上の信号を受信する受信手段
    と、 該受信手段により受信された信号から前記再生要求信号
    を検出する検出手段と、 該検出手段により検出された再生要求信号に応答して前
    記再生手段を駆動制御する再生制御手段と、 該再生制御手段の駆動制御により再生された音声信号を
    前記インタカム音声回線上に伝送する伝送手段とを備え
    たことを特徴とするカメラ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記カメラヘッドは、音声記録を行うための記録用スイ
    ッチと、該記録用スイッチがオンされたとき音声記録を
    要求する記録要求信号を出力する記録要求信号出力手段
    とをさらに備え、前記周波数変換手段が前記記録要求信
    号出力手段により出力された記録要求信号を可聴帯域の
    上の周波数に変換し、前記送信手段が前記周波数変換手
    段の周波数変換により得られた記録要求信号を前記イン
    タカム音声回線上に送信し、 前記カメラ制御装置は、前記検出手段が前記受信手段に
    より受信された信号から記録要求信号を検出し、前記記
    録制御手段が前記検出手段により検出された記録要求信
    号に応答して記録メディアに音声を記録することを特徴
    とするカメラ装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2において、前記
    カメラ制御装置は、音声再生を行うための再生用スイッ
    チをさらに備え、前記再生制御手段は、前記再生用スイ
    ッチがオンされたとき前記再生手段を駆動制御すること
    を特徴とするカメラ装置。
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