JP3098689B2 - 電子レンジのドア - Google Patents

電子レンジのドア

Info

Publication number
JP3098689B2
JP3098689B2 JP2402595A JP2402595A JP3098689B2 JP 3098689 B2 JP3098689 B2 JP 3098689B2 JP 2402595 A JP2402595 A JP 2402595A JP 2402595 A JP2402595 A JP 2402595A JP 3098689 B2 JP3098689 B2 JP 3098689B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
choke
door
cover
choke cover
door panel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2402595A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH08219468A (ja
Inventor
伸二 浅海
武士 田辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP2402595A priority Critical patent/JP3098689B2/ja
Publication of JPH08219468A publication Critical patent/JPH08219468A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3098689B2 publication Critical patent/JP3098689B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B6/00Heating by electric, magnetic or electromagnetic fields
    • H05B6/64Heating using microwaves
    • H05B6/76Prevention of microwave leakage, e.g. door sealings
    • H05B6/763Microwave radiation seals for doors

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Constitution Of High-Frequency Heating (AREA)
  • Electric Ovens (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子レンジのドアに関
する。さらに詳細には、組立作業時間の短縮を図ること
ができるとともに電子レンジ本体に安定に保持される電
子レンジのドアに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より部品点数の削減、組み立て作業
性を改善すること等を目的として種々の電子レンジのド
アが提案されている。従来の電子レンジのドアを図面を
参照しながら説明する。図8は従来の電子レンジのドア
を横に開いた時のドアの裏側の部分正面図であり、図9
は図8のB−B線の部分断面図である。図8及び図9に
示すように、導電材からなるドアパネル21は、中央部
に電波をシールし、かつ、内部を観察するための複数の
孔が設けられた透視窓25を有するとともに、開口面を
有する電波シール用のチョーク部26がドアパネル21
の外周縁に沿って形成されている。ドアパネル21の後
面からチョーク部26の開口部を塞ぐように全周にわた
り枠状のチョークカバー23がドアパネル21に取り付
けられている。また、枠状のドアケース22はドアパネ
ル21の前面から周側面に跨がって装着される。加熱室
側に面する透明なリアガラス35は、透視窓25の外周
部においてシリコン接着剤等により接着され、一方、ド
ア40の前面にあたるフロントガラス36は枠状のドア
ケース22の中央部に挟持されている。
【0003】ここで、通常の製造工程においては、電子
レンジのドアの組立までを別の製造工程(例えば、外注
工場)で行い、その組み立てられたドアを電子レンジ本
体へ取り付けて電子レンジを完成させる。ドアパネル2
1の上下二角にはピン28が固着されており、この上下
二角のピン28にヒンジ29を上下より挿入して固定す
る。固定されたヒンジ29の他端は、オーブン前板34
の上下に穿設された長穴34aを通じて電子レンジ本体
のオーブン天井31及び底板32にネジ33で固定され
る。ヒンジ29はピン28を中心軸として回転自在にド
アを支持する。
【0004】完成した電子レンジについて電波漏洩の検
査を行う。その結果によりヒンジ29の取り付け位置を
作業者が調整して修理できるような構造にすべく、ヒン
ジ29の取り付け穴を長穴にしている。チョークカバー
は、例えば特開平5−26459に示されるようにドア
パネルのチョーク部の内部を保護するとともに外観をよ
くするためにドアパネルと概略同一外形(四角形の枠
状)であり、一つの樹脂成型品から作られている。ま
た、チョークカバーは通常一部材からなるが、四部材か
らなるチョークカバーも実公平1−9118に開示され
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記構成を有するドア
40は、上述したようにドアパネル21にドアケース2
2やチョークカバー23を係合させて完成した後、電子
レンジ本体50にヒンジ29を介して取り付けることに
より電子レンジが完成する。しかしながら、予めヒンジ
29が電子レンジ本体50に固着されている場合には、
チョークカバー23が既に装着されているため、チョー
クカバー23がヒンジ取り付け作業の妨げとなり、ドア
パネル21を装着できないという問題がある。また、ド
アパネル21をヒンジ29に装着した後にチョークカバ
ー23を取り付けるという作業を行う場合には、チョー
ク部26にゴミが混入したり、チョーク部26の外周端
に形成されたシーラ24が作業中に変形することがあ
り、信頼性の高いドアを製作するのは困難であるという
問題がある。
【0006】本発明は、上記問題点を解決すべくなされ
たものであり、組立作業時間の短縮及び組立作業中にお
けるチョーク部へのゴミの混入の防止を図ることができ
るとともに電子レンジ本体に安定に保持される電子レン
ジのドアを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、電波
をシールし、かつ、内部を観察するための複数の孔が設
けられた透視窓を有するとともに開口面を有する電波シ
ール用のチョーク部が外周縁に沿って形成された金属製
のドアパネルと、該ドアパネルの前面から周側面に跨が
って装着される枠状のドアケースと、前記ドアパネルの
後面から前記チョーク部の開口面を覆うように前記ドア
パネルの周側面に跨がって装着される枠状のチョークカ
バーとを備えた電子レンジのドアであって、前記チョー
クカバーのヒンジ取り付け位置近傍の一角に欠落部を形
成することにより前記チョークカバーを二分割構成と
し、この分割されたヒンジ取り付け位置近傍側のチョー
クカバーには電子レンジ本体と前記ドアパネルに回転自
在に取着されたピンとに固着されたヒンジの移動を阻止
するための移動阻止部が配設されていることを特徴とす
る電子レンジのドアである。
【0008】請求項2の発明は、請求項1において、二
分割された前記チョークカバーのうち、一方のチョーク
カバーの分割面には他方のチョークカバーと係合するた
めの係止爪が設けられ、他方のチョークカバーの分割面
には前記係止爪が嵌合係止される嵌合穴が設けられたこ
とを特徴とする電子レンジのドアである。
【0009】請求項3の発明は、請求項1又は2におい
て、二分割された前記チョークカバーは、同一材料から
なるとともに同一の金型で同時に成型したものであるこ
とを特徴とする電子レンジのドアである。
【0010】請求項4の発明は、電波をシールし、か
つ、内部を観察するための複数の孔が設けられた透視窓
を有するとともに開口面を有する電波シール用のチョー
ク部が外周縁に沿って形成された金属製のドアパネル
と、該ドアパネルの前面から周側面に跨がって装着され
る枠状のドアケースと、前記ドアパネルの後面から前記
チョーク部の開口面を覆うように前記ドアパネルの周側
面に跨がって装着される枠状のチョークカバーとを備え
た電子レンジのドアであって、前記チョークカバーのヒ
ンジ取り付け位置近傍の一角に切欠部と可曲部とを形成
することにより、前記チョークカバーと連結するととも
に該可曲部において折り曲がり、さらに該切欠部により
前記チョークカバーと分離結合自在な可動片が設けら
れ、該可動片には電子レンジ本体と前記ドアパネルに回
転自在に支持されたピンとに固着されたヒンジの移動を
阻止するための移動阻止部が配設され、さらに前記可動
片の切欠部面には前記チョークカバーと係合するための
係止爪が設けられ、前記チョークカバーの切欠部面には
前記係止爪が嵌合係止される嵌合穴が設けられたことを
特徴とする電子レンジのドアである。
【0011】
【作用】請求項1の発明によれば、チョークカバーのヒ
ンジ取り付け位置近傍の一角に欠落部を形成することに
よりチョークカバーを二分割構成としているので、ヒン
ジをドアに取り付ける作業が容易になる。また、この分
割されたヒンジ取り付け位置近傍側のチョークカバーに
は電子レンジ本体とドアパネルに回転自在に取着された
ピンとに固着されたヒンジの移動を阻止するための移動
阻止部が配設されているので、ドアがヒンジより外れて
脱落することがない。
【0012】請求項2の発明によれば、分割された一方
のチョークカバーの分割面には他方のチョークカバーと
係合するための係止爪が設けられ、他方のチョークカバ
ーの分割面には上記係止爪が嵌合係止される嵌合穴が設
けられているので、チョークカバーが互いに係合して一
部品となる。
【0013】請求項3の発明によれば、二分割されたチ
ョークカバーは、同一材料からなるとともに同一の金型
で同時に成型したものであるので、両チョークカバーは
同じ特性の誘電体特性を有する。
【0014】請求項4の発明によれば、チョークカバー
のヒンジ取り付け位置近傍の一角に切欠部と可曲部とを
形成して、チョークカバーと連結するとともに該可曲部
において折り曲がり、さらに該切欠部によりチョークカ
バーと分離結合自在な可動片が設けられので、ヒンジを
ドアに取り付ける作業が容易になる。また、この可動片
には電子レンジ本体と前記ドアパネルに回転自在に支持
されたピンとに固着されたヒンジの移動を阻止するため
の移動阻止部が配設されているので、ドアがヒンジより
外れて脱落することがない。さらに、可動片の切欠部面
にはチョークカバーと係合するための係止爪が設けら
れ、チョークカバーの切欠部面には係止爪が嵌合係止さ
れる嵌合穴が設けられているので、チョークカバーが互
いに係合して一部品となる。
【0015】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。図1は本発明にかかる電子レンジのドアの
一実施例を横に開いた時のドアの裏側の正面図である。
また、図2は図1のドアの内部構造を示す部分縦断面図
であり、図2は図1のA−A線の部分断面図である。図
1乃至図3に示すように、電子レンジの加熱室の前面開
口部を開閉して調理物を出し入れする手前横開きの本発
明にかかるドア20は、ヒンジ9を介して電子レンジ本
体30に取り付けられる。なお、本実施例においては横
開きドアについてのみ説明するが、縦開きドアについて
も同様である。
【0016】ドアパネル1は加熱室内部が観察でき、か
つ、電波が漏れないように複数の孔が設けられた金属板
の透視窓5と、外周縁に沿ってドア20の外側面と並行
に多数立設した電波シール用の金属製のチョーク部6と
を有する。チョーク部6は、図4に示すように、適宜の
間隔で形成されたコ字状導体の櫛歯6aとスリット6b
とを有し、これにより開口面を形成する。これら櫛歯6
aとスリット6bとをドア20の周囲に沿って均等に配
列することでマイクロ波の電波漏洩防止構造としてい
る。
【0017】コ字状のヒンジ9は加熱室開口部の前板1
0の長穴10aを貫通し、前板10の側面裏側に溶接固
着される。L字状のピン取り付け板7の一端がドアパネ
ル1の上下角部近傍のチョーク部6の外側壁に溶接され
ている。このピン取り付け板7の他端には回転自在のピ
ン8がカシメ固着されている。そして、ドアパネル1の
後面から透明なリアガラス15が透視窓5に室温硬化型
もしくは熱硬化型のシリコンゴムによって密着接合され
る。これでドアパネル1の組立に関する前準備が終了す
る。
【0018】次に、フロントガラス16は枠状のドアケ
ース2の内周縁に設けられた挟着溝に挿入され係合され
る。ドアケース2は樹脂成型品であり、その外周縁の内
側に係止爪2aが適宜の間隔で設けられている。なお、
ここでは図示していないが、ドアケース2にはヒンジ9
の取り付け側と反対側に把手(ハンドル)が一体成型さ
れている。前準備が終了したドアパネル1に組み立てら
れたドアケース2を該ドアパネル1の前面から周側面に
跨がって装着し、ネジ(図示せず)で固着する。そし
て、枠状のチョークカバー3は、ドアパネル1の後面か
らチョーク部6の開口面を覆うようにドアパネル1の周
側面に跨がって装着され、図3に示すようにドアケース
2の係止爪2aとチョークカバー3の外周面に設けられ
た嵌合穴とが係合し、一体となる。
【0019】上述したように、チョークカバー3はチョ
ーク部6の開口面を覆うようにドアパネル1の周側面に
跨がって装着されるが、図1に示すようにチョークカバ
ー3には、その四角のうちのヒンジ9の取り付け位置近
傍の一角を囲うように欠落部17が形成されている。こ
の欠落部17がチョークカバー3に形成されることによ
り、チョークカバー3が二分割され、チョークカバー3
aとチョークカバー3bとから構成されるようになる。
図5は本発明にかかる電子レンジのドアのチョークカバ
ーの一実施例を示す分解部分斜視図である。図5に示す
ように、一方のチョークカバー3aは外周壁3c及び内
壁面3d並びに欠落部17を有する略枠状の成型品であ
り、チョークカバー3aの外周壁3cには嵌合穴3eが
適宜設けられ、該嵌合穴3eは上記ドアケース2の係止
爪2aと嵌合され係止される。また、欠落部17周辺の
外周壁3cにも他方のチョークカバー3bの外周壁3f
に適宜設けられた係止爪3gを係止するための嵌合穴3
eが配設されている。
【0020】チョークカバー3aは欠落部17を除きチ
ョーク部6の開口面を殆ど塞いでいるので、チョーク部
6の開口面が露出していることにより起こるチョーク部
6の変形やゴミの混入等の弊害を防止することができ
る。したがって、このようにチョークカバー3a、ドア
ケース2を装着したドアパネル1はドア組品として扱
え、外注工場での製造、輸送上での問題や電子レンジの
組立上も問題なく製造できる。
【0021】次に、電子レンジ本体30に固着されたヒ
ンジ9に組み立てられたドア20を装着する。ドアパネ
ル1にピン取り付け板7を介して取り付けられたピン8
をヒンジ9に挿入する。この状態では、ドア20は下方
向に移動することはないが、上方向に移動してヒンジ9
から外れてしまう。そこで、他方のチョークカバー3b
をチョークカバー3aの欠落部17に嵌合して、チョー
ク部6の残りの開口面を塞ぐ。チョークカバー3bはチ
ョークカバー3aと同一材料からなるとともに同一の金
型で同時に成形されたものである。チョークカバー3b
は図5に示すようにリブ3h、3iを有し、さらにリブ
3hの末端にはピン8と接触することがないように凹状
のピン逃げ3jが設けられている。そして、チョークカ
バー3bをドアパネル1に装着することにより、前記リ
ブ3hはヒンジ9の下方に配置する。したがって、ドア
20を上方向に移動させても、このリブ3hがヒンジ9
に当接し、ストッパー(移動阻止部)の役割を果たす。
それ故、ドア20が移動して脱落することがなく、ドア
20はヒンジ9に確実に保持され、かつ、ピン8を回転
軸として開閉自在となる。
【0022】また、チョークカバー3a、3bを一体と
してドアパネル1から容易に取り外すことができ、そし
てチョークカバー3bの係止爪3gとチョークカバー3
aの嵌合穴3eとの間の係合を解除して分解することも
容易に行うことができる。さらに、同色のチョークカバ
ー3a、3bでチョーク部6を隙間なく覆えば、ドア2
0の外観性も良好なものとなる。
【0023】図6は本発明にかかる電子レンジのドアの
他の実施例を横に開いた時のドアの裏側の正面図であ
り、図7は図6のチョークカバーを示す部分斜視図であ
る。図6及び図7に示すように、本実施例においてはチ
ョークカバーを二分割構成とせずに一成型品とした場合
について説明する。すなわち、チョークカバー13の四
角のうち、ヒンジの取り付け位置近傍の一角に囲むよう
に肉厚の薄い柔軟な可曲部18と切欠部19とを形成し
て、該可曲部18を折り曲げ軸として分離結合自在な可
動片13aを設ける。すなわち、可動片13aはチョー
クカバー13と分離結合自在で繋がり、一体化されて成
形される。該可動片13aはヒンジ9の移動を阻止する
ためのリブ(移動阻止部)13bとピン8との接触を避
けるためのピン逃げ13eとを有する。
【0024】また、可動片13aの外周面にはチョーク
カバー13と係合するための係止爪13cが適宜配設さ
れ、チョークカバー13の切欠部19には前記係止爪1
3cに対応する箇所に嵌合穴(図示せず)が設けられて
いる。なお、前記実施例と同様に、チョークカバー13
の外周壁にもドアケース2の係止爪2aと係合するため
の嵌合穴13dが適宜配設されている。
【0025】可動片13aをチョークカバー13から離
脱させ可曲部18で折り曲げた状態で、ドアパネル1に
チョークカバー13を装着し、ドア組品を完成させる。
次に、電子レンジ本体30に固着されたヒンジ9にピン
8を挿入した後、可動片13aをチョークカバー13に
係合させる。可動片13aにはリブ13bがあり、それ
をドアパネル1に装着することで前記リブ13bがヒン
ジ9の下方に配置する。これにより、ドア20を上方に
移動させてもこのリブ13bがヒンジ9に当接し、スト
ッパーとなってドアが移動して脱落することがない。す
なわち、リブ13bが移動阻止部材としての機能を果た
し、ドア20はヒンジ9に確実に保持され、かつ、ピン
8を回転軸として開閉自在となる。
【0026】なお、上記実施例においては、ヒンジ取り
付け位置近傍で、かつ、上方の一角で分割されたチョー
クカバーおよび分割せずに繋がった状態で分離結合自在
な可動片を有するチョークカバーについて述べたが、ヒ
ンジ取り付け位置近傍で下方の一角、あるいはヒンジ取
り付け位置近傍の上下部分を一体とした二分割構成のチ
ョークカバーであってもよい。
【0027】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、チョークカバ
ーのヒンジ取り付け位置近傍の一角に欠落部を形成して
チョークカバーを二分割構成とすることにより、ヒンジ
をドアに取り付ける作業時間が短縮され、ドア組品の輸
送や取り付け作業中にチョーク部にゴミが混入すること
もなく、さらにチョーク部の櫛歯が取り扱い中に変形す
ることがなく、信頼性の高いドア組品を製作することが
できる。また、ドア組品を電子レンジ本体のヒンジに装
着した後に、分割されたヒンジ取り付け位置近傍側のチ
ョークカバーをチョーク部に装着することにより、該チ
ョークカバーがドアパネルの上下の移動を規制して、ド
ア組品がヒンジから外れ脱落しなくなり、ドアが安定に
電子レンジ本体に保持され開閉自在となる。
【0028】請求項2の発明によれば、分割された一方
のチョークカバーの分割面には他方のチョークカバーと
係合するための係止爪を設け、他方のチョークカバーの
分割面には上記係止爪が嵌合係止される嵌合穴を設ける
ことにより、チョークカバーが互いに係合して一部品と
なり、チョークカバーを紛失することもなく、サービス
部品として一つのチョークカバーとして取り扱える。
【0029】請求項3の発明によれば、二分割されたチ
ョークカバーを同一材料で、かつ、同一の金型で同時に
成型することにより、両チョークカバーが同じ特性の誘
電体特性を有し、同調がずれることなくチョーク部の電
波シール効果が発揮される。
【0030】請求項4の発明によれば、チョークカバー
のヒンジ取り付け位置近傍の一角に切欠部と可曲部とを
形成して、チョークカバーと連結するとともに該可曲部
において折り曲がり、さらに該切欠部によりチョークカ
バーと分離結合自在な可動片を設けることにより、分離
結合自在に一体化されたチョークカバーが得られ、輸
送、管理、サービス等に有利となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる電子レンジのドアの一実施例を
横に開いた時のドアの裏側を示す正面図である。
【図2】図1のドアの内部構造を示す部分断面図であ
る。
【図3】図2のA−A線の部分断面図である。
【図4】図2の電子レンジのドアのチョーク部の部分斜
視図である。
【図5】図2の電子レンジのドアのチョークカバーの部
分分解斜視図である。
【図6】本発明にかかる電子レンジのドアの他の実施例
を横に開いた時のドアの裏側の正面図である。
【図7】図6の電子レンジのドアのチョークカバーの部
分斜視図である。
【図8】従来の電子レンジのドアを横に開いた時のドア
の裏側を示す部分正面図である。
【図9】図8のB−B線の部分断面図である。
【符号の説明】
1 ドアパネル 2 ドアケース 3 チョークカバー 5 透視窓 9 ヒンジ 17 欠落部 20 電子レンジのドア
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F24C 7/02 521 F24C 15/02 H05B 6/76

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電波をシールし、かつ、内部を観察する
    ための複数の孔が設けられた透視窓を有するとともに開
    口面を有する電波シール用のチョーク部が外周縁に沿っ
    て形成された金属製のドアパネルと、該ドアパネルの前
    面から周側面に跨がって装着される枠状のドアケース
    と、前記ドアパネルの後面から前記チョーク部の開口面
    を覆うように前記ドアパネルの周側面に跨がって装着さ
    れる枠状のチョークカバーとを備えた電子レンジのドア
    であって、前記チョークカバーのヒンジ取り付け位置近
    傍の一角に欠落部を形成することにより前記チョークカ
    バーを二分割構成とし、この分割されたヒンジ取り付け
    位置近傍側のチョークカバーには電子レンジ本体と前記
    ドアパネルに回転自在に取着されたピンとに固着された
    ヒンジの移動を阻止するための移動阻止部が配設されて
    いることを特徴とする電子レンジのドア。
  2. 【請求項2】 二分割された前記チョークカバーのう
    ち、一方のチョークカバーの分割面には他方のチョーク
    カバーと係合するための係止爪が設けられ、他方のチョ
    ークカバーの分割面には前記係止爪が嵌合係止される嵌
    合穴が設けられたことを特徴とする請求項1記載の電子
    レンジのドア。
  3. 【請求項3】 二分割された前記チョークカバーは、同
    一材料からなるとともに同一の金型で同時に成型したも
    のであることを特徴とする請求項1又は2記載の電子レ
    ンジのドア。
  4. 【請求項4】 電波をシールし、かつ、内部を観察する
    ための複数の孔が設けられた透視窓を有するとともに開
    口面を有する電波シール用のチョーク部が外周縁に沿っ
    て形成された金属製のドアパネルと、該ドアパネルの前
    面から周側面に跨がって装着される枠状のドアケース
    と、前記ドアパネルの後面から前記チョーク部の開口面
    を覆うように前記ドアパネルの周側面に跨がって装着さ
    れる枠状のチョークカバーとを備えた電子レンジのドア
    であって、前記チョークカバーのヒンジ取り付け位置近
    傍の一角に切欠部と可曲部とを形成することにより、前
    記チョークカバーと連結するとともに該可曲部において
    折り曲がり、さらに該切欠部により前記チョークカバー
    と分離結合自在な可動片が設けられ、該可動片には電子
    レンジ本体と前記ドアパネルに回転自在に支持されたピ
    ンとに固着されたヒンジの移動を阻止するための移動阻
    止部が配設され、さらに前記可動片の切欠部面には前記
    チョークカバーと係合するための係止爪が設けられ、前
    記チョークカバーの切欠部面には前記係止爪が嵌合係止
    される嵌合穴が設けられたことを特徴とする電子レンジ
    のドア。
JP2402595A 1995-02-13 1995-02-13 電子レンジのドア Expired - Fee Related JP3098689B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2402595A JP3098689B2 (ja) 1995-02-13 1995-02-13 電子レンジのドア

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2402595A JP3098689B2 (ja) 1995-02-13 1995-02-13 電子レンジのドア

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08219468A JPH08219468A (ja) 1996-08-30
JP3098689B2 true JP3098689B2 (ja) 2000-10-16

Family

ID=12126996

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2402595A Expired - Fee Related JP3098689B2 (ja) 1995-02-13 1995-02-13 電子レンジのドア

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3098689B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100476411B1 (ko) * 2002-06-18 2005-03-16 엘지전자 주식회사 전자레인지의 도어힌지 장착장치
KR100468124B1 (ko) * 2002-06-20 2005-01-26 삼성전자주식회사 전자렌지의 도어 결합장치

Also Published As

Publication number Publication date
JPH08219468A (ja) 1996-08-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3098689B2 (ja) 電子レンジのドア
JPH0811550A (ja) 車両用開閉式屋根におけるウエザーストリップの取付構造
EP3709780B1 (en) Control panel for an apparatus, in particular for a domestic appliance, and a method for assembling said control panel
JP3034509B2 (ja) 電子レンジ用のドアの結合装置
JP2001223071A (ja) 電子レンジのドア
CN113545175B (zh) 用于设备、特别是用于家用器具的控制面板,以及组装所述控制面板的方法
JPH10325547A (ja) ドア取付構造
JPH0145115Y2 (ja)
JPH0516358Y2 (ja)
US11898381B2 (en) Waterproof structure for door latch device
JPH0429779Y2 (ja)
JPS647050Y2 (ja)
JPH04166417A (ja) 自動車用グラスラン構造
JPH07117486A (ja) 自動車用ウエザストリップ
KR890002836Y1 (ko) 전자레인지의 도어테
JPS6025588Y2 (ja) 時計側構造
JPH0350383Y2 (ja)
JPH0248737Y2 (ja)
JP3424158B2 (ja) 炊飯器
JPH0317154Y2 (ja)
JPS62103220A (ja) 開閉式サイドウインドウ装置
JP2565149Y2 (ja) 放射線遮蔽引戸
JPH0331852Y2 (ja)
JPS6336636Y2 (ja)
JPH09328037A (ja) 自動車のランプ構造

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 7

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070811

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 8

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080811

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080811

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090811

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 9

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090811

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100811

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110811

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 11

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110811

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120811

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120811

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130811

Year of fee payment: 13

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees