JP3098436U - ホイッパー - Google Patents
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Abstract
【課題】ホイッパーで泡立てる食品に細菌が発生したり異物が混入することを防いで食品に関する安全性を確保する。ホイッパーの洗浄作業性を改善し食品への異物混入を防止する。
【解決手段】ホイッパー100は、中心線に沿って延びると共に一端に駆動部213に接続され又は手で握られる支持部111が設けられ、中心線から周囲に広がるほぼ円盤形のフランジ112が設けられたステンレス製の本体110と、ステンレス製のワイヤにより一部が開いた環状に形成されて本体のフランジに対して支持部の側とは反対側に配置され、両端部121がフランジに固定されたワイヤ部材120とを備え、ワイヤ部材の各端部が、フランジにおいて中心線とほぼ平行な向きに貫通して設けた貫通孔112aにそれぞれ嵌入されると共に、各端部がフランジに、各端部と貫通孔を構成する壁との間に隙間ができないように銀ロウを用いてロウ付けされている。
【選択図】 図1
【解決手段】ホイッパー100は、中心線に沿って延びると共に一端に駆動部213に接続され又は手で握られる支持部111が設けられ、中心線から周囲に広がるほぼ円盤形のフランジ112が設けられたステンレス製の本体110と、ステンレス製のワイヤにより一部が開いた環状に形成されて本体のフランジに対して支持部の側とは反対側に配置され、両端部121がフランジに固定されたワイヤ部材120とを備え、ワイヤ部材の各端部が、フランジにおいて中心線とほぼ平行な向きに貫通して設けた貫通孔112aにそれぞれ嵌入されると共に、各端部がフランジに、各端部と貫通孔を構成する壁との間に隙間ができないように銀ロウを用いてロウ付けされている。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、食品を泡立てるホイッパーの技術分野に属し、ミキサーの駆動部によって回転、首振りもしくはこれらの組み合わせが行われ、又は手動によって首振りが行われるホイッパーの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
食品を撹拌するミキサーとして、機体の支柱部の前側で容器を支持し、支柱部の上部より前方へ突き出た頭部から下方へ延びる駆動部により容器のなかで撹拌子を回転させるようにしたミキサーが知られている(例えば特許文献1を参照)。この場合、回転の形態には自転もしくは公転又はこれらを組み合わせた自公転がある。このようなミキサーの駆動部に脱着可能に設けられて食品を泡立てるホイッパーとして、籠状のものが知られている(例えば特許文献2を参照)。この籠状ホイッパーは、中心線に沿って延びると共に一端に駆動部に脱着可能に接続される支持部が設けられ、中心線から周囲に広がるほぼ円盤形のフランジが設けられた本体と、ワイヤにより一部が開いた環状に形成されて本体のフランジに対して支持部の側とは反対側に配置され、両端部がフランジに固定されたワイヤ部材とを備えている。本考案者は、このような籠状ホイッパーにおけるワイヤ部材のフランジへの固定構造を種々提案してきた。例えば、図5及び図6に示すように、フランジ(イ)を二部材(ロ)、(ハ)で構成し、ワイヤ部材(ニ)の各端部(ホ)をフランジ(イ)の二部材(ロ)、(ハ)で挟み込み、二部材(ロ)、(ハ)をネジ又はボルト等(ヘ)で締めあげて狭持力を確保することにより、ワイヤ部材(二)をフランジ(イ)に固定するようにしていた。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−38186号公報
【特許文献2】
特開2000−342951号公報
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
このようなミキサーでは、食品に細菌が発生したり異物が混入することを防いで食品に関する安全性を確保しなければならない。そのため、使用後に駆動部からホイッパーを取り外して洗浄することが求められる。しかし、先に説明したようなワイヤ部材(二)のフランジ(イ)への固定構造では、フランジ(イ)の二部材間にできた隙間、又はフランジ(イ)とワイヤ部材(二)の端部(ホ)との間にできた隙間に入り込んだ食品等を完全に除去することは難しい。さりとて使用するたびにワイヤ部材(二)をフランジ(イ)から取り外し、洗浄、乾燥を行ってから再度組み立てることは、作業が非常に煩雑であるので非現実的であり、実施困難である。しかも、ネジ又はボルト等(へ)の締め付けが充分でないと、ミキサーの作動中にネジ又はボルト等(へ)が落下し、これが異物として食品に混入してしまう。
【0005】
ミキサーには、このように駆動部によってホイッパーを回転させるようにした回転型のものの他にも、図7に示すように、駆動部によって支持部(ト)の上端部を一方向(例えば矢印方向)に旋回させることにより、ワイヤ部材(二)をこれとは逆方向(矢印方向)に旋回させて首振りを行わせるようにした首振り型のものが知られている。このようなミキサーでは、更にホイッパーを回転させて自転もしくは公転又は自公転させるようにしたものもある。また、ミキサーで駆動されるホイッパーの他にも、支持部を手で持ち、手動によって首振りを行うようにした手動器具としてのホイッパーもある。このような首振り型のミキサーに装着するホイッパーや、手動器具としてのホイッパーにおいても上述した課題は同様に存在する。
【0006】
本考案はこのような点に着目してなされたものであり、その目的とするところは、ワイヤ部材をフランジへロウ付けして隙間無く固定することで、上記課題を解決できるホイッパーを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1のホイッパーは、ミキサーの駆動部によって回転、首振りもしくはこれらの組み合わせが行われ、又は手動によって首振りが行われ、これによって食品を泡立てるホイッパーである。そして、このホイッパーは、中心線に沿って延びると共に一端に駆動部に接続され又は手で握られる支持部が設けられ、中心線から周囲に広がるほぼ円盤形のフランジが設けられたステンレス製の本体と、ステンレス製のワイヤにより一部が開いた環状に形成されて本体のフランジに対して支持部の側とは反対側に配置され、両端部がフランジに固定されたワイヤ部材とを備え、ワイヤ部材の各端部が、フランジにおいて中心線とほぼ平行な向きに貫通して設けた貫通孔にそれぞれ嵌入されると共に、各端部がフランジに、各端部と貫通孔を構成する壁との間に隙間ができないように銀ロウを用いてロウ付けされていることを特徴としている。
【0008】
このホイッパーは、ミキサーの駆動部によって回転、首振りもしくはこれらの組み合わせが行われ、又は手動によって首振りが行われる。そして、ワイヤ部材によって食品が泡立てられる。その場合、ワイヤ部材の各端部と貫通孔を構成する壁との間に隙間がないので、ホイッパーを洗浄すれば、付着した食品等を完全に除去することができ、これによって食品に細菌が発生したり異物が混入することを防いで食品に関する安全性を確保することができる。しかも、洗浄にあたってワイヤ部材をフランジから取り外す必要がないので、作業性がよい上、ネジ又はボルト等の落下による食品への異物混入がない。
【0009】
また、本体及びワイヤ部材がステンレス製であるので、腐食がなく、これによっても食品に異物が混入することを防いで食品に関する安全性を確保することができる。さらに、ワイヤ部材の各端部のフランジへのロウ付けに銀ロウが用いられ、この銀ロウはカドミウム、鉛その他の有害物質を含まないように管理することができるので、食品に関する安全性を確保することができる。
【0010】
請求項2のホイッパーは、請求項1のホイッパーにおいて、本体が、支持部を有する第1部材とフランジを有する第2部材とを備え、第1部材と第2部材とがネジを用いた締結機構により脱着可能に締結されている。
【0011】
このようにすれば、第1部材と第2部材とがネジを用いた締結機構により簡単に分離できるので、ワイヤ部材を洗浄するときに長尺部材である第1部材が邪魔になることがなく、作業性がよい。
【0012】
請求項3のホイッパーは、請求項1のホイッパーにおいて、複数のワイヤ部材が、その中間部が中心線に沿ってずれ且つ両端部がフランジの周方向にずれるように設けられ、貫通孔がフランジに、フランジの周方向にずれるように設けられている。
【0013】
このようにすれば、ワイヤ部材が多くなるが、洗浄にあたってワイヤ部材をフランジから取り外す必要がないので、作業性がよい。
【0014】
請求項4のホイッパーは、請求項1のホイッパーにおいて、本体が、支持部を有する第1部材とフランジを有する第2部材とを備え、第1部材と第2部材とがネジを用いた締結機構により脱着可能に締結されており、複数のワイヤ部材が、その中間部が中心線に沿ってずれ且つ両端部がフランジの周方向にずれるように設けられ、貫通孔がフランジに、フランジの周方向にずれるように設けられている。
【0015】
このようにすれば、第1部材と第2部材とがネジを用いた締結機構により簡単に分離できるので、ワイヤ部材を洗浄するときに長尺部材である第1部材が邪魔になることがなく、作業性がよい。また、ワイヤ部材が多くなるが、洗浄にあたってワイヤ部材をフランジから取り外す必要がないので、作業性がよい。
【0016】
【考案の実施の形態】
以下、本考案のホイッパーの実施形態を図面に基づいて説明する。図2は実施形態のホイッパーを装着するミキサーの一例を示している。このミキサー200は、支柱部211と、支柱部211の上部より前方へ突き出た頭部212とを有する機体210を備えている。ミキサー200は、機体210の支柱部211の前側で容器220を支持し、頭部212から下方へ延びる駆動部213により容器220のなかでホイッパー100を回転させるように構成されている。回転の形態には自転もしくは公転又はこれらを組み合わせた自公転がある。この場合、駆動部213は自転もしくは公転又は自公転する軸である。駆動部213は、機体210の中にあるモータ等の回転駆動機構により回転する。このホイッパー100は、ミキサー200の駆動部213に脱着可能に設けられる。ホイッパー100は、容器のなかで例えば卵、バター、クリーム等の食品を、たたいたり撹拌することで気泡化させる。
【0017】
図1、図3及び図4に示すように、ホイッパー100は、ステンレス製の本体110と、ステンレス製のワイヤにより形成されたワイヤ部材120とを備えている。
【0018】
本体110は、中心線に沿って延びており、ほぼ棒状に形成されている。中心線は便宜上設けられた仮想的な線である。本体110の一端には駆動部213に脱着可能に接続される支持部111が設けられている。また、本体110には、中心線から周囲に広がるほぼ円盤形のフランジ112が設けられている。ここでは本体110の他端にフランジ112を設けたが、両端間の中途部に設けてもよい。
【0019】
ワイヤ部材120は、ワイヤにより一部が開いた環状に形成されている。図では、ほぼC字形に形成されているが、これに限定されるものではない。また、ワイヤの断面形状は円形であるが、これに限定されるものではない。ワイヤ部材120は本体110のフランジ112に対して支持部111の側とは反対側に配置されている。そして、ワイヤ部材120の両端部、つまり両方の端部121はフランジ112に固定されている。
【0020】
ワイヤ部材120の各端部121は、フランジ112において中心線とほぼ平行な向きに貫通して設けた貫通孔112aにそれぞれ嵌入されている。貫通孔は側方がフランジ外周面にまで至ることで側方へ開放されているものであってもよい。そして、各端部121はフランジ112に、各端部121と貫通孔112aを構成する壁との間に隙間ができないように銀ロウを用いてロウ付けされており、これによって各端部121と貫通孔112aを構成する壁との間にはロウ付け部130が形成されている。この銀ロウとは、銀、銅、亜鉛を主成分とするロウである。ロウ付けとは公知の接合方法であり、部品と部品の間に溶解したロウを流し込み、部品と部品を固定する加工である。ロウ付けは、部品を溶かすことなく接合する方法であり、このことが溶接と異なる点である。ワイヤ部材120の各端部121とフランジ112の貫通孔112aを構成する壁との間にロウが流れ込むので、この間に完全に隙間がなくなる。一般的に銀は、細菌を滅菌する力に優れていることが知られている。従って、嵌合い部分の滅菌効果もある。
【0021】
本体110は、支持部111を有する第1部材110aと、フランジ112を有する第2部材110bとに分割されている。そして、第1部材110aと第2部材110bとは、ネジを用いた締結機構110cにより脱着可能に締結されている。この実施形態の場合、本体110を、棒状の部分である第1部材110aと、円盤状の部分である第2部材110bとに分割している。そして、一方の端部には雄ネジを形成し、他方の端部にはこの雄ネジを受入れる雌ネジを形成し、この雄ネジ部及び雌ネジ部によってネジを用いた締結機構110cを構成している。
【0022】
ワイヤ部材120は複数設けられ、この複数のワイヤ部材120が、その中間部122が中心線に沿ってずれ且つ両端部121がフランジ112の周方向にずれるように設けられている。また、貫通孔112aはフランジ112に、フランジ112の周方向にずれるように設けられている。
【0023】
従って、このホイッパー100は、ミキサー200の駆動部213によって回転が行われる。そして、ワイヤ部材120によって食品が泡立てられる。その場合、ワイヤ部材120の各端部121と貫通孔112aを構成する壁との間に隙間がないので、ホイッパー100を洗浄すれば、付着した食品等を完全に除去することができ、これによって食品に細菌が発生したり異物が混入することを防いで食品に関する安全性を確保することができる。しかも、洗浄にあたってワイヤ部材120をフランジ112から取り外す必要がないので、作業性がよい上、ネジ又はボルト等の落下による食品への異物混入がない。
【0024】
また、本体110及びワイヤ部材120がステンレス製であるので、腐食がなく、これによっても食品に異物が混入することを防いで食品に関する安全性を確保することができる。さらに、ワイヤ部材120の各端部121のフランジ112へのロウ付けに銀ロウが用いられ、この銀ロウはカドミウム、鉛その他の有害物質を含まないように管理することができるので、食品に関する安全性を確保することができる。
【0025】
本考案は本体を分割せずに一体ものにした実施形態を含む。しかし、上記実施形態の場合、本体110が、支持部111を有する第1部材110aとフランジ112を有する第2部材110bとを備え、第1部材110aと第2部材110bとがネジを用いた締結機構110cにより脱着可能に締結されている。このようにすれば、第1部材110aと第2部材110bとがネジを用いた締結機構110cにより簡単に分離できるので、ワイヤ部材120を洗浄するときに長尺部材である第1部材110aが邪魔になることがなく、作業性がよい。
【0026】
本考案のホイッパーは、ワイヤ部材の本数を限定するものではなく、1本であっても2本以上であってもよい。しかし、上記実施形態の場合、複数のワイヤ部材120が、その中間部122が中心線に沿ってずれ且つ両端部がフランジ112の周方向にずれるように設けられ、貫通孔112aがフランジ112に、フランジ112の周方向にずれるように設けられている。このようにすれば、ワイヤ部材120が多くなるが、洗浄にあたってワイヤ部材120をフランジ112から取り外す必要がないので、作業性がよい。
【0027】
上記実施形態は本考案のホイッパーを回転型のミキサーに装着した場合で説明したが、首振り型のミキサーに装着するホイッパーを対象にしても本考案を適用することができ、同様の作用及び効果を得ることができる。その場合、首振り型のミキサーは、更にホイッパーを回転させて自転もしくは公転又は自公転させるようにしたものであってもよい。この場合、駆動部は旋回する部材又は部位であり、場合によっては駆動部に更に自転もしくは公転又は自公転する機能が加わる。駆動部は機体の中にあるモータ等の駆動機構により動く。また、ミキサーは動力を用いたものに限定されるものではなく、人力で動くミキサーもこれに含まれる。さらに、手動器具としてのホイッパーを対象にしても本考案を適用することができ、同様の作用及び効果を得ることができる。
【0028】
【考案の効果】
以上説明したように、請求項1のホイッパーは、ワイヤ部材の各端部と貫通孔を構成する壁との間に隙間がないので、ホイッパーを洗浄すれば、付着した食品等を完全に除去することができ、これによって食品に細菌が発生したり異物が混入することを防いで食品に関する安全性を確保することができる。しかも、洗浄にあたってワイヤ部材をフランジから取り外す必要がないので、作業性がよい上、ネジ又はボルト等の落下による食品への異物混入がない。
【0029】
請求項2のようにすれば、第1部材と第2部材とがネジを用いた締結機構により簡単に分離できるので、ワイヤ部材を洗浄するときに長尺部材である第1部材が邪魔になることがなく、作業性がよい。
【0030】
請求項3のようにすれば、ワイヤ部材が多くなるが、洗浄にあたってワイヤ部材をフランジから取り外す必要がないので、作業性がよい。
【0031】
請求項4のようにすれば、第1部材と第2部材とがネジを用いた締結機構により簡単に分離できるので、ワイヤ部材を洗浄するときに長尺部材である第1部材が邪魔になることがなく、作業性がよい。また、ワイヤ部材が多くなるが、洗浄にあたってワイヤ部材をフランジから取り外す必要がないので、作業性がよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態のホイッパーを示す斜視図である。
【図2】実施形態のホイッパーを装着するミキサーを示す斜視図である。
【図3】実施形態のホイッパーの正面図である。本体は一部を断面して示している。ワイヤー部材は1本を残して他は図示を省略しており、理解を助けるために中心線に沿ってずれた中間部のみを示している。
【図4】図3の要部拡大図である。
【図5】従来例における図3に相当する図である。
【図6】従来例における図4に相当する図である。
【図7】首振りするホイッパーの動きを示す説明図である。
【符号の説明】
100 ホイッパー
110 本体
111 支持部
112 フランジ
112a 貫通孔
120 ワイヤ部材
121 端部
122 中間部
130 ロウ付け部
110a 第1部材
110b 第2部材
110c 締結機構
200 ミキサー
213 駆動部
【考案の属する技術分野】
本考案は、食品を泡立てるホイッパーの技術分野に属し、ミキサーの駆動部によって回転、首振りもしくはこれらの組み合わせが行われ、又は手動によって首振りが行われるホイッパーの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
食品を撹拌するミキサーとして、機体の支柱部の前側で容器を支持し、支柱部の上部より前方へ突き出た頭部から下方へ延びる駆動部により容器のなかで撹拌子を回転させるようにしたミキサーが知られている(例えば特許文献1を参照)。この場合、回転の形態には自転もしくは公転又はこれらを組み合わせた自公転がある。このようなミキサーの駆動部に脱着可能に設けられて食品を泡立てるホイッパーとして、籠状のものが知られている(例えば特許文献2を参照)。この籠状ホイッパーは、中心線に沿って延びると共に一端に駆動部に脱着可能に接続される支持部が設けられ、中心線から周囲に広がるほぼ円盤形のフランジが設けられた本体と、ワイヤにより一部が開いた環状に形成されて本体のフランジに対して支持部の側とは反対側に配置され、両端部がフランジに固定されたワイヤ部材とを備えている。本考案者は、このような籠状ホイッパーにおけるワイヤ部材のフランジへの固定構造を種々提案してきた。例えば、図5及び図6に示すように、フランジ(イ)を二部材(ロ)、(ハ)で構成し、ワイヤ部材(ニ)の各端部(ホ)をフランジ(イ)の二部材(ロ)、(ハ)で挟み込み、二部材(ロ)、(ハ)をネジ又はボルト等(ヘ)で締めあげて狭持力を確保することにより、ワイヤ部材(二)をフランジ(イ)に固定するようにしていた。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−38186号公報
【特許文献2】
特開2000−342951号公報
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
このようなミキサーでは、食品に細菌が発生したり異物が混入することを防いで食品に関する安全性を確保しなければならない。そのため、使用後に駆動部からホイッパーを取り外して洗浄することが求められる。しかし、先に説明したようなワイヤ部材(二)のフランジ(イ)への固定構造では、フランジ(イ)の二部材間にできた隙間、又はフランジ(イ)とワイヤ部材(二)の端部(ホ)との間にできた隙間に入り込んだ食品等を完全に除去することは難しい。さりとて使用するたびにワイヤ部材(二)をフランジ(イ)から取り外し、洗浄、乾燥を行ってから再度組み立てることは、作業が非常に煩雑であるので非現実的であり、実施困難である。しかも、ネジ又はボルト等(へ)の締め付けが充分でないと、ミキサーの作動中にネジ又はボルト等(へ)が落下し、これが異物として食品に混入してしまう。
【0005】
ミキサーには、このように駆動部によってホイッパーを回転させるようにした回転型のものの他にも、図7に示すように、駆動部によって支持部(ト)の上端部を一方向(例えば矢印方向)に旋回させることにより、ワイヤ部材(二)をこれとは逆方向(矢印方向)に旋回させて首振りを行わせるようにした首振り型のものが知られている。このようなミキサーでは、更にホイッパーを回転させて自転もしくは公転又は自公転させるようにしたものもある。また、ミキサーで駆動されるホイッパーの他にも、支持部を手で持ち、手動によって首振りを行うようにした手動器具としてのホイッパーもある。このような首振り型のミキサーに装着するホイッパーや、手動器具としてのホイッパーにおいても上述した課題は同様に存在する。
【0006】
本考案はこのような点に着目してなされたものであり、その目的とするところは、ワイヤ部材をフランジへロウ付けして隙間無く固定することで、上記課題を解決できるホイッパーを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1のホイッパーは、ミキサーの駆動部によって回転、首振りもしくはこれらの組み合わせが行われ、又は手動によって首振りが行われ、これによって食品を泡立てるホイッパーである。そして、このホイッパーは、中心線に沿って延びると共に一端に駆動部に接続され又は手で握られる支持部が設けられ、中心線から周囲に広がるほぼ円盤形のフランジが設けられたステンレス製の本体と、ステンレス製のワイヤにより一部が開いた環状に形成されて本体のフランジに対して支持部の側とは反対側に配置され、両端部がフランジに固定されたワイヤ部材とを備え、ワイヤ部材の各端部が、フランジにおいて中心線とほぼ平行な向きに貫通して設けた貫通孔にそれぞれ嵌入されると共に、各端部がフランジに、各端部と貫通孔を構成する壁との間に隙間ができないように銀ロウを用いてロウ付けされていることを特徴としている。
【0008】
このホイッパーは、ミキサーの駆動部によって回転、首振りもしくはこれらの組み合わせが行われ、又は手動によって首振りが行われる。そして、ワイヤ部材によって食品が泡立てられる。その場合、ワイヤ部材の各端部と貫通孔を構成する壁との間に隙間がないので、ホイッパーを洗浄すれば、付着した食品等を完全に除去することができ、これによって食品に細菌が発生したり異物が混入することを防いで食品に関する安全性を確保することができる。しかも、洗浄にあたってワイヤ部材をフランジから取り外す必要がないので、作業性がよい上、ネジ又はボルト等の落下による食品への異物混入がない。
【0009】
また、本体及びワイヤ部材がステンレス製であるので、腐食がなく、これによっても食品に異物が混入することを防いで食品に関する安全性を確保することができる。さらに、ワイヤ部材の各端部のフランジへのロウ付けに銀ロウが用いられ、この銀ロウはカドミウム、鉛その他の有害物質を含まないように管理することができるので、食品に関する安全性を確保することができる。
【0010】
請求項2のホイッパーは、請求項1のホイッパーにおいて、本体が、支持部を有する第1部材とフランジを有する第2部材とを備え、第1部材と第2部材とがネジを用いた締結機構により脱着可能に締結されている。
【0011】
このようにすれば、第1部材と第2部材とがネジを用いた締結機構により簡単に分離できるので、ワイヤ部材を洗浄するときに長尺部材である第1部材が邪魔になることがなく、作業性がよい。
【0012】
請求項3のホイッパーは、請求項1のホイッパーにおいて、複数のワイヤ部材が、その中間部が中心線に沿ってずれ且つ両端部がフランジの周方向にずれるように設けられ、貫通孔がフランジに、フランジの周方向にずれるように設けられている。
【0013】
このようにすれば、ワイヤ部材が多くなるが、洗浄にあたってワイヤ部材をフランジから取り外す必要がないので、作業性がよい。
【0014】
請求項4のホイッパーは、請求項1のホイッパーにおいて、本体が、支持部を有する第1部材とフランジを有する第2部材とを備え、第1部材と第2部材とがネジを用いた締結機構により脱着可能に締結されており、複数のワイヤ部材が、その中間部が中心線に沿ってずれ且つ両端部がフランジの周方向にずれるように設けられ、貫通孔がフランジに、フランジの周方向にずれるように設けられている。
【0015】
このようにすれば、第1部材と第2部材とがネジを用いた締結機構により簡単に分離できるので、ワイヤ部材を洗浄するときに長尺部材である第1部材が邪魔になることがなく、作業性がよい。また、ワイヤ部材が多くなるが、洗浄にあたってワイヤ部材をフランジから取り外す必要がないので、作業性がよい。
【0016】
【考案の実施の形態】
以下、本考案のホイッパーの実施形態を図面に基づいて説明する。図2は実施形態のホイッパーを装着するミキサーの一例を示している。このミキサー200は、支柱部211と、支柱部211の上部より前方へ突き出た頭部212とを有する機体210を備えている。ミキサー200は、機体210の支柱部211の前側で容器220を支持し、頭部212から下方へ延びる駆動部213により容器220のなかでホイッパー100を回転させるように構成されている。回転の形態には自転もしくは公転又はこれらを組み合わせた自公転がある。この場合、駆動部213は自転もしくは公転又は自公転する軸である。駆動部213は、機体210の中にあるモータ等の回転駆動機構により回転する。このホイッパー100は、ミキサー200の駆動部213に脱着可能に設けられる。ホイッパー100は、容器のなかで例えば卵、バター、クリーム等の食品を、たたいたり撹拌することで気泡化させる。
【0017】
図1、図3及び図4に示すように、ホイッパー100は、ステンレス製の本体110と、ステンレス製のワイヤにより形成されたワイヤ部材120とを備えている。
【0018】
本体110は、中心線に沿って延びており、ほぼ棒状に形成されている。中心線は便宜上設けられた仮想的な線である。本体110の一端には駆動部213に脱着可能に接続される支持部111が設けられている。また、本体110には、中心線から周囲に広がるほぼ円盤形のフランジ112が設けられている。ここでは本体110の他端にフランジ112を設けたが、両端間の中途部に設けてもよい。
【0019】
ワイヤ部材120は、ワイヤにより一部が開いた環状に形成されている。図では、ほぼC字形に形成されているが、これに限定されるものではない。また、ワイヤの断面形状は円形であるが、これに限定されるものではない。ワイヤ部材120は本体110のフランジ112に対して支持部111の側とは反対側に配置されている。そして、ワイヤ部材120の両端部、つまり両方の端部121はフランジ112に固定されている。
【0020】
ワイヤ部材120の各端部121は、フランジ112において中心線とほぼ平行な向きに貫通して設けた貫通孔112aにそれぞれ嵌入されている。貫通孔は側方がフランジ外周面にまで至ることで側方へ開放されているものであってもよい。そして、各端部121はフランジ112に、各端部121と貫通孔112aを構成する壁との間に隙間ができないように銀ロウを用いてロウ付けされており、これによって各端部121と貫通孔112aを構成する壁との間にはロウ付け部130が形成されている。この銀ロウとは、銀、銅、亜鉛を主成分とするロウである。ロウ付けとは公知の接合方法であり、部品と部品の間に溶解したロウを流し込み、部品と部品を固定する加工である。ロウ付けは、部品を溶かすことなく接合する方法であり、このことが溶接と異なる点である。ワイヤ部材120の各端部121とフランジ112の貫通孔112aを構成する壁との間にロウが流れ込むので、この間に完全に隙間がなくなる。一般的に銀は、細菌を滅菌する力に優れていることが知られている。従って、嵌合い部分の滅菌効果もある。
【0021】
本体110は、支持部111を有する第1部材110aと、フランジ112を有する第2部材110bとに分割されている。そして、第1部材110aと第2部材110bとは、ネジを用いた締結機構110cにより脱着可能に締結されている。この実施形態の場合、本体110を、棒状の部分である第1部材110aと、円盤状の部分である第2部材110bとに分割している。そして、一方の端部には雄ネジを形成し、他方の端部にはこの雄ネジを受入れる雌ネジを形成し、この雄ネジ部及び雌ネジ部によってネジを用いた締結機構110cを構成している。
【0022】
ワイヤ部材120は複数設けられ、この複数のワイヤ部材120が、その中間部122が中心線に沿ってずれ且つ両端部121がフランジ112の周方向にずれるように設けられている。また、貫通孔112aはフランジ112に、フランジ112の周方向にずれるように設けられている。
【0023】
従って、このホイッパー100は、ミキサー200の駆動部213によって回転が行われる。そして、ワイヤ部材120によって食品が泡立てられる。その場合、ワイヤ部材120の各端部121と貫通孔112aを構成する壁との間に隙間がないので、ホイッパー100を洗浄すれば、付着した食品等を完全に除去することができ、これによって食品に細菌が発生したり異物が混入することを防いで食品に関する安全性を確保することができる。しかも、洗浄にあたってワイヤ部材120をフランジ112から取り外す必要がないので、作業性がよい上、ネジ又はボルト等の落下による食品への異物混入がない。
【0024】
また、本体110及びワイヤ部材120がステンレス製であるので、腐食がなく、これによっても食品に異物が混入することを防いで食品に関する安全性を確保することができる。さらに、ワイヤ部材120の各端部121のフランジ112へのロウ付けに銀ロウが用いられ、この銀ロウはカドミウム、鉛その他の有害物質を含まないように管理することができるので、食品に関する安全性を確保することができる。
【0025】
本考案は本体を分割せずに一体ものにした実施形態を含む。しかし、上記実施形態の場合、本体110が、支持部111を有する第1部材110aとフランジ112を有する第2部材110bとを備え、第1部材110aと第2部材110bとがネジを用いた締結機構110cにより脱着可能に締結されている。このようにすれば、第1部材110aと第2部材110bとがネジを用いた締結機構110cにより簡単に分離できるので、ワイヤ部材120を洗浄するときに長尺部材である第1部材110aが邪魔になることがなく、作業性がよい。
【0026】
本考案のホイッパーは、ワイヤ部材の本数を限定するものではなく、1本であっても2本以上であってもよい。しかし、上記実施形態の場合、複数のワイヤ部材120が、その中間部122が中心線に沿ってずれ且つ両端部がフランジ112の周方向にずれるように設けられ、貫通孔112aがフランジ112に、フランジ112の周方向にずれるように設けられている。このようにすれば、ワイヤ部材120が多くなるが、洗浄にあたってワイヤ部材120をフランジ112から取り外す必要がないので、作業性がよい。
【0027】
上記実施形態は本考案のホイッパーを回転型のミキサーに装着した場合で説明したが、首振り型のミキサーに装着するホイッパーを対象にしても本考案を適用することができ、同様の作用及び効果を得ることができる。その場合、首振り型のミキサーは、更にホイッパーを回転させて自転もしくは公転又は自公転させるようにしたものであってもよい。この場合、駆動部は旋回する部材又は部位であり、場合によっては駆動部に更に自転もしくは公転又は自公転する機能が加わる。駆動部は機体の中にあるモータ等の駆動機構により動く。また、ミキサーは動力を用いたものに限定されるものではなく、人力で動くミキサーもこれに含まれる。さらに、手動器具としてのホイッパーを対象にしても本考案を適用することができ、同様の作用及び効果を得ることができる。
【0028】
【考案の効果】
以上説明したように、請求項1のホイッパーは、ワイヤ部材の各端部と貫通孔を構成する壁との間に隙間がないので、ホイッパーを洗浄すれば、付着した食品等を完全に除去することができ、これによって食品に細菌が発生したり異物が混入することを防いで食品に関する安全性を確保することができる。しかも、洗浄にあたってワイヤ部材をフランジから取り外す必要がないので、作業性がよい上、ネジ又はボルト等の落下による食品への異物混入がない。
【0029】
請求項2のようにすれば、第1部材と第2部材とがネジを用いた締結機構により簡単に分離できるので、ワイヤ部材を洗浄するときに長尺部材である第1部材が邪魔になることがなく、作業性がよい。
【0030】
請求項3のようにすれば、ワイヤ部材が多くなるが、洗浄にあたってワイヤ部材をフランジから取り外す必要がないので、作業性がよい。
【0031】
請求項4のようにすれば、第1部材と第2部材とがネジを用いた締結機構により簡単に分離できるので、ワイヤ部材を洗浄するときに長尺部材である第1部材が邪魔になることがなく、作業性がよい。また、ワイヤ部材が多くなるが、洗浄にあたってワイヤ部材をフランジから取り外す必要がないので、作業性がよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態のホイッパーを示す斜視図である。
【図2】実施形態のホイッパーを装着するミキサーを示す斜視図である。
【図3】実施形態のホイッパーの正面図である。本体は一部を断面して示している。ワイヤー部材は1本を残して他は図示を省略しており、理解を助けるために中心線に沿ってずれた中間部のみを示している。
【図4】図3の要部拡大図である。
【図5】従来例における図3に相当する図である。
【図6】従来例における図4に相当する図である。
【図7】首振りするホイッパーの動きを示す説明図である。
【符号の説明】
100 ホイッパー
110 本体
111 支持部
112 フランジ
112a 貫通孔
120 ワイヤ部材
121 端部
122 中間部
130 ロウ付け部
110a 第1部材
110b 第2部材
110c 締結機構
200 ミキサー
213 駆動部
Claims (4)
- ミキサーの駆動部によって回転、首振りもしくはこれらの組み合わせが行われ、又は手動によって首振りが行われ、これによって食品を泡立てるホイッパーであって、
中心線に沿って延びると共に一端に駆動部に接続され又は手で握られる支持部が設けられ、中心線から周囲に広がるほぼ円盤形のフランジが設けられたステンレス製の本体と、
ステンレス製のワイヤにより一部が開いた環状に形成されて本体のフランジに対して支持部の側とは反対側に配置され、両端部がフランジに固定されたワイヤ部材とを備え、
ワイヤ部材の各端部が、フランジにおいて中心線とほぼ平行な向きに貫通して設けた貫通孔にそれぞれ嵌入されると共に、各端部がフランジに、各端部と貫通孔を構成する壁との間に隙間ができないように銀ロウを用いてロウ付けされていることを特徴とするホイッパー。 - 本体が、支持部を有する第1部材とフランジを有する第2部材とを備え、第1部材と第2部材とがネジを用いた締結機構により脱着可能に締結されている請求項1のホイッパー。
- 複数のワイヤ部材が、その中間部が中心線に沿ってずれ且つ両端部がフランジの周方向にずれるように設けられ、貫通孔がフランジに、フランジの周方向にずれるように設けられている請求項1のホイッパー。
- 本体が、支持部を有する第1部材とフランジを有する第2部材とを備え、第1部材と第2部材とがネジを用いた締結機構により脱着可能に締結されており、
複数のワイヤ部材が、その中間部が中心線に沿ってずれ且つ両端部がフランジの周方向にずれるように設けられ、貫通孔がフランジに、フランジの周方向にずれるように設けられている請求項1のホイッパー。
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