JP3098429U - 隔壁用絶縁物 - Google Patents
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Abstract
【課題】隔壁を貫通する導体を隔壁の板厚に関係なく、絶縁物を取り付けることができる構造にする。
【解決手段】斜線で示した絶縁物４突起部の円周部分を分割し、山部と谷部に分ける。絶縁物５の絶縁物も同様に、山部と谷部に分割する。絶縁物４の山部は絶縁物５の谷部、絶縁物５の山部は絶縁物４の谷部に互いにもぐり込める寸法関係にしておく。
【選択図】 図３
【解決手段】斜線で示した絶縁物４突起部の円周部分を分割し、山部と谷部に分ける。絶縁物５の絶縁物も同様に、山部と谷部に分割する。絶縁物４の山部は絶縁物５の谷部、絶縁物５の山部は絶縁物４の谷部に互いにもぐり込める寸法関係にしておく。
【選択図】 図３
Description
【０００１】
【考案の属する技術分野】
本考案は金属筐体などの隔壁を貫通する導体を絶縁するための絶縁物に関する考案である。
【０００２】
【従来の技術】
図１は従来より用いられている絶縁物の構造で、貫通導体１はネジ部などをもった導体。締付けナット２でＴの厚さを持った隔壁３斜線部分は絶縁物４および絶縁物５で、貫通導体１を隔壁３から絶縁している。この構造のものは、絶縁物４の突起部の高さｔ１と絶縁物５の突起部の高さｔ２の合計より厚い寸法の隔壁には使用出来るが、それより薄い板厚の寸法を持った隔壁３には使用出来ない。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は金属筐体などの隔壁を貫通する導体を隔壁の板厚に関係なく、絶縁するための絶縁物を取り付けるが出来る構造にすることである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】
本考案は図３に示すように、斜線で示した絶縁物４突起部の円周部分を分割し、山部６と谷部７に分ける。絶縁物５の絶縁物も同様に、山部６と谷部７に分割する。絶縁物４の山部６は絶縁物５の谷部７、絶縁物５の山部６は絶縁物４の谷部７互いにもぐり込める寸法関係にしておくことで解決する。
【０００５】
【考案の実施の形態】
本考案は隔壁３の厚さの寸法Ｔが極めて大きい物から０に近いあらゆる状態で貫通導体１を隔壁３から絶縁することができる。
【０００６】
【実施例】
図３は本考案の隔壁近辺の断面図であり、図４は本考案の絶縁物を貫通方向と横方向から見た図である。図４に示すように、斜線で示した絶縁物４突起部の円周部分を分割し、山部６と谷部７に分ける。絶縁物５も同様に、山部６と谷部７に分割する。絶縁物４の山部６は絶縁物５の谷部７、絶縁物５の山部６は絶縁物４の谷部７に互いにもぐり込める寸法関係にすることで、 隔壁３の厚さの寸法Ｔが、絶縁物４および絶縁物５の突起部の山部６の寸法ｔより薄くても、絶縁物４或いは絶縁物５を回転捻り、絶縁物４の山部６は絶縁物５の谷部７に入り込み、貫通導体１を隔壁３より絶縁することが出来る。 また、隔壁３の板厚Ｔが厚くても、従来通り図１で示した方法で使用することができる。
【００７】
【考案の効果】
本考案は金属筐体などの隔壁を貫通する導体を隔壁の板厚に関係なく、絶縁するための絶縁物を取り付けるが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図１】従来の隔壁近辺の断面図
【図２】従来の絶縁物を貫通方向と横方向から見た図
【図３】本考案の隔壁近辺の断面図
【図４】本考案の絶縁物を貫通方向と横方向から見た図
【符号の説明】
１ 貫通導体
２ ナット
３ 隔壁
４ 絶縁物
５ 絶縁物
６ 山部
７ 谷部
【考案の属する技術分野】
本考案は金属筐体などの隔壁を貫通する導体を絶縁するための絶縁物に関する考案である。
【０００２】
【従来の技術】
図１は従来より用いられている絶縁物の構造で、貫通導体１はネジ部などをもった導体。締付けナット２でＴの厚さを持った隔壁３斜線部分は絶縁物４および絶縁物５で、貫通導体１を隔壁３から絶縁している。この構造のものは、絶縁物４の突起部の高さｔ１と絶縁物５の突起部の高さｔ２の合計より厚い寸法の隔壁には使用出来るが、それより薄い板厚の寸法を持った隔壁３には使用出来ない。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は金属筐体などの隔壁を貫通する導体を隔壁の板厚に関係なく、絶縁するための絶縁物を取り付けるが出来る構造にすることである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】
本考案は図３に示すように、斜線で示した絶縁物４突起部の円周部分を分割し、山部６と谷部７に分ける。絶縁物５の絶縁物も同様に、山部６と谷部７に分割する。絶縁物４の山部６は絶縁物５の谷部７、絶縁物５の山部６は絶縁物４の谷部７互いにもぐり込める寸法関係にしておくことで解決する。
【０００５】
【考案の実施の形態】
本考案は隔壁３の厚さの寸法Ｔが極めて大きい物から０に近いあらゆる状態で貫通導体１を隔壁３から絶縁することができる。
【０００６】
【実施例】
図３は本考案の隔壁近辺の断面図であり、図４は本考案の絶縁物を貫通方向と横方向から見た図である。図４に示すように、斜線で示した絶縁物４突起部の円周部分を分割し、山部６と谷部７に分ける。絶縁物５も同様に、山部６と谷部７に分割する。絶縁物４の山部６は絶縁物５の谷部７、絶縁物５の山部６は絶縁物４の谷部７に互いにもぐり込める寸法関係にすることで、 隔壁３の厚さの寸法Ｔが、絶縁物４および絶縁物５の突起部の山部６の寸法ｔより薄くても、絶縁物４或いは絶縁物５を回転捻り、絶縁物４の山部６は絶縁物５の谷部７に入り込み、貫通導体１を隔壁３より絶縁することが出来る。 また、隔壁３の板厚Ｔが厚くても、従来通り図１で示した方法で使用することができる。
【００７】
【考案の効果】
本考案は金属筐体などの隔壁を貫通する導体を隔壁の板厚に関係なく、絶縁するための絶縁物を取り付けるが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図１】従来の隔壁近辺の断面図
【図２】従来の絶縁物を貫通方向と横方向から見た図
【図３】本考案の隔壁近辺の断面図
【図４】本考案の絶縁物を貫通方向と横方向から見た図
【符号の説明】
１ 貫通導体
２ ナット
３ 隔壁
４ 絶縁物
５ 絶縁物
６ 山部
７ 谷部
Claims (1)
- 本考案は図３と図４に示すように、斜線で示した絶縁物４の突起部の円周部分を分割し、山部６と谷部７に分け、絶縁物５も同様にしたものである。絶縁物４の山部６は絶縁物５の谷部７、絶縁物５の山部は絶縁物４の谷部に互いにもぐり込める寸法関係にすることで貫通導体１を隔壁３より絶縁することが出来る絶縁物。また、隔壁３の板厚Ｔが厚くても、従来通り図１で示した方法で使用することが出来る絶縁物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2003003334U JP3098429U (ja) | 2003-06-09 | 2003-06-09 | 隔壁用絶縁物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2003003334U JP3098429U (ja) | 2003-06-09 | 2003-06-09 | 隔壁用絶縁物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP3098429U true JP3098429U (ja) | 2004-03-04 |
Family
ID=43252187
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2003003334U Expired - Fee Related JP3098429U (ja) | 2003-06-09 | 2003-06-09 | 隔壁用絶縁物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3098429U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8306917B2 (en) | 1999-12-28 | 2012-11-06 | Sony Corporation | Image commercial transactions system and method |
-
2003
- 2003-06-09 JP JP2003003334U patent/JP3098429U/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8306917B2 (en) | 1999-12-28 | 2012-11-06 | Sony Corporation | Image commercial transactions system and method |
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