JP3098106B2 - 成形装置 - Google Patents

成形装置

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JP3098106B2
JP3098106B2 JP04161822A JP16182292A JP3098106B2 JP 3098106 B2 JP3098106 B2 JP 3098106B2 JP 04161822 A JP04161822 A JP 04161822A JP 16182292 A JP16182292 A JP 16182292A JP 3098106 B2 JP3098106 B2 JP 3098106B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スプライン部に樹脂被
覆層を形成し、滑らかな摺動を可能としたスプライン軸
において、そのスプライン軸芯部に樹脂被覆層を容易且
つ高精度に設けることができる成形装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、二つの軸部材を連結する場合
に、回転伝達且つ伸縮可能とするために、スプラインに
よる連結構造とし、例えば自動車のテレスコピック機能
を有するステアリングにそのスプライン連結構造が設け
られている。
【0003】そのスプラインによる連結箇所では、二つ
の軸部材の伸縮による摺動状態を滑らかにするために、
機械油等の潤滑剤を使用しなくてはならないが、上記テ
レスコピック機能付きのステアリングにおいては液体状
の潤滑剤を使用することは好ましくなく、そこで、スプ
ラインのおすスプラインの周囲に表面が極めて滑らかと
なるように合成樹脂を被覆し、その被覆した樹脂層を形
成することにより、おすスプラインがめすスプラインを
良好に摺動することができるようにしている。
【0004】そのおすスプラインの表面に樹脂層を形成
する成形装置では、スプラインの相補形状キャビティー
を有する射出成形型と、その射出成形型のキャビティー
の突き当たり部にスプラインと相補形状キャビティーと
の芯合わせ部材を設け、そのキャビティーの開口端部に
栓状部材を設け、射出成形型のキャビティー側部よりス
プラインの角度的な方向決めを行う指状片を設け、スプ
ラインに形成されている環状溝に位置する射出注入口を
射出成形型のキャビティー側部に設けたスプラインの樹
脂層形成装置がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】樹脂被覆層を設けたス
プライン軸を形成する射出成形型は、芯合せ部材と角度
的な位置合わせ部材との基準部材が別々に設けられてい
るので個々の加工精度及び位置精度が高度に要求され、
加工コスト、装置コストが高価なものとなる。
【0006】また、その成形型には、芯合わせ部材と、
角度的な位置決めを行う指状片との支持摺動穴が一体的
に形成されているので、それら基準部材が破壊又はカジ
リを起こした場合、その支持摺動穴の精度が悪化し、成
形型を交換しなければならない。
【0007】上記芯合わせは、中実軸に形成されたセン
ター穴を基準に形成されたスプラインには最適である
が、これは軸にセンター穴を有するものでないと使用で
きないという不利な点も存在する。
【0008】さらにまた、射出成形型内においてキャビ
ティーとスプライン軸芯部との間に形成されるプラスチ
ック材料層形成隙間が非常に小さい空間であるため、そ
のプラスチック材(液状)が固化しないように、瞬時に
注入しなければならないから、注入圧を高くする必要が
ある。
【0009】このことは、射出成形型の相補形状キャビ
ティーとスプライン軸芯部との間に上記のような隙間が
存在するが、その注入口に対向している部分の多くは、
スプライン軸芯部であり、注入時の圧力がそのスプライ
ン軸芯部に最も強くかかり、注入口の背面側は、その注
入圧により、スプライン軸芯部に連続する軸部に撓みの
発生するおそれがあり、プラスチック材料は環状溝から
スプライン軸芯部へ均一に供給されることが難しくな
り、ひいてはスプライン軸芯部に均一なプラスチック材
料層を形成することができない。
【0010】スプライン軸芯部に正確にプラスチック材
料層を被覆することができず、層の厚さが不均一であれ
ば、不揃いとなることになり、スプラインとして使用し
た場合には、その被覆した樹脂層の薄い部分より、樹脂
層が剥がれることとなる等の不都合が生じる恐れがあ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】そこで、発明者は、上記
課題を解決すべく鋭意,研究を重ねた結果、本発明をス
プライン軸芯部に樹脂被覆層を設けて樹脂被覆スプライ
ン軸部を成形する成形型と、スプライン軸芯部のキー芯
部に対応し、該キー芯部端部の挿入が可能なる複数の導
入溝条を周囲に設けた導入穴よりなるスプライン軸芯部
導入部を形成し、その少なくも2以上の導入溝条は、該
導入溝条を構成する両側壁面及び頂面が入口側より内部
に向かうに従って、次第に窄まるように、テーパー状に
形成した芯出しブロックとからなる成形装置としたこと
により、スプライン軸のスプライン軸芯部を成形装置の
スプライン成形部内に正確に配置するのに、簡易且つ迅
速にでき、上記課題を解決したものである。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
すると、本発明の成形装置は、図1,図2に示すよう
に、主に成形型A及び芯出しブロックBからなり、該成
形装置の成形型Aにスプライン軸Sを内装して、そのス
プライン軸Sのスプライン軸芯部6に樹脂被覆層sを形
成して樹脂被覆スプライン軸部S1 を形成するものであ
る。
【0013】その成形型Aは、内部に樹脂被覆成形部1
が形成され、スプライン軸Sのスプライン軸芯部6が配
置されるようになっており、図1(b)に示すように、
その成形型Aが芯出しブロックBに連結可能となってい
るものであり、該芯出しブロックBは、図2に示すよう
に、導入穴3の周囲にキー芯部6a,6a,…が挿入可
能な導入溝条4,4,…が形成されており、さらに、導
入溝条4,4,…の少なくとも3以上の導入溝条4,
4,…では、テーパー状に形成されている。
【0014】その導入穴3は、図3,図4及び図6に示
すように、スプライン軸Sのスプライン軸芯部6の歯底
円部分が、僅かの隙間を有しつつ挿入可能なものであっ
て、さらにキー芯部6a,6a,…が導入溝条4,4,
…に挿入するものであり、導入溝条4,4,…内にキー
芯部6a,6a,…が挿入されるに従い、スプライン軸
芯部6の正確な配置ができる。
【0015】導入溝条4の形状は、図3,図4に示すよ
うに、キー芯部6aと略同等形状をなしており、芯出し
ブロックBの正面側から、内部に向かうに従って次第に
狭くなるように形成されているものであって、さらに、
具体的に導入溝条4が頂面4bの幅方向両側に側壁4
a,4aが形成されているものであって、側壁4a,4
aが表面側より内部に向かうに従って、その間隔が次第
に狭くなっているものである。
【0016】そのスプライン歯導入溝条4の両側壁4
a,4aは、スプライン軸Sの導入方向に沿って、左右
対称的に狭くなるようにテーパー状に形成されたもので
あって、図4等に示すように、キー芯部6aがテーパー
状に形成されている導入溝条4内に挿入してゆくと、キ
ー芯部6aの軸直角方向の中心C6 と導入溝条4の両側
壁4a,4a間の中心C4 とが一致することにより、ス
プライン軸芯部6の正確な配置となる。
【0017】即ち、キー芯部6aを導入溝条4内に挿通
するとキー芯部6aの軸直角方向両端縁と導入溝条4と
の両側壁4a,4aとが接触した状態でキー芯部6aが
導入溝条4の両側壁4a,4aの中間に位置する状態と
なり、キー芯部6aが導入溝条4内に挿通するときに、
たとえキー芯部6aの軸直角方向の中心と導入溝条4の
溝幅中心とが一致していなくとも、挿通完了後には両者
の中心が一致するものである。
【0018】その導入溝条4は、図6に示すように、前
述したように、両側壁4a,4a及び頂面4bが窄まら
ない状態のものもあり、スプライン軸Sのキー芯部6a
が遊挿状態で挿通されるものである。
【0019】さらに、導入溝条4の頂面4bは導入穴3
から内部に向かうに従って、導入穴3の中心方向に傾斜
しており、図5に示すように、キー芯部6aが導入溝条
4内に挿通すると歯先箇所が当接する構成となってお
り、即ち導入溝条4の両側壁4a,4aにてキー芯部6
aの軸直角方向を支持し、頂面4bにてキー芯部6aの
歯先箇所を支持することにより、成形型Aに正確な状態
でスプライン軸芯部6を配置することができる構成とな
っている。
【0020】その成形型Aに形成されている樹脂被覆成
形部1におけるキー成形条1a,1a,…は、前記芯出
しブロックBの導入溝条4,4,…に一致するようにし
て連結される構成であり、さらに、位置決め用ブロック
Cを設けて、成形型Aを固定するものである。
【0021】その位置決め用ブロックCは、スプライン
軸Sの軸部5を固定しつつ、さらに成形型Aに連結する
ものであって、位置決め用ブロックCの具体的実施例と
しては、二つのブロック体からなり、それぞれのブロッ
ク体には、半円状の軸挟持用凹部が形成されており、さ
らにそのブロック体は、成形型Aと連結可能となってい
る。
【0022】成形型A及び芯出しブロックBには注入路
Pが形成されており、該注入路Pより溶けた樹脂を流入
して、スプライン軸芯部6表面に樹脂を被覆して、樹脂
被覆層sを形成するものであり、その注入路Pが成形装
置に内装されたスプライン軸Sのスプライン軸芯部6の
軸方向両端箇所に位置するように設けられることが好ま
しい。
【0023】その注入路Pが設けられる箇所の具体的な
実施例としては、図1に示すように、成形型Aの樹脂被
覆成形部1の端部箇所及び芯出しブロックBに形成され
たり、或いは図7に示すように、芯出しブロックB側の
みに形成されたり、さらにまた別の実施例としては、図
8に示すように、前記位置決め用ブロックCに形成され
ることもあり、このように成形装置に内装されたスプラ
イン軸芯部6の軸方向端部箇所より溶けた樹脂が注入さ
れることにより、内部のスプライン軸芯部6に樹脂注入
時の高圧によって、スプライン軸芯部6の位置ずれ、ス
プライン軸芯部6の僅かな撓みの発生を防止することが
できる。
【0024】そのスプライン軸Sは、図13(a)及び
(b)に示すように、テレスコピックステアリングのテ
レスコピック装置を構成する要素として使用されるもの
であって、該スプライン軸Sがロアーシャフトとして使
用されるものであって、スプライン軸Sに形成される樹
脂被覆スプライン軸部S1 がおすスプラインとして使用
され、またテレスコピック装置を構成するアッパーシャ
フトU内にはめすスプラインU1 が形成され、おすスプ
ラインとして使用される樹脂被覆スプライン軸部S1 に
対し、めすスプラインが摺動して、アッパーシャフトが
軸方向に移動してテレスコピック機能をなすものであ
る。
【0025】さらに、芯出しブロックBにはマンドレル
Mが装着されることもあり、該マンドレルMは、スプラ
イン軸Sの中空貫通孔S2 に挿入して芯出しブロックB
に補助的に支持するものであって、該マンドレルMが存
在しない実施例として図9に示している。
【0026】
【作用】まず、図1(b)に示すように、スプライン軸
Sのスプライン軸芯部6の軸方向一端を芯出しブロック
Bの導入穴3内に挿入するが、このときにスプライン軸
芯部6のそれぞれのキー芯部6a,6a,…を導入穴3
周囲に形成されている導入溝条4,4,…に挿入する。
【0027】導入溝条4,4,…にスプライン軸芯部6
のキー芯部6a,6a,…を挿入すると、図6に示すよ
うに、導入溝条4,4,…のなかで、両側壁4a,4a
及び頂面4bが窄まっている箇所において、キー芯部6
aの軸直角方向の両端が両側壁4a,4a及び頂面4b
に沿って誘導され、導入溝条4の中心とキー芯部6aの
軸直角方向中心とが一致することになる。
【0028】その状態で芯出しブロックBと成形型Aと
をスプライン軸部導入部B1 の導入溝条4,4,…と成
形型Aの樹脂被覆スプライン軸部S1 とを位置的に適正
に一致させることで、スプライン軸芯部6を樹脂被覆成
形部1内に正確に配置固定する。
【0029】次に、注入路Pより樹脂被覆成形部1内に
溶けた液状樹脂を注入し、スプライン軸Sのスプライン
軸芯部6に樹脂を被覆する。
【0030】
【発明の効果】請求項1においては、スプライン軸芯部
6に樹脂被覆層sを設けて樹脂被覆スプライン軸部S1
を成形する成形型Aと、スプライン軸芯部6のキー芯部
6aに対応し、該キー芯部6a端部の挿入が可能なる複
数の導入溝条4,4,…を周囲に設けた導入穴3よりな
るスプライン軸芯部導入部B1 を形成し、その少なくも
2以上の導入溝条4,4,…は、該導入溝条4を構成す
る両側壁面4a,4a及び頂面4bが入口側より内部に
向かうに従って、次第に窄まるように、テーパー状に形
成した芯出しブロックBとからなる成形装置としたこと
により、先ず第1に芯出し及び角度的な位置決めを簡易
且つ迅速にすることができるし、第2に成形装置の構成
を簡単にすることができるし、第3に極めて容易に精度
の高い樹脂被覆スプライン軸部S1 を構成することがで
きる等の効果を奏する。
【0031】上記効果を詳述すると、芯出しブロックB
は、スプライン軸芯部6のキー芯部6aに対応するよう
にして、導入穴3の周囲にキー芯部6a,6a,…の端
部を挿入可能な導入溝条4,4,…を設けており、また
その少なくとも3以上の導入溝条4,4,…において
は、該導入溝条4を構成する両側壁4a,4a及び頂面
4bが入口側より内部に向かうに従って、次第に窄まる
ように、テーパー状に形成していることで、スプライン
軸Sのスプライン軸芯部6を芯出しブロックBの導入穴
3に差し込むときに、それぞれのキー芯部6a,6a,
…を導入溝条4,4,…内に挿入することで、そのキー
芯部6aは、前述した両側壁面4a,4a及び頂面4b
が次第に窄まるように、テーパー状に形成された導入溝
条4,4,…により、キー芯部6aの軸直角方向両端と
導入溝条4の両側壁4a,4a及び頂面4bにより、導
入溝条4の幅方向中心とキー芯部6aの中心とが一致す
るように設置することができる。
【0032】さらに、芯出しブロックBに成形型Aをス
プライン軸部導入部B1 と樹脂被覆スプライン軸部S1
とを適正に一致するように連結し、適宜に固定し、溶け
た樹脂剤を注入するのみでスプライン軸Sに樹脂を被覆
することができる。
【0033】このように、スプライン軸Sを芯出しブロ
ックBにスプライン軸芯部6より差し込むだけで、正確
に位置を設定することができるものであり、その作業は
極めて簡単であるのみならず、略瞬間的にできるもので
ある。
【0034】次に、少なくとも成形型Aと芯出しブロッ
クBからの構成であり、成形型Aと芯出しブロックBの
連結もボルト,ナット等の固着具のみで連結することが
可能となり、極めて簡単なる構成とすることができる。
【0035】次に、芯出しブロックBの導入溝条4,
4,…は、少なくとも3以上の導入溝条4,4,…を両
側壁4a,4a及び頂面4bが次第に窄まるように、テ
ーパー状に形成しているので、正確な芯だしをすること
で、精密な樹脂被覆スプライン軸部S1 を成形すること
ができるとともに、テーパー状に形成されない導入溝条
4,4,…でのキー芯部6aにおける樹脂被覆箇所は樹
脂被覆部分の体積が大きくすることができ、極めて強固
な樹脂被覆スプライン軸部S1 にすることができる利点
もある。
【0036】次に、請求項2においては、スプライン軸
芯部6に樹脂被覆層sを設けて樹脂被覆スプライン軸部
S1 を成形する成形型Aと、スプライン軸芯部6のキー
芯部6aに対応し、該キー芯部6a端部の挿入が可能な
る複数の導入溝条4,4,…を周囲に設けた導入穴3よ
りなるスプライン軸芯部導入部B1 を形成し、その少な
くも2以上の導入溝条4,4,…は、該導入溝条4を構
成する両側壁面4a,4a及び頂面4bが入口側より内
部に向かうに従って、次第に窄まるように、テーパー状
に形成した芯出しブロックBとからなり、そのスプライ
ン軸芯部6を内装した状態で、軸方向端部箇所に注入路
Pを位置するようにした成形装置としたことにより、ス
プライン軸芯部6の軸方向両側箇所に注入路Pを設けて
いることにより、図10に示すように、樹脂剤注入時の
注入圧力が直接にスプライン軸芯部6に当たることがな
いので、スプライン軸芯部6が偏芯したりすることがな
く、樹脂被覆層sの厚さを常に一定にすることができ、
極めて良好な樹脂被覆スプライン軸部S1 を成形するこ
とができる。
【0037】
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の成形装置にスプライン軸を配
置した状態を示す断面図 (b)は本発明の成形装置にスプライン軸を配置する工
程を示す断面図
【図2】本発明の成形型の斜視図
【図3】芯出しブロックの要部斜視図
【図4】芯出しブロックの要部の縦断平面図
【図5】芯出しブロックの要部の縦断側面図
【図6】導入溝条の形状を示す略示図
【図7,図8】注入路の実施例の断面図
【図9】成形型の実施例の断面図
【図10】成形型内に溶けた樹脂を注入する状態を示す
略示図
【図11】スプライン軸の斜視図
【図12】スプライン軸の断面図
【図13】(a)ステアリングラック装置の全体図 (b)ステアリングラック装置の要部断面図
【符号の説明】
A…成形型 B…芯出しブロック B1 …スプライン軸芯部導入部 3…導入穴 4…導入溝条 4a…側壁面 4b…頂面 6…スプライン軸芯部 6a…キー芯部 P…注入路 s…樹脂被覆層 S1 …樹脂被覆スプライン軸部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16C 3/02 B29C 45/36 B29C 31/06

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スプライン軸芯部に樹脂被覆層を設けて
    樹脂被覆スプライン軸部を成形する成形型と、スプライ
    ン軸芯部のキー芯部に対応し、該キー芯部端部の挿入が
    可能なる複数の導入溝条を周囲に設けた導入穴よりなる
    スプライン軸芯部導入部を形成し、その少なくも2以上
    の導入溝条は、該導入溝条を構成する両側壁面及び頂面
    が入口側より内部に向かうに従って、次第に窄まるよう
    に、テーパー状に形成した芯出しブロックとからなるこ
    とを特徴とした成形装置。
  2. 【請求項2】 スプライン軸芯部に樹脂被覆層を設けて
    樹脂被覆スプライン軸部を成形する成形型と、スプライ
    ン軸芯部のキー芯部に対応し、該キー芯部端部の挿入が
    可能なる複数の導入溝条を周囲に設けた導入穴よりなる
    スプライン軸芯部導入部を形成し、その少なくも2以上
    の導入溝条は、該導入溝条を構成する両側壁面及び頂面
    が入口側より内部に向かうに従って、次第に窄まるよう
    に、テーパー状に形成した芯出しブロックとからなり、
    そのスプライン軸芯部を内装した状態で、軸方向端部箇
    所に注入路を位置するようにしたことを特徴とした成形
    装置。
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