JP3098096B2 - 変速装置の操作機構 - Google Patents

変速装置の操作機構

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JP3098096B2 JP04089466A JP8946692A JP3098096B2 JP 3098096 B2 JP3098096 B2 JP 3098096B2 JP 04089466 A JP04089466 A JP 04089466A JP 8946692 A JP8946692 A JP 8946692A JP 3098096 B2 JP3098096 B2 JP 3098096B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、乗用田植機等の作業車
輌等に使用して好適な変速装置に係り、詳しくは操作レ
バーをシフトして変速装置を切換えるための操作機構に
関する。
【0002】
【従来の技術】乗用田植機において、無段変速装置を搭
載したものが知られている。この無段変速装置の操作
は、運転席に配置した操作レバーによって行う。この操
作レバーは、運転席のステップから上方に延びるように
して揺動自在に配置され、例えば前側にシフトすること
によって無段変速装置を高速側に、また、後側にシフト
することによって低速側に切換える。
【0003】高速側と低速側との間を揺動する操作レバ
ーの中間部は、普通、ガイドプレートによって案内され
る。ガイドプレートには前後方向のガイド溝が形成され
ていて、このガイド溝によって操作レバーの中間部の前
後方向の揺動をガイドする。さらに前後方向のガイド溝
に対し、左右方向の多数の係合溝が形成されている。操
作に際し、まず、操作レバーを前後方向に揺動し、適宜
な位置にて少し横方向にずらして操作レバーを係合溝に
係合させる。これにより、操作レバーを適当な位置に位
置決め保持している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述従来例に
よると、ガイドプレートやこれを保持する部材を運転席
に配設しなければならず、運転席の設計の自由度を減じ
ていた。さらに、操作レバーを適宜な位置に位置決めす
るために、操作レバーに対し変速とは直接関係のない左
右方向の揺動、つまり係合溝への係合動作を行わなけれ
ばならず、変速操作を煩雑なものにしていた。
【0005】そこで、本発明は、操作レバーの基端部に
固定した位置決めプレートによって操作レバーの位置決
めを行うことにより、上述課題を解消した変速装置の操
作機構を提供することを目的とするものである。
【0006】なお、一般に、操作レバーの基端部には無
段変速装置を操作するための操作アームが固着されてい
るが、該操作アームに対し、位置決めプレートを軸方向
にずらして配置することで位置決めプレートが操作アー
ムに干渉することを防止している。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述事情に鑑
みてなされたものであって、基端部(41a)にて左右
方向に延びる回動軸(43)を中心に前後方向に揺動可
能な操作レバー(41)と、該操作レバー(41)の基
端部(41a)に一体的に固定されて該操作レバー(4
1)の揺動に伴って揺動することにより無段変速装置
(17)を作動させる操作アーム(41c)と、を備え
た変速装置の操作機構において、前記操作レバー(4
1)は、前記操作アーム(41c)を介し前記無段変速
装置(17)を作動させて車両の走行変速を行うレバー
であって、該操作レバー(41)の基端部(41a)
に、前記回動軸(43)の軸方向の固定位置について前
記操作アーム(41c)とは異なる位置に一体的に固定
されて該操作レバー(41)の揺動に伴って揺動すると
共に、外周側に揺動方向に沿って形成した複数の凹凸部
(66a)を有する位置決めプレート(66)と、該位
置決めプレート(66)の凹部に係合する係合部材(6
9)と、該係合部材(69)をほぼ前記回動軸(43)
に向けて付勢することにより前記操作レバー(41)を
所定位置に保持する付勢部材(70)と、を備える、こ
とを特徴とする。
【0008】
【作用】以上構成に基づき、車両の無段変速を行う操作
レバー(41)を前後方向に操作すると、これと一体の
位置決めプレート(66)を揺動する。位置決めプレー
ト(66)の外周側にはその揺動方向に沿って複数の凹
凸部(66a)が形成されており、この凹部には、係合
部材(69)が係合されている。しかもこの係合部材
(69)は、付勢部材(70)によって回動軸(43)
に向けて付勢されている。従って、位置決めプレート
(66)が揺動し、適宜な位置に停止すると、係合部材
(69)が位置決めプレート(66)の凹部に係合して
その位置を保持する。これによって、操作レバー(4
1)は位置決めプレート(66)を介して適宜な位置に
保持される。
【0009】この際、操作レバー(41)の基端部(4
1a)には、無段変速装置を操作するための操作アーム
(41c)が位置決めプレート(66)と同様に固着さ
れているが、両者は操作レバー(41)の回動軸(4
3)に対して軸方向にそれぞれ異なる位置に固定されて
いることに基づき、干渉することはない。
【0010】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
操作レバー(41)の基端部(41a)に固定した位置
決めプレート(66)を介して操作レバー(41)を所
定位置に保持するようにすることにより、操作レバー
(41)の中間部を案内するガイドプレートやこれを保
持する部材等を運転席(9)に配設する必要がなく、運
転席(9)の設計の自由度を大幅に向上させることがで
きる上、操作レバー(41)を所定位置に保持するため
の従来の不要な左右方向の揺動動作を積極的に排除して
操作レバー(41)の操作性を格段に向上させることが
できる。
【0011】さらに、操作レバー(41)の基端部(4
1a)に固定する操作アーム(41c)と位置決めプレ
ート(66)とを、操作レバー(41)の回動軸(4
3)の軸方向に対して異なった位置に固定することによ
り、両者がそれぞれ相互に平行な異なった平面上で動作
するようにすることができ、全体構成をコンパクトにす
ることを可能とした。
【0012】なお、上記カッコ内の符号は、図面と対照
するためのものであるが、何等本発明を限定するもので
はない。
【0013】
【実施例】以下、図面に沿って、本発明の実施例につい
て説明する。
【0014】乗用田植機Pは、図1に示すように、前輪
2及び後輪3にて支持されている走行機体5を有してお
り、該機体5の前部にはエンジン6及びミッションケー
ス7が搭載され、かつその後部にはシート8を有する運
転席9が配置されている。また、走行機体5の後方には
リンク10を介して植付装置11が昇降自在に支持され
ており、かつ該植付装置11は苗のせ台12、プランタ
13及びフロート15等を備えると共に、油圧シリンダ
装置16により昇降駆動される。
【0015】そして、図2(a) に示すように、エンジン
6の出力軸6aとミッションケース7から突出したミッ
ション入力軸7aとの間にはベルト式無段変速装置(無
段変速装置)17が配置されている。更に、ミッション
ケース7の側方には前後進切換えシャフト19が上下方
向に延びており、該シャフト19のミッションケース7
から突出した上端部には、図2(b) に示すように溝20
aを有するヨーク20が固定されている。また、該シャ
フト19の下端には、図2(c) 及び図6に示すようにシ
フトアーム21が固定されており、該アーム21はシフ
ト軸28を介してミッションケース7に内蔵された前後
進切換えギヤ(図示せず)を操作して、前進状態F、中
立状態N及び後進状態Rに切換え得る。
【0016】一方、上記ベルト式無段変速装置17は、
エンジン出力軸6aに装着された駆動側プーリ22及び
ミッション入力軸7aに装着された従動側プーリ23を
有しており、これらの間にVベルト24が巻掛けられて
いる。駆動側プーリ22及び従動側プーリ23は、図3
に示すように、それぞれ固定シーブ25,26及び可動
シーブ27及び29からなり、それぞれ固定シーブボス
25a,26a上に可動シーブボス27a,29aがキ
ー38により摺動のみ自在に嵌挿されている。そして、
駆動側プーリ22の軸先端側及び従動側プーリ23のケ
ース側にはそれぞれ変速調節部材30,31が配設され
ている。
【0017】駆動側調節部材30は、駆動側固定シーブ
ボス25aの先端にベアリングを介してかつ固定部材3
4に連結して支持されているローラ支持体32を有して
おり、該ローラ支持体32は環状からなると共に180
度位相を隔ててローラ32aが回転自在に支持されてい
る。また、駆動側可動シーブボス27a上にはベアリン
グを介してカム部材33が回転のみ自在に支持されてお
り、該カム部材33は前記ローラ32aと当接している
端面カム部33aを有すると共に、外径方向に延びるア
ーム部33bを有している。
【0018】また、従動側調節部材31は、ミッション
ケース7の外側面に固定されているローラ支持体35及
び可動シーブボス29a上にベアリングを介して回転の
み自在に支持されているカム部材36を有しており、ロ
ーラ支持体35は2個のローラ35aを回転自在に支持
しており、またカム部材36はローラ35aに当接して
いる端面カム部36a及び外径方向に延びるアーム部3
6bを有している。
【0019】そして、ローラ支持体35は、図8(a) ,
(b) に示すように、所定角度に亘って欠除された切欠き
環状体(C字体)よりなり、180度隔ててローラ35
a支持用のボルト37が外周方向に植設されていると共
に、ボルト39によりミッションケース7の側壁に固定
されている。なお、ミッションケース7は、軸7a用の
ベアリング40を保持する部分7c及びそれに隣接して
凸部が形成されているが、ローラ支持体35は、その環
状部がベアリング保持部分7cを囲むようにかつその切
欠き部35cが凸部に対応するように配置してある。ま
た、端面カム部36aの凹み部がローラ35aに当接し
ている際(図3の下平図参照)、該カム部36aの突出
部が切欠き部35cに位置するように設定してある。こ
れにより、ローラ支持体35のケース側面からの突出量
を最少に押え、従動側プーリ23を、ミッションケース
7に近接すると共に、前記前後進切換えシャフト19と
の干渉を防止して配置し、コンパクト化を図っている。
【0020】そして、無段変速装置17部分から、操作
により該無段変速装置17を作動させて車両の走行変速
を行う操作レバー41が運転席9に向けて上方に延びて
いる。該操作レバー41は、図2及び図6に示すよう
に、ステアリングコラム42にブラケット42aを介し
て固設されている支軸(回動軸)43に機体前後方向揺
動自在に支持されている基端部41aと、該基端部41
aにピン44にて機体左右方向揺動自在に支持されてい
るレバー本体41bとからなる。更に、レバー本体41
bの根本部分にはプレート45が固定されており、該プ
レート45には、上記ピン44が支持されていると共
に、該プレートを貫通してボルトピン46が固定されて
いる。該ボルトピン46の一端部分46aは前述した前
後進切換え用シャフト19のヨーク溝20aに係合又は
離脱自在となっており、また他端部分46bは、ステア
リングコラム42にブラケット42aを介して固定され
ているガイドプレート47のU字状案内溝47aに嵌挿
している(図6参照)。従って、操作レバー41は、該
案内溝47aに案内されて、R(後進)又はF(前進)
位置にて、前後方向(H−L)にのみ操作し得る。
【0021】そして、図4(a) ,(b) 及び図5(a) ,
(b) に示すように、操作レバー41の基部41aには操
作アーム41cが軸43に対してベルクランク状に延び
ており、該一体のアーム41cの先端と前記駆動側調節
部材30におけるカム部材33のアーム部33bとの間
にはカム作動ロッド49が連結されている。該ロッド4
9は雄ネジ49a及び雌ネジ49bを有する2部材から
なり、その長さを調節し得る。また、前記駆動側調節部
材30におけるカム部材33のアーム部33bと、前記
従動側調節部材31におけるカム部材36のアーム部3
6bとの間にはカム連結ロッド50が介在・連結されて
おり、両カム部材33,36は一体に移動し得る。更
に、図5に詳示するように、駆動側及び従動側の両カム
部材33,36は同一形状からなり、従って連結ロッド
50は平行リンク機構を構成し、該ロッドにより連結さ
れている両カム部材33,36はカム作動ロッド49に
基づき同量移動する。即ち、エンジン出力軸(即ち駆動
側プーリ軸)6aの中心線O1とミッション入力軸(即
ち従動側プーリ軸)7aの中心線O2 を結ぶ線O1 −O
2 に平行に連結ロッド50が移動し、そして駆動側カム
部材33及び従動側カム部材36において、該中心線O
1 −O2 に直交する線O1 −c1 ,O2 −c2 を中心に
高速側H及び低速側Lに操作するように配置されてい
る。従って、駆動側カム部材33において、エンジン出
力軸6aの中心線O1 と連結ロッド50とアーム部36
との連結ピン52とを結ぶ線が連結ロッド50の中心線
に対して90度になる線O1 −c1 を中心として、無段
変速装置17の高速側H及び低速側Lが振り分けられて
おり、同様に従動側カム部材36においても、ミッショ
ン入力軸7aと連結ピン53とを結ぶ線が連結ロッド5
0に対して90度になる線O2−c2 を中心として、高
速側H及び低速側Lが振り分けられている。
【0022】そして、連結ロッド50の駆動側カム部材
33との連結ピン52は作動ロッド49との共通連結ピ
ンとなっており、かつ該作動ロッド49は、前記連結ロ
ッド50と側面視において略々ラップするように、即ち
作動ロッド49が連結ロッド50の平行線に近似して移
動するように、作動ロッド49及び操作アーム41cの
長さが設定されている。更に、図5(a) に詳示するよう
に、連結ロッド50は、プーリ22の先側に位置する駆
動側調節部材30とプーリ23の基側に位置する従動側
調節部材31とを連結すべく、かつラップして位置する
作動ロッド49と干渉しないように、中間部分にて大き
く屈曲している。
【0023】なお、図5及び図3において、符号55は
エンジン出力軸6aに固定されている油圧プーリ、56
は油圧ポンプに連結しているプーリ、57は両プーリ5
5,56に巻掛けられているベルト、59はそのタイト
プーリである。そして、60は無段変速装置のベルト2
4に所定張力を付与するタイトプーリ、61は固定部材
に植設されたピン、62は該ピンに回転自在に支持され
かつ一端に前記タイトプーリ60を支持すると共に他端
にスプリング63が張設されているタイトアームであ
る。
【0024】一方、図4(b) 及び図7に示すように、支
軸43に支持されている操作レバー基端部41aには扇
形の位置決めプレート66が一体に固定されており、該
プレート66の先端部分には多数の凹凸部66aが形成
されている。また、固定部材に揺動自在に支持されたア
ーム67にはその中間部分にローラ(係合部材)69が
回転自在に支持されていると共に、その先端部分にスプ
リング(付勢部材)70が張設されている。そして、ロ
ーラ69がスプリング70に基づく付勢力によりプレー
ト66の凹凸部66aに弾接して、操作レバー41及び
無段変速装置17を所定変速操作位置に位置決め保持し
ている。
【0025】ついで、上述した乗用田植機Pにおける変
速装置の操作機構の作用について説明する。
【0026】変速操作レバー41を、そのボルトピン4
6がガイドプレート47の案内溝47aに案内されて、
例えば前進位置Fにおいて前方、即ち低速位置Lから高
速H方向に操作すると、該レバー41の基端部41aと
一体の操作アーム41cが支軸43を中心として反時計
方向に回動する。すると、該操作アーム41cに連結し
ている作動ロッド49を介して駆動側のカム部材33を
低速位置Lから高速位置Hに移動し、更に該カム部材3
3に連結している連結ロッド50を介して従動側のカム
部材36を同様に移動する。この際、駆動側及び従動側
のカム部材33,36は、そのアーム部33b,36b
が連結ロッド50及び作動ロッド49に対して直交する
位置を中心に左右に振り分けられているので、操作アー
ム41cから作動ロッド49に、作動ロッド49から駆
動側カム部材アーム部33bに、該アーム部33bから
連結ロッド50に、そして連結ロッド50から従動カム
部材アーム部36bに、それぞれ直交に近い状態で効率
よく力が伝達され、少ないレバー操作力にて確実に両カ
ム部材33,36を移動し得る。
【0027】そして、両カム部材33,36は、その端
面カム部33a,36aが公転方向及び軸方向に固定さ
れているローラ32a,35aに当接しながら回動する
ことに基づき、軸方向に移動して、駆動側プーリ22の
可動シーブ27をプーリ有効径が小さくなるように、か
つ従動側プーリ23の可動シーブ29をプーリ有効径が
大きくなるように、調節する。これにより、ベルト式無
段変速装置17は高速側に変速され、該高速回転が、ミ
ッションケース7内のミッションを介して車輪2及び
3、そして植付装置11のプランタ13及び苗のせ台1
2に伝達される。なお、変速操作レバー41を高速側か
ら低速側に操作すると、同様に無段変速装置が低速側に
変速される。
【0028】また、操作レバー41を低速位置Lに操作
すると、レバー本体41bと一体のプレート45に植設
されたピン46aがヨーク20の溝20aに係合する。
この状態で、操作レバー41を、ピン44を中心にかつ
ピン46bを案内溝47aに沿って左右方向に操作する
と、ヨーク20、シャフト19及びシフトアーム21を
介してシフト軸22を軸方向に操作する。これにより、
操作レバー41の横操作位置F,N,Rに応じて、ミッ
ションケース7内の前後進切換えギヤがそれぞれ前進位
置F、中立位置N及び後進位置Rに操作される。
【0029】上述の操作レバー41は、シフトに際し、
位置決めプレート66を介して所定の位置に保持、位置
決めされる。すなわち、プレート66の外周側の凹凸部
66aにはローラ69が係合し、このローラ69はアー
ム67、スプリング70を介して支軸43に向けて付勢
されているから、プレート66は、凹凸部66aの適宜
な凹部に係合したローラ69によって位置決め保持され
る。従ってプレート66と一体の操作レバー41も保
持、位置決めされる。
【0030】この際、前述の操作アーム41cとプレー
ト66とはいずれも操作レバー41の基端部41aに固
定されているが、両者は支軸43の軸方向に対して異な
る位置に固定されるため、それぞれの揺動動作は、相互
に平行な異なった平面上で、相互に干渉することなく円
滑に行われる。
【0031】なお、上述実施例は、乗用田植機に搭載し
た変速装置の操作機構について説明したが、これに限ら
ず、コンバイン等の他の作業車輌に用いた操作機構にも
同様に適用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ベルト式無段変速装置を搭載した乗用田植機を
示す側面図。
【図2】(a) は無段変速装置及び正逆転切換え装置用の
操作装置を示す側面図、(b) はそのヨークの正面図、
(c) はその正逆転シフトアームを示す平面図。
【図3】無段変速装置を示す断面図。
【図4】無段変速装置の操作装置を示す図で、(a) は平
面図、(b) は側面図。
【図5】操作装置の主要部を示す図で、(a) は平面図、
(b) は側面図。
【図6】操作装置を示す後面図。
【図7】その要部を示す図。
【図8】従動側のローラ支持体及びローラを示す図で、
(a) を正面図、(b) は側面図。
【符号の説明】
17 無段変速装置(ベルト式無段変速装置) 41 操作レバー 41a 基端部 41c 操作アーム 43 回動軸(支軸) 66 位置決めプレート 66a 凹凸部 69 係合部材(ローラ) 70 付勢部材(スプリング)
フロントページの続き (72)発明者 加藤 幸雄 島根県八束郡東出雲町大字揖屋町667番 地1 三菱農機株式会社内 (56)参考文献 特開 平3−191707(JP,A) 特開 平5−168315(JP,A) 実開 昭63−158112(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A01C 11/02 330 B60K 20/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基端部にて左右方向に延びる回動軸を中
    心に前後方向に揺動可能な操作レバーと、該操作レバー
    の基端部に一体的に固定されて該操作レバーの揺動に伴
    って揺動することにより無段変速装置を作動させる操作
    アームと、を備えた変速装置の操作機構において、前記操作レバーは、前記操作アームを介し前記無段変速
    装置を作動させて車両の走行変速を行うレバーであっ
    て、該 操作レバーの基端部に、前記回動軸の軸方向の固
    定位置について前記操作アームとは異なる位置に一体的
    に固定されて該操作レバーの揺動に伴って揺動すると共
    に、外周側に揺動方向に沿って形成した複数の凹凸部を
    有する位置決めプレートと、 該位置決めプレートの凹部に係合する係合部材と、 該係合部材をほぼ前記回動軸に向けて付勢することによ
    り前記操作レバーを所定位置に保持する付勢部材と、を
    備える、 ことを特徴とする変速装置の操作機構。
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