JP3097792U - 電動二輪車用インターフェース - Google Patents
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Abstract
【課題】従来の原付自転車やバイクに乗り慣れていない運転者でも、簡単に運転操作ができ、また、スロットルなどの電装部品を集約することができる電動二輪車用インターフェースの提供。
【解決手段】電動二輪車1に取りつけられる、以下の要件を備えたことを特徴とする電動二輪車用インターフェース。
(イ)ハンドル部5に挿嵌されてグリップ部6分近傍に固定されていること
(ロ)駆動輪2の駆動用電動モータ1aの回転を制御するスロットルレバー8が設けられていること
【選択図】 図2
【解決手段】電動二輪車1に取りつけられる、以下の要件を備えたことを特徴とする電動二輪車用インターフェース。
(イ)ハンドル部5に挿嵌されてグリップ部6分近傍に固定されていること
(ロ)駆動輪2の駆動用電動モータ1aの回転を制御するスロットルレバー8が設けられていること
【選択図】 図2
Description
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、電動二輪車の運転操作や走行時の情報に関するインターフェースに関する。
【0002】
【従来技術とその問題点】
最近、電動モータのアシストによって走行する電動アシスト自転車が普及してきているが、さらに電動モータを駆動源とする自転車が提案されている。
【0003】
しかしながら、電動自転車は原付き自転車やバイクのようにガソリンエンジンを動力源とするものではなく、騒音や振動がほとんどないので、主婦、独身女性などが購入のターゲットにされている。したがって、運転はできるだけ容易に操作できるのが好ましい。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は上記事情に鑑みて成立したもので、従来の原付自転車やバイクに乗り慣れていない運転者でも、簡単に運転操作ができ、また、スロットルなどの電装部品を集約することができる電動二輪車用インターフェースを提供することをその課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため、本考案に係る電動二輪車用インターフェースは、電動二輪車に取りつけられる、以下の要件を備えたことを特徴とする。
(イ)ハンドル部に挿嵌されてグリップ部分近傍に固定されていること
(ロ)駆動輪の駆動用電動モータの回転を制御するスロットルレバーが設けられていること
【0006】
なお、前記スロットルレバーは、グリップ部を把持したときに、運転者の親指によって押圧可能な位置に配置されているのが好ましい。
【0007】
また、電源スイッチと走行に関する情報の表示画面とを備えているのが望ましい。
【0008】
さらに、インターフェースは前記駆動用電動モータと電源を共通させるようにするのが好ましい
【0009】
【考案の実施の形態】
図1及び図2において符号1は電動二輪車を示す。この電動二輪車1はバッテリー電源によって電動モータ1aを駆動し、その動力を駆動チェーン1bを介して駆動輪2に伝達して走行するもので、電動モータ1aの制御は制御装置3によって制御される。電動モータ1aと制御装置3との間にはインターフェース4が設けられている。このインターフェース4は運転者と電動二輪車の各装置との間で情報をやり取りするもので、インターフェース4はハンドル部5に挿嵌され、グリップ部6の近傍に固定されている。そして、インターフェース4は電源スイッチ7と駆動輪2の駆動用モータの回転を制御するスロットルレバー8を備えている。電源スイッチ7にはキー13が着脱できるようになっている。スロットルレバー8は、図3(a)(b)に示されるように、グリップ部6を把持したときに、運転者の親指によって押圧可能な位置に配置されている。また、スロットルレバー8は、図示しないバネによって常時手前側に位置するように付勢されている。
【0010】
したがって、キー13により電源スイッチ7を入れると、制御装置3と電動モータ1aとがインターフェース4を介して接続される。そこで、運転者が親指でスロットルレバー8を手前から押してやると、その回動の度合いに従う信号が制御装置3に送られ、制御装置3はバッテリの電力をスロットルレバー8からの信号に基づいて電動モータ1aに送り、駆動輪2が駆動される。これによって、スロットルレバー8の押し操作の度合いによって駆動輪2の回転を制御することができ、道路状況に応じて速度をコントロールすることができる。
【0011】
次に、インターフェース4には、表示画面9と表示ランプ10が配置されている。表示画面9は速度、走行距離、地面の傾斜、気温などの、車輪、センサー等から送られた情報を表示するようになっている。また、表示ランプ10にはバッテリの電力の残量が段階的に表示されるようになっている。
【0012】
このように、電動二輪車1は電動モータ1aを駆動源としているから、騒音や振動がなく、従来の原付自転車やバイクに乗り慣れていない運転者でも、自転車感覚で安心して乗ることができる。
【0013】
インターフェース4はハンドル部5に挿嵌されてグリップ部6分近傍に固定されているから、スロットルレバー8の操作を簡単に行なうことができる。
【0014】
また、電動二輪車1はバッテリ電源を動力源とするもので、インターフェース4もその電源を共用することができる。また、スロットルだけでなく、ウィンカー、時計、カーナビゲーション、クラクションなどの電装部品やその操作のためのレバーやボタンを集約することができるから、操作が容易なことはもちろん、アッセンブリも容易となる。なお、14はバッテリ電源や各種装置に接続するためのケーブルである。
【0015】
なお、図2に示されるように、ハンドル部5の先端グリップ部6の端部にはウインカー11が設けられている。また、グリップ6の基部にはブレーキレバー12が取り付けられている。ウインカー11の操作ボタンやブレーキレバー12もインターフェース4に設けるようにしてもよい。
【0016】
【考案の効果】
請求項1に係る考案によれば、インターフェース4はハンドル部に挿嵌されてグリップ部分近傍に固定されているから、グリップを握った手で同時にスロットルレバーの操作を簡単に行なうことができる。
【0017】
請求項2に係る考案によれば、さらに、前記スロットルレバーは、グリップ部を把持したときに、運転者の親指によって押圧可能な位置に配置されているから、グリップを握った手で同時にスロットルレバーの操作を簡単に行なうことができる。
【0018】
請求項3に係る考案によれば、さらに、インターフェースが電源スイッチと走行に関する情報の表示画面とを備えているので、走行速度、走行距離、バッテリの残り、などに関する情報を1ヶ所で知ることができる。
【0019】
請求項4に係る考案によれば、インターフェースは駆動用電動モータと電源を共通にするから、電源を共用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る電動二輪車の側面図
【図2】ハンドル部分の要部を上側から見た図
【図3】(a)(b)はインターフェースの正面図及び右側面図
【符号の説明】
4 インターフェース
5 ハンドル部
6 グリップ部
8 スロットルレバー
【考案の属する技術分野】
本考案は、電動二輪車の運転操作や走行時の情報に関するインターフェースに関する。
【0002】
【従来技術とその問題点】
最近、電動モータのアシストによって走行する電動アシスト自転車が普及してきているが、さらに電動モータを駆動源とする自転車が提案されている。
【0003】
しかしながら、電動自転車は原付き自転車やバイクのようにガソリンエンジンを動力源とするものではなく、騒音や振動がほとんどないので、主婦、独身女性などが購入のターゲットにされている。したがって、運転はできるだけ容易に操作できるのが好ましい。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は上記事情に鑑みて成立したもので、従来の原付自転車やバイクに乗り慣れていない運転者でも、簡単に運転操作ができ、また、スロットルなどの電装部品を集約することができる電動二輪車用インターフェースを提供することをその課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため、本考案に係る電動二輪車用インターフェースは、電動二輪車に取りつけられる、以下の要件を備えたことを特徴とする。
(イ)ハンドル部に挿嵌されてグリップ部分近傍に固定されていること
(ロ)駆動輪の駆動用電動モータの回転を制御するスロットルレバーが設けられていること
【0006】
なお、前記スロットルレバーは、グリップ部を把持したときに、運転者の親指によって押圧可能な位置に配置されているのが好ましい。
【0007】
また、電源スイッチと走行に関する情報の表示画面とを備えているのが望ましい。
【0008】
さらに、インターフェースは前記駆動用電動モータと電源を共通させるようにするのが好ましい
【0009】
【考案の実施の形態】
図1及び図2において符号1は電動二輪車を示す。この電動二輪車1はバッテリー電源によって電動モータ1aを駆動し、その動力を駆動チェーン1bを介して駆動輪2に伝達して走行するもので、電動モータ1aの制御は制御装置3によって制御される。電動モータ1aと制御装置3との間にはインターフェース4が設けられている。このインターフェース4は運転者と電動二輪車の各装置との間で情報をやり取りするもので、インターフェース4はハンドル部5に挿嵌され、グリップ部6の近傍に固定されている。そして、インターフェース4は電源スイッチ7と駆動輪2の駆動用モータの回転を制御するスロットルレバー8を備えている。電源スイッチ7にはキー13が着脱できるようになっている。スロットルレバー8は、図3(a)(b)に示されるように、グリップ部6を把持したときに、運転者の親指によって押圧可能な位置に配置されている。また、スロットルレバー8は、図示しないバネによって常時手前側に位置するように付勢されている。
【0010】
したがって、キー13により電源スイッチ7を入れると、制御装置3と電動モータ1aとがインターフェース4を介して接続される。そこで、運転者が親指でスロットルレバー8を手前から押してやると、その回動の度合いに従う信号が制御装置3に送られ、制御装置3はバッテリの電力をスロットルレバー8からの信号に基づいて電動モータ1aに送り、駆動輪2が駆動される。これによって、スロットルレバー8の押し操作の度合いによって駆動輪2の回転を制御することができ、道路状況に応じて速度をコントロールすることができる。
【0011】
次に、インターフェース4には、表示画面9と表示ランプ10が配置されている。表示画面9は速度、走行距離、地面の傾斜、気温などの、車輪、センサー等から送られた情報を表示するようになっている。また、表示ランプ10にはバッテリの電力の残量が段階的に表示されるようになっている。
【0012】
このように、電動二輪車1は電動モータ1aを駆動源としているから、騒音や振動がなく、従来の原付自転車やバイクに乗り慣れていない運転者でも、自転車感覚で安心して乗ることができる。
【0013】
インターフェース4はハンドル部5に挿嵌されてグリップ部6分近傍に固定されているから、スロットルレバー8の操作を簡単に行なうことができる。
【0014】
また、電動二輪車1はバッテリ電源を動力源とするもので、インターフェース4もその電源を共用することができる。また、スロットルだけでなく、ウィンカー、時計、カーナビゲーション、クラクションなどの電装部品やその操作のためのレバーやボタンを集約することができるから、操作が容易なことはもちろん、アッセンブリも容易となる。なお、14はバッテリ電源や各種装置に接続するためのケーブルである。
【0015】
なお、図2に示されるように、ハンドル部5の先端グリップ部6の端部にはウインカー11が設けられている。また、グリップ6の基部にはブレーキレバー12が取り付けられている。ウインカー11の操作ボタンやブレーキレバー12もインターフェース4に設けるようにしてもよい。
【0016】
【考案の効果】
請求項1に係る考案によれば、インターフェース4はハンドル部に挿嵌されてグリップ部分近傍に固定されているから、グリップを握った手で同時にスロットルレバーの操作を簡単に行なうことができる。
【0017】
請求項2に係る考案によれば、さらに、前記スロットルレバーは、グリップ部を把持したときに、運転者の親指によって押圧可能な位置に配置されているから、グリップを握った手で同時にスロットルレバーの操作を簡単に行なうことができる。
【0018】
請求項3に係る考案によれば、さらに、インターフェースが電源スイッチと走行に関する情報の表示画面とを備えているので、走行速度、走行距離、バッテリの残り、などに関する情報を1ヶ所で知ることができる。
【0019】
請求項4に係る考案によれば、インターフェースは駆動用電動モータと電源を共通にするから、電源を共用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る電動二輪車の側面図
【図2】ハンドル部分の要部を上側から見た図
【図3】(a)(b)はインターフェースの正面図及び右側面図
【符号の説明】
4 インターフェース
5 ハンドル部
6 グリップ部
8 スロットルレバー
Claims (4)
- 電動二輪車に取りつけられる、以下の要件を備えたことを特徴とする電動二輪車用インターフェース。
(イ)ハンドル部に挿嵌されてグリップ部分近傍に固定されていること
(ロ)駆動輪の駆動用電動モータの回転を制御するスロットルレバーが設けられていること - 前記スロットルレバーは、グリップ部を把持したときに、運転者の親指によって押圧可能な位置に配置されていることを特徴とする、請求項1記載の電動二輪車用インターフェース。
- 電源スイッチと走行に関する情報の表示画面とを備えている、請求項1又は2に記載の電動二輪車用インターフェース。
- 前記駆動用電動モータと電源を共通する、請求項1、2又は3に記載の電動二輪車用インターフェース。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003002717U JP3097792U (ja) | 2003-05-14 | 2003-05-14 | 電動二輪車用インターフェース |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003002717U JP3097792U (ja) | 2003-05-14 | 2003-05-14 | 電動二輪車用インターフェース |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3097792U true JP3097792U (ja) | 2004-02-05 |
Family
ID=43251578
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003002717U Expired - Fee Related JP3097792U (ja) | 2003-05-14 | 2003-05-14 | 電動二輪車用インターフェース |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3097792U (ja) |
-
2003
- 2003-05-14 JP JP2003002717U patent/JP3097792U/ja not_active Expired - Fee Related
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