JP3097554B2 - 画像形成装置における定着装置 - Google Patents

画像形成装置における定着装置

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JP3097554B2
JP3097554B2 JP08113548A JP11354896A JP3097554B2 JP 3097554 B2 JP3097554 B2 JP 3097554B2 JP 08113548 A JP08113548 A JP 08113548A JP 11354896 A JP11354896 A JP 11354896A JP 3097554 B2 JP3097554 B2 JP 3097554B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、ファクシ
ミリ、或いはレーザプリンタ等、用紙等の被記録媒体に
トナー像を形成し、そのトナー像を加熱定着して記録す
る画像形成装置における定着装置の構造に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば静電写真式の画像形成装置
は、特開平8−6416号公報等に開示されているよう
に、本体ケース内に配置したスキャナユニットから発射
され走査されるレーザービームにて感光体ドラムの外周
面に静電潜像が形成され、この静電潜像にトナーカート
リッジから供給された現像剤(トナー)を静電気的に付
着させて顕在化した後、感光体ドラムの転写部を通過さ
せた用紙等の被記録媒体の表面に前記トナー像を転写
し、次いで、定着ユニットにおける加熱ローラと押圧ロ
ーラとの間の加熱定着部(ニップ部)に前記被記録媒体
を通過させてトナー像を被記録媒体に加熱定着した後、
排紙ローラとピンチローラとの対により装置外に排紙す
る形式のものが一般的である。
【0003】ところで、画像形成装置の電源ONから作
業開始可能状態に入るまでのいわゆる装置立ち上げ所要
時間を短縮するためには、ハロゲンランプ等の加熱体を
内径部に内挿した加熱ローラを、熱伝導率の高い材料
(金属製)で、且つ肉厚の薄い筒状に形成することが望
ましい。また、加熱定着作業時に前記加熱ローラを回転
駆動するため、前記先行技術に開示されているように、
当該加熱ローラの一側部に駆動ギヤを被嵌装着する必要
がある。
【0004】一方、加熱ローラに装着される駆動ギヤを
耐熱性を有し、且つ熱伝導性の悪い材質、例えば耐熱性
の合成樹脂材料にて構成すれば、加熱ローラからの熱を
駆動ギヤを介して定着ユニットの他の部品に伝導し難く
できるから、前記他の部品の材料を耐熱性を有するもの
で構成しなくて済み、結果的に定着ユニットの製造コス
トを低減できるという効果を奏する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、加熱ロ
ーラをアルミ等の熱伝導率の高い材料(金属製)で形成
する一方、駆動ギヤを耐熱性合成樹脂材料にて形成し、
その両者の熱膨張率がたとえ同じ、もしくは近似した材
料とし、且つ常温時に加熱ローラの外径に対して通常の
スキマ嵌めの寸法関係で駆動ギヤの内径寸法を設定した
としても、一般的に合成樹脂材料の熱伝導率は金属のそ
れよりも低いから、常温から使用温度までの温度上昇時
には、加熱ローラの直径(外径)が先に増大し、合成樹
脂材料である駆動ギヤの内径が所定値(加熱ローラの外
径寸法)に達するまでの時間の方が長くなる。そうする
と、前記昇温時には、駆動ギヤの内径と加熱ローラの外
径との寸法関係がシマリ嵌めとなり、駆動ギヤ及び加熱
ローラの双方に熱応力が発生する。このような状態が繰
り返し発生する結果、いわゆる熱疲労現象により、駆動
ギヤ及び加熱ローラの双方もしくは一方が疲労破壊にい
たるという問題が発生する。
【0006】この問題を解決するには、常温時の前記駆
動ギヤの嵌合部の内径を、使用温度上限時の前記加熱ロ
ーラの外径以下に設定すれば良いと考えられるが、それ
だけでは、駆動ギヤと加熱ローラとの嵌合部の隙間が大
きすぎて、回転駆動時に嵌合部の表面同士の当たり音や
ガタツキ音等の騒音が発生する。特に、金属製の加熱ロ
ーラを肉厚の薄い筒状にて形成した場合、加熱ローラの
筒体全体が共振して異常音が大きくなるという問題があ
った。
【0007】本発明は、前記の技術的課題を解決すべく
なされたものであって、製造コストを上昇させず、且つ
加熱ローラの異常音の発生をなくし、耐久性を良好にで
きるようにした画像形成装置における定着装置を提供す
ることを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、請求項1に記載した発明の画像形成装置における定
着装置は、トナー像形成手段にて用紙等の被記録媒体に
形成されたトナー像を加熱定着する加熱ローラと押圧ロ
ーラとを備えた画像形成装置における定着装置におい
て、内径部にハロゲンランプ等の加熱体を内装した薄肉
円筒状の加熱ローラの一端部に、駆動ギヤを温度上昇時
であってもすきまばめ状態を保持するように被嵌係合
し、且つ加熱ローラ及び駆動ギヤの嵌合部の表面粗さを
3.2 Z以下にしたものである。
【0009】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載の画像形成装置における定着装置において、前記
加熱ローラをアルミ等の熱伝導率の高い金属にて形成
し、駆動ギヤを前記加熱ローラの熱伝導率よりも低く且
つ耐熱性を有する合成樹脂材料にて形成したものであ
る。さらに、請求項3に記載の発明は、請求項1または
請求項2に記載の画像形成装置における定着装置におい
て、常温時の前記駆動ギヤの嵌合部の内径を、使用温度
上限時の前記加熱ローラの外径にほぼ等しくなるように
設定したものである。
【0010】そして、請求項4に記載の発明は、請求項
1〜請求項3のいずれかに記載の画像形成装置における
定着装置において、前記加熱ローラの外径を16mm〜20mm
の範囲に設定し、且つ加熱ローラの断面二次モーメント
値を700 〜1700mm4 の範囲内に設定したものである。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、本発明をレーザービーム式
のプリンタに具体化した実施形態を図面に基づいて説明
する。図1は画像形成装置としてのレーザプリンタの主
要構成部品の斜視図、図2はレーザプリンタの概略側断
面図である。レーザプリンタにおける合成樹脂製の本体
ケース1は、図1に示すように、上面から露光ユニット
としてのスキャナユニット2と、トナー像形成手段とし
てのプロセスユニット3と、定着手段としての定着ユニ
ット4と、給紙ユニット5とを装着できるメインフレー
ム1aと、該メインフレーム1aの四周(前後及び左右
両側)外面を覆うメインカバー体1bとからなり、メイ
ンフレーム1aとメインカバー体1bとを、一体的に射
出成形等により形成したものである。
【0012】そして、駆動モータとギヤ列を含む駆動系
ユニット6は、メインカバー体1bの図1の左側内面と
それに近接するメインフレーム1aの左側との間の収納
凹所1d内に本体ケース1の下方から挿入して装着固定
する。さらに、前記メインフレーム1a及びメインカバ
ー体1bの上面を覆うための合成樹脂製の本体カバーと
してのトップカバー7には、前記メインフレーム1aの
右側に上向きに突出する操作パネル部1cを貫通させる
孔7aと、前記給紙ユニット5の基部を貫通させるため
の孔7bとが穿設されている。排紙トレイ8の基部は前
記トップカバー7の前端の左右両側に突設したブラケッ
ト9、9(図1で一方のみ示す)に上下回動可能に装着
されており、不使用の場合には、排紙トレイ8をトップ
カバー7の上面側に折り畳んで覆うことができる構成で
ある。
【0013】積層された状態で給紙ユニット5における
フィダー部ケース5a内にセットされた用紙Pの先端側
は、フィダー部ケース5a内の付勢ばね10a付き支持
板10にて給紙ローラ11に向かって押圧され、上記駆
動系ユニット6から動力伝達されて回転する給紙ローラ
11と分離パッド12とによって1枚ずつ分離される。
分離された用紙Pは、上下一対のレジストローラ13,
14にてプロセスユニット3に給送され、このプロセス
ユニット3で表面にトナーにより画像を形成された用紙
Pは、後に詳述する定着ユニット4の加熱ローラ15と
押圧ローラ16とにて画像が固定された後、定着ユニッ
トケース内における下流側に配置された排紙ローラ17
とピンチローラ18とからなる排紙部を介して排紙トレ
イ8に排出される。
【0014】本体ケース1における上面開放箱体状のメ
インフレーム1aの平面視ほぼ中央部に配置するプロセ
スユニット3の下方の部位には、スキャナユニット2の
上支持板2aが、前記メインフレーム1aの底板部の上
面側に一体的に形成したステー部にビス等にて固定され
る。そして、露光ユニットとしてのスキャナユニット2
には、合成樹脂製の上支持板2aの下面側に、レーザ発
光部、ポリゴンミラー20、レンズ21、反射鏡22等
を配置し、前記上支持板2aに感光体ドラム23の軸線
に沿って延びるように穿設された横長スキャナ孔を覆う
硝子板24を通過してプロセスユニット3における感光
体ドラム23の外周面にレーザービームを照射して露光
するように構成されている。
【0015】図2に示すように、前記プロセスユニット
3は、前記感光体ドラム23とその上面に当接した転写
ローラ25、感光体ドラム23の下方に配置したスコロ
トロン型等の帯電器26、給紙方向において感光体ドラ
ム23よりも上流側に配置した現像ローラ27及び供給
ローラ28を有する現像装置、さらにその上流側に配置
した現像剤(トナー)供給部すなわち着脱可能なトナー
カートリッジ29、また感光体ドラム23よりも下流側
に配置したクリーニングローラ30等から成っている。
感光体ドラム23の外周面は、帯電器26にて形成され
た帯電層に前記スキャナユニット2からレーザービーム
を走査することによって静電潜像が形成される。前記ト
ナーカートリッジ29内の現像剤(トナー)は、攪拌体
31にて攪拌されて放出されたのち、供給ローラ28を
介して現像ローラ27の外周面に担持され、ブレード3
2によってトナー層厚さが規制される。感光体ドラム2
3の静電潜像は、現像ローラ27から現像剤が付着する
ことによって顕像化され、転写ローラ25と感光体ドラ
ム23の間を通る用紙Pに転写される。そして、感光体
ドラム23上に残ったトナーはクリーニングローラ30
で一時的に回収された後、所定のタイミングで感光体ド
ラム23上に戻され、現像ローラ27によりプロセスユ
ニット3内に回収される。
【0016】なお、スキャナユニット2の上支持板2a
には、上向きに突出するトナーセンサ33を設け、発光
部と受光部との対からなるトナーセンサ33がプロセス
ユニット3におけるトナーカートリッジ24の下面凹所
内に臨んで、トナーカートリッジ29内のトナーの有無
を検出できるようになっている。プロセスユニット3
は、合成樹脂製のケース34に組み込むことにてカート
リッジ化されており、このカートリッジ化したプロセス
ユニット3は、前記メインフレーム1aに着脱可能に装
着される。
【0017】メインフレーム1aの前部位とメインカバ
ー体1bの前部位との連設部下面側には、冷却フアン3
5を収納するための収納部36と、用紙Pの通過方向と
直交する左右方向に延びる通風ダクト37とが連通して
形成される。そして、通風ダクト37の上面板部37a
を断面下向きV字状に形成し、この上面板部37aが前
記プロセスユニット3と定着ユニット4との間に位置さ
せて、定着ユニット4における加熱ローラ15から発生
する熱がプロセスユニット3側に直接伝達しないように
遮断される。また、冷却フアン35で発生した冷却風は
通風ダクト37内を通って、メインフレーム1aの一側
下面を伝い後部の電源部39(図2参照)及び前記駆動
系ユニット6の駆動モータ(図示せず)を冷却する一
方、前記上面板部37aのうちプロセスユニット3側に
開口した複数箇所のスリット孔38から吹き出し、該冷
却風は、プロセスユニット3と定着ユニット4の間を通
過して上昇し、トップカバー7に複数穿設した排気孔4
0から装置外に排出されるように構成すると、後述する
定着ユニット4から出る蒸気をプロセスユニット3の方
向(給紙ユニット5方向)に向かわせないようにするエ
アカーテンの機能も発揮できるのである。
【0018】次に、図3、図5〜図12を参照しなが
ら、定着手段としての定着ユニット4の詳細な構造につ
いて説明する。定着ユニット4における耐熱性合成樹脂
製のケースは、上ケース41と下ケース42とに分離さ
れ、この両ケース41,42の左右両側部位の係合爪
(図示せず)の箇所で係脱自在に合わせ装着されてい
る。
【0019】上ケース41の下面側には、芯金50に軟
質の耐熱性ゴム等の弾性体層51を被覆した押圧ローラ
16の左右両端軸52,52を、それぞれ付勢バネ53
及び上ケース41の左右両側の装着孔55に対して上下
移動可能で且つ落下不能な合成樹脂製の軸受54を介し
て支持され、押圧ローラ16の円周面下側が加熱ローラ
15の円周面上側に常時押圧付勢されている(図7〜図
9参照)。
【0020】下ケース42には、用紙Pの搬送上流側
に、内径部に細筒状のハロゲンランプ43を内装したア
ルミニューム等の良熱伝導性の金属筒状の加熱ローラ1
5は、PI(ポリイミド)、PEEK(ポリエーテルエ
ーテルケトン)、PAI(ポリアミドイミド)、PF
A,PTFE等のフッ素樹脂、PPS(ポリフェニレン
サルファィド)等の合成樹脂製のリング状等の軸受4
4,44を介して回転自在に軸支され、搬送下流側に排
紙ローラ(上側ローラ)17及びピンチローラ(下側ロ
ーラ)18とからなる排紙ローラ対がそれぞれ回転自在
に軸支されている。
【0021】また、前記駆動系ユニット6の伝動下流側
の伝動歯車(図示せず)から、加熱ローラ15の一側に
被嵌係合した合成樹脂製の駆動ギヤ45に動力伝達さ
れ、2つの中間歯車47(図5で一方のみ示す)を介し
て前記排紙ローラ17に取付けられた従動歯車46に伝
達され、加熱ローラ15と排紙ローラ17とは同期して
回転駆動される。この場合、前記駆動ギヤ45は耐熱性
を有し且つ高強度であり、且つ熱伝導率が金属より低い
値の熱可塑性合成樹脂材料、例えば、PPS(ポリフェ
ニレンサルファィド:融点約280℃、熱伝導率0.007
(cal/cm・sec ・℃)にて形成する。この合成樹脂にガ
ラス短繊維を混入して一体的に射出成形するなど、ガラ
ス強化複合材料にて形成することが好ましい。
【0022】そして、図13に示すように、加熱ローラ
15の一端部15aに駆動ギヤ45の嵌合部である内径
部4aを温度上昇時であってもすきまばめ状態を保持す
るために被嵌係合するに際して、常温状態(例えば20
℃)での駆動ギヤ45の内径部45aの直径D1を、加
熱ローラ15の使用温度上限のとき(例えば200℃)
での加熱ローラ15の一端部15aの外径寸法D2にほ
ぼ等しくなるように形成する。その後、加熱ローラ15
及び駆動ギヤ45の嵌合部、即ち前記一端部15a及び
内径部45aの表面粗さを十点平均粗さで3.2 Z以下に
なるように製作するものである。
【0023】このように、加熱ローラ15と駆動ギヤ4
5との嵌合部の直径関係を温度上昇時であってもすきま
ばめ状態を保持するように設定しておけば、熱伝導率が
低くて温度上昇速度の遅い駆動ギヤ45の内径部45a
と加熱ローラ15の一端部(嵌合部15aとに嵌めあい
による熱応力が発生しない。特に、常温状態での駆動ギ
ヤ45の内径部45aの直径D1を、加熱ローラ15の
使用温度上限のときでの加熱ローラ15の一端部15a
の外径寸法D2にほぼ等しくなるように設定しておけ
ば、使用温度上限まで温度上昇しても確実にすきまばめ
状態を保持でき、熱応力の繰り返しによる疲労破壊が発
生しないから、加熱ローラ15及び駆動ギヤ45の耐久
性を向上させることができる。
【0024】そして、加熱ローラ15と駆動ギヤ45と
の嵌合部に隙間がある場合、加熱定着作業時に、駆動ギ
ヤ45側からの回転駆動時に相互の触れ合いにてがたつ
き音が発生し易いが、図14に示すように、前記嵌合部
の表面粗さを十点平均粗さで3.2 Z以下になるように滑
らかに形成すれば、がたつき音の発生を無くすることが
できる。特に、加熱ローラ15の肉厚が薄い場合、加熱
ローラ15全体が前記がたつきの振動にて共振して異常
音を発するとうい不都合を回避できるのである。
【0025】なお、実施例では加熱ローラ15はアルミ
ニューム製管材料のダイ引き抜き成形又は押出成形であ
るので、全長にわたって同じ外径寸法D2となる。ま
た、内径部のハロゲンランプ43からの熱が加熱ローラ
15の外周面まで迅速に到達してプリンタの開始時に迅
速に使用温度まで温度上昇するように、加熱ローラ15
の外径を16mm〜20mmの範囲に設定し、且つ肉厚を薄くす
るため断面二次モーメント値を700mm4〜1700mm4 の範囲
に設定した。これにより、前記温度上昇速度を早めると
共に、クラウンを持たない押圧ローラ16からの加圧力
にて加熱ローラ15が逆クラウンになるように構成でき
るものである。
【0026】また、加熱ローラ15の一端部15aに
は、先端開放状の係合溝15bを切欠き形成し、該係合
溝15bに駆動ギヤ45の嵌合内径部45aに内向き突
設した係止キー部45bを係止させて回り不能に嵌合係
止する。さらに、前記駆動ギヤ45との嵌合部より中央
側に止着した針金状の止めピン83により前記リング状
軸受44の被嵌箇所を隔てるようにしている。
【0027】なお、排紙ローラ17はその支軸部17a
と一体的に成形されたものであり、他方、複数のピンチ
ローラ18はコイルバネ製の軸48にて弾性的に且つ回
転自在に支持されている。また、図10及び図11に示
すように、ゴム製の各ピンチローラ18の一側を太径に
してその外周部に多数形成された切り溝49にて、排紙
される用紙Pの後端縁を引っ掛けて跳ね出すことによ
り、ピンチローラ18は排紙ローラ17とによる用紙P
後端縁の挟持を解除し、排紙を円滑にする。
【0028】そして、前記加熱ローラ15と押圧ローラ
16とからなる定着部と、その下流側の排紙ローラ17
とピンチローラ18とからなる排紙部との間の搬送経路
70の少なくとも上側空間を狭めるため、上ケース41
のうちの中途部の上側壁体の下面側を搬送経路70の上
側に接近させるように、上ケース41のうちの中途部の
上側壁体を、図3、図5、図6、図10及び図11に示
すように、下向き凸状に湾曲形成し、加熱定着の作業時
に加熱ローラ15から出る熱で加熱される空気や、用紙
Pから発生する蒸気が溜まる定着ユニットケースのうち
の搬送経路70の上側空間体積を少なくして、搬送経路
70を通過する用紙Pが前記空間内の高温多湿の雰囲気
に晒されるのを防止して、用紙Pがふやけたり、余分の
水蒸気を再度吸収することがなくなり、排紙される用紙
Pが排紙により冷却された時にカールする等の発生も無
くなるのである。
【0029】また、前記下向き凸状部のうち、ほぼ垂直
方向の壁体41aを、前記定着部の上側位置の押圧ロー
ラ16の外周面に接近させるように形成して、高温多湿
の空気が溜まるべき空間の体積を押圧ローラ16の外周
部分において極力少なくする。さらに、前記押圧ローラ
16の外周面に近い側のほぼ垂直方向の壁体41aのう
ち上部寄り部位には、前記定着部で発生する蒸気を外に
逃がすための蒸気逃がし孔71を用紙Pの幅方向に沿っ
て複数穿設するものである。
【0030】また、前記トップカバー7にも、前記蒸気
逃がし孔71から出た蒸気をプリンタ装置外に排出する
ための排出孔72を用紙Pの幅方向に沿って複数(多
数)穿設する(図2及び図3を参照)。このように構成
すれば、定着ユニット4の定着部で発生した蒸気は、上
昇気流に乗って前記壁体41aの蒸気逃がし孔71から
定着ユニット4外に直ちに排気され、次いで排出孔72
から装置外に排出できるので、定着ユニット4のケース
内に蒸気が溜まらず、且つ上ケース41内面にも結露し
ないので、定着部から搬送経路70を通過して排紙部に
至る用紙Pに余分の水分を再吸収させたり、水滴が用紙
Pの表面に落ちて濡れる等の不都合を無くすることがで
きる。
【0031】なお、図示実施例では、前記上ケース41
の中途部の下向き凸状部を水滴溜部73としたものであ
り、他方、トップカバー7の下面のうち前記水滴溜部7
3のほぼ上方にて左右長手のガイドリブ74,74を下
向き突出するように設けて(図3参照)、トップカバー
7の下面に結露して水滴となったものが当該トップカバ
ー7の下面に沿って流れても、ガイドリブ74の箇所で
遮られて排紙側に垂れ落ちず、水滴溜部73の箇所に水
滴が確実に落下して溜めるように導くことができる。
【0032】さらに他の実施例としては、図3に示すよ
うに、排紙トレイ8の広幅面に用紙Pの幅方向に沿って
長い排気孔75を開口しておく。このように構成すれ
ば、排紙トレイ8をトップカバー7の上方を覆うように
して画像形成して排紙させるときにも、排紙トレイ8と
トップカバー7との空間に蒸気が溜まることを防止でき
るのである。
【0033】さらに図3に示すように、プロセスユニッ
ト3のケース34の上方位置、つまり給紙ユニット5よ
りも用紙搬送下流側にて、トップカバー7の下面にスポ
ンジ材等の吸湿部材76を広い範囲にわたり、もしくは
用紙Pの幅方向に長く、且つ用紙Pの搬送方向に適宜幅
寸法にわたって配置すれば、トップカバー7の下面を伝
って給紙ユニット5方向に向かう蒸気をスポンジ材等の
吸湿部材76にて捕捉でき、給紙ユニット5から給紙さ
れる用紙Pの表面に水滴として落下するの防止できるの
である。
【0034】なお、図10及び図11に示すように、加
熱ローラ15の排出側に搬送ガイド部材としてのガイド
リブ82を、用紙Pの幅方向に沿って適宜間隔にて複数
を配置し、この各ガイドリブ82の上端面(ガイド面)
82a,82bにて排出される用紙Pの先端部分を摺接
支持しながら排紙ローラ17とピンチローラ18とから
なる排紙部に誘導する。
【0035】次に、定着ユニット4の温度制御関係につ
いて説明すると、図7及び図10に示すように、下ケー
ス42の左右ほぼ中央部位にネジ止めされたソケット6
0から延びる金属製弾性支持体61に装着されたサーミ
スタ(温度センサ手段)62を加熱ローラ15の外周面
に当接させ、当該加熱ローラ15の周面の温度を感知
し、図示しない制御コントローラに信号を送り、加熱ロ
ーラ15の温度を通常の使用温度に保持するように制御
している。
【0036】他方、図7、図11、図12(a)及び図
12(b)に示すように、下ケース42の内面の一側部
寄りには、安全基準を満足する所定の沿面距離を隔て、
且つ加熱ローラ15の過熱状態に迅速に反応できるよう
に温度ヒューズ64を配置するため、電気絶縁部材とし
ての耐熱性を有する合成樹脂製、または、セラミック製
等のカバー体63を温度ヒューズ64の長さ及び太さよ
り大きい寸法に形成し、該カバー体63の集熱面(表
面)63aを加熱ローラ15の外周面(円周面)にほぼ
沿うように凹湾曲状に形成し、該集熱面63aを前記加
熱ローラ15の外周面に近接させて対向配置すべく、下
ケース42の内面であって押圧ローラ16による加熱ロ
ーラ15への加圧方向と反対側である加熱ローラ15の
下面側に一体的に突設した左右一対の支持部69,69
にカバー体63を載置する。また、カバー体63の裏面
側には,当該裏面側に一体的に突設した一対の把持爪6
5を介して温度ヒューズ64を固定装着する。
【0037】この場合、前記カバー体63の集熱面63
aを加熱ローラ15の外周面との隙間寸法を0.5mm のご
とく極めて接近させても、加熱ローラ15の外周面から
電気絶縁部材であるカバー体63の表面に沿って温度ヒ
ューズ64やその左右両端に接続したリード線64a,
64bの表面迄の距離(沿面距離を4mm以上になるよう
にカバー体63の大きさを設定するものである。
【0038】そして、前記温度ヒューズ64の左右両端
に接続したリード線64a,64bを、下ケース42に
設けた台部66に外部端子(金属片)67a,67b及
び止めビス68,68を介して固定し(図10、図12
(a)及び図12(b)参照)、一方の外部端子67a
を前記ハロゲンランプ43への一方の端子43aに接続
し、他方の外部端子67bを前記電源部(一次回路)3
9に接続する一方、ハロゲンランプ43の他方の端子4
3bを電源部39に接続するというように、電源部39
から前記ハロゲンランプ43への電源供給回路に温度ヒ
ューズ64を直列接続させる(図7参照)。
【0039】このように構成すれば、何らかの原因で加
熱ローラ15が異常高温となると、当該加熱ローラ15
の左右両端の耐熱性熱可塑性合成樹脂製〔実施例では、
PPS(ポリフェニレンサルファィド:融点約280
℃、熱伝導率0.007(cal/cm・sec ・℃)〕のリング状等
の軸受44,44が軟化もしくは溶け始める。そして、
この加熱ローラ15は、前述するように押圧ローラ16
にて常時加圧されているから、その加圧力にて加熱ロー
ラ15はカバー体63の集熱面63aに接近し、ついに
は加熱ローラ15の円周面とカバー体の集熱面63aと
が当接し、加熱ローラ15からの熱がカバー体63の内
部を熱伝導し、温度ヒューズ64に速やかに伝わり、当
該温度ヒューズ64を溶断し、電源部39からハロゲン
ランプ43への電力供給を迅速に遮断することができる
のである。
【0040】また、カバー体63は電気絶縁部材である
ため、通常の使用状態では勿論のこと、前記加熱ローラ
15が加圧力にてカバー体63の表面に当接しても、電
力供給の遮断前では、金属製の加熱ローラ15と温度ヒ
ューズ64とが電気的に接触せず、電気的短絡事故を発
生させない。さらに、カバー体63の集熱面63aを加
熱ローラ15の円周面にほぼ沿うよに広い面積に形成し
ておけば、異常過熱時に加熱ローラ15からカバー体6
3を介して温度ヒューズ64に熱伝導する効率を向上さ
せ、当該温度ヒューズ64を一層迅速に溶断させること
ができるのである。
【0041】そして、前記実施例のように、異常過熱時
に加熱ローラ15が加圧方向と反対側に移動できるよう
に軸支され、そのとき、加熱ローラ15の円周面がカバ
ー体63の集熱面63aに当接するように構成しておけ
ば、温度ヒューズ64の迅速な溶断効果を実現すること
ができる。なお、本発明におけるトナー像形成手段は、
前記感光体ドラム23からのトナー像の転写するものの
他、電極アレイにおける用紙搬送方向と交叉する方向に
多数の開口部と対峙させて背面電極を配置し、前記開口
部と背面電極との間を通過させる被記録媒体の表面に、
画像データに基づいて前記各開口部に関連させたアパチ
ャ電極体への電圧印加にて選択的にトナーを開口部を介
して直接的に移動させてトナー像を形成するタイプのも
の等がある。
【0042】
【発明の効果】以上に説明したように、請求項1に記載
した発明の画像形成装置における定着装置は、トナー像
形成手段にて用紙等の被記録媒体に形成されたトナー像
を加熱定着する加熱ローラと押圧ローラとを備えた画像
形成装置における定着装置において、内径部にハロゲン
ランプ等の加熱体を内装した薄肉円筒状の加熱ローラの
一端部に、駆動ギヤをすきまばめ状態にて被嵌係合し、
且つ加熱ローラ及び駆動ギヤの嵌合部の表面粗さを3.2
Z以下にしたものである。
【0043】このように、加熱ローラと駆動ギヤとの嵌
合部の直径関係を温度上昇時であってもすきまばめ状態
を保持するように設定しておけば、駆動ギヤと加熱ロー
ラとに温度上昇速度の違いがあっても、加熱ローラと駆
動ギヤとの嵌合部に嵌めあいによる熱応力が発生しな
い。従って、熱応力の繰り返しによる疲労破壊が発生し
ないから、加熱ローラ及び駆動ギヤの耐久性を向上させ
ることができる。
【0044】しかも、加熱ローラと駆動ギヤとの嵌合部
に隙間がある場合、加熱定着作業時に、駆動ギヤ側から
の回転駆動時に相互の触れ合いにてがたつき音が発生し
易いが、前記嵌合部の表面粗さを十点平均粗さで3.2 Z
以下になるように滑らかに形成すれば、がたつき音の発
生を無くすることができるという効果を奏するのであ
る。
【0045】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載の画像形成装置における定着装置において、前記
加熱ローラをアルミ等の熱伝導率の高い金属にて形成
し、駆動ギヤを前記加熱ローラの熱伝導率よりも低く且
つ耐熱性を有する合成樹脂材料にて形成したものであ
る。このように構成すれば、加熱ローラからの熱が駆動
ギヤを介して定着ユニットの他の部品に伝達し難くくな
り、耐熱性を有する高価な部品を駆動ギヤのみで済ます
ことができるから、定着ユニットの製造コストが廉価に
できる。そして、加熱ローラと駆動ギヤとの嵌合部が前
記のようなすきまばめ状態を保持できるから、熱伝導率
の低い、従って温度上昇速度の遅い駆動ギヤであっも、
加熱ローラの嵌合部との間に、熱応力の繰り返しによる
熱疲労が発生しないという効果を奏すると共に、異常音
の発生もないのである。
【0046】さらに、請求項3に記載の発明は、請求項
1または請求項2に記載の画像形成装置における定着装
置において、常温時の前記駆動ギヤの嵌合部の内径を、
使用温度上限時の前記加熱ローラの外径にほぼ等しくな
るように設定すれば、温度上昇中に駆動ギヤの嵌合部の
直径の拡大速度が少なくも、加熱ローラの嵌合部の外径
は嵌合部の直径より小径であり、両者が使用温度上限ま
で温度上昇しても、嵌合部でしまりばめとならず、確実
にすきまばめ状態を保持でき、熱応力の繰り返しによる
疲労破壊が発生しないから、加熱ローラ及び駆動ギヤの
耐久性を向上させることができるのである。
【0047】そして、請求項4に記載の発明は、請求項
1〜請求項3のいずれかに記載の画像形成装置における
定着装置において、前記加熱ローラの外径を16mm〜20mm
の範囲に設定し、且つ加熱ローラの断面二次モーメント
値を700 〜1700mm4 の範囲内に設定したものであり、前
記各発明の作用・効果に加えて、加熱ローラの肉厚が薄
いから、常温から加熱定着の使用温度までの上昇速度を
速めることができて、画像形成作業を迅速にできるとい
う効果を奏するのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】レーザプリンタの主要部品の斜視図である。
【図2】レーザプリンタの概略断面図である。
【図3】定着ユニットの要部側断面図である。
【図4】図1のIV−IV線矢視断面図である。
【図5】定着ユニットの一部切欠き平面図である。
【図6】図5のVI−VI線矢視断面図である。
【図7】図5のVII −VII 矢視断面図である。
【図8】押圧ローラの押圧手段の要部拡大断面図であ
る。
【図9】図8のIX−IX線矢視断面図である。
【図10】図5のX−X線矢視拡大断面図である。
【図11】図5のXI−XI線矢視拡大断面図である。
【図12】(a)は温度ヒューズの取付け部位の拡大平
面図、(b)は温度ヒューズの取付け部位の拡大断面図
である。
【図13】加熱ローラと駆動ギヤとの嵌合部の関係示す
断面図である。
【図14】加熱ローラと駆動ギヤとの嵌合部の表面粗さ
と騒音との関係示す断面図である。
【符号の説明】
P 用紙 4 定着ユニット 15 加熱ローラ 15a 一端部 16 押圧ローラ 17 排紙ローラ 18 ピンチローラ 39 電源部 41 上ケース 42 下ケース 43 ハロゲンランプ 45 駆動ギヤ 45a 内径部

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トナー像形成手段にて用紙等の被記録媒
    体に形成されたトナー像を加熱定着する加熱ローラと押
    圧ローラとを備えた画像形成装置における定着装置にお
    いて、内径部にハロゲンランプ等の加熱体を内装した薄
    肉円筒状の加熱ローラの一端部に、駆動ギヤを温度上昇
    時であってもすきまばめ状態を保持するように被嵌係合
    し、且つ加熱ローラ及び駆動ギヤの嵌合部の表面粗さを
    3.2 Z以下にしたことを特徴とする画像形成装置におけ
    る定着装置。
  2. 【請求項2】 前記加熱ローラをアルミ等の熱伝導率の
    高い金属にて形成し、駆動ギヤを前記加熱ローラの熱伝
    導率よりも低く且つ耐熱性を有する合成樹脂材料にて形
    成したことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置
    における定着装置。
  3. 【請求項3】 常温時の前記駆動ギヤの嵌合部の内径
    を、使用温度上限時の前記加熱ローラの外径にほぼ等し
    くなるように設定したことを特徴とする請求項1または
    請求項2に記載の画像形成装置における定着装置。
  4. 【請求項4】 前記加熱ローラの外径を16mm〜20mmの範
    囲に設定し、且つ加熱ローラの断面二次モーメント値を
    700 〜1700mm4 の範囲内に設定したことを特徴とする請
    求項1乃至請求項3のいずれかに記載の画像形成装置に
    おける定着装置。
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