JP3097433B2 - スペアタイヤ支持装置 - Google Patents

スペアタイヤ支持装置

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JP3097433B2
JP3097433B2 JP06019069A JP1906994A JP3097433B2 JP 3097433 B2 JP3097433 B2 JP 3097433B2 JP 06019069 A JP06019069 A JP 06019069A JP 1906994 A JP1906994 A JP 1906994A JP 3097433 B2 JP3097433 B2 JP 3097433B2
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民宜 小林
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Mitsubishi Automotive Engineering Co Ltd
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Mitsubishi Motors Corp
Mitsubishi Automotive Engineering Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スペアタイヤ支持装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】四輪駆動車などのオフロード走行車など
では、ボディの前方や後方に設けたスペアタイヤ支持装
置にスペアタイヤを取り付ける場合が多い。
【0003】このような従来のスペアタイヤ支持装置と
しては、例えば、特公昭63−23265号公報に開示
されたものが知られている。これは、図4、5に示すよ
うに、アーム51を軸52の軸まわりに下方へ回動し、
スプリング53の作用によりアーム51が上方へ回動し
ないようホイールレンチ54をレンチ挿通用パイプ55
の内部に挿入してキャリアベース56の穴部56aに係
合させることによりアーム51を仮固定し、キャリアベ
ース56の突状面57にスペアタイヤ101のホイール
が当接するようタイヤ掛止用ブラケット58上にスペア
タイヤ101を載せ、スペアタイヤ101のホイールの
穴部から突出するタイヤ保持用ボルト59にナットを螺
合して仮締めした後、ホイールレンチ54を抜き取り、
タイヤ保持用U字ボルト60を起こしてスペアタイヤ1
01のホイールの穴部から突出させてナットを螺合し、
タイヤ保持用ボルト59に仮締めしたナットを本締めす
ることにより、スペアタイヤ101を車両のボディに取
り付けるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述したような特公昭
63−23265号公報に開示されたものは、スペアタ
イヤ101を取り外してしまうと、キャリアベース56
に突状面57が突設されているため、アーム51やタイ
ヤ保持用U字ボルト60を上方や下方へ回動しても、車
両のボディから大きく突出してしまい、美観を損なうば
かりか、非常に煩わしいものとなってしまう。
【0005】
【課題を解決するための手段】前述した課題を解決する
ため、本発明では、ベースに平行な平面と垂直な平面と
の間の範囲で回動自在となるように当該ベース上に設け
られ且つ頂部の平坦な突起部を回動する軸まわりの軸心
に沿って複数形成すると共に当該突起部におねじ部をそ
れぞれ突出した第一支持具と、前記第一支持具と同じ軸
まわりおよび範囲で回動自在となるように前記ベース上
に設けられ且つ頂部の平坦な突起部を形成すると共に当
該突起部におねじ部を突設した第二支持具と、前記第一
支持具の前記軸心方向の一端側と他端側との間の範囲で
当該第一支持具と前記第二支持具とを前記ベースに対し
て同時に立設させると共に倒設させるように一体的に回
動させる連結アームとを備えて、スペアタイヤ支持装置
を構成したのである。
【0006】
【作用】前述した構成によるスペアタイヤ支持装置で
は、第一支持具及び第二支持具のおねじ部にスペアタイ
ヤのホイールの穴部を嵌合し、おねじ部にめねじ部を有
する部材を螺合して締め付けると、第一支持具及び第二
支持具の突起部の頂部は平坦なので、スペアタイヤは、
頂部へ面接触で当接し、第一支持具及び第二支持具に安
定して取り付けられる。また、第一支持具の回動する軸
まわりの軸心方向の一端側と他端側との間の範囲で第一
支持具と第二支持具とを連結するように連結アームを設
けたので、第一支持具の上記軸心方向の一端側と他端側
との間の範囲から部材が突出することなく第一支持具と
第二支持具とが同時に回動する。
【0007】
【実施例】本発明によるスペアタイヤ支持装置の一実施
例を図1〜3に基づいて説明する。なお、図1は、その
外観図、図2は、その正面図、図3は、その側面図であ
る。
【0008】これらの図に示すように、ボルト穴1aが
複数形成されたベース1の一端側、即ち、図中、上側に
は、ベース1の一端側と他端側とを結ぶ線と交差する方
向へ軸心を向けた軸2が設けられている。軸2の一端
側、即ち、図2中、左側には、フランジ部2aが設けら
れている。軸2の他端側、即ち、図2中、右側は、かし
められており、軸2は、ベース1から外れないようにな
っている。軸2は、一端側から他端側へ向けて凹型をな
す波状となるように頂部3bの平坦な突起部3aを2つ
形成した第一支持板3の一端側と他端側とを支持してい
る。第一支持板3は、ベース1に平行な平面のベース1
の一端側とベース1に垂直な平面のベース1の軸2側と
の間、即ち、図3中、上方と右方との間で回動可能とな
っており、上記以外の範囲には、ベース1の構造によ
り、回動しないようになっている。第一支持板3の突起
部3aの頂部3bには、おねじ部4aを突出するように
ボルト4がそれぞれ嵌合している。これらボルト4に
は、平板状の座金5がそれぞれ螺合しており、これらボ
ルト4を第一支持板3に固定している。
【0009】なお、軸2、第一支持板3、ボルト4、座
金5、などにより、本実施例では、第一支持具を構成し
ている。
【0010】ベース1の他端側、即ち、図中、下側に
は、軸2の軸心に沿った軸心の軸6が設けられている。
軸6の一端側、即ち、図2中、左側には、フランジ部6
aが設けられている。軸6の他端側、即ち、図2中、右
側は、かしめられており、軸6は、ベース1から外れな
いようになっている。軸2には、頂部7bの平坦な突起
部7aを形成した第二支持板7が軸支されている。第二
支持板7は、第一支持板3と同様な範囲、即ち、図3
中、上方と右方との間で回動可能となっており、上記以
外の範囲には、ベース1の構造により、回動しないよう
になっている。軸6の軸端と第二支持板7との間の軸6
には、円筒状のスリーブ8がそれぞれ嵌合しており、第
二支持板7が軸6の軸心に沿って移動しないようになっ
ている。第二支持板7の突起部7aの頂部7bには、お
ねじ部9aを突出するようにボルト9が嵌合している。
ボルト9には、平板状の座金10が螺合しており、ボル
ト9を第二支持板7に固定している。
【0011】なお、軸6、第二支持板7、スリーブ8、
ボルト9、座金10、などにより、本実施例では、第二
支持具を構成している。
【0012】第一支持板3の突起部3a同士の対向する
壁面の一方側、即ち、図2中、左側の突起部3aの右側
の壁面には、連結アーム11の一端側が回動可能に嵌合
している。第二支持板7の突起部7aの壁面には、突起
部7aを軸6の軸心に沿って貫通する連結アーム11の
他端側が回動可能に嵌合している。連結アーム11の中
央側は、第一支持板3の一方側、即ち、図2中、左側の
突起部3aの内側と、第二支持板7の一方側、即ち、図
2中、左側の壁面の近傍との間で軸2、6の軸心に交差
する方向を向いている。連結アーム11は、一端側及び
第二支持板7の図2中、左側の壁面の外側部分がそれぞ
れかしめられており、連結アーム11は、軸2、6の軸
心方向に沿って移動しないようになっている。
【0013】つまり、連結アーム11は、第一支持板3
の軸2の軸心方向の一端側と他端側との間、即ち、図2
中、左端側の壁面と右端側の壁面との間の範囲内で第一
支持板3と第二支持板7とを連結して、第一支持板3と
第二支持板7とを一体的に回動させるのである。これに
より、連結アーム11を動かすだけで第一支持板3と第
二支持板7とが同時に回動するだけでなく、連結アーム
11が第一支持板3の図2中、左右方向の幅から突出し
てないので、連結アーム11は、他の部材の障害になり
にくいのである。
【0014】また、ベース1には、凹状をなすアーム固
定具12が設けられており、連結アーム11がアーム固
定具12の溝に着脱可能となっている。
【0015】このようなスペアタイヤ支持装置は、以下
のように用いられている。ベース1のボルト穴1aにボ
ルトを差し込んで車両の所定の位置、例えば、バックド
アに固定する。第一支持板3及び第二支持板7をベース
1に対して立設するよう、即ち、図3中、右側へ向くよ
うに回動する。ボルト4、9のおねじ部4a、9aにス
ペアタイヤのホイールの穴部をそれぞれ嵌合して、スペ
アタイヤのホイールを座金5、10に当接し、おねじ部
4a、9aにナットをそれぞれ螺合して、スペアタイヤ
を固定する。
【0016】また、スペアタイヤを使用する場合には、
前記ナットを外してスペアタイヤを取り外した後、第一
支持板3及び第二支持板7がベース1に対して倒設する
よう、即ち、図3中、上方を向くように連結アーム11
を移動し、連結アーム11をアーム固定具12で固定す
る。
【0017】これにより、突状面などをベースに設ける
必要がなくなり、スペアタイヤ支持装置の大きさが非常
に小さくなるのである。また、第一支持板3の図2中、
左右方向の幅から連結アーム11が突出せず、連結アー
ム11が他の部材の障害になりにくくなるのである。さ
らに、スペアタイヤを取り外した場合に、第一支持板3
や第二支持板7とベース1との走行時の振動による衝突
音もなくなるのである。
【0018】なお、本実施例では、第一支持板3に2つ
の突起部2aを形成し、第二支持板7に1つの突起部7
aを形成したが、スペアタイヤの大きさや重さなどに応
じて、突起部を増やしても良い。本実施例では、突起部
2a、7aの頂部2b、7bにおねじ部4a、9aを突
出するようにボルト4、9を嵌合して、座金5、10で
固定したが、突起部の頂部におねじ軸を立設しても良
い。
【0019】
【発明の効果】前述したように、本発明によるスペアタ
イヤ支持装置では、第一支持具及び第二支持具の突起部
の頂部を平坦にすることにより、スペアタイヤを頂部へ
面接触で当接させて、第一支持具及び第二支持具に安定
して取り付けるので、突出した突状面などをベースにわ
ざわざ設ける必要がなくなり、スペアタイヤを取り外し
た際の突出部分が減少して、大きさが小さくなるだけで
なく、美観性や安全性が向上する。また、第一支持具の
一端側と他端側との間の範囲で第一支持具と第二支持具
とを連結するように連結アームを設けることにより、第
一支持具の一端側と他端側との間の範囲から部材を突出
させることなく第一支持具と第二支持具とを同時に回動
するので、連結アームが他の部材の障害になりにくいだ
けでなく、装置の大きさも小さくなる。
【0020】さらに、ベースにアーム固定具を設けて、
スペアタイヤ未装着時にアームをアーム固定具で固定す
れば、第一支持具や第二支持具が走行時の振動でベース
に衝突することがなくなり、衝突音が皆無となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるスペアタイヤ支持装置の一実施例
の外観図である。
【図2】その正面図である。
【図3】その側面図である。
【図4】従来のスペアタイヤ支持装置の正面図である。
【図5】図4のV−V線矢視断面図である。
【符号の説明】
1 ベース 2 軸 3 第一支持具 3a 突起部 3b 頂部 4 ボルト 4a おねじ部 6 軸 7 第二支持具 7a 突起部 7b 頂部 9 ボルト 9a おねじ部 11 連結アーム 12 アーム固定具
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭57−97777(JP,U) 実開 昭58−47575(JP,U) 実公 昭63−23265(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B62D 43/02

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベースに平行な平面と垂直な平面との間
    の範囲で回動自在となるように当該ベース上に設けられ
    且つ頂部の平坦な突起部を回動する軸まわりの軸心に沿
    って複数形成すると共に当該突起部におねじ部をそれぞ
    れ突出した第一支持具と、前記第一支持具と同じ軸まわ
    りおよび範囲で回動自在となるように前記ベース上に設
    けられ且つ頂部の平坦な突起部を形成すると共に当該突
    起部におねじ部を突設した第二支持具と、前記第一支持
    具の前記軸心方向の一端側と他端側との間の範囲で当該
    第一支持具と前記第二支持具とを前記ベースに対して同
    時に立設させると共に倒設させるように一体的に回動さ
    せる連結アームとを備えたことを特徴とするスペアタイ
    ヤ支持装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0556845U (ja) * 1992-01-14 1993-07-27 新日本製鐵株式会社 磁性板材の分離装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0556845U (ja) * 1992-01-14 1993-07-27 新日本製鐵株式会社 磁性板材の分離装置

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