JP3097318B2 - 制御弁 - Google Patents

制御弁

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JP3097318B2
JP3097318B2 JP04157725A JP15772592A JP3097318B2 JP 3097318 B2 JP3097318 B2 JP 3097318B2 JP 04157725 A JP04157725 A JP 04157725A JP 15772592 A JP15772592 A JP 15772592A JP 3097318 B2 JP3097318 B2 JP 3097318B2
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行夫 長岡
寛明 米久保
雅義 高光
文一 芝
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は給湯器等に使用する流量
を調節する制御弁に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種の制御弁には図4に示すよう
なものがあった。図4において、弁ボディ1の流入路2
と流出路3との間の弁口1aの中に一部が位置する弁体
4があって、この弁体4は弁軸5に固定されており、そ
して同様に固定されているピストン6とで流体圧力のバ
ランスをはかっている。弁体4はスプリング7を作用さ
せて流量を調節する。また弁体4にはフランジ部4aが
設けられており、弁口1aからの流体の噴流を衝突させ
て弁口1a内を通過するときに発生する力(流体力)を
補正する。フランジ4aの幅Wと弁口1aからの位置L
はそれぞれ最適値があり小さくすると効果がない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな構成では、圧力損失を小さくするために弁体4の仰
角θを適正にし、その状態で噴流を確実に衝突させて弁
体に作用する流体力を補正するためにはフランジ部4a
の寸法が大きくなる欠点があった。
【0004】本発明はかかる従来の問題点を解消するも
ので、その目的は小型の弁構成で流体力の影響を小さく
して安定した流量制御を行うことにある。
【0005】本発明の制御弁は、流体が通過する弁口
と、弁口と相対し流体を制御する弁体と、弁軸を中心と
して弁体の外形線のなす角を仰角とし、弁口と弁体との
閉止位置より上流側に位置する部分の弁体の仰角をθ
1、閉止位置より下流側に位置する部分の弁体の仰角を
θ2とするとき、θ1>θ2とし、弁体の下流側に前記
弁口を通過する噴流を受けるフランジ部を備えたもので
ある。
【0006】
【作用】以上の構成により、弁口を通過する流体を弁体
に沿って流れさせ、流体をフランジ部に衝突させて流体
力を補償する。
【0007】以下本発明の一実施例を図面を用いて説明
する。図1は本発明の制御弁であり、図4に示す従来例
と同一部品のものは同一符号を付し詳細な説明を省略し
ている。本発明は弁軸5を中心とし弁体4の外形線のな
す角を仰角とすると、仰角を流れに沿って変化させたも
のである。すなわち弁口1aと弁体4との閉止位置近傍
より上流側の仰角θ1は比較的大きく、下流側の仰角θ
2は上流側より小さい。フランジ部4aの幅Wは図4と
同一であるが、仰角θ2小さくなっているのでフランジ
部4aの外径寸法は小さくなっている。弁口1aでの流
体の流れはまず仰角θ1の部分を通過し、途中から仰角
θ2に沿って流れフランジ部4aに衝突し流体力を補償
する。
【0008】「次に動作について述べる。流量を増加さ
せるときには弁体4を図の上方向に移動させる。このと
き弁口1aの上部1a´は弁体4の大きな仰角θ1と相
対することになり弁開口面積は大きく保たれる。一方流
量を減少させるときには弁体4を図の下方向に移動させ
る。このとき弁口1aを通過した流体は弁体4の小さな
仰角θ2に沿って流れる。この仰角の変化は弁体4と弁
口1aが閉止位置の近傍に設定してあり、弁体4が開口
するときには仰角θ1で開く。弁口1aを通過する噴流
によって静圧が低下し、その圧力は弁体4を閉じる方向
に作用(流体力)する。そして弁口1a’を通過した噴
流は仰角θ2に沿って流れフランジ部4aに衝突して弁
体4を開く方向に作用し、前述の流体力を補償する。
角θ1とθ2との差が大きいと、仰角が変化する部分で
流れの剥離が起こって渦が発生する。この渦によって流
体力とフランジでの補償との力が不安定になるので仰角
の差θ1とθ2との差は30°以下程度が好ましい。
【0009】図2は本発明の他の実施例で、第一実施例
と同一部分には同一符号を付して詳細な説明を省略し、
異なる部分を中心に説明する。弁体4はその仰角θ1の
部分を弁体4bに、仰角θ2の部分を弁体4cに分けて
別部品で構成し、そしてこれらを一体としたものであ
る。また同じように図3は弁体4の一部を滑らかな曲線
にしたもので、このときの仰角は曲線の接線であらわさ
れる。これらは上記第一実施例と同等の作用効果を期待
できるものである。
【0010】
【発明の効果】以上のように本発明の制御弁は、流体が
通過する弁口と、前記弁口と相対し流体を制御する弁体
と、弁軸を中心として弁体の外形線のなす角を仰角と
し、弁口と弁体との閉止位置より上流側に位置する部分
の弁体の仰角をθ1、閉止位置より下流側に位置する部
分の弁体の仰角をθ2とするとき、θ1>θ2とし、弁
体の下流側に弁口を通過する噴流を受けるフランジ部を
備えたので、フランジ部が小さくても流体力を十分に補
正することができ、弁体の大きさばかりでなく、弁ボデ
ィの大きさも比例して小さくなり低価格で製造できる。
【0011】また弁体を2つの部品で形成することによ
り製造がさらに容易にできる。さらに弁体の一部を滑ら
かな曲線にすることにより流れの乱れが小さく調節の安
定性がよくできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における制御弁の断面図
【図2】本発明の第2の実施例における制御弁の断面図
【図3】本発明の第3の実施例における制御弁の断面図
【図4】従来の制御弁の断面図
【符号の説明】
1a 弁口 4 弁体 4a フランジ部5 弁軸
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 芝 文一 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 実開 昭59−92263(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16K 1/38

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流体が通過する弁口と、前記弁口と相対
    し流体を制御する弁体と、弁軸を中心として前記弁体の
    外形線のなす角を仰角とし、前記弁口と前記弁体との閉
    止位置より上流側に位置する部分の弁体の仰角をθ1、
    前記閉止位置より下流側に位置する部分の弁体の仰角を
    θ2とするとき、θ1>θ2とし、前記弁体の下流側に
    前記弁口を通過する噴流を受けるフランジ部を備えた制
    御弁。
  2. 【請求項2】弁体を仰角の異なる複数の部品で形成した
    請求項1記載の制御弁。
  3. 【請求項3】弁体外形を滑らかな曲線で構成した請求項
    1記載の制御弁。
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