JP3097174B2 - マルチメディアレコーダ - Google Patents

マルチメディアレコーダ

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JP3097174B2
JP3097174B2 JP03119853A JP11985391A JP3097174B2 JP 3097174 B2 JP3097174 B2 JP 3097174B2 JP 03119853 A JP03119853 A JP 03119853A JP 11985391 A JP11985391 A JP 11985391A JP 3097174 B2 JP3097174 B2 JP 3097174B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、異なる複数の種類のデ
ータ、具体的には、オーディオ(音声)データ、映像デ
ータ、シーケンサデータ(MIDIデータ)等のマルチ
メディアの記録再生を行なう、更には、それらのデータ
を統合して編集することができるマルチメディアレコー
ダに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、オーディオデータ、映像デー
タ、シーケンサデータを記録再生することが行なわれて
いるが、一般には、個別の専用機器(レコーダ)を相互
に接続して制御するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従って、これらの各デ
ータを同期して再生することは、かなり制御が複雑にな
り、各種データを一元的に記録再生、更には編集しよう
とすると大変高価なシステムとなってしまう問題点があ
った。
【0004】本発明は、このような実情に鑑みてなされ
たものであり、簡易な構成でありながら、オーディオ、
映像およびシーケンサ等の、データ転送量および転送レ
ートが異なる複数種のデータを一元的に記録再生するこ
とができ、更にはそれらデータを編集することができる
マルチメディアレコーダを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明では、データ転送
量および転送レートが異なる複数種のデータをそれぞれ
入出力する複数の入出力手段と、前記複数種のデータに
対応して設けられ、複数種のデータをそれぞれ個別に一
時記憶する複数のバッファ手段と、前記複数の入出力手
段を介して入力される複数種のデータを、予め定められ
た優先順位に従って、それぞれ対応するバッファ手段に
書き込む一方、各バッファ手段にそれぞれ書き込まれた
データを前記優先順位に従って読み出して外部記録手段
の各トラックに記録する記録手段と、前記外部記録手段
の各トラックから時分割に読み出した複数種のデータ
を、前記優先順位に従って対応するバッファ手段に書き
込む一方、各バッファ手段にそれぞれ書き込まれたデー
タを前記優先順位に従って読み出して前記複数の入出力
手段を介して再生出力する再生手段と、前記外部記録手
段の各トラックに記録された複数種のデータを、それぞ
れ個別にノンリニア編集する編集手段とを具備すること
を特徴とする。 本発明によれば、データ転送量および転
送レートが異なる複数種のデータを予め定められた優先
順位に従って、それぞれ対応するバッファ手段に書き込
みながら、各バッファ手段にそれぞれ書き込まれたデー
タを優先順位に従って読み出して外部記録手段の各トラ
ックに記録したり、外部記録手段の各トラックから時分
割に読み出した複数種のデータを、優先順位に従って対
応するバッファ手段に書き込みながら、各バッファ手段
にそれぞれ書き込まれたデータを優先順位に従って読み
出して再生する他、外部記録手段の各トラックに記録さ
れた複数種のデータを、それぞれ個別にノンリニア編集
するので、簡易な構成でありながら、オーディオ、映像
およびシーケンサ等の各データを統合した形で記録再生
することができ、更にはそれらデータを編集することが
可能になる。
【0006】
【0007】
【0008】
【0009】
【0010】
【0011】
【0012】
【実施例】以下この発明の一実施例を詳述する。 <全体構成>図1は、本実施例の全体構成を表してお
り、この実施例では、ステレオのオーディオデータ、シ
ーケンサデータ(MIDIデータ)、映像(画像)デー
タが統合して記録再生、更には、編集できる。
【0013】このうち、オーディオデータは、定期的に
(サンプリングタイミングにて)データ転送しなければ
ならず、シーケンサデータは、不定期に(シーケンサデ
ータの内容が変化した時点で)データ転送しなければな
らず、映像データは、定期的もしくは不定期に大量のデ
ータ転送を行なわなければならない。
【0014】本実施例では、このようなデータ転送量、
データ転送レートが夫々異なるデータの転送を扱うこと
ができる。
【0015】具体的には、1はCPUであり、本実施例
の全体動作を制御しており、ROM/RAM2に記録さ
れているプログラムに従って動作する。またROM/R
AM2の所定エリアを使用して後述するハードディスク
12のリードライトエリアを指定したり、編集したりす
る。
【0016】このCPU1の入出力端I/Oには、キー
ボード3、表示装置4が接続されている。このキーボー
ド3及び表示装置4を使用して、ユーザーは、各トラッ
ク(オーディオトラック、シーケンサトラック、映像ト
ラック)の動作状態を指定したり、各種編集状態を指定
したりできる。
【0017】CPU1は、リアルタイム動作時(データ
の記録再生時)においては、アドレスバス、データバス
の空き時間においてのみ後述する各構成要素の制御を行
なう。このバスの制御を行なうのがバスアービタ5であ
り、CPU1がバスを使用できるようになるまでウエイ
ト信号WAITが与えられる。
【0018】このバスアービタ5とDMAC(DMAコ
ントローラ)6、バッファ7、HDC(ハードディスク
コントローラ)8、オーディオI/O(入出力インタフ
ェース)9、MIDII/O(入出力インタフェース)
10、画像I/O(入出力インタフェース)11とが接
続されている。
【0019】DMAC6は、CH1〜CH4の4チャン
ネル構成であって、CH1がバッファ7内の音声バッフ
ァ(複数サンプリング分の音声情報が一時記録でき、リ
ングバッファ形式となっている)とオーディオI/O9
との間のDMA転送を実行する。CH2がバッファ7内
のMIDIバッファ(MIDI情報が複数イベント分一
時記録でき、リングバッファ形式となっている)とMI
DII/O10との間のDMA転送を実行する。CH3
がバッファ7内の画像バッファ(少なくとも1画面分の
画像情報が一時記録できる)と映像I/O11との間の
DMA転送を実行する。
【0020】そして、CH4がバッファ7内の各エリア
と、ハードディスク12の対応するエリアとのデータ転
送(DMA転送)を担当する。つまり、ハードディスク
12とバッファ7とのデータ転送は、データの再生時に
は、バッファ7の指定するエリアに適当な空きが有るか
により、記録時には、ハードディスク12に転送する適
当なデータブロックがバッファ7の指定するエリアに形
成されたかにより実行される。
【0021】ハードディスク12は、上記HDC8に接
続され、このHDC8の制御にしたがって、データのリ
ードライト動作がなされる。このHDC8は、一回(1
ブロック)のデータ転送がなされる都度CPU1によっ
てプログラミング制御される。
【0022】更に具体的に述べると、オーディオI/O
9は、外部とステレオオーディオ信号(アナログ信号)
のやり取りができるようになっており、その内部には、
D/A変換器、A/D変換器を含んでなり、外部からの
アナログ信号をデジタル信号に直して取込んだり、逆に
デジタル表現のステレオオーディオ信号をアナログ信号
に直して外部出力することができる。そして、このオー
ディオI/O9内部には、1サンプリング分のデータバ
ッファを含んでいる。そして、このオーディオI/O9
は、サンプリングクロックの発生(内部に含まれている
クロックジェネレータの出力によってもよく、別の外部
からのサンプリングクロックに同期して動作してもよ
い)にあわせて、DMAC6に対し、DMA転送要求R
EQ1を発生する。
【0023】DMAC6のCH1は、この到来する要求
信号REQ1についてのDMA転送を実行すべくバスア
ービタ5に対して、アドレスバス、データバスの明渡し
を要求し(BUSRQ信号の出力)、そのアクノーレッ
ジBUSAKの到来により、アドレスバス、データバス
を占有してDMA転送を行なう。つまり、DMAC6
は、オーディオデータをオーディオI/O9とバッファ
7内の音声バッファとの間で転送するようアクノーレッ
ジACK1をオーディオI/O9に対し送る。また、所
定のリード/ライト制御信号R/WもDMAC6は送出
する。
【0024】MIDII/O10は、外部とMIDI信
号(MIDIメッセージ)のやり取りができるようにな
っており、その内部には、MIDIアウトへのMIDI
メッセージのパラレルーシリアル変換やMIDIインか
らのMIDIメッセージのシリアルーパラレル変換を行
なう変換器を含むほか、MIDIメッセージの入出力タ
イミングを制御するタイマを含む。
【0025】このタイマによって、後述するように、再
生時には、パケットのインタバルデータに従って、前の
MIDI出力からのタイミングをはかって、パケットの
MIDIデータ部分を出力し、記録時には、MIDI入
力に対して、前のMIDIデータの入力された時点から
の時間間隔を表すインターバルデータを付けて入力デー
タをパケット化する。
【0026】そして、このMIDII/O10は、上記
タイマの機能によって、タイミングを取りながら、DM
AC6に対し、DMA転送要求REQ2を発生する。
【0027】DMAC6のCH2は、この到来する要求
信号REQ2についてのDMA転送を実行すべく上記同
様にバスアービタ5にたいして、アドレスバス、データ
バスの明渡しを要求し(BUSRQ信号の出力)、その
アクノーレッジBUSAKの到来により、アドレスバ
ス、データバスを占有してDMA転送を行なう。つま
り、DMAC6は、MIDIデータをMIDII/O1
0とバッファ7内のMIDIバッファとの間で転送する
ようアクノーレッジACK2をMIDII/O10に対
し送る。また、所定のリード/ライト制御信号R/Wも
DMAC6は送出する。
【0028】画像I/O11は、外部と映像信号のやり
取りができるようになっており、内部に1画面のフレー
ムバッファ(たとえばRGBデータのフレームバッフ
ァ)を持ち、再生時には、このフレームバッファは、秒
当り数回の周期でバッファ7の画像バッファの内容で書
換えられてゆく。また記録時では、この画像I/O11
の内部にあるデジタイザが定期的に(秒あたり数回)、
入力されている画像信号をデジタル化して、フレームバ
ッファを書換えてゆく。そして記録時においては、この
フレームバッファからバッファ7内の画像バッファへ順
次データ転送がなされる。
【0029】画像I/O11は、DMAC6に対し、D
MA転送要求REQ3を秒当り数回(厳密には、後述す
る通り数組)サンプリングの都度、発生し供給する。
【0030】DMAC6のCH3は、この要求信号RE
Q3についてのDMA転送を実行すべく上記同様に、バ
スアービタ5に対して、アドレスバス、データバスの明
渡しを要求し(BUSRQ信号の出力)、そのアクノー
レッジBUSAKの到来により、アドレスバス、データ
バスを占有してDMA転送を行なう。つまり、DMAC
6は、画像データを画像I/O11とバッファ7内の画
像バッファとの間で転送するようアクノーレッジACK
3を画像I/O11に対し送る。また、所定のリード/
ライト制御信号R/WもDMAC6は送出する。
【0031】HDC8は、CPU1のプログラミングに
従って、ハードディスク12とバッファ7の所望のエリ
アとの間のデータ転送をDMAC6に要求する。その要
求信号REQ4に応答して、DMAC6のCH4は、上
記同様にして、バスアービタ5に対して、アドレスバ
ス、データバスの明渡しを要求し(BUSRQ信号の出
力)、そのアクノーレッジBUSAKの到来により、ア
ドレスバス、データバスを占有してDMA転送を行な
う。つまり、DMAC6は、ハードディスク12とバッ
ファ7内の指定されるバッファとの間で転送するようア
クノーレッジACK4をHDC8に対し送る。また、所
定のリード/ライト制御信号R/WもDMAC6は送出
する。
【0032】ところで、DMAC6に対し、複数の要求
信号REQが同時に到来することが有りうる。この場
合、DMAC6は、REQ1>REQ2>REQ3>R
EQ4の優先順位に従ってDMA転送制御を実行する。
この優先順位は、DMA転送の実行の緊急性に基づいて
いる。
【0033】つまり、オーディオ信号のデータ転送は、
各サンプリング時に正しく行わないと再生音声が極めて
不自然になる。これに対し、MIDI信号のデータ転送
は、音声信号ほどデータ転送のタイミングは、シビアで
なく優先順位は下になっている。同様に、映像信号につ
いても画面の切替わりは、音声や自動演奏の変化タイミ
ングに比べてそれ程シビアに管理することはないと考え
て、これらより優先順位は下になっている。そして、C
H4については、ハードディスク12とバッファ7との
間のデータ転送を行なうものであり、バッファ7には、
時間的余裕を見込んであるので、ハードディスク12と
バッファ7との間のデータ転送中に他のDMA転送が要
求されて、それを先に割込みして実行したとしても特段
問題は生じない。
【0034】<ハードディスク12の記憶内容>図2に
ハードディスク12のデータフォーマットの一例が示し
てあり、大きく分けて3つのエリアに分割されている。
即ち、バッファ7内の音声バッファとデータのやり取り
を行なう音声トラックのエリアと、バッファ7内のMI
DIバッファとデータのやり取りを行なうMIDIトラ
ックのエリアと、バッファ7内の画像バッファとデータ
のやり取りを行なう画像トラックのエリアとである。
【0035】そして、音声データとしては、1つのトラ
ックに左(L)と右(R)のデータが交互に記憶されて
いて、その組がDMA転送及び後述する編集の基本単位
となる。そして、例えば16ビットで1サンプル表現と
なっていて、サンプリング周波数は、たとえば48KH
zとする。
【0036】MIDIデータとしては、上述したタイミ
ング制御の為のインターバルデータと0バイト以上のM
IDIデータ(MIDIメッセージ)からなる。このバ
イト長は、任意であり、その時々のMIDIデータの構
成により変化する。なおMIDIデータが0バイトであ
るときは、単に時間間隔があくことを意味する。この可
変長のデータがDMA転送の基本単位となる。
【0037】映像データとしては、カラー画像のとき
は、RGBの3組の画像データで1画面を形成するよう
になっている。そして、夫々の画面は、Nドット*Mド
ット(例えば、640ドット*400ドット)で形成さ
れる。そして、1秒当り数コマの変化を可能とする。こ
のRGBの3組の画像データが、DMA転送及び編集の
基本単位となる。
【0038】なお、ハードディスク12とバッファ7と
のデータ転送は、必ずしも上述した単位でなくてよく、
要は、ハードディスク12のデータ記憶再生順序と、バ
ッファ7の記憶再生順序とが対応しておればよい。問題
は、バッファ7と各I/O9〜11とのデータ転送の単
位が上述したように制御されることである。
【0039】<音声入出力動作>次に、本実施例の動作
のうち、オーディオI/O9とバッファ7あるいはハー
ドディスク12との関係についての動作を説明する。
【0040】図3は、この動作のタイムチャートを示し
ており、(a)がプレイモード、(b)がレコードモー
ドを示している。
【0041】まず、プレイモードにおいては、ハードデ
ィスク12の音声トラックエリアからリングバッファと
なっている音声バッファ(バッファ7の一部)に順次デ
ータ転送がなされデータの先読みが行なわれる。そし
て、この音声バッファからオーディオデータを読み出す
べく、毎サンプリングタイムで(厳密に言うと、図3
(a)にある通り、サンプリング周期(fs)より前
に)、オーディオI/O9は、DMA転送要求REQ1
をDMAC6に対し出力する。そして、DMAC6のC
H1によって、DMA転送が行なえるようになるとアク
ノーレッジACK1が返ってきて、実際のデータ転送が
バッファ7からオーディオI/O9に向けて行なわれ
る。
【0042】このときオーディオデータは、既に説明し
たように、ステレオデータとなっていて、2回要求信号
がオーディオI/O9からDMAC6に送られ、2回の
データ転送で1回のサンプリング動作に使用される左
(L)、右(R)データの転送がなされる。
【0043】そして、オーディオI/O9内のバッファ
に記憶されたオーディオデータは、サンプリングクロッ
ク(fs)に同期して、左(L)、右(R)のデータが
同時にデジタルアナログ変換されてステレオアウトとな
る。
【0044】このようにして、音声バッファに対し、ハ
ードディスク12から先読みされて蓄積されたオーディ
オデータは、順次読み出されサンプリングタイム毎にア
ナログ信号に変換されて出力される。そして、後述する
ように、DMAC6のCH4の働きによって、全てのデ
ータが読み出されて音声バッファが空になる前に、ハー
ドディスク12から次のブロックのオーディオデータが
データ転送される。従って、ハードディスク12のアク
セス速度はそれ程高くなくても、サンプリング時の音声
再生動作は高速で行なえることになる。
【0045】レコードモードにおいては、外部から供給
されるアナログステレオ信号をサンプリングクロック
(fs)に同期して、アナログデジタル変換してオーデ
ィオI/O9内のバッファに取込む。そして、左
(L)、右(R)のデータの為、2回のDMA転送要求
REQ1をDMAC6に送り、そのアクノーレッジAC
K1の到来に応じてオーディオI/O9からそのデータ
をバッファ7内の音声バッファにDMA転送する。
【0046】このようにして、バッファ7内の音声バッ
ファには、サンプリング毎に音声データが蓄積されてゆ
くが、音声バッファが満配になる前に、DMAC6のC
H4の働きによって、予め蓄積されたバッファ7内の音
声データは、ハードディスク12へブロック転送される
ことになる。このように、レコードモードにおいても、
ハードディスク12のアクセス速度はそれ程高くなくて
も、音声記録動作は、サンプリングタイムで高速に行な
える。
【0047】<MIDI入出力動作>図4は、MIDI
データによる自動演奏制御動作を示しており、(a)
は、プレイモード、(b)は、レコードモードを夫々示
している。
【0048】まずプレイモード時においては、ハードデ
ィスク12のMIDIトラックエリアからMIDIバッ
ファ7に複数回分のMIDIデータを転送しておく。こ
のデータ転送は、DMAC6のCH4による。
【0049】そして、1つのパケットにかかわるMID
Iデータのうちインターバルデータの転送をMIDII
/O10はDMAC6に対し要求する(REQ2の送
出)。そのアクノーレッジACK2の到来と共にMID
II/O10にそのデータがバッファ7内のMIDIバ
ッファから供給され、上述した内部タイマにおいて対応
する時間間隔を計測開始する。
【0050】その時間経過がMIDII/O10におい
て判断されると、再びMIDII/O10は、DMAC
6にDMA転送要求REQ2を送出する。そして、MI
DIメッセージがバッファ7内のMIDIバッファから
転送されてくると、MIDII/O10は、パラレルシ
リアル変換を行ない、シリアル信号として外部のMID
I機器にMIDI出力する。この動作を1つのパケット
に含まれるメッセージのバイト数分複数回繰返し行な
う。そして、それが終了すると次のインターバルデータ
のDMA転送を要求する。
【0051】このようにして、インターバルデータにて
指定される時間の経過毎に、MIDIデータが順次再生
されてゆく。そして、MIDIバッファの内容が次々と
使用されてゆくことになるが、完全に空になる前にDM
AC6のCH4によって、ハードディスク12から次の
MIDIデータのブロック転送がなされる。
【0052】レコードモードにおいては、外部からMI
DIデータがシリアル形式で到来する。MIDII/O
10においては、新たなMIDIデータの入力によって
前回のMIDIデータの入力からの時間経過を計測して
いたタイマの出力をインターバルデータとしてMIDI
I/O10からMIDIバッファに転送すべく転送要求
REQ2をDMAC6に送る。そして、そのアクノーレ
ッジACK2の到来と共にデータ転送をMIDII/O
10からバッファ7のMIDIバッファに対し実行す
る。
【0053】そして、MIDII/O10では、入力さ
れたMIDIデータを内部のシリアルパラレル変換器に
よって、パラレル信号にした後、DMA転送をMIDI
I/O10とバッファ7との間で実行する。このような
動作を今回のMIDI入力に係わるバイト数分だけ複数
回実行する。
【0054】このようなデータ転送を繰返してゆくと、
バッファ7内のMIDIバッファには、MIDIデータ
が蓄積されてゆくが、満配になる前に、DMAC6のC
H4によって、MIDIバッファからハードディスク1
2のMIDIトラックエリアにブロック転送されてゆ
く。
【0055】このような動作によって、MIDIデータ
についてもハードディスク12のアクセス速度は、それ
程高くなくてもリアルタイムの記録再生がバッファ7の
機能によって行なえる。
【0056】<映像入出力動作>次に、本実施例の動作
のうち、画像I/O11とバッファ7内の画像バッファ
との関係、更には、ハードディスク12との関係につい
て説明する。図5は、このような画像記録再生の際のタ
イムチャートを示しており、同図(a)がプレイモード
を示し、同図(b)がレコードモードを示している。
【0057】まずプレイモードにおいては、ハードディ
スク12の画像トラックエリアから画像データが予めバ
ッファ7内の画像バッファに転送記憶される。これは、
既に説明したように、DMAC6のCH4によってなさ
れる。
【0058】そして、画面の切替タイミング(1秒間に
nコマの画像表示を行なう(動画表示)とすると1/n
秒毎にそのタイミングとなる。)になると、画像I/O
11は、データ転送の要求REQ3をDMAC6に対し
与える。既に述べたごとく1画面は、RGBの複数ドッ
トのデータの集合からなっており、1画面のデータ転送
は、複数回のデータ転送を行なうことによって達成され
ることになる。従って、画像I/O11からDMAC6
に対するデータ転送要求REQ3は、図5(a)に示し
てあるようにデータ量に応じた回数分転送要求がなさ
れ、そのアクノーレッジACK3が返される都度バッフ
ァ7内の画像バッファから画像I/O11のフレームバ
ッファに対して画像データの転送がDMAC6のCH3
により実行される。そして、この画像I/O11のフレ
ームバッファに画面データが書込まれると新たな画面が
ビデオアウトされる。このような動作が1/n秒毎に行
なわれ画面が連続的に変化するようになり、動画表示が
なされる。
【0059】このように、ハードディスク12の画像ト
ラックエリアから順次先読みされてバッファ7内の画像
バッファに入力された画像データは、予め決められたタ
イミング毎に画像I/O11のフレームバッファに入力
記憶されることになり、ビデオアウトされる。
【0060】レコードモードにおいては、1/n秒毎に
転送されてくるビデオ信号をデジタイズして画像I/O
11内のフレームバッファに取込む。そして、これをバ
ッファ7内の映像バッファにDMA転送すべくDMAC
6に対し、データ転送量に応じた回数だけ要求信号RE
Q3を出力し、そのアクノーレッジACK3に応答し
て、DMAC6のCH3はデータ転送を繰返し実行す
る。そして、このようにバッファ7に対して1/n秒毎
にデータ転送されてくる画面データをDMAC6のCH
4は、画面バッファからハードディスク7の画像トラッ
クエリアに記憶してゆく。
【0061】このような動作を繰返すことによって、外
部のビデオ機器から送られてくるビデオ信号(動画)を
順次デジタイズしてバッファ7を介しハードディスク1
2に転送記録するようになる。
【0062】<DMAC6のCH4の動作>次にDMA
C6のCH4の動作を説明する。上述した通り、DMA
C6のCH1〜CH3の機能によって、オーディオI/
O9とバッファ7内の音声バッファとのデータ転送(D
MA転送)、MIDII/O10とバッファ7内のMI
DIバッファとのデータ転送(DMA転送)並びに、画
像I/O11とバッファ7内の画像バッファとのデータ
転送(DMA転送)が選択的に実行される(これは、ユ
ーザの指定によって、どのトラック(オーディオトラッ
ク、MIDIトラック、映像トラック)を動作するかが
決るので、全てのトラックをプレイ状態あるいはレコー
ド状態とする必要がないことは当然である。)。そし
て、このようなデータ転送の結果、プレイ時において
は、バッファ7に先読みされたデータが消費されてゆ
き、レコード時においては、バッファ7にどんどんデー
タが蓄積されてゆく。そこで前回転送したデータに続く
新たなデータをハードディスク12からバッファ7に転
送すること、あるいは逆にバッファ7からハードディス
ク12に前回転送したデータに続く新たなデータをデー
タ転送することをDMAC6のCH4が担当する。
【0063】図6は、このような動作状態のタイムチャ
ートを示しており、CPU1の制御に従って、一つのト
ラックのデータブロックの転送が終了すると、次のデー
タブロックの転送領域、その方向(ハードディスク12
からバッファ7の方向か、逆にバッファ7からハードデ
ィスク12の方向か)の選択やプログラムがDMAC
6、HDC8に対してなされる。そして、HDC8から
の転送要求REQ4に従って、DMC6のCH4が指定
されるトラックの指定されるエリアのデータ転送を行な
う。
【0064】図6では、ハードディスク12とバッファ
7とのデータ転送が、ハードディスク12と画像バッフ
ァ、ハードディスク12と音声バッファ、ハードディス
ク12とMIDIバッファの順に行なうようになってい
るが、一つのブロックについてのデータ転送の後DMA
C6のCH4でどのトラックの転送を行なうかは、その
時点の各バッファの状態に依存して決定される。つまり
プレイモードのときは当該バッファに充分先読みしてい
るか、レコードモードのときは、当該バッファに充分空
きエリアがあるかを判断して、もし、先読みしていたデ
ータが減ってきているバッファあるいは、データの空き
エリアがなくなってきたバッファについて、まずDMA
転送行なう。
【0065】<編集操作>図7は、本実施例による編集
操作の一例を示している。即ち、ハードディスク12に
は、各トラック毎にデータが記憶されているが、これを
所望の長さに分割して、イベント化する。この作業は、
ユーザのキーボード3等の操作に基づきCPU1が実行
する。その結果、例えば音声トラックについては、S1
〜S4にデータが分割され、画像トラックについては、
P1〜P5にデータが分割される。このハードディスク
12内の各イベントのアドレス範囲を指定するデータ
が、CPU1の機能によって、ROM/RAM2内の特
定エリアに記録される。このようにして、イベントテー
ブルが完成する。
【0066】ハードディスク12は、ランダムアクセス
が可能であるので、上述した各イベントを如何なる順序
でも読み出しできる。つまり、実際にハードディスク1
2の記憶データを書換えなくても、例えば図7(b)の
ように、例えば、音声トラックは、S1、S4、S2、
S2、S2の順番で再生し、それにあわせて、画像トラ
ックはP2、P3、P1、P3、P4、P3の順番で再
生することができる。このような順番は、キーボード3
等の操作によってCPU1に指示し、ROM/RAM2
の特定エリアを使用して、トラックスケジュールテーブ
ルを形成することによって実現する。
【0067】このようなトラックスケジュールテーブル
が完成すると、これらのトラックをプレイするときに、
このトラックスケジュールテーブルをCPU1が常に監
視し、DMAC6のCH4によるハードディスク12か
らバッファ7へのデータ転送する内容をコントロール
し、トラックスケジュールテーブルの順序に従ったエリ
アのデータ転送を行なわせる。
【0068】なお、MIDIトラックについても、他の
トラックと同様に編集操作できるが、編集操作によって
インターバルデータそのものを変更しなければならず、
ハードディスク12の記憶データを実際に書換えること
になる。
【0069】<変形例>以上、本発明の一実施例につい
て詳述したが、この発明は、これに限られるものではな
い。即ち、上記実施例では、オーディオ、MIDI、画
像の三つの種類のデータを統合して記録再生するように
したが、これらのうち、任意の少なくとも二つの種類の
データを統合して記録再生するようにしてもよく、ある
いは、これ以外の種類のデータ例えば、他の機能、作業
等のシーケンスを決定するシーケンサデータを合わせて
記録再生するようにしてもよい。
【0070】また、上記実施例においては、画像データ
を連続して記録再生することによって、動画表示を可能
としたが、静止画表示を行なうのであれば、各静止画に
関する画像データとインターバルデータ(画像データの
変化タイミングの時間間隔を示すもので、画像I/O1
1内のタイマで形成される。)とを組にして記録し、再
生時には、インタバルデータに従った時間経過を上記タ
イマで計測しながら各画像データの再生タイミングを決
定するようにする。これは、上述したMIDIデータの
再生技術と同様である。
【0071】更には、画像データとしては、圧縮/伸張
技術を用いて、データ圧縮/伸張処理をしながらハード
ディスク12に記録したり再生したりすると、より多く
の画面の画像データを記録再生可能となる。
【0072】
【発明の効果】本発明によれば、データ転送量および転
送レートが異なる複数種のデータを予め定められた優先
順位に従って、それぞれ対応するバッファ手段に書き込
みながら、各バッファ手段にそれぞれ書き込まれたデー
タを優先順位に従って読み出して外部記録手段の各トラ
ックに記録したり、外部記録手段の各トラックから時分
割に読み出した複数種のデータを、優先順位に従って対
応するバッファ手段に書き込みながら、各バッファ手段
にそれぞれ書き込まれたデータを優先順位に従って読み
出して再生する他、外部記録手段の各トラックに記録さ
れた複数種のデータを、それぞれ個別にノンリニア編集
するので、簡易な構成でありながら、オーディオ、映像
およびシーケンサ等の各データを統合した形で記録再生
することができ、更にはそれらデータを編集することが
できる。
【0073】
【0074】
【0075】
【0076】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例のマルチメディアレコーダの
全体構成を示す回路図である。
【図2】図1のハードディスク12のデータフォーマッ
トを示す図である。
【図3】オーディオデータの入出力動作を示すタイムチ
ャートである。
【図4】MIDIデータの入出力動作を示すタイムチャ
ートである。
【図5】映像データの入出力動作を示すタイムチャート
である。
【図6】ハードディスクとバッファとのデータ転送状態
を示すタイムチャートである。
【図7】本実施例により各トラックの編集を行なうとき
の動作状態図である。
【符号の説明】
1 CPU 2 ROM/RAM 3 キーボード 5 バスアービタ 6 DMAC(DMAコントローラ) 7 バッファ 8 HDC(ハードディスクコントローラ) 9 オーディオI/O(入出力インタフェース) 10 MIDII/O(入出力インタフェース) 11 画像I/O(入出力インタフェース)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データ転送量および転送レートが異なる
    複数種のデータをそれぞれ入出力する複数の入出力手段
    と、 前記複数種のデータに対応して設けられ、複数種のデー
    タをそれぞれ個別に一時記憶する複数のバッファ手段
    と、 前記複数の入出力手段を介して入力される複数種のデー
    タを、予め定められた優先順位に従って、それぞれ対応
    するバッファ手段に書き込む一方、各バッファ手段にそ
    れぞれ書き込まれたデータを前記優先順位に従って読み
    出して外部記録手段の各トラックに記録する記録手段
    と、 前記外部記録手段の各トラックから時分割に読み出した
    複数種のデータを、前記優先順位に従って対応するバッ
    ファ手段に書き込む一方、各バッファ手段にそれぞれ書
    き込まれたデータを前記優先順位に従って読み出して前
    記複数の入出力手段を介して再生出力する再生手段と、 前記外部記録手段の各トラックに記録された複数種のデ
    ータを、それぞれ個別にノンリニア編集する編集手段と
    を具備したことを特徴とするマルチメディアレコーダ。
  2. 【請求項2】 前記複数の入出力手段は、入出力される
    データのサンプリング周期あるいはデータ変化タイミン
    グのいずれかに同期して入出力動作することを特徴とす
    る請求項1記載のマルチメディアレコーダ。
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