JP3097098B2 - 穀粒排出装置 - Google Patents

穀粒排出装置

Info

Publication number
JP3097098B2
JP3097098B2 JP02132904A JP13290490A JP3097098B2 JP 3097098 B2 JP3097098 B2 JP 3097098B2 JP 02132904 A JP02132904 A JP 02132904A JP 13290490 A JP13290490 A JP 13290490A JP 3097098 B2 JP3097098 B2 JP 3097098B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
discharge
cylinder
grain
discharging device
grain discharging
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP02132904A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0427314A (ja
Inventor
登清 山下
喜則 渡辺
幹司 廣田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Iseki and Co Ltd
Original Assignee
Iseki and Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Iseki and Co Ltd filed Critical Iseki and Co Ltd
Priority to JP02132904A priority Critical patent/JP3097098B2/ja
Publication of JPH0427314A publication Critical patent/JPH0427314A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3097098B2 publication Critical patent/JP3097098B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Threshing Machine Elements (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、コンバイン等で収穫された穀粒を排出する
穀粒排出装置に関する。
〔従来技術〕
外観が一定の排出オーガにより穀粒を排出するものや
螺旋を伸縮するのみの穀粒排出装置がある。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、前記いずれの手段においても、穀粒の
搬出を効率良くできない場合がある。
本発明はかかる問題点を解消することを目的とし、次
のような技術的手段を講じた。
〔課題を解決するための手段〕
すなわち、上下および左右方向に位置変更自在に設け
た排出オーガ24を、軸芯方向において、固定側の排出筒
25aと排出口27の排出位置を変更可能な移動側の排出筒2
5bとで構成し、該移動側の排出筒25b内に送風するにあ
たり、前記固定側の排出筒25a内のスクリューコンベア2
6には送風しないように構成したことを特徴とする穀粒
排出装置とする。
〔発明の作用〕
排出オーガ24を上下および/または左右方向への移
動、移動側の排出筒25bを移動して排出口27の位置を作
業者の希望する所定の排出位置に設定する。穀粒は固定
側の排出筒25a内においてはスクリューコンベア26にて
搬送され、その後前記移動側の排出筒25bにおいては、
穀粒搬送方向上手側から下手側にかけて送風される風を
受けて搬送され排出口27から排出される。
〔発明の効果〕
排出オーガ24によって搬出される穀粒の移動を促進
し、穀粒排出作業を向上し得る。固定側の排出筒25a内
においてはスクリューコンベア26にて搬送され、移動側
の排出筒25b内においては風にて搬送されるので、排出
オーガ24全体の長さが長くなっても穀粒は確実に搬送さ
れていく。また、移動側の排出筒25b内へ送風される風
は、固定側の排出筒25a内のスクリューコンベア26には
当たらない構成であるので、風力が低下するのを防止で
き、穀粒の搬送能力が低下することがない。
〔実施例〕
以下本発明の1実施例を図面に基づいて説明する。1
は扱胴2を内装軸架せる扱室で、該扱室1には、少なく
とも、扱胴2の下半周部に沿って円弧状の受網3が張設
されている。この扱室内で脱穀された穀粒及び比較的小
さなわら屑類は受網3を漏下し、下方に架設された揺動
選別装置のグレンパン5上に落下して、その揺動作用に
より比重選別されながらグレンシーブ6に送られ、この
グレンシーブ6上において唐箕8からの送風作用を受け
ながらふるい選別され、1番物は1番受樋9に、2番物
は2番受樋10にそれぞれ落下収容されるようになってい
る。受網3を抜けきらない比較的大きなわら屑類は扱室
1の出口側に向けて送られ、排塵口4から下方のストッ
ローラック7上に落下し、このストローラック7にてふ
るい選別されるようになっている。
次に前記受網3について説明すると、この受網3は、
扱胴軸方向前後において入口側受網3aと出口側受網3bと
に分割されており、それぞれの網枠11,11の左右両側に
ローラ12が軸支されている。そして、これら受け網3a,3
bは、扱室1の側板に固着支持された円弧状のガイドレ
ール13に沿って摺動自在に支持されるとともに、受網振
動機構14によって独立的に強制振動が付与されるように
構成されている。
受網振動機構14は、横軸15周りに揺動自在に軸支され
た駆動アーム16,16が各受網3a,3bの網枠11,11のそれぞ
れに連結されると共に、駆動軸17周りに回転駆動される
偏心カム18が設けられ、この偏心カム18にリング部材19
が外嵌されて、このリング部材19と前記駆動アーム16と
にわたってロッド20が連結されている。そして、実施例
では、出口側受網3b側の偏心カム18の偏心半径R1を入口
側受網3a側の偏心カム18の偏心半径R2よりも大にして、
出口側受網3bの振幅(ストローク範囲)が大きくなるよ
う構成されている。
以上のような構造において、偏心カム18,18を駆動軸1
7によって回転駆動すると駆動アーム16が揺動されて、
入口側受網3aと出口側受網3bとが独立的に強制振動せら
れ、且つ、出口側受網3bが入口側受網3aよりも大きいス
トローク範囲で振動せられる。
なお、実施例における出口側の受網3bの目合(漏下
孔)Mは、入口側受網3aのそれよりも大に構成してい
る。
また、他の実施例として、受網3b側の振動速度を受網
3a側のそれよりも大に設定しても良く、更には、受網3a
と受網3bとを相反する方向に振動させると、振動のバラ
ンスが保持されて好都合である。
〔別実施例〕
第4図はコンバインを示し、機体前方の刈取部、後方
の脱穀部21、該脱穀部21からの穀粒を貯留するグレンタ
ンク22、グレンタンク22底部に設けられた横送りコンベ
アによって送られてきた穀粒を揚上搬送する揚上オーガ
23、該揚上オーガ23の上端に油圧シリンダー等によって
横軸芯周りに上下揺動自在並びに縦軸芯周りに左右旋回
揺動自在に連通接続した排出オーガ24を装備してコンバ
インを構成している。
排出オーガ24は、排出筒25内に内装されたスクリュー
コンベア26による送出力により穀粒を横送り搬出するも
のであるが、その先端側には、固定側の排出筒25aと移
動側の排出筒25bとが組み合わされてなり、排出口27を
もつ移動側の排出筒25bが固定側の排出筒25aに外嵌され
てオーバーラップ可能な状態とされ、そして、両排出筒
25a,25bの外周面同志がシリンダー28を介して連結さ
れ、もって、そのシリンダー28のロッド28aの進退移動
に伴って排出筒25bの伸縮が行われるようになってい
る。
そして、この伸縮する排出筒25b内に送られてきた穀
粒は、エアーポンプ29によりスクリューコンベア26のパ
イプ軸26a内を通して吹き付けられる風力によって搬送
排出するように構成されている。
穀物の搬出作業を行う場合は、排出オーガ24を所定の
搬出位置まで移動させ、例えば、トラック等の荷台上へ
排出オーガ24を位置させる。そして、所定の装置を駆動
することにより、グレンタンク22から揚送されてきた穀
粒は、排出筒25a内をスクリューコンベア26にて横送り
排出され、そして、その先端側の排出筒25b内に搬出さ
れてきた穀粒は、エアーポンプ29によりスクリューパイ
プ軸26a内の通路26bから噴出されるエアーにて空気搬送
されると共に、排出口27から排出される。
【図面の簡単な説明】
第1図は脱穀機の側断面図、第2図は扱室及び受網振動
機構を示す要部の正断面図、第3図は受網振動機構と受
網との連結構造を示す要部の平面図、第4図は穀粒排出
装置の伸縮を示すコンバインの背面図、第5図は穀粒排
出装置の断面図である。 24……排出オーガ、25a……固定側の排出筒、25b……移
動側の排出筒、26……スクリューコンベア、27……排出
口。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A01F 12/46

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上下および左右方向に位置変更自在に設け
    た排出オーガ24を、軸芯方向において、固定側の排出筒
    25aと排出口27の排出位置を変更可能な移動側の排出筒2
    5bとで構成し、該移動側の排出筒25b内に送風するにあ
    たり、前記固定側の排出筒25a内のスクリューコンベア2
    6には送風しないように構成したことを特徴とする穀粒
    排出装置。
JP02132904A 1990-05-22 1990-05-22 穀粒排出装置 Expired - Lifetime JP3097098B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP02132904A JP3097098B2 (ja) 1990-05-22 1990-05-22 穀粒排出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP02132904A JP3097098B2 (ja) 1990-05-22 1990-05-22 穀粒排出装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0427314A JPH0427314A (ja) 1992-01-30
JP3097098B2 true JP3097098B2 (ja) 2000-10-10

Family

ID=15092257

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP02132904A Expired - Lifetime JP3097098B2 (ja) 1990-05-22 1990-05-22 穀粒排出装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3097098B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0427314A (ja) 1992-01-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
USRE42969E1 (en) Portable trommel
CN202444821U (zh) 脱粒装置
JP3097098B2 (ja) 穀粒排出装置
CN1105487C (zh) 联合收割机的脱粒分选装置
JP2861293B2 (ja) 脱穀機の2番処理装置
JP4548454B2 (ja) コンバイン
JPS60153717A (ja) 脱穀揺動選別装置
JP2886038B2 (ja) 脱穀装置
JP4116417B2 (ja) コンバインなどの脱穀選別装置における選別部構造
JP2593064B2 (ja) 脱穀機の揺動選別装置
JPS5825798Y2 (ja) 脱穀選別装置
JPS6118668Y2 (ja)
JP4009768B2 (ja) コンバイン
JPS638189Y2 (ja)
JPS6325975Y2 (ja)
JPH0214356Y2 (ja)
JPH0214359Y2 (ja)
JP4544402B2 (ja) 脱穀装置
JPH0221896Y2 (ja)
JPS59106223A (ja) 脱穀機の側板補強構造
JPH0629941Y2 (ja) 脱穀装置
JPS6021955Y2 (ja) 脱穀機の選別装置
JPS6133889Y2 (ja)
JP3371863B2 (ja) 脱穀装置
JPH02174608A (ja) 脱穀機

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090811

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100811

Year of fee payment: 10

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100811

Year of fee payment: 10