JP3096578U - 波形トタン板用の釘抜き工具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本考案は波形トタン板の貼り直しにおい
て、従来、専門工具などは無く、波形トタン板の変形は
多々有り、それに起因して、雨漏れが発生していた。本
考案は、貼り直し時の施工性の向上、変形を防ぎ、雨漏
れの原因を取り除くため、波形トタン用の釘抜き工具を
提供するものである。 【解決手段】金属又は樹脂からなる、波形トタン板の底
部と頂部と同一寸法の丸棒１を、波形トタン板の底部と
底部の間隔と同じ幅に配した２本のレール状の丸棒１の
頂部に、金属又は樹脂からなる平板２を取り付け、波形
トタン板に接する面に磁石３を取り付ける。

Description

【考案の詳細な説明】 【０００１】 【考案の属する技術分野】 本考案は金属又は樹脂からなる、波形トタン板の貼り直し等に使用する、波形 トタン板用の釘抜き工具に関する。 【０００２】 【従来の技術】 別段、専用工具などは無く、金鎚の柄等を波形トタン板の底部に押し当て、そ れを梃子の台にして、釘抜きで波形トタン板用の釘を抜いていた。 【０００３】 【考案が解決しようとする課題】 その為、施工性も悪く、波形トタン板が変形し、雨漏れの原因となっていた。 【０００４】 【課題を解決するための手段】 本考案は、金属又は樹脂からなる、波形トタン板の底部と頂部と同一寸法の丸 棒を、波形トタン板の底部と底部の間隔と同じ幅に配した２本のレール状丸棒の 頂部に、金属又は樹脂からなる平板を取り付け、波形トタン板に接する面に磁石 を配し、平板の部分にて釘抜きを、梃子にして使用することを特徴とする波形ト タン板用の釘抜き工具という構成を具備することで、これにより上記課題を解決 するものである。 【０００５】 【考案の実施の形態】 図１に示すように、金属又は樹脂からなる、波形トタン板の底部と頂部と同一 寸法の丸棒１を、波形トタン板の底部と底部の間隔と同じ幅に配した２本のレー ル状丸棒１の頂部に、金属又は樹脂からなる平板２を取り付け、波形トタン板に 接する面に磁石３を配する。 【０００６】 図２に示すように波形トタン板４に磁石３の磁力により接着せしめ、釘５を 、釘抜き６にて引き抜く。この時。平板２に架かる荷重は波形トタン板の底部 と頂部と同一寸法の丸棒１を、波形トタン板の底部と底部の間隔と同じ幅に配 した２本のレール状の丸棒１を介して、木材７に加わる。この為、波形トタン 板の空洞部には何等、荷重が架からないので、波形トタンに変形が生じない。 又、磁石３により、壁の施工に際しても落下しない。 【０００７】 【考案の効果】 本考案に係る波形トタン板用の釘抜き工具は、波形トタン板の施工時において 、施工を誤った時の貼り直し等の場合に、施工性も向上し、波形トタン板の変形 を防ぎ、結果的には雨漏れをも防ぐ。

【図面の簡単な説明】 【図１】 本考案に係る、波形トタン板用の釘抜き工具
の正面図である。 【図２】 本考案の貼り直し作業の説明図である。 【符号の説明】 １ 丸棒 ２ 平板 ３ 磁石 ４ 波形トタン板 ５ 釘 ６ 釘抜き ７ 木材

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【手続補正書】 【提出日】平成１５年４月２４日（２００３．４．２
４） 【手続補正１】 【補正対象書類名】明細書 【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲 【補正方法】変更 【補正内容】 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項１】 金属又は樹脂からなる、波形トタン
板の波形形状の底部と頂部との距離と同一寸法の丸棒
を、波形形状の一つの頂部を挟んだ底部と底部の距離と
同一に、２本を並行に配し、２本のレール状の丸棒の頂
部に金属又は樹脂からなる平板を取付け、波形トタン板
の波形形状に接する面に磁石を配し、この平板の面にて
釘抜きを梃子にして使用することを特徴とする波形トタ
ン板用の釘抜き工具。

Claims (1)

1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項１】金属又は樹脂からなる、波形トタン板の底
   部と頂部と同一寸法の丸棒を、波形トタン板の底部と底
   部の間隔と同じ幅に配した２本のレール状丸棒の頂部
   に、金属又は樹脂からなる平板を取り付け、波形トタン
   板に接する面に磁石を配し、平板の部分にて、釘抜き
   を、梃子にして、使用することを特徴とする波形トタン
   板用の釘抜き工具。