JP3096495B2 - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
- Publication number
- JP3096495B2 JP3096495B2 JP03214567A JP21456791A JP3096495B2 JP 3096495 B2 JP3096495 B2 JP 3096495B2 JP 03214567 A JP03214567 A JP 03214567A JP 21456791 A JP21456791 A JP 21456791A JP 3096495 B2 JP3096495 B2 JP 3096495B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- toner
- electrostatic actuator
- developing device
- electrodes
- image forming
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Dry Development In Electrophotography (AREA)
Description
リ、プリンター等の画像形成装置に係り、詳しくは、潜
像担持体表面に現像剤やトナーを搬送して現像する現像
装置に関するものである。
おいては、現像装置内で撹拌された現像剤もしくはトナ
ーを、現像剤担持体である現像ローラ表面に担持し、現
像ローラを回転させることによって静電潜像担持体であ
る感光体の表面に対向する位置まで搬送して、感光体上
の潜像を現像している。現像終了後、感光体に転写しな
かった現像剤もしくはトナーは現像ローラ回転により現
像装置内に回収し、新たに現像剤もしくはトナーを撹拌
・帯電して再び現像ローラに担持して搬送していた。
よれば、現像ローラが回転することにより、現像ローラ
と現像側板間にトナーが侵入し、トナーが擦れてトナー
固着等の異常が起こり、画像に悪影響を及ぼしていた。
又、現像剤担持体表面が移動するように回転駆動するこ
とから、回転駆動機構が必要であり、そのスペース分確
保のための装置大型化、コスト上昇、消費電力増大、モ
ータのトルク増大等の不具合があり、且つ、現像剤担持
体の形状が通常上記現像ローラのように円筒形状に制約
されることが、装置内のレイアウト上の制約になってい
た。更に、現像ローラ上にトナーを供給した後、薄層化
ブレードでトナーを薄層化して、潜像担持体表面まで搬
送する場合には、薄層化ブレードと現像ローラとの接触
面が比較的狭くて圧力が高くなるので、薄層化ブレード
が摩耗して一定間隔で交換する必要があり、又、薄層化
ブレード上に摩擦熱によるトナー固着が起こっていスジ
状の汚れや画像抜け等の異常画像が発生したり、更に
は、薄層化ブレードの取付け精度を比較的高めないと、
薄層化出来ないトナーがあふれてトナー飛散を起こした
り画像の濃度むらが発生する等の不具合もあった。
を用いることによって現像ローラを回転させることな
く、トナーを搬送することで上記問題点を解決すると共
に、現像装置の構成を簡単にすることを可能とすること
を目的とする。
に、本発明は、潜像担持体上にトナーを供給して該潜像
担持体上の潜像を現像する現像装置を備えた画像形成装
置において、該現像装置のトナー搬送手段として、電圧
が印加される複数の電極を有し、帯電したトナーの電荷
と該複数の電極の電荷との相互作用により、トナーに対
して静電的に駆動力を発生させ、表面上で微小な飛翔を
繰り返えさせながらトナーを搬送する静電アクチュエー
タ部材を用い、該静電アクチュエータ部材上で微小な飛
翔を繰返しながら搬送されるトナーが、内面に衝突して
摺擦される程度の所定間隙をおいて該静電アクチュエー
タ部材に対向する、該現像装置のケーシング壁の該内面
を、トナーとの摩擦でトナーを所定極性に摩擦帯電し得
る材料で形成したことを特徴とするものである。
電アクチュエータ部材を用い、静電アクチュエータの複
数の電極に電圧を印加することにより、帯電したトナー
の電荷と静電アクチュエータの複数の電極の電荷との相
互作用により静電的に駆動力を発生させ、これにより、
静電アクチュエータ部材上で微小な飛翔を繰り返えさせ
ながらトナーを搬送する。そして、このトナー搬送中
に、該静電アクチュエータ部材上で搬送されるトナーが
摺擦される程度の所定間隙をおいて該静電アクチュエー
タ部材に対向する、該現像装置のケーシング壁の該静電
アクチュエータ側の面で、該静電アクチュエータ部材上
のトナーを所定極性に摩擦帯電させるものである。
実施例にかかる画像形成装置全体の概略構成を示す図1
に基づいて、全体の概略の構成及び動作を説明する。潜
像担持体の一構成例である感光体ドラム1(例えば有機
感光体;OPC)は時計方向に回転駆動する。コンタク
トガラス2上に原稿を載置し、図示されていないプリン
トスイッチを押すと、原稿照明光源3とミラー4よりな
る走査光学系5とミラー6、7よりなる走査光学系8と
が移動し、原稿の読み取り走査が行われる。そして、走
査された画像がレンズ9の後方に設けた画像読み取り素
子10に、画像信号として読み込まれる。読み込まれた
画像信号はデジタル化され画像処理される。そして、画
像処理された信号でレーザーダイオード(LD)を駆動
する。該LDからのレーザー光はポリゴンミラー13で
反射された後、ミラー14を介して感光体ドラム1上に
照射される。これにより、レーザー光による光書き込み
が感光体ドラム1上に行われて、既に一様に帯電チャー
ジャー15により帯電された感光体ドラム表面に静電潜
像が形成される。この静電潜像は、現像装置16によっ
て可視像化され、この可視像は、給紙部17から送られ
た転写紙に転写チャージャー18のコロナ放電により転
写される。そして、可視像が転写された転写紙は分離チ
ャージャー19により感光体ベルト1の表面より分離さ
れた後、搬送ベルト21によって搬送され、定着ローラ
対22の圧接部を通って、可視像が定着され、機外へと
排出される。一方、転写後において感光体表面に残留し
ているトナーはクリーニング装置23により除去され
る。
において、現像装置16はトナー搬送手段である現像ロ
ーラ161と、該現像ローラ161の表面に当接回転し
てトナーを摩擦帯電させる帯電ローラ162と、トナー
ホッパ内のトナーを帯電ローラ162付近まで搬送する
ためのアジテータ163とを備えている。現像ローラ1
61は回転不能に支持された基体ローラ161a上に、
絶縁体からなる固定子165とこれに埋め込まれた複数
の電極164とからなる静電アクチュエータ部材を有し
ている。この複数の電極(以下、駆動電極という)16
4は、それぞれ基体ローラ161の軸方向に細長い帯状
をしており、隣合う電極同士が、互いに異なる第1〜第
3の電極端子164a,164b,164cのいずれか
に接続されて、3つの駆動電極群を形成している。この
駆動電極164の現像ローラ161周方向におけるピッ
チは、例えば、10乃至20μm程度に設定して、直径
が10μm程度のトナー粒子が1つの駆動電極164上
に一列に付着するようにしても良いし(図3参照)、こ
れよりも、同周方向の幅及びピッチを大きく設定して1
つの駆動電極上にトナー粒子が複数列になって付着する
ようにしても良い。そして、これらの電極端子164
a,164b,164cに後述するように電圧を印加す
ることにより、トナーの電荷と固定子の電荷の相互作用
で駆動力を発生させてトナーを搬送する。
62によって例えば正極性(+)に摩擦帯電される黒ト
ナーが収容されている。このトナーとしては、所定極性
に摩擦帯電しえるように例えばトナー樹脂中に帯電制御
剤が添加され、且つ、摩擦帯電電荷を保持しえる程度の
抵抗を有する従来周知の一成分系トナーを用いることが
出来る。そして、トナーエンド検知はアジテータ163
の回転トルクを検出し、該回転トルクが所定以下に低下
したことによりトナーが現像装置16内に無くなりトナ
ーエンドになったと見なすことにより行い、トナーエン
ドを検知したときは図示していない例えば操作部のトナ
ーエンド表示を点灯させてユーザーにトナーエンドを知
らせる。
により、例えば、該静電アクチュエータ部材上を右方向
にトナーを搬送する動作原理について説明する。図3
(a)のように、いずれの電極端子164a,164
b,164cにも電圧をかけていない状態では、駆動電
極164には電荷は存在しない。一方、トナーは帯電ロ
ーラ162によって摩擦帯電し、+の帯電を起こしてい
るが、固定子側には電荷がないので駆動電極164によ
っては何ら支配されず、トナーの搬送は行われない状態
である。このとき、トナーは現像ローラ161周辺に浮
遊もしくは何らかの力によって固定子上に付着してい
る。この状態から、図3(b)に示すように、第1電極
端子164aに正電圧、第2電極端子164bに負電
圧、第3電極端子164cに0Vを印加する。すると、
トナーは、その帯電極性と逆の極性の電圧が印加されて
いる駆動電極に引きつけられる。つまり、−Vが印加さ
れている駆動電極164上の現像ローラ表面に+トナー
が付着する。このとき、トナーと同極性である+Vの電
圧が印加されている駆動電極164及び印加電圧をかけ
ない駆動電極164上にはトナーが引き付けられること
はない。次に、各印加電圧を図3(c)のように、付着
しているトナーの下方にある第2駆動電極群にトナーと
同極性である+Vを、該第2駆動電極のトナー搬送方向
(この例では右側)隣りである第3電極群にトナーと逆
極性である−Vを、そして、該第2駆動電極のトナー搬
送方向とは逆隣りである第1駆動電極群にトナーと同極
性である+Vを印加するように切り替える。これによ
り、トナーの電荷とその直下の駆動電極の電荷とが同極
性となるために、反発力が発生してトナーに対し浮上力
が発生し、トナー搬送方向の第3の駆動電極群は0から
−Vと変化してトナーと同極性になっているので、該第
3駆動電極群の電荷はその左上のトナーを吸引し、又、
トナー搬送方向と逆の第1駆動電極群の電荷はトナーと
同極性になっているので、その右上のトナーを反発し
て、トナーには右方向の駆動力が発生する。浮上力によ
りトナーと現像ローラ表面との摩擦が減少し、電荷によ
る駆動力によりトナーは駆動電極1ピッチ程度移動す
る。次に、このトナーの反発と駆動を行うパターンの電
圧(図3(c)、図3(d))を、1つずらす為に、図
3(e)及び(f)のように各印加電圧を切り替える。
以降、同様にして、駆動電極を1つずつずらしながら印
加することにより、トナーを続けて動かす。ここで、以
上の図3(b)から図3(f)まで、及び、その後にお
ける、各駆動電極群への印加電圧の切り替えについて整
理すると、表1のようになる。同表中のステップに図
3(b)が、ステップに図3(c)及び(d)が、ス
テップに図3(e)及び(f)が対応する。ステップ
は、第1〜第3駆動電極群のそれぞれに+V、−V、
+Vが印加され、トナーの反発と駆動を行うパターンの
電圧がステップからトナー搬送方向である右側に1つ
ずれたものである。以降、ステップ〜を繰り返すこ
とによって、トナーの反発と駆動を行うパターンの電圧
を、1つずつずらしていく。
動電極群への印加電圧を正にし、且つ、第1の駆動電極
群を負にすれば逆方向に駆動できる。
トナーはアジテータ163によって帯電ローラ162に
搬送され、帯電ローラ162で所定の極性の帯電された
後、現像ローラ161表面に搬送される。現像ローラ1
61上のトナーは静電アクチュエータにより搬送され、
感光体ドラム1との対向部に至り、感光体ドラム1上の
静電潜像に付着してこれを顕像化する。感光体ドラム1
に付着しなかったトナーは再び現像装置内に戻り、帯電
ローラ162によって現像ローラ162上から除去され
る。
とも表面材質として、トナーを所定極性に帯電し得るよ
うに、図6で示すような摩擦帯電系列上で、トナーの例
えば帯電制御剤として用いられている材料よりも−側に
位置する材質を用いている。例えば、この例のように+
に帯電させるトナーの帯電制御剤として、ステアリン酸
亜鉛を用いる場合には、帯電ローラの表面材質として例
えばテフロン系のものを用いる。このような帯電ローラ
162で上記搬送原理で静電アクチュエータ部材による
トナー搬送が可能な程度にトナーを摩擦帯電させれば、
感光体表面との対向部である現像領域までトナーを搬送
することが出来るが、帯電ローラ162のみでは良好な
現像を行なうのに充分なトナー帯電量を得ることが出来
ない恐れもある。即ち、感光体上の静電潜像の電位等に
よって形成される現像電界によって、現像ローラ161
表面上から感光体表面にトナーを移転させる静電気力は
トナーの帯電量に比例し、これが所望の現像特性を得る
のに不十分な場合には現像濃度の不足等が発生する。そ
こで、本実施例においては、現像領域の上流側の現像ロ
ーラ161を覆う現像装置のケーシング領域Aを、上記
のトナー搬送原理によって現像ローラ161表面からの
微小な飛翔を繰返しながら搬送されているトナーが、そ
の内面に衝突し得る程度の所定間隙をおいて対向するよ
うに形成し、且つ、該ケーシング領域Aの少なくとも内
面を、トナーを所定極性に摩擦帯電し得る材料で形成す
る。この所定間隙としては、0.3mm乃至2.0mmの範
囲内に設定することが好ましい。これは、図5に示すよ
うに、0.3mm未満では、現像ローラ161表面からト
ナーが浮上しにくく搬送不良が発生し、又、機械的な間
隙管理が困難になり、一方、2.0mmよりも大きいと、
トナーの単位質量当たりの摩擦帯電量(Q/M)が現像
上不十分になる為である。そして、この所定間隙をおい
て現像ローラ161表面に対向している領域の範囲θは
大きいほどこのましく、図示の例では約140°に設定
している。
チュエータの原理を用いてトナーを現像ローラ161を
廻す事なく搬送するので、現像ローラ161を回転させ
る場合のような擦れる部分がなく、このような擦れる部
分でトナーにストレスが掛かってトナー固着をおこすよ
うなことも無い。また、現像ローラ161が回転しない
ので、渦電流の発生によるトルクの増大がなく、また熱
の発生が抑えられるので現像装置内のトナーが溶解する
こともない。
61の現像領域よりも上流側の表面を覆う現像ケーシン
グ領域Aの内面をトナーを所定極性に摩擦帯電させる材
質で構成しているので、トナーを充分に摩擦帯電させて
現像濃度の低下等を防止することが出来る。更に、現像
装置のケーシング領域Aの内面のみでトナーを充分に摩
擦帯電し得る場合には帯電ローラ161を省略して、コ
ストダウンや現像装置の小型化を図ることもできる。
例えば正極性に帯電される1種類のトナーを収容して現
像を行っているが、これに代え、互いに帯電極性が異な
る2種類のトナーを収容し、同様に静電アクチュエータ
部材を用いてこれらのトナーを搬送して現像を行うこと
も出来る。この場合には、2種類のトナーに対応する静
電潜像を形成したのち、同時に現像を行うことも可能で
ある。このとき極性の違うトナーは互いに同色でもかま
わないが、互いに異色であれば、同時に2色の現像を行
うことが可能となる。
ケーシング領域Aの内面材質として、2種類のトナーを
互いに逆極性に摩擦帯電し得る材質を選定する。例え
ば、−に摩擦帯電させるトナーの帯電制御剤としてSi
O2を用い、+に摩擦帯電させるトナーの帯電制御剤と
して酸化アルミニュウム(Al2O3)を用いるときは、
図6に示すように、例えば、帯電系列上でこれらの帯電
制御剤の間に位置するテフロン樹脂等で、帯電ローラ1
62の表面及びケーシング領域Aの少なくとも内面を形
成する。
る2種類のトナーを現像装置内に収容した場合の静電ア
クチュエータ部材によるトナーの搬送について説明す
る。図4は、該静電アクチュエータ部材上でトナーを、
例えば右方向に搬送する場合の動作原理を説明する為の
ものである。図4(a)のように、いずれの電極端子1
64a,164b,164cにも電圧をかけていない状
態では、駆動電極164には電荷は存在しない。一方、
トナーは帯電ローラ162によって摩擦帯電し、+もし
くは−の帯電を起こしているが、固定子側には電荷がな
いので駆動電極164によっては何ら支配されず、トナ
ーの搬送は行われない状態である。このとき、トナーは
現像ローラ161周辺に浮遊もしくは何らかの力によっ
て固定子上に付着している。この状態から、図4(b)
に示すように、第1電極端子164aに正電圧、第2電
極端子164bに負電圧、第3電極端子164cに0V
を印加する。すると、トナーは、その帯電極性と逆の極
性の電圧が印加されている駆動電極に引きつけられる。
つまり、駆動電極が+Vであれば−トナーが、反対に駆
動電極が−Vであれば+トナーがそれぞれの駆動電極上
の現像ローラ表面に付着する。このとき、印加電圧をか
けない駆動電極上にはトナーが引き付けられることはな
い。次に、各印加電圧を図4(c)のように切り替える
(第1〜第3電極それぞれに−V、+V、−V)と、ト
ナーの電荷とその直下の駆動電極の電荷とが同極性とな
るために、反発力が発生してトナーに対し浮上力が発生
する。また、第3の駆動電極群(0から−Vと変化させ
た)の電荷はその右上のトナーとは反発し、左上トナー
とは吸引するため、トナーの移動は右方向の駆動力が発
生する。浮上力によりトナーと現像ローラ表面との摩擦
が減少し、電荷による駆動力によりトナーは駆動電極1
ピッチ程度移動する。次に、このトナーの反発と駆動を
行うパターンの電圧(図4(c)、図4(d))を、1
つずらす為に、図4(e)及び(f)のように各印加電
圧を切り替える。以降、同様にして、駆動電極を1つず
つずらしながら印加することにより、トナーを続けて動
かす。ここで、以上の図4(b)から図4(f)まで、
及び、その後における、各駆動電極群への印加電圧の切
り替えについて整理すると、表2のようになる。同表中
のステップに図4(b)が、ステップに図4(c)
及び(d)が、ステップに図4(e)及び(f)が対
応する。ステップは、第1〜第3駆動電極群のそれぞ
れに+V、−V、−Vが印加され、トナーの反発と駆動
を行うパターンの電圧がステップからトナー搬送方向
である右側に1つずれたものである。以降、ステップ
〜を繰り返すことによって、トナーの反発と駆動を行
うパターンの電圧を、1つずつずらしていく。
動電極群への印加電圧を正にすれば逆方向に駆動でき
る。
手段として静電アクチュエータ部材を用い、これによ
り、現像剤担持体を回転させる事なく静電潜像担持体に
トナーを供給するので、現像装置内でのトナー固着はな
くなり、トルクの低減も図ることができ、又、従来の現
像剤担持体のように現像剤担持体と現像側板間にトナー
が侵入し、トナーが擦れてトナー固着等の異常が起こる
こともない。又、静電アクチュエータ部材上でのトナー
搬送中に、該静電アクチュエータ部材に対向する、該現
像装置のケーシング壁の該静電アクチュエータ側の面
で、該静電アクチュエータ部材上のトナーを所定極性に
摩擦帯電させるので、充分な現像濃度を得ることが出来
る。特に、現像装置内に互いに異なる帯電極性の2種類
のトナー収容して用いれば、1つの現像装置で2種類の
現像を行うことが可能となり現像装置の画像形成装置本
体に占める領域を小さくすることが可能となる。
成図。
図。
送動作原理の説明図。
の関係を説明する為のグラフ。
像装置 161 現像ローラ , 162 帯
電ローラ 163 アジテーター , 164 駆
動電極 165 固定子 , A ケ
ーシング領域
Claims (3)
- 【請求項1】潜像担持体上にトナーを供給して該潜像担
持体上の潜像を現像する現像装置を備えた画像形成装置
において、 該現像装置のトナー搬送手段として、電圧が印加される
複数の電極を有し、帯電したトナーの電荷と該複数の電
極の電荷との相互作用により、トナーに対して静電的に
駆動力を発生させ、表面上で微小な飛翔を繰り返えさせ
ながらトナーを搬送する静電アクチュエータ部材を用
い、 該静電アクチュエータ部材上で微小な飛翔を繰返しなが
ら搬送されるトナーが、内面に衝突して摺擦される程度
の所定間隙をおいて該静電アクチュエータ部材に対向す
る、該現像装置のケーシング壁の該内面を、トナーとの
摩擦でトナーを所定極性に摩擦帯電し得る材料で形成し
たことを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項2】上記現像装置内に互いに帯電極性が異なる
2種類のトナーを混在させて収容し、上記ケーシング壁
の上記静電アクチュエータ側の面を、2種類のトナーを
互い異なる極性に摩擦帯電し得る材料で形成したことを
特徴とする請求項1の画像形成装置。 - 【請求項3】上記静電アクチュエータ部材として、隣合
う3つの電極同士が順次互いに異なる第1乃至第3の電
極端子に接続されてなる第1乃至3の駆動電極群が搬送
方向に並べて配置された静電アクチュエータ部材を用
い、 該第1乃至第3の電極端子に、一つはトナーと逆極性で
他の2つはトナーと同極性なるパターンの電圧を、該逆
極性になる電極が第1乃至第3の電極で1つずつずれる
ように切り替えながら印加する ことを特徴とする請求項
1又は2の画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03214567A JP3096495B2 (ja) | 1991-07-31 | 1991-07-31 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03214567A JP3096495B2 (ja) | 1991-07-31 | 1991-07-31 | 画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0535075A JPH0535075A (ja) | 1993-02-12 |
JP3096495B2 true JP3096495B2 (ja) | 2000-10-10 |
Family
ID=16657861
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP03214567A Expired - Lifetime JP3096495B2 (ja) | 1991-07-31 | 1991-07-31 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3096495B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6934496B2 (en) * | 2001-06-28 | 2005-08-23 | Sharp Kabushiki Kaisha | Developing device conveying toner using a traveling-wave electric field and image forming apparatus using same |
-
1991
- 1991-07-31 JP JP03214567A patent/JP3096495B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0535075A (ja) | 1993-02-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2002207403A (ja) | クリーニング装置、それを備える電子写真装置、およびそのクリーニング方法 | |
US7099611B2 (en) | Method and apparatus for image forming capable of reducing mechanical stresses to developers during transportation for development | |
JP3177861B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP3177853B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP3096495B2 (ja) | 画像形成装置 | |
CN1179251C (zh) | 减少采用静电复印显影系统的图象形成设备反转印的装置和方法 | |
JP3169029B2 (ja) | 現像装置 | |
JP3034083B2 (ja) | 画像形成装置 | |
CN1058792C (zh) | 成象装置 | |
JP3021105B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JPH112946A (ja) | 画像形成装置 | |
JP3162191B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP3090989B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP3021106B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP3169028B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JPH10333523A (ja) | 画像形成装置 | |
JP3530697B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JPH10207186A (ja) | 画像形成装置 | |
JP3782638B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP3243569B2 (ja) | 現像装置 | |
JP3144889B2 (ja) | クリーニング装置 | |
JPH06337618A (ja) | トナー搬送装置及び画像形成装置 | |
JP2003066722A (ja) | 画像形成装置 | |
JPH0667529A (ja) | 画像形成装置 | |
JPS625270A (ja) | カラ−画像形成装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20000724 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080804 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080804 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090804 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090804 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100804 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100804 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110804 Year of fee payment: 11 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |