JP3096114U - 電動リール用バッテリーパック - Google Patents

電動リール用バッテリーパック

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JP3096114U
JP3096114U JP2003000935U JP2003000935U JP3096114U JP 3096114 U JP3096114 U JP 3096114U JP 2003000935 U JP2003000935 U JP 2003000935U JP 2003000935 U JP2003000935 U JP 2003000935U JP 3096114 U JP3096114 U JP 3096114U
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JP
Japan
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resin case
battery pack
battery
power source
metal terminal
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Application number
JP2003000935U
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English (en)
Inventor
知昌 青木
重彦 藤田
哲記 浅岡
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Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 従来の電動リール用バッテリーパックに対し
て、異常時における安全性に優れ、かつ製造上の組立性
を向上すること。 【解決手段】 ケース1の分割口にゴムパッキング11
を隙間1bを設けて配置し、異常時におけるガス発生
時、ガスを排気させて、不安全を防止できる。又、接続
端子をケース1の突起部をつぶし接続する事によりゴム
パッキング等無しで水密性を確保し、さらに、可動性の
リブ13にて二次電池を保持する構造とし、製造上の組
立性を向上できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は電動リール用バッテリーパックに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、電動リール用の残量表示機能を有するバッテリーパックは、中空上の樹 脂等のケースの内部にバッテリーを収納し、外部と電気的に接続可能な金属端子 、残量表示部、リセットスイッチ等から構成されている。残量表示部はLEDや 電圧メーターによる表示部と残量を確認する際のスイッチから構成されている。 前記スイッチをONにした時、バッテリーと直列に接続された抵抗素子に電流が 流れその時のバッテリーの電圧で残量を判定する。金属端子と樹脂ケースの接合 部は、ゴムパッキング等のシール材を介し、水密性を確保している。
【0003】 又、上記樹脂ケースは2つに分割され、バッテリーを収納する構成となってお り分割口全周にパッキングを介在させた状態でねじ締めし、水密を保持している 。そして、クッションをバッテリーと樹脂ケース間に介在させバッテリーのガタ つきを吸収し、保持している。
【0004】
【特許文献1】 実開平7−7443号公報
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
上記した従来の残量表示付バッテリーパックにおいては、樹脂ケース分割部全 周にパッキングを配置させている為、異常時バッテリーからガスが発生した場合 、ガスがたまりバッテリーパックが変形する危険性があった。又、金属端子と樹 脂ケースとの結合部にはゴム製のパッキングが使用されており、経時変化による ゴムの劣化で端子部の水密性が保てない可能性があった。そして、残量を確認す る際のスイッチを長時間ONにするか、又は何らかの理由で長時間ON状態が継 続するとバッテリーと接続されている抵抗が発熱し不安全な状態になる可能性も あった。更に、バッテリーを樹脂ケースに収納する場合のがたつき防止として複 数のクッションを介在させる必要があり、製造上組立て性が悪いという課題があ った。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記課題を解決する為に、電源となる二次電池と、樹脂ケースと、 外部と電気的に接続可能な接続部と、残量表示部と、過電流と温度保護の為の安 全部品と、電源と接続部に配した抵抗と、樹脂ケース分割部に介在させた紐状パ ッキングから構成される。
【0007】 前記バッテリーを収納する樹脂ケースはタテ方向に分割され、分割口口縁部は 一方が凹形状、他方は凸形状を有し、紐状パッキングを前記樹脂ケース凹形状の 溝に始点と終点を対向させ、ある程度の隙間を設け前記隙間の位置する凹溝部の 外側近傍に、インロー形状等の壁を有するように配置する事により、異常時バッ テリーからガスが発生しても前記紐状パッキングの隙間部からガスが排気されバ ッテリーパックの変形が無く高い水密性も確保できる。又、樹脂ケースと金属端 子の接合部において、樹脂ケースの金属端子のストッパー部が取付け方向で接触 する面に突起部を形成し、金属端子を接合する際に突起部を押しつぶす事により 水密性を確保している為、従来のゴムパッキングによる水密性の確保に比べ、経 時変化による劣化が無く経時変化に伴う水密性の低下が起こりにくい。さらに前 記金属端子はばね座金を介しナットで固定されているため、樹脂ケースと金属端 子の接触部に隙間が生じてもバネ座金により吸収され水密性の確保が保てる。そ して安全部品と抵抗を一体化することにより、スイッチON状態の継続により抵 抗の発熱現象が生じた際、安全部品が作動し回路が遮断され不安全状態とならな い。更に樹脂ケースのバッテリー収納部において、バッテリーの周囲のリブに一 部可動性の干渉部を設け、干渉部が撓む事によりバッテリーを保持する構成とす ることによりクッションを省略することができ、製造上の組立て性も向上するこ とが出来る。
【0008】
【考案の実施の形態】
以下本考案の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。図1はバッ テリーパック正面図、図2はその側面断面図、図3はその上面断面図、図4は樹 脂ケース1に紐状パッキング11が配置された状態図、図5は樹脂ケース分割部 の要部断面図、図6は金属端子取り付け部の要部断面図、図7は樹脂ケースの二 次電池収納部の干渉部リブの斜視図を示す。
【0009】 分割された樹脂ケース1,2、に電源となる二次電池3が収納されている。樹 脂ケース1には外部と電気的に接続可能な金属端子4が接続されている。金属端 子にはストッパー部4aが設けられている。残量表示部5は、基板6に残量表示 LED7と、残量を確認する際にLED7を点灯させる為のスイッチ8が実装さ れ樹脂ケース1にねじで固定されている。二次電池3とスイッチ8と安全部品9 と抵抗10は電気的に直列で接続され、金属端子4の2つの端子は抵抗10の両 端に接続され、スイッチ8を閉じると、電流が流れその時の電圧にて残量を表示 する。安全部品9と抵抗10はテープ等で巻きつけ一体化されている。分割され た樹脂ケース1,2の分割口口縁部間には、紐状パッキング11が配されている 。
【0010】 樹脂ケース1の金属端子4aが接触する面には突起部が形成され、金属端子4 を取りつける際、突起13を押しつぶし樹脂ケース1と接合する。金属端子4に はねじが形成され、ばね座金を介しナットにて樹脂ケース1に締めつけ固定され ている。
【0011】 樹脂ケース1の分割口口縁部には凹溝1aが形成され、対する樹脂ケース2の 分割部口縁部は凸形状2aが形成されている。紐状パッキング11の始点と終点 を対向させ樹脂ケース1の凹溝1aに配し、樹脂ケース1,2の分割口同士を締 付け接合する。接合された状態において凹部と凸部の嵌合部の隙間は紐状パッキ ング11の径より幾分小さく、樹脂ケース1,2を接合した際に、凹部と凸部の 嵌合部隙間内に嵌着され、水密性を確保するものである。紐状パッキング11の 対向させた始点と終点の間は幾分の隙間を設ける事により、異常時二次電池3か らガスが発生した際、隙間よりガスが排気される。また紐状パッキングの始点と 終端の隙間は、1bのように外側近傍にインロー状の壁を有する部分1cに配置 させる事により、高い水密性を確保できる。
【0012】 また、樹脂ケース1,2の二次電池3の収納部において、二次電池3を保持す る周囲のリブの一部には、可動性の干渉部が設けられている。干渉部の形状は図 7に示すように、干渉部リブ根元の壁の両サイドに切り欠き12が設けられ、干 渉部撓む形状となっている。二次電池3を挿入する際、干渉部が撓み、二次電池 3を保持し、ガタつきをなくす事が出来る。
【0013】 このように本考案の実施例の電動リール用バッテリーパックによれば、なんら かの理由で二次電池残量を確認するためのスイッチが長時間作動された場合にお いても、安全部品が作動し、回路が遮断されるため、不安全状態とならない。ま た、金属端子と樹脂ケース1の接合面においてゴム等の劣化しやすい材料を使用 していない為、経時変化による水密性の低下がおこらずゴムパッキング等の部品 削減を図れる。樹脂ケース1、2の分割部においては、紐状パッキングの始点と 終端部の対向させた部分に隙間があるため、二次電池3からガスが発生した際、 隙間より発生したガスが排気され、樹脂ケースの変形が無く隙間部は水の進入し にくい場所に配置される為、水密性も確保できる。更に、樹脂ケース1,2と二 次電池3間に別部品のクッション等の緩衝材を使用せず、樹脂ケース1,2に設 けられた可動性のリブ13にて二次電池3を保持する構造となっており、製造上 における組立て性も向上した。
【0014】
【考案の効果】
以上の説明から明らかなように、本考案は上記した構成により、残量確認用の スイッチを長時間作動させたり、二次電池の劣化等によるガスが発生するような 状況において不安全とならない。また、長期間、安定した金属端子部の水密性が 確保でき、製造上における組立て性が改善された、機能・安全面で品質の高い電 動リール用バッテリーパックを提供出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施の形態のバッテリーパックを示す
正面図
【図2】本考案の実施の形態のバッテリーパックを示す
側面断面図
【図3】本考案の実施の形態のバッテリーパックを示す
上面断面図
【図4】本考案の実施の形態の樹脂ケース1に紐状パッ
キングが配置された状態図
【図5】本考案の実施の形態の樹脂ケース分割部の要部
断面図
【図6】本考案の実施の形態の金属端子取り付け部の要
部断面図
【図7】本考案の実施の形態の樹脂ケースの二次電池収
納部の干渉部リブの斜視図
【符号の説明】
1 樹脂ケース1 2 樹脂ケース2 3 二次電池 4 金属端子 5 残量表示部 6 基板 7 残量表示LED 8 スイッチ 9 安全部品 10 抵抗 11 紐状パッキング 12 切り欠き 13 リブ 14 突起

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電源となる二次電池と、電源を収納する
    為の分割された樹脂ケースと、外部と電気的に接続可能
    な接続部と、電池の残量を表示する為の表示部と、樹脂
    ケース分割部のパッキングと、電流、温度検知する為の
    安全部品と、電源と接続部間に配した抵抗とから構成さ
    れ、前記樹脂ケースは、分割された分割口の口縁部に沿
    って凹溝が形成され、前記樹脂ケースと嵌合する分割口
    口縁部が凸形状に形成され、紐状パッキングの始点と終
    端を対向させ、始点と終端の間に隙間を設け前記隙間の
    位置する凹溝部の外側近傍に、インロー形状等の壁を有
    する様、樹脂ケースの凹溝に紐状パッキングを配する事
    を特徴とする電動リール用バッテリーパック。
  2. 【請求項2】 電動リール用バッテリーパックにおい
    て、外部と電気的に接続可能な接続部である金属端子
    と、金属端子を貫通させ取付固定する部分を備えた樹脂
    ケースを有し、前記金属端子は、樹脂ケースの貫通部外
    形より大きい面積のストッパー部を有しかつ他端にねじ
    を有し、前記樹脂ケースの金属端子のストッパー部と取
    付け方向で接触する面に、突起部が形成された樹脂ケー
    スと、金属端子のねじ部を締付固定する為のばね座金と
    ナットを有することを特徴とする請求項1記載の電動リ
    ール用バッテリーパック。
  3. 【請求項3】 電動リール用バッテリーパックにおい
    て、電流、温度検知する為の安全部品と、電源と接続部
    間に配した抵抗を有し、前記安全部品と抵抗とが一体化
    されている事を特徴とした、請求項1記載の電動リール
    用バッテリーパック。
  4. 【請求項4】 電動リール用バッテリーパックの樹脂ケ
    ースにおいて、電源を保持するリブがバッテリーの周囲
    に設けられ、前記リブに、バッテリーの外周の一部の面
    に対し可動性の干渉部を形成する事を特徴とする請求項
    1記載の電動リール用バッテリーパック。
JP2003000935U 2003-02-26 2003-02-26 電動リール用バッテリーパック Expired - Lifetime JP3096114U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013516041A (ja) * 2009-12-31 2013-05-09 杭州万▲馬▼高能量▲電▼池有限公司 オートバイ起動専用のリチウムイオン蓄電池

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013516041A (ja) * 2009-12-31 2013-05-09 杭州万▲馬▼高能量▲電▼池有限公司 オートバイ起動専用のリチウムイオン蓄電池

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