JP3095664B2 - 電気化学素子およびその製造方法 - Google Patents

電気化学素子およびその製造方法

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JP3095664B2
JP3095664B2 JP07245668A JP24566895A JP3095664B2 JP 3095664 B2 JP3095664 B2 JP 3095664B2 JP 07245668 A JP07245668 A JP 07245668A JP 24566895 A JP24566895 A JP 24566895A JP 3095664 B2 JP3095664 B2 JP 3095664B2
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彪 長井
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明雄 福田
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  • Electrolytic Production Of Non-Metals, Compounds, Apparatuses Therefor (AREA)
  • Exhaust Gas Treatment By Means Of Catalyst (AREA)
  • Catalysts (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、酸素(O2 )共存下で
微量の窒素酸化物(NOX )を電気化学的に効率よく分
解する電気化学素子およびその製造方法に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】近年、家庭用燃焼器や自動車などの内燃
機関から排出されるNOX は、人体に有害であるだけで
なく、大気汚染や酸性雨など地球環境破壊の原因でもあ
る。このため、NOX を分解する技術の確立が強く望ま
れており、電解質を用い電気化学的にNOX を窒素(N
2 )とO2 に分解する電気化学素子が検討されている。
【0003】従来この種の電気化学素子は、特開昭61
−78421号公報に示すような構成が一般的であっ
た。このものは、図6に示すように、有底筒状の酸素イ
オン伝導性固体電解質1と、この電解質1の内面および
外面に印刷などの方法により対向して設けられたカソー
ド2とアノード3で構成されており、カソード2に少な
くとも1種の貴金属を使用することにより、NOX をカ
ソード2上に解離吸着させ、カソード2−アノード3間
に直流電圧を印加することにより、O2 共存下でNOX
を電気化学的にN2 とO2 に分解するようにしている。
さらにアルミナ(Al2 3 )などの多孔質担体に貴金
属や希土類元素などを担持させた触媒からなる触媒層を
カソード2表面に設けることにより、前記NOX の分解
を促進させている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の電気化学素子では、O2 共存下で分解できるN
X が微量である。例えばイットリア(Y2 3 )安定
化ジルコニア(ZrO2)から成る固体電解質に白金
(Pt)からなるカソードおよびアノードを形成し、さ
らにカソード上にγ−Al2 3 担体にロジウム(R
h)を担持させた触媒からなる触媒層を設けた電気化学
素子をヒーターで700℃に加熱し、1000ppmの
一酸化窒素(NO)および1%のO2 を含む被処理ガス
中で、電流密度が200mA/cm2 となるように直流
電圧を印加した場合でも、わずか0.4%のNOX しか
分解できずO2 共存下での分解効率が悪いという課題を
有している。
【0005】本発明は、このような従来の課題を解決す
るもので、O2 共存下で微量のNOX でも効率よく分解
することを第1の目的とする。
【0006】また、触媒層の上にカソードを積層すると
き、触媒層とカソードの面積が等しければカソードがず
れて触媒層がはみ出すことにより、NOX の分解に有効
な面積が減少する可能性があるため、カソードがずれて
もNOX の分解に有効な面積が減少しない電気化学素子
を提供することを第2の目的とする。
【0007】また、カソードとアノードのサイズや材料
が同じであるとき、目視でカソードとアノードの区別が
つかない場合があるため、カソードとアノードの材料が
同じでも目視でカソードとアノードの区別がつく電気化
学素子を提供することを第3の目的とする。
【0008】また、電気化学素子の製造においてその工
程内容により、作業時間が増えたり、手間やコストがか
かる場合があるだけでなく、NOX の分解の効率が悪く
なる場合があるため、効率のよい電気化学素子の製造方
法を提供することを第4の目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明の電気化
学素子は上記第1の目的を達成するために、電解質と、
この電解質に対向して設けられた多孔質なカソードとア
ノードと、これら電解質およびカソードの間に挟まれた
貴金属にLA237-X(Lは、Y、Biおよび希土類
元素から選ばれる少なくとも1種の元素、Aは、アルカ
リ土類元素から選ばれる少なくとも1種の元素、Mは、
遷移元素から選ばれる少なくとも1種の元素を示し、0
≦X≦1である)で表される 2 共存下でNO X を吸着す
る特性を有する複合酸化物を添加した多孔質な触媒層と
を備えたことを特徴とするものである。
【0010】請求項2の発明の電気化学素子は、上記第
1の目的を達成するために、電解質と、この電解質に対
向して設けられた多孔質なカソードとアノードと、これ
ら電解質およびカソードの間に挟まれたLA237-X
(Lは、Y、Biおよび希土類元素から選ばれる少なく
とも1種の元素、Aは、アルカリ土類元素から選ばれる
少なくとも1種の元素、Mは、遷移元素から選ばれる少
なくとも1種の元素を示し、0≦X≦1である)で表さ
れる 2 共存下でNO X を吸着する特性を有する複合酸化
物からなる多孔質な触媒層とを備えたことを特徴とする
ものである。
【0011】請求項3の発明の電気化学素子は、上記第
1の目的を達成するために、電解質と、この電解質に対
向して設けられた多孔質なカソードとアノードと、これ
ら電解質およびカソードの間に挟まれた貴金属にペロブ
スカイト型結晶構造を有する 2 共存下でNO X を吸着す
る特性を有する複合酸化物を添加した多孔質な触媒層と
を備えたことを特徴とするものである。
【0012】請求項4の発明の電気化学素子は、上記第
1の目的を達成するために、電解質と、この電解質に対
向して設けられた多孔質なカソードとアノードと、これ
ら電解質およびカソードの間に挟まれたペロブスカイト
型結晶構造を有する 2 共存下でNO X を吸着する特性を
有する複合酸化物からなる多孔質な触媒層とを備えたこ
とを特徴とするものである。
【0013】請求項5の発明の電気化学素子は、上記第
2の目的を達成するために、請求項1〜4の発明のいず
れか1つにおいてさらに、電解質と、この電解質に対向
して設けられた多孔質なカソードとアノードと、これら
電解質およびカソードの間に挟まれ、前記カソードより
面積の小さい多孔質な触媒層とを備えたものである。
【0014】請求項6の発明の電気化学素子は、上記第
3の目的を達成するために、請求項1〜4の発明のいず
れか1つにおいてさらに、電解質と、この電解質に対向
して設けられた多孔質なカソードとアノードと、これら
電解質およびカソードの間に挟まれ、前記カソードより
面積の大きい多孔質な触媒層とを備えたものである。
【0015】請求項7の発明の電気化学素子は、請求項
1〜6のいずれかの発明の1つにおいてさらに、電解質
は、酸素イオン伝導性固体電解質から構成されたもので
ある。
【0016】請求項8の発明の電気化学素子は、請求項
1〜6のいずれかの発明の1つにおいてさらに、前記カ
ソードは多孔質な貴金属から構成されたものである。
【0017】請求項9の発明の電気化学素子の製造方法
は、上記の第4の目的を達成するために、電解質の一方
の面にアノードを形成した後、もう一方の面に多孔質な
触媒層を印刷、乾燥、焼成し、前記触媒層の上に多孔質
なカソードを印刷、乾燥、焼成する。
【0018】また、請求項10の発明の電気化学素子の
製造方法は、上記第4の目的を達成するために、電解質
の一方の面にアノードを印刷、乾燥し、次にもう一方の
面に多孔質な触媒層を印刷、乾燥し、前記アノードと前
記触媒層を同時に焼成した後、前記触媒層の上に多孔質
なカソードを印刷、乾燥、焼成する製造方法である。
【0019】また、請求項11の発明の電気化学素子の
製造方法は、上記第4の目的を達成するために、電解質
の一方の面に多孔質な触媒層を印刷、乾燥、焼成した
後、前記触媒層の上に多孔質なカソードを印刷、乾燥
し、次にもう一方の面に前記カソードと同じ材料でアノ
ードを印刷、乾燥し、前記カソードと前記アノードを同
時に焼成する製造方法である。
【0020】また、請求項12の発明の電気化学素子の
製造方法は、上記第4の目的を達成するために、電解質
の一方の面に多孔質な触媒層を印刷、乾燥、温度T1
焼成した後、前記触媒層の上に多孔質なカソードを印
刷、乾燥し、次にもう一方の面にアノードを印刷、乾燥
し、前記カソードと前記アノードを同時に温度T2 (T
2 ≦T1 )で焼成する製造方法である。
【0021】
【作用】請求項1〜4の発明の電気化学素子の上記構成
では、、電解質とカソードの間に挟まれた貴金属に備え
たLA2 3 7-X (Lは、Y、Biおよび希土類元素
から選ばれる少なくとも1種の元素、Aは、アルカリ土
類元素から選ばれる少なくとも1種の元素、Mは、遷移
元素から選ばれる少なくとも1種の元素を示し、0≦X
≦1である)で表される複合酸化物を添加した触媒層、
あるいはLA2 3 7-X からなる触媒層、あるいは貴
金属にペロブスカイト型複合酸化物を添加した触媒層、
またあるいはペロブスカイト型複合酸化物からなる触媒
層のそれぞれが、O2 共存下で窒素酸化物を吸着する特
性を有し、O2 共存下で微量のNOX でもこれを選択的
に吸着して窒素と酸素とに効率よく分解できる。
【0022】請求項5の発明の電気化学素子の上記構成
では、請求項1〜4の発明の1つにおいてさらに、触媒
層の面積がカソードより小さいので、触媒層の上にカソ
ードを積層するときにカソードがずれても触媒層がカソ
ードからはみ出すことはなく、はみ出しによってNOX
の分解に有効な面積が減少するといったことがなくな
る。
【0023】請求項6の発明の電気化学素子の上記構成
では、請求項1〜4の発明の1つにおいてさらに、触媒
層の面積がカソードより大きいので、触媒層が目視で
き、カソードとアノードの材料が同じでも簡単に区別で
きる。
【0024】請求項7の発明の電気化学素子の上記構成
では、請求項1〜6の発明においてさらに、アノードと
カソードの間に直流電圧を印加したとき、カソード側で
触媒層のNOX 吸着性によって吸着され分解される酸素
に電子を与えてイオン化するが、電解値が酸素イオン伝
導性固体であることによりこれをカソードからアノード
側に移行して電子を放出させて再変O2 とし離脱させる
ので、NOX の分解をさらに促進することができる。
【0025】請求項8の発明の電気化学素子の上記構成
では、請求項1〜7の発明においてさらに、カソードが
多孔質な貴金属であると吸着し分解した酸素のイオン化
によるアノード側への移行を容易にし、NOX の分解を
さらに促進することができる。
【0026】請求項9の発明の電気化学素子の製造方法
の上記構成では、アノードを形成した後、触媒層および
カソードを形成するので、アノードをめっき、スパッ
タ、蒸着などの方法により形成でき、電気化学素子を大
量に製造する場合など、コストが省けて効率よく電気化
学素子を製造できる。
【0027】請求項10の発明の電気化学素子の製造方
法の上記構成では、アノードと触媒層を同時に焼成する
ので、焼成工程が減り、作業時間やコストが省けて効率
よく電気化学素子を製造できる。
【0028】請求項11の発明の電気化学素子の製造方
法の上記構成では、触媒層を形成した後、アノードとカ
ソードを同じ材料で印刷、乾燥し、同時に焼成するの
で、作業時間やコストが省けて効率よく電気化学素子を
製造できる。
【0029】請求項12の発明の電気化学素子の製造方
法の上記構成では、カソードおよびアノードを触媒層よ
り低い温度で焼成するので、カソードおよび触媒層の触
媒活性が向上し、O2 共存下で微量のNOX をより効率
よく分解できる。
【0030】
【実施の形態】以下、本発明の1つの実施の形態につき
幾つかの実施例とともに図を参照しながら説明する。
【0031】図1は本発明に係る電気化学素子の1つの
実施の形態を断面で示している。図1に示すように、酸
素イオン伝導性固体よりなる電解質1の相対向する面に
多孔質なカソード2およびアノード3が設けられ、電解
質1とカソード2の間に多孔質な触媒層4が形成されて
いる。
【0032】このような電気化学素子に被処理ガスが曝
露されると、被処理ガス中のNOXは多孔質なカソード
2を通って触媒層4へと拡散し、O2 共存下でNOX
吸着する特性を有する触媒層4によって選択的に吸着さ
れ、窒素と酸素とに解離される。カソード2−アノード
3間に直流電圧を印加すると解離吸着される酸素が電子
を受け取り酸素イオンとなり酸素イオン伝導性固体であ
る電解質1中をカソードからアノードへと移動し、アノ
ード上で電子を放出し再びO2 となり、脱離する。一方
解離吸着した窒素はN2 となり脱離する。すなわち上記
の構成によりO2 共存下でNOX を選択的に効率よく分
解することができる。
【0033】(実施例1)この実施の形態での第1の実
施例を以下に示す。まずY2 3 を8モル%添加し安定
化させたZrO2 から成る縦25mm×横12.5mm
×厚さ0.5mmの電解質1を十分洗浄し、一方の面に
Ptペーストをスクリーン印刷し、100℃で乾燥した
後、大気中820℃で10分間焼成し縦23mm×横1
0.5mm×厚さ約20μmのアノード3を形成した。
次にもう一方の面にPtに20wt%のイットリウムバ
リウム銅酸化物(YBa2 Cu3 7-X )を添加したペ
ーストをスクリーン印刷し、100℃で乾燥した後、大
気中820℃で10分間焼成し縦23mm×横10.5
mm×厚さ約40μmの多孔質な触媒層4を形成した。
次に触媒層4の上にPtペーストをスクリーン印刷し、
100℃で乾燥した後、大気中820℃で10分間焼成
し縦23mm×横10.5mm×厚さ約20μmの多孔
質なカソード2を形成した。
【0034】多孔質な触媒層4の上にカソード2として
Ptペーストを印刷法により、積層するので、カソード
2の焼成時にカソード2の成分であるPtが一部触媒層
4へと拡散し、さらにその一部はNOX 分解に有効な化
合物を形成していると考えられる。
【0035】なお、電解質1は、本実施例ではY2 3
安定化ZrO2 を用いたが、安定化させるためにY2
3 以外にカルシウム(Ca)、ストロンチウム(S
r)、マグネシウム(Mg)、イッテルビウム(Y
b)、スカンジウム(Sc)、ランタン(La)などの
酸化物を添加してもよく、また、ZrO2 以外にセリア
(CeO2 )、トリア(ThO2 )、酸化ビスマス(B
2 3 )などの酸素イオン伝導性固体電解質を用いて
もよい。
【0036】また、電解質1、カソード2、アノード
3、および触媒層4のサイズは実施した以外でもよい。
【0037】また、アノード3は、本実施例ではPtペ
ーストをスクリーン印刷し、形成したが、Pt以外に金
(Au)など導電性のある金属でもよく、また本実施例
のようにアノード3を触媒層4やカソード2より先に形
成すればスクリーン印刷以外にめっき、スパッタ、蒸着
などの方法が使え、電気化学素子を大量に製造するとき
などコストが省け効率的である。また、焼成の温度およ
び時間は実施した以外でもよい。
【0038】また、触媒層4は、本実施例ではPtにY
Ba2 Cu3 7-X を添加した触媒を用いたが、Pt以
外にAu、Rh、パラジウム(Pd)、イリジウム(I
r)など他の貴金属を用いてもよい。またYBa2 Cu
3 7-X 以外にガドリニウムバリウム銅酸化物(GdB
2 Cu3 7-X )、イットリウムストロンチウム銅酸
化物(YSr2 Cu3 7-X )などLA2 3
7-X (Lは、Y、Bおよび希土類元素から選ばれる少な
くとも1種の元素、Aは、アルカリ土類元素から選ばれ
る少なくとも1種の元素、Mは、遷移元素から選ばれる
少なくとも1種の元素を示し、0≦X≦1である)で表
される他の複合酸化物でもよい。なお、複合酸化物に添
加した貴金属の量は実施した以外でもよい。
【0039】また、カソード2は、本実施例ではPtペ
ーストを用いて形成したが、Pt以外にAu、Rh、P
d、Irなど他の多孔質な貴金属を用いてもよい。
【0040】次にカソード2およびアノード3に直径
0.1mm×長さ20mmのPtリード線をAuペース
トで固定、大気中700℃で10分間焼成した。なお、
リード線は本実施例ではPtを用いたが、Auなど導電
性のある他の金属でもよい。また、リード線を固定する
ペーストは、Au以外にPtなどの導電性のある他の金
属でもよい。
【0041】以上のようにして得られた電気化学素子は
前処理として予め所定の温度で通電しておくことが好ま
しい。本実施例では、電気化学素子をヒーターで450
℃に加熱し、アノード3−カソード2間にリード線を介
し直流電源を接続し、10%のO2 100ppmのNO
X を含む雰囲気で電流密度が約10mA/cm2 となる
ように10分間電流を流すことにより前処理を行った。
なお、前処理条件は、本実施例以外の温度、雰囲気、電
流密度および通電時間でもよい。
【0042】次にこの電気化学素子を用いてO2 共存下
におけるNOX 分解量を測定した。
【0043】電気化学素子をヒーターで約450℃に加
熱し、アノード3−カソード2間にリード線を介し直流
電源を接続し、10%のO2 、70ppmのNOX を含
む被処理ガス中で電流を流し、NOX 計を用いてNOX
分解量を測定した。電流密度とNOX 分解量の関係を図
2に示す。図2に示すように電流密度が約5mA/cm
2 の時約40%のNOX が減少した。ガスクロマトグラ
フィーより化学量論的なN2 が検出されたことからNO
X が電流を流したことによりN2 とO2 に分解されたと
考えられる。すなわちO2 共存下での微量のNOX をも
効率よく分解することができる。
【0044】(実施例2)第2の実施例としての電気化
学素子は、第1の実施例において触媒層4にLA2 3
7-X で表される複合酸化物を用いた以外は同じであ
る。本実施例では、触媒層4にYBa2 Cu3 7-X
使用した。
【0045】この電気化学素子を用いて第1の実施例と
同様にしてO2 共存下におけるNOX 分解量を測定した
ところ電流密度が約5mA/cm2 の時約10%のNO
X が分解され、第1の実施例より分解率は低いがO2
存下で微量のNOX を効率よく分解することができる。
【0046】(実施例3)第3の実施例である電気化学
素子は、第1の実施例において触媒層4に貴金属にペロ
ブスカイト型の結晶構造を有する複合酸化物を添加した
触媒を用いた以外は同じである。本実施例ではPtに2
0wt%のバリウム白金酸化物(BaPtO3-X )を用
いた。なお、実施した以外にペロブスカイト型結晶構造
を有するランタンストロンチウムコバルト酸化物(La
0.6 Sr0.4 CoO3 )、ランタンコバルト酸化物(L
aCoO3 )など他の複合酸化物でもよい。また、貴金
属に添加した複合酸化物の量は実施した以外でもよい。
【0047】以下、第3の実施例の電気化学素子をさら
に具体的に図1を参照しながら説明する。まず、BaP
tO3-X の粉末を調製するため酸化バリウム(BaO)
粉末とPt粉末を混合し、大気中で1000℃、30
分、続いて800℃、45分焼成し、その後自然放冷し
た。このようにして得られたBaPtO3-X の粉末を印
刷できるようふるいにかけ、粒径が50μm以下のもの
をPtペーストに添加量が約20wt%となるように混
合し、粘度を調製し触媒のペーストとした。
【0048】なお、BaPtO3-X の調製において、原
料は実施した以外、例えばその他のバリウム(Ba)化
合物およびPt化合物を用いてもよい。また、焼成する
温度時間も実施した以外でもよい。また、Ptペースト
に添加する量も実施した以外でもよい。
【0049】次にY2 3 安定化ZrO2 から成る電解
質1を十分洗浄し、一方の面に先に調製したPtにペロ
ブスカイト型結晶構造を有するBaPtO3-X を添加し
た触媒のペーストをスクリーン印刷し、100℃で乾燥
した後、大気中720℃で10分間焼成し触媒層4を形
成した。次にこの触媒層4の上にPtペーストをスクリ
ーン印刷し、100℃で乾燥し、もう一方の面に同じP
tペーストをスクリーン印刷し、100℃で乾燥した
後、アノード3をカソード2を大気中で720℃で10
分間同時に焼成した。
【0050】本実施例の製造方法によれば、第1の実施
例と比べ焼成工程が1つ少ないので、作業時間が減り、
コストが安くなるだけでなく、カソードとアノード材料
が同じであるので、同じマスクで連続して印刷ができ手
間が省け、効率的である。
【0051】この電気化学素子を用いて第1の実施例と
同様にして500ppmのNO、10%のO2 が含まれ
る被処理ガス中でNOX 分解量を測定したところ、電流
密度が10mA/cm2 の時約20%のNOX が分解
し、O2 共存下でも微量のNOX を効率よく分解するこ
とができる。
【0052】(実施例4)第4の実施例である電気化学
素子は、第1の実施例において触媒層4にペロブスカイ
ト型の結晶構造を用いた以外は同じである。本実施例で
は触媒層4にLa0.6 Sr0.4 CoO3 を用いた。
【0053】この電気化学素子を用いて第1の実施例と
同様にしてO2 共存下におけるNOX 分解量を測定した
ところ、電流密度が10mA/cm2 の時約5%のNO
X が分解し、O2 共存下でも微量のNOX を従来よりも
効率よく分解することができる。
【0054】(実施例5)第5の実施例の電気化学素子
は図3に断面で示すように、電解質1の一方の面に触媒
層4を形成し、その上に触媒層4より面積の大きいカソ
ード2を積層した以外は第1の実施例と同じである。本
実施例では触媒層4の大きさを縦21mm×横8.5m
m×厚さ約40μm、カソード2の大きさを縦23mm
×横10.5mm×厚さ約20μmとし、触媒層4を覆
うようにカソード2を積層した。第1の実施例において
触媒層4とカソード2の大きさは等しいため図1のよう
にカソード2を触媒層4の上にずれることなく形成する
ことは非常に困難であるが、本実施例のように触媒層4
の面積がカソード2より小さくてもO2 共存下でNOX
を効率よく分解できるので電気化学素子の形成が簡単に
なり、カソードがずれることによりNOX 分解に有効な
面積が減少するといったことがなくなる。
【0055】(実施例6)第6の実施例の電気化学素子
は図4に断面で示すように、電解質1の一方の面に触媒
層4を形成し、その上に触媒層4より面積の小さいカソ
ード2を積層した以外は第1の実施例と同じである。本
実施例では触媒層4の大きさを縦23mm×横10.5
mm×厚さ約40μm、カソード2の大きさを縦21m
m×横8.5mm×厚さ約20μmとし、触媒層4の上
にカソード2を積層した。第1の実施例において触媒層
4とカソード2の大きさは等しく、アノード3とカソー
ド2が同じ材料なので電解質1のどちらの面に触媒層4
が形成されているか判断しにくく、またカソード2とア
ノード3の区別が困難である。本実施例のように触媒層
4の面積をカソード2より大きくすることにより、触媒
層4が目視できるので、カソード2とアノード3を簡単
に区別できる。
【0056】(実施例7)第7の実施例の電気化学素子
は、製造方法以外は第1の実施例と同じである。
【0057】本実施例では、電解質を十分洗浄し、一方
の面にアノードを印刷、乾燥し、もう一方の面に触媒層
を印刷、乾燥した後、大気中820℃で10分間焼成し
た。次にこの触媒層の上にカソードを印刷、乾燥した
後、大気中820℃で10分間焼成した。
【0058】この電気化学素子を第1の実施例と同様に
2 共存下でNOX 分解量を測定したところ第1の実施
例とほぼ同じ結果が得られ、焼成工程が第1の実施例と
比べて工程が1つ少ないので、作業時間が短くなり、コ
ストが安くなる。
【0059】(実施例8)第8の実施例の電気化学素子
は、触媒層にPtに20wt%のYBa2 Cu37-X
を添加した触媒を用い、この触媒層を印刷、乾燥し、大
気中で温度T1 =820℃で10分間焼成し、その後同
じPtペーストを用いアノードおよびカソードを印刷、
乾燥し、触媒層を焼成した温度T1 より低い温度T2
720℃で10分間焼成した。
【0060】このようにして得られた電気化学素子およ
び比較として触媒層、カソードおよびアノード共に82
0℃で焼成した第1の実施例の電気化学素子についてO
2 共存下におけるNOX 分解量を測定した。電気化学素
子を450℃に加熱し、500ppmのNO、10%の
2 を含む被処理ガス中でアノード−カソード間に直流
電圧を印加し、NOX 計により、NOX 分解量を測定し
た。電流密度とNOX分解量の関係を図5に示す。図5
において○印が本実施例、×印が第1の実施例を示す。
図5のように第1の実施例の電気化学素子に比べて第9
の実施例の電気化学素子の方がNOX 分解量が多い。す
なわち上記したように触媒層を焼成した温度より低い温
度でカソードおよびアノードを焼成する製造方法によ
り、カソードおよび触媒層の活性が向上すると思われ、
2 共存下で微量のNOX をさらに効率よく分解するこ
とができる。
【0061】
【発明の効果】請求項1〜4の発明の電気化学素子によ
れば、電解質とカソードの間に挟まれた貴金属に備えた
触媒層がLA2 3 7-X (Lは、Y、Biおよび希土
類元素から選ばれる少なくとも1種の元素、Aは、アル
カリ土類元素から選ばれる少なくとも1種の元素、M
は、遷移元素から選ばれる少なくとも1種の元素を示
し、0≦X≦1である)で表される複合酸化物を添加し
た触媒層、あるいはLA2 3 7-X 、あるいは貴金属
にペロ ブスカイト型複合酸化物を添加した触媒層、ま
たあるいはペロブスカイト型複合 酸化物からなるもの
であることにより、O2 共存下でしかも微量のNOX
もこれを効率よく分解できる。
【0062】請求項5の発明の電気化学素子は、請求項
1〜4の発明のいずれか1つにおいてさらに、触媒層の
面積がカソードより小さいので、触媒層の上にカソード
を積層するときにカソードがずれて触媒層がはみ出しN
X の分解に有効な面積が減少するといったことがなく
なる。
【0063】請求項6の発明の電気化学素子は、請求項
1〜4の発明のいずれか1つにおいてさらに、触媒層の
面積がカソードより大きいので、触媒層が目視でき、カ
ソードとアノードの材料が同じでも簡単に区別できる。
【0064】請求項7の発明の電気化学素子によれば、
請求項1〜6の発明においてさらに、電解値が酸素イオ
ン伝導性固体であることによりカソード側に吸着され分
解されたイオン化した酸素をカソードからアノード側に
移行して電子を放出させて再変O2 とし離脱させるの
で、NOX の分解をさらに促進することができる。
【0065】請求項8の発明の電気化学素子によれば、
請求項1〜7の発明においてさらに、カソードが多孔質
な貴金属であることにより、吸着し分解した酸素のイオ
ン化によるアノード側への移行を容易にするので、NO
X の分解をさらに促進することができる。
【0066】請求項9の発明の電気化学素子の製造方法
によれば、アノードを形成した後、触媒層およびカソー
ドを形成するので、アノードをめっき、スパッタ、蒸着
などの方法により形成でき、電気化学素子を大量に製造
する場合など、コストが省けて効率よく電気化学素子を
製造できる。
【0067】請求項10の発明の電気化学素子の製造方
法によれば、アノードと触媒層を同時に焼成するので、
焼成工程が減り、作業時間やコストが省けて効率よく電
気化学素子を製造できる。
【0068】請求項11の発明の電気化学素子の製造方
法によれば、触媒層を形成した後、アノードとカソード
を同じ材料で印刷、乾燥し、同時に焼成するので、作業
時間やコストが省けて効率よく電気化学素子を製造でき
る。
【0069】請求項12の発明の電気化学素子の製造方
法によれば、カソードおよびアノードを触媒層より低い
温度で焼成するので、カソードおよび触媒層の触媒活性
が向上し、O2 共存下で微量のNOX をより効率よく分
解できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電気化学素子の1つの実施の形態
における第1の実施例を示す断面図である。
【図2】本発明の第1の実施例のNOx分解量の電流密
度特性図である。
【図3】本発明の第5の実施例の電気化学素子の断面図
である。
【図4】本発明の第6の実施例の電気化学素子の断面図
である。
【図5】本発明の第9の実施例のNOX 分解量の電流密
度特性図である。
【図6】従来の電気化学素子の断面図である。
【符号の説明】
1 電解質 2 カソード 3 アノード 4 触媒層
フロントページの続き (72)発明者 黄地 謙三 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 福田 明雄 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 平7−34277(JP,A) 特開 昭64−14872(JP,A) 特開 昭55−31190(JP,A) 特表 平4−505072(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C25B 1/00 - 15/08 B01D 53/94

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電解質と、この電解質に対向して設けら
    れた多孔質なカソードとアノードと、これら電解質およ
    びカソ−ドの間に挟まれた貴金属にLA237-X(L
    は、Y、Biおよび希土類元素から選ばれる少なくとも
    1種の元素、Aは、アルカリ土類元素から選ばれる少な
    くとも1種の元素、Mは、遷移元素から選ばれる少なく
    とも1種の元素を示し、0≦X≦1である)で表される
    2 共存下でNO X を吸着する特性を有する複合酸化物を
    添加した多孔質な触媒層とを備えたことを特徴とする電
    気化学素子。
  2. 【請求項2】 電解質と、この電解質に対向して設けら
    れた多孔質なカソードとアノードと、これら電解質およ
    びカソードの間に挟まれたLA237-X(Lは、Y、
    Biおよび希土類元素から選ばれる少なくとも1種の元
    素、Aは、アルカリ土類元素から選ばれる少なくとも1
    種の元素、Mは、遷移元素から選ばれる少なくとも1種
    の元素を示し、0≦X≦1である)で表される 2 共存
    下でNO X を吸着する特性を有する複合酸化物からなる
    多孔質な触媒層とを備えたことを特徴とする電気化学素
    子。
  3. 【請求項3】 電解質と、この電解質に対向して設けら
    れた多孔質なカソードとアノードと、これら電解質およ
    びカソードの間に挟まれた貴金属にペロブスカイト型結
    晶構造を有する 2 共存下でNO X を吸着する特性を有す
    複合酸化物を添加した多孔質な触媒層とを備えたこと
    を特徴とする電気化学素子。
  4. 【請求項4】 電解質と、この電解質に対向して設けら
    れた多孔質なカソードとアノ−ドと、これら電解質およ
    びカソードの間に挟まれたペロブスカイト型結晶構造を
    有する 2 共存下でNO X を吸着する特性を有する複合酸
    化物からなる多孔質な触媒層とを備えたことを特徴とす
    る電気化学素子。
  5. 【請求項5】 触媒層はカソードより面積の小さい請求
    項1〜4のいずれか一項に記載の電気化学素子。
  6. 【請求項6】 触媒層カソードより面積の大きい請求
    項1〜4のいずれか一項に記載の電気化学素子。
  7. 【請求項7】 電解質は、酸素イオン伝導性固体電解質
    である請求項1〜6のいずれか一項に記載の電気化学素
    子。
  8. 【請求項8】 カソードは、多孔質な貴金属である請求
    項1〜7のいずれか一項に記載の電気化学素子。
  9. 【請求項9】 電解質の一方の面にアノードを形成した
    後、もう一方の面に多孔質な触媒層を印刷、乾燥、焼成
    し、前記触媒層の上に多孔質なカソードを印刷、乾燥、
    焼成する電気化学素子の製造方法。
  10. 【請求項10】 電解質の一方の面にアノードを印刷、
    乾燥し、次にもう一方の面に多孔質な触媒層を印刷、乾
    操し、前記アノードと前記触媒層を同時に焼成した後、
    前記触媒層の上に多孔質なカソードを印刷、乾燥、焼成
    する電気化学素子の製造方法。
  11. 【請求項11】 電解質の一方の面に多孔質な触媒層を
    印刷、乾燥、焼成した後、前記触媒層の上に多孔質なカ
    ソ−ドを印刷、乾燥し、次にもう一方の面に前記カソー
    ドと同じ材料でアノードを印刷、乾燥し、前記カソード
    と前記アノードを同時に焼成する電気化学素子の製造方
    法。
  12. 【請求項12】 電解質の一方の面に多孔質な触媒層を
    印刷、乾燥、温度T1で焼成した後、前記触媒層の上に
    多孔質なカソードを印刷、乾燥し、次にもう一方の面に
    アノードを印刷、乾燥し、前記カソードと前記アノード
    を同時に温度T2(T2≦T1)で焼成する電気化学素子
    の製造方法。
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