JP3094883B2 - コネクタの製造方法および製造用金型 - Google Patents

コネクタの製造方法および製造用金型

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恭典 和田
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/26Moulds
    • B29C45/33Moulds having transversely, e.g. radially, movable mould parts

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コネクタハウジン
グの側面から装着されるリテーナを備えたタイプのコネ
クタの製造方法ならびに製造用金型に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、コネクタハウジングの側面か
らリテーナを装着することで端子金具の二重係止を行う
コネクタが知られている(図6ないし図8参照)。この
コネクタは、コネクタハウジング1の内部に端子金具2
を後方から挿入可能とするキャビティ3が形成され、そ
の底面に端子金具2と係合する撓み変形可能なランス4
が設けられている。
【0003】一方コネクタハウジング1の上面からは、
端子金具2を抜け止めするためのリテーナ5が装着され
るようになっている。そのため、コネクタハウジング1
の上面には、各キャビティ3と交差するようにしてリテ
ーナ挿入孔6が形成されている。リテーナ5は、図8に
も示すように、ハウジング1の略半分の高さの枠状に形
成され、上枠5aと下枠5bの間、並びに下枠5bの下
面側において端子金具2の通過を許容するようになって
いる。各枠5a、5bの下面の前端部には、端子金具2
のあご部8に係止可能な係止部9が突設されている。こ
のリテーナ5は、詳しくは図示しないが、ハウジング1
に対して差し込み深さの浅い仮係止位置と、これより深
い本係止位置の二位置に保持可能となっている。
【0004】すなわち、リテーナ5が図6に示す仮係止
位置に保持されている状態では、リテーナ5の各係止部
9が端子金具2を挿脱可能に上方に退避しており、この
状態で端子金具2を正規位置まで挿入すると、端子金具
2はランス4により一次係止される。続いて、リテーナ
5を図7に示すように本係止位置に押し込むと、リテー
ナ5の各係止部9が端子金具2のあご部8に嵌まって二
次係止される。もって端子金具2が二重係止される。そ
して、このようなコネクタは、リテーナ5を仮係止位置
に保持した状態に仮組みし、そののち端子挿入現場に搬
送するようになっている。
【0005】すなわち従来、ハウジング1とリテーナ5
とを仮組みするまでには、ハウジング1とリテーナ5を
それぞれ別個に成形し、すなわち個別の成形機によって
成形し、そののちこれらを仮組み現場に持ち込んで組み
付けを行うようにしていた。そして、このような組付け
はパーツフィーダを備えた自動機か、あるいは作業者の
人手によって行われていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のように従来技術
では、ハウジング1、リテーナ5の成形およびこれらの
組み付けとを別個に行うものであり、成形、搬送、組み
付けといった工程を経て仮組みのコネクタが完成され
る。また、作業者の手作業によって組み付けられる場合
は、別の検査工程が必要となる。これでは、完成に至る
までの多くの工程数が製品コストの上昇を招く。また、
ハウジング1、リテーナ5ごとに金型の管理を必要とす
るため、さらに管理コストも上乗せされる。
【0007】本発明は上記のような事情に基づいて完成
されたものであって、その目的とするところは、コネク
タを安価に製造することができるような方法ならびにそ
の方法に適する金型を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの手段として、請求項1の発明は、コネクタハウジン
グの内部には端子金具が挿入可能なキャビティが形成さ
れ、前記コネクタハウジングの側面側から装着可能でか
つその装着時に端子金具と係合することで抜け止め状態
に係止するリテーナを備えたコネクタの製造方法であっ
て、一方向に沿って相対的に接離可能な一対の金型の間
に、いずれか一方の金型に両金型の接離方向と交差する
方向に進退可能に組み付けられたスライド型を介在させ
た状態で型閉じして、前記スライド型を介してリテーナ
挿入孔が設けられたハウジングと、そのスライド型の進
退方向の後方に位置するリテーナとを成形し、前記スラ
イド型を後退させてリテーナ挿入孔から抜き出したの
ち、型開きとともに若しくは駆動機構によりスライド型
をその進退通路の側方に退避させ、開放された通路から
リテーナをリテーナ挿入孔に挿入して所定の状態で組み
付ける構成としたところに特徴を有する。
【0009】また請求項2の発明は、コネクタハウジン
グの内部には端子金具が挿入可能なキャビティが形成さ
れ、前記コネクタハウジングの側面側から装着可能でか
つその装着時に端子金具と係合することで抜け止め状態
に係止するリテーナを備えたコネクタを製造する金型で
あって、一方向に沿って相対的に接離可能な一対の金型
が設けられ、いずれか一方の金型には両金型の接離方向
と交差する方向に設けられた進退通路に沿って進退可能
なスライド型が組み付けられており、前記両金型の間に
は、前記スライド型を進出させた状態で型閉じした場合
に、そのスライド型を介してリテーナ挿入孔が設けられ
るハウジングと、そのスライド型の進退方向の後方に位
置するリテーナとをそれぞれ成形可能な成形空間が形成
されるようになっているとともに、前記スライド型を後
退後に前記進退通路の側方に退避させる退避手段と、リ
テーナの成形空間で成形されたリテーナを前記進退通路
に沿って進出させてハウジングのリテーナ挿入孔に挿入
可能とする挿入手段とを設けた構成としたところに特徴
を有する。
【0010】
【発明の作用および効果】本発明の作用は以下のようで
ある。一対の金型を閉じた状態において、ハウジングは
スライド型の介在によって一側面側にリテーナ挿入孔を
設けた形状に成形され、リテーナはスライド型の後方に
おいて併せて成形される。次にスライド型が後退してリ
テーナ挿入孔から抜き出される。続いて型開きされるこ
とにより、あるいは駆動機構によりスライド型が進退通
路の側方に退避する。そののち、その開放された通路を
通ってリテーナがリテーナ挿入孔に挿入され、リテーナ
とハウジングが所定の状態で一体的に組み付けられる。
すなわち本発明によれば、金型内でハウジング、リテー
ナの成形とこれらの組付けとをともに行うことができる
ため、工程短縮によって安価なリテーナ一体のコネクタ
を得ることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図1
ないし図8に基づいて説明する。本実施形態の製造対象
は、図6ないし図8により説明したサイドリテーナタイ
プのコネクタとする。また、本発明方法を実現するため
の金型は射出成形システムに組み込まれたものであっ
て、その要部は以下に説明するようになっているが、図
1ないし図5に示す図面はいずれも説明の便宜のために
簡略されており、図6〜図8に示すコネクタにそのまま
対応するものではない。
【0012】本実施形態の金型は、互いに対をなす固定
金型11と可動金型12とを備えている。可動金型12
は、図示しない駆動機構に接続されて図示左右方向に所
定のストロークで進退駆動され、固定金型11に対して
接離可能となっているとともに、可動金型12自体がさ
らに、同方向に分割可能な前部金型13と後部金型14
とから構成されている。
【0013】固定金型11の成形面には、コネクタハウ
ジング1の一端側を形成するハウジング成形凹部16が
形成されている。また、その固定金型11の成形面に
は、上記の成形凹部16の図示下方側に、リテーナ挿入
孔6を形成するための成形部18を上端に設けたスライ
ド型17が、上下方向の進退自由に取り付けられてい
る。そのスライド型17には、後記するアンギュラピン
36をクリアランスを持って挿通可能とする斜め方向の
挿通孔19が形成されているとともに、スライド型17
の下端面は、上記の挿通孔19の角度よりも急な角度の
傾斜面20に形成されている。また、スライド型17を
取り付ける面には、アンギュラピン36の先端を逃がす
逃がし孔21が形成されている。
【0014】一方の可動金型12は、上記のように前部
金型13と後部金型14とから構成されており、前部金
型13の成形面には、コネクタハウジング1の他端側を
形成するためのハウジング成形凹部23が、固定金型1
1のハウジング成形凹部16と対応して設けられてい
る。このハウジング成形凹部23の奥面には、前後の金
型13、14を貫通して進退可能な突き出しピン24が
配されている。
【0015】上記のハウジング成形凹部23の図示下方
位置には縦方向の進退通路25が形成されている。その
進退通路25には、固定金型11と可動金型12が閉じ
た場合に上記したスライド型17が嵌入され、そのスラ
イド型17を上下方向に摺動案内可能となっている。そ
の進退通路25の下方側には、リテーナ成形凹部28を
設けた補助スライド型27が、同じく上下方向の摺動自
由に設けられている。この補助スライド型27は図示し
ないシリンダ駆動機構の駆動ピン29と連結されて駆動
されるようになっている。
【0016】進退通路25の途中位置には、前部金型1
3の後面に開口する嵌入孔31が直角に連通して形成さ
れている。後部金型14の前面には、上記の嵌入孔31
に嵌入可能なコアピン32が突設されている。コアピン
32の先端部の上面には、上記のスライド型17の傾斜
面20と整合する斜めの受け面33が形成されていると
ともに、先端部の下面には、補助スライド型27のリテ
ーナ成形凹部28とともにリテーナの成形空間を構成す
るリテーナ成形凹部34が形成されている。
【0017】そして、可動金型12の前後の金型13、
14が閉じた状態では、図1に示すように、コアピン3
2の先端が嵌入孔31を通って進退通路25に突出し、
受け面33がスライド型17の傾斜面20を受けた状態
でスライド型17を進出位置に保持する。スライド型1
7が進出位置にあるときには、その成形部18がハウジ
ング成形凹部23内に下面側から一定寸法突出するよう
になっている。また、補助スライド型27がコアピン3
2の先端部の下面に押し付けられることで、両リテーナ
成形凹部28、34によりリテーナ5の成形空間が構成
され、そのときの補助スライド型27の位置が後退位置
となる。この補助スライド型27は、後記するように進
退通路25を通ってそこに保持したリテーナ5をハウジ
ング1のリテーナ挿入孔6に挿入可能な位置まで進出可
能となっており、その位置が補助スライド型27の進出
位置となる。
【0018】また、後部金型14の前面には、上記のス
ライド型17の挿通孔19と同一角度で斜め下方を向い
たアンギュラピン36が突設されているとともに、上記
の進退通路25の後面側には、前部金型13の後面に開
口した逃がし孔37が連通して形成されていて、前後の
金型13、14が閉じた状態では、図1に示すように、
アンギュラピン36の先端が前部金型13の逃がし孔3
7を通って、進出位置にあるスライド型17の斜めの挿
通孔19をクリアランスを持って貫通し、固定金型11
の逃がし孔21内に突出するようになっている。
【0019】続いて、上記のように構成された製造用金
型を使用して、ハウジング1、リテーナ5の成形さらに
はその組付けの手順を説明する。図1は成形状態を示し
ており、この状態では、可動金型12の前後両金型1
3、14が閉じているとともに、可動金型12と固定金
型11とが閉じている。そして、スライド型17は進出
位置に進出しているとともに、補助スライド型27は後
退位置に後退しており、両スライド型17、27の間に
コアピン32が嵌入している。また、アンギュラピン3
6は逃がし孔37を通ってスライド型17の挿通孔19
を貫通して挿通されている。
【0020】この状態でハウジング1とリテーナ5のそ
れぞれの成形空間に溶融樹脂が充填される。これによ
り、ハウジング1はスライド型17の成形部18の存在
により、上面(図1〜図5では下面)にリテーナ挿入孔
6が開口された形状に成形され、また、リテーナ挿入孔
6の下方に位置してリテーナ5が成形される。
【0021】そして、所定の時間が経過して樹脂が固化
したら、図2に示すように可動金型12のうちの後部金
型14のみが一定距離後退する。この後部金型14の後
退に伴って、コアピン32が進退通路25から退避する
とともに、アンギュラピン36の先端が後退しつつスラ
イド型17の挿通孔19の傾斜した下面を押圧すること
で、カム作用によりスライド型17を進退通路25に沿
って下方に駆動する。その際、アンギュラピン36と挿
通孔19の下面との間には隙間があることから、コアピ
ン32が先に退避し始め、また、スライド型17がアン
ギュラピン36との係合により下降を開始したあとも、
コアピン32の受け面33の傾斜角の方がアンギュラピ
ン36の傾斜角よりも大きくて後退量が大きいことか
ら、スライド型17はコアピン32と干渉することな
く、その抜けた後を追いかけるようにして進退通路25
を下降する。そして、同図に示すように、アンギュラピ
ン36が挿通孔19から抜け切ったところで後部金型1
4の後退が停止し、そのときスライド型17は後退位置
に達して、その成形部18がハウジング1のリテーナ挿
入孔6から下方に抜き出される。
【0022】次に、図3に示すように、可動金型12全
体が後退して固定金型11との間が開かれ、それに伴い
スライド型17が固定金型11と一緒に進退通路25の
前方に相対的に抜き出され、それにより進退通路25が
開放される。このとき、ハウジング1は可動金型12の
前部金型13に保持され、リテーナ5は補助スライド型
27にそれぞれ保持されている。
【0023】続いて、図4に示すように、駆動ピン29
が進出して補助スライド型27が進退通路25に沿って
進出位置に進出し、そこに保持されたリテーナ5が、リ
テーナ挿入孔6の図示下面側から挿入され、それにより
リテーナ5が仮係止位置に組み付けられる。
【0024】これが完了したら、図5に示すように、補
助スライド型27が後退位置に後退するとともに、突き
出しピン24が突出して、ハウジング1に対してリテー
ナ5が仮係止された製品が可動金型12の前方に突き出
されて取り出される。
【0025】以上のように本実施形態によれば、ハウジ
ング1およびリテーナ5の成形工程と、これらの仮組み
工程とを同時に行うことができるため、従来のような搬
送組み付けも不要となり、工程短縮により製品完成のリ
ードタイムを短縮し、製造コストの低減が実現できる。
また、ハウジング1とリテーナ5という異種の成形品を
一つの金型内で成形することができるため、金型の管理
面からも有益である。
【0026】<他の実施形態>本発明は上記記述及び図
面によって説明した実施形態に限定されるものではな
く、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に
含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内
で種々変更して実施することができる。
【0027】(1)補助スライド型27の駆動は、カム
機構により行うようにしてもよい。 (2)また、スライド型17をその進退通路25から退
避させる手段として、上記実施形態ではスライド型17
を固定金型11側に設けて型開きに伴って退避させるよ
うにしたが、スライド型17を可動金型12側に設けて
別の駆動機構により側方に退避させるようにしても良
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態の成形金型の成形状態における断面
図である。
【図2】可動金型の後部金型のみを開いた状態の断面図
である。
【図3】型開きをした状態の断面図である。
【図4】リテーナの組み付け動作を示す断面図である。
【図5】完成品の取り出し状態を示す断面図である。
【図6】成形対象であるコネクタのリテーナが仮係止位
置にある状態の断面図である。
【図7】そのリテーナが本係止位置にある状態の断面図
である。
【図8】リテーナの斜視図である。
【符号の説明】
1…コネクタハウジング 2…端子金具 3…キャビティ 5…リテーナ 6…リテーナ挿入孔 11…固定金型 12…可動金型 13…前部金型 14…後部金型 17…スライド型 18…成形部 25…進退通路 27…補助スライド型 36…アンギュラピン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−315943(JP,A) 特開 平8−315897(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 43/00 B29C 33/76 B29C 45/26 B29D 31/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コネクタハウジングの内部には端子金具
    が挿入可能なキャビティが形成され、前記コネクタハウ
    ジングの側面側から装着可能でかつその装着時に端子金
    具と係合することで抜け止め状態に係止するリテーナを
    備えたコネクタの製造方法であって、 一方向に沿って相対的に接離可能な一対の金型の間に、
    いずれか一方の金型に両金型の接離方向と交差する方向
    に進退可能に組み付けられたスライド型を介在させた状
    態で型閉じして、前記スライド型を介してリテーナ挿入
    孔が設けられたハウジングと、そのスライド型の進退方
    向の後方に位置するリテーナとを成形し、前記スライド
    型を後退させてリテーナ挿入孔から抜き出したのち、型
    開きとともに若しくは駆動機構によりスライド型をその
    進退通路の側方に退避させ、開放された通路からリテー
    ナをリテーナ挿入孔に挿入して所定の状態で組み付ける
    ことを特徴とするコネクタの製造方法。
  2. 【請求項2】 コネクタハウジングの内部には端子金具
    が挿入可能なキャビティが形成され、前記コネクタハウ
    ジングの側面側から装着可能でかつその装着時に端子金
    具と係合することで抜け止め状態に係止するリテーナを
    備えたコネクタを製造する金型であって、 一方向に沿って相対的に接離可能な一対の金型が設けら
    れ、いずれか一方の金型には両金型の接離方向と交差す
    る方向に設けられた進退通路に沿って進退可能なスライ
    ド型が組み付けられており、前記両金型の間には、前記
    スライド型を進出させた状態で型閉じした場合に、その
    スライド型を介してリテーナ挿入孔が設けられるハウジ
    ングと、そのスライド型の進退方向の後方に位置するリ
    テーナとをそれぞれ成形可能な成形空間が形成されるよ
    うになっているとともに、前記スライド型を後退後に前
    記進退通路の側方に退避させる退避手段と、リテーナの
    成形空間で成形されたリテーナを前記進退通路に沿って
    進出させてハウジングのリテーナ挿入孔に挿入可能とす
    る挿入手段とを設けたことを特徴とするコネクタの製造
    用金型。
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