JP3094144U - 空き巣防止施錠カバー - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】本考案は空き巣等、外部侵入者に対して既存の
施錠部の効果を上げ、安心して生活が出来る様考案した
物である。 【解決手段】外部に面したアルミサッシ引き戸並びに窓
等の、既存の施錠部分にカバーを施すだけで其の施錠効
果を上げ、従来型の補助施錠もいらず又特殊な施錠機能
を要した高価な施錠もいらない。安価で簡単な取り付け
だけで空き巣防止に効果的である。

Description

【考案の詳細な説明】 【０００１】 【考案の属する技術分野】 本考案は、空き巣等侵入者が、鍵部部分のガラスを破損して外部から容易に解錠 出来る事を防止する為の物である。 【０００２】 【従来の技術】 特殊な施錠機能を要した物か、確実性を得るため補助施錠を他に複数設ける事で 対応している。当申請に際し公開特許公報を全て閲覧しましたが類似該当するも のは有りません。 【０００３】 【考案が解決しようとする課題】 特殊な施錠機能を要した物は、非常に高価な物で既存の物に対応するためには、 専門家に頼む為、経済的にはかなりの負担になり余り現実的ではない。補助施錠 に関しては使用上、複数に成れば成る程面倒になり、設置はしたが、余り利用さ れていない。 【０００４】 【課題を解決するための手段】 本考案に当たって最初に注目した事は、警察及び防犯協会が発表している空き巣 等の侵入手口が、ガラス全体を割って解鍵するのでは無く、家人及び隣人の発見 が遅れるよう施錠部周辺の僅かな部分のみを割って、器具等を使用して解錠を行 い侵入すると言うことです。 其処で既存の施錠部に外側から解錠出来ない形状のカバーを現状の施錠部の取り 付けネジを利用して、はめ込んでしまう。これに依って安価で簡単に取り付けが できる。従って課題である非経済性、使い勝手の不便さと言う問題が解決される と思われます。 【０００５】 【考案の実施の形態】 一般家屋及びマンションの外部に面した引き戸式アルミサッシドアー及び窓に使 用されている施錠部は縦型フック形式でレバーを上下する事で開閉出来る様式が 、大多数を占めている又、施錠レバーの側面にはロック機構が有りカバーで覆わ れて居る。其の室内面にはボタンが有り上下させる事でロック機能が作用し又、 解除をしている。外部侵入者は、小さく割った穴から指、若しくは金具等でロッ クを解除しフックレバーを下げてドアーを開ける様に思われるので本考案はフッ クレバー並びに施錠部全体を外部から干渉されない形状で保護したカバーである 。室内面は開口にし日常の解錠、鎖錠には支障になる事はない。 【０００６】 【実施例】 以下添付した図に従って実施例を説明する。取り付けようとする引き戸を外側ま で完全に開け（施錠部が外側から見える位置）施錠部の取り付けネジを外し、施 錠部本体を左勝手用カバー（右勝手の場合右勝手用カバーを使用）にセットする 。次に取り外したネジで、カバー左側面の穴を通してドライバーで元の場所に施 錠部本体共々締め付ける。この時フックレバーを上下させフック部分が、カバー 外側に設けて有る角穴に干渉しないか確認する。そして、引き戸を閉めて外側の 引き戸に、取り付けて有る施錠用フック受け金具のネジを緩めて完全に施錠出来 るか位置調整を行い（通常既存品の施錠用受け金具の取り付け穴は長穴に成って いて左右の位置調整が出来る様に加工して有る）確認した所で施錠用フック受け 金具のネジを再度締め付けます。 最後に左右の引き戸を正常な位置に戻して、再度確認して終了です。 【０００７】 【考案の効果】 空き巣等、外部侵入者は用心の為大きな物音を嫌い素早く侵入して発見が外部か ら分からない様心掛けて居る様、その為本考案品を取り付けて見た結果施錠を解 除するためには、かなり大きな穴を開けなければ成らないので、時間も掛かると 言うことが、証明され空き巣防止施錠カバーの役目を十分に果たす。

【図面の簡単な説明】 【図１】本考案の空き巣防止施錠カバー実施例を示す正
面、並びに側面図である。 【符号の説明】 カバー本体 カバー取付穴 取付用ドライバー差し込み穴 フック逃がし角穴

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【手続補正書】 【提出日】平成１４年９月３日（２００２．９．３） 【手続補正１】 【補正対象書類名】明細書 【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲 【補正方法】変更 【補正内容】 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項１】 本考案は既存品のアルミサッシドアー、
引き戸、窓等に設けられている施錠部の取り付けネジを
利用して解錠レバーを外側から作動困難にするために、
施錠部全体を覆いかぶせるカバーを取り付け、外部から
鍵部分のガラスを破損させ解錠して進入すると言う従来
型の空き巣を防止する事を目的とした施錠カバーであ
る。 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】 【提出日】平成１４年１２月２０日（２００２．１２．
２０） 【手続補正１】 【補正対象書類名】明細書 【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲 【補正方法】変更 【補正内容】 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項１】 家屋の外部に面した、アルミサッシ引き
戸、窓等の既存の錠部分に開口部を伴った袋状の金属及
び樹脂製のカバーで、開口部を室内側に向け覆い被せ鍵
部分を外側からは見えないように取り付ける、其の結果
部屋内側からは鍵の開閉は出来るので従来通りに其の機
能は保つ、其のカバーの取付方法は、既存の鍵をすでに
取り付けてあるネジ穴を利用して、共締めにして取り付
ける、従ってガラスを小さく割っただけでは外側からは
解錠する事が出来ないようにする施錠カバーである。

Claims (1)

1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項１】 既存品のアルミサッシドアー、引き戸、
   窓等に設けられて居る錠部に内側から取り付け、外部か
   らの解錠を、困難にさせる事を目的とした空き巣防止施
   錠カバーである。