JP3068519U - 簡易防犯ロックプレ―ト - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本考案はロックプレート本体を、玄関
扉室内側錠前本体にある手動開閉錠部と手動扉開閉ノブ
軸直径部に嵌め込み、侵入防止をする。 【解決手段】 本考案は玄関扉室内側の錠前本体１に
付いている手動開閉錠部２と手動扉開閉ノブ軸直径部４
ａとを、各々の形状に合うよう加工を施した一枚のロッ
クプレート５を用いて、そのロックプレートを手動開閉
錠部２と手動扉開閉ノブ軸直径部４ａに容易に装着する
ことができ、確実に施錠固定する事により不審者侵入等
の犯罪防止に役立つ。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は、玄関扉室内側の錠前本体に組み込まれている手動開閉錠部及び手 動扉開閉ノブ軸直径部の形状に合うよう、１枚のロックプレートに加工を施した 防犯施錠用具に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

室内側において玄関扉の鍵をかける場合、扉内側の錠前本体のみ、又は錠前 本体及び備え付けの鎖等の補助錠にて施錠、あるいは錠前本体及び市販の補助錠 をねじ等で取り付け加工して施錠、もしくは補助錠のみで施錠していた。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

市販の補助錠を取り付けて施錠する場合、取り付けに際して穴をあけたり、 ねじ止めをしたりと加工を要するため、時間的、労働的に負担である。それに、 錠前本体及び備え付けの鎖等の補助錠にて施錠するだけでは昨今の犯罪増加に伴 い、不審者が合い鍵等を使用して容易に玄関扉を開錠してしてしまう可能性があ り、非常に不安である。従って玄関扉内側の錠前本体についている手動開閉錠部 と手動扉開閉ノブ軸直径部の形状に合うよう加工を施した一枚のロックプレート を取り付けることにより、不審者対策を講じることができる事によって安心感が 得られ、前述の欠点を解消しようとするものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

本考案は、玄関扉室内側の錠前本体についている手動開閉錠部と手動扉開閉 ノブ軸直径部を、各々の形状に合うよう加工を施した１枚のロックプレートを用 いて、そのロックプレートを手動開閉錠部と手動扉開閉ノブ軸直径部に簡単に施 錠固定できることにより問題点を解決している。

【０００５】

【考案の実施の形態】 マンション等の玄関扉室内側に取り付けてある錠前本体に組み込まれている 手動開閉錠部と、同じく錠前本体に組み込まれている手動扉開閉ノブ軸直径部の 形に合うように加工した一枚のロックプレートを、まず最初に手動扉開閉ノブ軸 直径部に差し込んでから、次にもう一方を手動開閉錠部に合わせてから入れると 施錠固定可能となる。取り外しをするときは、最初にロックプレートを手動開閉 錠部から手前に引き出し、次にその状態から手動扉開閉ノブ軸直径部に差し込ん である部分を外すと解錠解放状態となる。

【０００６】

【実施例】

以下、添付図面に従って一実施例を説明する。玄関扉室内側の錠前本体１に ついている手動開閉錠部２と、手動扉開閉ノブ３の軸４の直径部４ａの形状に合 うよう加工を施した木、プラスチック等適宜素材にて一体化形成されたロックプ レート５を使用する。

【０００７】 まず、ロックプレート５を手動扉開閉ノブ軸４の直径部４ａに差込み、その 状態を保持し、次に、手動開閉錠部２に合わせ入れることにより２が施錠固定状 態となる。取り付けの逆の手順でロックプレート５を手前に出して引き抜くと解 錠する。

【０００８】

【考案の効果】

上述のように、本考案の簡易防犯ロックプレートは一切の加工を必要とせず 、簡単に取り付る事ができて、しかも不審者が合い鍵等を使用して容易に扉を開 けて侵入するのを防ぎ、犯罪防止に役立つ。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の簡易防犯ロックプレートの一実施例を
示す正面図である。

【図２】本ロックプレートの断面図である。

【符号の説明】

１ 錠前本体 ２ 手動開閉錠部 ３ 手動扉開閉ノブ ４ 手動扉開閉ノブ軸 ４ａ 手動扉開閉ノブ軸直径部 ５ ロックプレート

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 玄関扉室内側の錠前本体に組み込まれ
   ている手動開閉錠部と、手動扉開閉ノブ軸直径部をそれ
   ぞれの形状に合う加工を施した１枚のロックプレートを
   取り付けることにより、当該手動開閉錠部と手動扉開閉
   ノブ軸直径部を施錠固定、取り外しできることを特徴と
   する簡易防犯ロックプレート。