JP3093322U - テレビジョンチューナユニット - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 テレビジョン受信機本体部のマザー基板への
取付面積を少なくすると共に、マザー基板と接続するた
めの端子の数を減らす。 【解決手段】 金属枠体１の第一の側面１ａにはチュー
ナ部３と映像中間周波回路部４とステレオ復調部５とに
接続された複数の端子６を設け、金属枠体１の内部を第
一の側面１ａ側とそれに対向する第二の側面１ｂ側とに
二分する二つの区画領域のうち第二の側面１ｂ側の第一
区画領域１ｅにチューナ部３を配設し、第一の側面１ａ
と第二の側面１ｂとに隣接する第三の側面１ｃ上であっ
て第一の区画領域１ｅに対応する位置にテレビジョン信
号を入力するコネクタ２を取り付け、二つの区画領域の
うちの第一の側面１ａ側の第二区画領域１ｆにステレオ
復調部５と映像中間周波回路部４とを配設した。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は、受信したテレビジョン信号を中間周波信号に周波数変換するチュー ナ部と、中間周波信号を検波して映像信号及び音声信号を出力する映像中間周波 回路部と、映像中間周波回路部から出力されるコンポジット信号を復調してステ レオ音声信号を出力するステレオ復調部とを有するテレビジョンチューナユニッ トに関する。

【０００２】

【従来の技術】

図２は従来のテレビジョンチューナユニット（以下、単にチューナユニットと いう）の回路配置を示す平面図であり、長方形の金属枠体１１は対向する長辺の 第一の側面１１ａ及び第二の側面１１ｂ、対向する短辺の第三の側面１１ｃ及び 第四の側面１１ｄとを有する。そして、第三の側面１１ｃにはテレビジョン信号 が入力されるコネクタ１２が取り付けられる。金属枠体１１内は第三の側面１１ ｃ側から第四の側面１１ｄ側に向かって順に第一乃至第三の領域１１ｅ、１１ｆ 、１１ｇに区画される。各領域１１ｅ、１１ｆ、１１ｇには回路を構成するため の配線基板（図示せず）が取り付けられる。

【０００３】 第一の領域１１ｅには受信したテレビジョン信号を中間周波信号に周波数変換 するチューナ部１３が構成される。チューナ部１３はアンテナ同調回路１３ａ、 高周波増幅回路１３ｂ、段間同調回路１３ｃ、複合ＩＣ（集積回路）１３ｄ、共 振回路１３ｅ、中間周波同調回路１３ｆ等を有する。高周波増幅器１３ｂは可変 利得増幅器で構成され、複合ＩＣ１３ｄには混合用トランジスタ及び発振器用ト ランジスタや選局のためのＰＬＬ回路等（以上図示せず）が構成されている。共 振回路１３ｅは複合ＩＣ１３ｄ内の発振器用トランジスタに結合して発振器を構 成する。

【０００４】 第二の領域１１ｆには中間周波信号を検波して映像信号及び音声信号とステレ オのコンポジット信号を出力すると共に、ＡＧＣ電圧を生成する映像中間周波回 路部１４が構成される。映像中間周波回路１４はＳＡＷフィルタ１４ａ、映像検 波器や中間周波増幅器（以上図示せず）を含む映像中間周波ＩＣ１４ｂ、電圧制 御発振器１４ｃ、トラップ回路１４ｄ等を有する。電圧制御発振器１４ｃは映像 検波のために使用される。

【０００５】 また、第三の領域１１ｇには映像中間周波回路部１４から出力されるコンポジ ット信号からステレオ音声信号を出力するステレオ復調部１５が構成される。ス テレオ復調部１５はその大部分が集積回路化されている。

【０００６】 そして、第一の側面１１ａにはチューナ部１３、映像中間周波回路部１４、ス テレオ復調回路部１５に接続された複数の端子１６が設けられ、チューナユニッ トがテレビジョン受信機本体回路を構成するマザー基板（図示せず）に取り付け られた際にこれら端子１６がマザー基板に挿入されると共に回路に接続される。 先ず、第一の領域１１ｅに対応した第一の側面１１ａにはチューナ部１３の 動作にに関連したＡＧＣ電圧入力端子（ＡＧＣ）１６ａ、ＰＬＬ回路アドレス端 子（ＡＳ）１６ｂ、クロック端子（ＣＬ）１６ｃ、データ端子（ＤＡ）１６ｄ、 電源端子（Ｂ）１６ｅ、同調電圧源端子（ＴＵ）１６ｆ等が設けられる。

【０００７】 ＡＧＣ端子１６ａは、高周波増幅器１３ｂに接続され、アドレス端子１６ｂ、 クロック端子１６ｃ、データ端子１６ｄは複合ＩＣ１３ｄに接続され、電源端子 １６ｅは高周波増幅器１３ｂと複合ＩＣ１３ｄに接続され、同調電圧源端子１６ ｆは複合ＩＣ１３に接続される。

【０００８】 また、第二の領域１１ｆに対応した第一の側面１１ａには映像中間周波回路部 １４の動作に関連した電源端子（Ｂ）１６ｇ、ＡＧＣ電圧出力端子（ＡＧＣ）１ ６ｈ、映像信号端子（Ｖ）１６ｉ、音声信号端子（Ａ）１６ｊ等が設けられる。 電源端子１６ｇとＡＧＣ電圧出力端子１６ｈは映像中間周波ＩＣ１４ｂに接続さ れ、映像信号端子１６ｉ、音声信号端子１６ｊはトラップ回路１４ｄに接続され る。 更に、第三の領域１１ｇに対応した第一の側面１１ａにはステレオ復調部１５ に接続された電源端子（Ｂ）１６ｋ、右音声信号端子（Ｒ）１６ｌ、左音声信号 端子（Ｌ）１６ｍ等が設けられる。

【０００９】 三個の電源端子１６ｅ、１６ｇ、１６ｋにはテレビジョン受信機本体の電源部 から電源電圧が印加され、それが各回路部毎に供給される。此によってチューナ ユニット内の電源供給ラインが長くなるのを避けている。また、同調電圧源端子 １６ｆにもテレビジョン受信機本体の電源部から電圧（３０ボルト）が供給され る。この電圧はチャンネル選局のための同調電圧を作る電圧源となり、同調電圧 はアドレス端子１６ｂ、クロック端子１６ｃ、データ端子１６ｄに入力された選 局関連の信号に基づいて設定される。設定された同調電圧はアンテナ同調回路１ ３ａ、段間同調回路１３ｃに供給される。

【００１０】 そして、選局されたチャンネルの映像信号と音声信号とがそれぞれ映像信号端 子１６ｉ、音声信号端子１６ｊに出力される。また、ステレオ放送の場合はステ レオ音声信号が右音声信号端子（Ｒ）１６ｌ、左音声信号端子（Ｌ）１６ｍに出 力される。また、ＡＧＣ電圧出力端子１６ｈに出力されたＡＧＣ電圧はマザー基 板を介して再びＡＧＣ電圧入力端子１６ａに入力され、高周波増幅器１３ｂに供 給される。

【００１１】

【考案が解決しようとする課題】

従来の構成では各回路部（チューナ部、映像中間周波回路部、ステレオ復調部 ）が横長に配置された第一の領域から第三の領域に配設されるので、テレビジョ ン受信機本体のマザー基板への取付面積が大きくなる。また、各回路部が横長と なることから三個の電源端子を設けているので端子数が多くなっている。さらに 、映像中間周波回路部で生成されたＡＧＣ電圧を高周波増幅器に供給するために ２個のＡＧＣ端子を設けているので、此によっても端子数を多くしている。

【００１２】 そこで、本考案のテレビジョンチューナユニットは、テレビジョン受信機本体 部のマザー基板への取付面積を少なくすると共に、マザー基板と接続するための 端子の数を減らすことを目的とする。

【００１３】

【課題を解決するための手段】

上記課題の解決手段として、本考案は、受信したテレビジョン信号を中間周波 信号に周波数変換するチューナ部と、前記中間周波信号を検波して映像信号と音 声信号とを出力する映像中間周波回路部と、前記映像中間周波回路部から出力さ れるコンポジット信号を復調してステレオ音声信号を出力するステレオ復調部と 、四側面を有し、その内部に前記チューナ部と前記映像中間周波回路部と前記ス テレオ復調部とを収納する金属枠体とを備え、前記金属枠体の第一の側面には前 記チューナ部と前記映像中間周波回路部と前記ステレオ復調部とに接続された複 数の端子を設け、前記金属枠体の内部を前記第一の側面側とそれに対向する第二 の側面側とに二分する二つの区画領域のうち前記第二の側面側の第一区画領域に 前記チューナ部を配設し、前記第一の側面と前記第二の側面とに隣接する第三の 側面上であって前記第一区画領域に対応する位置に前記テレビジョン信号を入力 するコネクタを取り付け、前記二つの区画領域のうちの前記第一の側面側の第二 の区画領域に前記ステレオ復調部と前記映像中間周波回路部とを配設した。

【００１４】 また、前記第二の区画領域における前記第三の側面側の第一領域に前記ステレ オ復調部を配設し、前記第一の区画領域における第四の側面側の第二領域に前記 映像中間周波回路部を配設した。

【００１５】 また、前記複数の端子のうちの一つは電源電圧が外部から供給される電源端子 であり、前記電源端子から前記チューナ部と前記映像中間周波回路部と前記ステ レオ復調部とに前記電源電圧を供給した。

【００１６】 また、前記映像中間周波回路部はＡＧＣ電圧を出力し、前記チューナ部には可 変利得増幅器を備え、前記ＡＧＣ電圧を前記金属枠体内で前記前記可変利得増幅 器に入力した。

【００１７】 また、前記複数の端子のうち前記ステレオ音声信号を出力するステレオ音声端 子を前記第一の領域に対応する前記第一の側面に設け、前記映像信号を出力する 映像端子と前記音声信号を出力する音声端子とを前記第二の領域に対応する前記 第一の側面に設けた。

【００１８】

【考案の実施の形態】

図１は本考案のテレビジョンチューナユニット（以下、単にチューナユニット という）の回路配置を示す平面図であり、四角形の金属枠体１は一方の対向する 第一の側面１ａ及び第二の側面１ｂと、他方の対向する第三の側面１ｃ及び第四 の側面１ｄとを有する。そして、第三の側面１ｃにはテレビジョン信号が入力さ れるコネクタ２が取り付けられる。金属枠体１内には回路を構成するための配線 基板（図示せず）が収納される。また、金属枠体１の内部は第二の側面１ａ側の 第一の区画領域１ｅと、それに対向する第一の側面１ｂ側の第二の区画領域１ｆ とに二分され、さらに、第二の区画領域１ｆは第三の側面１ｃ側の第一領域１ｇ と第四の側面１ｄ側の第二領域１ｈとに二分される。

【００１９】 第一の区画領域１ｅにおける配線基板上には受信したテレビジョン信号を中間 周波信号に周波数変換するチューナ部３が構成される。チューナ部３はアンテナ 同調回路３ａ、高周波増幅回路３ｂ、段間同調回路３ｃ、複合ＩＣ（集積回路） ３ｄ、共振回路３ｅ、中間周波同調回路３ｆ等を有する。高周波増幅器３ｂは可 変利得増幅器で構成され、複合ＩＣ３ｄには混合器用トランジスタ及び発振器ト ランジスタや選局のためのＰＬＬ回路等が構成されている。共振回路３ｅは複合 ＩＣ３ｄ内の発振器用トランジスタに結合されて発振器を構成する。

【００２０】 第二の区画領域１ｆにおける第二領域１ｈには中間周波信号を検波して映像信 号及び音声信号とステレオのコンポジット信号を出力すると共に、ＡＧＣ電圧を 生成する映像中間周波回路部４が構成される。映像中間周波回路４はＳＡＷフィ ルタ４ａ、映像検波器や中間周波増幅器（図示せず）を含む映像中間周波ＩＣ４ ｂ、電圧制御発振器４ｃ、トラップ回路４ｄ等を有する。電圧制御発振器４ｃは 映像中間周波ＩＣ４内の映像検波器に結合される。 また、第二の区画領域１ｆにおける第一領域１ｇには映像中間周波回路部４か ら出力されるコンポジット信号からステレオ音声信号を出力するステレオ復調部 ５が構成される。ステレオ復調部５はその大部分が集積回路化されている。

【００２１】 そして、第一の側面１ａにはチューナ部３、映像中間周波回路部４、ステレオ 復調回路部５に接続された複数の端子６が設けられ、チューナユニットが図示し ないテレビジョン受信機本体回路を構成するマザー基板に取り付けられた際にこ れら端子６がマザー基板に挿入されると共にマザー基板の回路に接続される。

【００２２】 先ず、第一領域１ｇに対応した第一の側面１ａにはステレオ復調部５に接続さ れた右音声信号端子（Ｒ）６ａ、左音声信号端子（Ｌ）６ｂと、チューナ部の動 作に関連したＰＬＬ回路用のアドレス端子（ＡＳ）６ｃ、クロック端子（ＣＬ） ６ｄ、データ端子（ＤＡ）６ｅ等が設けられる。 また、第二領域１ｈに対応した第一の側面１ａには電源端子（Ｂ）６ｆ、チュ ーナ部３の動作に関連した同調電圧源端子（ＴＵ）６ｇ、映像中間周波回路部４ の動作に関連した映像信号端子（Ｖ）６ｈ、音声信号端子（Ａ）６ｉ等が設けら れる。上記端子のうち電源端子６ｆと同調電圧源端子６ｇとは第一領域１ｇに対 応した第一の側面１ａに設けられてもよい。

【００２３】 アドレス端子６ｃ、クロック端子６ｄ、データ端子６ｅは複合ＩＣ３ｄに接続 され、電源端子６ｆは高周波増幅器３ｂ、複合ＩＣ３ｄ、映像中間周波ＩＣ４ｂ 、ステレオ復調部５に接続される。また、同調電圧源端子６ｇは複合ＩＣ３ｄに 接続される。また、映像信号端子６ｈ、音声信号端子６ｉはトラップ回路４ｄに 接続される。

【００２４】 そして、金属枠体１の各区画領域１ｅ、１ｆを覆うカバー（図示せず）が金属 枠体１に取り付けられて電磁気的にシールドされる。

【００２５】 電源端子６ｆにはテレビジョン受信機本体の電源部から電源電圧（５ボルト） が印加され、それが高周波増幅器３ｂ、複合ＩＣ３ｄ、映像中間周波ＩＣ４ｂ、 ステレオ復調部５に供給される。また、同調電圧源端子６ｇにもテレビジョン受 信機本体の電源部から電圧（３０ボルト）が供給される。この電圧はチャンネル 選局のための同調電圧を作る電圧源となり、同調電圧はアドレス端子６ｃ、クロ ック端子６ｄ、データ端子６ｅに入力された選局関連の信号に基づいて設定され る。設定された同調電圧はアンテナ同調回路３ａ、段間同調回路３ｃ、共振回路 ３ｅ等に供給される。

【００２６】 以上の構成において、コネクタ２から入力されたテレビジョン信号は第一の区 画領域１ｅに配設されたチューナ部３で中間周波信号に変換され、中間周波信号 は第二領域１ｈに配設された映像中間周波回路部４で処理されて映像信号及び音 声信号とコンポジット信号、ＡＧＣ電圧を出力する。映像信号と音声信号とはそ れぞれ映像信号端子６ｈ、音声信号端子６ｉに出力される。また、出力されたＡ ＧＣ電圧は配線基板を介して高周波増幅器３ｂに供給される。さらに、ステレオ 放送の場合はコンポジット信号が第一領域に配設されたステレオ復調部５によっ て復調され、ステレオ音声信号が右音声信号端子（Ｒ）６ａ、左音声信号端子（ Ｌ）６ｂに出力される。

【００２７】 そして、チューナ部３が配設される第一の区画領域１ｅと、映像中間周波回路 部４が配設される第二領域１ｈ及びステレオ復調部５が配設される第一領域１ｇ とからなる第二の区画領域１ｆとが対向しているので、各回路部で処理される信 号の流れが図示矢印のように金属枠体１内でコ字状となり、各回路部間の干渉も ない。また、上記のことから、端子６を設ける第一の側面１ａが短くなっている のでマザー基板への取付面積が少なくなる。また、第一の側面１ａが短くなるこ とで各回路部間の距離が近くなり、電源電圧を供給する電源端子が一個で済み、 またＡＧＣ端子が削除出来るので全体の端子数が少なくなる。

【００２８】

【考案の効果】

以上説明したように、本考案は、金属枠体の第一の側面にはチューナ部と映像 中間周波回路部とステレオ復調部とに接続された複数の端子を設け、金属枠体の 内部を第一の側面側とそれに対向する第二の側面側とに二分する二つの区画領域 のうち第二の側面側の第一区画領域にチューナ部を配設し、第一の側面と第二の 側面とに隣接する第三の側面上であって第一区画領域に対応する位置にテレビジ ョン信号を入力するコネクタを取り付け、二つの区画領域のうちの第一の側面側 の第二の区画領域にステレオ復調部と映像中間周波回路部とを配設したので、端 子を設ける第一の側面が短くなっているのでテレビジョン受信機本体のマザー基 板への取付面積が少なくなる。

【００２９】 また、第二の区画領域における第三の側面側の第一領域にステレオ復調部を配 設し、第一の区画領域における第四の側面側の第二領域に映像中間周波回路部を 配設したので、各回路部で処理される信号の流れが金属枠体１内でコ字状となり 、各回路部間の干渉もない。

【００３０】 また、複数の端子のうちの一つは電源電圧が外部から供給される電源端子であ り、電源端子からチューナ部と映像中間周波回路部とステレオ復調部とに電源電 圧を供給したので電源端子が一個で済み、端子数を減らせる。

【００３１】 また、映像中間周波回路部はＡＧＣ電圧を出力し、チューナ部には可変利得増 幅器を備え、ＡＧＣ電圧を金属枠体内で可変利得増幅器に入力したので、ＡＧＣ 電圧端子を設ける必要がなく、端子数を減らすことが出来る。

【００３２】 また、複数の端子のうちステレオ音声信号を出力するステレオ音声端子を第一 の領域に対応する第一の側面に設け、映像信号を出力する映像端子と音声信号を 出力する音声端子とを第二の領域に対応する第一の側面に設けたので、ステレオ 音声信号、映像信号、音声信号を最短距離で出力できる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案のテレビジョンチューナユニットの回路
配置を示す平面図である。

【図２】従来のテレビジョンチューナユニットの回路配
置を示す平面図である。

【符号の説明】

１ 金属枠体 １ａ 第一の側面 １ｂ 第二の側面 １ｃ 第三の側面 １ｄ 第四の側面 １ｅ 第一の区画領域 １ｆ 第二の区画領域 １ｇ 第一領域 １ｈ 第二領域 ２ コネクタ ３ チューナ部 ３ａ アンテナ同調回路 ３ｂ 高周波増幅器（可変利得増幅器） ３ｃ 段間同調回路 ３ｄ 複合ＩＣ ３ｅ 共振回路 ３ｆ 中間周波同調回路 ４ 映像中間周波回路部 ４ａ ＳＡＷフィルタ ４ｂ 映像中間周波ＩＣ ４ｃ 電圧制御発振器 ４ｄ トラップ回路 ５ ステレオ復調部 ６ 端子 ６ａ 右音声信号端子 ６ｂ 左音声信号端子 ６ｃ アドレス端子 ６ｄ クロック端子 ６ｅ データ端子 ６ｆ 電源端子 ６ｇ 同調電圧源端子 ６ｈ 映像信号端子 ６ｉ 音声信号端子

Claims (5)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 受信したテレビジョン信号を中間周波信
   号に周波数変換するチューナ部と、前記中間周波信号を
   検波して映像信号と音声信号とを出力する映像中間周波
   回路部と、前記映像中間周波回路部から出力されるコン
   ポジット信号を復調してステレオ音声信号を出力するス
   テレオ復調部と、四側面を有し、その内部に前記チュー
   ナ部と前記映像中間周波回路部と前記ステレオ復調部と
   を収納する金属枠体とを備え、前記金属枠体の第一の側
   面には前記チューナ部と前記映像中間周波回路部と前記
   ステレオ復調部とに接続された複数の端子を設け、前記
   金属枠体の内部を前記第一の側面側とそれに対向する第
   二の側面側とに二分する二つの区画領域のうち前記第二
   の側面側の第一区画領域に前記チューナ部を配設し、前
   記第一の側面と前記第二の側面とに隣接する第三の側面
   上であって前記第一区画領域に対応する位置に前記テレ
   ビジョン信号を入力するコネクタを取り付け、前記二つ
   の区画領域のうちの前記第一の側面側の第二の区画領域
   に前記ステレオ復調部と前記映像中間周波回路部とを配
   設したことを特徴とするテレビジョンチューナユニッ
   ト。
2. 【請求項２】 前記第二の区画領域における前記第三の
   側面側の第一領域に前記ステレオ復調部を配設し、前記
   第一の区画領域における第四の側面側の第二領域に前記
   映像中間周波回路部を配設したことを特徴とする請求項
   １に記載のテレビジョンチューナユニット。
3. 【請求項３】 前記複数の端子のうちの一つは電源電圧
   が外部から供給される電源端子であり、前記電源端子か
   ら前記チューナ部と前記映像中間周波回路部と前記ステ
   レオ復調部とに前記電源電圧を供給したことを特徴とす
   る請求項１又は２に記載のテレビジョンチューナユニッ
   ト。
4. 【請求項４】 前記映像中間周波回路部はＡＧＣ電圧を
   出力し、前記チューナ部には可変利得増幅器を備え、前
   記ＡＧＣ電圧を前記金属枠体内で前記前記可変利得増幅
   器に入力したことを特徴とする請求項１乃至３のいずれ
   かに記載のテレビジョンチューナユニット。
5. 【請求項５】 前記複数の端子のうち前記ステレオ音声
   信号を出力するステレオ音声端子を前記第一の領域に対
   応する前記第一の側面に設け、前記映像信号を出力する
   映像端子と前記音声信号を出力する音声端子とを前記第
   二の領域に対応する前記第一の側面に設けたことを特徴
   とする請求項２乃至４のいずれかに記載のテレビジョン
   チューナユニット。