JP3092591U - ラチェット金具及び座椅子 - Google Patents

ラチェット金具及び座椅子

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JP3092591U JP2002005614U JP2002005614U JP3092591U JP 3092591 U JP3092591 U JP 3092591U JP 2002005614 U JP2002005614 U JP 2002005614U JP 2002005614 U JP2002005614 U JP 2002005614U JP 3092591 U JP3092591 U JP 3092591U
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成敬 橋田
由 櫻井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多大な荷重等によるラチェット歯や爪片の破
損等を確実に防止できるラチェット金具を提供する。 【解決手段】 本考案は、回動金具20のラチェット2
2及び逆転防止爪30が固定金具10のハウジング12
に軸支され、逆転防止爪30の爪片31、32が複数の
ラチェット歯23に順送りされることにより、回動金具
20正回転が許容されるとともに、爪片31、32がラ
チェット歯23に係合することにより、逆回転が規制さ
れるようにしたラチェット金具を対象とする。回動金具
20が初期位置に配置された状態において、カム板40
における周縁突部42の周縁凹部41寄りの端部44
が、第2爪片32の初期係合位置に対応するラチェット
歯23の歯溝部23b内に配置される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、例えば座椅子の座フレームと背もたれフレームとの連結箇所等に 設けられるラチェット金具及び座椅子に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の座椅子において、座体と背もたれとの連結箇所にラチェット金具を介在 させて、そのラチェット金具によって、座体に対する背もたれの傾斜角度を段階 的に調整できるようなされたものが周知である。
【0003】 このような座椅子用のラチェット金具としては、特許文献1、2に開示された ものがある。
【0004】
【特許文献1】 実公昭59−20118号
【0005】
【特許文献2】 実開昭61−143452号 このラチェット金具は、座体等の固定部材に取り付けられる固定金具と、背も たれ等の回動部材に取り付けられる回動金具とを備え、回動金具のラチェットが 固定金具のハウジングに回動自在に軸支される。更に固定金具のハウジングには 、回動金具のラチェット歯に咬合解除自在な逆転防止爪が設けられており、その 爪がラチェット歯に咬合することにより、固定金具(座体)に対する回動金具( 背もたれ)の開き方向への回動が阻止されるように構成されている。また固定金 具のハウジング内には、逆転防止爪のラチェット歯への係合及びその解除を制御 するためのカム板が回動自在に設けられている。そして回動金具(背もたれ)を 、展開した状態から閉じる方向へ回動させることにより、ラチェット歯のピッチ に応じて、背もたれ板の開き角度を段階的に変更できるとともに、所定の折り畳 み状態まで回動させた際には、カム板の作用によって、背もたれの開き方向の回 動が許容されるよう構成されている。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、近年の座椅子においては、使用者の体格や好みに合わせて、背もた れの角度を細かく多段階に調整できることが望まれており、ラチェット金具のラ チェット歯のピッチを小さくしようとする傾向が強まっている。
【0007】 しかしながら、ラチェット歯のピッチを小さく設定すると、逆転防止爪を精度 良く所定のラチェット歯に正確に係合させることが困難となる。例えばラチェッ ト金具を長期間使用してカム板がすり減ってしまった場合、回動金具を初期位置 に戻したとしても、逆転防止爪をラチェット歯の初期係合位置に確実に係合させ ることができず、動作信頼性が低下する恐れがある。
【0008】 従って、上記従来のラチェット金具においては、ラチェット歯のピッチを、さ ほど小さく設定することができず、背もたれ板の角度調整は、通常5段程度であ り、多くともせいぜい6段程度に設定されているのが現状である。
【0009】 本第1考案は、上記従来技術の問題を解消し、回動金具を固定金具に対し90 度の回転範囲内において、7段以上の回転位置で固定できる上、長期間の使用に よりカム板がすり減ってしまったとしても、回動金具を初期位置に戻した際に、 逆転防止爪の爪片をラチェット歯の初期係合位置に確実に係合させることができ 、高い動作信頼性を長期間に渡って得ることができるラチェット金具を提供する ことを目的とする。
【0010】 また、本第2考案は、上記従来技術の問題を解消し、背もたれの角度調整を7 段以上に設定できる上、長期間の使用によりカム板がすり減ってしまったとして も、背もたれを初期位置に戻した際に、逆転防止爪の爪片をラチェット歯の初期 係合位置に確実に係合させることができ、高い動作信頼性を長期間に渡って得る ことができる座椅子を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本第1考案は、回動金具のラチェットが、固定金具 のハウジングに回動自在に軸支され、逆転防止爪が前記ラチェットの複数のラチ ェット歯に対応して前記ハウジングに軸支されるとともに、その逆転防止爪がそ の爪片を前記ラチェット歯に係合させる方向に付勢され、前記爪片が前記複数の ラチェット歯に順送りされることにより、前記回動金具の前記固定金具に対する 正回転が許容されるとともに、前記爪片がいずれかの前記ラチェット歯に係合す ることにより、逆回転が規制されるようにしたラチェット金具であって、前記回 動金具が前記固定金具に対し90度の回転範囲内において7段以上の回転位置で 逆回転が規制されるように、前記ラチェット歯のピッチが設定され、前記逆転防 止爪の爪片が、前記複数のラチェット歯のうち、隣合う2つのラチェット歯に係 合し得る第1及び第2爪片により構成され、外周縁部に、前記爪片のラチェット 歯への係合を許容するための周縁凹部と、係合を阻止するための周縁突部とが設 けられたカム板が、前記ハウジングに回動自在に軸支され、前記回動金具が正回 転方向へ回転する際の初期位置に配置された状態では、前記第2爪片が前記カム 板の周縁凹部に配置されて前記爪片が前記ラチェット歯に係合されるよう構成さ れ、正回転方向の回転により前記回動金具が終端位置に配置された際に、前記回 動金具が前記カム板を正回転方向に押し込んで、前記第2爪片が前記カム板の周 縁凹部から周縁突部に導かれることにより、前記爪片が前記ラチェット歯から離 脱して、前記回動金具の逆回転方向への回転が許容されるよう構成され、逆回転 方向への回転により前記回動金具が初期位置に戻った際に、前記回動金具が前記 カムを逆回転方向に押し込んで、前記第2爪片が前記カム板の周縁突部から周縁 凹部に導かれることにより、前記第1及び第2爪片が、各爪片の初期係合位置に 対応する前記ラチェット歯の各歯溝部にそれぞれ挿入されるよう構成されてなり 、前記回動金具が初期位置に配置された状態において、前記カム板における周縁 突部の周縁凹部寄りの端部が、前記第2爪片の初期係合位置に対応する前記ラチ ェット歯の歯溝部内に配置されてなるものを要旨としている。
【0012】 この考案のラチェット金具においては、長期間の使用等により、カム板におけ る周縁突部の端部がすり減ったとしても、各爪片を確実に初期係合位置のラチェ ット歯に係合させることができ、安定した動作を長期間維持することができる。
【0013】 本第1考案においては、前記爪片が前記ラチェット歯に係合した状態において 、前記第1及び第2爪片のうち、前記回動金具の正回転方向側に位置する第1爪 片の中心位置を中心とし、かつ前記第2爪片とそれに係合する前記ラチェット歯 との接触部端点を通過する仮想の円弧線を想定し、その仮想円弧線に沿うように 前記ラチェット歯の一側面部が円弧状に形成されてなる構成を採用するのが好ま しい。
【0014】 すなわちこの構成を採用する場合には、ラチェットを逆回転方向に回転させる ような多大な荷重が加わったとしても、爪片がラチェット歯の一側面部に強圧に 干渉するようなことがなく切り下げ現象を防止することができる。
【0015】 また本第1考案においては、前記回動金具による前記カム板の正回転方向への 押込位置及び逆回転方向への押込位置が、前記カム板の外周縁部にそれぞれ設け られてなる構成を採用するのが良い。
【0016】 すなわちこの構成を採用する場合には、カム板回転操作時のモーメントを大き くすることができ、カム板の回転操作をスムーズに行うことができる上更に、カ ム板回転操作時のストロークも大きく確保することができるため、カム板の微細 な操作も確実に制御することができる。
【0017】 更に本第1考案においては、前記カム板に外方突出状にストッパーを形成し、 そのストッパーを介在させて前記回動金具を前記逆転防止爪に当接させることに より、前記回動金具の前記固定金具に対する終端位置を超える正回転方向への回 転を阻止するよう構成されてなるものを採用するのが望ましい。
【0018】 すなわちこの場合には、回動金具が必要以上に回転してしまう等の不具合を確 実に防止することができる。
【0019】 一方、本第2考案は、上記第1考案のラチェット金具を連結部に有する座椅子 を特定するものである。
【0020】 すなわち本第2考案の座椅子は、上記第1考案のラチェット金具における前記 固定金具側に座フレームが固定されるとともに、前記回動金具側に背もたれフレ ームが固定され、前記背もたれフレームが前記ラチェット金具を介して前記座フ レームに対し起倒自在に構成されてなるものを要旨としている。
【0021】
【考案の実施の形態】
図1ないし図6はこの考案の実施形態であるラチェット金具を示す図である。 これらの図に示すように、このラチェット金具は、座椅子における座フレームと 背もたれフレームとの間の連結部に採用される座椅子用のものであって、固定金 具(10)と、回動金具(20)と、逆転防止爪(30)と、カム板(40)と を基本的な構成として備えている。
【0022】 固定金具(10)は、座椅子における座フレーム等の固定部材に取り付けられ る筒状の固定部材取付片(11)と、その端部に設けられたハウジング(12) とを有している。ハウジング(12)は、図1の紙面に向かって垂直方向に相対 向する一対の略円形の側壁(12a)と、両側壁(12a)を連結する底壁(1 2b)とにより構成されている。なお図面においては、一対の側壁(12a)の うち片側のみを示す。
【0023】 回動金具(20)は、背もたれフレーム等の回動部材に取り付けられる筒状の 回動部材取付片(21)と、その端部に設けられ、図1の紙面に向かって垂直方 向に相対向する一対のラチェット(22)とを有している。なお図面においては 、一対のラチェット(22)のうち片側のみを示す。
【0024】 更に回動金具(20)の回動部材取付片(21)におけるラチェット(22) の端部には、後述するカム板(40)の第1及び第2当たり片(45)(46) に衝合し得る第1及び第2当たり部(25)(26)が設けられている。
【0025】 またラチェット(22)の外周縁部には、複数のラチェット歯(23)が所定 のピッチで形成されている。このラチェット歯(23)は、後に詳述するように 、背もたれを7段で、つまり7箇所の回転位置で固定できるように小さいピッチ で形成されている。
【0026】 この回動金具(20)の一対のラチェット(22)間にカム板(40)を介装 した状態で、ラチェット(22)及びカム板(40)が、固定金具(10)のハ ウジング(12)内に収容されて、ハウジング(12)の両側壁(12a)の略 中央に設けられた軸(1)に回動自在に軸支される。
【0027】 また固定金具(10)のハウジング(12)内に配置される逆転防止爪(30 )は、その先端側に上記ラチェット歯(23)に係合し得る第1及び第2の2つ の爪片(31)(32)が形成されている。この爪片(31)(32)をラチェ ット歯(23)に対応させた状態で、逆転防止爪(30)の基端側が固定金具( 10)のハウジング(12)に軸(2)を介し回転自在に軸支される。そしてこ の逆転防止爪(30)が、軸(2)を支点に図1の紙面に向かって反時計方向( 係合方向)に揺動した際には、第1及び第2爪片(31)(32)が、隣合うい ずれかのラチェット歯(23)に係合するとともに、時計方向(離脱方向)に揺 動した際には、第1及び第2爪片(31)(32)がラチェット歯(23)から 離脱した状態に配置されるよう構成されている。
【0028】 更に逆転防止爪(30)は、軸(2)に設けられた巻ばね(2a)等の付勢手 段により、反時計方向、つまりラチェット歯(23)に咬合する方向に回転付勢 されている。
【0029】 そして、第1及び第2爪片(31)(32)がラチェット歯(23)に係合し た状態においては、ラチェット(22)の時計方向(逆回転方向)の回転が規制 されるよう構成されている。更にこの状態において、ラチェット(22)が反時 計方向(正回転方向)に回転しようとした際には、ラチェット歯(23)に爪片 (31)(32)が離脱方向に押されて係合が解除されるよう構成されている。
【0030】 ここで本実施形態においては、第1及び第2爪片(31)(32)のうち、第 1爪片(31)は、ラチェット(22)の正回転方向側に配置されるとともに、 第2爪片(32)は逆回転方向側に配置されている。
【0031】 図7に示すように、カム板(40)における逆転防止爪(30)に対向する側 の半周域には、上記回動金具(20)の第1及び第2当たり部(25)(26) に衝合し得る第1及び第2当たり片(45)(46)と、爪片(31)(32) のラチェット歯(23)への係合を許容する周縁凹部(41)と、爪片(31) (32)のラチェット歯(23)への係合を規制するようにラチェット(22) より僅かに大きく円弧状に形成された周縁突部(42)と、周縁凹部(41)か ら周縁突部(42)にかけて傾斜状に設けられた案内部(43)とを有している 。
【0032】 この構成のラチェット金具において、図1に示すように、回動金具(20)が 固定金具(10)に対し開いた状態(背もたれを後方に倒伏させた状態)におい ては、逆転防止爪(30)の爪片(31)(32)が、カム板(40)の周縁凹 部(41)内に配置されることにより、逆転防止爪(30)が係合方向に付勢さ れて、第1及び第2爪片(31)(32)が、各爪片(31)(32)の初期係 合位置に対応するラチェット歯(23)(23)にそれぞれ係合する。なお図面 においては、第1爪片(31)の初期係合位置に対応するラチェット歯(23) よりも前段側(反時計方向側)に、更にラチェット歯が形成されているが、この 歯は、本実施形態とは異なるタイプのラチェット金具を作製する際に利用するも のである。つまりこのラチェット(22)は、他のラチェット金具の構成部材と しても利用されるものである。
【0033】 上記図1の初期状態においては、回動金具(20)を開く方向、つまり時計方 向に荷重が加わったととしても、爪片(31)(32)がラチェット歯(23) に係合することにより、開き方向への回転は規制される。
【0034】 また図1の初期状態から、図2に示すように、回動金具(20)を固定金具( 10)に対し閉じるように、つまり反時計方向に回転させた際には、ラチェット 歯(23)により爪片(31)(32)が離脱方向に押し込まれ、各爪片(31 )(32)が次段のラチェット歯(23)を乗り越えた後に、図3に示すように 各爪片(31)(32)が巻ばね(2a)の付勢力によって、次段のラチェット 歯(23)(23)にそれぞれ係合する。この2段目係合状態においても、上記 初期状態と同様に、回動金具(20)を開く方向に荷重が加わったとしても、爪 片(31)(32)がラチェット歯(23)に係合することにより、開き方向へ の回転は規制される。
【0035】 更にこの状態から、回動金具(20)を閉じるように回転させた際には、上記 と同様に各爪片(31)(32)が次段のラチェット歯(23)に送られて係合 する。
【0036】 このように各爪片(31)(32)が複数のラチェット歯(23)へと順送り されることにより、回動金具(20)の閉じる方向(正回転方向)への回転が許 容される一方、各爪片(31)(32)がラチェット歯(23)に係合すること により、回動金具(20)における開き方向(逆回転方向)の回転が規制される 。
【0037】 また図4に示すように、回動金具(20)を閉じる方向に最終係合位置まで回 動させていき、両爪片(31)(32)が最終係合位置の各ラチェット歯(23 )にそれぞれ係合した際には、回動金具(20)が固定金具(10)に対し略9 0度、正確には88度の位置に固定される。
【0038】 更にこの最終係合位置から、図5に示すように、回動金具(20)を固定金具 (10)に対し閉じる方向に少量回転させると、回動金具(20)の第2当たり 部(26)がカム板(40)の第2当たり片(46)に衝合して、カム板(40 )が反時計方向(正回転方向)に少量回転する。これにより、第2爪片(32) の先端が、巻ばね(2a)の付勢力に抗してカム板(40)の案内部(43)に 沿って離脱方向に押し込まれていき、周縁突部(42)に乗り上げた状態に配置 される。こうして第1及び第2爪片(31)(32)のラチェット歯(23)に 対する係合が解除された状態に保持される。
【0039】 従ってこの状態においては、回動金具(20)を開く方向(逆回転方向)に回 転することが可能となる。
【0040】 一方、本実施形態においては、図5の想像線に示すように、カム板(40)に おける第2当たり片(46)の近傍に、外方突出状にストッパー(47)を形成 しておくのが好ましい。すなわちこの構成を採用する場合には、回動金具(20 )を閉じる方向に終端位置まで回動させた際に、ストッパー(47)が回動金具 (20)の第2当たり部(26)と逆転防止爪(30)との間に介在状態に係合 することにより、回動金具(20)が終端位置を超えて正回転方向に過回転する のを確実に防止することができ、例えば背もたれが、必要以上に前方へ倒れてし まう等の不具合を確実に防止することができる。
【0041】 また図6に示すように、回動金具(20)を正回転方向の終端位置から開く方 向に回転させていき、初期位置に戻した際には、図1に示すように回動金具(2 0)の第1当たり部(25)がカム板(40)の第1当たり片(45)に衝合し て、カム板(40)が時計方向(逆回転方向)に少量回転して、第2爪片(32 )の先端がカム板(40)の周縁突部(42)から案内部(43)を通って周縁 凹部(41)の位置に配置される。これにより、第1及び第2爪片(31)(3 2)が巻ばね(2a)の付勢力により周縁凹部(41)内に挿入されると同時に 、対応するラチェット歯(23)にそれぞれ係合する。
【0042】 ここで、本実施形態においては、ラチェット歯(23)の歯形状を特有の形状 に形成するものである。
【0043】 すなわち図8に示すように、ラチェット歯(22)は、歯先部(23a)及び 歯溝部(23b)を有し、爪片(31)(32)の先端が歯溝部(23b)に挿 入されて係合した際には、爪片(31)(32)は、歯溝部(23b)の一側面 部(23c)に荷重が加わって係合し、他側面部(23d)には荷重がほとんど 加わらず、非係合状態となっている。更に爪片(31)(32)の先端部は、歯 溝部(23b)の形状に倣って、円弧状に形成されている。
【0044】 そこで、本実施形態においては、第1爪片(31)の中心位置を「P」、第2 爪片(32)とそれに係合するラチェット歯(23)との接触部における端点を 「Q」としたとき、「P」を中心とし、かつ接触部端点(Q)を通過する円弧線 (R)を想定する。そしてその仮想円弧線(R)に沿うように、ラチェット歯( 22)の一側面部(23c)を円弧状に形成するものである。
【0045】 この構成により本実施形態においては、回動金具(20)に逆回転方向に多大 な荷重が繰り返し加わるような場合であっても、ラチェット歯(23)の破損等 を有効に防止することができる。
【0046】 すなわち、回動金具(20)が逆回転方向に多大な荷重が加わった場合、例え ば背もたれを後側に倒す方向に多大な荷重が加わった場合、その荷重によりラチ ェット(22)は逆回転方向に回転しようとして、逆転防止爪(30)を強く押 し込む。このとき、第1爪片(31)はラチェット歯(23)に係合固定されて いるため、逆転防止爪(30)は、第1爪片(31)の中心位置(P)を中心と して、図8の時計方向に回転しようとする。これにより第2爪片(32)の先端 が、それに対応するラチェット歯(23)の一側面部(23c)を削るように強 圧状態で摺接しようとする。
【0047】 このとき、図9に示す一般のラチェットのように、ラチェット歯(23)にお ける一側面部(23c)に、上記仮想円弧線(R)の外側に突出するような干渉 突部(23h)が残存形成されていると、第2爪片(32)が干渉突部(23h )に強圧で干渉接触することにより、干渉突部(23h)に多大な応力荷重が加 わる。このように多大な荷重が干渉突部(23h)に繰り返し加わると、図10 に示すように、干渉突部(23h)と共にラチェット歯(23)の先端が削り取 られたり、図11に示すように第2爪片(32)の先端が削り取られたりする等 の切り下げ現象が発生して、ラチェット歯(23)や爪片(32)が破損してし まう恐れがある。
【0048】 これに対し、本実施形態においては、図8に示すように、ラチェット歯(23 )における一側面部(23c)を、上記仮想円弧線(R)に沿って円弧状に形成 しているため、ラチェット(22)を逆回転方向に回転させるような多大な荷重 が加わったとしても、第2爪片(32)がラチェット歯(23)の一側面部(2 3c)に強圧に干渉接触するようなことがなく、ラチェット歯(23)や爪(3 2)が破損してしまう等の不具合を確実に防止することができる。
【0049】 一方、本実施形態においては、図12に示すように、回動金具(20)を初期 位置に復帰させてカム板(40)を係合許容状態に復帰させた際に、カム板(4 0)における周縁突部(42)の凹部(41)寄りの端部(44)を、第2爪片 (32)の初期係合位置に対応するラチェット歯(23)の歯溝部(23b)に 配置するものである。このため、逆転防止爪(30)の爪片(31)(32)を 、初期係合位置に確実に係合させることができる。
【0050】 すなわちラチェット金具は、使用を繰り返すうちに、カム板(40)における 周縁突部(42)の周縁凹部(41)寄りの端部(44)、つまり周縁突部(4 2)及び案内部(43)間のコーナー部(44)がすり減って、そのコーナー部 (44)の位置が同図想像線に示すように後退してしまう。このとき図13に示 すように、仮に回動金具(20)を初期位置に復帰させた際にカム板(40)の コーナー部(44)が、第2爪片(32)の初期係合位置に対応するラチェット 歯(23)の歯溝部(23b)に配置されず、2段目の係合位置に対応するラチ ェット歯(23)に対応して配置されているような場合、上記の磨耗によりカム 板(40)のコーナー部(44)の位置が後退すると、コーナー部(44)が、 第2爪片(32)の2段目の係合位置に対応するラチェット歯(23)の歯溝部 (23b)に配置されてしまう。そうすると、回動金具(20)を初期位置に復 帰させた際に、第1及び第2爪片(31)(32)が、ラチェット歯(23)の 2段目の係合位置にそれぞれ係合してしまい、初期係合位置に係合させることが できなくなってしまう。
【0051】 これに対し、本実施形態においては、図12に示すように、回動金具(20) を初期位置に復帰させた際に、カム板(40)のコーナー部(44)を、第2爪 片(32)の初期係合位置に対応するラチェット歯(23)の歯溝部(23b) に配置するものであるため、コーナー部(44)が多少すり減ったとしても、コ ーナー部(44)の位置は所定の歯溝部(23b)に対応して配置されるため、 第2爪片(32)を、確実に初期係合位置のラチェット歯(23)に係合するこ とができる。このように本実施形態においては、長期使用によっても逆転防止爪 (30)を初期係合位置に確実に係合させることができ、安定した動作を長期間 維持することができ、動作信頼性を向上させることができる。
【0052】 また本実施形態のラチェット金具においては、逆転防止爪(30)に2つの爪 片(31)(32)を設けて、その2つの爪片(31)(32)を隣合う2つの ラチェット歯(23)に係合するようにしているため、ラチェット(22)の回 転規制を確実に行うことができ、より高い品質を得ることができる。
【0053】 更に上記したように、ラチェット歯(23)の破損を防止しつつ、高い動作信 頼性を得ることができるため、ラチェット歯(23)のピッチを細かく設定する ことができ、座もたれの調整角度を7段以上に設定することができ、使用者の体 格や好みに合わせて背もたれの角度を微調整することができる。
【0054】 また本実施形態のラチェット金具においては、カム板(40)を押操作するた めの第1及び第2当たり片(45)(46)を、カム板(40)の外周縁部に設 けているため、例えばカム板(40)の押操作位置を内周縁部に設ける場合と比 較して、カム板(40)の回転操作時のモーメントを大きくすることができ、カ ム板(40)の回転操作をスムーズに行うことができる。更にカム板(40)の 回転操作時のストロークも大きく確保することができ、カム板(40)の微細な 操作も確実に制御することができ、動作信頼性をより一層向上させることができ る。
【0055】 なお上記実施形態においては、本考案のラチェット金具を座椅子に適用した場 合について説明したが、本考案はそれだけに限られず、例えば商店の軒先等に適 用される揺動式庇の回動支持機構にも採用することができ、更に飛行機のファー ストクラスの座席等に適用される揺動式フットレストの回転支持機構や、高級椅 子の揺動式肘掛けの支持機構等にも採用することができ、更にはキッチンや書斎 等に適用される回転引出式の可動収納棚の支持機構等にも採用することができる 。
【0056】 また上記実施形態においては、回動金具(20)を固定金具(10)に対し開 いた状態から閉じる方向に順送りに係合するタイプのラチェット金具に適用して いるが、本考案はそれだけに限られず、図14に示すように、ラチェット(22 )の歯(23)の向きを逆向きにしたり、図15に示すように、回動金具(20 )を反転させた状態に取り付けたり、図16に示すように、ラチェット歯(23 )を逆向きにし、かつ回動金具(20)を反転状態に取り付けたりすることもで き、これにより、回動金具(20)の順送り方向や順送り範囲を自在に設定する ことができる。
【0057】 更に上記実施形態においては、回動金具(20)を固定金具(10)に対し9 0度範囲内で動作するようにしたラチェット金具について説明したが、本考案は それだけに限られず、回動金具が固定金具に対し90度を超える範囲で動作する ようなラチェット金具にも適用することができる。
【0058】
【考案の効果】
以上のように、本第1考案のラチェット金具によれば、7段以上の回転位置で 逆転防止爪の爪片をラチェット歯に安定状態に係合させることができ、更に回動 金具を初期位置に復帰させた際に、カム板における周縁突部の端部を、第2爪片 の初期係合位置に対応するラチェット歯の歯溝部内に配置しているため、長期間 の使用等により、カム板における周縁突部の端部がすり減ったとしても、各爪片 を確実に初期係合位置に対応するラチェット歯に確実に係合させることができ、 安定した動作を長期間維持することができ、高い動作信頼性を得ることができる という効果がある。
【0059】 また本第1考案において、ラチェット歯における一側面部を所定の円弧状に形 成する場合には、ラチェットを逆回転方向に回転させるような多大な荷重が加わ ったとしても、爪片がラチェット歯の一側面部に強圧に干渉するようなことがな く切り下げ現象を防止できるので、ラチェット歯や爪片が破損してしまう等の不 具合を確実に防止することができるという利点がある。
【0060】 また本第1考案において、カム板を押操作するための押込位置を、カム板の外 周縁部に設ける場合には、カム板回転操作時のモーメントを大きくすることがで き、カム板の回転操作をスムーズに行うことができる上更に、カム板回転操作時 のストロークも大きく確保することができるため、カム板の微細な操作も確実に 制御することができ、動作信頼性をより一層向上させることができるという利点 がある。
【0061】 更に本第1考案において、カム板に外方突出状にストッパーを形成し、そのス トッパーを介在させて回動金具を逆転防止爪に当接させることにより、回動金具 の固定金具に対する終端位置を超える正回転方向への回転を阻止するよう構成す る場合には、回動金具が必要以上に回転してしまう等の不具合を確実に防止する ことができるという利点がある。
【0062】 本第2考案は、上記第1考案のラチェット金具を回転連結部に備えた座椅子を 特定するものであるため、背もたれの角度調整を7段以上に設定できて、逆転防 止爪の爪片をラチェット歯に安定状態に係合させることができる上更に、多大な 荷重等によるラチェット歯や爪片の破損等を確実に防止することができるという 効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の実施形態であるラチェット金具を開
き状態で示す断面図である。
【図2】実施形態のラチェット金具を正回転開始直後の
状態で示す断面図である。
【図3】実施形態のラチェット金具を2段目係合状態で
示す断面図である。
【図4】実施形態のラチェット金具を最終係合状態で示
す断面図である。
【図5】実施形態のラチェット金具を正回転終端状態で
示す断面図である。
【図6】実施形態のラチェット金具を初期位置復帰直前
の状態で示す断面図である。
【図7】実施形態のラチェット金具に適用されたカム板
を示す側面図である。
【図8】図1のラチェット金具における爪係合部周辺を
拡大して示す断面図である。
【図9】第1参考例としてのラチェット金具における爪
係合部周辺を拡大して示す断面図である。
【図10】第1参考例のラチェット金具における問題点
を示す断面図である。
【図11】第1参考例のラチェット金具における問題点
を示す断面図である。
【図12】図6のラチェット金具における爪係合部周辺
を拡大して示す断面図である。
【図13】第2参考例としてのラチェット金具における
爪係合部周辺を拡大して示す断面図である。
【図14】この考案の第1変形例としてのラチェット金
具を示す断面図である。
【図15】この考案の第2変形例としてのラチェット金
具を示す断面図である。
【図16】この考案の第3変形例としてのラチェット金
具を示す断面図である。
【符号の説明】
10…固定金具 12…ハウジング 20…回動金具 22…ラチェット 23…ラチェット歯 23b…歯溝部 23c…一側面部 30…逆転防止爪 31…第1爪片 32…第2爪片 40…カム 41…周縁凹部 42…周縁突部 44…コーナー部(周縁突部の周縁凹部寄り端部) 47…ストッパー P…第1爪片中心位置 Q…接触部端点 R…仮想円弧線

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回動金具のラチェットが、固定金具のハ
    ウジングに回動自在に軸支され、逆転防止爪が前記ラチ
    ェットの複数のラチェット歯に対応して前記ハウジング
    に軸支されるとともに、その逆転防止爪がその爪片を前
    記ラチェット歯に係合させる方向に付勢され、前記爪片
    が前記複数のラチェット歯に順送りされることにより、
    前記回動金具の前記固定金具に対する正回転が許容され
    るとともに、前記爪片がいずれかの前記ラチェット歯に
    係合することにより、逆回転が規制されるようにしたラ
    チェット金具であって、 前記回動金具が前記固定金具に対し90度の回転範囲内
    において7段以上の回転位置で逆回転が規制されるよう
    に、前記ラチェット歯のピッチが設定され、 前記逆転防止爪の爪片が、前記複数のラチェット歯のう
    ち、隣合う2つのラチェット歯に係合し得る第1及び第
    2爪片により構成され、 外周縁部に、前記爪片のラチェット歯への係合を許容す
    るための周縁凹部と、係合を阻止するための周縁突部と
    が設けられたカム板が、前記ハウジングに回動自在に軸
    支され、 前記回動金具が正回転方向へ回転する際の初期位置に配
    置された状態では、前記第2爪片が前記カム板の周縁凹
    部に配置されて前記爪片が前記ラチェット歯に係合され
    るよう構成され、 正回転方向の回転により前記回動金具が終端位置に配置
    された際に、前記回動金具が前記カム板を正回転方向に
    押し込んで、前記第2爪片が前記カム板の周縁凹部から
    周縁突部に導かれることにより、前記爪片が前記ラチェ
    ット歯から離脱して、前記回動金具の逆回転方向への回
    転が許容されるよう構成され、 逆回転方向への回転により前記回動金具が初期位置に戻
    った際に、前記回動金具が前記カムを逆回転方向に押し
    込んで、前記第2爪片が前記カム板の周縁突部から周縁
    凹部に導かれることにより、前記第1及び第2爪片が、
    各爪片の初期係合位置に対応する前記ラチェット歯の各
    歯溝部にそれぞれ挿入されるよう構成されてなり、 前記回動金具が初期位置に配置された状態において、前
    記カム板における周縁突部の周縁凹部寄りの端部が、前
    記第2爪片の初期係合位置に対応する前記ラチェット歯
    の歯溝部内に配置されてなることを特徴とするラチェッ
    ト金具。
  2. 【請求項2】 前記爪片が前記ラチェット歯に係合した
    状態において、前記第1及び第2爪片のうち、前記回動
    金具の正回転方向側に位置する第1爪片の中心位置を中
    心とし、かつ前記第2爪片とそれに係合する前記ラチェ
    ット歯との接触部端点を通過する仮想の円弧線を想定
    し、その仮想円弧線に沿うように前記ラチェット歯の一
    側面部が円弧状に形成されてなる請求項1記載のラチェ
    ット金具。
  3. 【請求項3】 前記回動金具による前記カム板の正回転
    方向への押込位置及び逆回転方向への押込位置が、前記
    カム板の外周縁部にそれぞれ設けられてなる請求項1又
    は2記載のラチェット金具。
  4. 【請求項4】 前記カム板に外方突出状にストッパーを
    形成し、そのストッパーを介在させて前記回動金具を前
    記逆転防止爪に当接させることにより、前記回動金具の
    前記固定金具に対する終端位置を超える正回転方向への
    回転を阻止するよう構成されてなる請求項1ないし3の
    いずれかに記載のラチェット金具。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし4のいずれかに記載のラ
    チェット金具における前記固定金具側に座フレームが固
    定されるとともに、前記回動金具側に背もたれフレーム
    が固定され、 前記背もたれフレームが前記ラチェット金具を介して前
    記座フレームに対し起倒自在に構成されてなることを特
    徴とする座椅子。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008259613A (ja) * 2007-04-11 2008-10-30 Koyo Giken Kk 背もたれ付家具
JP2012066147A (ja) * 2012-01-13 2012-04-05 Naonobu Yamashita 角度調整金具
CN114098282A (zh) * 2021-11-10 2022-03-01 苏世博(南京)减振系统有限公司 单向锁定机构及应用该机构的桌子

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