JP3092287B2 - 半導体メモリおよびその動作方法 - Google Patents

半導体メモリおよびその動作方法

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JP3092287B2 JP04008212A JP821292A JP3092287B2 JP 3092287 B2 JP3092287 B2 JP 3092287B2 JP 04008212 A JP04008212 A JP 04008212A JP 821292 A JP821292 A JP 821292A JP 3092287 B2 JP3092287 B2 JP 3092287B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、強誘電体を用いた不揮
発性の半導体メモリに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ダイナミックランダムアクセスメ
モリ(DRAM)は、図8及び図9に示すように、1つ
のキャパシタと1つの電荷転送用MOSトランジスタと
からなるメモリセルを複数個有するビット線と、それに
接続されるデータ読出し用のセンスアンプとを、基本的
な構成要素としている。記憶は、ビット線に接続される
側のキャパシタのノードMCV11の電位がVcc(た
とえば5V)かVss(たとえば0V)かによる2値で
行われるのが普通である。セル構造が簡単でセル面積を
小さくできるので、高密度の記憶素子として広く用いら
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図8及び図9
に示すような従来のDRAMには次のような問題のある
ことが知られている。
【0004】(1)図8のノードMCV11における基
板との間の寄生ダイオードのリーク電流などのために、
放置すると記憶情報が失われる。したがって、一定期間
ごとにリフレッシュと呼ばれる再書込み動作が必要であ
る。
【0005】(2)電源を切ると記憶情報が失われる。
【0006】(3)図9に示すDRAMの一般的なセル
アレー構成おいて、たとえば、メモリセルMC11の情
報を読出すためにワード線WL1をオンすると、これに
伴ってMC1iなどの不要の記憶情報もBLiなどの各
ビット線に流出する。従って、これらの記憶情報を保持
するために、各ビット線ごとにセンスアンプSAi等が
必要になり、かつ読出しを行わないMC1iなどにつな
がるセンスアンプも動作させる必要がある。この結果、
センスアンプ面積増大に伴う高密度化の阻害や、必要外
のセンスアンプ動作に伴う消費電力の増大がおきる。
【0007】これらの問題のうち、特に(1)及び
(2)を解決する半導体メモリとして、たとえば、US
P.No.4873664で述べられている強誘電体メ
モリがある。図10はUSP.No.4873664で
述べられている強誘電体メモリの構成を示したものであ
る。このメモリでは、キャパシタ絶縁膜として強誘電体
を用い、強誘電体の分極の向きが記憶情報をあらわす。
したがって、基本的にリフレッシュ動作は不要であり、
また電源を切っても記憶情報は失われない。書込み動作
では、再書込み回路を通して、たとえばMC11と/M
C11(以下、記号の前に”/”を附して、その記号の
反転記号又は相補記号を表す。)の強誘電体を反対方向
に分極する。すなわち、WL1をオンした状態で、BL
1および/BL1をPL1を中心として反対電位にす
る。読出し動作は、たとえば、まずBLPをオンしBL
1、/BL1を0Vにプリチャージした後、BLPをオ
フしBL1、/BL1をフローティングにする。次に、
WL1をオンして、PL1の電位を上げる。すると、B
L1と/BL1はともに昇圧されるが、MC11、/M
C11の強誘電体の分極方向の違いに起因して、BL1
と/BL1との電位に差が生じる。これは、分極方向の
違いが実効的なキャパシタ容量の差を生むからである。
この電位差をセンス回路で増幅して、読出し動作前の分
極方向を判別する。しかし、図10の強誘電体メモリに
おいても上記(3)の問題は解決されていない。なぜな
ら、PL1を昇圧したとき、これにつながるキャパシタ
の強誘電体の分極方向は一方向に揃ってしまい記憶情報
は破壊されるので、読出し動作と再書込み動作がPL1
につながるすべてのメモリセルについて必要となるから
である。
【0008】本発明は、上記(1)〜(3)の問題を解
決し、かつ動作が複雑でない強誘電体メモリを提供する
ものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】例えば、図1に示すよう
に、通常のDRAMの構成において、キャパシタの絶縁
膜として強誘電体を用いる。読出し動作時に、読出しを
行うメモリセル(MC11,/MC11)につながるビ
ット線対(BL1,/BL1)にのみセンスアンプ(S
A)を接続する。
【0010】
【作用】まず、ビット線対(BL1,/BL1)を例え
ばVcc/2にプリチャージしておく。そして、このセ
ンスアンプ(SA)のたとえばNチャンネルMOSトラ
ンジスタをPチャンネルMOSトランジスタより先にオ
ンすると、メモリセルの強誘電体の分極の向きに応じて
実効的なメモリセル容量が異なるので、ビット線対の電
位がVcc/2からVssに落ちるまでの時間はBL
1,/BL1で互いに異なる。言い替えれば、過渡状態
における電位に差が生じることになり、この差を検知す
ることにより、分極状態すなわち記憶情報を読出すこと
ができる。この時、読出しメモリセル(MC11,/M
C11)とワード線(WL1)を共有する他のメモリセ
ルにつながるビット線の電位は、たとえばVcc/2に
固定しておくが、これにより他のメモリセルの情報が破
壊されることは無い。そのためリフレッシュ動作が不要
で、電源を切っても記憶情報が失われず、かつ従来のD
RAMにくらべセンスアンプ数を削減でき、消費電力も
動作時、待機時ともに極めて小さな半導体メモリが提供
される。
【0011】
【実施例】図1に本発明の第一の実施例を示す。たとえ
ばメモリセル対MC11、/MC11のキャパシタの強
誘電体には、反対方向の分極が保持されている。待機時
にはたとえばYS1はLOW状態になっていて、BL1
はVcc/2に保持される。一方動作時にはYS1はH
IGH状態となって、BL1はセンスアンプSAまたは
書込み回路に接続される。
【0012】この実施例における読出し動作を、図2を
用いて説明する。たとえば、メモリセル対MC11、/
MC11の記憶情報を読みだすときには、まず、YS1
をLOWからHIGHにして、ビット線対BL1、/B
L1をVcc/2の電源から切り離すと共にセンスアン
プSAに接続する。次に、WL1をHIGHにするが、
メモリセルの電位MCV11、/MCV11は当初から
Vcc/2である。次にSAのNチャンネルMOSトラ
ンジスタ側のノードSENをLOWにすると、BL1お
よび/BL1の電位がVssに向かって下がり始める。
しかし、下がる速度はMC11、/MC11のキャパシ
タの強誘電体の分極方向に依存してBL1と/BL1と
で異なる。なぜなら、実効的なメモリセル容量が両者で
異なるからである。これによりビット線BL1と/BL
1との電位差ΔVが生じる。次にSAのPチャンネルM
OSトランジスタ側のノードSEPをHIGHにする
と、ΔVが増幅され、MC11、/MC11の分極状態
を検知することができる。また、データの再書込みがこ
の時点で行われる。WL1をLOWに戻した直後にはM
CV11、/MCV11はVccまたはVssになって
いる。しかし、次回MC11のデータを読出すときに
は、MCV11、/MCV11はVcc/2になってい
ることが期待される。なぜなら、WL1につながる他の
メモリセルに対して読出し動作を行った時点で、YS1
はLOWの状態に保持されビット線対BL1、/BL1
はVcc/2に固定されているからである。これによ
り、MCV11、/MCV11はVcc/2になる。プ
レート電位はVcc/2なので、MCV11、/MCV
11がVcc/2になっても分極が反転し情報が破壊さ
れることはない。なお、MCV11、/MCV11がま
だVccまたはVssになっている状態で再び読出し動
作を行ってもなんら問題のないことは言うまでもない。
信号量ΔVは次のように与えられる。強誘電体において
分極が完全に反転することにより掃き出される電荷量を
Qtとする。ビット線をVss側に引き落とすとMC1
1と/MC11のうち、どちらか一方の誘電体の分極が
反転し始め、実効的なキャパシタ容量の差をもたらす。
1/10程度の分極反転が起きた時点で信号を読出すと
すれば、Qt/10の電荷が反転に起因して放電され
る。SAのNチャンネルMOSトランジスタを通じてB
L1と/BL1とをほぼ同じ速度で放電するとき、分極
反転の起きない強誘電体側のビット線ではQt/10を
補うだけの余分のビット線容量の放電が行われる。すな
わち、ビット線につながる容量をCdとすれば、 Qt/10=Cd・ΔV の関係がある。PZT膜での典型的な値Qt=15μC
/cm2を用いれば、キャパシタ面積が1μm2、Cdが
150fFの場合、ΔVは100mVとなり、充分な信
号量が得られる。また、この時の分極反転は1/10程
度なので、読出すごとに完全な分極反転を起こす場合に
比べ、誘電体膜の劣化に伴う読出し回数の限界を大幅に
伸ばすことができる。
【0013】図3に、図2の読出し動作を行った際の、
MC11および/MC11の強誘電体における電界Eと
分極Pの状態変化を示す。MCV11の電位がプレート
電位Vcc/2より高いとき、Eを正にとる。1、2、
3はMC11の強誘電体の状態の推移、1’、2’、
3’は/MC11の強誘電体の状態の推移を表す。読出
し動作前には1及び1’の状態にある。SENをLOW
にすると2及び2’に移行し、電位差ΔVがあらわれ
る。SEPをHIGHにすると、センスアンプSAが働
き、3及び3’の状態となる。以上、図1〜図3で説明
した本実施例では、強誘電体の分極方向により記憶情報
を表すので、電源をオフしても記憶情報が失われない効
果がある。
【0014】図4に別の実施例を示す。図1の実施例で
は1ビットの記憶が2MOSトランジスタ2キャパシタ
で行われていたのに対し、図4の実施例では1MOSト
ランジスタ1キャパシタで行われる。すなわち、たとえ
ばMC11のキャパシタの強誘電体の分極方向に依存す
る実効的なメモリセル容量は、ダミーセルDC1のそれ
と比較され読出される。この実施例における読出し動作
について説明する。DC1のキャパシタのプレート電位
Vpdは、たとえばVccに固定され、ダミーワード線
DWLがオン状態でBL1の電位がVssからVccま
での間で変化しても誘電体の分極は常に決まった方向を
向いている。もしMC11の分極方向がDC1のそれと
一致していれば、BL1と/BL1とをVcc/2から
Vssに向かって引き落したときの実効的なキャパシタ
容量は、MC11とDC1とでキャパシタの構造、大き
さが同じであれば差は無い。しかし、図4の実施例では
DC1のキャパシタ面積はMC11のそれより大きく設
計してあるので、Vssに向かって下がる速度はBL1
の方が速い。逆に、MC11の分極方向がDC1のそれ
と反対であれば、BL1と/BL1とをVcc/2から
Vssに向かって引き落したときの実効的なキャパシタ
容量は、MC11とDC1とでキャパシタの構造、大き
さが同じであればMC11の方が大きい。図4の実施例
では、この効果がDC1のキャパシタ面積が大きいこと
による効果を上回るように設計してあるので、Vssに
向かって下がる速度は/BL1の方が速い。したがっ
て、図1の実施例のようにMC11と/MC11との実
効的なキャパシタ容量を比較するかわりに、MC11と
DC1との実効的なキャパシタ容量を比較することによ
り、図1の実施例と同様な読出し動作でMC11の分極
状態を検知することができる。この図4の実施例では、
頻繁に読出し動作に関与するダミーセルのキャパシタに
使われている誘電体の分極方向は変わることが無いの
で、分極反転に伴う誘電体の疲労の問題が無く、高信頼
性の半導体メモリが得られる。
【0015】図5はセルアレイの配置を示す一実施例で
ある。図5(a)では、一つのビット線対BLi、/B
Liは例えば図1と同様な構成を持つ。図5(b)で
は、一つのビット線対BLi、/BLiは例えば図4と
同様な構成を持つ。たとえばメモリセルMC1iの記憶
情報を読出す場合にはSWi及びSWi’がオンされ、
ビット線対BLi、/BLiがセンスアンプSAに接続
される。この時、他のビット線、例えばBL1、BL1
などはSAと切り離され、Vcc/2の電位に固定され
る。この様な操作は、図1や図4におけるYS1などの
電位を制御することで行うことができる。メモリセルM
C1iの記憶情報を読出すためにWL1をオンした時、
読出しを行わないメモリセル例えばMC11の電位はビ
ット線BL1と同じVcc/2となるが、キャパシタの
両端にかかる電圧は0Vであり、分極は反転しない。す
なわち、記憶情報は破壊されない。前述したように、従
来のDRAMでは記憶情報の破壊を防ぐために、同じワ
ード線とメモリセルを介して交差するビット線それぞれ
にセンスアンプが必要であったから(図9)、本実施例
によりセンスアンプ数を大幅に削減することができる。
また、同時に動作するセンスアンプ数も大幅に削減さ
れ、動作時の消費電力を減らす効果がある。
【0016】図6は強誘電体を用いたメモリセルの本発
明の一実施例である。強誘電体キャパシタと並列に高抵
抗Rcが設けられている。通常キャパシタと電荷転送用
MOSトランジスタとの間のノードMCVには、Vcc
/2からVssへ電位を下げる方向に1pA程度のリー
ク電流が存在する。これは、例えば電荷転送用MOSト
ランジスタの拡散層部における寄生ダイオードのリーク
電流によるものである。Rcをたとえば1MΩに設計し
ておけば、MCVはVcc/2の電位からわずか1μV
下がった電位に固定されるので、MCVがVss程度ま
で下がって強誘電体の望ましくない分極反転、すなわち
記憶情報の破壊が起きることは無い。また、1MΩ程度
の抵抗はこのメモリセルを用いた半導体メモリの正常動
作を妨げるものではない。高抵抗Rcとしては、多結晶
Siを用いてもよいし、強誘電体膜そのものを利用して
もよい。本実施例により、リフレッシュ動作は不要とな
り、さらには待機時の消費電力を削減できる効果が得ら
れる。
【0017】図7は本発明の別の実施例である。図2に
おいてSENからビット線の電位を引き下げるかわり
に、別のNチャンネルMOSトランジスタNMを設けて
これによりビット線の電位を引き下げる。センスアンプ
SAのNチャンネルMOSトランジスタおよびNMのし
きい電圧や駆動能力をそれぞれの目的に応じて個別に設
定できるので、設計が楽になる。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、リフレッシュ動作が不
要で、電源を切っても記憶情報が失われず、かつ従来の
DRAMにくらべセンスアンプ数を削減でき、消費電力
も動作時、待機時ともに極めて小さな半導体メモリが提
供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の強誘電体メモリの回路構成の一例であ
る。
【図2】本発明の強誘電体メモリの読出し動作である。
【図3】本発明の強誘電体メモリの読出し動作時の強誘
電体状態図である。
【図4】本発明の強誘電体メモリの回路構成の一例であ
る。
【図5】本発明の強誘電体メモリのセルアレー構成の一
例である。
【図6】本発明の強誘電体メモリの一例である。
【図7】本発明の強誘電体メモリにおける読出し回路の
一例である。
【図8】従来のDRAMの回路構成の一例である。
【図9】従来のDRAMのセルアレー構成の一例であ
る。
【図10】従来の強誘電体メモリの回路構成の一例であ
る。
【符号の説明】
BL1,/BL1,BL2,/BL2,BLi,/BL
i,BL,/BL…ビット線、WL1,WL2,WL…
ワード線、MC11,/MC11,MC1i,/MC1
i…メモリセル、MCV11,/MCV11…キャパシ
タと電荷転送用MOSトランジスタとの間のノード、Y
S1…読出しビット線BL1,/BL1の選択線、SA
…センスアンプ、SEN…センスアンプのNチャンネル
MOSトランジスタの駆動線、SEP…センスアンプの
PチャンネルMOSトランジスタの駆動線、DC1…ダ
ミーセル、DWL,/DWL…ダミーセル用ワード線、
SW1,SW1’,SW2,SW2’,SWi,SW
i’…読出しビット線選択用スイッチ、Rc…抵抗、N
M,NM’…ビット線放電用NチャンネルMOSトラン
ジスタ、NWL…NW1,NW1’の選択線、BLP…
ビット線プリチャージの選択線。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中込 儀延 東京都国分寺市東恋ケ窪1丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内 (72)発明者 大路 譲 東京都国分寺市東恋ケ窪1丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内 (56)参考文献 特開 平2−94473(JP,A) 特開 昭63−249998(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11C 11/22 G11C 11/40 - 11/409

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のワード線と、 上記複数のワード線と交差する複数のビット線対と、 上記複数のワード線と上記複数のビット線の交点に配
    置され、それぞれが強誘電体を第1電極と第2電極の
    に挟んだ強誘電体キャパシタと、上記複数のビット線対
    のうち対応する一つと上記第1電極の間に結合されたソ
    ース・ドレイン経路を持つMOSトランジスタとを有す
    る複数の強誘電体メモリセルと、上記複数の強誘電体メモリセルの一つから読み出された
    情報を増幅するためのセンスアンプと、 上記複数のビット線対を第1電位にプリチャージするた
    めに夫々に対応して設けられる複数のプリチャージ回路
    と、 上記複数のビット線対に共通に設けられ、上記複数のビ
    ット線対を上記センスアンプに接続するための共通ビッ
    ト線対と、 上記複数のビット線対のうち読み出し対象となる上記強
    誘電体メモリセルに接続されたビット線対を選択的に
    記共通ビット線対に接続する選択手段とを具備し上記第2電極は、上記第1電位が供給され、 読み出し動作において、上記読み出し対象となる強誘電
    体メモリセルに接続されるビット線対が上記選択手段に
    より上記共通ビット線対に接続された後、上記共通ビッ
    ト線対の一方と他方に上記第1電位と異なる第2電位が
    供給される第1期間を有する ことを特徴とする半導体メ
    モリ。
  2. 【請求項2】請求項1において、 上記センスアンプは、ゲートとドレインが交差結合され
    るNチャンネル型MOSトランジスタ対とゲートとドレ
    インが交差結合されるPチャンネル型MOSトランジス
    タ対とを有し、上記強誘電体メモリセルから読み出され
    た情報を上記第2電位及び該第2電位より高い第3電位
    に増幅し、 上記第1期間において、上記共通ビット線対の一方と他
    方に上記Nチャンネル トランジスタ対を介して上記第2
    電位が供給され、 上記第1期間終了後、上記共通ビット線対の一方に上記
    Nチャンネルトランジスタの一方を介して上記第2電位
    が供給され、上記共通ビット線対の他方に上記Pチャン
    ネルトランジスタ対の一方を介して上記第3電位が供給
    されることを特徴とする半導体メモリ。
  3. 【請求項3】請求項2において、 上記第1電位は、上記第2電位と上記第3電位の中間の
    電位であることを特徴とする半導体メモリ。
  4. 【請求項4】請求項1において、 上記共通ビット線対に接続される電位供給手段を更に有
    し、 上記第1期間において、上記共通ビット線対の一方と他
    方は、上記電位供給手段により上記第2電位が供給さ
    れ、 上記第1期間終了後、上記センスアンプが動作を開始す
    ることを特徴とする半導体メモリ。
  5. 【請求項5】請求項4において、 上記センスアンプは、上記強誘電体メモリセルから読み
    出された情報を上記第2電位及び該第2電位より高い第
    3電位に増幅し、 上記第1電位は、上記第2電位と上記第3電位の中間の
    電位であることを特徴とする半導体メモリ。
  6. 【請求項6】請求項1から5のいずれかにおいて、 上記強誘電体キャパシタの電極と並列に抵抗が設けられ
    ていることを特徴とする半導体メモリ。
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