JP3092243U - テーピング部材 - Google Patents

テーピング部材

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JP3092243U JP2002005256U JP2002005256U JP3092243U JP 3092243 U JP3092243 U JP 3092243U JP 2002005256 U JP2002005256 U JP 2002005256U JP 2002005256 U JP2002005256 U JP 2002005256U JP 3092243 U JP3092243 U JP 3092243U
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tape
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taping
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JP2002005256U
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吉彦 林
綾 大西
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サンライズ工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多品種少量生産に対応することできるよう
に、部品の残数を正確に把握でき、棚卸の際、テーピン
グ部品の在庫確認が容易にできる自動挿入機、表面実装
機用のテーピング部材を提供することにある。 【解決手段】 本考案のテーピング部材10は、所定の
数量の部品12aと、長手方向に沿って延びる一端11
−1を有するテープ11と、を備えている。テープ11
には所定の数量の部品12aを所定の間隔で配されてお
り、基板に対して部品12aが自動挿入される。テープ
11は、部品12aが配され装着される装着部11a
と、装着部11a以外で部品12aに対応する表示記号
15が連番で付された非装着部11bと、を備える。一
端11−1の最も近傍の非装着部11bの表示記号15
は、所定の数量から基板に挿入済みの部品数を差し引い
た部品残数が、表記される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、テーピング部材に関し、特に、自動挿入機、表面実装機用のテーピ ング部材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
この種の自動挿入機や表面実装機等に使用されるテーピング部材の従来例とし ては、部品実装機の移動台へのパーツカセット並設段取り法(特開平9−831 87号公報、第1従来例と呼ぶ)がある。第1従来例では、テーピング部材の部 品番号ラベルが付されたリールを取り付けた複数のIDラベル付部品供給カセッ トを部品実装機の部品供給部に並設し、該部品供給部を移動させて実装すべき部 品を前記カセットから供給し基板に実装している。 また、リールの残量計測器(特開2002−114447号公報、第2従来例 と呼ぶ)がある。第2従来例は、リールに巻かれた部品の残量を計測する目盛り の記された板状体の計測器が記されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、自動挿入機の運転中止すなわちテーピング部品の使用を途中で 止めた場合、第2従来例では、リールに目盛をつけているが、目安程度しかなら ず、殆ど当てにならない。従って、テーピング部品の残数を正確に把握すること ができない。そのため、多品種少量生産が主流となっている業界では、テーピン グ部品の交換が頻繁に繰り返されるので、より一層、テーピング部品の在庫確認 すなわちテーピング部品の残数の正確な把握が要求されている。また、棚卸の際 にも同様に要求されている。
【0004】 そこで、本考案の課題は、多品種少量生産に対応することができるように、部 品の残数を正確に把握でき、棚卸の際、テーピング部品の在庫確認が容易にでき る自動挿入機、表面実装機用のテーピング部材を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の考案は、所定の数量の部品と、長手方向に沿って延びる一端 を有するテープと、を備え、該テープには前記所定の数量の部品を所定の間隔で 配されており、基板に対して前記部品を自動挿入するためのテーピング部材であ って、前記テープは、前記部品が配され装着される装着部と、該装着部以外で前 記部品に対応する記号が連番で付された非装着部と、を備え、前記一端の最も近 傍の非装着部の記号は、前記所定の数量から前記基板に挿入済みの部品数を差し 引いた部品残数が、表記されることを特徴とするテーピング部材である。
【0006】 請求項1に記載の考案によれば、一端には部品残数を表す記号が付されている 結果、途中で作業が止められていても、一端の記号は自動挿入機の作業者や管理 者等だれでも目視できる。それ故、瞬時に正確な残数が把握され、生産台数や在 庫部品の管理が容易に素早く行える。
【0007】 請求項2に記載の考案は、前記非装着部は、前記部品にそれぞれ対応する送り 孔が、穿孔され、該送り孔の近傍に前記記号が、印設された送り部分を備えるこ とを特徴とする請求項1に記載のテーピング部材である。
【0008】 請求項2に記載の考案によれば、請求項1に記載の考案による効果に加え、正 確な残数が送り孔の近傍に印設される結果、作業者が手でテーピング部材の一端 の送り孔を触感しながら記号を目視して部品残数を把握できる。
【0009】 請求項3に記載の考案は、前記テープは、他端を有し、該他端が接続されたリ ールを更に備え、該他端から前記一端まで該リールに巻回されたことを特徴とす る請求項2に記載のテーピング部材である。
【0010】 請求項3に記載の考案によれば、請求項1に記載の考案による効果に加え、リ ールに自動挿入機用のテーピング部材が巻回されている結果、作業者はリールを 手で持って取り付け取り外し等の作業でき操作性が良くなる。
【0011】
【考案の実施の形態】
以下、図面を参照して、本考案の実施の形態に係るテーピング部材の詳細につ いて説明する。
【0012】 〔一実施の形態〕 図1、図2、及び図3に示されている本考案の一実施の形態に係るテーピング 部材10は、自動挿入機(図示せず)の部品供給カセットに取り付けられるもの で、リール50に巻回された長手方向に伸びるテープ11を備えている。
【0013】 図3を参照して、自動挿入機用のテーピング部材10に係るテープ11の一端 11−1が、引き出されている。テープ11の一端11−1には、部品残数(図 1では263)を示す表示記号15が付されている一方、他端はリール50に接 続されている。
【0014】 前述したテープ11は、電子部品やチップ部品等の小型の部品12aが配され る部品ポケット12−1を形成しているフィルム12を備える。部品ポケット1 2−1は、部品12aを容易に収納するように、ほぼ同一形状で少し大きく形成 されている。
【0015】 図1及び図2を参照して、フィルム12は、所定の間隔で電子部品12aが装 着される装着部11aと、電子部品12aに対応した送り孔13が穿孔された送 り部分であって、所定の数量から基板(図示せず)に挿入済みの部品数を差し引 いた部品残数を表す表示記号15が付された非装着部11bを備える。
【0016】 詳しく述べると、テーピング部材10のテープ11は、フィルム14以外に、 配された電子部品12aを覆って押さえる部品押えフィルム14aと、配された 電子部品12aを裏面から支えるための部品支えフィルム14bと、を更に備え 、互いに接着されて構成されている。
【0017】 ところで、リール50の側板には、0.2,0.4,0.6,0,8の目盛5 0aが付され、目盛50aだけではテーピング部材10の部品残数を正確に把握 できない。本発明では、非装着部11bの送り部分には、電子部品12aにそれ ぞれ対応する送り孔13が、穿孔され、送り孔13の近傍に表示記号15すなわ ちマークが、部品12aに1対1に対応して連番で印設すなわち印刷または刻印 されていることを特徴としている。そのため、作業者はテーピング部品10のテ ープ11の一端11−1近傍の表示記号15を目視することにより、テーピング 部材10の部品残数を正確に把握できる。
【0018】 〔他の実施形態〕 図4に示された他の実施の形態に係る自動挿入機用のテーピング部材20のテ ープ21は、電子部品やチップ部品等の小型の部品22aが収納すなわち装着さ れる部品ポケット22−1を形成しているフィルム22を備えている。
【0019】 テープ21は、部品22aが装着される装着部21aと、送り孔23が穿孔さ れその近傍に表示記号25が付された非装着部21bと、を備えている。図4の テーピング部材20の一端20−1の表示記号25は、263が印設されている ので、テーピング部材20の部品残数が263個であると分かる。
【0020】 繰り返して述べると、図4のテーピング部材20のテープ21の一端21−1 の非装着部21bの表示記号25には、所定の数量から自動挿入済み部品数を差 し引いた残数を表す表示記号25が付される。一方、テープ21の他端の非装着 部には、ゼロを表す表示記号25が付されており、この他端ではリール50に連 結・接続されている。
【0021】 本実施形態において、図6及び図7のような変形例も考えられる。図6は、図 4のテーピング部材20の変形例で、(a)2の倍数の連番、(b)3の倍数の 連番、及び(c)4の倍数の連番を印設した状態を示す図である。また、図7は 、図4のテーピング部材20の変形例で、(d)5の倍数の連番、及び(e)1 0の倍数の連番を印設した状態を示す図である。変形例では表示記号25a,2 5b,25c,25d,25eは、所定の倍数すなわち飛び飛びの数値が連番で 印設されている。
【0022】 尚、表示記号25はローマ数字や符号で凹凸を持たせても良い。例えば、20 00個を意味するXXを突起させて設けても良い。この場合、視力の弱い作業者 や管理者は、テーピング部材10(20)のテープ11(21)の一端11−1 (21−1)を目視だけでなく手の触感によって部品残数のより優れた把握がで きるという本発明の顕著な効果が期待できることは言うまでもない。
【0023】 以上、本考案は、前記実施形態に限定されることなく、様々な形態で実施され る。図3に示す自動挿入機用のテーピング部材10のテープ11がリール50に 巻回されているが、リール50不用の場合も考えられる。
【0024】 例えば、自動挿入機の部品供給カセットに取り付けられる直方体の収納箱(所 定の長さ×テープ幅の長方形の底を持つ)に本発明のテーピング部材10のテー プ11の他端から収納し始めて所定の長さで折り目を付けて折り曲げを繰り返し て一端を収納し終えても良い。
【0025】
【考案の効果】
請求項1に記載の考案によれば、非装着部の部品残数を表す記号が付されてい る結果、作業者や管理者等に限らず、だれでも記号を目視して瞬時に正確な部品 残数を把握できる。
【0026】 また、多品種少量生産を余儀なくされている現状に鑑み、何万点の部品の使用 量でも簡単に正確に把握できる結果、生産計画、在庫計画などの管理を速やかに 策定でき、作業効率も良くなる。
【0027】 更に、棚卸の実地調査においても、テーピング部品の在庫数量の確認が容易で あるから、再調査する必要がなくなり、経費の削減に寄与する。
【0028】 請求項2に記載の考案によれば、正確な残数が送り孔の近傍に印設される結果 、作業者が手でテーピング部品の一端の送り孔を触感しながら記号を目視して部 品残数を把握できる。
【0029】 請求項3に記載の考案によれば、リールに自動挿入機用のテーピング部材が巻 回されている結果、作業者はリールを手で持って取り付け取り外し等の作業がで き作業能率すなわち操作性が良くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施の形態に係るテーピング部材1
0の要部の平面図である。
【図2】図1のテーピング部材10の側面図である。
【図3】図1のテーピング部材10の斜視図である。
【図4】本考案の他の実施の形態に係るテーピング部材
20の平面図である。
【図5】図4のテーピング部材20の側面図である。
【図6】図4のテーピング部材20の変形例で、(a)
2の倍数の連番、(b)3の倍数の連番、及び(c)4
の倍数の連番を印設した状態を示す図である。
【図7】図4のテーピング部材20の変形例で、(d)
5の倍数の連番、及び(e)10の倍数の連番を印設し
た状態を示す図である。
【符号の説明】
10 テーピング部材 11 テープ 11−1 一端 11a 装着部 11b 非装着部 12 フィルム 12−1 部品ポケット 12a 電子部品 13 送り孔 14a 部品押えフィルム 14b 部品支えフィルム 15 表示記号 20 テーピング部材 21 テープ 21−1 一端 22 フィルム 22−1 部品ポケット 22a 電子部品 23 送り孔 24a 部品押えフィルム 25 表示記号 50 リール 50a 目盛

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の数量の部品と、長手方向に沿って
    延びる一端を有するテープと、を備え、該テープには前
    記所定の数量の部品を所定の間隔で配されており、基板
    に対して前記部品を自動挿入するためのテーピング部材
    であって、 前記テープは、 前記部品が配され装着される装着部と、 該装着部以外で前記部品に対応する記号が連番で付され
    た非装着部と、を備え、前記一端の最も近傍の非装着部
    の記号は、前記所定の数量から前記基板に挿入済みの部
    品数を差し引いた部品残数が、表記されることを特徴と
    するテーピング部材。
  2. 【請求項2】 前記非装着部は、 前記部品にそれぞれ対応する送り孔が、穿孔され、該送
    り孔の近傍に前記記号が、印設された送り部分を備える
    ことを特徴とする請求項1に記載のテーピング部材。
  3. 【請求項3】 前記テープは、他端を有し、 該他端が接続されたリールを更に備え、該他端から前記
    一端まで該リールに巻回されたことを特徴とする請求項
    2に記載のテーピング部材。
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