JP3091911B2 - コイン研磨装置 - Google Patents

コイン研磨装置

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JP3091911B2
JP3091911B2 JP29348097A JP29348097A JP3091911B2 JP 3091911 B2 JP3091911 B2 JP 3091911B2 JP 29348097 A JP29348097 A JP 29348097A JP 29348097 A JP29348097 A JP 29348097A JP 3091911 B2 JP3091911 B2 JP 3091911B2
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brush bristles
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bristles
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高敏 大宅
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊技用コイン・メ
ダル・硬貨(本明細書中コインと総称する。)の表面を
研磨して油・脂・ゴミ・汚れを除去するコイン研磨装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来コイン研磨装置は、中央にコイン投
入口となる開口部を開口した上方円盤と下方回転円盤と
を上下に対向させ、上方円盤の下面に上方ブラシ毛を環
状に植毛し、下方回転円盤の上面に上方ブラシ毛と同じ
長さで且つ同じかたさの下方ブラシ毛を環状に植毛し、
下方回転円盤の回転により上方ブラシ毛と下方ブラシ毛
との間にコインを通過させてコインを研磨していた。し
かし、上方ブラシ毛と下方ブラシ毛との長さ及びかたさ
が同じであるので、上方ブラシ毛の下端と下方ブラシ毛
の上端との間隔をコインが導入し易くなる広い間隔に保
持するとブラシ毛とコインの接触が弱くなってコインの
研磨力が低下する。又、コインの研磨力を高めるために
上方ブラシ毛の下端と下方ブラシ毛の上端との間隔を狭
くすると、コインの導入が悪くなり、研磨スピードが遅
く研磨作業効率が悪くなるという問題点があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は従来のこれらの問題点を解消し、コインのブ
ラシ毛間への導入を容易にし、高い研磨力でコインを研
磨出来、且つコイン研磨の処理量能力及び処理スピード
が向上したコイン研磨装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決した本
発明の構成は、 1) 外周を囲んだケーシング内で相対的に回転する
方と下方の一対のベースの対向面それぞれにブラシ毛を
環状に植毛し、上方のベースの中央部にコインを対向面
間の空間に送るコイン投入口を設け、コイン投入口から
投入されたコインを対向するブラシ毛間に送り、相対的
に回転するブラシ毛間でコインを研磨しながら円周方向
に移動させてケーシングの吐出口から外部へ排出するコ
イン研磨装置に於いて、環状の一対のブラシ毛の一円周
部分のブラシ毛先端間の距離を円周方向に所要の範囲漸
次広くして対向するブラシ毛先端間の空隙を三角形状に
形成してコイン導入部となし、しかも同コイン導入部に
あるコインが三角形状の空隙の狭い研磨領域へ移行する
ように一対のベースを相対回転させ、コインを中央部か
らコイン導入部への移動及び同コイン導入部から研磨が
なされる環状ブラシ毛の領域への移動を容易にしたこと
を特徴とするコイン研磨装置 2) 対向するベースの対向面は略平行で一方の環状ブ
ラシ毛の長さを相対回転の回転方向と逆方向の円周方向
に沿って漸次短かくしてコイン導入部の三角形状の空隙
を形成した前記1)記載のコイン研磨装置 3) 三角形状の空隙が吐出口の円周位置まで長く形成
された前記2)記載のコイン研磨装置 4) 対向する一方のベースの一部円周部分が傾斜して
相対回転の回転方向と逆方向の円周方向に沿ってベース
間間隙を広くし、同ベースに同一長さのブラシ毛を植毛
してブラシ毛先端間の間隙を三角形状となるコイン導入
部を形成した前記1)記載のコイン研磨装置 5) 相対回転の回転方向と逆方向の円周方向に沿って
漸次一対のベースのベース間間隙が広がるように対向す
る一方のベース全周を傾斜させて終端で段差が形成され
るようにし、同ベースそれぞれに同一長さのブラシ毛を
植毛して三角形状の空隙のコイン導入部を形成した前記
1)記載のコイン研磨装置 6) コインをケーシングの吐出口へ送り出す一方のベ
ースの吐出部をブラシ毛のない非植毛状態にした前記
1)〜5)いずれか記載のコイン研磨装置 7) 対向する一対のベースを略水平に配置し、コイン
投入口を有する上方のベースを固定し、下方のベースを
回転させて一対のベースを相対的に回転させるようにし
た前記1)〜6)いずれか記載のコイン研磨装置にあ
る。
【0005】
【作用】本発明では、コインが一方のベースの中央部に
設けたコイン投入口から導入すると、コインは他方のベ
ースの上面中央部にのり、ベースの回転による遠心力で
外側の方へ移動する。遠心力で半径方向へ移動したコイ
ンは、一対のベースの対向したブラシ毛間の空隙に割り
込もうとするが、ブラシ毛間の間隙が小さい所では割り
込みができず、三角形に間隙が広くなったコイン導入部
からブラシ毛間に入り込む。次に一対のベースは相対向
に回転しているのでブラシ毛間の空隙に入ったコインは
対向するブラシ毛でその接触面が研磨されながら、円周
方向に相対回転の回転方向(固定されたブラシ毛と回転
するブラシ毛では回転するブラシ毛の回転方向,両ブラ
シ毛とも同一方向に回転するときはその回転方向,両ブ
ラシ毛が反対方向に回転するときはブラシ毛によるコイ
ン表面摩擦力が大きいブラシ毛の回転方向)に移動させ
られる。しかも空隙がコインの移動方向(回転方向)に
沿って漸次小さくなるので、コインは円滑に空隙の狭い
研磨領域へ移行できる。このように、本発明ではブラシ
毛間の空隙を三角形状にして拡げてブラシ毛間へのコイ
ンの導入を容易にならしめている。このブラシ毛間の空
隙を三角形状にする方法としては、ブラシ毛の長さを長
短に調整する方法と、略同一長さのブラシ毛を植毛した
ベースを傾斜させてベース間の間隙を変えて形成する方
法、及びそれらの組み合せ方法がある。又、コインの吐
出部のブラシ毛を非植毛状態又は短かくすれば、ブラシ
毛の摩擦抵抗が小さくなり、コインの吐出を容易にする
ことができる。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明のベースは、円盤形状に
し、ベースは上下に対向させ、上方のベースの中央部に
コイン投入口を設け、同上ベースを固定し、下方のベー
スを回転させる構造がコインの落下投入、コインの受け
方が自然で好ましい。しかしながら、本発明はこの態様
に限定するものではない。対向するブラシ毛の長さ、柔
軟性は、ベースの相対回転、速度、ブラシ毛間の空隙の
寸法及び研磨の程度に応じて適切なものが定められる。
ブラシ毛の空隙は、コイン導入部以外ではコインの1枚
の厚みよりやや短かくし、コイン導入部でのブラシ毛の
空隙はコイン厚みよりかなり長くし、かつコイン導入部
の巾はコイン1枚の直径より広くすることがコインの導
入を容易にするので好ましい。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。本実施例では、対向するベースは両方とも水平で
平行に配置し、上下に対向させ、上方のベース(上方ブ
ラシ盤)は固定し、下方のベース(回転円盤)は回転さ
せ、上方のベース(上方ブラシ盤)に植毛したブラシ毛
は吐出部では植毛しないようにした例である。図1〜6
は、コイン導入部が環状ブラシ毛の一部のみ短かくなっ
て上下のブラシ毛間に三角形状の広い空隙を形成した例
であり、図7〜15は図1〜6の実施例における、ベー
ス及びブラシ毛の他の態様の例を示す図面である。図1
は、実施例の縦断面図である。図2は、実施例の斜視図
である。図3は、実施例の分解斜視図である。図4は、
実施例の上方ブラシ盤の底面図である。図5は、実施例
の上方ブラシ盤・回転円盤及びブラシ毛を示す斜視図で
ある。図6は、図5のA−A断面図である。尚、コイン
導入ガイド筒3cは図面上省略している。図7は、図5
のB−B断面図である。図8は、実施例の上方ブラシ盤
・回転円盤及びブラシ毛の他の例を示す斜視図である。
尚、コイン導入ガイド筒3cは図面上省略している。図
9は、図8のC−C断面図である。図10は、図8のD
−D断面図である。図11は、実施例の上方ブラシ盤・
回転円盤及びブラシ毛の他の例を示す斜視図である。
尚、コイン導入ガイド筒3cは図面上省略している。図
12は、図11のE−E断面図である。図13は、図1
1のF−F断面図である。図14は、実施例の上方ブラ
シ盤・回転円盤及びブラシ毛の他の例を示す斜視図であ
る。尚、コイン導入ガイド筒3cは図面上省略してい
る。図15は、図14のG−G断面図である。図16
は、図14のH−H断面図である。図中、Aは実施例の
コイン研磨装置であり、1はコインCを投入する中央に
向けて下り勾配の投入シュート、1aは同投入シュート
1の中央部に設けた落下口、2は下方のベースである回
転円盤、2aは同回転円盤2の中央部、2bは回転円盤
2の外側上面に下方ブラシ毛2cが植毛され且つ植毛さ
れた下方ブラシ毛2cの上端を植毛しない中央部2aの
上面と同一レベルとしたブラシ毛植毛面、2cは同ブラ
シ毛植毛面2bに植毛した下方ブラシ毛、3は回転円盤
2の上方に固設された上方のベースである上方ブラシ
盤、3aは上方ブラシ盤3の裏面に植毛された上方ブラ
シ毛であって、コイン導入部10部分以外は同一長さの
ブラシ毛である。3bは上方ブラシ盤3の中央に開口し
たコイン投入口、3cは投入シュート1の中央開口部に
設けられ下部が末広がりとなるスカート状で又この下端
と下方の回転円盤2の中央上面との間隙をコイン3枚は
通過可能で且つコイン4枚は通過出来ない間隙としたコ
イン導入ガイド筒、4は回転円盤2の外側に設けた環状
のケーシング、4aは同ケーシング4の周面に開口した
コインCを通過させる吐出口、5はコイン排出路、5a
はコイン排出路5のコイン排出口、6はコイン検出器、
6aはコイン検出器6の一部を構成するものであってコ
イン排出路5の路面に排出方向と交差するように一列に
埋設した複数のLED、6bはコイン検出器6の一部を
構成するものであってLED6aの上方向に対向状態に
設けた受光器、7はコイン検出器6の検出信号を入力し
てコインの通過枚数をカウントするコインカウンター、
7aは同コインカウンター7のコイン通過枚数表示器、
8は回転円盤2の駆動機構、8aは回転円盤2を回動さ
せる回転軸、8bは同回転軸8aの軸端に立設した回転
動力伝達ピン、8cは軸受、8dは回転軸8aの下端に
取付けたベルト車、8eはモータ、8fは同モータ8e
の回転軸に取付けたベルト車、8gはベルト車8d,8
fを連動するタイミングベルト、8hは支持板、9は装
置ケーシング、10は上方ブラシ毛3aを短かくして三
角形状の広い間隙を形成したコイン導入部、11は同コ
イン導入部10の上方ブラシ毛、12は上方ブラシ毛3
aを設けていない上方ブラシ盤3の非植毛部により形成
される吐出部、13はコイン導入部10の内周辺側の最
前列を非植毛部として形成した取込口、14は上方ブラ
シ毛11と下方ブラシ毛2cとの間の三角形状の空隙、
Cはコインである。図1〜7に示す実施例では、まず、
モータ8eを作動させることで、ベルト車8d,8fと
タイミングベルト車8gを介して回転軸8aを回転させ
る。同回転軸8aの回転によって回転動力伝達ピン8b
を介して回転円盤2が回転する。この回転円盤2を回転
状態にしてコインCを投入する。コインCが投入シュー
ト1ヘ投入されると、コインCは下り勾配に沿って中央
の落下口1aへ移動し、落下口1aを介してコイン導入
ガイド筒3c内を落下して回転円盤2の中央部2aの上
面に落下する。回転円盤2の中央部2aに落下したコイ
ンCは回転円盤2が回転することで遠心力が発生して半
径方向(外側方向)へ移動しようとする。このときコイ
ンCはコイン導入ガイド筒3cによって規制され、水平
状態で外方向へ移動する。外方向へ移動したコインC
は、上方ブラシ毛3aの環状の内周辺に当るが、コイン
導入部10以外は下方ブラシ毛2cとのブラシ毛先端間
の空隙が狭いので、進入できず、三角形状に空隙14を
広くしたコイン導入部10からブラシ毛間にコインは進
入する。コイン導入部10の最前列の上方ブラシ毛11
を植毛せずに非植毛部として形成した取込口13を形成
しているので、上方ブラシ毛11の内周辺を他の上方ブ
ラシ毛3aの内周辺に比べて陥凹させた状態となり、こ
の陥凹による段差に当ったコインCはコイン導入部10
に導入され易くなっている。コイン導入部10以外の上
方ブラシ毛3aの長さは全て15mm程の均一の長さで
あり、又、上方ブラシ毛3aの下端と下方ブラシ毛2c
の上端との間の間隔幅はコインの厚さより狭い1.0m
m程と均一に保持している。又下方ブラシ毛2cの長さ
は5mm程としている。コイン導入部10の上方ブラシ
毛11と下方ブラシ毛2cとの三角形状の空隙14に進
入したコインCは、下方の回転する下方ブラシ毛2cと
上方の固定された上方ブラシ毛11,3aとの間に挟ま
れて移動する。上方ブラシ毛3aはコインCを動かない
ようにし、下方ブラシ毛2cは円周方向に動かそうと
し、更に遠心力はコインCを半径方向に移動させようと
するがその拮抗で、コインCは上方ブラシ毛11,3a
と下方ブラシ毛2cとで上下面が摩擦されて、研磨され
ながらあまり速くならない程度の速度で螺旋状に動いて
筒状ケーシング4の内面に当り、内面に沿って移動し、
そのうち、コインCが吐出部12となる上方ブラシ盤3
の非植毛部分に達してケーシング4の吐出口4aに入り
込み、コイン排出路5へ移動してコイン排出口5aから
排出される。コイン排出口5a近くにあるコイン検出器
6によってコインCの通過を検出し、コインカウンター
7で通過枚数を加算していき、その通過枚数をコイン通
過枚数表示器7aに出力して表示する。コイン検出器6
はコインCがコイン排出路5を通過することで、LED
6aの光を遮断し、この光の遮断を受光器6bで感知し
てコインカウンター7に信号を送り、通過したコインの
数を計測していく。このように本実施例では、コイン導
入部10での上方ブラシ毛11は短かくなって三角形状
の空隙14を形成し、コインCを2枚程同時に重ねて導
入できる空間があり、落下したコインCは迅速且つ容易
にブラシ毛間に進入できる。コイン導入部10、ブラシ
毛11はコインCの移動方向に従って少しづつ長くなる
のでブラシ毛の長短の段差がなく徐々にブラシ毛間の空
隙が狭くなって摩擦抵抗も少しづつ増加するものである
から円滑にコインCは円周方向に動いて、狭い上方ブラ
シ毛3aと下方ブラシ毛2cの間に円滑に進入すること
ができる。コインCのコイン導入部10への進入は、非
植毛の取込口13の存在によって更に迅速且つ確実にな
され、又吐出部12の非植毛によってコインCの吐出も
迅速且つ確実になされる。図8〜16は図1〜7の実施
例における上方ブラシ盤3・回転円盤2及びブラシ毛1
1,3a,2cの他の例を示すものであり、実施例の上
方ブラシ盤3、回転円盤2、上方ブラシ毛3a,11、
下方ブラシ毛2cに代えて使用できるものである。図
8,9,10は、上方のベースである上方ブラシ盤3の
コイン導入部10の円周部3dを円周方向に傾斜させ、
この部分に他の上方ブラシ毛3aと同じ長さの上方ブラ
シ毛11aを植毛し、コイン導入部10の上方ブラシ毛
11aの下端と下方ブラシ毛2cの上端との間に三角形
状の空隙14を形成した例である。図11,12,13
は上方のベースである上方ブラシ盤3の全周が傾斜し、
これに同じ長さの上方ブラシ毛15aを植毛し、その傾
斜始端と終端に段差を生じる。上方ブラシ毛15aと下
方ブラシ毛2cとの間には環状の細長の空隙を形成し、
コインの導入は主に始端と終端の段差のあるブラシ毛の
先端間の間隙がコイン1枚の厚み以上の長さとなる部分
であり、ここがコイン導入部10となる。尚、コイン導
入部10の上方ブラシ毛11,11a,15a,16は
他の部分のものに比べて柔かくして、コインCの導入を
更に容易にすることもできる。この例は、コインCはコ
イン導入部10から導入されると、ブラシ毛間の空隙が
狭くなって徐々に摩擦力が強くなってきて強く研磨して
いく例である。図14,15,16の例は、上方のベー
スである固定の上方ブラシ盤3と、下方のベースである
回転円盤2とは略平行であり、回転円盤2の下方ブラシ
毛2cは全周同一長さである。上方ブラシ盤3の上方ブ
ラシ毛1bの長さはコイン導入部10から吐出部12へ
向けて徐々に長くなって、細長の三角形状の空隙14を
形成している。本例は空隙14が最も広尾所からコイン
1毎の厚みまでの範囲のコイン導入部10からコインC
はブラシ毛間に進入し、徐々に長くなる上方ブラシ毛1
6と下方ブラシ毛2cとの間隙へコインCは送られてい
くタイプであり、円滑な吐出部12へのコインCの移動
が行える。尚、コイン導入部10の上方ブラシ毛11,
11a,15a,16は他の部分のものに比べて柔かく
して、コインCの導入を更に容易にすることもできる。
【0008】
【発明の効果】以上の様に、本発明によればコイン導入
部の三角形の空隙によって、コインを研磨するブラシ毛
間の空隙へ迅速且つ確実に導入し、しかもブラシ毛間の
円周方向への移動を円滑にして研磨効率を高め、処理時
間を短縮できるようにした。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の縦断面図である。
【図2】実施例の斜視図である。
【図3】実施例の分解斜視図である。
【図4】実施例の上方ブラシ盤の底面図である。
【図5】実施例の上方ブラシ盤・回転円盤及びブラシ毛
を示す斜視図である。
【図6】図5のA−A断面図である。尚、コイン導入ガ
イド筒3cは図面上省略している。
【図7】図5のB−B断面図である。
【図8】実施例の上方ブラシ盤・回転円盤及びブラシ毛
の他の例を示す斜視図である。尚、コイン導入ガイド筒
3cは図面上省略している。
【図9】図8のC−C断面図である。
【図10】図8のD−D断面図である。
【図11】実施例の上方ブラシ盤・回転円盤及びブラシ
毛の他の例を示す斜視図である。尚、コイン導入ガイド
筒3cは図面上省略している。
【図12】図11のE−E断面図である。
【図13】図11のF−F断面図である。
【図14】実施例の上方ブラシ盤・回転円盤及びブラシ
毛の他の例を示す斜視図である。尚、コイン導入ガイド
筒3cは図面上省略している。
【図15】図14のG−G断面図である。
【図16】図14のH−H断面図である。
【符号の説明】
1 投入シュート 1a 落下口 2 回転円盤 2a 中央部 2b ブラシ毛植毛面 2c 下方ブラシ毛 3 上方ブラシ盤 3a 上方ブラシ毛 3b コイン投入口 3c コイン導入ガイド筒 3d 円周部 4 ケーシング 4a 吐出口 5 コイン排出路 5a コイン排出口 6 コイン検出器 6a LED 6b 受光器 7 コインカウンター 7a コイン通過枚数表示器 8 駆動機構 8a 回転軸 8b 回転動力伝達ピン 8c 軸受 8d ベルト車 8e モータ 8f ベルト車 8g タイミングベルト 8h 支持板 9 装置ケーシング 10 コイン導入部 11 上方ブラシ毛 12 吐出部 13 取込口 14 空隙 15a 上方ブラシ毛 16 上方ブラシ毛 A コイン研磨装置 C コイン
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A63F 7/02 A63F 5/04 B24B 29/00

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外周を囲んだケーシング内で相対的に回
    転する上方と下方の一対のベースの対向面それぞれにブ
    ラシ毛を環状に植毛し、上方のベースの中央部にコイン
    を対向面間の空間に送るコイン投入口を設け、コイン投
    入口から投入されたコインを対向するブラシ毛間に送
    り、相対的に回転するブラシ毛間でコインを研磨しなが
    ら円周方向に移動させてケーシングの吐出口から外部へ
    排出するコイン研磨装置に於いて、 環状の一対のブラシ毛の一円周部分のブラシ毛先端間の
    距離を円周方向に所要の範囲漸次広くして対向するブラ
    シ毛先端間の空隙を三角形状に形成してコイン導入部と
    なし、しかも同コイン導入部にあるコインが三角形状の
    空隙の狭い研磨領域へ移行するように一対のベースを相
    対回転させ、コインを中央部からコイン導入部への移動
    及び同コイン導入部から研磨がなされる環状ブラシ毛の
    領域への移動を容易にしたことを特徴とするコイン研磨
    装置。
  2. 【請求項2】 対向するベースの対向面は略平行で一方
    の環状ブラシ毛の長さを相対回転の回転方向と逆方向の
    円周方向に沿って漸次短かくしてコイン導入部の三角形
    状の空隙を形成した請求項1記載のコイン研磨装置。
  3. 【請求項3】 三角形状の空隙が吐出口の円周位置まで
    長く形成された請求項2記載のコイン研磨装置。
  4. 【請求項4】 対向する一方のベースの一部円周部分が
    傾斜して相対回転の回転方向と逆方向の円周方向に沿っ
    てベース間間隙を広くし、同ベースに同一長さのブラシ
    毛を植毛してブラシ毛先端間の間隙を三角形状となるコ
    イン導入部を形成した請求項1記載のコイン研磨装置。
  5. 【請求項5】 相対回転の回転方向と逆方向の円周方向
    に沿って漸次一対のベースのベース間間隙が広がるよう
    に対向する一方のベース全周を傾斜させて終端で段差が
    形成されるようにし、同ベースそれぞれに同一長さのブ
    ラシ毛を植毛して三角形状の空隙のコイン導入部を形成
    した請求項1記載のコイン研磨装置。
  6. 【請求項6】 コインをケーシングの吐出口へ送り出す
    一方のベースの吐出部をブラシ毛のない非植毛状態にし
    た請求項1〜5いずれか記載のコイン研磨装置。
  7. 【請求項7】 対向する一対のベースを略水平に配置
    し、コイン投入口を有する上方のベースを固定し、下方
    のベースを回転させて一対のベースを相対的に回転させ
    るようにした請求項1〜6いずれか記載のコイン研磨装
    置。
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