JP3091565U - 鈴 棒 - Google Patents

鈴 棒

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JP3091565U
JP3091565U JP2002004509U JP2002004509U JP3091565U JP 3091565 U JP3091565 U JP 3091565U JP 2002004509 U JP2002004509 U JP 2002004509U JP 2002004509 U JP2002004509 U JP 2002004509U JP 3091565 U JP3091565 U JP 3091565U
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JP
Japan
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mandrel
covering material
bell
hitting portion
head
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Application number
JP2002004509U
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English (en)
Inventor
晃 稲見
Original Assignee
株式会社青銅社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 鈴を打ち鳴らす音色が良く長く余韻が続き、
しかも、スマートで携帯に便利である鈴棒を提供する。 【解決手段】 頭部を有する円形断面の金属製の心棒
に、熱収縮性樹脂またはゴムからなる円筒形に形成され
た緩衝性の打部被覆材を挿入し、柄の先端の飾りを心棒
の基端に取り付けることにより、頭部と飾りとの間に打
部被覆材を挟み、打部被覆材を熱収縮により心棒に密着
させて成ることを特徴とする。 【効果】 打部被覆材が心棒に熱収縮により強く固定さ
れるため、その間に全く緩みがないことから、打部被覆
材の材質とも相まって、鈴を打ち鳴らしたときの音色が
良好であり、神秘とも言える程に厳かに長く余韻が続
き、その音色を聞く者に邪気を払う深い安らぎを与え
る。

Description

【考案の詳細な説明】 【0001】 【考案の属する技術分野】 この考案は、鈴を打ち鳴らす仏具としての鈴棒に関する。 【0002】 仏具としては様々なものが使用されるが、そのうちでも鳴り物の一種である鈴 は、良い音色によって人々の邪念を払うために用いられたとされる。したがって 、人の聴覚を心地良く刺激するのが良く、その音色や余韻は、鈴の真鍮の合金組 成等とともに、それを打ち叩く鈴棒の素材や構造によっても大きく左右され、そ の素材には様々なものが使用される。 【0003】 従来の鈴棒の素材については、木製、プラスチック製、金属製等であって、打 部が素材そのものであると、音色がきつく単調となるため、それを緩和するよう 外面に布や皮革を巻き付けることにより被覆したものが多用される。しかし、密 着して巻き付けることが難しく、どうしも甘くなるため、音色が調子抜けに鈍く なりすぎる場合があるという問題があった。また、巻き付けの都合もあって、打 部を細くすることができないので、太くなってスマートさに欠け、大型になるた め墓参り等には携帯に不便であった。 【0004】 【考案が解決しようとする課題】 この考案は、上記のような実情に鑑みて、鈴を打ち鳴らす音色が良く長く余韻 が続き、しかも、スマートで携帯に便利である鈴棒を提供することを目的とした 。 【0005】 【課題を解決するための手段】 上記の目的を達成するために、この考案は、頭部を有する円形断面の金属製の 心棒に、熱収縮性樹脂またはゴムからなる円筒形に形成された緩衝性の打部被覆 材を挿入し、柄の先端の飾りを心棒の基端に取り付けることにより、頭部と飾り との間に打部被覆材を挟み、打部被覆材を熱収縮により心棒に密着させて成るこ とを特徴とする鈴棒を提供するものである。 【0006】 【作用】 鈴棒を上記のように構成したから、打部被覆材が熱収縮により強く心棒に固定 され、その間に緩みが全くなくなることから、金属性のきつい音色が適度に緩和 され、調子が抜けるような鈍い音にはならなく、余韻も長く続くことになる。 【0007】 また、打部被覆材の取り付けが、心棒に巻き付ける場合とは違って、挿入して 熱収縮させる手法によるので、作り方が容易であり、心棒を細く形成することが でき、そのため、全体的に細くスマートになし得る。 【0008】 【考案の実施の形態】 次に、この考案の実施の形態を図面に基づいて説明する。 【0009】 図1は、鈴1と共にこの考案の鈴棒Pを示したものであるが、鈴棒Pについて は、構造を分かりやすく部品毎に分解した図示であって、その鈴棒Pは、心棒2 と、打部被覆材3と、柄5と、継手兼用の飾り4と、柄尻6とからなり、打部被 覆材3は、熱収縮性樹脂または熱収縮性合成ゴムにより円筒形に形成され、その 他の部品が真鍮により成形される。 【0010】 心棒2は、円形断面の棒状であって先端に半球状の頭部7が形成され、基端に 雄ねじ9が突設される。打部被覆材3は、この心棒2に緩く挿入できる程度の内 径に形成される。飾り4は、外周面に凹凸を環状に形成したもので、両端に雌ね じ11,11が開口される。また、柄5は、これも円形断面の棒状であって、両 端に雄ねじ13,13が形成される。なお、飾り4は、外周面が単に均一な円形 であっても良いものとする。 【0011】 図2は、組み立てた状態を示し、打部被覆材3は、心棒2に挿入され、頭部7 と飾り4との間に挟まれた状態で熱収縮して固定される。また、柄5は飾り4に 、柄尻6が柄5の端にそれぞれ螺入され、1本の直列した細い鈴棒Pとして組み 立てられる。 【0012】 柄5は、飾り4と柄尻6とは別体に形成し、それを螺入して取り付けられるが 、柄5に一体に成形する場合もある。また、ねじを用いた場合、接着剤により連 結が強固に固定される。このようにねじが強固であるが、単なる差し込みと接着 により連結しても良い。 【0013】 【考案の効果】 以上説明したように、この考案の鈴棒によれば、打部被覆材が心棒に熱収縮に より強く固定されるため、その間に全く緩みがないことから、打部被覆材の材質 とも相まって、鈴を打ち鳴らしたときの音色が良好であり、神秘とも言える程に 厳かに長く余韻が続き、その音色を聞く者に邪気を払う深い安らぎを与えること ができる。また、現代的に体裁良くスマートであり携帯にも便利であるという優 れた効果がある。
【図面の簡単な説明】 【図1】この考案の鈴棒を鈴と共に示す分解斜視図であ
る。 【図2】同鈴棒を組み立てた状態を示す要部断面図であ
る。 【符号の説明】 P 鈴棒 2 心棒 3 打部被覆材 4 飾り 5 柄 7 頭部

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 頭部を有する円形断面の金属製の心棒
    に、熱収縮性樹脂またはゴムからなる円筒形に形成され
    た緩衝性の打部被覆材を挿入し、柄の先端の飾りを心棒
    の基端に取り付けることにより、頭部と飾りとの間に打
    部被覆材を挟み、打部被覆材を熱収縮により心棒に密着
    させて成ることを特徴とする鈴棒。
JP2002004509U 2002-07-22 2002-07-22 鈴 棒 Expired - Lifetime JP3091565U (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011087903A (ja) * 2009-01-27 2011-05-06 Koizumi Seisakusho:Kk リん棒
JP2014131562A (ja) * 2012-12-05 2014-07-17 Koizumi Mfg Co Ltd りん具及びりん棒
JP6440047B1 (ja) * 2018-03-28 2018-12-19 城司 吉岡 打鈴装置

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