JP3091011B2 - 信号ライン接続装置 - Google Patents
信号ライン接続装置Info
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- JP3091011B2 JP3091011B2 JP04065315A JP6531592A JP3091011B2 JP 3091011 B2 JP3091011 B2 JP 3091011B2 JP 04065315 A JP04065315 A JP 04065315A JP 6531592 A JP6531592 A JP 6531592A JP 3091011 B2 JP3091011 B2 JP 3091011B2
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- Japan
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- transmission
- level
- terminal
- reception
- signal
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電子手帳とパソコン
などのようにそれぞれ送受信伝送レベルが相違する2種
類の端末装置同士を接続する場合などに適用して好適な
信号ライン接続装置に関する。
などのようにそれぞれ送受信伝送レベルが相違する2種
類の端末装置同士を接続する場合などに適用して好適な
信号ライン接続装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電話番号、住所録、スケジュールなどの
データを入出力できるようになされたメモリ機能を有す
る電子装置いわゆる電子手帳が普及している。電子手帳
に記憶されている種々のデータを電話回線などを利用し
て遠隔地に伝送できたり、パソコンに入力できれば、電
子手帳内のデータを有効に活用できるので非常に便利で
ある。
データを入出力できるようになされたメモリ機能を有す
る電子装置いわゆる電子手帳が普及している。電子手帳
に記憶されている種々のデータを電話回線などを利用し
て遠隔地に伝送できたり、パソコンに入力できれば、電
子手帳内のデータを有効に活用できるので非常に便利で
ある。
【0003】このように電子手帳を端末として、モデム
やパソコンなどの端末との間でデータの授受を行う例と
しては図3に示すような利用態様が考えられる。同図で
は一方の端末として電子手帳を基準にその使用態様が示
されている。同図において、1は電子手帳、2はモデ
ム、3はパソコン、4はプリンタ、5は電子手帳であ
る。パソコン3はデスクトップタイプなどのパソコンを
始めとして種々のコンピュータを含むものとする。プリ
ンタ4は電子手帳のデータをプリントアウトする場合な
どのときに利用される。
やパソコンなどの端末との間でデータの授受を行う例と
しては図3に示すような利用態様が考えられる。同図で
は一方の端末として電子手帳を基準にその使用態様が示
されている。同図において、1は電子手帳、2はモデ
ム、3はパソコン、4はプリンタ、5は電子手帳であ
る。パソコン3はデスクトップタイプなどのパソコンを
始めとして種々のコンピュータを含むものとする。プリ
ンタ4は電子手帳のデータをプリントアウトする場合な
どのときに利用される。
【0004】モデム2やパソコン3などは周知のように
その信号伝送レベル(送受信伝送レベル)はRS232
Cレベル(+12ボルトを論理「1」のレベル、−12
ボルトを論理「0」のレベルとする)である。これに対
して、電子手帳などはいわゆるCMOSレベル(5ボル
トが論理「1」のレベル、0ボルトが論理「0」のレベ
ルとする)である。
その信号伝送レベル(送受信伝送レベル)はRS232
Cレベル(+12ボルトを論理「1」のレベル、−12
ボルトを論理「0」のレベルとする)である。これに対
して、電子手帳などはいわゆるCMOSレベル(5ボル
トが論理「1」のレベル、0ボルトが論理「0」のレベ
ルとする)である。
【0005】このように送受信伝送レベルが相違する関
係上、電子手帳1に他の端末を接続する場合には図4あ
るいは図5に示すような信号ライン接続装置が使用され
る。図4は電子手帳同士を接続する場合であり、この場
合には電子手帳1と5とは専用のケーブル10を使用す
るだけでよい。両者の送受信伝送レベルが共にCMOS
レベルであるからである。
係上、電子手帳1に他の端末を接続する場合には図4あ
るいは図5に示すような信号ライン接続装置が使用され
る。図4は電子手帳同士を接続する場合であり、この場
合には電子手帳1と5とは専用のケーブル10を使用す
るだけでよい。両者の送受信伝送レベルが共にCMOS
レベルであるからである。
【0006】電子手帳1とパソコン3を接続して相互に
データの伝送を行う場合には、一方の送受信伝送レベル
がCMOSレベルであるのに対し、他方の送受信伝送レ
ベルはRS232Cレベルであるので、この場合には図
5に示すような信号ライン接続装置が使用されることに
なる。
データの伝送を行う場合には、一方の送受信伝送レベル
がCMOSレベルであるのに対し、他方の送受信伝送レ
ベルはRS232Cレベルであるので、この場合には図
5に示すような信号ライン接続装置が使用されることに
なる。
【0007】図5に示す信号ライン接続装置は送受信伝
送レベルを変換するためのレベル変換器20と、CMO
Sレベルの専用ケーブル10およびRS232Cレベル
用のケーブル30が必要になる。レベル変換器20を使
用してCMOSレベルがRS232Cレベルに変換され
て電子手帳1側のデータがパソコン3側に伝送され、R
S232CレベルがCMOSレベルに変換されてパソコ
ン3側のデータが電子手帳1側に伝送される。
送レベルを変換するためのレベル変換器20と、CMO
Sレベルの専用ケーブル10およびRS232Cレベル
用のケーブル30が必要になる。レベル変換器20を使
用してCMOSレベルがRS232Cレベルに変換され
て電子手帳1側のデータがパソコン3側に伝送され、R
S232CレベルがCMOSレベルに変換されてパソコ
ン3側のデータが電子手帳1側に伝送される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】パソコン3とレベル変
換器20との間に接続されるケーブル30は周知のよう
にクロスケーブルである。クロスケーブルは送信ライン
と受信ラインとをたすきがけに結線したケーブルであ
る。送信ラインと受信ラインとをたすきがけしない通常
のケーブル(ストレートケーブル)を使用するとデータ
の衝突が起こるからである。
換器20との間に接続されるケーブル30は周知のよう
にクロスケーブルである。クロスケーブルは送信ライン
と受信ラインとをたすきがけに結線したケーブルであ
る。送信ラインと受信ラインとをたすきがけしない通常
のケーブル(ストレートケーブル)を使用するとデータ
の衝突が起こるからである。
【0009】これは、ケーブルの左側コネクタの送信端
子と、同じケーブルの右側コネクタの送信端子とを接続
してしまうと、左側コネクタに供給された送信データが
右側コネクタの送信端子側に供給されることになり、右
側コネクタに接続される端末の送信データとでデータの
衝突が起きてしまうからである。
子と、同じケーブルの右側コネクタの送信端子とを接続
してしまうと、左側コネクタに供給された送信データが
右側コネクタの送信端子側に供給されることになり、右
側コネクタに接続される端末の送信データとでデータの
衝突が起きてしまうからである。
【0010】このような理由から図5に示す信号ライン
接続装置において使用されるケーブル30もまたクロス
ケーブルを使用しなければならない。クロスケーブルは
ストレートケーブルの倍ないし数倍の価格であるから、
信号ライン接続装置のコストアップを招来している。
接続装置において使用されるケーブル30もまたクロス
ケーブルを使用しなければならない。クロスケーブルは
ストレートケーブルの倍ないし数倍の価格であるから、
信号ライン接続装置のコストアップを招来している。
【0011】そこで、この発明はこのような従来の課題
を解決したものであって、RS232Cレベル用の信号
線としてストレートケーブルを使用できるようにして全
体のコストダウンを図れる信号ライン接続装置を提案す
るものである。
を解決したものであって、RS232Cレベル用の信号
線としてストレートケーブルを使用できるようにして全
体のコストダウンを図れる信号ライン接続装置を提案す
るものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
め、この発明においては、信号の送受信伝送レベルが相
違する2種類の端末装置同士を接続する信号ライン接続
装置であって、この信号ライン接続装置はレベル変換器
を有し、このレベル変換器は複数のレベル変換手段と複
数のライン切替手段とで構成され、第1の送信側接続端
子に供給された第1の送受信伝送レベルをもつ第1の送
信信号が第1のレベル変換器において送受信伝送レベル
が第2の送受信伝送レベルに変換されてから第1の受信
側接続端子に出力されると共に、第2の送信側接続端子
に供給された第2の送受信伝送レベルをもつ第2の送信
信号が第2のレベル変換器において送受信伝送レベルが
第1の送受信伝送レベルに変換されてから第2の受信側
接続端子に出力されるようになされたことを特徴とする
ものである。
め、この発明においては、信号の送受信伝送レベルが相
違する2種類の端末装置同士を接続する信号ライン接続
装置であって、この信号ライン接続装置はレベル変換器
を有し、このレベル変換器は複数のレベル変換手段と複
数のライン切替手段とで構成され、第1の送信側接続端
子に供給された第1の送受信伝送レベルをもつ第1の送
信信号が第1のレベル変換器において送受信伝送レベル
が第2の送受信伝送レベルに変換されてから第1の受信
側接続端子に出力されると共に、第2の送信側接続端子
に供給された第2の送受信伝送レベルをもつ第2の送信
信号が第2のレベル変換器において送受信伝送レベルが
第1の送受信伝送レベルに変換されてから第2の受信側
接続端子に出力されるようになされたことを特徴とする
ものである。
【0013】
【作用】図1において、第1の送信側接続端子aに供給
された第1の送受信伝送レベル(本例ではRS232C
レベル)をもつ第1の送信信号が第1のレベル変換回路
22において送受信伝送レベルが第2の送受信伝送レベ
ル(CMOSレベル)に変換されてから第1の受信側接
続端子dに出力される。
された第1の送受信伝送レベル(本例ではRS232C
レベル)をもつ第1の送信信号が第1のレベル変換回路
22において送受信伝送レベルが第2の送受信伝送レベ
ル(CMOSレベル)に変換されてから第1の受信側接
続端子dに出力される。
【0014】第2の送信側接続端子cに供給された第2
の送受信伝送レベル(CMOSレベル)をもつ第2の送
信信号が第2のレベル変換回路23において送受信伝送
レベルが第1の送受信伝送レベル(RS232Cレベ
ル)に変換されてから第2の受信側接続端子bに出力さ
れる。
の送受信伝送レベル(CMOSレベル)をもつ第2の送
信信号が第2のレベル変換回路23において送受信伝送
レベルが第1の送受信伝送レベル(RS232Cレベ
ル)に変換されてから第2の受信側接続端子bに出力さ
れる。
【0015】したがって、端子aのRS232Cレベル
はCMOSレベルに変換されて端子dに出力され、端子
cのCMOSレベルはRS232Cレベルに変換されて
端子bに出力される。
はCMOSレベルに変換されて端子dに出力され、端子
cのCMOSレベルはRS232Cレベルに変換されて
端子bに出力される。
【0016】端子aに接続される伝送ラインは送信ライ
ン専用であり、端子dに接続される伝送ラインは受信ラ
イン専用である。同様に、端子cに接続される伝送ライ
ンは送信ライン専用であり、端子bに接続される伝送ラ
インは受信ライン専用であるから、RS232Cレベル
同士のライン(端子aとb側のライン)は、一方は送信
専用であり、他方は受信専用になっている。そのため、
RS232Cレベル用のケーブルはストレートケーブル
を使用できる。
ン専用であり、端子dに接続される伝送ラインは受信ラ
イン専用である。同様に、端子cに接続される伝送ライ
ンは送信ライン専用であり、端子bに接続される伝送ラ
インは受信ライン専用であるから、RS232Cレベル
同士のライン(端子aとb側のライン)は、一方は送信
専用であり、他方は受信専用になっている。そのため、
RS232Cレベル用のケーブルはストレートケーブル
を使用できる。
【0017】
【実施例】続いて、この発明に係る信号ライン接続装置
の一例を、端末装置として電子手帳とパソコンを用いた
場合について図面を参照して詳細に説明する。
の一例を、端末装置として電子手帳とパソコンを用いた
場合について図面を参照して詳細に説明する。
【0018】この発明に係る信号ライン接続装置におい
ても図5に示すようにレベル変換器20の他に電子手帳
1との結線を行う専用ケーブル10と、パソコン3との
結線を行うケーブル30とを使用してデータの授受が行
われる。ただし、ケーブル30はクロスケーブルではな
くストレートケーブルである。
ても図5に示すようにレベル変換器20の他に電子手帳
1との結線を行う専用ケーブル10と、パソコン3との
結線を行うケーブル30とを使用してデータの授受が行
われる。ただし、ケーブル30はクロスケーブルではな
くストレートケーブルである。
【0019】ケーブル30としてストレートケーブルを
使用できるようにするため、この発明では図1に示すよ
うなレベル変換器20が使用される。
使用できるようにするため、この発明では図1に示すよ
うなレベル変換器20が使用される。
【0020】図1のレベル変換器20にあって、端子a
とcは送信側接続端子であり、端子bとdは受信側接続
端子である。
とcは送信側接続端子であり、端子bとdは受信側接続
端子である。
【0021】そのうち、端子aには特にRS232Cレ
ベルの伝送レベルをもつ信号ラインが接続される。本例
ではパソコン3の送信ラインが接続される。端子cには
CMOSレベルの伝送レベルをもつ信号ラインが接続さ
れる。したがって、電子手帳1の送信ラインが接続され
る。
ベルの伝送レベルをもつ信号ラインが接続される。本例
ではパソコン3の送信ラインが接続される。端子cには
CMOSレベルの伝送レベルをもつ信号ラインが接続さ
れる。したがって、電子手帳1の送信ラインが接続され
る。
【0022】端子bには特にRS232Cレベルの伝送
レベルをもつ信号ラインが接続される。本例ではパソコ
ン3の受信ラインが接続される。端子cにはCMOSレ
ベルの伝送レベルをもつ信号ラインが接続される。した
がって、電子手帳1の受信ラインが接続される。
レベルをもつ信号ラインが接続される。本例ではパソコ
ン3の受信ラインが接続される。端子cにはCMOSレ
ベルの伝送レベルをもつ信号ラインが接続される。した
がって、電子手帳1の受信ラインが接続される。
【0023】このことから、結論的には端子aとbにパ
ソコン3に結線される信号ケーブル30が接続され、端
子cとdに電子手帳1に結線される信号ケーブルつまり
専用ケーブル10が接続される。
ソコン3に結線される信号ケーブル30が接続され、端
子cとdに電子手帳1に結線される信号ケーブルつまり
専用ケーブル10が接続される。
【0024】レベル変換器20には図示するように2個
のレベル変換手段22,23と3個のライン切替手段2
4,25,26が設けられている。レベル変換器20に
は上述した4個の入出力端子a〜dの他に、第5および
第6の端子eとfが設けられているが、これはこのレベ
ル変換器20をモデム2に内蔵されたレベル変換器とし
ても使用できるように構成したためである。
のレベル変換手段22,23と3個のライン切替手段2
4,25,26が設けられている。レベル変換器20に
は上述した4個の入出力端子a〜dの他に、第5および
第6の端子eとfが設けられているが、これはこのレベ
ル変換器20をモデム2に内蔵されたレベル変換器とし
ても使用できるように構成したためである。
【0025】以下説明する例ではこれら端子e,fを使
用するモードを特に通信モードと呼称し、それ以外の動
作モードをクロスモードという。そのため、ライン切替
手段24,25,26にあって実線切替状態は通信モー
ドであり、破線切替状態はクロスモードとなって、電子
手帳1とパソコン3との間で相互にデータの伝送が行わ
れる。
用するモードを特に通信モードと呼称し、それ以外の動
作モードをクロスモードという。そのため、ライン切替
手段24,25,26にあって実線切替状態は通信モー
ドであり、破線切替状態はクロスモードとなって、電子
手帳1とパソコン3との間で相互にデータの伝送が行わ
れる。
【0026】通信モードから説明すると、この場合には
端子cに供給された信号はアンドゲート機能をもつバッ
ファアンプ21を介して第5の端子eに出力され、モデ
ム2を経由して通信回線側に送られる。第6の端子fに
入力したモデム2の受信データは第3の切替手段26と
第2の切替手段25を介して端子dに出力される。その
結果、電子手帳1のデータを送信できるし、モデム2で
受信したデータを電子手帳1側に送ることもできる。
端子cに供給された信号はアンドゲート機能をもつバッ
ファアンプ21を介して第5の端子eに出力され、モデ
ム2を経由して通信回線側に送られる。第6の端子fに
入力したモデム2の受信データは第3の切替手段26と
第2の切替手段25を介して端子dに出力される。その
結果、電子手帳1のデータを送信できるし、モデム2で
受信したデータを電子手帳1側に送ることもできる。
【0027】同様に、端子aに供給された信号はインバ
ータ機能をもつレベル変換手段22において、その伝送
レベル(論理レベル)がRS232CレベルからCMO
Sレベルに変換され、その後第1のライン切替手段24
およびバッファアンプ21を介して第5の端子eに出力
される。
ータ機能をもつレベル変換手段22において、その伝送
レベル(論理レベル)がRS232CレベルからCMO
Sレベルに変換され、その後第1のライン切替手段24
およびバッファアンプ21を介して第5の端子eに出力
される。
【0028】第6の端子fに入力した受信データは第3
の切替手段26を介してレベル変換手段23に供給され
てレベル変換され、その後端子bに出力されるから、こ
の場合にはパソコン3のデータを送信できるし、受信し
たデータをパソコン3に送ることもできる。
の切替手段26を介してレベル変換手段23に供給され
てレベル変換され、その後端子bに出力されるから、こ
の場合にはパソコン3のデータを送信できるし、受信し
たデータをパソコン3に送ることもできる。
【0029】もちろん、受信データは端子bとdの双方
に同時に出力されるから、電子手帳1とパソコン3の何
れにも受信データを送ることができる。
に同時に出力されるから、電子手帳1とパソコン3の何
れにも受信データを送ることができる。
【0030】クロスモードを次に説明する。端子aに供
給された信号は第1および第2のライン切替手段24,
25を介して端子dに出力される。その結果、端子aに
供給された信号は、RS232CレベルからCMOSレ
ベルにレベル変換された状態で端子dに出力される。
給された信号は第1および第2のライン切替手段24,
25を介して端子dに出力される。その結果、端子aに
供給された信号は、RS232CレベルからCMOSレ
ベルにレベル変換された状態で端子dに出力される。
【0031】端子cに供給された信号はバッファアンプ
21および第3のライン切替手段26を介してレベル変
換器23に供給されてレベル変換処理が行われたのち端
子bに出力される。その結果、端子cに供給された信号
は、CMOSレベルからRS232Cレベルにレベル変
換された状態で端子bに出力される。
21および第3のライン切替手段26を介してレベル変
換器23に供給されてレベル変換処理が行われたのち端
子bに出力される。その結果、端子cに供給された信号
は、CMOSレベルからRS232Cレベルにレベル変
換された状態で端子bに出力される。
【0032】その結果、電子手帳1とパソコン3との間
で双方向の信号授受が可能になるから、例えば電子手帳
1のデータを一旦パソコン3に取り込んで、データの修
正や追加などの処理を行ってから再び電子手帳1にその
データを戻すことができる。これは電子手帳1でデータ
の修正や追加を行うのはキーが小型で、キーの間隔も狭
いから、データ入力が面倒である。この点、パソコン3
側ではキーも大きく間隔も開いているのでデータ入力が
簡単であり、疲れないからである。
で双方向の信号授受が可能になるから、例えば電子手帳
1のデータを一旦パソコン3に取り込んで、データの修
正や追加などの処理を行ってから再び電子手帳1にその
データを戻すことができる。これは電子手帳1でデータ
の修正や追加を行うのはキーが小型で、キーの間隔も狭
いから、データ入力が面倒である。この点、パソコン3
側ではキーも大きく間隔も開いているのでデータ入力が
簡単であり、疲れないからである。
【0033】上述した端子aに接続される伝送ラインは
送信ライン専用であり、端子dに接続される伝送ライン
は受信ライン専用である。同様に、端子cに接続される
伝送ラインは送信ライン専用であり、端子bに接続され
る伝送ラインは受信ライン専用であるから、図2に示す
ようにRS232Cレベル同士のライン(端子aとb側
のライン)は、一方は送信専用であり、他方は受信専用
になっている。そのため、RS232Cレベル用のケー
ブル30としては通常のストレートケーブルを使用でき
る。
送信ライン専用であり、端子dに接続される伝送ライン
は受信ライン専用である。同様に、端子cに接続される
伝送ラインは送信ライン専用であり、端子bに接続され
る伝送ラインは受信ライン専用であるから、図2に示す
ようにRS232Cレベル同士のライン(端子aとb側
のライン)は、一方は送信専用であり、他方は受信専用
になっている。そのため、RS232Cレベル用のケー
ブル30としては通常のストレートケーブルを使用でき
る。
【0034】上述した端末装置の組み合せは一例に過ぎ
ず、電子手帳1と任意の端末装置を組み合わせることが
できる。電子手帳1を基準とすることも必要ない。要は
送受信レベルが異なる2種類の端末装置間での信号授受
のためであれば、どのような端末装置を使用してもよ
い。
ず、電子手帳1と任意の端末装置を組み合わせることが
できる。電子手帳1を基準とすることも必要ない。要は
送受信レベルが異なる2種類の端末装置間での信号授受
のためであれば、どのような端末装置を使用してもよ
い。
【0035】
【発明の効果】以上のように、この発明に係る信号ライ
ン接続装置によれば、複数のレベル変換手段と複数のラ
イン切替手段とを巧みに組み合わせることによって伝送
レベルを適切にレベル変換した状態で、しかもラインが
クロスすることなく構成できる。
ン接続装置によれば、複数のレベル変換手段と複数のラ
イン切替手段とを巧みに組み合わせることによって伝送
レベルを適切にレベル変換した状態で、しかもラインが
クロスすることなく構成できる。
【0036】これによれば、特にパソコンなどとの間に
使用されるケーブルとしてストレートケーブルを使用で
きるため、極めて簡単な構成で装置の大幅なコストダウ
ンを図れる特徴を有する。したがって、この発明は送受
信伝送レベルが相違する2種類の端末装置での信号授受
系に適用して好適である。
使用されるケーブルとしてストレートケーブルを使用で
きるため、極めて簡単な構成で装置の大幅なコストダウ
ンを図れる特徴を有する。したがって、この発明は送受
信伝送レベルが相違する2種類の端末装置での信号授受
系に適用して好適である。
【図1】この発明に係る信号ライン接続装置の一例を示
す要部の系統図である。
す要部の系統図である。
【図2】信号ライン接続装置の説明図である。
【図3】端末装置の接続例を示す図である。
【図4】電子手帳同士の接続例を示す図である。
【図5】電子手帳とパソコンとの接続例を示す図であ
る。
る。
1,5 電子手帳 2 モデム 3 パソコン 4 プリンタ 10 専用ケーブル 20 レベル変換器 22,23 レベル変換手段 24,25,26 ライン切替手段 30 ケーブル
Claims (1)
- 【請求項1】 信号の送受信伝送レベルが相違する2種
類の端末装置同士を接続する信号ライン接続装置であっ
て、 この信号ライン接続装置はレベル変換器を有し、このレ
ベル変換器は複数のレベル変換手段と複数のライン切替
手段とで構成され、 第1の送信側接続端子に供給された第1の送受信伝送レ
ベルをもつ第1の送信信号が第1のレベル変換器におい
て送受信伝送レベルが第2の送受信伝送レベルに変換さ
れてから第1の受信側接続端子に出力されると共に、 第2の送信側接続端子に供給された第2の送受信伝送レ
ベルをもつ第2の送信信号が第2のレベル変換器におい
て送受信伝送レベルが第1の送受信伝送レベルに変換さ
れてから第2の受信側接続端子に出力されるようになさ
れたことを特徴とする信号ライン接続装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04065315A JP3091011B2 (ja) | 1992-03-23 | 1992-03-23 | 信号ライン接続装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04065315A JP3091011B2 (ja) | 1992-03-23 | 1992-03-23 | 信号ライン接続装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05265615A JPH05265615A (ja) | 1993-10-15 |
JP3091011B2 true JP3091011B2 (ja) | 2000-09-25 |
Family
ID=13283357
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP04065315A Expired - Fee Related JP3091011B2 (ja) | 1992-03-23 | 1992-03-23 | 信号ライン接続装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3091011B2 (ja) |
-
1992
- 1992-03-23 JP JP04065315A patent/JP3091011B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05265615A (ja) | 1993-10-15 |
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