JP3090924U - 脱着パネル額 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】展示物の取り付け、交換、保管、管理を容易に
するとともに、弱者おける取り扱いの簡素、容易にする
ための脱着パネル額を提供する。 【解決手段】本考案の脱着パネル額は、枠付の基礎パネ
ル板と複数の部材からなる接着板の４隅にマグネット及
び磁性体を取り付け、４隅の接合面が凹凸で形成される
ように構成、さらに接着板に透明シート、保持材を取り
付けるように形成される。

Description

【考案の詳細な説明】 【０００１】 【考案の属する技術分野】 本考案は写真等の展示物を容易に交換するためにマグネットを利用し、接着面 を凹凸にする方法をとったものである。 【０００２】 【従来の技術】 従来のパネル額はパネル板面に展示物を固定化、その上にマスクマット紙を張 った物が多く出回っている。又脱着可能な額は多種多様なものが出され、特開平 １１−２９９６１０や、実用登録第３０５１３９６号等が出願されている。 【０００３】 【考案が解決しようとする課題】 従来のパネル額においては脱着が出来ず、保管及び管理に困難さがあった、又 脱着可能な額では、手数がかかる、複雑で多くの材料を用する、重量物となる等 の問題があった、本考案では前述の問題点を解決しようとするものである。 【０００４】 【課題を解決するための手段】 本考案の脱着パネル額は、基礎パネル板と接着板の２枚によって構成され基礎 パネル板の表面４隅にマグネットを張って突出させ接着板の接合面を凹ませて、 その接点に磁性体を張ることによって形成される。 【０００５】 本考案の脱着パネル額は、接着板の表面４隅にマグネットを張って突出させ、 基礎パネル板の接合面を凹ませて、その接点に磁性体を張ることによって形成さ れる。 【０００６】 【考案実施の形態】 考案の実施について図面を参照して説明する。 図１は本考案の脱着パネル額の構造を示す断面図である。 図１の断面図、図２の斜視図は基礎パネル板１と接着板２を接合した図である 展示物１１を接着板６の保持材１０と透明シート８に密着させ、基礎パネル板１ の磁性体４に接着板６のマグネット９をはめ込む構造とすることで形成される。 【０００７】 図３は本考案の脱着パネル額の構造を示す離脱した断面図である、図３の基礎 パネル板１は、外枠材２に基礎表面板３を取り付け、４隅の凹みに磁性体４を取 り付けることで形成される。 【０００８】 図３の接着板６は、マスクマット７と透明シート８からなり、４隅の接合面に マグネット９を取り付け、さらに保持材１０を接着加工することで形成される。 【０００９】 図４は本考案の脱着パネル額の実施例を示す離脱した斜面図である。展示物１ １を透明シート８に密着させ、基礎パネル板１を壁面に設置したまま接着板６を 接合することで容易に脱着ができる。 【００１０】 【考案の効果】 本考案の脱着パネル額は、展示物が写真パネル仕様で容易に脱着可能となるた め、展示物の保管及び管理に広い場所を要せず簡便となる。 【００１１】 本考案によれば、額本体を壁に掛けたまま前面より容易に展示物の交換ができ るとともに、構造及び素材面から軽量となり石膏ボード壁面に使用できる。弱者 高齢者でも容易に取り扱いできる等の効果がある。

【図面の簡単な説明】 【図１】本考案の実地の形態の脱着パネル額の構造を示
す断面図である。 【図２】脱着パネル額の使用能様を示す斜面図である。 【図３】本考案の脱着パネル額の構造を示す離脱した断
面図である。 【図４】本考案の脱着パネル額の使用能様を示す離脱し
た斜面図である。 【符号の説明】 １…基礎パネル板 ２…外枠材 ３…基礎表面板
４…磁性体 ５…穿孔穴 ６…接着板 ７…マス
クマット ８…透明シート ９…マグネット １
０…保持材 １１…展示物

Claims (1)

1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項１】 枠付の基礎パネル板の４隅を穿孔、凹ま
   せてマグネット又は磁性体を取り付け、接着板の４隅に
   突出したマグネット又は磁性体を取り付け、その接合面
   が凹凸で形成されることを特徴とする脱着パネル額。