JP3090710U - イヤホンジャック保持装置 - Google Patents

イヤホンジャック保持装置

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JP3090710U JP2002003582U JP2002003582U JP3090710U JP 3090710 U JP3090710 U JP 3090710U JP 2002003582 U JP2002003582 U JP 2002003582U JP 2002003582 U JP2002003582 U JP 2002003582U JP 3090710 U JP3090710 U JP 3090710U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 構造が簡単で部品点数が少なくて製作費が安
くつくようにすること。 【構成】 磁気テープ装置4を一体化したテレビジョン
受像機1内のプリント基板5に配置した2穴2階構造の
イヤホーンジャック6に正面視略コ字状の金属板製ホル
ダ16が外嵌されると共に、該ホルダ16の左右両側板
部16a,16bの端縁から突出する係止片18がプリ
ント基板5の係止孔19に挿通されて該プリント基板5
に半田付けされ、そのホルダ16に一体形成したスペー
サ17がイヤホンジャック6と磁気テープ装置用シャー
シ4aとの間に介在されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、例えば所謂テレビデオと称される磁気テープ装置を一体化したテレ ビジョン受像機に設けた2穴2階構造のイヤホーンジャックを保持するためのイ ヤホンジャック保持装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
所謂テレビデオの一例として図9に示すものがある。これは、テレビジョン受 像機1の筐体2内の上部にブラウン管3が配置されると共に、該筐体2の下部に 磁気テープ装置4とが配置され、該磁気テープ装置4の下方に位置するプリント 基板5上に2穴2階構造のイヤホーンジャック6が配置されている。
【0003】 前記イヤホーンジャック6は、図10から図12に示すように、矩形箱状ジャ ック本体6aと、該ジャック本体6aの前面に上下2つ突設されて筐体2の前面 パネル2aの貫通孔7に挿通されたジャック穴8付きボス部6bと、ジャック本 体6aの下面に突設されてプリント基板5の貫通孔9に係合されたフック部6c とを有し、ジャック本体6aの下面から突出する複数の端子10がプリント基板 5のプリント回線に半田付け11されている。なお、図9中、12はイヤホンで あって、コード12aを介して接続したプラグ12bを各ジャック穴8に差し込 むようになっている。また、13は前面パネル2aに形成した磁気テープ装置4 用カセット挿入口、14は各種操作釦である。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上記構成によれば、ジャック本体6aが2階構造で高さhが1穴タイプに比べ て2倍高いため、プラグ12bをジャック穴8に差し込む際に、ジャック本体6 aに後ろ向きの過大な曲げモーメントM1がかかって、該ジャック本体6aが後 ろ向きに傾いたり(図11仮想線参照)、プラグ12bを左右に揺さ振ってジャ ック穴8から引き抜く際に、ジャック本体6aが前面パネル2aに当たって前方 への傾きが阻止されるが、該ジャック本体6aに左右方向の過大な曲げモーメン トM2がかかって、そのジャック本体6aが側方に傾きやすく(図10仮想線参 照)、その傾いて位置ずれしたジャック穴8に対してプラグ12bを差し込み難 くなる。また、ジャック本体6aに曲げモーメントM1,2が繰り返しかかるこ とにより、半田付け11が損傷されて断線することもある。
【0005】 そこで、ジャック本体6aを保持する技術として、例えば特開2001−12 8278号公報などに記載したものがあるが、いずれも、構造が複雑であったり 部品点数が多くて製作費が高くつくなどして、2穴2階構造のイヤホーンジャッ クを保持する構造としては不充分である。
【0006】 本考案は、上記難点に鑑み、構造が簡単で部品点数が少なくて製作費が安くつ くようにしたイヤホンジャック保持装置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1に記載の考案は、磁気テープ装置を一体化 したテレビジョン受像機内のプリント基板に配置した2穴2階構造のイヤホーン ジャックを保持するためのイヤホンジャック保持装置であって、前記イヤホンジ ャックに正面視略コ字状の金属板製ホルダが外嵌されると共に、該ホルダの左右 両側板部の端縁から突出する係止片がプリント基板の係止孔に挿通されて該プリ ント基板に半田付けされ、互いに所定間隔をおいて並列した左右一対の縦板部と 該両縦板部の端縁どうしを一体連結する横板部とからなる略コ字状スペーサが前 記ホルダに一体形成されると共に、該スペーサの両縦板部がイヤホンジャックと 該イヤホンジャックの背面に対向する磁気テープ装置用シャーシとの間に介在さ れ、前記ホルダの左右両側板部の端縁間の間隔がイヤホンジャックの横幅よりも 大きく設定され、前記ホルダの左右両側板部のうち、そのいずれか一方またはそ の両方のプリント基板接触幅が前記イヤホンジャックの縦幅よりも大きく設定さ れていることを特徴としている。
【0008】 上記構成によれば、プラグをジャック穴に差し込む際に、イヤホンジャックに 後ろ向きの過大な曲げモーメントがかかるが、該イヤホンジャックと磁気テープ 装置用シャーシとの間に略コ字状スペーサの両縦板部が介在されているから、そ の両縦板部間の間隔分だけ広範囲にわたってシャーシによりイヤホーンジャック を後方に傾かないように安定的に支持することができる。また、プラグを左右に 揺さ振ってジャック穴から引き抜く際に、イヤホーンジャックに左右方向の過大 な曲げモーメントがかかるが、該イヤホンジャックに外嵌させた金属板製ホルダ がプリント基板に半田付けされているので、そのホルダを介してイヤホーンジャ ックを傾かないようにプリント基板に強固に固定することができる。従って、ジ ャック穴が従来のように傾いて位置ずれされることがないので、そのジャック穴 に対してプラグを長期にわたって確実に差し込むことができる。
【0009】 また、前記ホルダにスペーサが一体形成されているので、構造が簡単で部品点 数が増加ぜず、製作費が安くつく。更に、ホルダの左右両側板部の端縁間の間隔 がイヤホンジャックの横幅よりも大きく設定されているので、該ホルダを側方に 傾かないように安定して支持することができると共に、ホルダの左右両側板部の うち、そのいずれか一方またはその両方のプリント基板接触幅がイヤホンジャッ クの縦幅よりも大きく設定されているので、該ホルダを後方に傾かないように安 定して支持することができる。
【0010】 以上要するに、2穴2階構造のイヤホーンジャックをプリント基板上に前後左 右に傾かないように強固に固定して該イヤホンジャックの端子とプリント基板の プリント配線とを接続する半田付けが損傷されないようにした高品質の所謂テレ ビデオを提供することができる。
【0011】 請求項2に記載の考案は、磁気テープ装置を一体化したテレビジョン受像機内 のプリント基板に配置した2穴2階構造のイヤホーンジャックを保持するための イヤホンジャック保持装置であって、前記イヤホンジャックに正面視略コ字状の 金属板製ホルダが外嵌されると共に、該ホルダの左右両側板部の端縁から突出す る係止片がプリント基板の係止孔に挿通されて該プリント基板に半田付けされ、 互いに所定間隔をおいて並列した左右一対の縦板部と該両縦板部の端縁どうしを 一体連結する横板部とからなる略コ字状スペーサが前記ホルダに一体形成され、 該スペーサの両縦板部がイヤホンジャックと該イヤホンジャックの背面に対向す る磁気テープ装置用シャーシとの間に介在されると共に、その両縦板部またはそ の一方の縦板部の後端縁がシャーシに凹設した凹溝に嵌入され、前記ホルダの左 右両側板部の端縁間の間隔がイヤホンジャックの横幅よりも大きく設定され、前 記ホルダの左右両側板部のうち、そのいずれか一方またはその両方のプリント基 板接触幅が前記イヤホンジャックの縦幅よりも大きく設定されていることを特徴 としている。
【0012】 上記構成によれば、プラグをジャック穴に差し込む際に、イヤホンジャックに 後ろ向きの過大な曲げモーメントがかかるが、該イヤホンジャックと磁気テープ 装置用シャーシとの間に略コ字状スペーサの両縦板部が介在されているから、そ の両縦板部間の間隔分だけ広範囲にわたってシャーシによりイヤホーンジャック を後方に傾かないように安定的に支持することができる。また、プラグを左右に 揺さ振ってジャック穴から引き抜く際に、イヤホーンジャックに左右方向の過大 な曲げモーメントがかかるが、該イヤホンジャックに外嵌させた金属板製ホルダ がプリント基板に半田付けされ、しかも、スペーサの両縦板部またはその一方の 縦板部の後端縁をシャーシの凹溝に嵌入させているので、ホルダ及びスペーサを 介してイヤホーンジャックを傾かないようにプリント基板に強固に固定すること ができる。従って、ジャック穴が従来のように傾いて位置ずれされることがない ので、そのジャック穴に対してプラグを長期にわたって確実に差し込むことがで きる。
【0013】 また、前記ホルダにスペーサが一体形成されているので、構造が簡単で部品点 数が増加ぜず、製作費が安くつく。更に、ホルダの左右両側板部の端縁間の間隔 がイヤホンジャックの横幅よりも大きく設定されているので、該ホルダを側方に 傾かないように安定して支持することができると共に、ホルダの左右両側板部の うち、そのいずれか一方またはその両方のプリント基板接触幅がイヤホンジャッ クの縦幅よりも大きく設定されているので、該ホルダを後方に傾かないように安 定して支持することができる。
【0014】 以上要するに、2穴2階構造のイヤホーンジャックをプリント基板上に前後左 右に傾かないように強固に固定して該イヤホンジャックの端子とプリント基板の プリント配線とを接続する半田付けが損傷されないようにした高品質の所謂テレ ビデオを提供することができる。
【0015】 請求項3に記載の考案は、プリント基板上に配置した2穴2階構造のイヤホー ンジャックを保持するためのイヤホンジャック保持装置であって、前記イヤホン ジャックと該イヤホンジャックの背面に対向するシャーシとの間にスペーサが介 在されていることを特徴としている。
【0016】 上記構成によれば、プラグをジャック穴に差し込む際に、イヤホンジャックに 後ろ向きの過大な曲げモーメントがかかるが、該イヤホンジャックとシャーシと の間にスペーサが介在されているから、そのイヤホンジャックが後ろ向きに傾く ことがなく、ジャック穴が従来のように斜め後方に位置ずれされることがないの で、そのジャック穴に対してプラグを長期にわたって確実に差し込むことができ 、イヤホンジャックの端子とプリント基板のプリント配線とを接続する半田付け が損傷されることもない。
【0017】 請求項4に記載の考案は、請求項3に記載の考案において、前記スペーサが、 前記イヤホンジャックに外嵌してプリント基板に係止する正面視略コ字状の金属 板製ホルダに一体形成されていることを特徴としている。
【0018】 上記構成によれば、ホルダが正面視略コ字状の単純な形状であり、該ホルダに 前記スペーサが一体形成されているので、構造が簡単で部品点数が増加ぜず、製 作費が安くつく。また、プラグを左右に揺さ振ってジャック穴から引き抜く際に 、イヤホーンジャックに左右方向の過大な曲げモーメントがかかるが、イヤホン ジャックに金属板製ホルダが外嵌されているから、そのイヤホーンジャックが側 方に傾くことがなく、ジャック穴が従来のように傾いて位置ずれされることがな いので、そのジャック穴に対してプラグを長期にわたって確実に差し込むことが でき、イヤホンジャックの端子とプリント基板のプリント配線とを接続する半田 付けが損傷されることもない。
【0019】 請求項5に記載の考案は、請求項4に記載の考案において、前記スペーサが、 互いに所定間隔をおいて並列された左右一対の縦板部と該両縦板部の端縁どうし を一体連結する横板部とにより略コ字状に形成されており、前記両縦板部を前記 シャーシに当接または接近させたことを特徴としている。
【0020】 上記構成によれば、略コ字状に形成したスペーサの両縦板部をシャーシに当接 または接近させており、その両縦板部間の間隔分だけ広範囲にわたってシャーシ によりイヤホーンジャックを後方に傾かないように安定的に支持することができ る。
【0021】 請求項6に記載の考案は、請求項5に記載の考案において、前記スペーサの両 縦板部またはその一方の縦板部の後端縁がシャーシに凹設した凹溝に嵌入されて いることを特徴としている。
【0022】 上記構成によれば、スペーサの両縦板部またはその一方の縦板部の後端縁をシ ャーシの凹溝に嵌入させるだけで、イヤホーンジャックを側方に傾かないように 一層安定的に支持することができる。
【0023】 請求項7に記載の考案は、請求項4から6のいずれかに記載の考案において、 前記ホルダの左右両側板部の端縁から突出する係止片が前記プリント基板の係止 孔に挿通されて該プリント基板に半田付けされていることを特徴としている。
【0024】 上記構成によれば、ホルダがプリント基板に半田付けされているので、該ホル ダを介してイヤホーンジャックをプリント基板に強固に固定することができる。
【0025】 請求項8に記載の考案は、請求項7に記載の考案において、前記ホルダの左右 両側板部の端縁間の間隔が前記イヤホンジャックの横幅よりも大きく設定されて いることを特徴としている。
【0026】 上記構成によれば、ホルダの左右両側板部の端縁間の間隔が前記イヤホンジャ ックの横幅よりも大きく設定されているので、該ホルダを側方に傾かないように 安定して支持することができる。
【0027】 請求項9に記載の考案は、請求項7または8に記載の考案において、前記ホル ダの左右両側板部のうち、そのいずれか一方またはその両方のプリント基板接触 幅が前記イヤホンジャックの縦幅よりも大きく設定されていることを特徴として いる。
【0028】 上記構成によれば、ホルダの左右両側板部のうち、そのいずれか一方またはそ の両方のプリント基板接触幅がイヤホンジャックの縦幅よりも大きく設定されて いるので、該ホルダを後方に傾かないように安定して支持することができる。
【0029】
【考案の実施の形態】
図1から図6は本考案の実施の一形態であるイヤホンジャック保持装置を備え た所謂テレビデオを示すものであって、磁気テープ装置4を一体化したテレビジ ョン受像機1内のプリント基板5に配置した2穴2階構造のイヤホーンジャック 6に正面視略コ字状の金属板製ホルダ16が外嵌され、イヤホンジャック6と磁 気テープ装置用シャーシ4aとの間にスペーサ17が介在されている。上記以外 の構成で図9から図12に示す構成と同一部分に同一符号を付してその説明を省 略する。
【0030】 上記構成によれば、プラグ12bをジャック穴8に差し込む際に、イヤホーン ジャック6に後ろ向きの過大な曲げモーメントM1がかかるが、該イヤホーンジ ャック6と磁気テープ装置用シャーシ4aとの間にスペーサ17が介在されてい るから、イヤホーンジャック6を後方に傾かないように安定的に支持することが できる。
【0031】 前記スペーサ17は、図5及び図6に示すように、互いに所定間隔をおいて並 列された左右一対の縦板部17a,17bと、該両縦板部17a,17bの端縁 どうしを一体連結する横板部17cとにより、略コ字状に形成され、両縦板部1 7a,17bをシャーシ4aに当接または接近させており、その両縦板部17a ,17b間の間隔d分だけ広範囲にわたってシャーシ4aによりイヤホーンジャ ック6を後方に傾かないように安定的に支持することができる。
【0032】 図2から図4に示すように、前記ホルダ16の左右両側板部16a,16bの 端縁16cから突出する略く字状係止片18がプリント基板5の係止孔19に挿 通されて該プリント基板5に半田付け11されている。
【0033】 上記構成によれば、プラグ12bを左右に揺さ振ってジャック穴8から引き抜 く際に、イヤホーンジャック6に左右方向の過大な曲げモーメントM2がかかる が、イヤホーンジャック6に外嵌させた金属板製ホルダ16がプリント基板5に 半田付け11されているので、そのホルダ16を介してイヤホーンジャック6を 傾かないようにプリント基板5に強固に固定することができる。従って、ジャッ ク穴8が従来のように傾いて位置ずれされることがないので、そのジャック穴8 に対してプラグ12bを長期にわたって確実に差し込むことができる。
【0034】 また、ホルダ16が正面視略コ字状の単純な形状であり、該ホルダ16にスペ ーサ17が一体形成されているので、構造が簡単で部品点数が増加ぜず、製作費 が安くつく。
【0035】 図2に示すように、前記ホルダ16の左右両側板部16a,16bの端縁16 c間の間隔Tがイヤホーンジャック6の横幅tよりも大きく設定されており、該 ホルダ16を側方に傾かないように安定して支持することができる。
【0036】 図2に示すように、前記ホルダ16の右側板部16b(及びまたは左側板部1 6a)のプリント基板接触幅Kがイヤホーンジャック6の縦幅kよりも大きく設 定されており、該ホルダ16を後方に傾かないように安定して支持することがで きる。
【0037】 上記の実施の形態では、スペーサ17の両縦板部17a,17bをシャーシ4 aに当接または接近させたが、これに限定されるわけではなく、図7及び図8に 示すように、スペーサ17の右縦板部17b(及びまたは左縦板部17a)の後 端縁20を所定間隔r(2〜5mm程度)だけ後方に突出させ、前記後端縁20 に対向してシャーシ4aに該後端縁20の突出長さrとほぼ同じ深さrでその後 端縁20の厚みとほぼ同じ幅pの凹溝21を形成し、その凹溝21に後端縁20 を嵌入させてもよい。これによって、イヤホーンジャック6を側方に傾かないよ うに一層安定的に支持することができる(実施の他の形態)。
【0038】
【考案の効果】
請求項1に記載の考案によれば、プラグをジャック穴に差し込む際に、イヤホ ンジャックに後ろ向きの過大な曲げモーメントがかかるが、該イヤホンジャック と磁気テープ装置用シャーシとの間に略コ字状スペーサの両縦板部が介在されて いるから、その両縦板部間の間隔分だけ広範囲にわたってシャーシによりイヤホ ーンジャックを後方に傾かないように安定的に支持することができる。また、プ ラグを左右に揺さ振ってジャック穴から引き抜く際に、イヤホーンジャックに左 右方向の過大な曲げモーメントがかかるが、該イヤホンジャックに外嵌させた金 属板製ホルダがプリント基板に半田付けされているので、そのホルダを介してイ ヤホーンジャックを傾かないようにプリント基板に強固に固定することができる 。従って、ジャック穴が従来のように傾いて位置ずれされることがないので、そ のジャック穴に対してプラグを長期にわたって確実に差し込むことができる。
【0039】 また、前記ホルダにスペーサが一体形成されているので、構造が簡単で部品点 数が増加ぜず、製作費が安くつく。更に、ホルダの左右両側板部の端縁間の間隔 がイヤホンジャックの横幅よりも大きく設定されているので、該ホルダを側方に 傾かないように安定して支持することができると共に、ホルダの左右両側板部の うち、そのいずれか一方またはその両方のプリント基板接触幅がイヤホンジャッ クの縦幅よりも大きく設定されているので、該ホルダを後方に傾かないように安 定して支持することができる。
【0040】 以上要するに、2穴2階構造のイヤホーンジャックをプリント基板上に前後左 右に傾かないように強固に固定して該イヤホンジャックの端子とプリント基板の プリント配線とを接続する半田付けが損傷されないようにした高品質の所謂テレ ビデオを提供することができる。
【0041】 請求項2に記載の考案によれば、プラグをジャック穴に差し込む際に、イヤホ ンジャックに後ろ向きの過大な曲げモーメントがかかるが、該イヤホンジャック と磁気テープ装置用シャーシとの間に略コ字状スペーサの両縦板部が介在されて いるから、その両縦板部間の間隔分だけ広範囲にわたってシャーシによりイヤホ ーンジャックを後方に傾かないように安定的に支持することができる。また、プ ラグを左右に揺さ振ってジャック穴から引き抜く際に、イヤホーンジャックに左 右方向の過大な曲げモーメントがかかるが、該イヤホンジャックに外嵌させた金 属板製ホルダがプリント基板に半田付けされ、しかも、スペーサの両縦板部また はその一方の縦板部の後端縁をシャーシの凹溝に嵌入させているので、ホルダ及 びスペーサを介してイヤホーンジャックを傾かないようにプリント基板に強固に 固定することができる。従って、ジャック穴が従来のように傾いて位置ずれされ ることがないので、そのジャック穴に対してプラグを長期にわたって確実に差し 込むことができる。
【0042】 また、前記ホルダにスペーサが一体形成されているので、構造が簡単で部品点 数が増加ぜず、製作費が安くつく。更に、ホルダの左右両側板部の端縁間の間隔 がイヤホンジャックの横幅よりも大きく設定されているので、該ホルダを側方に 傾かないように安定して支持することができると共に、ホルダの左右両側板部の うち、そのいずれか一方またはその両方のプリント基板接触幅がイヤホンジャッ クの縦幅よりも大きく設定されているので、該ホルダを後方に傾かないように安 定して支持することができる。
【0043】 以上要するに、2穴2階構造のイヤホーンジャックをプリント基板上に前後左 右に傾かないように強固に固定して該イヤホンジャックの端子とプリント基板の プリント配線とを接続する半田付けが損傷されないようにした高品質の所謂テレ ビデオを提供することができる。
【0044】 請求項3に記載の考案によれば、プラグをジャック穴に差し込む際に、イヤホ ンジャックに後ろ向きの過大な曲げモーメントがかかるが、該イヤホンジャック とシャーシとの間にスペーサが介在されているから、そのイヤホンジャックが後 ろ向きに傾くことがなく、ジャック穴が従来のように斜め後方に位置ずれされる ことがないので、そのジャック穴に対してプラグを長期にわたって確実に差し込 むことができ、イヤホンジャックの端子とプリント基板のプリント配線とを接続 する半田付けが損傷されることもない。
【0045】 請求項4に記載の考案によれば、ホルダが正面視略コ字状の単純な形状であり 、該ホルダに前記スペーサが一体形成されているので、構造が簡単で部品点数が 増加ぜず、製作費が安くつく。また、プラグを左右に揺さ振ってジャック穴から 引き抜く際に、イヤホーンジャックに左右方向の過大な曲げモーメントがかかる が、イヤホンジャックに金属板製ホルダが外嵌されているから、そのイヤホーン ジャックが側方に傾くことがなく、ジャック穴が従来のように傾いて位置ずれさ れることがないので、そのジャック穴に対してプラグを長期にわたって確実に差 し込むことができ、イヤホンジャックの端子とプリント基板のプリント配線とを 接続する半田付けが損傷されることもない。
【0046】 請求項5に記載の考案によれば、略コ字状に形成したスペーサの両縦板部をシ ャーシに当接または接近させており、その両縦板部間の間隔分だけ広範囲にわた ってシャーシによりイヤホーンジャックを後方に傾かないように安定的に支持す ることができる。
【0047】 請求項6に記載の考案によれば、スペーサの両縦板部またはその一方の縦板部 の後端縁をシャーシの凹溝に嵌入させるだけで、イヤホーンジャックを側方に傾 かないように一層安定的に支持することができる。
【0048】 請求項7に記載の考案によれば、ホルダがプリント基板に半田付けされている ので、該ホルダを介してイヤホーンジャックをプリント基板に強固に固定するこ とができる。
【0049】 請求項8に記載の考案によれば、ホルダの左右両側板部の端縁間の間隔が前記 イヤホンジャックの横幅よりも大きく設定されているので、該ホルダを側方に傾 かないように安定して支持することができる。
【0050】 請求項9に記載の考案によれば、ホルダの左右両側板部のうち、そのいずれか 一方またはその両方のプリント基板接触幅がイヤホンジャックの縦幅よりも大き く設定されているので、該ホルダを後方に傾かないように安定して支持すること ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の実施の一形態であるであるイヤホン
ジャック保持装置を備えた所謂テレビデオの要部を示す
斜視図である。
【図2】 同分解斜視図である。
【図3】 同正面図である。
【図4】 同側面図である。
【図5】 同平面図である。
【図6】 図5のA−A矢視図である。
【図7】 本考案の実施の他の形態であるであるイヤホ
ンジャック保持装置を備えた所謂テレビデオの要部を示
す側面図である。
【図8】 同平面図である。
【図9】 所謂テレビデオの斜視図である。
【図10】 従来例を示す正面図である。
【図11】 同側面図である。
【図12】 同平面図である。
【符号の説明】
1 テレビジョン受像機 2 筐体 4 磁気テープ装置 4a シャーシ 5 プリント基板 6 イヤホーンジャック 11 半田付け 16 ホルダ 16a,16b ホルダの側板部 17 スペーサ 17a,17b スペーサの縦板部 17c スペーサの横板部 18 ホルダの係止片 19 係止孔 20 右縦板部の後端縁 21 凹溝 d 両縦板部間の間隔 T 両側板部の端縁間の間隔 t イヤホーンジャックの横幅 K 右側板部のプリント基板接触幅 k イヤホーンジャックの縦幅

Claims (9)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気テープ装置を一体化したテレビジョ
    ン受像機内のプリント基板に配置した2穴2階構造のイ
    ヤホーンジャックを保持するためのイヤホンジャック保
    持装置であって、前記イヤホンジャックに正面視略コ字
    状の金属板製ホルダが外嵌されると共に、該ホルダの左
    右両側板部の端縁から突出する係止片がプリント基板の
    係止孔に挿通されて該プリント基板に半田付けされ、互
    いに所定間隔をおいて並列した左右一対の縦板部と該両
    縦板部の端縁どうしを一体連結する横板部とからなる略
    コ字状スペーサが前記ホルダに一体形成されると共に、
    該スペーサの両縦板部がイヤホンジャックと該イヤホン
    ジャックの背面に対向する磁気テープ装置用シャーシと
    の間に介在され、前記ホルダの左右両側板部の端縁間の
    間隔がイヤホンジャックの横幅よりも大きく設定され、
    前記ホルダの左右両側板部のうち、そのいずれか一方ま
    たはその両方のプリント基板接触幅が前記イヤホンジャ
    ックの縦幅よりも大きく設定されていることを特徴とす
    るイヤホンジャック保持装置。
  2. 【請求項2】 磁気テープ装置を一体化したテレビジョ
    ン受像機内のプリント基板に配置した2穴2階構造のイ
    ヤホーンジャックを保持するためのイヤホンジャック保
    持装置であって、前記イヤホンジャックに正面視略コ字
    状の金属板製ホルダが外嵌されると共に、該ホルダの左
    右両側板部の端縁から突出する係止片がプリント基板の
    係止孔に挿通されて該プリント基板に半田付けされ、互
    いに所定間隔をおいて並列した左右一対の縦板部と該両
    縦板部の端縁どうしを一体連結する横板部とからなる略
    コ字状スペーサが前記ホルダに一体形成され、該スペー
    サの両縦板部がイヤホンジャックと該イヤホンジャック
    の背面に対向する磁気テープ装置用シャーシとの間に介
    在されると共に、その両縦板部またはその一方の縦板部
    の後端縁がシャーシに凹設した凹溝に嵌入され、前記ホ
    ルダの左右両側板部の端縁間の間隔がイヤホンジャック
    の横幅よりも大きく設定され、前記ホルダの左右両側板
    部のうち、そのいずれか一方またはその両方のプリント
    基板接触幅が前記イヤホンジャックの縦幅よりも大きく
    設定されていることを特徴とするイヤホンジャック保持
    装置。
  3. 【請求項3】 プリント基板上に配置した2穴2階構造
    のイヤホーンジャックを保持するためのイヤホンジャッ
    ク保持装置であって、前記イヤホンジャックと該イヤホ
    ンジャックの背面に対向するシャーシとの間にスペーサ
    が介在されていることを特徴とするイヤホンジャック保
    持装置。
  4. 【請求項4】 前記スペーサが、前記イヤホンジャック
    に外嵌してプリント基板に係止する正面視略コ字状の金
    属板製ホルダに一体形成されていることを特徴とする請
    求項3に記載のイヤホンジャック保持装置。
  5. 【請求項5】 前記スペーサが、互いに所定間隔をおい
    て並列された左右一対の縦板部と該両縦板部の端縁どう
    しを一体連結する横板部とにより略コ字状に形成されて
    おり、前記両縦板部を前記シャーシに当接または接近さ
    せたことを特徴とする請求項4に記載のイヤホンジャッ
    ク保持装置。
  6. 【請求項6】 前記スペーサの両縦板部またはその一方
    の縦板部の後端縁がシャーシに凹設した凹溝に嵌入され
    ていることを特徴とする請求項5に記載のイヤホーンジ
    ャック保持装置。
  7. 【請求項7】 前記ホルダの左右両側板部の端縁から突
    出する係止片が前記プリント基板の係止孔に挿通されて
    該プリント基板に半田付けされていることを特徴とする
    請求項4から6のいずれかに記載のイヤホンジャック保
    持装置。
  8. 【請求項8】 前記ホルダの左右両側板部の端縁間の間
    隔が前記イヤホンジャックの横幅よりも大きく設定され
    ていることを特徴とする請求項7に記載のイヤホンジャ
    ック保持装置。
  9. 【請求項9】 前記ホルダの左右両側板部のうち、その
    いずれか一方またはその両方のプリント基板接触幅が前
    記イヤホンジャックの縦幅よりも大きく設定されている
    ことを特徴とする請求項7または8に記載のイヤホンジ
    ャック保持装置。
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