JP3090508U - 自転車用水筒ホルダー - Google Patents

自転車用水筒ホルダー

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water bottle
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シー ホー−ジェン
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ヌーヴォ エンタープライズ カンパニー リミテッド
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 水筒を容易に取り出すことができ、利便性を
向上させることができる自転車用水筒ホルダーを提供す
ることを目的とする。 【解決手段】 1つの側に開放口とストッパーとを有す
る第一溝と、もう一つの側に溝端部を有する第二溝上部
と固定基板底溝を有する第二溝下部と、自転車に取り付
けるためのネジ穴とを有する一つの固定基板と、水筒を
保持する水筒フレーム部及びフレーム足部と、前記第二
溝上部に嵌入する第二ロッド及び第二溝下部に嵌入する
第三ロッドとを有する一つの水筒保持フレームと、前記
第二ロッドと前記第二溝上部の前記溝端部の間に設けら
れた弾力部品とを有することにより、水筒を容易に取り
出すことができ、利便性を向上させることができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は自転車用水筒ホルダーに係るものであり、特に、自転車に取り付けら れた自転車用水筒を簡単に取り出すことができる自転車用水筒ホルダーに係るも のである。
【0002】
【従来の技術】
従来、自転車を用いたスポーツや競技が盛んに行われており、特に、自転車を 長距離或は長時間乗るスポーツや競技がある。このような場合、自転車の使用者 は水分補給をするための水筒が必要となるため、自転車のフレームに水筒を保持 する為の水筒ホルダーが取り付けられることができるようになっている。例えば 、図1は、従来の水筒ホルダーを取り付けた自転車を示す側視図である。図1に おいて、自転車10は、サドル11、チューブ12、チューブ13、サスペンシ ョン14、水筒ホルダー1、水筒40等で構成されている。水筒ホルダー1は、 固定基板2、水筒保持フレーム3等で構成されている。図1に示すように、自転 車用水筒ホルダー1に水筒40を取り付けた状態で、自転車の使用者が乗ってい る姿を見かけるようになった。このような自転車用水筒ホルダーの機能を向上さ せるために、長年開発及び設計に従事し、開発、改良が進んでいる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、図1に示す自転車10の水筒ホルダー1において、サスペンシ ョン14がサドル11の下方に取り付けられているため、チューブ12と、チュ ーブ13と、サスペンション14の間の空間が狭くなり、水筒40を水筒保持フ レーム3から取り出そうとすると、水筒40が自転車10の水筒保持フレーム3 に当たるなど、水筒40が取り出しにくく、利便性に欠けるという問題点があっ た。
【0004】 本考案は、自転車用水筒ホルダーにおいて、水筒を容易に取り出すことができ 、利便性を向上させることができる自転車用水筒ホルダーを提供することを目的 とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記の目的を図るために、本考案は、1つの側に開放口とストッパーとを有す る第一溝と、もう一つの側に溝端部を有する第二溝上部と固定基板底溝を有する 第二溝下部と、自転車に取り付けるためのネジ穴とを有する一つの固定基板と、 水筒を保持する水筒フレーム部及びフレーム足部と、前記第二溝上部に嵌入する 第二ロッド及び第二溝下部に嵌入する第三ロッドとを有する一つの水筒保持フレ ームと、前記第二ロッドと前記第二溝上部の前記溝端部の間に設けられた弾力部 品とを有することにより、水筒を容易に取り出すことができ、利便性を向上させ ることができる。
【0006】 また、本考案は、前記弾力部品が螺旋状ばねであることにより、水筒を容易に 取り出すことができ、利便性を向上させることができる。
【0007】 以下に添付図面を参照して本考案のある好適な実施の形態を詳細に説明するが 、それらの構成は本考案の構造の絶対的な制限にならない。
【0008】
【考案の実施の形態】
図1は、従来の水筒ホルダーを取り付けた自転車を示す側視図である。図2は 、本考案の自転車用水筒ホルダーを示す斜視図である。図3は、本考案の自転車 用水筒ホルダーを示す斜視図である。図4は、本考案の自転車用水筒ホルダーを 示す平面正面図である。図5は、本考案の自転車用水筒ホルダーを上方から見た 図である。図6は、本考案の自転車用水筒ホルダーの使用時の動作を示す図であ る。図7は、本考案の自転車用水筒ホルダーの使用時の動作を示す図である。図 8は、本考案の自転車用水筒ホルダーの使用時の動作を示す図である。
【0009】 図1〜5に示すように、本考案の自転車用水筒ホルダー100は、自転車10 のフレームの適当な位置、即ち、サドル11下方のチューブ12とチューブ13 と、サスペンション14とで囲まれる空間に位置するフレーム上の適当な位置に 取り付けられている。この水筒ホルダー100は、一つの固定基板20と一つの 水筒保持フレーム30とで構成されている。
【0010】 固定基板20は、ネジ穴21を有し、ネジ22によりチューブ13上に固定さ れる。且つ、固定基板20は、第一溝23、第二溝24を具備することにより、 水筒保持フレーム30を設置することができる。
【0011】 また、水筒保持フレーム30は、少なくとも、1ヶ所以上の湾曲する部分を有 する一つのフレームである。水筒保持フレーム30の湾曲する部分、即ち、水筒 フレーム部31に水筒40を入れることができる(図6に示す)。更に、一つの 水筒40の底を載せることができるフレーム足部32と、第一溝23とを嵌入さ せ、水筒保持フレーム30を固定基板20に固定させる第一ロッド33と、第二 溝24とを嵌入させる。また、水筒保持フレーム30には、水筒保持フレーム3 0を枢軸回転させることができる第二ロッド34及び第三ロッド32aとを有す る。
【0012】 次に、水筒ホルダー100の主な特徴を説明する。水筒ホルダー100は、一 つの固定基板20と一つの水筒保持フレーム30とで構成されている。固定基板 20は、第一溝23、第二溝24と二つのネジ穴21を有する。水筒保持フレー ム30には、水筒フレーム部31、フレーム足部32、第三ロッド32a、第二 ロッド34とを有する。
【0013】 一つの固定基板20は、2つのネジ222により自転車の適当なフレーム(チ ューブ13でも適応可能であり、その他の位置に設置することも可能である)上 に取り付けられる。
【0014】 また、第一溝23は開放口25とストッパー26とを有する。第二溝24は、 第二溝上部24aと第二溝下部24bとを有する。第二溝下部24bは固定基板 底溝29を有する。第二ロッド34は、第二溝上部24aに嵌入し、第三ロッド 32aは第二溝下部24bに嵌入される。これにより、第二ロッド34及び第三 ロッド32aを軸として枢軸回転することができる。
【0015】 第一ロッド33が第一溝23に嵌入された時、ストッパー26により第一ロッ ド33は外れにくくなる。更に、第二ロッド34と溝端部27の間に弾力部品2 8を設けることにより、第一ロッド33が第一溝23に嵌入すると同時に、フレ ーム足部32の一部が固定基板底溝29に嵌まり、第一ロッド33が第一溝23 から外れることがなくなる。この構造により、水筒保持フレーム30は、固定基 板20に外れることなく固定される。即ち、水筒40を自転車10のフレームに 取り付けることができる。
【0016】 また、水筒40を自転車40に取り付ける時、水筒保持フレーム30を下方向 に押し(図6に示す矢印)、フレーム足部32を固定基板底溝29から離脱させ 、第一ロッド33を引っ張り、ストッパー26から外す。これにより、水筒保持 フレーム30を第二ロッド34及び第三ロッド32aを中心とし、回転させ(図 7に示す)、自転車10のフレームから外側に出た状態にし、水筒フレーム部3 1に水筒を上から入れ(この時、水筒40は水筒フレーム部31、第一ロッド3 3、第二ロッド34、第三ロッド32a、上記フレーム足部32により保持され る)、水筒保持フレーム30を内側に押して(図8に示す)、第一ロッド33を 開放口25に嵌入させる。
【0017】 この時、フレーム足部32の一部が固定基板底溝29の位置に来るが、弾力部 品28により、第二ロッド34に上方向に力がかかっているため、第二ロッド3 4に繋がっているフレーム足部32の一部が固定基板底溝29に嵌まる。水筒保 持フレーム30は、固定基板20に固定されて外れなくなる。従って、水筒40 を自転車40に固定保持することができる。
【0018】 又、水筒40を取り出す時、水筒保持フレーム30を下方向に押し(図6に示 す)、フレーム足部32を固定基板底溝29から離脱させ、第一ロッド33を引 っ張り、ストッパー26から外すことにより、水筒保持フレーム30が第二ロッ ド34及び第三ロッド32aを中心として回転し(図7に示す)、自転車10の フレームから外側に出た状態になる。従って、上記構造により、使用者が自転車 10に取り付けた水筒ホルダー100から水筒40を簡単に取り出すことができ る。
【0019】 尚、弾力部品28は、一つの螺旋状ばねでも適応可能であり、水筒を容易に取 り出すことができ、利便性を向上させることができる。
【0020】 このように、上記自転車用水筒ホルダーにおいて、使用者が水筒40を取り出 す時、水筒保持フレーム30を押して引っ張ることにより、水筒保持フレーム3 0が回転し、水筒保持フレーム30が自転車のフレームから外側に出るため、水 筒ホルダー100から水筒40を簡単に取り出すことができる。また、取り付け た水筒40が自転車のフレームの妨げになることはなく、簡単に取り出しを行う ことができる。また、固定基板20と一つの弾力部品28を有する水筒保持フレ ーム30との容易な構成であるため、大量生産を行うことができる。
【0021】
【考案の効果】
前記の説明と図面の掲載からわかるように、本考案の自転車用水筒ホルダーは 、使用者が水筒を取り出す時、水筒保持フレームを押して引っ張ることにより、 水筒保持フレームが回転し、水筒保持フレームが自転車のフレームから外側に出 るため、水筒を容易に取り出すことができ、利便性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の水筒ホルダーを取り付けた自転車を示す
側視図である。
【図2】本考案の自転車用水筒ホルダーを示す斜視図で
ある。
【図3】本考案の自転車用水筒ホルダーを示す斜視図で
ある。
【図4】本考案の自転車用水筒ホルダーを示す平面正面
図である。
【図5】本考案の自転車用水筒ホルダーを上方から見た
図である。
【図6】本考案の自転車用水筒ホルダーの使用時の動作
を示す図である。
【図7】本考案の自転車用水筒ホルダーの使用時の動作
を示す図である。
【図8】本考案の自転車用水筒ホルダーの使用時の動作
を示す図である。
【符号の説明】
1、100 水筒ホルダー 2、20 固定基板 3、30 水筒保持フレーム 10 自転車 11 サドル 12、13 チューブ 14 サスペンション 23 第一溝 24 第二溝 24a 第二溝上部 24b 第二溝下部 25 開放口 26 ストッパー 27 溝端部 28 弾力部品 29 固定基板底溝 32 フレーム足部 32a 第三ロッド 33 第一ロッド 34 第二ロッド 40 水筒

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1つの側に開放口とストッパーとを有す
    る第一溝と、もう一つの側に溝端部を有する第二溝上部
    と固定基板底溝を有する第二溝下部と、自転車に取り付
    けるためのネジ穴とを有する一つの固定基板と、 水筒を保持する水筒フレーム部及びフレーム足部と、前
    記第二溝上部に嵌入する第二ロッド及び第二溝下部に嵌
    入する第三ロッドとを有する一つの水筒保持フレーム
    と、 前記第二ロッドと前記第二溝上部の前記溝端部の間に設
    けられた弾力部品とを有することを特徴とする自転車用
    水筒ホルダー。
  2. 【請求項2】 前記弾力部品が螺旋状ばねであることを
    特徴とする請求項1記載の自転車用水筒ホルダー。
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