JP3090298B2 - データ通信装置およびその制御方法 - Google Patents

データ通信装置およびその制御方法

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JP3090298B2
JP3090298B2 JP05127941A JP12794193A JP3090298B2 JP 3090298 B2 JP3090298 B2 JP 3090298B2 JP 05127941 A JP05127941 A JP 05127941A JP 12794193 A JP12794193 A JP 12794193A JP 3090298 B2 JP3090298 B2 JP 3090298B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、受信データを複数部
出力する機能を有するデータ通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のデータ通信装置の例としてファク
シミリ装置について説明する。従来より、予め出力部数
を設定しておくことにより、受信情報を複数部出力する
ことができるファクシミリ装置が提供されている。
【0003】そして、このようなファクシミリ装置にお
いて、受信情報を複数部出力することが選択されると、
通信途中でエラーが発生した通信においても受信情報を
複数部出力していた。
【0004】また、エラーページからの再送信が行われ
た場合においても、受信情報を複数部出力していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ように通信途中でエラーした受信情報は、1通信そろっ
ておらず、不完全な通信であるが、この不完全な受信情
報を複数部出力することは、結果的に記録紙の無駄づか
いとなる場合が多い。
【0006】また、エラーした通信のエラーページから
の再通信も、複数部出力していたため、エラーした通信
と、エラーしたページからの再通信による受信情報と
が、互いにバラバラになり、ユーザにとって使いにくい
ものであった。
【0007】本発明は、受信情報を複数部出力すること
が選択された通信において、通信エラーが生じた場合
に、画一的な複数部出力によって生じる無駄を回避で
き、上述した複数部出力機能の使い勝手を向上できるフ
ァクシミリ装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、受信データを
複数部数出力する機能を有するデータ通信装置であっ
て、第1時刻に受信した第1通信データの出力データで
ある第1出力データと、第1時刻よりも後である第2時
刻に受信した第2通信データの出力データである第2出
力データとを記憶する記憶手段と、上記第1通信データ
と上記第2通信データとの関係に基づいて、上記第1出
力データと上記第2出力データとを結合する結合手段
と、上記結合手段によって結合された出力データについ
て、最終ページまで欠落がない場合に、上記結合された
出力データについて、複数部数の出力を開始させる制御
手段とを有するデータ通信装置である
【0009】また本発明は、データを受信する受信手段
と、受信データを記憶するメモリ手段と、受信データを
記録する記録手段と、1通信の受信データを複数部数記
録するモードを指示する指示手段と、上記指示手段の指
示に応じて上記記録手段を制御する制御手段とを有し、
上記指示手段が上記モードを指示したとき、上記制御手
段は、上記受信データを上記メモリ手段に記憶させ、1
通信中の受信データにエラーページがなく受信できたか
否かを判定し、エラーページがあれば、上記記録手段に
受信データを記録させずに、上記メモリ手段に記憶した
データを保持したまま、送信側から再送信が実行される
のを待ち、一方、再送信の結果、最終ページまで欠落な
く上記メモリ手段に記憶し終えた場合に、上記メモリ手
段に記憶されたデータを上記記録手段に複数部数記録さ
せるデータ通信装置である
【0010】
【0011】
【0012】
【0013】
【0014】
【0015】
【0016】
【実施例】図1は、本発明の第1実施例を示すブロック
図である。
【0017】NCU(網制御装置)2は、電話網をデー
タ通信等に使用するために、その回線の端末に接続し、
電話交換網の接続制御を行なったり、データ通信路への
切換えを行なったり、ループの保持を行なうものであ
る。また、NCU2は、制御回路50からの信号レベル
(信号線50a)が「0」であれば、電話回線2aを電
話機4側に接続し、信号レベルが「1」であれば、電話
回線2aをファクシミリ装置側に接続するものである。
なお、通常状態では、電話回線2aは電話機4側に接続
されている。
【0018】ハイブリッド回路6は、送信系の信号と受
信系の信号とを分離し、加算回路20からの送信信号を
NCU2経由で電話回線2aに送出し、相手側からの信
号をNCU2経由で受取り、信号線6a経由でV29復
調器24およびV21復調器22に送るものである。
【0019】V21変調器8は、公知のCCITT勧告
V21に基づいた変調を行なう変調器であり、制御回路
50からの手順信号(信号線50b)を変調し、信号線
8aを通して加算回路20に送出するものである。
【0020】読取回路10は、送信原稿から主走査方向
1ライン分の画像信号を順次読み取り、白、黒の2値を
表す信号列を作成し、このデータを信号線10aから符
号化回路12に送るものであり、CCD(電荷結合素
子)等の撮像素子と光学系とで構成されている。
【0021】符号化回路12は、信号線10aに出力さ
れている読取データを入力して、k=8のMR符号化を
行い、信号線12aより出力するものである。
【0022】メモリ回路14は、制御回路50からの信
号線50cの制御に従い、信号線12aに出力されてい
る符号化データを格納するとともに、この格納したデー
タを信号線14aに出力する。
【0023】復号化/変倍/符号化回路16は、制御回
路50からの信号線50dの制御に従い、必要に応じて
復号化、主走査方向と副走査方向の変倍、符号化を行
い、この符号化データを信号線16aに出力する回路で
ある。
【0024】V27ter またはV29変調器18は、信
号線12aからの符号化データを入力し、公知のCCI
TT勧告V27ter (差動位相変調)またはV29(直
交変調)に基づいた変調を行ない、この変調データを信
号線18aを通して加算回路20に出力する。
【0025】加算回路20は、変調器8、18の出力を
加算する回路である。この加算回路20の出力は、ハイ
ブリッド回路6に送られる。
【0026】V21復調器22は、公知のCCITT勧
告V21に基づいた復調を行なうものである。この復調
器22は、信号線6aによりハイブリッド回路6からの
手順信号を入力し、V21復調を行い、復調データを信
号線22aを通して制御回路50に送る。
【0027】V27ter またはV29復調器24は、公
知のCCITT勧告V27ter またはV29に基づいた
復調を行なうものである。この復調器24は、ハイブリ
ッド回路6からの変調画像信号を入力し、復調を行って
復調データを信号線24aより復号化/符号化回路26
に送出する。
【0028】復号化/符号化回路26は、信号線24a
に出力されている情報を入力し、復号化し、そのデータ
を信号線26bより制御回路50に出力する。制御回路
50では、この信号線26bからの復号化データに基づ
いて、通信エラーの有無をチェックする。また、復号化
/符号化回路26は、一度復号化したデータを再度k=
8のMR符号化して、信号線26aに出力する。
【0029】メモリ回路28は、制御回路50からの信
号線50eによる制御に基づいて、信号線26aに出力
されているデータを格納するとともに、この格納したデ
ータを信号線28aより復号化回路30に送出するもの
である。
【0030】復号化回路30は、信号線28aからのデ
ータのMR復号化を行う回路であり、その復号化したデ
ータを、信号線30aを介して加算回路32に出力す
る。
【0031】加算回路32は、復号化回路30から信号
線28aに出力されているデータと、制御回路50から
信号線50fに出力されているデータとを加算する回路
であり、この加算したデータを信号線32aより記録回
路34に出力する。
【0032】記録回路34は、信号線32aに出力され
ているデータを入力し、順次1ラインずつ記録するもの
である。
【0033】通信管理情報記憶回路36は、通信番号に
対応して、その受信情報を複数部出力するか否か、通信
状況、および通信終了時刻等の各通信管理情報を記憶す
る回路である。ここに記憶できる通信番号の数として
は、100個を想定している。この記憶回路36に記憶
する時には、信号線36aに、通信番号(0000から
9999のどれか1つ、例えば1003)、スペース、
そして複数部出力するか否かの情報(0ならば1部の
み、1ならば複数部出力するとする、例えば1)、スペ
ース、そして通信状況(通信が終了していない場合は
0、通信が正常終了した場合は1、通信がエラー終了し
た場合は2とする、例えば2)、スペース、そしてエラ
ー終了した場合に限り有効である通信終了日時刻(例え
ば11月24日午後10:10なら、1124221
0)を出力後、信号線50gにライトパルスを発生す
る。
【0034】一方、この記憶回路36に格納されている
情報を読み出す時には、信号線36aに、通信番号(例
えば1003)を出力後、信号線50hにリードパルス
を発生する。そうすると、指定された通信番号に対応し
て記憶されている情報、まず、複数部出力するか否かの
情報(1なので複数部出力する)、そしてスペース、そ
して通信状況(2なのでエラー終了した)、スペース、
そして通信終了時刻(11242210)が記号線36
aに出力される。
【0035】電話番号記憶回路38は、複数部出力する
送信相手先の電話番号を記憶する回路である。なお、複
数部出力する送信相手先の電話番号としては、最大10
0ケ所(相手先00から99)を想定している。この記
憶回路38に記憶する時には、信号線38aに相手先番
号(00から99の1つ、例えば15)、スペース、そ
して相手先の電話番号(例えば、03−3111−22
22)を出力後、信号線50iにライトパルスを発生す
る。
【0036】一方、この記憶回路38に記憶されている
情報を読み取る時には、信号線38aに相手先番号(例
えば、15)を出力後、信号線50jにリードパルスを
発生する。そうすると、指定された相手先番号に対応し
て登録されている相手先電話番号(例えば、03−31
11−2222)が信号線38aに出力される。
【0037】通信結果レポート作成回路40は、信号線
50kに出力されている情報を入力して、通信結果レポ
ートを作成するものである。
【0038】対応登録スイッチ回路42は、複数部出力
できない場合において、送信機側が、再送機能を有して
いない時の通信エラー時の対処方法を登録するスイッチ
であり、ここでは、スイッチの状態が3段階あり、スイ
ッチ0状態では通信途中でエラーしたファクシミリ情報
は全く出力せず、通信結果レポートのみを出力し、スイ
ッチ1状態では通信途中でエラーしたファクシミリ情報
を通信結果レポートおよび1ページ目の受信情報のみ出
力し、スイッチ2状態では通信途中でエラーしたファク
シミリ情報を1部のみ出力する制御を行う。スイッチの
状態は、信号線42aに0、1、2と出力される。
【0039】対応登録スイッチ回路44は、複数部出力
できない場合において、送信機側が再送機能を有してい
る時の通信エラー時の対処方法を登録するスイッチであ
り、ここでもスイッチの状態が3段階ある。なお、この
対応登録スイッチ回路44において、スイッチ0状態、
スイッチ1状態、スイッチ2状態に対応する動作は、上
記対応登録スイッチ回路42に説明したのと同様であ
る。また、スイッチの状態は、0、1、2と信号線44
aに出力される。
【0040】表示回路46は、複数部出力する予定であ
ったが、通信エラーのため複数部出力しない旨と、送信
相手先とを表示する回路である。この表示回路46は、
信号線50mに信号レベル「1」の信号が出力されてい
る時、複数部出力する予定であったが、通信エラーのた
め複数部出力できない旨の表示を行い、かつ信号線50
lに出力されている相手先電話番号を入力して表示す
る。また、この表示回路46は、信号線50nに信号レ
ベル「0」の信号が出力されている時には何も表示しな
い。
【0041】オペレーション部48は、スタートキー、
テンキー、*キー、#キー、ならびに複数部出力する相
手先登録キー等のファンクションキーを有する。そし
て、押下されたキー情報は、信号線48aに出力され
る。
【0042】制御回路50は、本実施例において、主に
以下のような制御を行う。
【0043】まず、受信情報を複数部出力可能なファク
シミリ装置において、複数部出力する相手先を登録し該
相手先からの受信時、すなわち複数部出力する通信が選
択され通信途中でエラーしたファクシミリ情報は複数部
出力しないで、スイッチ回路42に選択されている状態
に従って動作する。
【0044】スイッチ回路42には、通常は、送信機側
が再送機能を有していない時の通信エラー時の対応を登
録するが、ここでは受信機側はエラーしたページからの
再通信を合体して1通信として処理する機能を有してい
ないケースを考えている。ここで、スイッチ回路42が
スイッチ0の状態の時には、通信途中でエラーしたファ
クシミリ情報は全く出力せず、通信結果レポートのみを
出力する。また、スイッチ回路42がスイッチ1の状態
の時には、通信途中でエラーしたファクシミリ情報は通
信結果レポートおよび1ページ目の受信情報のみを出力
する。さらに、スイッチ回路42がスイッチ2の状態の
時には、通信途中でエラーしたファクシミリ情報は1部
のみ出力する。
【0045】以上において、複数部出力する通信が選択
されたが、通信途中でエラーが発生したために複数部出
力することを断念した場合には、複数部出力する予定で
あったが、できない旨と、その送信側の相手先とを、表
示回路46に表示する。また、複数部出力する予定であ
ったが、できない旨の記録は、通信結果レポートに不可
し、さらにエラー情報の1ページ目を出力する時には、
その1ページ目に付加して出力する。
【0046】次に、図2〜図4は、本実施例の制御回路
50の動作を示すフローチャートである。以下、このフ
ローチャートに基づいて動作を説明する。
【0047】まず、S62においては、信号線50aに
信号レベル「0」の信号を出力してCMLをオフし、S
64においては、信号線50mに信号レベル「0」の信
号を出力して表示回路46の表示をしない状態とする。
【0048】また、S66においては、信号線48aの
信号を入力し、複数部出力する送信相手先の電話番号の
登録が選択されたか否かが判断され、選択されると、S
68に進み、複数部出力する送信相手先の電話番号を登
録回路38に登録する。
【0049】また、この登録が選択されていないと、S
70に進み、ファクシミリ受信が選択されたか否かが判
断され、選択されていないと、S72に進み、その他の
処理を行う。
【0050】また、ファクシミリ受信が選択されるとS
73に進み、信号線50aに信号レベル「1」の記号を
出力してCMLをオンし、S74で、前手順を実行す
る。
【0051】また、S76においては、送信機から送信
されるTSI信号が登録回路38に登録されているか、
すなわち複数部出力する相手先からの受信であるか否か
が判断され、複数部出力する相手先からの受信時には、
S84に進み、複数部出力しない相手先からの受信時に
は、S78に進む。
【0052】S78では、残りの前手順を実行し、S8
0では、画信号の受信と記録を実行する。ここでは受信
情報は1部のみ出力する。この後、S82で、後手順を
実行し、スタンバイ状態(S62)に戻る。
【0053】一方、S84では、残りの前手順を実行
し、S86では、信号線50eを介して、画信号をメモ
リ回路28へ格納する。
【0054】次に、S88においては、画信号の受信中
にエラーが発生したか否かが判断され、エラーが発生す
ると、後述するS105に進む。また、エラーが発生し
ていないと、S90に進み、1ページの受信が終了した
か否かが判断され、1ページの受信が終了していない
と、S86に戻って終了を待つ。
【0055】また、1ページの受信が終了すると、S9
2に進んで中間手順を行い、S94においては、手順上
でのエラーが発生したか否かが判断され、手順上でのエ
ラーが発生すると、後述するS105に進む。
【0056】また、手順上のエラーが発生していない
と、S96に進み、次ページがあるか否かが判断され、
次ページがある場合にはS86に戻って次ページの処理
を繰り返し、次ページがない場合にはS98に進み、後
手順を行う。
【0057】次に、S100において、信号線50aに
記号レベル「0」の信号を出力してCMLをオフし、続
くS102では、信号線50eを介してメモリ回路28
から受信情報を出力し、複数部(例えば5部)出力す
る。そして、S104においては、通信結果レポート作
成回路40により通信結果レポートには複数部出力した
旨を記録する。
【0058】また、S105においては、信号線50a
に信号レベル「0」の信号を出力してCMLをオフし、
S106においては、送信側の相手先電話番号を信号線
50lに出力後、信号線50mに信号レベル「1」の信
号を出力し、複数部出力する予定であったが通信エラー
のため出力できない旨と、その送信相手先とを、表示回
路46に表示する。
【0059】S108においては、対応登録スイッチ回
路42の状態を入力し、スイッチの状態は、0であるか
1であるか2であるかが判断され、0である時にはS1
10に進み、1である時にはS112に進み、2である
時にはS114へ進む。
【0060】S110においては、記号線50kを介し
て複数部出力しようとしたができない旨を通信結果レポ
ートに出力する。
【0061】また、S112においては、信号線50k
を介して複数部出力しようとしたができない旨を通信結
果レポートに出力し、また信号線50fを介して画像の
1枚目に複数部出力しようとしたができない旨を付加し
て1枚目の画像のみを出力する。
【0062】さらに、S114においては、信号線50
fを介して複数部出力しようとしたができない旨を画像
の1枚目のみに付加し、エラーした前ページまでの記録
を行う。
【0063】その後、S116においては、30秒間エ
ラー音を発生し、この間、表示回路46の表示は、S1
06の表示状態とする。そして、この後、スタンバイ状
態(S62)に戻る。
【0064】なお、以上の第1実施例においては、複数
部出力する相手先の電話番号を登録し、登録されている
送信相手先からの受信のみ、受信情報を複数部出力する
ようにしたが、送信機側からの指示により複数部出力し
てもよい。ここで出力する部数を送信機側から指定する
ようにしもよい。
【0065】また、前記第1実施例においては、受信情
報を複数部出力可能なファクシミリ装置において、通信
途中でエラーしたファクシミリ情報は複数部出力しない
ようにし、かつ、受信機側はエラーしたページからの再
通信を合体して1通信として処理する機能を有していな
い場合を想定した。
【0066】しかし、本発明の第2実施例として、受信
情報を複数部出力可能なファクシミリ装置において、受
信機はエラーした通信とその後のエラーしたページから
の再送の情報を合体する機能を有し、また、送信機は通
信中にエラーした場合、エラーしたページからの再送信
を行う機能を有する場合で、複数部出力する通信が選択
され、通信途中でエラーしたときには、エラーしたペー
ジからの再送信が終了し、1通信がそろうまでは複数部
の出力をしないようにしてもよい。
【0067】ここで所定条件が成立した時、複数部出力
することを断念し、所定動作を実行後、記憶手段に格納
してある情報を消去する。
【0068】なお、ここで所定条件としては、通信エラ
ー終了後、所定時間以内に該送信相手先からの再送信が
行われないこととする。
【0069】また、所定動作としては、例えば3種類を
考え、これらの3種類は上記対応登録スイッチ回路44
に登録できる。すなわち、対応登録スイッチ回路44に
おいて、スイッチ0が選択されている時には、通信途中
でエラーしたファクシミリ情報は全く出力せず、通信結
果レポートのみ出力する。また、スイッチ1が選択され
ている時には、通信途中でエラーしたファクシミリ情報
は、通信結果レポートおよび1ページ目の受信情報のみ
出力する。さらにスイッチ2が選択されている時には、
通信途中でエラーしたファクシミリ情報は1部のみ出力
する。
【0070】また、相手送信機がエラーしたページから
の再送機能を有していない場合で複数部出力する通信が
選択され、通信途中でエラーした場合は、上記対応登録
スイッチ回路42に登録してある所定動作を実行後、記
憶手段に格納してある情報を消去する。
【0071】ここでも複数部出力する通信が選択された
が、通信途中でエラーが発生し、複数部出力することを
断念した場合には、複数部出力する予定であったができ
ない旨を表示あるいは記録する。なお、複数部出力する
予定であったができない旨の記録は、通信結果レポート
あるいはエラー情報の1ページ目に付加して行う。
【0072】図5、図6は、この第2実施例における制
御回路50の動作のうち、上記第1実施例(図2〜図
4)と異なる部分を示すフローチャートである。
【0073】まず、S120は、上記S73を表してい
る。そして、S122で、前手順を実行する。ここで通
信途中でエラーした場合、エラーしたページからの再送
信を一体化して複数部出力できる旨を通知する。
【0074】次に、S124においては、記憶回路38
からの情報を入力して、複数部出力する相手先からの受
信であるか否かが判断され、複数部出力する相手先以外
からの受信時はS126(上記S78)に進む。
【0075】また、複数部出力する相手先からの受信時
には、S128に進み、送信機がエラーしたページから
の再送機能を有しているか否かが判断され、有していな
い場合には、S130(上記S84)に進む。
【0076】また、送信機が再送機能を有している場合
には、S132に進み、残りの前手順を実行し、S13
4では、信号線50eを介して画信号をメモリ回路28
に格納する。
【0077】そして、S136においては、画信号の受
信中にエラーが発生したか否かが判断され、画信号の受
信中にエラーが発生するとS146に進み、エラーが発
生しないとS138に進む。
【0078】S138においては、1ページの受信が終
了したか否かが判断され、1ページの受信が終了してい
ないとS134に戻って受信処理を続行する。また、受
信動作が終了している場合には、S140で中間手順を
実行する。
【0079】次に、S142においては、手順上でのエ
ラーが発生したか否かが判断され、手順上でのエラーが
発生するとS146に進み、手順上でのエラーが発生し
ないとS144に進む。
【0080】S144においては、次ページがあるか否
かが判断され、次ページがあるとS134に戻って次ペ
ージの処理を行い、次ページがないとS145(上記S
98以降)に進む。
【0081】また、S146においては、信号線50a
に信号レベル「0」の信号を出力してCMLをオフし、
S148においては、タイマ1に15分をセットする。
【0082】次に、S150においては、ファクシミリ
受信が選択されたか否かが判断され、ファクシミリ受信
が選択されるとS154に進み、ファクシミリ受信が選
択されていないとS152に進む。
【0083】S152においては、タイマ1がタイムオ
ーバーしたか否かが判断され、タイマ1がタイムオーバ
ーすると、後述するS160に進み、タイマ1がタイム
オーバーしていないとS150に戻る。
【0084】S154においては、信号線50aに信号
レベル「1」の信号を出力しCMLをオンし、S155
において、前手順を実行する。ここで通信途中でエラー
した場合、エラーしたページからの再送信を一体化して
複数部出力できる旨を通知する。
【0085】そして、S156においては、今通信エラ
ーのあった相手先より、エラーしたページからの再送で
あるか否かが判断され、当該再送である時には、S15
8(S134)に進み、エラーしたページから連続して
メモリ回路28に格納していく。
【0086】また、S160においては、複数部出力す
る予定であったが、通信エラーのためできない旨と送信
相手先とを表示回路46に表示する。次に、S162に
おいては、対応登録スイッチ回路44の状態を入力す
る。そして、そのスイッチの状態が0か1か2かを判断
し、0の時にはS164(S110)に進み、1の時に
はS166(S112)に進み、2の時にはS168
(S114)に進む。
【0087】なお、以上の図5、図6に示す実施例にお
いては、送信相手先がエラーしたページからの再送機能
を有している場合と有していない場合とで、複数部出力
する通信ができなかった時の動作を別々に設定した。し
かし、これらの動作は、送信相手先がエラーしたページ
からの再送機能を有している場合と有していない場合と
で、同一としてもよい。
【0088】また、対応登録スイッチ回路42、44に
おいて、スイッチ状態が2であるために、複数部出力で
きない時には、通信結果レポートを出力してもよい。
【0089】さらに、以上の実施例においては、通信途
中でエラーした通信があると、他の受信は拒否したが、
他の受信を許可し、通信途中でエラーした通信は、記憶
しておき、この受信中は上記タイマ1をストップするよ
うにしてもよい。
【0090】
【発明の効果】本発明によれば、複数部数出力すべき受
信データに欠落がある場合でも、出力すべきデータが全
て揃った後に、複数部数の出力が開始されるので、出力
ページの紛失を未然に防止し、出力物の整理が容易であ
るという効果を奏する。
【0091】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示すブロック図である。
【図2】上記第1実施例の動作を示すフローチャートで
ある。
【図3】上記第1実施例の動作を示すフローチャートで
ある。
【図4】上記第1実施例の動作を示すフローチャートで
ある。
【図5】本発明の第2実施例の動作を示すフローチャー
トである。
【図6】上記第2実施例の動作を示すフローチャートで
ある。
【符号の説明】
2…NCU、 4…電話機、 6…ハイブリッド回路、 8、18…変調器、 10…読取回路、 12…符号化回路、 14、28…メモリ回路、 16、26…復号化/符号化回路、 20、32…加算回路、 22、24…復調器、 30…復号化回路、 34…記録回路、 36…通信管理情報記憶回路、 38…相手先電話番号記憶回路、 40…通信結果レポート作成回路、 42、44…対応登録スイッチ回路、 46…表示回路、 48…オペレーション部、 50…制御回路。

Claims (17)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受信データを複数部数出力する機能を有
    するデータ通信装置であって、 第1時刻に受信した第1通信データの出力データである
    第1出力データと、第1時刻よりも後である第2時刻に
    受信した第2通信データの出力データである第2出力デ
    ータと を記憶する記憶手段と;上記第1通信データと上記第2通信データとの関係に基
    づいて、上記第1出力データと上記第2出力データとを
    結合する結合手段と; 上記結合手段によって結合された出力データについて、
    最終ページまで欠落がない場合に、上記結合された出力
    データについて、複数部数の出力を開始させる制御手段
    と; を有することを特徴とするデータ通信装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、上記第1出力データ
    は、エラーが発生する前に既に受信され、上記記憶手段
    に保持されていたデータであり、上記第2出力データ
    は、上記エラーが発生した時点では、まだ受信されてい
    ないデータであることを特徴とするデータ通信装置。
  3. 【請求項3】 請求項2において、 上記データは画像データであることを特徴とするデータ
    通信装置。
  4. 【請求項4】 請求項2において、 上記データ通信装置はファクシミリ装置であることを特
    徴とするデータ通信装置。
  5. 【請求項5】 データを受信する受信手段と; 受信データを記憶するメモリ手段と; 受信データを記録する記録手段と; 1通信の受信データを複数部数記録するモードを指示す
    る指示手段と; 上記指示手段の指示に応じて上記記録手段を制御する制
    御手段と; を有し、上記指示手段が上記モードを指示したとき、上
    記制御手段は、上記受信データを上記メモリ手段に記憶
    させ、1通信中の受信データにエラーページがなく受信
    できたか否かを判定し、 エラーページがあれば、上記記録手段に受信データを記
    録させずに、上記メモリ手段に記憶したデータを保持し
    たまま、送信側から再送信が実行されるのを待ち、 一方、再送信の結果、最終ページまで欠落なく上記メモ
    リ手段に記憶し終えた場合に、上記メモリ手段に記憶さ
    れたデータを上記記録手段に複数部数記録させることを
    特徴とするデータ通信装置。
  6. 【請求項6】 請求項5において、 所定の条件が確立されたとき、上記制御手段は、上記モ
    ードを解除し、所定の動作を実行後、メモリ手段に記憶
    された受信データを消去することを特徴とするデータ通
    信装置。
  7. 【請求項7】 請求項6において、 上記所定の条件は、通信がエラー終了した後、送信側か
    らの再送信が所定時間以内に実行されない場合であるこ
    とを特徴とするデータ通信装置。
  8. 【請求項8】 請求項6において、 上記所定の動作は、1通信中にエラーページがあれば、
    上記制御手段は、受信データを上記記録手段に記録させ
    ずに、通信結果レポートのみ記録させる動作であること
    を特徴とするデータ通信装置。
  9. 【請求項9】 請求項6において、 上記所定の動作は、1通信中にエラーページがあれば、
    上記制御手段は、受信データの1ページ目のみを上記記
    録手段に記録させるとともに、通信結果レポートを記録
    させる動作であることを特徴とするデータ通信装置。
  10. 【請求項10】 請求項6において、 上記所定の動作は、1通信中にエラーページがあれば、
    上記制御手段は、受信データを複数部数記録させずに1
    部のみ記録させる動作であることを特徴とするデータ通
    信装置。
  11. 【請求項11】 請求項8〜10のいずれか1項におい
    て、 送信側がエラーしたページから再送信する機能をもつか
    否かを検出する検出手段を有し、 上記送信側が上記機能をもたないことが検出されたこと
    に基づいて、通信中にエラーページがあれば、上記制御
    手段は、所定の動作を実行後、上記メモリ手段に記憶さ
    れた受信データを消去することを特徴とするデータ通信
    装置。
  12. 【請求項12】 請求項8〜10のいずれか1項におい
    て、 通信中にエラーページがあり上記モードが解除されたと
    き、複数部数記録するモードが選択されたが実行できな
    かったことを示すメッセージを出力することを特徴とす
    るデータ通信装置。
  13. 【請求項13】 請求項5において、 上記データは画像データであることを特徴とするデータ
    通信装置。
  14. 【請求項14】 請求項5において、 上記データ通信装置はファクシミリ装置であることを特
    徴とするデータ通信装置。
  15. 【請求項15】 受信データを複数部数出力する機能を
    有するデータ通信装置の制御方法であって、 第1時刻に受信した第1通信データの出力データである
    第1出力データと、第1時刻よりも後である第2時刻に
    受信した第2通信データの出力データである第2出力デ
    ータとを記憶する記憶工程と; 上記第1通信データと上記第2通信データとの関係に基
    づいて、上記第1出力データと上記第2出力データとを
    結合する結合工程と; 上記結合工程で結合された出力データについて、最終ペ
    ージまで欠落がない場合に、上記結合された出力データ
    について、複数部数の出力を開始させる制御工程と; を有することを特徴とするデータ通信装置の制御方法。
  16. 【請求項16】 請求項15において、上記第1出力データは、エラーが発生する前に既に受信
    され、上記記憶工程で保持され ていたデータであり、上
    記第2出力データは、上記エラーが発生した時点では、
    まだ受信されていないデータであることを特徴とするデ
    ータ通信装置の制御方法。
  17. 【請求項17】 データを受信する受信工程と; 受信データをメモリ手段に記憶するメモリ工程と; 受信データを記録する記録工程と; 1通信の受信データを複数部数記録するモードを指示す
    る指示工程と; 上記指示工程の指示に応じて上記記録工程を制御する制
    御工程と; を有し、上記指示工程で上記モードを指示したときに
    上記制御工程では、上記受信データを上記メモリ工程で
    記憶させ、1通信中の受信データにエラーページがなく
    受信できたか否かを判定し、 エラーページがあれば、上記記録工程で受信データを記
    録させずに、上記メモリ工程で記憶したデータを保持し
    たまま、送信側から再送信が実行されるのを待ち、 一方、再送信の結果、最終ページまで欠落なく上記メモ
    リ手段に記憶し終えた場合に、上記メモリ工程で記憶さ
    れたデータを上記記録工程で複数部数記録させることを
    特徴とするデータ通信装置の制御方法。
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