JP3090172B2 - 建設用リフト装置 - Google Patents

建設用リフト装置

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JP3090172B2 JP34984892A JP34984892A JP3090172B2 JP 3090172 B2 JP3090172 B2 JP 3090172B2 JP 34984892 A JP34984892 A JP 34984892A JP 34984892 A JP34984892 A JP 34984892A JP 3090172 B2 JP3090172 B2 JP 3090172B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビル等の建設現場で資
材運搬に使用する建設用リフト装置に関する。
【0002】
【従来の技術】高層ビル等の建設現場等においては、地
上からその各階床(以下デッキという)の現場への資材
搬送には多大の労力を要するので、種々の自動化が図ら
れている。図5は従来のこの種の資材搬送の自動化装置
の一例を示すもので、符号1は建設中のビル2を鉛直方
向に貫通する鉛直空間3にウインチの巻上索4により昇
降する建設用リフトケージ(以下リフトという)を示
しており、また符号5はリフト1の床(リフト床)
6は建設中のビル2の1つのデッキをそれぞれ示して
る。各デッキ6上には、それぞれ縦行用,横行用の互
いに直交する2組の車輪7,8と、昇降フォーク9を装
備したフォークリフト10配置されている。リフト1
で地上から資材入りパレット11が所定のデッキ持上
られると、当該デッキに配置されているフォークリフ
ト10がリフト1内へ縦行して入り、昇降フォーク9で
パレット11を持上げ、当該デッキ6上へ引返す。ここ
で、縦行車輪7横行車輪8に切換えられて、所定位置
でパレット11搬送される
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この
うな資材搬送装置によると、例えば、標準的なパレット
11として載貨重量1.3t程度、フォークリフト10
として普通の0.8t程度のものを使用したとき、フォ
ークリフト10がリフト1内へ乗移ってパレット11を
取り出す関係から、リフト1として2t以上の載荷能力
のものが必要となる。 ところで、一般的に用いられる
建設用リフトは1.5t未満が普通である。したがっ
て、このような載荷能力が1.5t未満のリフトには、
上記の資材搬送装置を適用できないから別注のリフト
が必要となって設備費が高くなるという問題点がある
また、デッキに1〜2台ずつ配置するフォークリフト
10の全部に横行車輪が必要になる等の関係で、設備費
が嵩む不具合がある。
【0004】本発明はこのような問題点を解決しようと
するもので、リフトに搭載するフォークリフトの軽量化
をはかるとともに、各デッキ上に、上記フォークリフト
により各デッキ間を相互にシャトル的に運搬される資材
運搬用パレットを配設することで、普通の建設用リフト
(載荷能力が1.5t未満)の使用を可能にして、設備
費の節減をはかろうとするものである
【0005】
【課題を解決するための手段】そのために、本発明は、
建設中のビル等を鉛直方向に貫通する鉛直空間に巻上索
により昇降可能に配設したリフトと、同リフトの床に入
口から奥へ向かって前後方向に布設たリフトレール
と、上記ビル等のデッキに配置した資材運搬用パレット
を上記リフトに乗せて所望のデッキに搬送するためのフ
ォークリフトとを そなえたビル等高層建造物の建設用リ
フト装置において、上記フォークリフトを、上記リフト
レールに沿って上記リフトと上記ビルのデッキとの両者
にわたって前後方向に往復移動可能に上記リフトに搭載
するととともに、同フォークリフトを、前後方向移動用
の駆動輪,フォーク昇降シリンダー及び上記リフトレー
ルに転接可能なガイドローラをそなえた垂直機体部と、
同垂直機体部の端部にローラーで昇降可能に支持され上
記フォーク昇降シリンダーで昇降駆動される水平フォー
ク部とで構成して課題解決の手段としている。
【0006】
【作用】上述の本発明の建設用リフト装置によれば、リ
フトを所定のデッキで停止させ、同デッキ上でリフト入
口近くの定位置に配置されている資材入りパレット(資
材運搬用パレット)リフト内フォークリフトがリ
フトレールに沿ってリフトとデッキとにわたって往復す
ることでリフト内へ取りむ。次いでリフト所望デッ
キへ上昇させ当該デッキに上記パレットをフォークリ
フトで運んだのちフォークリフトをリフト内。上
層デッキから地上へ資材運搬用パレットを送るときに
様の操作行う。
【0007】トに搭載するフォークリフトは、リフ
ト床に設けたリフトレールに沿って移動するので操向装
置が不要となり、小規模な走行輪をそなえた駆動系で済
み、フォークリフトを著しく軽量化できその結果普通
の建設用リフトが使用可能になり、費用節減になる。
【0008】また、リフトと各デッキ間のパレットの移
リフト内のリフトフォークわれるなお、地上
及び各層デッキでは、当該デッキに配置のフォークリ
フトパレット搬送が行われる。その結果、各フォー
クリフト個々の動作が単純になり、自動制御が容易にな
る。
【0009】
【実施例】本発明の一実施例を図面について説明する
と、図1はその平面図、図2は図1のII−II矢視正面
図、図3は図1のIII−III矢視側面図、図4は図3のリ
フトの前端部を示す拡大図である。
【0010】上図において、図5と同一の符号はそれぞ
れ同図と同一の部材を示している。この実施例において
図1〜図2に示すように設されるビル2に鉛直空
間3が貫通され、この鉛直空間3に沿って巻上索及びガ
イドレール12,ローラー13等を介し片持ち状で昇降
可能なリフト1が設けられている。符号5はリフト1の
(リフト床)符号6はビルの各層デッキをそれぞれ
示している
【0011】フト床5の前端に踏板15が軸16で枢
支され、図4に示すように、この踏板15は流体圧シリ
ンダー17により起倒するようになっている。符号
8,19はそれぞれリフトの踏板15の中心線及びリフ
ト床5の中心線にそれぞれ沿って入口から奥へ向かって
前後方向に布設された1列のリフトレールを示してお
り、このリフトレール18の前端及びリフトレール19
の後端付近にそれぞれストッパーが設けられている
フト上レール18,19に沿ってリフト床5からデッ
キ6へ縦行可能にフォークリフト21が搭載されてい
る。
【0012】フォークリフト21は、油圧モーター2
2,駆動輪23,フォーク昇降シリンダー24及びガイ
ドローラー25を備えた垂直機体部26と、同垂直気体
部26の端部にローラー27で昇降可能に支持され、フ
ォーク昇降シリンダー24の駆動チェーン28にて昇降
駆動される水平フォーク部29から構成されている。
符号30はリフト1上の制御盤、31は支柱32上に設
けたリフト1上の端子箱、33は垂直機体部26上の端
子箱、34は接続ケーブルである。
【0013】次に、図3〜図4において、符号35,3
6は1対のフォーク29a,29a内に折りたたみ式に
中間部を相互にピン37で枢支され、後端をそれぞれ
機体部26の下端及びフォーク29aの後端近くにピ
ン38,39で枢着され端にローラー40,41を
有する各1対のクロスアームを示している。符号11は
フォーク29aの上に支持された資材運搬用パレット
示している。
【0014】このような構造において、フォークリフト
21は油圧モーター22の駆動により、駆動輪23及
びクロスアーム35の先端ローラー40が床5,踏板
5,デッキ6の面に接して、リフトレール18,19に
沿って前・後方向に移動する。この移動は1列のリフ
トレール18,19の両側面に係合するように設けた4
個のガイドローラー25の転動により案内され、リフト
レール18,19の先端及び後端部でガイドローラー2
5がストッパー20に当たる位置で油圧モーター22が
停止するようになっている。
【0015】リフト1は、フォークリフト21をリフト
床5上の、図3における実線位置に後退させ、踏板15
を破線位置15′のように起立した状態で巻上索4
は他の駆動系)で昇降する。そして地上又は各層デッキ
6のレベルで停止し、踏板15を流体圧シリンダー17
の伸長で実線位置に水平に倒し、次いでフォークリフト
21を前進して送り出し、フォーク29aを資材運搬
パレット11の下に挿入して停止し、水平フォーク部2
9を所定高さにリフトアップし、フォークリフト21を
リフト床5上の後端位置へ後退して引入れる。次いでリ
フト1を他のデッキへ昇降し、同様の操作で他のデッキ
へ送り出
【0016】このような装置によれば、リフト1上に設
ける設備は操向装置や車体部のない縦行輪だけのフォー
クリフト21と、リフト床5に設けたリフトレール1
8,19、ストッパー20だけとなるから、構造が著し
く簡素になり、また設備重量を著しく軽量にすることが
でき、通常規模の建設用リフトを使用することが可能に
なる。
【0017】また、各デッキ間又は地上とリフト間の資
運搬用パレット搬入,搬出は、すべてリフトに搭載
のフォークリフトで行われる。一方地上及び各デッキ
の資材搬送は、地上及び各階デッキ上置したフォ
ークリフトで行うことになる。したがって、リフトに搭
載されるフォークリフト及び各デッキ上のフォークリフ
によるパレット搬送の動作サイクル単純化され、
の結果、搬送制御の自動化も容易なる。
【0018】なお、本発明は、上述した実施例だけに限
定されるものではなく、リフト自体は踏板を省略した
り、他の昇降機構を用いたり、またフォークリフト自体
の構成、レール、ストッパー、ガイドローラーの形体,
組合わせ方など何れも本発明の要旨の範囲で自由に設計
を変更し、実施し得るものである。
【0019】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば次
のような効果が得られる。 (1) リフト上に設ける設備は、操向装置や車体部のない
垂直機体部と水平フォーク部だけのフォークリフトと、
リフト床に設けたリフトレールだけとなるから、構造が
著しく簡素になり、また設備重量を著しく軽量にするこ
とができ、通常規模の建設用リフトの使用が可能にな
(2) 各デッキ間又は地上とリフト間の資材運搬用パレッ
トの移送は、すべてリフトに搭載のフォークリフトで行
われる。一方、地上及び各デッキ上での資材搬送は、地
上及び各階デッキ上に配置したフォークリフトで行うこ
とになる。したがって、リフトに搭載されるフォークリ
フト及び各デッキ上のフォークリフトによるパレット搬
送の動作サイクルを単純化でき、その結果、搬送制御の
自動化も容易となる
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の建設用リフトを示す平面図
である。
【図2】図1のII−II矢視正面図である。
【図3】図1のIII−III矢視側面図である。
【図4】図3のリフトの前端部を示す部分拡大図であ
る。
【図5】従来の建設用リフト装置を示す側面図である。
【符号の説明】
1 リフト 2 建設中のビル 3 鉛直空間 4 巻上索 5 リフト床 6 デッキ 11 資材運搬用パレット 12 ガイドレール 13 ローラー 15 踏板 17 流体圧シリンダー 18,19 リフトレール 20 ストッパー 21 フォークリフト 22 油圧モーター 23 駆動輪 24 フォーク昇降シリンダー 25 ガイドローラー 26 垂直機体部 27 ローラー 28 駆動チェーン 29 水平フォーク部 29a フォーク 30 制御盤 31 端子箱 32 支柱 33 端子箱 34 ケーブル 35,36 クロスアーム 37,38,39 ピン 40,41 ローラー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中村 俊男 東京都千代田区神田司町2−3 株式会 社大林組東京本社内 (56)参考文献 特開 昭64−69488(JP,A) 特開 昭64−43487(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B66B 9/00 - 9/193 B66F 9/10 B65G 1/06

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ビル等高層建造物の建リフト装置に
    おいて、建設中のビル等を鉛直方向に貫通する鉛直空間
    に巻上索により昇降可能に配設されたリフトと、同リフ
    の床に入口から奥へ向かって前後方向に布設されたリ
    フトレールと、上記ビル等のデッキに配置された資材運
    搬用パレットを上記リフトに乗せて所望のデッキに搬送
    するためのフォークリフトとをそなえ、同フォークリフ
    トが、上記リフトレールに沿って上記リフトと上記ビル
    デッキとの両者にわたって前後方向に往復移動可能に
    上記リフトに搭載されるとともに、同フォークリフト
    が、前後方向移動用の駆動輪,フォーク昇降シリンダー
    及び上記リフトレールに転接可能なガイドローラをそな
    えた垂直機体部と、同垂直機体部の端部にローラーで昇
    降可能に支持され上記フォーク昇降シリンダーで昇降駆
    動される水平フォーク部とを具備していることを特徴と
    する建設用リフト装置。
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