JP3089982U - スピニングリールの往復移動装置 - Google Patents

スピニングリールの往復移動装置

Info

Publication number
JP3089982U
JP3089982U JP2002002809U JP2002002809U JP3089982U JP 3089982 U JP3089982 U JP 3089982U JP 2002002809 U JP2002002809 U JP 2002002809U JP 2002002809 U JP2002002809 U JP 2002002809U JP 3089982 U JP3089982 U JP 3089982U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spool
gear
shaft
reciprocating device
rotation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2002002809U
Other languages
English (en)
Inventor
堯卿 洪
Original Assignee
堯卿 洪
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 堯卿 洪 filed Critical 堯卿 洪
Priority to JP2002002809U priority Critical patent/JP3089982U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3089982U publication Critical patent/JP3089982U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 スプールの糸巻き形状を改善でき、且つ、ス
プールの往復移動行程を調整できる範囲を従来より大き
くする。 【解決手段】 一面上の偏心箇所に軸支部611が設け
られているギア部材61と、ギア部材61の支軸612
に設けられている太陽歯車64と、ギア部材61の回転
に伴って太陽歯車64の回りを公転しながら自転し、ま
た、その一側面上に第1の係合部(突部652)が設け
られている遊星歯車65と、スプール軸41の後端部に
固定され、第1の係合部と係合する第2の係合部(係合
溝621)が設けられているスライダ部材62とを備え
てなり、ギア部材61がハンドル20の回転に連動して
回転されると、遊星歯車65は太陽歯車64の回りを公
転しながら自転すると共に、第1の係合部と第2の係合
部の係合により、スライダ部材62とスプール40とを
前後に往復移動させる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、スピニングリールの往復移動装置に関し、特に、リールのスプール 軸の先端部に固定された釣糸巻取用のスプールをハンドルの回転に連動して前後 に往復移動するようにさせ、前記釣糸を前記スプールの外周面に巻き取るスピニ ングリールの往復移動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のスピニングリールにおいて、スプールを往復移動させる往復移動装置は 、図4及び図5に示すように、主として、ギア部材1と、スライダ部材2とから なる。前記ギア部材1は、ハンドル3の回転軸301の外周に設けられた駆動ギ ア302と噛み合うようにリールのフレーム4内に軸支されており、その一面上 の偏心箇所に突部101が形成されている。前記スライダ部材2は、前記スプー ル5が先端に装着されたスプール軸501の後端部に固定されており、且つ前記 ギア部材1と対向する面に前記突部101と係合する係合溝201が形成されて いる。
【0003】 前記構成の往復移動装置は、前記ギア部材1がハンドル3の回転に連動して回 転されると、前記突部101と前記係合溝201との係合により、前記ギア部材 1の円形回転運動を前記スライダ部材2の直線運動に変え、前記スライダ部材2 と前記スプール5とを前後(図4では左右)に往復移動させることができる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このような往復移動装置は、円形状をなすギア部材1の回転運 動を直線運動に変えるので、前記スプール5の往復移動速度が互いに対称な三角 関数で変化する。即ち、往動(進出)の速度と復動(退避)の速度とも両端近傍 では遅く、中間部では速くなる。その結果、前記スプール5の両端部では、中央 部より釣糸が多く巻き取られて高くなり、その結果、両端部の高くなった釣糸が 中央部へ向けて崩れ、釣糸を互いに絡ませるという問題が生じ易い。
【0005】 また、前記スプール5の往復移動行程は、前記突部101の回転軌跡の半径、 即ち、前記突部101から前記ギア部材1の回転軸心までの距離に関係し、回転 軌跡の半径が大きくなると、前記スプール5の往復移動行程は大きくなり、回転 軌跡の半径が小さくなると、前記スプール5の往復移動行程は小さくなる。しか し、従来の往復移動装置は、前記突部101から前記ギア部材1の回転軸心まで の距離のみしか調整できないため、調整できる往復移動行程の範囲がかなり限ら れるという欠点がある。
【0006】 そこで、本考案では、スプールの糸巻き形状を改善することができるスピニン グリールの往復移動装置を提供することを第1の課題とするものである。また、 スプールの往復移動行程を調整できる範囲を従来より大きくすることができるス ピニングリールの往復移動装置を提供することを第2の課題とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため、本考案のスピニングリールの往復移動装置は、スプ ール軸の先端部に固定された釣糸巻取用のスプールをハンドルの回転に連動して 前後に往復移動させ、釣糸を前記スプールの外周面に巻き取るスピニングリール の往復移動装置であって、前記ハンドルの回転に連動して回転するように支軸上 に設けられ、その一面上の偏心箇所に軸支部が設けられているギア部材と、前記 ギア部材の前記支軸に設けられている太陽歯車と、前記ギア部材の回転に伴って 前記太陽歯車の回りを公転しながら自転するように、前記ギア部材の軸支部に軸 支されると共に、そのギア面が前記太陽歯車と噛み合い、また、その一側面上に 第1の係合部が設けられている遊星歯車と、前記スプール軸の後端部に固定され 、前記遊星歯車の前記一側面と対向する面に前記第1の係合部と係合する第2の 係合部が設けられているスライダ部材とを備えてなり、前記ギア部材が前記ハン ドルの回転に連動して回転されると、前記遊星歯車は前記太陽歯車の回りを公転 しながら自転すると共に、前記第1の係合部と前記第2の係合部の係合により、 前記スライダ部材と前記スプールとを前後に往復移動させることができる構成と している。
【0008】 前記構成による往復移動装置によれば、前記遊星歯車は前記太陽歯車の回りを 公転しながら自転するので、前記遊星歯車の前記スライダ部材と係合する第1の 係合部の回転軌跡は楕円形になる。即ち、前記スライダ部材は、第1の係合部の 楕円形回転運動に連動して直線運動で往復移動する。また、楕円形の軌跡の単位 角度あたりの行程変化は円形の軌跡の単位角度あたりの行程変化より小であるの で、釣糸を従来より前記スプールの外周面により均一に分布させ、スプールに巻 き取られる釣糸の密度を高めると共に、巻き取られる釣糸の高さをも全面的に低 め、スプールの糸巻き形状を改善することができる。
【0009】 また、前記スプールの往復移動行程を調整する場合、前記第1の係合部と前記 自転軸心との距離を変化させることができるうえ、前記第1の係合部と前記公転 軸心との距離も、前記自転軸心と前記公転軸心との距離も変化させることができ るので、スプールの往復移動行程の調整できる範囲は従来より大くなる。
【0010】 前記往復移動装置では、前記第1の係合部は、前記遊星歯車の前記一側面から 突出してなる突部であり、前記第2の係合部は、前記スライダ部材の前記一側面 と対向する面に形成された係合溝であることが好ましい。
【0011】 また、前記遊星歯車の第1の係合部の回転軌跡は、楕円形であることが好まし い。
【0012】 さらに、前記ギア部材の軸支部は、前記一面上から突出してなる凸柱であり、 また、前記遊星歯車の他側面には、前記凸柱を軸支する軸孔が形成してあること が好ましい。
【0013】 または、前記ギア部材の軸支部は、前記一面に開けられた軸孔であり、また、 前記遊星歯車の他側面には、前記軸孔内に嵌入して軸支させられる凸柱が形成し てあることが好ましい。
【0014】 なお、本考案のスピニングリールの往復移動装置を言い換えれば、スプール軸 の先端部に固定された釣糸巻取用のスプールをハンドルの回転に連動して前後に 往復移動させ、釣糸を前記スプールの外周面に巻き取るものであって、前記ハン ドルの回転に連動して回転するギア部材と、前記スプール軸の後端部に固定され 前記ギア部材の円形回転運動に連動して直線運動して前記スプールと共に往復移 動するスライダ部材とからなるスピニングリールの往復移動装置において、前記 ギア部材の円形回転運動を楕円形回転運動に変えた後、前記スライダ部材を、楕 円形回転運動に連動して前記スプールと共に直線運動で往復移動させる遊星歯車 機構を設けた構成である。
【0015】
【考案の実施の形態】
以下、本考案のスピニングリールの往復移動装置の実施の形態を詳しく説明す る。なお、以下の説明において、そのサイズに拘わらず、略同一の機能及び構成 を有する構成要素については、同一符号を付し、重複する説明は必要な場合にの み行う。
【0016】 図1は、本考案の実施形態の往復移動装置を用いたスピニングリールを示す。 このスピニングリールは、主として、フレーム10と、ハンドル20と、ロータ 30と、スプール40と、ベール50とからなる。
【0017】 前記ハンドル20は、前記フレーム10に回転自在に軸支されている。前記ロ ータ30は、円筒状のロータ本体31と、このロータ本体31の両側から対称的 に延伸してなる一対のロータアーム32,32とからなり、前記ハンドル20の 回転に伴って回転できるように前記フレーム10に装着されている。前記スプー ル40は、釣糸をその外周面に巻き取るものであって、本考案の往復移動装置6 0により、前記ハンドル20の回転に連動して前記ロータ30の回転と共にロー タ30の軸線延長線上に沿って、前後(図1では左右)に往復移動できるように 前記ロータ本体31の一側に設けられている。前記ベール50は、釣糸を前記ス プール40に案内して巻き付けることができるように、前記一対のロータアーム 32,32に揺動自在に装着されている。
【0018】 なお、以上の構成は図4に示す従来のスピニングリールと略同様であるが、本 考案では、前記往復移動装置60の構成に特徴を有する。具体的には、本考案の 往復移動装置60は、図1及び図2に示すように、従来と同様にギア部材61と 、前記スライダ部材62とを有し、遊星歯車機構63を更に設けた点で、従来と 相違している。具体的には、前記遊星歯車機構63は、太陽歯車64と遊星歯車 65とからなる。ここで、前記ギア部材61は、遊星枠とみなすことができる。
【0019】 以下、本考案の往復移動装置60の実施形態を詳しく説明する。図2及び図1 のように、前記スプール40は、スプール軸41を有する。前記ハンドル20は 、前記スプール軸41に対して直交方向に延びる回転軸21を有する。前記回転 軸21の外周には、駆動ギア22が設けられている。
【0020】 前記ギア部材61は、その一端縁のギア面が前記駆動ギア22と噛み合うよう に前記フレーム10内の支軸612に軸支されており、その一面上の偏心箇所に は軸支部としての凸柱611が形成してある。また、前記ギア部材61の支軸6 12は、前記ハンドル2の回転軸21に対して平行に延びるように構成されてい る。
【0021】 さらに、前記ギア部材61の支軸612の下面は、図2に示すように、直径が 支軸612より大である階段部が形成されている。そして、この階段部には、前 記ギア部材61の回転に伴って回転しない前記太陽歯車64が一体的に設けられ ている。
【0022】 前記遊星歯車65は、前記ギア部材61の回転に伴って前記太陽歯車64の回 りを公転しながら自転するように、前記ギア部材61の凸柱611に軸支される と共に、その一端外周のギア部651が前記太陽歯車64と噛み合っている。ま た、前記遊星歯車65の上面には、第1の係合部である突部652が形成されて いる。ここで、この遊星歯車65の突部652は、前記ギア部材61の凸柱61 3に対して軸心がずれるように配置されている。
【0023】 前記スライダ部材62は、前記フレーム10内の階段部11に支持されるよう に、前記スプール40が先端に装着されたスプール軸41の後端部に固定され、 その遊星歯車65の上面と対向する面には、前記第1の係合部である突部652 と係合する係合溝621(第2の係合部)が形成されている。
【0024】 前記構成の往復移動装置では、前記ギア部材61がハンドル20の回転に連動 して前記支軸612を軸心として回転されると、前記遊星歯車65が前記ギア部 材61の回転運動に連動して、前記太陽歯車64の回りを前記支軸612を軸心 として公転しながら、前記凸柱611を軸心として自転する。また、前記第1の 係合部である突部652と前記第2の係合部である係合溝621の係合により、 前記スライダ部材62と前記スプール40とを前後に往復移動させることができ る。
【0025】 以下、本実施形態の往復移動装置の動作原理について説明する。図3に示すよ うに、前記遊星歯車65は、前記ギア部材61の回転に伴って前記太陽歯車64 の回りを公転しながら自転するので、前記遊星歯車65の突部652の回転軌跡 は図3に示すように楕円Pになる。なお、円Qは、従来の円形回転軌跡であり、 点Oは、前記遊星歯車65の突部652の公転軸心(支軸612)であり、点H 1と点H2は、前記突部652の公転時の最前進端(左端)及び最後退端(右端 )位置の自転軸心である。
【0026】 線S2は、前記突部652(点G1または点G2)から前記自転軸心(点H1 または点H2)までの距離であり、線S3は、前記自転軸心(点H1または点H 2)から前記公転軸心(点O)までの距離である。線(S2+S3)は、前記突 部652(点G1または点G2)から前記公転軸心(点O)までの距離である。 また、点G1は、前記スプール40の前後移動時の最右端位置(最後退位置)と みなし、点G2は、前記スプール40の前後移動時の最左端位置(最前進位置) とみなすことができる。前記スプール40は、点G1と点G2とを接続してなる 直線K上に往復移動をする。点G1から点G2までの距離S1は、往復移動行程 である。
【0027】 図3に示すように、同じ往復移動行程下に、同じ角度Jを回転すると、投影長 さ、|P1−P2|<|Q1−Q2|、即ち、楕円形の軌跡PのJ角度あたりの 行程変化は、従来の円形の軌跡QのJ角度あたりの行程変化より小である。その ため、本考案の往復移動装置では、従来より前記スプール40の外周面に釣糸を より均一に分布させることができる。その結果、スプール40上に巻き取られる 釣糸の密度を高めると共に、巻き取られる釣糸の高さをも平均的に低め、スプー ルの糸巻き形状を改善し、前記両端部の釣糸が中央部へ崩れて釣糸を互いに絡ま せるという問題を大幅に軽減させることができる。
【0028】 本考案の往復移動装置において、前記スプール40の往復移動行程を調整する 場合、線(S2+S3)の大きさを調整することができるうえ、前記線S2も前 記線S3の大きさも各々調整することができる。即ち、本考案では、前記スプー ル40の往復移動行程は、調整できる範囲がより大である。
【0029】 なお、本考案のスピニングリールの往復移動装置は、前記実施形態の構成に限 定されるものではない。即ち、前記実施形態では、あくまでも本考案の技術的内 容を明らかにする意図のものにおいてなされたものであり、本考案はそうした具 体例に限定して狭義に解釈されるものではなく、本考案の目的とクレームに述べ られた範囲で、種々変更して実施できるものである。
【0030】 例えば、前記実施形態では、前記第1の係合部として突部652を形成し、前 記第2の係合部として係合溝621を形成したが、前記第1の係合部として係合 溝を形成し、前記第2の係合部として突部を形成する構成としてもよい。
【0031】 また、前記実施形態では、前記ギア部材61の軸支部として凸柱611を形成 し、前記遊星歯車65の下面には、前記凸柱611を軸支するため軸孔が形成し てあるが、前記軸支部として軸孔を形成し、前記遊星歯車65の下面は、前記軸 孔に軸支させる凸柱を形成した構成としてもよい。
【0032】 また、前記実施形態の構成を採用する時、前記スプール40の中央部で両端部 より釣糸が多く巻き取られる場合もあるが、その時、糸巻きの形状を改善するた めに、前記スプール40を中央部が両端部より内へ窪むように形成することによ り前記問題を解決できる。
【0033】
【考案の効果】
以上の説明から明らかなように、本考案のスピニングリールの往復移動装置で は、スプールの糸巻き形状を改善することができるのみならず、往復移動行程の 調整できる範囲もかなり大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の実施形態の往復移動装置を用いたス
ピニングリールの一部断面図である。
【図2】 往復移動装置の拡大断面図である。
【図3】 往復移動装置の原理を示す図である。
【図4】 従来の往復移動装置を用いたスピニングリー
ルの一部断面図である。
【図5】 従来の往復移動装置の拡大断面図である。
【符号の説明】
10…フレーム 20…ハンドル 21…ハンドルの回転軸 22…駆動ギア 30…ロータ 31…ロータ本体 32…ロータアーム 40…スプール 41…スプール軸 50…ベール 60…往復移動装置 61…ギア部材 611…軸支部 612…支軸 62…スライダ部材 621…係合溝(第2の係合部) 63…遊星歯車機構 64…太陽歯車 65…遊星歯車 651…遊星歯車の太陽歯車と噛み合うギア部 652…突部(第1の係合部)

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スプール軸の先端部に固定された釣糸巻
    取用のスプールをハンドルの回転に連動して前後に往復
    移動させ、釣糸を前記スプールの外周面に巻き取るスピ
    ニングリールの往復移動装置であって、 前記ハンドルの回転に連動して回転するように支軸上に
    設けられ、その一面上の偏心箇所に軸支部が設けられて
    いるギア部材と、 前記ギア部材の前記支軸に設けられている太陽歯車と、 前記ギア部材の回転に伴って前記太陽歯車の回りを公転
    しながら自転するように、前記ギア部材の軸支部に軸支
    されると共に、そのギア面が前記太陽歯車と噛み合い、
    また、その一側面上に第1の係合部が設けられている遊
    星歯車と、 前記スプール軸の後端部に固定され、前記遊星歯車の前
    記一側面と対向する面に前記第1の係合部と係合する第
    2の係合部が設けられているスライダ部材とを備えてな
    り、 前記ギア部材が前記ハンドルの回転に連動して回転され
    ると、前記遊星歯車は前記太陽歯車の回りを公転しなが
    ら自転すると共に、前記第1の係合部と前記第2の係合
    部の係合により、前記スライダ部材と前記スプールとを
    前後に往復移動させることができることを特徴とするス
    ピニングリールの往復移動装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の係合部は、前記遊星歯車の前
    記一側面から突出してなる突部であり、前記第2の係合
    部は、前記スライダ部材の前記一側面と対向する面に形
    成された係合溝であることを特徴とする請求項1に記載
    のスピニングリールの往復移動装置。
  3. 【請求項3】 前記遊星歯車の第1の係合部の回転軌跡
    は、楕円形であることを特徴とする請求項1または請求
    項2に記載のスピニングリールの往復移動装置。
  4. 【請求項4】 前記ギア部材の軸支部は、前記一面上か
    ら突出してなる凸柱であり、また、前記遊星歯車の他側
    面には、前記凸柱を軸支する軸孔が形成してあることを
    特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載
    のスピニングリールの往復移動装置。
  5. 【請求項5】 前記ギア部材の軸支部は、前記一面に開
    けられた軸孔であり、また、前記遊星歯車の他側面に
    は、前記軸孔内に嵌入して軸支させられる凸柱が形成し
    てあることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれ
    か1項に記載のスピニングリールの往復移動装置。
  6. 【請求項6】 スプール軸の先端部に固定された釣糸巻
    取用のスプールをハンドルの回転に連動して前後に往復
    移動させ、釣糸を前記スプールの外周面に巻き取るもの
    であって、前記ハンドルの回転に連動して回転するギア
    部材と、前記スプール軸の後端部に固定され前記ギア部
    材の円形回転運動に連動して直線運動して前記スプール
    と共に往復移動するスライダ部材とからなるスピニング
    リールの往復移動装置において、 前記ギア部材の円形回転運動を楕円形回転運動に変えた
    後、前記スライダ部材を、楕円形回転運動に連動して前
    記スプールと共に直線運動で往復移動させる遊星歯車機
    構を設けたことを特徴とするスピニングリールの往復移
    動装置。
JP2002002809U 2002-05-15 2002-05-15 スピニングリールの往復移動装置 Expired - Fee Related JP3089982U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002002809U JP3089982U (ja) 2002-05-15 2002-05-15 スピニングリールの往復移動装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002002809U JP3089982U (ja) 2002-05-15 2002-05-15 スピニングリールの往復移動装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3089982U true JP3089982U (ja) 2002-11-22

Family

ID=43241225

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002002809U Expired - Fee Related JP3089982U (ja) 2002-05-15 2002-05-15 スピニングリールの往復移動装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3089982U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3255271B2 (ja) 魚釣用スピニングリール
US20010042804A1 (en) Spinning-reel reciprocating device
KR100414323B1 (ko) 낚시용스피닝릴용왕복기구
AU782987B2 (en) Spinning-reel oscillating mechanism
JP3089982U (ja) スピニングリールの往復移動装置
JP4572016B2 (ja) スピニングリールの回転伝達装置
JP3089981U (ja) スピニングリールの往復移動装置
US6179236B1 (en) Device for driving a spinning reel for fishing
TW200524527A (en) Spinning reel oscillating device
GB2563972B (en) Reciprocating mechanism for a fishing reel
JP3097731U (ja) スピニングリールの往復移動装置
TW200405792A (en) Fishing reel
JP4047534B2 (ja) 魚釣用スピニングリール
JP2005253477A (ja) スピニングリールの往復移動装置
JPS5929202B2 (ja) 魚釣用スピニングリ−ルのスプ−ル往復動装置
JP4023802B2 (ja) 魚釣用リール
KR100368447B1 (ko) 스피닝 릴의 스풀 왕복기구
US20030209620A1 (en) Fishing reel with a planetary gear mechanism
JPH04684Y2 (ja)
CN2520104Y (zh) 一种钓鱼卷线器
KR200260367Y1 (ko) 오실레이팅 슬라이더 구동장치
JP3073138B2 (ja) 魚釣用スピニングリール
JPS6026626Y2 (ja) スピニングリ−ル
JPH07255335A (ja) 釣用後方ドラグ型スピニングリールのスプール往復装置
JPH025380B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees