JP3089908B2 - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

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JP3089908B2
JP3089908B2 JP05228580A JP22858093A JP3089908B2 JP 3089908 B2 JP3089908 B2 JP 3089908B2 JP 05228580 A JP05228580 A JP 05228580A JP 22858093 A JP22858093 A JP 22858093A JP 3089908 B2 JP3089908 B2 JP 3089908B2
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control
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magnetic recording
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信二 弘中
雅司 津田
徹 宮野
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Panasonic Holdings Corp
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Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、早送り再生及び巻戻し
再生を備えた磁気記録再生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3は従来の、テープ走行制御系の構成
図を示すものである。図3において、1は演算結果をア
ナログに変換するD/A変換器、2はモータ駆動回路、
9はモータ駆動電源、3はキャプスタンモータである。
4はFGヘッド、5はCTLを得るためのCTLヘッ
ド、6は速度制御回路、7は位相制御回路、8は速度設
定回路である。
【0003】以上のように構成されたテープ走行制御系
について、以下その動作について説明する。通常再生時
は、モータ駆動電源9を、駆動回路2に供給することに
より、キャプスタンモータ3を駆動し、FGヘッド4に
より得られたFG信号により、速度制御回路6で速度制
御を行うことと、CTLヘッド5により磁気テープに記
録されたCTL信号を再生することにより、位相制御回
路7で位相制御を行い制御誤差を演算し、D/A変換器
1を経て、駆動回路2に伝達することでループを形成し
安定した再生画を得ている。早送り再生及び巻戻し再生
時は、速度設定回路8により、 通常再生×n の複数の速度設定がされており、キー操作及びリモコン
操作により、任意に選択できる。この速度設定の最高速
度は、モータ駆動電源9と、キャプスタンモータ3の負
荷により決定されている。
【0004】制御動作については通常再生時と同様であ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来の構成では、早送り再生及び巻戻し再生時の最高速度
は、図2の特性図のように、モータ駆動電源Aと、最大
負荷により速度bのように決定されていたため、低温環
境時等に最大負荷が予想以上に大きくなった場合や、モ
ータ駆動電源が変動して下がった場合に、安定した再生
画を得られないという問題を有していた。又、上記のこ
とを考慮してモータ駆動電源をAからBのように上げた
場合は、通常再生時の駆動回路の消費電力が増え発熱等
の問題があった。
【0006】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、早送り再生、巻戻し再生の最高速度時に負荷が増え
た場合や、モータ駆動電源が下がった場合にも、位相制
御系のエラー検出手段を設け、位相制御が不可能になっ
た場合を検出することで設定速度を負荷に応じて下げ、
安定した早送り再生画、巻戻し再生画を得る。磁気記録
再生装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明は、磁気テープを走行させる駆動手段と、駆動
手段と比例した周波数を得るための信号発生手段と、信
号発生手段により発生した信号を一定周波数に保つ制御
手段と、テープに記録された基準信号により位相制御を
行う位相制御手段と、位相制御手段の制御が不可能にな
った場合を検出するエラー検出手段と、エラー検出手段
がエラー検出した時に早送り再生及び巻戻し再生速度を
再設定することのできる速度設定手段とを備えた複数の
早送り及び巻戻し再生速度を有する磁気記録再生装置で
あって、目標速度に達しない場合又は位相制御が不可能
になった場合に、設定速度を速度制御及び位相制御が可
能になる速度まで下げキャプスタンモータの速度系及び
位相系の制御引き込みを行うものである。
【0008】
【作用】この構成によって、早送り再生、巻戻し再生時
に、モータの負荷が増えた場合や、モータの駆動電源
が、下がった場合にも、位相制御系のエラー検出手段を
設け、位相制御が不可能になった場合を検出することで
設定速度を下げ、安定した早送り再生画、巻戻し再生画
を得ることができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例について、図面を参
照しながら説明する。
【0010】図1において、1は演算結果をアナログに
変換するD/A変換器、2はモータ駆動回路、9はモー
タ駆動電源、3はキャプスタンモータである。4はFG
ヘッド、5はCTLを得るためのCTLヘッド、6は速
度制御回路、7は位相制御回路、8は速度設定回路、1
0は位相制御回路7の制御が不可能になった場合を検出
するエ検出回路である。
【0011】以上のように、構成された本発明の一実施
例について以下その動作を説明する。
【0012】通常再生時は、モータ駆動電源9を、駆動
回路2に供給することにより、キャプスタンモータ3を
駆動し、FGヘッド4により得られたFG信号により、
速度制御回路6で速度制御を行うことと、CTLヘッド
5により磁気テープに記録されたCTL信号を再生する
ことにより、位相制御回路7で位相制御を行い、その結
果を演算し、D/A変換器1を経て、駆動回路2に伝達
することでループを形成し安定した再生画を得ている。
早送り再生、巻戻し再生時は、速度設定回路8により、 通常再生×n の速度設定が複数されており、キー操作及びリモコン操
作により任意に速度設定が選択できる。この時、最高速
度を選択した場合において、低温環境時等に最大負荷が
予想以上に大きくなった場合や、モータ駆動電源が変動
して下がった場合に、エラー検出回路10が位相系のエ
ラーを検出し速度を一段階下げ、安定した再生画を得る
ことができる。
【0013】この時再度、エラー検出回路10が働くと
さらに速度をもう一段階下げることにより、常に負荷に
応じて安定した早送り、巻戻し再生画を得ることができ
る。
【0014】このように本発明によれば、図2のように
モータ駆動電源Aと最大負荷により決定された速度bを
エラー検出回路10が働いた場合に速度cに、さらにエ
ラー検出回路10が働くと速度dに落とすことにより、
常に安定した早送り再生画、巻戻し再生画を得ることが
できる。
【0015】なお、最高速度をモータ駆動電源Aと標準
負荷により、速度aに決定し早送り、巻戻し再生の速度
を上げることにより、さらに操作性の向上を図ることも
可能にするものである。
【0016】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、早送り再
生及び巻戻し再生中に、目標速度に達しない場合又は、
位相制御が不可能になった場合に設定速度を負荷に応じ
て下げてモータ制御引き込みを行い、安定した早送り再
生画、巻戻し再生画を得ることのできる優れた磁気記録
再生装置である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における磁気記録再生装置のテ
ープ走行系のブロック図
【図2】早送り再生及び巻戻し再生時の最高速度を決定
する要因を説明する為のS−T特性図
【図3】従来の磁気記録再生装置のテープ走行系のブロ
ック図
【符号の説明】
1 D/A変換器 2 駆動回路 3 キャプスタンモータ 4 FGヘッド 5 CTLヘッド 6 速度制御回路 7 位相制御回路 8 速度設定回路 9 モータ駆動電源 10 エラー検出回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−209979(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 15/46

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気テープを走行させる駆動手段と、前
    記駆動手段と比例した周波数を得るための信号発生手段
    と、前記信号発生手段により発生した信号を一定周波数
    に保つ制御手段と、テープに記録された基準信号により
    位相制御を行う位相制御手段と、前記位相制御手段の制
    御が不可能になった場合を検出するエラー検出手段と、
    前記エラー検出手段がエラー検出した時に早送り再生及
    び巻戻し再生速度を再設定することのできる速度設定手
    段とを備えた複数の早送り及び巻戻し再生速度を有する
    磁気記録再生装置であって、目標速度に達しない場合又
    は位相制御が不可能になった場合に、設定速度を速度制
    御及び位相制御が可能になる速度まで下げキャプスタン
    モータの速度系及び位相系の制御引き込みを行うことを
    特徴とする磁気記録再生装置。
JP05228580A 1993-09-14 1993-09-14 磁気記録再生装置 Expired - Fee Related JP3089908B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102624522B1 (ko) * 2021-12-07 2024-01-12 김철수 허리통증 완화를 위한 재활 훈련용 의자

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR102624522B1 (ko) * 2021-12-07 2024-01-12 김철수 허리통증 완화를 위한 재활 훈련용 의자

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