JP3089894B2 - 加湿機 - Google Patents

加湿機

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JP3089894B2
JP3089894B2 JP05122658A JP12265893A JP3089894B2 JP 3089894 B2 JP3089894 B2 JP 3089894B2 JP 05122658 A JP05122658 A JP 05122658A JP 12265893 A JP12265893 A JP 12265893A JP 3089894 B2 JP3089894 B2 JP 3089894B2
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evaporator
blower
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修 小堀
大内  隆志
清司 森田
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Mitsubishi Electric Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は水を加熱して発生させた
蒸気により室内を加湿する加湿機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図2は従来の加湿機の一例を示す縦断面
図である。図2において、1は合成樹脂製の本体ケース
で、内部に隔壁1aを一体に形成している。2は蒸発
器、3は蒸発器2の外周面に取り付けられ、該蒸発器2
を加熱する加熱体、4はタンク水受部、5はタンク水受
部4と蒸発器2を接続するゴムホースである。6はタン
ク水受部4に水を供給する給水タンク、7は蒸発器2か
ら蒸発した蒸気を案内する蒸気案内筒、8は本体ケース
1内部を冷却したり、蒸気案内筒7の上部9において蒸
気を冷却するための冷却空気を送風する送風機、10は
空気取入口、11は送風吹出口、12は蒸気案内筒7の
上面部を覆うフード、13はフード12に設けた蒸気放
出口、14は隔壁1aの一部で構成した送風機8のファ
ンケーシング、15は底板である。ここで、本体ケース
1の内部は隔壁1aにより上下方向に2分され、上下の
連通は開口部1bと送風吐出口を1cをもってなされ
る。
【0003】次に、上記のように構成された加湿機の作
用を説明する。給水タンク6内の水は、タンク水受部4
からゴムホース5を通って、蒸発器2に給水され、ここ
で加熱体3によって加熱される。加熱された水は蒸気と
なり、蒸気案内筒7に送られる。この蒸気は送風機8に
よって空気取入口10、送風吹出口11から開口部1
b、送風吐出口1cを通り、蒸気案内筒7上部に供給さ
れる冷却空気と混合されて上記温度が低下されたのち、
フード12に設けてある蒸気放出口13から外部に放出
される。ここで、該送風機8と蒸発器2は機体の安定性
等を考慮して、ほぼ同一高さをもって本体ケース1内下
部に横並びに配置されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のように構成した
加湿機では、水を蒸発させるため、加熱体3により蒸発
器2は高温に加熱され、結果的にその周囲の温度も上昇
する。その温度は本体ケース1内部も加熱してしまい、
本体ケース1やその内部(特に蒸発器2周辺)に配備さ
れる制御部品等に対して悪影響を及ぼしてしまう。この
ため、送風機8によって蒸気温度を低下させるために取
り入れている冷却空気を加熱体3周辺に積極的に吹き当
てて表面温度を下げ、本体ケース1内部の温度上昇を防
いでいた。しかしながら、風の流れの中に蒸発器2とい
う大きな障壁をつくってしまうことから、多大な圧力損
失が発生するほか、冷却空気の流れはスムーズでなく、
本体ケース1内部に熱気をこもらせる原因となってい
た。また、冷却空気を蒸発器2に直接吹き当てていたた
め、加熱体3の熱は冷却空気によってうばわれてしま
い、有効に蒸発器2の加熱に生かしきれないという問題
点があった。
【0005】本発明は、上記の課題を解決するためにな
されたもので、加熱体から発生する熱を有効に蒸発器の
加熱に使用できるとともに、本体ケース内部の温度上昇
を防ぐことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明による加湿機は、
冷却空気を供給する送風機のファンケーシングに設けた
送風吹出口を蒸発器の底面よりも下方に位置させるとと
もに、前記蒸発器の下面及び側周面を覆う仕切板を本体
ケース内に配したものである。
【0007】
【作用】本発明における加湿機は、ファンケーシングに
設けた送風機からの送風吹出口を蒸発器の底面よりも下
方に位置させたことで、冷却空気が直接蒸発器に吹き当
てることなく、冷却空気の流れによって蒸発器周辺の熱
気が吸引冷却されるため、スムーズな熱移動ができる。
また、蒸発器の下面及び側周面を覆う仕切板によって、
下方への熱放散を減じると同時に加熱体と冷却空気との
接触をなくし、加熱体の熱を有効に蒸発器の加熱に使用
することができる。
【0008】
【実施例】実施例1. 図1は、本発明の一実施例を示す縦断面図である。な
お、図2の従来例と同一または相当部分には同じ符号を
付し、説明を省略する。本実施例の特徴的なところは、
ファンケーシング14に設けた送風機8の送風吹出口1
1の位置にある。即ち、本体ケース1の内部を上下方向
に2分するとともにファンケーシング14を形成する隔
壁1aより分岐して下方に延設した隔壁1dを設けるこ
とにより、送風吹出口11の開口幅を従来より狭めてい
る。具体的には上記送風吹出口11の開口最上部11a
を蒸発器2の底面2aよりも下方に位置させて設けてい
る。さらに、蒸発器2,加熱体3の下部及び側周面を覆
うように仕切板16を設けている。上記仕切板16は蒸
発器2に対して間隔をもたせて設けてあり、上部は開口
した皿状に形成してある。
【0009】上記のように構成した実施例の作用を説明
すると、送風機8により蒸発器2方向に冷却空気を送る
にあたり、送風機8の送風吹出口11が隔壁1dにより
従来よりも下方から送風するようになされている。この
ため、吹き出された冷却空気は底板15の内面に沿って
流れ、本体ケース1の側壁1eで向きを上方に変えた
後、開口部1b,送風吐出口1cに向って上昇し、蒸気
案内筒7の上部に供給されるといったスムーズな流れを
作る。そして、加熱体3を含む蒸発器2外周側の熱気は
その流れに引き込まれるようにして排出されるため、本
体ケース1内部の温度上昇は抑制される。
【0010】また、従来のような本体ケース1内部の温
度上昇を抑制するために、加熱部に直接冷却空気を当て
て、その部分の温度低下を図っていたものに比べ、加熱
体3を含む蒸発器2外周周辺は本実施例の方が高温に保
つことができる。従って、加熱体3の発する熱エネルギ
ーは従来よりも水の加熱に対し、有効に消費される。
【0011】さらに、本実施例のものは、ファンケーシ
ング14の送風吹出口11を蒸発器2の底面より下方に
位置させて、直接、蒸発器2に冷却空気を当てない風路
構成にしているだけでなく、上記仕切板16を設けるこ
とにより、蒸発器2の保温と熱気の拡散防止及び冷却空
気の蒸発器2への吹き当たりを皆無にでき、本体ケース
1内部の温度上昇の抑制と加熱体3のエネルギー効率が
一層向上できる。
【0012】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、ファン
ケーシングの送風吹出口を蒸発器の底面より下方に設け
るとともに、前期蒸発器、の下面及び側周面を覆うよう
に仕切板を設けた構成としたため、より確実な冷却空気
路が形成され、本体ケース内部の冷却効果が高まり、本
体ケース内に配備した部品の温度上昇を抑制でき、これ
らの部品の長寿命化が図れる。さらに、蒸発器の周辺に
滞留している熱気を吸引して冷却するため、加熱体や蒸
発器を必要以上に冷却するとがなく、加熱体の熱を水の
加熱に対して有効使用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す縦断面図である。
【図2】従来の加湿機の一例を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1 本体ケース、2 蒸発器、3 加熱体、8 送風
機、11 送風吹出口、14 ファンケーシング、16
仕切板。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森田 清司 群馬県新田郡尾島町大字岩松800番地 三菱電機エンジニアリング株式会社 鎌 倉事業所群馬支所内 (56)参考文献 特開 平4−98030(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F24F 6/00 F24F 6/02

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 蒸発器内の水を加熱体により加熱して蒸
    気を発生させ、この蒸気を蒸気案内筒に送り、該蒸気案
    内筒上部において送風機によって送風された冷却空気と
    混合して蒸気温度を低下させたのち、外部に放出して室
    内を加湿する加湿機において、前記送風機のファンケー
    シングに設けた送風吹出口を前記蒸発器の底面よりも下
    方に位置させるとともに、前記蒸発器の下面及び側周面
    を覆うように仕切板を設けたことを特徴とする加湿機。
JP05122658A 1993-05-25 1993-05-25 加湿機 Expired - Fee Related JP3089894B2 (ja)

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JP4660031B2 (ja) * 2001-08-09 2011-03-30 三洋電機株式会社 加湿機
JP6823996B2 (ja) * 2016-10-25 2021-02-03 三菱電機株式会社 空気調和システムおよび加湿ユニット

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