JP3089705B2 - 空調機器の洗浄方法 - Google Patents

空調機器の洗浄方法

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JP3089705B2 JP03129376A JP12937691A JP3089705B2 JP 3089705 B2 JP3089705 B2 JP 3089705B2 JP 03129376 A JP03129376 A JP 03129376A JP 12937691 A JP12937691 A JP 12937691A JP 3089705 B2 JP3089705 B2 JP 3089705B2
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島 宏 樹 青
城 款 久
木 浩 司 鈴
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Aisin Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、空調機器の洗浄方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】空調機器の冷媒回路に配設されたコンプ
レツサは、それ自体が発生する摩耗粉や冷媒回路の施工
時に冷媒回路中に混入する異物等によつて破損に至る場
合があつた。
【0003】従来、コンプレツサの破損時には、コンプ
レツサを正常品に交換すると共に冷媒配管中の異物を除
去している。この冷媒配管中の異物除去に際しては、ポ
ンプを用いて冷媒配管中に溶剤を循環させ、簡易フイル
タにより循環後の溶剤中の異物を除去していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述のもので
は、冷媒回路に溶剤を循環させるために空調機器の運転
を停止せざるをえず、空調機器を運転することができな
い。
【0005】また、簡易フイルタでは目が粗いため、冷
媒配管中の微細な異物が除去できないため、スクロール
型コンプレツサのような微細異物が問題となるもので
は、再度コンプレツサが破損するおそれがあつた。
【0006】そこで、本発明では空調機器における冷媒
回路の洗浄方法の改良を、その技術的課題とする。
【0007】
【発明の構成】
【0008】
【課題を解決するための手段】前述した本発明の技術的
課題を解決するために講じた本発明の技術的手段は、コ
ンプレツサ、オイルセパレータ、第1熱交換器、膨張
弁、第2熱交換器、及びアキユムレータが直列的に配設
される冷媒回路と、オイルセパレータからアキユムレー
タへのオイルの連通を許容するオイル連通管とを有する
空調機器において、冷媒回路におけるアキユムレータと
コンプレツサとの間に洗浄用フイルタを挿設すると共
に、オイルセパレータと洗浄用フイルタ吸込側とを接続
管を用いて接続するようにし、空調機器を一定時間通常
運転させた後、洗浄用フイルタを除去するようにして空
調機器を洗浄するようにしたことである。
【0009】
【作用】上述した本発明の技術的手段によれば、空調機
器を運転しながら洗浄を行うので、被空調空間を洗浄中
においても快適に保つことができる。
【0010】また、接続管を用いてコンプレツサの潤滑
用オイルも洗浄用フィルタに導いているので、オイルセ
パレータにて分離されるオイルの洗浄も可能となる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の技術的手段を具体化した実施
例について添付図面に基づいて説明する。
【0012】図1において、空調機器10の冷媒回路1
1上には、図示しない駆動源〔燃焼機関(例えばガスエ
ンジン等)やモータ等〕により駆動されるコンプレツサ
12が配設されて、冷媒回路内に冷媒を循環させてい
る。同じく、冷媒回路11上には、コンプレツサ11に
続いて、オイルセパレータ13、第1熱交換器14、膨
張弁15、第2熱交換器16、及びアキユムレータ17
が直列的に配設されている。また、四方切換弁18は冷
媒回路11中の冷媒の流れの向きを換えるもので、コン
プレツサ12から吐出された冷媒を第1熱交換器14又
は第2熱交換器16のうち、どちらを先に流すかを決定
する。即ち、第1熱交換器14が室外に、第2熱交換器
16が室内にそれぞれ配設された場合、第1熱交換器1
4から先に冷媒を流す場合には空調機器10は冷房運転
を行い、第2熱交換器16から先に冷媒を流す場合には
空調機器10は暖房運転を行う。
【0013】また、オイルセパレータ13からアキユム
レータ17へのオイルの連通を許容するオイル連通管1
8が配設されている。即ち、コンプレツサ12の内部潤
滑のため冷媒中に潤滑オイルが混入されており、コンプ
レツサ12を潤滑したオイルは冷媒と共にオイルセパレ
ータ13へと吐出され、ここで冷媒とオイルとに分離さ
れた後、オイルはオイル連通管18を介してアキユムレ
ータ17へと送られる。そして、アキユムレータ17に
おいて冷媒中に混入されて、コンプレツサ12へと送ら
れていく。
【0014】いま、コンプレツサ12が何らかの原因で
破損した場合を考える。この破損により、コンプレツサ
12の構成部品のかけら等が冷媒配管11内に吐出され
てしまう。また、コンプレツサの破損原因となつた(微
細)異物等が冷媒配管11内に存在しているおそれもあ
る。
【0015】そこで、コンプレツサ12を新品に取り替
えた後、空調機器10の洗浄を行うことになる。図2に
示すように冷媒回路11上のアキユムレータ17とコン
プレツサ12との間に、微細異物まで除去可能な洗浄用
フイルタ19を挿設すると共に、接続管25を用いてオ
イルセパレータ13を洗浄用フイルタ19の吸込側に接
続する。従つて、冷媒回路11内を還流する冷媒はコン
プレツサ12に戻る前に必ず洗浄用フイルタ19を通
り、オイルセパレータ13で分離されたオイルもコンプ
レツサ12に戻る前に必ず洗浄用フイルタ19を通る。
【0016】このときの、実際の接続状態を図3に示
す。ここで、20はガスエンジンを、21はガスエンジ
ン20とコンプレツサ12とを接続するベルトを示す。
また、冷媒回路11のコンプレツサ吸入管22は接続管
23を介して洗浄用フイルタ19の吸込側19aに接続
されると共に、オイセパレータ13からの接続管25も
洗浄用フイルタ19の吸込側19aに接続される。一
方、洗浄用フイルタ19の吐出側19bは接続管24を
介してコンプレツサ12の吸入ポートに接続される。
【0017】図4に洗浄用フイルタ19の構成を示す。
ハウジング30内はフイルタ(例えば不織布製)31と
ストレーナ(例えば#100)32により第1室33・
第2室34・第3室35とに区画され、第1室33は洗
浄用フイルタ19の吸込側19aに接続される。また、
第3室35は洗浄用フイルタ19の吐出側19bに接続
される。尚、フイルタ31は、カバー36とプレート3
7との間に張設されたスプリング38により、ストレー
ナ32に向けて付勢されている。
【0018】以上のような洗浄用フイルタの配置が終了
したのち、空調機器10を一定時間(例えば2時間程
度)運転させる。従つて、前述のとおりコンプレツサへ
と還流する冷媒及びオイルの全ては必ず洗浄用フイルタ
19を通過するので、冷媒配管11内の異物及びオイル
セパレータ13でオイルと共に冷媒から分離される異物
が洗浄用フィルタにて除去される。この洗浄作業終了
後、洗浄用フイルタ19及び接続管25を除去する。
【0019】
【発明の効果】以上に示した様に本発明では、空調機器
を運転しながら洗浄を行うので、被空調空間を洗浄中に
おいても快適に保つことができる。また、接続管を用い
てコンプレツサの潤滑用オイルも洗浄用フイルタに導い
ているので、オイルセパレータにて分離されるオイルの
洗浄も可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例の空調機器10の構成図を示す。
【図2】図1の洗浄時における要部構成図を示す。
【図3】図2の実体正面図を示す。
【図4】図3における洗浄用フイルタ19の断面図を示
す。
【符号の説明】
10 空調機器、 11 冷媒回路、 12 コンプレツサ、 13 オイルセパレータ、 14 第1熱交換器、 15 膨張弁、 16 第2熱交換器、 17 アキユムレータ、 18 オイル連通管、 19 洗浄用フイルタ、 25 接続管。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭49−129944(JP,A) 実開 平2−67856(JP,U) 実開 昭59−189069(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F25B 43/00 F25B 43/02

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンプレツサ、オイルセパレータ、第1
    熱交換器、膨張弁、第2熱交換器、及びアキユムレータ
    が直列的に配設される冷媒回路と、前記オイルセパレー
    タから前記アキユムレータへのオイルの連通を許容する
    オイル連通管とを有する空調機器において、前記冷媒回
    路における前記アキユムレータと前記コンプレツサとの
    間に、微細異物まで除去可能な洗浄用フイルタを挿設す
    ると共に、前記オイルセパレータと前記洗浄用フイルタ
    吸込側とを接続管を用いて接続するようにし、前記空調
    機器を一定時間通常運転させた後、前記洗浄用フイルタ
    を除去するようにした空調機器の洗浄方法。
JP03129376A 1991-05-31 1991-05-31 空調機器の洗浄方法 Expired - Lifetime JP3089705B2 (ja)

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JP5949077B2 (ja) * 2012-04-10 2016-07-06 株式会社デンソー フィルタユニット
JP5926710B2 (ja) * 2013-08-06 2016-05-25 株式会社エイ・シー・ピー 冷暖房システムの管路洗浄方法及びこれに用いる管路洗浄器具

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