JP3089492U - 洗浄及び消毒機用蒸気回収装置 - Google Patents

洗浄及び消毒機用蒸気回収装置

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JP3089492U
JP3089492U JP2002002299U JP2002002299U JP3089492U JP 3089492 U JP3089492 U JP 3089492U JP 2002002299 U JP2002002299 U JP 2002002299U JP 2002002299 U JP2002002299 U JP 2002002299U JP 3089492 U JP3089492 U JP 3089492U
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剛 仲
博志 滝川
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仲産業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本考案は、オーバーフロー兼排気管から、外部
への蒸気の流出を無くし、壁面等への結露防止、他機器
への悪影響防止を図ることができる洗浄及び消毒機用蒸
気回収装置を提供する。 【解決手段】本考案の洗浄及び消毒機用蒸気回収装置
は、汚物洗浄消毒機1とオーバーフロー兼排気管5で接
続され、オーバーフロー兼排気管5を介して汚物洗浄消
毒機1からの蒸気の回収と、オーバーフロー水の流通を
行う洗浄及び消毒機用蒸気回収装置10において、冷却
水を貯留したシスターンタンク11と、このシスターン
タンク11内に配置され、下部開口12aがオーバーフ
ロー兼排気管5を介して前記汚物洗浄消毒機1に接続さ
れ、上部側に設けたオーバーフロー兼排気筒12bをシ
スターンタンク11内で開口させた箱状の蒸気回収器1
0と、シスターンタンク11の上壁に設けた空気抜き穴
17とを有するものである。

Description

【考案の詳細な説明】 【考案の属する技術分野】
本考案は、他機器への悪影響を防止することができる等の斬新な構成の洗浄及 び消毒機用蒸気回収装置に関する。
【従来の技術】
従来の汚物洗浄消毒機に用いられる蒸気回収装置においては、図11に示すよ うに、オーバーフロー兼排気管50を備え、オーバーフロー水が流れるオーバー フロー兼排気管50の一部に蒸気を排出する蒸気排出口51を設けて、汚物洗浄 消毒機からの蒸気を前記蒸気排出口51から外気に向けて排出するようにしてい る。
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来におけるオーバーフロー兼排気管50の構成の 場合、一次蒸気消毒の排気処理が蒸気を外気にそのまま出すものであるため、洗 浄槽内の蒸気圧力が上がると前記蒸気排出口51から直接蒸気が外部に出てしま い機外への蒸気洩れを防ぐことができなかった。 このため、オーバーフロー兼排気管50の壁面の結露、他機器への障害(電気 機器壁面のダメージ等)を及ぼすという問題が生じていた。 本考案は、上記事情に鑑みてなされたものであり、オーバーフロー兼排気管か ら外部への蒸気の流出を無くし、壁面等への結露防止、他機器への悪影響防止を 図ることができる洗浄及び消毒機用蒸気回収装置を提供することを目的とするも のである。
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、請求項1記載の洗浄及び消毒機用蒸気回収装置は 、汚物洗浄消毒機とオーバーフロー兼排気管で接続され、オーバーフロー兼排気 管を介して前記汚物洗浄消毒機からの蒸気の回収と、オーバーフロー水の流通を 行う洗浄及び消毒機用蒸気回収装置において、冷却水を貯留したタンクと、この タンク内に配置され、下部開口が前記オーバーフロー兼排気管を介して前記汚物 洗浄消毒機に接続され、上部側に設けたオーバーフロー兼排気筒をタンク内で開 口させた箱状の蒸気回収器と、前記タンクの上壁に設けた空気抜き穴とを有する ことを特徴とするものである。 請求項2記載の考案は、請求項1記載の洗浄及び消毒機用蒸気回収装置におい て、前記蒸気回収器は、その上面又は周囲面のいずれかの面に冷却フィンを列設 していることを特徴とするものである。 本考案によれば、汚物洗浄消毒機内の蒸気圧力が上がると、冷却水の入ったタ ンク内の蒸気回収器内を圧力蒸気が通過し、圧力蒸気が冷やされ水滴となりタン ク内に貯留し、又はオーバーフロー兼排気筒から蒸気回収器内、オーバーフロー 兼排気管を経て汚物洗浄消毒機へ流下する。一方、圧力のかかった空気は前記空 気抜き穴から外部に流出する。 これにより、装置外への蒸気の流出を無くし、壁面等への結露、他機器への悪 影響を防止する(電気機器壁面のダメージを防止する等)ことができる。 また、前記蒸気回収器には、その周囲面のいずれかの面に冷却フィンを列設構 成することができ、特に、前記蒸気回収器の上面に冷却フィンを列設する構成と することで、一層効果的に圧力蒸気の冷却を行い、蒸気の冷却効果の増大と冷却 時間短縮を図ることにより、装置外への蒸気の流出を有効に防止することができ る。
【考案の実施の形態】
以下に本考案の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。 図1は本考案の実施の形態の汚物洗浄消毒機及び蒸気回収装置全体の配管セン サ・系統図を示すものである。 汚物洗浄消毒機1は、洗浄用ポンプP1を接続したヘッダ20と各種電磁弁を 介して接続された消毒機本体1Aと、蒸気発生器3と、消毒機本体1Aの排出口 1bの下部に配置した水濡れセンサS6付きの露受け皿4と、本実施の形態の蒸 気回収装置10に蒸気を供給し、且つ、オーバーフロー水を回収するオーバーフ ロー兼排気管5とを有している。 前記消毒機本体1Aは、温度検出用の温度センサS1、排水管の詰まりを検出 する排水管詰まりセンサS7を備えるとともに、例えば4〜6個構成の外洗ノズ ル6、回転ノズル7、例えば3〜5個構成の尿器ノズル8及び内洗ノズル9を備 えている。 前記蒸気発生器3は、加湿ヒータ3a、過昇サーモS2を備え、給湯系から加 湿電磁弁SV3を介して送られてくる湯水を加湿ヒータ3aにより加湿し、蒸気 を消毒機本体1A内に供給するようになっている。 前記ヘッダ20と外洗ノズル6との間の管路には、外洗電磁弁SV9、SV4 が接続されヘッダ20から消毒機本体1A内の各外洗ノズル6へ供給する洗浄水 の供給を制御するようになっている。 また、前記ヘッダ20と回転ノズル7との間の管路には、回転電磁弁SV5及 びSV6が接続されヘッダ20から消毒機本体1A内の回転ノズル7へ供給する 洗浄水の供給を制御するようになっている。 ヘッダ20と尿器ノズル8との間の管路には、尿器電磁弁SV7が接続されヘ ッダ20から消毒機本体1A内の尿器ノズル8へ供給する洗浄水の供給を制御す るようになっている。 同様に、ヘッダ20と内洗ノズル9との間の管路には、内洗電磁弁SV8が接 続されヘッダ20から消毒機本体1A内の内洗ノズル9へ供給する洗浄水の供給 を制御するようになっている。 前記蒸気回収装置10は、シスターンタンク11内に蒸気回収器12を備える とともに、前記洗浄用ポンプP1、洗剤用ポンプP2、リンス用ポンプP3を各 々接続している。 更に、給水系から給水電磁弁SV1を介して、給湯系から給湯電磁弁SV2を 介して、各々前記蒸気回収装置10に対して給水、給湯するように構成している 。 前記洗剤用ポンプP2には、渇水センサS8付きの洗浄用タンク13が、前記 リンス用ポンプP3には、渇水センサS8付きのリンスタンク14が各々接続さ れている。 前記蒸気回収装置10を構成するシスターンタンク11内の蒸気回収器12に は、オーバーフロー兼排気筒12b、空気抜き穴17が設けられている。 また、シスターンタンク11には満水センサS3、中間センサS4、渇水セン サS5が配置されている。 次に、前記シスターンタンク11、蒸気回収器12の構成について、図2乃至 図10を参照して以下に詳述する。 前記シスターンタンク11は、図2乃至図6に示すように、全体として箱形状 で、正面下部に凹部を有する形状に形成され、内部に冷却水を貯留するとともに 、蒸気回収器12を収納している。シスターンタンク11の上面には図2、図3 に示すように、給水ホース口21を有し、また、前記シスターンタンク11の背 面には、図6に示すように、満水センサS3、中間センサS4、渇水センサS5 が上、中、下の配置で設けられている。更に、前記シスターンタンク11の底面 には、図4に示すように、前記洗浄用ポンプP1が接続されるポンプ口22を設 けている。 シスターンタンク11の内部に収納した蒸気回収器12の構成を図7乃至図9 に示す。 この蒸気回収器12は、前記シスターンタンク11内に収納可能な寸法の箱形 状に形成され、シスターンタンク11から下方に突出させる下部開口12aが前 記オーバーフロー兼排気管5を介して前記汚物洗浄消毒機1に接続され、上部側 に設けたオーバーフロー兼排気筒12bの突出端を、図3に示すように、シスタ ーンタンク11内で空気中に開口させている。 更に、蒸気回収器12の上面には、図7、図8に示すように、帯板状の冷却フ ィン23を多数平行配置に列設している。本考案においては、この冷却フィン2 3は、図示例のように蒸気回収器12の上面に設けて構成する他、蒸気回収器1 2の周囲面のいずれかの面に設けて構成しても良い。 また、前記シスターンタンク11の上壁には、図2に示すように、空気流出用 の空気抜き穴17が、前記オーバーフロー兼排気筒12bの突出端とは異なる位 置となる配置で穿設されている。 以上説明した汚物洗浄消毒機1用の蒸気回収装置10によれば、シスターンタ ンク11内での蒸気の処理を行うものであるため、コンパクトな構成とすること ができる。 そして、実際に前記汚物洗浄消毒機1内の蒸気圧力が上がると、図10に示す ように、冷却水の入ったシスターンタンク11内の蒸気回収器12内を圧力蒸気 が通過し、圧力蒸気が冷やされ水滴となりシスターンタンク11内に貯留し、又 はオーバーフロー兼排気筒12bから蒸気回収器12内、オーバーフロー兼排気 管5を経て汚物洗浄消毒機1へ流下する。 一方、水分が除去され圧力のかかった空気のみが前記空気抜き穴17から外部 に流出する。これにより、装置外への蒸気の流出を無くし、壁面等への結露、他 機器への悪影響を防止する(電気機器壁面のダメージを防止する等)ことができ る。 また、本考案においては、前記冷却フィン23を蒸気回収器12の上面、下面 、左面、右面のいずれかの面に設けて構成しても良いが、図7、図8に示す例の ように蒸気回収器12の上面に冷却フィン23を列設した場合、一層効果的に圧 力蒸気の冷却を行い、蒸気の冷却効果の増大と冷却時間短縮を図り、装置外への 蒸気の流出をより有効に防止することができる。
【考案の効果】
本考案によれば、装置外への蒸気の流出を無くし、壁面等への結露、他機器へ の悪影響を防止することができる洗浄及び消毒機用蒸気回収装置を提供すること ができる。また、効果的に圧力蒸気の冷却を行い、蒸気の冷却効果の増大と冷却 時間短縮を図ることができる洗浄及び消毒機用蒸気回収装置を提供することがで きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施の形態の汚物洗浄消毒機、蒸気回
収装置の配管・センサ系統図である。
【図2】本実施の形態の蒸気回収装置の平面図である。
【図3】本実施の形態の蒸気回収装置の正面図である。
【図4】本実施の形態の蒸気回収装置の底面図である。
【図5】本実施の形態の蒸気回収装置の右側面図であ
る。
【図6】本実施の形態の蒸気回収装置の背面図である。
【図7】本実施の形態の蒸気回収器の平面図である。
【図8】本実施の形態の蒸気回収器の正面図である。
【図9】本実施の形態の蒸気回収器の右側面図である。
【図10】本実施の形態の蒸気回収装置の動作説明図で
ある。
【図11】従来の蒸気回収装置のオーバーフロー兼排気
管を示す部分断面図である。
【符号の説明】
1 汚物洗浄消毒機 1A 消毒機本体 1b 排出口 3 蒸気発生器 3a 加湿ヒータ 4 露受け皿 5 オーバーフロー兼排気管 6 外洗ノズル 7 回転ノズル 8 尿器ノズル 9 内洗ノズル 10 蒸気回収装置 11 シスターンタンク 12 蒸気回収器 12a 下部開口 12b オーバーフロー兼排気筒 13 洗浄用タンク 14 リンスタンク 17 空気抜き穴 20 ヘッダ 21 給水ホース口 22 ポンプ口 23 冷却フィン P1 洗浄用ポンプ P2 洗剤用ポンプ P3 リンス用ポンプ S1 温度センサ S2 過昇サーモ S3 満水センサ S4 中間センサ S5 渇水センサ S6 水漏れセンサ S7 排水管詰まりセンサ S8 渇水センサ SV1 給水電磁弁 SV2 給湯電磁弁 SV3 加湿電磁弁 SV4 外洗電磁弁 SV5 回転電磁弁 SV6 回転電磁弁 SV7 尿器電磁弁 SV8 内洗電磁弁

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】汚物洗浄消毒機とオーバーフロー兼排気管
    で接続され、オーバーフロー兼排気管を介して前記汚物
    洗浄消毒機からの蒸気の回収と、オーバーフロー水の流
    通を行う洗浄及び消毒機用蒸気回収装置において、 冷却水を貯留したタンクと、 このタンク内に配置され、下部開口が前記オーバーフロ
    ー兼排気管を介して前記汚物洗浄消毒機に接続され、上
    部側に設けたオーバーフロー兼排気筒をタンク内で開口
    させた箱状の蒸気回収器と、 前記タンクの上壁に設けた空気抜き穴と、 を有することを特徴とする洗浄及び消毒機用蒸気回収装
    置。
  2. 【請求項2】前記蒸気回収器は、その上面又は周囲面の
    いずれかの面に冷却フィンを列設していることを特徴と
    する請求項1記載の洗浄及び消毒機用蒸気回収装置。
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