JP3244328U - 長靴洗浄装置 - Google Patents

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浩一 木室
貴哉 伊藤
昇 三▲崎▼
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株式会社東産業
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Abstract

【課題】長靴の内部を洗浄することができる長靴洗浄装置を提供する。【解決手段】長靴洗浄装置は、長靴101の内部に差し込まれる吐出部23と、吐出部に液体を供給可能な液体供給部と、吐出部に気体を供給可能な気体供給部と、液体の供給を制御するように構成された液体制御部と、気体の供給を制御するように構成された気体制御部とを備える。吐出部は、長靴に差し込まれる筒状部材41と、筒状部材に設けられ、筒状部材の内部に供給された液体又は気体を筒状部材の外部に吐出する吐出孔54とを備える。【選択図】図3

Description

本開示は長靴洗浄装置に関する。
特許文献1に長靴洗浄装置が開示されている。この長靴洗浄装置は、長靴の外側の表面を洗浄する。
特開2005-218692号公報
特許文献1に記載の長靴洗浄装置は、長靴の内部を洗浄することはできなかった。本開示の1つの局面では、長靴の内部を洗浄することができる長靴洗浄装置を提供することが好ましい。
本開示の1つの局面は、長靴洗浄装置である。長靴洗浄装置は、長靴の内部に差し込まれ、液体又は気体を吐出するように構成された吐出部と、前記吐出部に前記液体を供給可能な液体供給部と、前記吐出部に前記気体を供給可能な気体供給部と、前記液体供給部による前記液体の供給を制御するように構成された液体制御部と、前記気体供給部による前記気体の供給を制御するように構成された気体制御部と、を備える。
前記吐出部は、前記長靴に差し込まれ、前記気体又は前記気体が内部に供給される筒状部材と、前記筒状部材に設けられ、前記筒状部材の内部に供給された前記液体又は前記気体を前記筒状部材の外部に吐出する吐出孔と、を備える。
本開示の1つの局面である長靴洗浄装置は、長靴の内部を洗浄することができる。
長靴洗浄装置の構成を表す側断面図である。 長靴洗浄装置の構成を表す平面図である。 吐出部の構成を表す側面図である。 図3における視点Xから見た筒状部材の形態を表す説明図である。 図3におけるV-V断面を表す断面図である。 図3におけるVI-VI断面を表す断面図である。 別形態の吐出部の構成を表す側面図である。
本開示の例示的な実施形態について図面を参照しながら説明する。
<第1実施形態>
1.長靴洗浄装置1の構成
図1~図6に基づき、長靴洗浄装置1の構成を説明する。図1に示すように、長靴洗浄装置1は、筐体3を備える。筐体3は、上方が開口した箱状の部材である。
図1に示すように、長靴洗浄装置1は、仕切板5、7を備える。仕切板5、7は、筐体3の内部の空間を、上下方向に並ぶ3つの空間に区画している。3つの空間は、上から順に、上空間9、中空間11、下空間13である。下空間13には、液体を溜めることができる。液体として、例えば、洗濯水、すすぎ水等が挙げられる。洗濯水とは、例えば、洗剤の水溶液である。すすぎ水とは、例えば、水道水である。
図1に示すように、長靴洗浄装置1は、ポンプ15を備える。ポンプ15は下空間13に設置されている。ポンプ15は、下空間13に溜められた液体を、後述する供給配管21に送り出す。ポンプ15により送り出された液体は、供給配管21を通り、後述する吐出部23に至り、吐出部23から吐出される。よって、ポンプ15は、吐出部23に液体を供給可能である。ポンプ15は液体供給部に対応する。
図1に示すように、長靴洗浄装置1は、ブロワ25を備える。ブロワ25は中空間11に設置されている。ブロワ25は、中空間11内の気体を、供給配管21に送り出す。ブロワ25により送り出された気体は、供給配管21を通り、吐出部23に至り、吐出部23から吐出される。よって、ブロワ25は、吐出部23に気体を供給可能である。ブロワ25は気体供給部に対応する。気体は、例えば、空気である。ブロワ25は、例えば、室温より温度が高い空気を供給する。室温は25℃である。
図1に示すように、長靴洗浄装置1は、供給配管21を備える。供給配管21は、配管21Aを含む。配管21Aは、ポンプ15から、合流点31まで至る配管である。合流点31は供給配管21における位置を表す。合流点31は中空間11にある。配管21Aは、下空間13から中空間11に至る。仕切板7には孔が形成されており、配管21Aはその孔を通っている。
供給配管21は、配管21Bを含む。配管21Bは、ブロワ25から、合流点31まで至る配管である。配管21Bは中空間11にある。配管21Aと配管21Bとは、合流点31において合流する。
供給配管21は、配管21Cを含む。配管21Cは、合流点31から分岐点33まで至る配管である。分岐点33は供給配管21における位置を表す。配管21C及び分岐点33は中空間11にある。配管21Cは上下方向に延びている。
供給配管21は、配管21D、21E、21Fを含む。配管21D、21Eは、分岐点33において分岐する。配管21Dは、分岐点33から、配管21Fの軸方向における一方の端部35まで至る。配管21Eは、分岐点33から、配管21Fの軸方向における他方の端部37まで至る。端部35、37は、配管21Fの軸方向における両端である。
配管21D、21Eは、中空間11から上空間9に至る。仕切板5には孔が形成されており、配管21D、21Eはその孔を通っている。配管21Fは上空間9にある。配管21Fは横方向に延びる配管である。配管21Dは、配管21Fの端部35に液体又は気体を供給する。配管21Eは、配管21Fの端部37に液体又は気体を供給する。
供給配管21は、複数の配管21Gを含む。複数の配管21Gは上空間9にある。図2に示すように、複数の配管21Gは、それぞれ、配管21Fから分岐している。配管21Gが配管21Fから分岐する位置は、端部35と端部37とに挟まれた部分である。複数の配管21Gは、それぞれ、配管21Fから、横方向に延びている。配管21Gの軸方向と配管21Fの軸方向とは、例えば、直交する。例えば、図2に示すように、上方から見たとき、2つの配管21Gは、配管21Fを挟むように配置されている。複数の配管21Gは、配管21Fの軸方向に沿って、間隔を置いて並んでいる。
なお、配管21Fは第1配管に対応する。配管21D、21Eは第2配管に対応する。配管21Gは第3配管に対応する。
図1、図2に示すように、長靴洗浄装置1は、複数の吐出部23を備える。複数の吐出部23は上空間9にある。任意の1つの吐出部23は、1つの配管21Gに接続している。それぞれの吐出部23は、配管21Gから液体又は気体を供給される。
図3に示すように、吐出部23は、筒状部材41を備える。筒状部材41は、中空の円筒状の部材である。筒状部材41は、第1部41Aと、屈曲部41Bと、第2部41Cとを備える。筒状部材41の形状は、略L字型である。
第1部41Aは、配管21Gの側面における上側から、上方に延びている。第1部41Aの軸方向は、鉛直方向である。屈曲部41Bは、第1部41Aと第2部41Cとの境界にある部分である。屈曲部41Bにおいて、筒状部材41は屈曲している。
第2部41Cは、屈曲部41Bから、筒状部材41の先端41Dまでの部分である。第2部41Cは、水平面に対し鋭角を成す直線に沿って、斜め上方に延びている。屈曲部41Bにおいて、第2部41Cと第1部41Aとが成す角度は、90°より大きく、180°より小さい。
図2に示すように、上方から見たとき、第2部41Cは、基本的には、屈曲部41Bから、配管21Fに向かう方向に延びている。ただし、上方から見たとき、第2部41Cの軸方向と、配管21Gの軸方向とは一致せず、それらは鋭角を成す。
図2に示すように、吐出部23のうち、配管21Dの側にある4つの吐出部23では、上方から見たとき、第2部41Cの軸方向は、配管21Gの軸方向に対し、配管21Dの方向にずれている。吐出部23のうち、配管21Eの側にある6つの吐出部23では、上方から見たとき、第2部41Cの軸方向は、配管21Gの軸方向に対し、配管21Eの方向にずれている。
図3に示すように、吐出部23は、長靴101の開口部103から、長靴101の内部に差し込まれる。吐出部23が長靴101の内部に差し込まれるとき、長靴101の向きは、靴底105が上側となり、開口部103が下側となる向きである。吐出部23が長靴101の内部に差し込まれたとき、第1部41Aは、開口部103から、靴底105に向けて延びる。屈曲部41Bは、長靴101の内部のうち、靴底105の付近に位置する。第2部41Cは、屈曲部41Bから、長靴101のつま先107に向けて延びる。第2部41Cは、靴底105に沿って延びている。先端41Dは、長靴101の内部のうち、つま先107の付近に位置する。
第1部41Aの長さ、屈曲部41Bにおける屈曲の角度、第2部41Cの長さ等は、長靴101の形状や大きさ等に応じて適宜調整することができる。
筒状部材41は、図4に示すように、先端41Dに3個の吐出孔51を備える。図4は、図3に示す視点Xから先端41Dを見たときの図面である。視点Xは、先端41Dから、第2部41Cの軸方向に沿って、第2部41Cから離れる方向に移動した位置である。3個の吐出孔51は、先端41Dにおいて、1つの仮想的な正三角形の頂点の位置に配置されている。吐出孔51は、筒状部材41の内部と外部とを連通する。それぞれの吐出孔51の形状は、例えば、円形である。それぞれの吐出孔51の直径は、例えば、1mm以上7mm以下である。
図3に示すように、筒状部材41は、複数の吐出孔53を備える。それぞれの吐出孔53は、筒状部材41の内部と外部とを連通する。吐出孔53は、第1部41A(ただし、屈曲部41Bの側の部分を除く)の側面に形成されている。
図5に示すように、3個の吐出孔53が、筒状部材41の周方向に沿って、等間隔で形成されている。3個の吐出孔53が筒状部材41の周方向に沿って形成されている部分は、図3に示すように、筒状部材41の軸方向に沿って、間隔をおいて周期的に配置されている。それぞれの吐出孔53の形状は、例えば、円形である。それぞれの吐出孔53の直径は、例えば、1mm以上7mm以下である。
図3に示すように、筒状部材41は、複数の吐出孔54を備える。それぞれの吐出孔54は、筒状部材41の内部と外部とを連通する。吐出孔54は、第1部41Aのうち、屈曲部41Bの側の部分と、第2部41Cとの側面に形成されている。
図6に示すように、4個の吐出孔54が、筒状部材41の周方向に沿って、等間隔で形成されている。4個の吐出孔54が筒状部材41の周方向に沿って形成されている部分は、図3に示すように、筒状部材41の軸方向に沿って、間隔をおいて周期的に配置されている。それぞれの吐出孔54の形状は、例えば、円形である。それぞれの吐出孔54の直径は、例えば、1mm以上7mm以下である。
図3に示すように、吐出部23が長靴101の内部に差し込まれたとき、吐出孔51、53、54は、長靴101の内部に位置する。吐出孔51は、長靴101の内部のうち、つま先107の付近に位置する。吐出孔51、53、54は、筒状部材41の内部に供給された液体又は気体を筒状部材41の外部に吐出する。吐出孔51、53、54から吐出された液体又は気体は、吐出部23が差し込まれた長靴101の内面に噴き付けられる。
図1に示すように、長靴洗浄装置1は、電磁弁61を備える。電磁弁61は、配管21Aに設けられている。電磁弁61は開閉可能である。電磁弁61が開のとき、液体は配管21Aを通り、吐出部23に供給される。電磁弁61が閉のとき、液体は配管21Aを通ることができず、吐出部23に供給されない。よって、電磁弁61はポンプ15による吐出部23への液体の供給を制御する。電磁弁61は液体制御部に対応する。
図1に示すように、長靴洗浄装置1は、電磁弁63を備える。電磁弁63は、配管21Bに設けられている。電磁弁63は開閉可能である。電磁弁63が開のとき、気体は配管21Bを通り、吐出部23に供給される。電磁弁63が閉のとき、気体は配管21Bを通ることができず、吐出部23に供給されない。よって、電磁弁63はブロワ25による吐出部23への気体の供給を制御する。電磁弁63は気体制御部に対応する。
図1に示すように、長靴洗浄装置1は、水道水供給配管71と、電磁弁73とを備える。水道水供給配管71は、上空間9に水道水を供給することが可能である。電磁弁73は、水道水供給配管71を開閉する。
図1に示すように、仕切板5に孔77が形成されている。長靴洗浄装置1は、孔77の下部に戻り配管75を備える。戻り配管75は、孔77から下空間13まで達している。吐出部23から上空間9に吐出された液体は、孔77、及び戻り配管75を通り、下空間13に戻る。
図1に示すように、長靴洗浄装置1は、排出管81と、電磁弁83とを備える。排出管81は、下空間13に溜められた液体を外部に排出する。電磁弁83は排出管81を開閉する。
図1に示すように、長靴洗浄装置1は、水位計85を備える。水位計85は、下空間13に溜められた液体の水位を計測する。
図1に示すように、長靴洗浄装置1は、蓋87を備える。蓋87は、筐体3の上側の開口部を閉じることができる。蓋87は、上空間9の上方を覆うことができる。蓋87は取り外すことができる。蓋87を取り外したとき、作業者は、上空間9において作業をすることができる。作業として、例えば、吐出部23に未洗浄の長靴101を取り付けること、洗浄済みの長靴101を吐出部23から取り外すこと等が挙げられる。
2.長靴洗浄装置1を用いた洗浄方法
長靴洗浄装置1を用いて、例えば、以下のように長靴101を洗浄することができる。
S1:蓋87を取り外し、未洗浄の長靴101を長靴洗浄装置1に取り付ける。このとき、1つの吐出部23は、1つの長靴101の内部に差し込まれる。例えば、複数の長靴101のそれぞれに、1つの吐出部23を差し込む。その後、蓋87を取り付ける。
S2:電磁弁83を閉とした状態で、下空間13に洗濯水を溜める。
S3:電磁弁61を開とし、電磁弁63を閉とした状態で、ポンプ15をオンにする。洗濯水は、下空間13から、供給配管21、及び吐出部23を経て、長靴101の内部に吐出される。長靴101の内部から流れ出た洗濯水は、孔77、及び戻り配管75を通り、下空間13に戻る。S3において、長靴101の内部が洗浄される。
S4:前記S3でポンプ15をオンにした時刻から所定の洗濯時間が経過すると、ポンプ15をオフにする。
S5:電磁弁83を開にし、下空間13から洗濯水を排出する。
S6:電磁弁83を閉にし、下空間13にすすぎ水を貯留する。すすぎ水は、例えば、水道水供給配管71から供給される水道水である。水道水供給配管71から供給された水道水は、孔77、及び戻り配管75を通り、下空間13に流れ込む。
S7:すすぎ水が溜まった後、ポンプ15をオンにする。すすぎ水は、下空間13から、供給配管21、及び吐出部23を経て、長靴101の内部に吐出される。長靴101の内部から流れ出たすすぎ水は、孔77、及び戻り配管75を通り、下空間13に戻る。
S8:前記S7でポンプ15をオンにした時刻から所定のすすぎ時間が経過すると、ポンプ15をオフにする。
S9:電磁弁83を開にし、下空間13からすすぎ水を排出する。
S10:電磁弁61を閉とし、電磁弁63を開とした状態で、ブロワ25をオンにする。ブロワ25により供給された空気は、供給配管21、及び吐出部23を経て、長靴101の内部に吐出される。ブロワ25は例えば、温風を供給する。気体が長靴101の内部に吐出されることで、長靴101の内部が乾燥する。
S11:前記S10でブロワ25をオンにした時刻から所定の乾燥時間が経過すると、ブロワ25をオフにする。
S12:蓋87を取り外し、長靴洗浄装置1から洗浄済みの長靴101を取り外す。
3.長靴洗浄装置1が奏する効果
(1A)長靴洗浄装置1を用いれば、長靴101の内部を容易に洗浄し、乾燥させることができる。
(1B)長靴洗浄装置1において、供給配管21は、横方向に延びる配管21Fと、配管21Fの軸方向における両方の端部35、37に液体及び気体を供給する2本の配管21D、21Eと、配管21Fのうち、端部35、37に挟まれた部分から分岐する複数の配管21Gと、を備える。吐出部23は、配管21Gから液体又は気体を供給される。上記の構造を有することにより、配管21Fに対し、両方の端部35、37のそれぞれから液体及び気体が供給される。その結果、複数の吐出部23の間で、液体及び気体の吐出量のばらつきを抑制することができる。
(1C)長靴洗浄装置1は、略L字型の吐出部23を備える。そのため、図3に示すように、長靴101の開口部103から、つま先107まで、吐出部23を差し込むことができる。
(1D)吐出孔51は筒状部材41の先端41Dに形成されている。また、吐出孔53、54は、筒状部材41の側面に形成されている。そのため、長靴101の内部の洗浄及び乾燥を一層効果的に行うことができる。
<他の実施形態>
以上、本開示の実施形態について説明したが、本開示は上述の実施形態に限定されることなく、種々変形して実施することができる。
(1)吐出部23は、図7に示すものであってもよい。この吐出部23は、基本的には、第1実施形態と同様であるが、第2部41Cが屈曲している点で異なる。第2部41Cは、屈曲部89において屈曲している。屈曲部89における屈曲の角度は、例えば、鈍角である。第2部41Cのうち、屈曲部89から先端41Dまでの部分を、先端部91とする。第2部41Cのうち、屈曲部41Bから屈曲部89までの部分を、根元部93とする。
先端部91の軸方向と第1部41Aの軸方向とが成す角度は、根元部93の軸方向と第1部41Aの軸方向とが成す角度よりも大きい。先端部91の軸方向は、根元部93の軸方向よりも、水平に近い。
吐出部23が図7に示すものである場合でも、第1実施形態の効果を奏する。さらに、吐出部23が図7に示すものである場合、長靴101の形状によっては、吐出部23を長靴101の内部に差し込むことが一層容易である。
(2)長靴洗浄装置1は、蓋87を備えていなくてもよい。
(3)吐出孔51、53、54の位置、数、配列、大きさ等は適宜設定できる。例えば、M個の吐出孔53が、筒状部材41の周方向に沿って、等間隔で形成されていてもよい。Mは、1、2、又は4以上の自然数である。また、N個の吐出孔54が、筒状部材41の周方向に沿って、等間隔で形成されていてもよい。Nは、1~3、又は5以上の自然数である。Nは、例えば、Mより大きい。
(4)筒状部材41は、吐出孔51、53、54のうちの一部のみを備えていてもよい。例えば、筒状部材41は、吐出孔51を備え、吐出孔53、54を備えない。例えば、筒状部材41は、吐出孔53、54を備え、吐出孔51を備えない。
(5)長靴洗浄装置1が備える吐出部23の数は、単数であってもよいし、複数であってもよい。長靴洗浄装置1が備える吐出部23の数は、例えば、1~9又は11以上であってもよい。
(6)電磁弁61の代わりに、チェッキ弁を使用してもよい。電磁弁63の代わりに、チェッキ弁を使用してもよい。
(7)上記各実施形態における1つの構成要素が有する機能を複数の構成要素に分担させたり、複数の構成要素が有する機能を1つの構成要素に発揮させたりしてもよい。また、上記各実施形態の構成の一部を省略してもよい。また、上記各実施形態の構成の少なくとも一部を、他の上記実施形態の構成に対して付加、置換等してもよい。
(8)上述した長靴洗浄装置1の他、当該長靴洗浄装置1を構成要素とするシステム、長靴の洗浄方法、長靴の乾燥方法等、種々の形態で本開示を実現することもできる。
[本明細書が開示する技術思想]
[項目1]
長靴洗浄装置であって、
長靴の内部に差し込まれ、液体又は気体を吐出するように構成された吐出部と、
前記吐出部に前記液体を供給可能な液体供給部と、
前記吐出部に前記気体を供給可能な気体供給部と、
前記液体供給部による前記液体の供給を制御するように構成された液体制御部と、
前記気体供給部による前記気体の供給を制御するように構成された気体制御部と、
を備え、
前記吐出部は、
前記長靴に差し込まれ、前記気体又は前記気体が内部に供給される筒状部材と、
前記筒状部材に設けられ、前記筒状部材の内部に供給された前記液体又は前記気体を前記筒状部材の外部に吐出する吐出孔と、
を備える、
長靴洗浄装置。
[項目2]
項目1に記載の長靴洗浄装置であって、
前記液体又は前記気体を前記吐出部に供給する供給配管をさらに備え、
前記供給配管は、
横方向に延びる第1配管と、
前記第1配管の軸方向における両端に前記液体又は前記気体を供給する2本の第2配管と、
前記第1配管のうち、前記両端に挟まれた部分から分岐する複数の第3配管と、
を備え、
前記吐出部は、前記第3配管から前記液体又は前記気体を供給される、
長靴洗浄装置。
[項目3]
項目1又は2に記載の長靴洗浄装置であって、
前記吐出部は、略L字型の形状を有する、
長靴洗浄装置。
[項目4]
項目1~3のいずれか1つの項目に記載の長靴洗浄装置であって、
前記吐出孔は、前記筒状部材の先端と側面とにそれぞれ形成されている、
長靴洗浄装置。
1…長靴洗浄装置、3…筐体、5、7…仕切板、9…上空間、11…中空間、13…下空間、15…ポンプ、21…供給配管、21A、21B、21C、21D、21E、21F、21G…配管、23…吐出部、25…ブロワ、31…合流点、33…分岐点、35、37…端部、41…筒状部材、41A…第1部、41B…屈曲部、41C…第2部、41D…先端、51、53、54…吐出孔、61、63、73、83…電磁弁、71…水道水供給配管、75…戻り配管、77…孔、81…排出管、87…蓋、89…屈曲部、91…先端部、93…根元部、101…長靴、103…開口部、105…靴底、107…つま先

Claims (4)

  1. 長靴洗浄装置であって、
    長靴の内部に差し込まれ、液体又は気体を吐出するように構成された吐出部と、
    前記吐出部に前記液体を供給可能な液体供給部と、
    前記吐出部に前記気体を供給可能な気体供給部と、
    前記液体供給部による前記液体の供給を制御するように構成された液体制御部と、
    前記気体供給部による前記気体の供給を制御するように構成された気体制御部と、
    を備え、
    前記吐出部は、
    前記長靴に差し込まれ、前記気体又は前記気体が内部に供給される筒状部材と、
    前記筒状部材に設けられ、前記筒状部材の内部に供給された前記液体又は前記気体を前記筒状部材の外部に吐出する吐出孔と、
    を備える、
    長靴洗浄装置。
  2. 請求項1に記載の長靴洗浄装置であって、
    前記液体又は前記気体を前記吐出部に供給する供給配管をさらに備え、
    前記供給配管は、
    横方向に延びる第1配管と、
    前記第1配管の軸方向における両端に前記液体又は前記気体を供給する2本の第2配管と、
    前記第1配管のうち、前記両端に挟まれた部分から分岐する複数の第3配管と、
    を備え、
    前記吐出部は、前記第3配管から前記液体又は前記気体を供給される、
    長靴洗浄装置。
  3. 請求項1又は2に記載の長靴洗浄装置であって、
    前記吐出部は、略L字型の形状を有する、
    長靴洗浄装置。
  4. 請求項1又は2に記載の長靴洗浄装置であって、
    前記吐出孔は、前記筒状部材の先端と側面とにそれぞれ形成されている、
    長靴洗浄装置。
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