JP3089406B2 - 大きさ計測用磁気抵抗センサー及び大きさ計測装置 - Google Patents

大きさ計測用磁気抵抗センサー及び大きさ計測装置

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JP3089406B2
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    • G01R33/09Magnetoresistive devices
    • G01R33/096Magnetoresistive devices anisotropic magnetoresistance sensors

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の利用分野】この発明は、磁気抵抗センサーと、
そのようなセンサーを有した大きさ計測装置に関する。
より具体的には、本発明は、磁気抵抗センサーにおけ
磁気抵抗電極の配置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、工業に使用されている長さや角
度位置を計測する為の電子装置は、一般に、或るものは
矛盾しているような幾つかの制約を満足しなければなら
ない。それら装置は、十分な精度と分解能力を提供しな
ければならないし、また振動や埃、油、湿気等の汚染を
こうむる環境で使用できるものでなければならない。こ
れらのセンサーに更に期待されているのは、高速計測を
行って、可能な限り低い電気消費でありながら、大きな
調節や適合化を行わずに小容積の装置内に容易に組込ま
れることである。
【0003】異なった原理に基づいた異なったタイプの
計測装置は、これらの種々の要件を満足するべく使用さ
れている。特に、スケールに対するセンサーの変位によ
って惹起される容量の変化を利用した計測システムは、
例えばキャリパーのような携帯装置に特に広く使用され
ている。これらの装置は、機能を発揮するために充分に
清掃されていなければならないし、かくして湿気の多い
環境や、例えば、潤滑剤や油の飛沫をかぶる環境では満
足のいくような機能は発揮しない。磁気抵抗電極の原理
に基づいて長さを計測する装置は、例えばドイツ特許第
4233331号(IMO)に提案されており、汚れに
対してより優れた抵抗力を発揮する。この文献に説明さ
れている装置は、2つの計測ブリッジを形成するように
接続された磁気抵抗電極アレーを備えたセンサーから構
成されている。電極は、全ての経路が同一面で見受けら
れるもので、即ち何ら経路交差が必要とされないように
配置され且つ接続されている。センサーは、スライド上
に搭載されており、磁化周期λで磁化されるスケールの
反対に移動される。センサーの磁気抵抗電極は、スケー
ルの2周期に等しい長さに渡って分散されている。スケ
ールに対するセンサーの変位は、センサーの各種の磁気
抵抗電極に加えられる磁場を変化させ、それでそれらの
抵抗を変化させる。計測ブリッジに張力をかけることに
よって、電気信号は、スケールに沿ったセンサー位置の
周期関数となって、それらブリッジの出力部で受信され
る。
【0004】2つの計測ブリッジは、λ/2だけ位相シ
フトされた4つの磁気抵抗電極から構成されている。各
ブリッジの対応した電極は、λ/4だけ位相シフトされ
た位置を占めている。2つのブリッジの電極は、交互に
混在されている。この文献は、更に理髪店の広告ポール
構造の利用を示唆している。理髪店の広告ポール構造の
一般的な論理は、1992年6月25日にドイツのドル
トムントで開催された『磁気抵抗センサーの基礎と製造
と応用』のシンポジウムにおいてF.デットマン氏と
U.ロレイト氏によって説明された。理髪店の広告ポー
ル構造は、電極の軸線に対して約45°傾斜した導電材
製の細い平行なバンドを磁気抵抗電極に組み込むことで
得られる。これらの導電バンドは、等電位線となってお
り;バンド間において電流は最短経路を取り、かくして
磁気抵抗電極の軸線に対して45°傾斜して流れる。こ
の構造は、電流Iのベクトル方向を変えられるようにし
ている。磁気抵抗電極の抵抗は、磁化ベクトルと電流ベ
クトルの間の角度の関数となっているので、理髪店の広
告ポール構造は、センサーの変位によって惹起される電
極抵抗の変化の方向と程度の対して制御可能となってい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】計測ブリッジの各枝部
分は、スケールによって発生される比較的小さな磁場に
反応する為に充分な幅を有していなければならない単一
の磁気抵抗電極から構成されている。ブリッジの枝部分
の抵抗は、かくして小さく、大きな電流が計測ブリッジ
を貫流する。従って、この装置は高い電流消費を行う。
【0006】ヨーロッパ特許第0624778号(ハイ
デンハイン)は、磁気抵抗電極製の2つのブリッジから
成る計測装置について説明しており、その各ブリッジ
は、4つの枝部分から構成されている。各ブリッジの枝
部分は、最大限2つの磁気抵抗電極から造られている
(図3d参照)。この構成で入手可能なブリッジの枝部
分の電気抵抗は、低いままとなっている。この文献は、
また電気消費量を減らすように磁気抵抗電極を配置し接
続する解決策を何ら示唆しておらず、その結果説明され
ているセンサーは、例えば携帯キャリパーにおける自動
給電式携帯装置に使用するのには適さない。
【0007】米国特許第5036276号(セイコーエ
プソン)は、π/4だけ位相シフトされた4つの計測ブ
リッジを計測するように電極が接続された磁気抵抗電極
を有した別のセンサーについて説明している。ブリッジ
の各枝部分は、単一の磁気抵抗電極によって形成されて
いる。センサーの合計抵抗は、かくして枝部分が単一の
電極から構成された平行な4つのブリッジのものに相当
しており、電気消費量が重要でない装置にそのセンサー
の使用が限定されるように特に低いものとなっている。
【0008】本発明の目的は、従来技術に対して改良さ
れた長さ及び若しくは角度の計測装置用磁気抵抗センサ
ーを提供するものである。特に、本発明の目的は、高い
感度で、また低い電気消費で高精度な計測を可能にする
磁気抵抗センサーを提供するものである。別の目的は、
在来の計測装置に容易に組込まれる磁気抵抗センサーを
提供する。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、これら
の目的は、直線の又は角度の大きさを計測するために、
周期λで磁化されるスケールに対して移動されるように
なっていて、また各計測ブリッジが4組の磁気抵抗電極
によって形成されているn個の計測ブリッジを形成する
ように接続された磁気抵抗電極を備え、各組を構成して
いる磁気抵抗電極が直列に接続され、磁気抵抗電極が最
大限2組の同じ計測ブリッジから成るy個の連続した磁
気抵抗電極から各々が構成されたx個のグループを構成
するように長手方向に配分され、グループ当りの磁気抵
抗電極の数yが8より大きくなっているセンサーによっ
て達成される。
【0010】
【発明の実施の形態】明細書に記載されている例示の実
施例を読むとより明らかになるように、互いに対し磁気
抵抗電極を配列し接続する為のこの特定のルールは、計
測ブリッジが創造されるようにしており、その枝部分が
直列に接続された多数の磁気抵抗電極から、例えば、直
列に接続された8個の磁気抵抗電極から構成されてい
る。ブリッジの合計抵抗は、かくして大幅に増大され、
それでキャリパーのようなバッテリー電源の装置に使用
する為に十分なレベルにまで電気消費量が低減されるよ
うに成っている。
【0011】本発明は、例示され且つ添付図面に図解さ
れた説明を読むことで、より良く理解されよう。図1
は、スケール部2の上方にセンサー部1を線図で図解し
ている。スケールは、xと−xの水平方向に沿って周期
的な磁化を行う。磁化周期又はスケール周期はλに等し
く、即ち、所定方向へ磁化されるセグメント20,21
の長さは、λ/2に等しい。
【0012】スケール2は、好ましくは計測装置の本体
に対して固定されているが、磁気抵抗センサー1は、ス
ケール上方で若干距離をおいて移動される。計測装置が
計測コラムやキャリパーを構成する場合、スケール2
は、装置のフレームと一体となっているのに対し、セン
サー1は、フレーム又はスケールに沿って摺動できるス
ライドに接続されている。センサーの長さは、一般にス
ケールの大きさに対して約1/10〜1/50程度の数
センチの大きさを有している。他の配置、特にスケール
とセンサーを反対にすることも可能である。角度や軸の
旋回を計測する装置の場合、スケールは、軸の周囲の電
極アレーから造られ、センサーは、その軸周りの円筒リ
ングに設置される。
【0013】スケールは、例えば高い保磁力を有した素
材(フェライト)が上に設置されるアルミニウム製バン
ドによって達成される。スケールの表面上では、水平な
磁場HX (x)は、長手方向位置xの事実上の矩形関
数となっており、;λを法とした{0−λ/2}の間に
包含されるxに対してはHX (x)=H0 で、λを
法とした{λ/2−λ}の間に包含されるxに対しては
HX (x)=−H0である。スケールからの十分な距
離aでは、磁場HX (x)は、位置xのシヌソィド関
数となっており、距離aが増大すると正弦の近似値は改
善される。スケールとセンサーの間の磁場HX (x)
のベクトル方向は、図1において矢印によって図示され
ている。
【0014】スケールの表面におる磁場H0 は、好ま
しくは10から100kA/mの間隔内に含まれ、割合
を示す:HX (a)=H0 ・e−2πa/λに従っ
て表面の距離aに対して指数関数的に減少する。
【0015】スケールに非常に接近して移動するセンサ
ーを備えた計測システムを完成することは機械的に困難
である。装置のコストによって、かくしてセンサーと
ケールの間の距離aに或る制約が加えられる。従って、
従来技術の磁気抵抗装置は、例えば高さ計測コラムや工
作機械や光学顕微鏡等高価な装置に限定されて来た。こ
のタイプの装置に対して、スケールからおよそ0.1mm
程度の距離でセンサーが移動できるように充分に正確な
操作技巧を用いることができる。本発明に係るセンサー
は、およそ200から700μm程度のスケールからの
距離で、好ましくは500μmで機能でき、それで当該
スケールがキャリパー型の携帯装置に使用され得ること
が後で分かるであろう。
【0016】スケールとセンサーの間の距離aがスケー
ルの半分の周期λ/2に等しい場合、磁場H(a)は、
スケールの表面における磁場H0 の値のほんの4%を
既に表しているだけである。従って、センサー1上で十
分な磁場を得るために十分なスケール周期λを用いるこ
とが必要である。他方、λを縮小することで、我々は距
離aで収集される磁場HX (x)のサインカーブ形状
を改善する。選ばれたスケール周期λは、かくして必然
的に妥協的なものとなっている。試行することで、上で
示された距離aに対して最適な結果が0.5mmと1.5
mmの間の、好ましくは1mmのλの値で得られることが判
っている。
【0017】センサー1には、磁気抵抗電極100(特
に図4に見られる)が設けられている。磁気抵抗電極に
は、理髪店の広告ポール構造が、即ち電極の軸線に対し
て約+/−45°で傾斜した導電材製の細い平行なバン
ドが設けられている。電極の半分は、+45°を向いた
理髪店の広告ポールが設けられているのに対して、残り
の半分には、−45°を向いた理髪店の広告ポールが設
けられている。+45°を向いた理髪店の広告ポール構
造を備えた磁気抵抗電極上では、同一磁場Hは、−45
°を向いた理髪店の広告ポール構造を備えた磁気抵抗電
極上で発生されたものの反対の抵抗変化△rを発生する
ことを示すことができる。
【0018】磁気抵抗電極100は、x個のグループ1
0の、図1でほんの幾つかが図示されているだけである
が、この例では24グループの連続した電極を構成する
ようにセンサー1上の長手方向に配分されている。24
グループの磁気抵抗電極の配列は、図3に示されてい
る。各グループは、長さw上に分散されたy個の磁気抵
抗電極100から、この例ではλ/4、即ち0.25mm
に等しい長さw上に分散された24個の電極から構成さ
れている。センサー1上の磁気抵抗電極100の合計数
は、かくしてx・y=24・24=576に等しい。2
つの連続したグループは、λ/4だけ位相シフトされて
いるために、2つの連続したグループによって受信され
た信号間の位相シフトは90°である。
【0019】図2は、センサー上の異なった磁気抵抗電
極100が2つの計測ブリッジを形成するように接続さ
れる様式を示している。各計測ブリッジは、4つの枝部
分から構成されており、各枝部分は1組の磁気抵抗電極
ABCD、A’B’C’D’から各々構成されている。
2つの計測ブリッジは、電圧UP とUN の間で給電
されている。各組の電極A、B、C、D、A’、B’、
C’、D’は、この例では直列に接続された72個の電
極から構成されている。もし、磁気抵抗電極100が約
1mm程度の長さと約5μm前後の幅を有していれば、通
常の磁気抵抗材で各組の磁気抵抗電極用に、即ち各ブリ
ッジ用に10kΩより大きな、好ましくは50kΩより
大きな高抵抗を得ることができる。2つの計測ブリッジ
を貫流する電流は、かくして非常に弱く、これで従来技
術の装置に関しては電気消費が制限されるようにすると
共に、例えばバッテリーによってセンサーに電力供給で
きるようにしている。
【0020】第2ブリッジA’B’C’D’の4組
A’、B’、C’、D’は、12の奇数番号をつけた各
グループから成り、即ちλ/2、3λ/2等の等しいセ
ンサーに沿った位置を占めている。他方、第1ブリッジ
ABCDの4組A、B、C、Dは、12の奇数番号をつ
けた各グループから成り、即ち0、λ等に等しいセンサ
ーに沿った位置を占めている。第2ブリッジの出力部C
C’で受信される信号は、第1ブリッジの出力部SS’
で受信される信号に対して90°だけ位相シフトされて
いる。
【0021】次の表1は、第1ブリッジの電極A、B、
C、Dと第2ブリッジA’、B’、C’、D’の異なっ
た組の構成要素を要約している:
【表1】
【0022】電極の各組は、同じ位相の第1位置を占め
且つ第1方向に従って向きを合わせた理髪店の看板ポー
ル構造を備えた36個の磁気抵抗電極の半分の組と、第
1位置に対して180°だけ位相シフトされた位置を占
め且つ第2方向に従って向きを合わせた理髪店の看板ポ
ール構造を備えた36個の他の電極の第2の半分の組と
から構成されている。2つの半分の組では、磁場HX
(x)によって惹起される抵抗の変化は、かくしてセン
サーの或る位置xに対して同じである。
【0023】電極Bの組は、電極Aの組と同じグループ
から成るが、しかし、理髪店の看板ポール構造の向き
は、反対になっている。同様に、各組B’、D及びD’
は、各組A’、C及びC’と同じグループから構成さ
れ、理髪店の看板ポール構造の向きは、各々の場所で反
対になっている。かくして計測ブリッジの電圧分割器A
B、CD及びA’B’、C’D’はセンサーの同一部分
から成る磁気抵抗電極から構成され;従ってスケールの
磁化の際の局部的変化は、各計測ブリッジ内において補
償されている。
【0024】組Cの電極は、組Aの電極に対して180
°だけ位相シフトされた位置を占めており、また理髪店
の看板ポール構造については同じ方向を共有している。
同様なことが、各組B、A’とB’の電極に対して各組
D、C’とD’の電極に当てはまる。この構成は、特に
図3に見られ、そこでは、2つの文字と2つの符号/及
び\は、各グループの上方でそれを構成する電極の組と
選択された理髪店の看板ポール構造の向きを示してい
る。理髪店の看板ポール構造は、更に図4に示されたグ
ループの電極上に直接的に示されている。
【0025】各磁気抵抗電極の抵抗は、印加される磁場
HX (x)の関数である。十分な距離a(ここでは、
0.5mm)では、HX (x)は、ただ近似的に正弦関
数となっているだけであり、またそれで調波を含んでい
ることが判っている。従って、各磁気抵抗電極100の
抵抗R(x)は、センサー1がスケール2によって発生
された磁場内で移動するとほぼサインカーブ状に変化す
る。ブリッジの一方ABCD又はA’B’C’D’にお
ける電極100の各組の抵抗は、この組を構成する直列
接続された72個の電極の抵抗の合計に等しい。これら
72個の電極は、同じ位相位置(又は180°だけ位相
シフトされ、理髪店の看板ポールの向きが反対の位置)
を占める6グループに配分されている。図5は、同じグ
ループ10個のまた同じ組の12個の磁気抵抗電極と、
これら12個の電極の各々においてスケールによって発
生された磁場HX の4つの調波n=1〜n=4を示し
ている。電極A〜D’の各組の抵抗R(x)は、(λ/
2を法とした)位置xの周りで幅wに渡って分散され
た、また(組当り6グループの)6が掛けられた12個
の磁気抵抗電極100の抵抗に等しい。従って、電極の
組の抵抗は、位置[X−w/2;X+w/2]の間のH
X (x)の値を考慮することになる。この平均化は、
HX (x)の調波がw=λ/4のような長さで大幅に
減衰されるようにし;高い方の調波のプラス成分とマイ
ナス成分が自から補完しているのを示すことは図面から
理解でき、また容易なことである。かくして、この平均
化は、計測の正確さを改善できるようにする。調波の減
衰は、平均化が行われる電極の数に左右されるが、この
例では、グループがw=λ/4上に配分された24個の
電極から構成されると、調波n=3の減衰は、約10d
Bに等しくなる。
【0026】技術的に強要された或るスケール周期λと
電極幅に対して、グループの幅wを増大させ且つ信号の
平均化と調波の弱化を改善するために、多数の磁気抵抗
電極から構成されたグループを使用することはかくして
有利なことである。
【0027】グループ当りの電極数の増加は、グループ
幅wとスケールピッチλの同時発生の増加から同様に帰
結できる。この場合、距離aにおけるHX (x)のサ
インカーブ形状を乱さずに、λの増大によって磁場HX
の値が磁気抵抗電極のレベルまで増大できるように
し、かくしてそれらの感度を増大させる。
【0028】wとλを一定に保つことによって、グルー
プ当りの電極の数yの増加は(適用された技術の限度内
で)、それらの幅を狭めることで実施される。かくし
て、人はそれらの抵抗の増大を管理し、それによってセ
ンサーの電気消費量が削減される。電極の幅を狭めるこ
とは、それらの数の増加によって補償されるので、この
ために本装置の感度について何ら具体的な結果を招くこ
とが無い。
【0029】本発明によれば、グループ当りの電極の数
yは従って意図的に大きくなっており、いかなる場合も
8より大きく、図示された例では24となっている。2
つの計測ブリッジを造るために、8組の電極が必要とさ
れるが、それらは(少なくとも)4グループから構成さ
れなければならない。n=2の計測ブリッジが使用され
ることが決められている場合、グループに対して4の倍
数、例えば4、8、12、16、20、24、32、3
6、40又は48の数xが選択される。もし人が電極の
半分の組を、即ち2つの反対向きの理髪店の看板ポール
構造の電極から造られた組を使用したいならば、8の倍
数の値に限定される。
【0030】図4は、+45°の向きの理髪店の看板ポ
ール構造を有した第1組Aと、−45°の向きの理髪店
の看板ポール構造を有した第2組Bとから成る磁気抵抗
電極100のグループ10を例示的に図示している。選
択されたシーケンスABBAABBABB……等は、一
方で同じグループにおける2組の、ここではAとBの電
極の重心が確実に重ね合わされるようにしており、また
他方で、全ての電極が交差すること無しに単一面で相互
に確実に接続されるようにしていることに注目されよ
う。図3に示されているように、このグループの各電極
A、Bは、λ/2で隔設されたグループの各電極A、B
と直列に接続されており、また各々−45°、+45°
を向いた理髪店の看板ポール構造が設けられている。グ
ループ10を相互に接続するのに何らブリッジや交差は
必要とされない。
【0031】当業者は、彼の色々なニーズに適合した幾
つかの変形例において本発明を使用することができよ
う。特に、使用される計測ブリッジの数nは、2と違う
ものにでき、計測は更に単一の計測ブリッジか、又は例
えば120°だけ位相シフトされた3つのブリッジで実
施される。この最後のケースでは、例えば電極のグルー
プをλ/3に等しい長さwにおいて分散させ、かくして
それらを更に多い電極で構成させることができる。更
に、+/−45°以外の角度を向いた理髪店の看板ポー
ル構造を使用することで、センサー上にグループ10を
配分し且つグループ10内に電極100を配分する大き
な自由度を獲得することができる。最後に、電極のグル
ープは更に、2つの相互に入り組んだ組よりもむしろ単
一の組からの電極からも構成されることに同様に注目さ
れよう。
【図面の簡単な説明】
【図1】磁気抵抗電極の幾つかのグループがセンサー部
上に見受けられ、更に磁場Hがセンサー部上でスケール
部によって発生されているのを図示しており、スケール
部とセンサー部の概略斜視図を示している。
【図2】異なったスケール電極が2つの計測ブリッジを
構成するように接続される様式を示した電気配線図を示
している。
【図3】グループにおけるセンサーの磁気抵抗電極の空
間的の配分を、線図で示している。
【図4】グループ内における磁気抵抗電極の配列を線図
で示している。
【図5】電極のグループによって得られた平均化の効果
を線図で示している。
【符号の説明】
1 センサー 2 スケール 10 グループ 100 磁気抵抗電極 ABCD ブリッジ A’B’C’D’ ブリッジ A〜D 組 A’〜D’ 組
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−55502(JP,A) 特開 平7−4988(JP,A) 特開 昭62−269011(JP,A) 特開 平7−55408(JP,A) 特開 平8−193839(JP,A) 実開 平1−129620(JP,U) 米国特許5036276(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01D 5/00 - 5/62 G01B 7/00 G01R 33/09 H01L 43/08

Claims (18)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気抵抗電極(100)を備え、直線の
    又は角度の大きさを計測するために周期λで磁化される
    スケール(2)に対して移動するセンサー(1)であっ
    て、 各々二以上の磁気抵抗電極(100)からなる磁気抵抗
    電極Aの組と磁気抵抗電極Bの組と磁気抵抗電極Cの組
    と磁気抵抗電極Dの組の四種類の各磁気抵抗電極を接続
    した計測ブリッジと、 各々二以上の磁気抵抗電極(100)からなる磁気抵抗
    電極A’の組と磁気抵抗電極B’の組と磁気抵抗電極
    C’の組と磁気抵抗電極D’の組の四種類の各磁気抵抗
    電極を接続した計測ブリッジとを有し、 これらの計測ブリッジの全ての磁気抵抗電極(100)
    は、複数のグループ(10)毎に配分されてセンサー
    (1)の長手方向に配設されるものであり、 前記各組内において全ての磁気抵抗電極(100)を直
    列に接続して構成されており、 前記各グループ(10)は同じ計測ブリッジの二種類の
    組からなる磁気抵抗電極(100)により構成されると
    共に長さW上に同一間隔で連続して配設し、 該各グループ(10)当りの磁気抵抗電極(100)の
    数が、8より大きいことを特徴とする大きさ計測用磁気
    抵抗センサー。
  2. 【請求項2】 少なくとも或る磁気抵抗電極(100)
    は、理髪店の看板ポール構造を保持していることを特徴
    とする請求項1記載の大きさ計測用磁気抵抗センサー。
  3. 【請求項3】 上記グループ(10)の磁気抵抗電極
    (100)は、2種類の組(AB,A’B’;CD,
    C’D’)から成り、同じグループ(10)における2
    組の磁気抵抗電極の重心とそれらの理髪店の看板ポール
    構造とは、スケール(2)から到来する同じ磁場がそれ
    ら2組の磁気抵抗電極(100)において対向する磁気
    変化を誘発するように選定されていることを特徴とする
    請求項2記載の大きさ計測用磁気抵抗センサー。
  4. 【請求項4】 各グループ(10)における2種類の組
    (例えば、AとB)の磁気抵抗電極(100)の順番
    は、一の種類の組に属する磁気抵抗電極(100)の次
    に他の種類の組に属する磁気抵抗電極(100)が2つ
    続き、その次に一の種類の組に属する磁気抵抗電極(1
    00)が続く構成を順次連続した構成であるABBAA
    BBA…型となっていることを特徴とする請求項3記載
    の大きさ計測用磁気抵抗センサー。
  5. 【請求項5】 連続的するグループ(10)は、各々1
    80°/nだけ位相シフトされていることを特徴とする
    請求項4記載の大きさ計測用磁気抵抗センサー。
  6. 【請求項6】 グループ(10)に配設される各計測ブ
    リッジ(ABCD;A’B’C’D’)の各組の磁気抵
    抗電極(100)は、180°だけ位相シフトされた対
    をなす磁気抵抗電極(100)からなることを特徴とす
    る請求項5記載の大きさ計測用磁気抵抗センサー。
  7. 【請求項7】 グループ(10)に配設される各計測ブ
    リッジ(ABCD;A’B’C’D’)の各組の磁気抵
    抗電極(100)は、同じ位相を有する同じ組に属する
    磁気抵抗電極(100)を少なくとも2つのグループ
    (10)に各々配設されるものであることを特徴とする
    請求項1記載の大きさ計測用磁気抵抗センサー。
  8. 【請求項8】 各組に属する磁気抵抗電極(100)
    は、その組毎に180°だけ位相シフトされ且つ反対方
    向の理髪店の広告ポール構造を備えた磁気抵抗電極(1
    00)を有し、少なくとも2つのグループ(10)から
    なることを特徴とする請求項2記載の大きさ計測用磁気
    抵抗センサー。
  9. 【請求項9】 計測ブリッジ(ABCD;A’B’C’
    D’)は2種類からなり、またグループ(10)の数は
    8の整数倍であり、また各組の磁気抵抗電極(100)
    は、同位相で且つ理髪店の広告ポール構造が第1方向を
    向いた少なくとも2つの第1グループと、上記第1グル
    ープに対して180°だけ位相シフトされ且つ理髪店の
    広告ポール構造が第1方向の反対の第2方向を向いた少
    なくとも2つの第2グループとから構成されていること
    を特徴とする請求項1記載の大きさ計測用磁気抵抗セン
    サー。
  10. 【請求項10】 二種類の各計測ブリッジ(ABCD;
    A’B’C’D’)は各計測ブリッジ毎に各々種類の異
    なる4組の磁気抵抗電極(100)から構成されてお
    り、このうちの一の計測ブリッジの2種類の組の全ての
    磁気抵抗電極(100)は、第1グループの半分に配分
    され、残りの2種類の組の全ての電極は、第2グループ
    の半分にそれぞれ配分されており、他の計測ブリッジの
    2種類の組の全ての磁気抵抗電極(100)は、第1グ
    ループの半分に配分され、残りの2種類の組の全ての電
    極は、第2グループの半分にそれぞれ配分されているこ
    とを特徴とする請求項9記載の大きさ計測用磁気抵抗セ
    ンサー。
  11. 【請求項11】 グループ(10)の数が24よりなる
    ことを特徴とする請求項10記載の大きさ計測用磁気抵
    抗センサー。
  12. 【請求項12】 グループ(10)当りの磁気抵抗電極
    (100)の数は、24よりなることを特徴とする請求
    項11記載の大きさ計測用磁気抵抗センサー。
  13. 【請求項13】 周期λは、0.5mm乃至1.5mmの間
    隔であることを特徴とする請求項1記載の大きさ計測用
    磁気抵抗センサー。
  14. 【請求項14】 一の計測ブリッジの各組の磁気抵抗電
    極(100)の合計抵抗は10kΩより大きいことを特
    徴とする請求項13記載の大きさ計測用磁気抵抗センサ
    ー。
  15. 【請求項15】 磁気抵抗電極(100)は、周期λの
    少なくとも4倍の長さに亘って配分されていることを特
    徴とする請求項14記載の大きさ計測用磁気抵抗センサ
    ー。
  16. 【請求項16】 磁化周期λで磁化されるスケール
    (2)と、該スケール(2)に対して移動され得る請求
    項1乃至15のいずれか一記載の大きさ計測用磁気抵抗
    センサーとから構成されていることを特徴とする大きさ
    計測装置。
  17. 【請求項17】 スケール(2)と磁気抵抗電極(10
    0)との間の距離は、200μm乃至700μmの間隔
    に配置されていることを特徴とする請求項16記載の大
    きさ計測装置。
  18. 【請求項18】 バッテリーで電力供給されることを特
    徴とする請求項16記載の大きさ計測装置。
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