JP3089344B2 - 電動床下収納庫 - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は収納ケースの昇降動作と
蓋の開閉動作を連動させた電動床下収納庫に関する。

【０００２】

【従来技術及びその課題】従来、床の開口部に付設した
蓋の開閉と当該開口部の内方に配した収納ケースの昇降
を連動させた電動床下収納庫としては、実公昭５７−３
６７５９号公報で開示される床下収納箱装置、実公昭５
８−３０９０６号公報で開示される床下収納装置、実開
昭６４−７６４６号公報で開示される床下収納装置等が
知られている。この種の電動床下収納庫はいずれも収納
ケースを動力式の昇降装置により昇降させるとともに、
上昇時には収納ケースの上端により床にヒンジ結合した
蓋の下面を直接的に押し上げ、収納ケースの上昇動作と
蓋の開動作を同時に行うものである。

【０００３】しかし、このような従来の電動床下収納庫
は構造上、ヒンジに近接した位置を押し上げざるを得な
いため、蓋を押し上げるためのモーメントが著しく大き
くなり、大型の昇降装置が必要になるとともに、ヒンジ
にも機械的強度が要求される。また、蓋のみを開けたい
場合にも必ず収納ケースを上昇させる必要があるなど、
使い勝手が悪く、しかも、極めて非経済的となる難点が
あった。

【０００４】このため、蓋の開閉と収納ケースの昇降を
連動させるも、使用時には蓋を全開した後に、収納ケー
スを上昇させ、格納時には収納ケースを完全に下降させ
た後に、蓋を閉じるようにした床下収納庫昇降装置に於
ける蓋体開閉機構も特開昭５７−１９４６６号公報で提
案されている。

【０００５】しかし、同公報開示の蓋体開閉機構はワイ
ヤを用いる固有の構造となるため、ワイヤを利用しない
昇降装置には全く適用できず、汎用性に乏しいととも
に、引張りに基づいて開蓋を行うため、ヒンジから蓋の
反対側へ突出する延長部分が必要となるなど、コンパク
ト化を図れない難点があった。

【０００６】本発明はこのような従来技術に存在する課
題を解決したものであり、昇降装置の形式を問わずに蓋
の開閉に対する連動機構を構成できるなど、汎用性に優
れるとともに、床下収納庫の小型コンパクト化を図れる
電動床下収納庫の提供を目的とする。

【０００７】

【課題を解決するための手段】本発明は床Ｆの開口部Ｈ
に開閉自在の蓋Ｌを付設するとともに、開口部Ｈの下方
にケース支持部３を有する昇降装置２を設置し、ケース
支持部３に収納ケースＣの底部Ｃｄを載せて、当該収納
ケースＣを昇降させる電動床下収納庫１を構成するに際
して、特に、ケース支持部３側に係合部４を設けるとと
もに、一辺を固定した平行四辺形状の自在リンク部７を
有し、下辺を構成する下リンク７ｄを係合部４に係合さ
せ、かつ上辺を構成する上リンク７ｕと蓋Ｌをリンクレ
バー８により連結し、下リンク７ｄと上リンク７ｕを連
結する縦方向の伝達リンク７ｐにより、係合部４の昇降
変位を蓋Ｌに伝達して当該蓋Ｌを開閉する伝達リンク機
構６を設けたことを特徴とする。

【０００８】この場合、収納ケースＣの下限位置Ｐｏで
収納ケースＣに対して下方への変位を規制する規制部５
を設けるとともに、昇降装置２に、ケース支持部３が下
限位置Ｐｏにおける収納ケースＣの底部Ｃｄよりも下方
へ変位可能な蓋開閉用ストロークＳを設け、伝達リンク
機構６により蓋開閉用ストロークＳにおける係合部４の
昇降変位を蓋Ｌに伝達可能に構成することが望ましい。
なお、リンクレバー８は着脱可能な一対のレバー半体８
ｘと８ｙの結合体で構成できる。また、必要により、蓋
Ｌを全開位置で仮固定する仮固定部９を設けるととも
に、蓋Ｌに付与される外力が所定の大きさ以上のとき
に、昇降装置２の作動を停止する自動停止装置１０を設
けることが望ましい。

【０００９】

【作用】本発明に係る電動床下収納庫１によれば、蓋開
閉ストロークＳ（Ｓは零を含む）間におけるケース支持
部３側に設けた係合部４の昇降変位は伝達リンク機構６
を介して蓋Ｌに伝達され、蓋Ｌが開閉される。即ち、ケ
ース支持部３の上昇時には伝達リンク機構６における自
在リンク部７の下リンク７ｄを係合部４が押し上げるた
め、下リンク７ｄの変位はそのまま上リンク７ｕ、さら
に、リンクレバー８を介してに蓋Ｌに伝達され、蓋Ｌを
開くことができる。他方、ケース支持部３の下降変位に
より、蓋Ｌは自重或は所定の付勢手段により閉方向に変
位し、蓋Ｌを閉じることができる。

【００１０】また、ケース支持部３の上昇により、ケー
ス支持部３に収納ケースＣの底面Ｃｄが載り、収納ケー
スＣを上昇させることができるとともに、ケース支持部
３を下降させれば、収納ケースＣを下降させることがで
きる。この場合、収納ケースＣの昇降時には自在リンク
部７の横幅が狭くなり、ケース支持部３側は上リンク７
ｕと下リンク７ｄ間の伝達リンク７ｐに係合し、蓋Ｌは
開状態を維持する。また、蓋開閉ストロークＳがＳ＞０
の場合、ケース支持部３が蓋開閉ストロークＳを変位す
る間、収納ケースＣは下限位置Ｐｏにそのまま保持され
る。

【００１１】なお、リンクレバー８をレバー半体８ｘと
８ｙの結合体により着脱可能に構成すれば、停電時等に
おいて、リンクレバー８を分割して蓋を閉じることがで
きる。また、仮固定部９により蓋Ｌを全開位置付近で仮
固定すれば、手動で蓋Ｌを開けた際に蓋Ｌを安定に仮固
定できるとともに、自動停止装置１０は収納ケースＣの
昇降中に、蓋Ｌに対して無用な外力が付与された際に、
昇降装置２の作動を自動停止させ、昇降装置２を保護す
る。

【００１２】

【実施例】次に、本発明に係る好適な実施例を挙げ、図
面に基づき詳細に説明する。

【００１３】まず、電動床下収納庫１の全体的な概略構
成について説明する。

【００１４】床下収納庫１は図１に示すように、住宅に
おける台所等の床下に設置する。なお、床Ｆには開口部
Ｈを設けるとともに、開口部Ｈには一対の蓋Ｌ、Ｌを両
側に設けたヒンジ１１、１１を介して開閉可能に付設す
る。

【００１５】開口部Ｈの下方には大引きＦｍ等に固定し
た本体フレーム１２を設置し、本体フレーム１２の内部
には昇降装置２を配設する。昇降装置２は本体フレーム
１２における対向する一対の側面部１２ｘ…に取付けた
鉛直なガイドレール１３…を備え、ガイドレール１３…
は各側面部１２ｘ…に左右二本ずつ設ける。また、各ガ
イドレール１３…は図６に示すように断面Ｃ形に形成
し、各ガイドレール１３…には図４及び図５に示すスラ
イダ１４…を移動自在に装填する。この場合、一つのス
ライダ１４（他も同じ）は上下に一対のローラ１５ｐ、
１５ｑを有し、このローラ１５ｐ、１５ｑをガイドレー
ル１３…に挿入して装填する。そして、図３に示すよう
に、各スライダ１４…は収納ケースＣを載せる支持ベー
ス１６の周縁部に結合する。なお、各スライダ１４…と
支持ベース１６はケース支持部３を構成する。

【００１６】一方、本体フレーム１２における他の対向
する一対の側板部１２ｙ…には駆動部１７…を取付け
る。一方の駆動部１７（他方も同じ）は図３に示すよう
に、回動部１８を介して結合したメインアーム１９とサ
ブアーム２０からなるＸアーム機構部２１を備える。メ
インアーム１９は一端を支持ベース１６に固定した水平
な可動レール２２に対してスライド自在に装填するとと
もに、他端にはセクタギア２３を固定し、さらに、メイ
ンアーム１９の他端と回動軸１８間の中間位置は本体フ
レーム１２に支軸２４を介して回動自在に取付ける。他
方、サブアーム２０は一端を支持ベース１６に回動自在
に取付けるとともに、他端は本体フレーム１２に固定し
た水平な固定レール２５にスライド自在に装填する。ま
た、本体フレーム１２には駆動モータ２６と伝達ギア機
構２７を取付け、伝達ギア機構２７の出力ギア２７ｓに
は前記セクタギア２３を噛合させる。

【００１７】次に、本発明に係る要部構成について説明
する。

【００１８】まず、本体フレーム１２の内部には図１に
示すように、収納ケースＣを収容する。この場合、収納
ケースＣの上端には外方に延出して形成した係止縁部Ｃ
ｓ設けるとともに、本体フレーム１２の上端には内方に
延出して形成した規制縁部１２ｓを設けて規制部５を構
成し、係止縁部Ｃｓを規制縁部１２ｓの上に係止させる
ことにより、収納ケースＣの下方への変位を規制する。
なお、この係止状態において収納ケースＣは下限位置Ｐ
ｏとなる。

【００１９】一方、昇降装置２はケース支持部３を最下
降位置まで下降させた際に、支持ベース１６の位置が収
納ケースＣの底部Ｃｄよりも下方に位置するように構成
し、収納ケースＣの底部Ｃｄと支持ベース１６間に蓋Ｌ
開閉するための蓋開閉ストロークＳを設定する。

【００２０】また、相対向する側面部１２ｙ…における
一方の側面部１２ｙ（他方も同じ）には、その一端寄り
に、上下に離間したブラケット３１、３２を固定し、上
側のブラケット３１には上リンク７ｕの一端を回動自在
に取付けるとともに、下側のブラケット３２には下リン
ク７ｄの一端を回動自在に取付ける。下リンク７ｄの他
端と上リンク７ｕの中間位置は伝達リンク７ｐにより回
動自在に連結し、これにより、上リンク７ｕと下リンク
７ｄが平行となり、伝達リンク７ｐと側面部１２ｙが平
行となる平行四辺形状の自在リンク部７を構成する。な
お、この場合、上リンク７ｕの一端側には自動停止装置
１０を付設する。自動停止装置１０は図８に示すよう
に、ブラケット３１に上下方向の長孔３３を設け、長孔
３３に上リンク７ｕの一端を変位自在に取付けるととも
に、当該一端には作用ピン３４を設ける。作用ピン３４
とブラケット３１間にはスプリング３５を架設し、当該
一端を下方へ付勢する。また、作用ピン３４の上方には
作用ピン３４の上方変位によりスイッチノブ３６ｃ押さ
れてＯＮするリミットスイッチ３６を配設する。

【００２１】一方、上リンク７ｕの他端は伝達リンク７
ｐの連結点よりも延出し、その先端と蓋Ｌの下面はリン
クレバー８により回動自在に連結する。この場合、リン
クレバー８は一対のレバー半体８ｘと８ｙからなる結合
体により構成し、各レバー半体８ｘと８ｙはネジ４１、
４１により着脱可能である。 一方、スライダ１４には
係合部４を取付ける。係合部４は図６に示すように、ス
ライダ１４からピン状に突出し、先端に設けた回動自在
のローラ部４ｒは下リンク７ｄにおける中間部下方に位
置する。

【００２２】なお、平行四辺形状の自在リンク部７とリ
ンクレバー８は伝達リンク機構６を構成する。

【００２３】他方、上リンク７ｕと本体フレーム１２間
にはスプリング３９を架設し、上リンク７ｕを下方へ付
勢する。また、図１及び図７に示すように、上リンク７
ｕの上端付近には球体部４３を設けるとともに、本体フ
レーム１２における規制縁部１２ｓの下面にはキャッチ
ャープレート４２を固定し、このキャッチャープレート
４２には一対の弾性片４４ａ、４４ｂを有する挟着部４
４を取付ける。よって、球体部４３を挟着部４４に圧入
することにより、上リンク７ｕを本体フレーム１２に仮
固定できる仮固定部９を構成する。

【００２４】次に、本発明に係る電動床下収納庫１の動
作について説明する。

【００２５】まず、図１は昇降装置２が最下降位置にあ
る状態を示す。この状態では収納ケースＣは下限位置Ｐ
ｏに位置し、蓋Ｌ、Ｌは閉状態となる。

【００２６】今、この状態から昇降装置２を作動させ、
収納ケースＣを使用位置（上限位置）まで上昇させる場
合を説明する。この場合、駆動モータ２６の回転は伝達
ギア機構２７を介してセクタギア２３に伝達され、メイ
ンアーム１９を回動変位させることによりケース支持部
３を上昇させる。ケース支持部３の上昇、即ち、スライ
ダ１４の上昇により、係合部４も上昇し、下リンク７ｄ
を上方へ変位させる。この結果、伝達リンク７ｐ、上リ
ンク７ｕ、さらに、リンクレバー８が押上げられ、蓋Ｌ
は開く。そして、ケース支持部３が蓋開閉ストロークＳ
だけ移動したなら蓋Ｌは全開する。

【００２７】なお、蓋Ｌが全開位置になったとき、ケー
ス支持部３における支持ベース１６は収納ケースＣの底
部Ｃｄに当接する位置となるように設定することが望ま
しい。これにより、蓋Ｌの全開に続いて、支持ベース１
６に載った収納ケースＣはケース支持部３と一緒に上昇
せしめられる（図２参照）。上昇時には、係合部４が伝
達リンク７ｐに当接しつつ上昇するため、蓋Ｌは開状態
を維持する。なお、収納ケースＣの上昇時に蓋Ｌに対し
て閉方向の外力が作用すれば、この外力は上リンク７ｕ
の他端を下方へ変位させるように作用するため、伝達リ
ンク７ｐとの連結点を支点にして上リンク７ｕの一端は
上方へ変位し、リミットスイッチ３６がＯＮして昇降装
置２の作動を停止させる。即ち、自動停止装置１０が働
き、昇降装置２が保護される。

【００２８】床下収納庫１はこのように動作するため、
例えば、収納ケースＣを下限位置に保持したまま、蓋Ｌ
のみを手で開けることもできるし、蓋Ｌを昇降装置２に
より少し開け、後は手で開けることもできる。この際、
蓋Ｌは仮固定部９により仮固定できる（図２中、仮想線
で示す蓋Ｌｃの位置参照）。

【００２９】他方、収納ケースＣを下降させ、格納状態
にする場合には昇降装置２を反対方向に作動させればよ
い。この場合、最初に収納ケースＣが下限位置Ｐｏまで
下降し、続いて蓋Ｌが閉じる。下降時の動作は上昇時と
反対になり、蓋Ｌは自重とスプリング３９の付勢力によ
り閉じられる。

【００３０】なお、収納ケースＣの上昇状態において、
停電や故障等が発生したなら、収納ケースＣを取出し、
かつ図２に示すように、リンクレバー８のレバー半体８
ｘと８ｙを離脱させれば、蓋Ｌを閉じることができる。

【００３１】次に、本発明に係る他の実施例について、
図９を参照して説明する。

【００３２】図１に示した実施例は蓋開閉用ストローク
Ｓが有限、即ち、Ｓ＞０の場合を示したが、図９は蓋開
閉用ストロークＳを零（Ｓ＝０）にした場合である。即
ち、ケース支持部３が下限位置において、収納ケースＣ
の底面はケース支持部３に一体に設けた支持ベース７１
上に載置された状態となる。したがって、規制部５は不
要となる。この場合、図９に示すように、ケース支持部
３が下限位置から上昇を開始すれば、前記同様に蓋Ｌが
開き始めるが、同時に、収納ケースＣの上昇も開始す
る。

【００３３】以上、実施例について詳細に説明したが、
本発明はこのような実施例に限定されるものではない。
例えば、昇降装置における駆動部はＸアーム機構部を用
いたが、他の任意形態の駆動部を利用できる。その他、
構成、形状、数量等において、本発明の要旨を逸脱しな
い範囲で任意に変更できる。

【００３４】

【発明の効果】このように本発明に係る電動床下収納庫
は、ケース支持部側に係合部を設けるとともに、一辺を
固定した平行四辺形状の自在リンク部を有し、下辺を構
成する下リンクを係合部に係合させ、かつ上辺を構成す
る上リンクと蓋をリンクレバーにより連結し、下リンク
と上リンクを連結する縦方向の伝達リンクにより、係合
部の昇降変位を蓋に伝達して当該蓋を開閉する伝達リン
ク機構を設けてなるため、次のような顕著な効果を奏す
る。

【００３５】 昇降装置側（駆動部）と蓋開閉側の連
動機構は独立した構成となるため、蓋開閉側の機構（伝
達リンク機構等）は任意形態の昇降装置に適用すること
ができるなど、汎用性に優れる。

【００３６】 蓋開閉を行う機構（伝達リンク機構
等）は本体フレーム内に全て収まるため、床下収納庫全
体の小型コンパクト化を図れる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明に係る電動床下収納庫の蓋を閉じた状態
の要部構成を示す正面図、

【図２】同床下収納庫における蓋を開いた状態の要部構
成を示す正面図、

【図３】同床下収納庫における駆動部を示す側面図、

【図４】同床下収納庫に用いるスライダの正面図、

【図５】同床下収納庫に用いるスライダの側面図、

【図６】同床下収納庫におけるスライダ付近の一部拡大
平面図、

【図７】同床下収納庫における仮固定部の拡大正面図、

【図８】同床下収納庫における自動停止装置の斜視図、

【図９】本発明の他の実施例に係る同床下収納庫の要部
構成を示す正面図、

【符号の説明】

１ 電動床下収納庫 ２ 昇降装置 ３ ケース支持部 ４ 係合部 ５ 規制部 ６ 伝達リンク機構 ７ 自在リンク部 ７ｕ 上リンク ７ｄ 下リンク ８ リンクレバー ９ 仮固定部 １０ 自動停止装置 Ｈ 開口部 Ｌ 蓋 Ｃ 収納ケース Ｃｄ 底部 Ｓ 蓋開閉用ストローク

Claims (6)

(57)【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 床の開口部に開閉自在の蓋を付設すると
   ともに、開口部の下方にケース支持部を有する昇降装置
   を設置し、ケース支持部に収納ケースの底部を載せて、
   当該収納ケースを昇降させる電動床下収納庫において、
   ケース支持部側に係合部を設けるとともに、一辺を固定
   した平行四辺形状の自在リンク部を有し、下辺を構成す
   る下リンクを前記係合部に係合させ、かつ上辺を構成す
   る上リンクと蓋をリンクレバーにより連結し、下リンク
   と上リンクを連結する縦方向の伝達リンクにより、係合
   部の昇降変位を蓋に伝達して当該蓋を開閉する伝達リン
   ク機構を設けてなることを特徴とする電動床下収納庫。
2. 【請求項２】 収納ケースの下限位置で収納ケースに対
   して下方への変位を規制する規制部を設けるとともに、
   昇降装置に、ケース支持部が前記下限位置における収納
   ケースの底部よりも下方へ変位可能な蓋開閉用ストロー
   クを設け、伝達リンク機構により蓋開閉用ストロークに
   おける係合部の昇降変位を蓋に伝達可能に構成すること
   を特徴とする請求項１記載の電動床下収納庫。
3. 【請求項３】 リンクレバーは着脱可能な一対のレバー
   半体の結合体で構成することを特徴とする請求項２記載
   の電動床下収納庫。
4. 【請求項４】 蓋を全開位置付近で仮固定する仮固定部
   を設けることを特徴とする請求項１記載の電動床下収納
   庫。
5. 【請求項５】 仮固定部は伝達リンク機構側又は伝達リ
   ンク機構を取付けた本体フレーム側の一方に設けた球体
   部と、他方に設け、かつ球体部を挟着する一対の弾性片
   を有する挟着部からなることを特徴とする請求項４記載
   の電動床下収納庫。
6. 【請求項６】 蓋に付与される外力が所定の大きさ以上
   のときに、昇降装置の作動を停止する自動停止装置を設
   けることを特徴とする請求項１記載の電動床下収納庫。