JP3089159U - 付着防止型ラップ巻きもどり防止構造付きラップ包装箱 - Google Patents
付着防止型ラップ巻きもどり防止構造付きラップ包装箱Info
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- JP3089159U JP3089159U JP2002002781U JP2002002781U JP3089159U JP 3089159 U JP3089159 U JP 3089159U JP 2002002781 U JP2002002781 U JP 2002002781U JP 2002002781 U JP2002002781 U JP 2002002781U JP 3089159 U JP3089159 U JP 3089159U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wrap
- packaging box
- lid
- opening side
- box
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Abstract
(57)【要約】
[課題] 本考案は、ラップの使用に際して、ラップ包
装箱の蓋部を少し開く時に、蓋部にラップが付着するこ
とを防いで、ラップの巻きもどりを防止する。 [解決手段] 本考案は、ラップ包装箱の蓋部にラップ
との付着性を弱める粗面(凹凸面)を形成して、ラップ
の巻きもどりを防止する。すなわち、ラップ包装箱1の
蓋部1aの内面の開口側のラップとの接触部分に粗面構
造(非付着面)3を形成することによって、蓋部開口時
に蓋部の内面の開口側にラップが密着してラップが巻き
もどってしまうことを防ぐ。その結果、従来から設けら
れている、箱本体1bの外面の開口側の接着剤塗布面
(付着面)4による付着によるラップの巻きもどり防止
構造に加えて、新しい防止構造が加わることで、ラップ
の巻きもどりを確実に防止することとなる。
装箱の蓋部を少し開く時に、蓋部にラップが付着するこ
とを防いで、ラップの巻きもどりを防止する。 [解決手段] 本考案は、ラップ包装箱の蓋部にラップ
との付着性を弱める粗面(凹凸面)を形成して、ラップ
の巻きもどりを防止する。すなわち、ラップ包装箱1の
蓋部1aの内面の開口側のラップとの接触部分に粗面構
造(非付着面)3を形成することによって、蓋部開口時
に蓋部の内面の開口側にラップが密着してラップが巻き
もどってしまうことを防ぐ。その結果、従来から設けら
れている、箱本体1bの外面の開口側の接着剤塗布面
(付着面)4による付着によるラップの巻きもどり防止
構造に加えて、新しい防止構造が加わることで、ラップ
の巻きもどりを確実に防止することとなる。
Description
【0001】 [考案の属する技術分野] 本考案は、ラップ巻きもどり防止構造を付けた、ラップ包装箱に関するもので ある。
【0002】 [従来の技術] ラップの巻きもどり防止構造としては、ラップ包装箱の箱本体の外面の開口側 のラップが接触する部分に、接着剤を塗布すること等によってラップの付着面を 形成し、ラップを付着させて巻きもどりを防止している。
【0003】 [考案が解決しようとする課題] 付着面によるラップの巻きもどり防止は、巻きもどり防止構造として十分とは いえず、しばしばラップの巻きもどりが起こる。本考案は、巻きもどり防止構造 としてラップ包装箱の蓋部の内面の開口側のラップが接触する部分に非付着面を 形成し、ラップの付着を防いで、確実にラップの巻きもどりを防止しようとする ものである。
【0004】 [課題を解決するための手段] ラップの巻きもどりは、ラップを引き出して使用するに先立って、ラップ包装 箱の蓋部の開口側を上方に開くときに、蓋部の内面の開口側にラップの先端の幅 約2cm程の部分が付着する(へばりつく)ことが原因となって起こる。この巻 きもどりを防ぐために、従来は、ラップ箱本体の外面の開口側の方へ付着面を形 成し、ラップを付着させることによって巻きもどりを防止していた。しかしラッ プと付着面との付着性よりもラップと蓋部内面との付着性の方が強いことが多く 、特に蓋部を素早く開くときに、ラップと蓋部内面との付着性が強く働いてラッ プの巻きもどりが起こる。 従って、ラップと蓋部内面との付着性を防ぐことで、ラップの巻きもどりをよ り確実に防止することができることになる。そのために、蓋部の内面のラップと の接触面に粗面(凹凸面)、すなわち非付着面、を形成してラップと蓋部内面と の付着性を低下させることで、ラップの巻きもどりの防止を確実に行うことが可 能となる。
【0005】 [考案の実施の形態] ラップ包装箱の蓋部の開口側を上方に開くと、ラップは蓋部の内面の開口側に 付着することなく蓋部のみが上方に動き、ラップはラップ箱本体の外部の付着面 に付着したままとなる。
【0006】 [実施例] 以下、添付図面に従って一実施例を説明する。 1はラップ包装箱、1aは蓋 部、1bは箱本体。1は紙等の適宜素材で形成する。蓋部1aの内面の開口側の 端縁にラップを切るための金属、プラスチック等の適宜素材を用いたカッター2 を装着する。同じく蓋部1aの内面に、カッターに隣接させて、粗面(凹凸面) 構造(=非付着面)3を形成する。この構造として: ・請求項1記載の直接的粗面構造 ・請求項2記載のテープ材による粗面構造 ・請求項3記載の塗布材料による粗面構造 のいずれか(ひとつ)を用いる。 箱本体1bの外面の開口側に、接着剤等の適宜材料(弱接着性)を塗布して付 着面4を形成する。
【0007】 [考案の効果] 上述の様に、ラップの使用時に、ラップの先端を手でつまんで引き出ために、 ラップ包装箱の蓋部の開口側を上方に開いても、ラップは巻きもどりを起こすこ となく、確実にラップの先端を手でつまんで引き出すことができる。
【図1】本考案の付着防止型ラップ巻きもどり防止構造
付きラップ包装箱の実施例を示す正面図である。(蓋部
1aは開いた状態にある)
付きラップ包装箱の実施例を示す正面図である。(蓋部
1aは開いた状態にある)
【図2】、
【図3】図1の状態のXX断面図である。図1の約2倍
の大きさに描かれている。ラップ包装箱1、カッター
2、粗面構造部分3、接着剤塗布部分4のすべての断面
の厚さは誇張して描かれている。図2と図3との異なる
ところは粗面構造部分3におけるもので、それぞれ: ・[図2] 請求項1記載の直接的粗面構造 ・[図3] 請求項2記載のテープ材による粗面構造お
よび 請求項3記載の塗布材料による粗面構造の場合に対応し
ている。
の大きさに描かれている。ラップ包装箱1、カッター
2、粗面構造部分3、接着剤塗布部分4のすべての断面
の厚さは誇張して描かれている。図2と図3との異なる
ところは粗面構造部分3におけるもので、それぞれ: ・[図2] 請求項1記載の直接的粗面構造 ・[図3] 請求項2記載のテープ材による粗面構造お
よび 請求項3記載の塗布材料による粗面構造の場合に対応し
ている。
【図4】ラップ包装箱の立体スケッチ図である。(カッ
ター2は省略してある)
ター2は省略してある)
1 ラップ包装箱(=蓋部+箱本体) 1a 蓋部 1b 箱本体 2 カッター 3 粗面(凹凸面)構造部分(=非付着面) 4 接着剤(弱接着性)塗布部分(=付着面)
Claims (3)
- 【請求項1】 ラップ包装箱の蓋部の内面の開口側のラ
ップが接触する部分に、巻きもどり防止構造として、ラ
ップ包装箱の素材に直接に粗面構造を形成したラップ包
装箱。 - 【請求項2】 ラップ包装箱の蓋部の内面の開口側のラ
ップが接触する部分に、巻きもどり防止構造として、ラ
ップ包装箱の素材に粗面形態を持つテープ材をはること
によって、粗面構造を形成したラップ包装箱。 - 【請求項3】 ラップ包装箱の蓋部の内面の開口側のラ
ップが接触する部分に、巻きもどり防止構造として、
ラップ包装箱の素材に塗布材料を塗ることによって粗面
構造を形成したラップ包装箱。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002002781U JP3089159U (ja) | 2002-04-08 | 2002-04-08 | 付着防止型ラップ巻きもどり防止構造付きラップ包装箱 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002002781U JP3089159U (ja) | 2002-04-08 | 2002-04-08 | 付着防止型ラップ巻きもどり防止構造付きラップ包装箱 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3089159U true JP3089159U (ja) | 2002-10-11 |
Family
ID=43240428
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002002781U Expired - Fee Related JP3089159U (ja) | 2002-04-08 | 2002-04-08 | 付着防止型ラップ巻きもどり防止構造付きラップ包装箱 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3089159U (ja) |
-
2002
- 2002-04-08 JP JP2002002781U patent/JP3089159U/ja not_active Expired - Fee Related
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Legal Events
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |